JPH06309581A - 警報送信装置 - Google Patents

警報送信装置

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JPH06309581A
JPH06309581A JP5091626A JP9162693A JPH06309581A JP H06309581 A JPH06309581 A JP H06309581A JP 5091626 A JP5091626 A JP 5091626A JP 9162693 A JP9162693 A JP 9162693A JP H06309581 A JPH06309581 A JP H06309581A
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emergency information
unit
atm
processing center
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JP5091626A
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Masahiro Usui
正宏 臼井
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Sohgo Security Services Co Ltd
Original Assignee
Sohgo Security Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被警備部よりの情報を緊急度に応じて処理セ
ンタに送信することができる警報送信装置を提供するこ
とを目的ととする。 【構成】 ATM7のATM情報送信部72よりの情報
を緊急情報と非緊急情報とに識別する識別部2と、識別
部2によって識別された緊急情報とATM7の異常検知
センサ71よりの他の緊急情報とを記憶するメモリ部3
と、識別部2によって識別された非緊急情報を記憶する
メモリ部4と、メモリ部3あるいはメモリ部4に記憶さ
れた情報を中央処理センサ9に送信する送信部5とを設
ける。そして、送信部5はメモリ部3に情報が記憶され
た際、該情報を中央処理センタ9に送信すると共に、送
信部5に駆動信号が入力された際、メモリ部4に記憶さ
れている情報を中央センタ9に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は警報送信装置に係り、特
に警備先の防犯情報等の緊急情報を処理センタに送信す
ると共に、警備先の事業運用情報等の非緊急情報を処理
センタに送信する警報送信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、金融機関の現金自動預け払い機
(以下、「ATM」という。)は、利用者の預金、引出
し、通帳記帳、振込み等の要求に無人で対応するもので
あり、金融機関の窓口に代わって市民生活に定着してい
る。また、近年ATMは、金融機関の店舗の平日の営業
時間外や店舗が休日である土曜日、日曜日、祝日であっ
ても運用されるようになってきていると共に、設置場所
も単に金融機関が管理する場所のみに限られず、例え
ば、大口利用者のいる企業内等にも設置されるようにな
ってきているので、ATMの運用の時間的範囲、設置場
所の地域的範囲及び設置台数が急速に拡大している。
【0003】そして、このATMはセキュリティや利用
者の要求に対応すべく、例えば防犯・防火装置の故障、
紙幣の詰り、記録用紙の残量不足、現金残量等の情報を
出力するようになっているが、上記のとおりATMの運
用の時間的範囲、設置場所の地域的範囲及び設置台数が
急速に拡大しているため、近年では個々のATMより出
力される情報を警報送信装置を介して例えばATMの運
用管理会社の集中処理センタ等に送信し、該センタで複
数のATMよりの情報に対応できるようにしている。
【0004】ところで、個々のATMの現金残量は、利
用者への要求に応じたサービスを提供するためにも現金
切れが生じないように掌握する必要がある。このため従
来は、ATM内の現金の厚みをマイクロスイッチで検知
し、この検知結果が予め設定しておいたニアエンド値と
なったときニアエンド情報を現金残量情報として上記の
集中処理センタに送信していた。
【0005】しかしながら、マイクロスイッチの検知結
果に基づいたニアエンド情報は極めて大まかであると共
に、信頼性も低いため、このニアエンド情報が集中処理
センタに送信されてから実際の現金切れまでにはまだ充
分時間があるにも拘らず集中処理センタよりATMに係
員が現金補充のために赴かなければならない事態や現金
切れまでに僅かな時間しかなく、係員がATMに赴くま
でに現金切れとなってしまい利用者へのサービスができ
ないといった事態が発生していた。
【0006】このため、最近ではニアエンド情報の出力
に代えて、現金残量情報を金種ごとに実際の金額で出力
するATMが普及し始めた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
金額でATMより出力される現金残量情報の他に、既述
した装置の故障、紙幣の詰り等といった情報を集中処理
センタに送信する例えば警報送信装置等の手段が従来無
かったため、折角現金残量情報を実際の金額で出力する
ATMが普及し始めたにも拘らず、集中処理センタでこ
の現金残量情報に基づいた効率的な現金補充作業などの
処理を行なうことができないといった問題があった。
【0008】また、ATMの運用管理会社等では、既述
のとおりATMの運用の時間的範囲、設置場所の地域的
範囲及び設置台数の拡大に伴ない、係員がATMの設置
場所に赴いて各種作業を行なう回数を必要最小限に留め
て作業の効率化を図る必要がある。このため、防犯・防
火装置の故障、紙幣の詰り、記録用紙の残量不足等の緊
急情報に対しては、受信後直ちにその場に赴いて、夫々
の原因を除去する必要があるが、現金残量情報のような
非緊急情報に対しては、ATM内に貯蔵してある現金が
最小限の残量となった段階で補充に赴き、その間に現金
切れが生じないようにタイミング良く現金を補充したい
といった要請があり、この要請に応えるためにはATM
内の現金残量を処理センタで適宜正確に掌握する必要も
あった。本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、
被警備部よりの情報を緊急情報と非緊急情報とに識別
し、緊急情報については直ちに処理センタに送信すると
共に、非緊急情報については適宜適切なタイミングで処
理センタに送信することによって、被警備部よりの情報
を緊急度に応じて処理センタに送信することができる警
報送信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被警備部よりの情報を緊急情報と非緊急情報とに識別す
る識別部と、前記識別部によって識別された緊急情報
と、該緊急情報とは別の前記被警備部よりの他の緊急情
報とを記憶する第1の記憶部と、前記識別部によって識
別された非緊急情報を記憶する第2の記憶部と、前記第
1の記憶部に記憶された前記緊急情報と前記他の緊急情
報とを処理センタに送信すると共に、前記第2の記憶部
に記憶された非緊急情報を処理センタに送信する送信部
と、を備え、前記送信部は、前記緊急情報及び前記他の
緊急情報のうち少なくとも一方の緊急情報が前記第1の
記憶部に記憶された際に、該第1の記憶部に記憶された
緊急情報を処理センタに送信すると共に、該送信部に駆
動信号が入力された際に、前記第2の記憶部に記憶され
た前記非緊急情報を処理センタに送信することを特徴と
するものである。
【0010】請求項2記載の発明は、被警備部よりの情
報を緊急情報と非緊急情報とに識別する識別部と、前記
識別部によって識別された緊急情報と、該緊急情報とは
別の前記被警備部よりの他の緊急情報とを記憶する第1
の記憶部と、前記識別部によって識別された非緊急情報
を記憶する第2の記憶部と、前記第1の記憶部に記憶さ
れた前記緊急情報と前記他の緊急情報とを処理センタに
送信すると共に、前記第2の記憶部に記憶された非緊急
情報を処理センタに送信する送信部と、を備え、前記送
信部は、緊急情報及び他の緊急情報のうち少なくとも一
方の緊急情報が第1の記憶部に記憶された際に、該第1
の記憶部に記憶された緊急情報を処理センタに送信する
と共に、該送信部に駆動信号が入力された際に、被警備
部より非緊急情報を出力させ、該非緊急情報が第2の記
憶部に記憶された際に、該第2の記憶部に記憶された非
緊急情報を処理センタに送信することを特徴とするもの
である。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明は、被警備部よりの情報が
識別部に入力されると、この識別部で該情報が緊急情報
と非緊急情報とに識別される。そして緊急情報は第1の
記憶部に記憶された後、直ちに送信部によってその内容
が読み取られて送信部より処理センタに送信される。一
方、非緊急情報は第2の記憶部に記憶され、送信部に駆
動信号が入力された際に、送信部によってその内容が読
み取られて送信部より処理センタに送信される。また、
被警備部より第1の記憶部に入力され、直ちに送信部に
よってその内容が読み取られて送信部より処理センタに
送信される。従って被警備部よりの情報を該情報の緊急
度に応じて処理センタに送信することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、送信部に駆動信号
が入力された際に被警備部より非緊急情報が出力され、
該非緊急情報が識別部に入力される。そして、識別部に
入力された被警備部よりの情報は該識別部で緊急情報と
非緊急情報とに識別され、緊急情報は第1の記憶部に記
憶された後、直ちに送信部によってその内容が読み取ら
れて送信部より処理センタに送信される。一方、非緊急
情報は第2の記憶部に記憶された後、直ちに送信部によ
ってその内容が読み取られて送信部より処理センタに送
信される。また被警備部より第1の記憶部に入力され該
第1の記憶部に記憶された他の緊急情報は、第1の記憶
部に記憶された後、直ちに送信部によってその内容が読
み取られて送信部より処理センタに送信される。従って
被警備部の情報を緊急度に応じて処理センタに送信する
ことができると共に、非緊急情報については最新の情報
を適宜処理センタに送信することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について述べる。
本実施例は、ATMよりの情報を集中処理センタに送信
する警報送信装置に本発明に係る警報送信装置を適用し
た例である。図1は本実施例に係る警報送信装置の一例
の構成を示す構成図である。同図に示すように本実施例
に係る警報送信装置1は、識別部2と、前記した第1の
記憶部に相当するメモリ部3と、前記した第2の記憶部
に相当するメモリ部4と、送信部5と、時計部6とを備
えている。
【0014】図1中、7は前記した被警備部に相当する
ATMであり、このATM7の内部には異常検知センサ
71とATM情報送信部72とが設けられている。
【0015】前記異常検知センサ71は、例えばATM
7の内部の異常高温を検知する図示しない火災センサ及
びATM7の破壊行為を検知する図示しない破壊行為セ
ンサ等より構成されており、ATM7の火災、破壊等の
セキュリティに係る異常を検知すると共に、異常を検知
したときには前記した他の緊急情報に相当するATM7
のセキュリティに係る緊急情報を前記メモリ部3に出力
するように成っている。
【0016】前記ATM情報送信部72には、図示しな
いセンサ等によって検知される前記した緊急情報に相当
するATM7の運用に係る緊急情報、例えばATM7の
利用情報を印字記録する図示しないジャーナルプリンタ
の用紙切れ情報、紙幣の紙詰まり情報等の緊急に対応を
要する情報と、前記した非緊急情報に相当するATM7
の運用に係る非緊急情報、例えば適宜対応すれば良いA
TM7の金種ごとの現金残量情報とを前記識別部2に出
力するように成っている。尚、本実施例においては、A
TM情報送信部72は、ATM7の運用に係る緊急情報
については該緊急情報を検知する図示しないセンサ等よ
りの検知信号が入力されたときに該緊急情報を識別部2
に出力するようになっている。また、ATM情報送信部
72は、ATM7の運用に係る非緊急情報である現金残
量情報についてはATM情報送信部72に設けられたA
TM7の利用件数をカウントする図示しない件数カウン
タが例えば10カウントとなる度に、即ちATM7の利
用件数10件おきに、金種ごとに実際の現金残量を常時
検知すると共にATM7が利用される度に現金残量の計
測信号をATM情報送信部72に出力する図示しない現
金残量計測手段よりの計測信号に基づいて、現金残量情
報を識別部2に出力するように成っている。尚、件数カ
ウンタはカウントが10となってATM情報送信部72
より識別部2に現金残量情報が出力されるとカウントが
0にクリアされ、その後ATM7が利用される度にカウ
ントが1ずつインクリメントされ、カウントが再び10
となってATM情報送信部72より識別部2に現金残量
情報が出力されるとカウントが再び0にクリアされるよ
うに成っている。
【0017】前記識別部2は、前記ATM情報送信部7
2より出力されるATM7の運用に係る情報を受信し、
この受信情報が前記ATM7の運用に係る緊急情報であ
るか、あるいは前記ATM7の運用に係る非緊急情報で
あるかを識別する機能を有すると共に、受信情報をAT
M7の運用に係る緊急情報であると識別したときには、
この緊急情報を前記メモリ部3に出力し、一方受信情報
をATM7の運用に係る非緊急情報であると識別したと
きには、この非緊急情報を前記メモリ部4に出力する機
能を有するものである。
【0018】前記メモリ部3は、前記識別部2より出力
されるATM7の運用に係る緊急情報と、既述した異常
検知センサ71より出力されるATM7のセキュリティ
に係る緊急情報とを記憶する機能を有するものであり、
また前記メモリ部4は、前記識別部2より出力されるA
TM7の運用に係る非緊急情報を記憶する機能を有する
ものである。
【0019】前記送信部5は、前記識別部2より出力さ
れるATM7の運用に係る緊急情報、あるいは前記異常
検知センサ71より出力されるATM7のセキュリティ
に係る緊急情報の前記メモリ部3への記憶を該記憶後直
ちに検知すると共に、検知後直ちに該メモリ部3に記憶
されている緊急情報を読み取り、この読み取った緊急情
報を専用の通信回線8を介して前記した処理センタに相
当する集中処理センタ9に送信する機能を有するもので
ある。
【0020】また、前記送信部5は、前記時計部6より
駆動信号例えば計時信号が入力されると、前記メモリ部
4に記憶されている前記ATM7の運用に係る非緊急情
報である現金残量情報を読み取り通信回線8を介して集
中処理センタ9に送信する機能をも有するものである。
尚、時計部6は、例えば予め時刻を指定してプログラム
すると、この指定時刻に計時信号を出力するプログラム
タイマより構成されている。従って、例えば時計部5で
指定時刻を23時に設定すると、毎日23時に該時計部
6より送信部5に計時信号が出力され、送信部5がメモ
リ部2に記憶されている現金残量情報を読み取り通信回
線8を介して集中処理センタ9に送信されることとな
る。
【0021】更に前記送信部5は、前記集中処理センタ
9より送信される駆動信号例えば送信コマンドが入力さ
れると、この送信コマンドを駆動信号として前記メモリ
部4に記憶されている前記現金残量情報等を読み取り、
該現金残量情報を直ちに集中処理センタ9に送信する機
能をも有するものである。
【0022】また、図1中10は警報送信装置1の送信
部5と接続されているモード操作器であり、このモード
操作器10はON・OFF動作によって警報送信装置1
を警戒モードあるいは解除モードに設定する機能を有す
るものである。従って、例えばこのモード操作器10を
ONにすることによって警報送信装置1が警戒モードに
設定され、OFFにすることによって警報送信装置1が
解除モードに設定されるように成っている。
【0023】次に上述実施例の動作について図2を参照
しながら説明する。尚、図2は上述実施例の動作説明用
のフローチャートである。
【0024】先ずATM7の運用を開始するに当り、係
員がモード操作器10をON状態にして警報送信装置1
を警戒モードに設定する(ステップ202)。その後A
TM7が設置されている店舗等が開店してATM7の運
用が開始される(ステップ204)。
【0025】ATM7の運用開始後、ATM7の内部に
設けられている異常検知センサ71が破壊行為あるいは
火災等の異常を検知すると(ステップ206,20
8)、この検知結果に基づいた緊急情報が異常検知セン
サ71よりメモリ部3に出力され、該緊急情報がメモリ
部3に記憶される(ステップ244)。そして、メモリ
部3に緊急情報が記憶されると、送信部5は、メモリ部
3に緊急情報が記憶されたことを検知し、直ちにメモリ
部3に記憶されている緊急情報を読み取り、この読み取
った緊急情報を専用の通信回線8を介して集中処理セン
タ9に送信する(ステップ246)。
【0026】また、上記緊急情報を集中処理センタ9が
受信すると、該集中処理センタ9のオペレータは異常検
知センサ71によって異常が検知されたATM7が設置
されている場所に係員を急行させて、所定の保守・点検
作業を実施するように指示する。前記ATM7が設置さ
れている場所に急行した係員は、先ずモード操作器10
をOFF状態にして警報送信装置1を解除モードにし
(ステップ226)、その後所定の保守・点検作業を実
施し、ATM7の障害を除去する(ステップ228)。
そして所定の保守・点検作業によってATM7の障害が
除去されると、係員によってモード操作器10がON状
態にされ、警報送信装置1が再び警戒モードに戻される
(ステップ202)。
【0027】また、ATM7の内部に設けられているA
TM情報送信部72に紙幣の紙詰まり等のATM7の運
用に係る緊急情報を検知するセンサ等よりの検知信号が
入力されると、ATM情報送信部72より該検知信号に
基づいて運用に係る緊急情報が識別部2に入力され、該
識別部2により緊急情報であることが識別されて該緊急
情報がメモリ部3に記憶される(ステップ242,24
4)その後、既述したステップ246,226,22
8,202の処理が順次行なわれる。
【0028】一方、ATM7の内部に設けられているA
TM情報送信部72に、ATM7の運用に係る非緊急情
報である金種ごとの実際の現金残量を計測する現金残量
計測手段よりの計測信号が入力されると、ATM7の利
用件数をカウントする件数カウンタのカウントが10と
なっているか否かが判定され(ステップ210,21
2)、件数カウンタのカウントが10となっていると判
定されたときは、ATM情報送信部72より現金残量計
測手段よりの計測信号に基づいたATM7の金種ごとの
実際の現金残量情報が出力され、この現金残量情報が識
別部2に入力される(ステップ214)。尚、件数カウ
ンタは、ATM情報送信部72より現金残量情報が出力
されたときにカウントがクリアされる。そして識別部2
に入力された現金残量情報は、該識別部2により非緊急
情報であることが識別されて該現金残量情報がメモリ部
4に記憶される(ステップ216)。一方、ステップ2
12で件数カウンタのカウントが10となっていないと
判定されたときは、ATM情報送信部72よりATM7
の現金残量情報は出力せず、従って現金残量情報の識別
部2への入力は行なわれない。
【0029】また、時計部6よりの計時信号が送信部5
に入力されているとき、あるいは集中処理センタ9より
の送信コマンドが通信回線8を介して送信部5に送信さ
れているときは、送信部5は直ちにメモリ部4に記憶さ
れている現金残量情報を読み取り、該現金残量情報を通
信回線8を介して集中処理センタ9に送信する(ステッ
プ218,220,222)。
【0030】集中処理センタ9では、送信部5より送信
された現金残量情報に基づいてATM7への現金の補充
が必要か否かを判断し(ステップ224)、ATM7の
現金残量が僅かであるため現金の補充が必要であると判
断されたときは、集中処理センタ9のオペレータが次回
の現金定期補充便に間に合うように現金補充の手配を行
なう。そして、ATM7の設置場所に赴いた現金補充係
員は既述したステップ226,228,202の処理に
従ってATM7への現金補充を行なう。
【0031】尚、時計部6よりの計時信号が送信部5に
入力されておらず、かつ集中処理センタ9よりの送信コ
マンドが送信部5に送信されていないときは(ステップ
218,220)、現金残量情報の集中処理センタ9へ
の送信は行なわれない。また、ステップ224でATM
7への現金の補充が必要でないと判断されたときは、ス
テップ226,228,202の処理は行なわれない。
【0032】以上のような実施例によれば、警報送信装
置1によってATM7のセキュリティあるいは運用に係
る緊急情報を直ちに集中処理センタ9に送信することが
できるので、この緊急情報に対して直ちに適切に対応す
ることができる。
【0033】また、警報送信装置1によってATM7よ
りの現金残量情報(非緊急情報)を適宜適切なタイミン
グで集中処理センタ9に送信することができるので、広
い地域に散在する膨大な数のATM7への現金補充作業
の効率を飛躍的に向上させることができると共に、AT
M7への現金補充に係るコストを低減させることができ
る。
【0034】更に、警報送信装置1によって適宜集中処
理センタ9に送信される現金残量情報から、ATM7に
貯蔵する現金を必要最小限に抑制することがてきるの
で、補充する現金の金利負担を下げることができると共
に、集中処理センタ9側でATM7の利用傾向を統計的
に把握することができ、この結果、現金のより合理的な
運用を行なうことができる。
【0035】また、上述の実施例において、メモリ部4
に記憶された現金残量情報については、時計部6より出
力される計時信号によって、送信部5がメモリ部4の内
容を読み取って通信回線8を介して集中処理センタ9に
現金残量情報を送信するようにしているが、時計部6よ
り出力される計時信号に替えてモード操作器10の操作
信号、あるいはATM7が設置されている警備対象の警
備モードを切り換える図示しないモード設定部の操作信
号等を用いてもよい。
【0036】更に、件数カウンタは10カウントごとに
カウントクリアされるものに限定されるものではなく、
例えば5カウントごとにカウントクリアされるものであ
ってもよい。そして、この場合にはATM7の利用件数
5件おきに、現金残量情報がATM情報送信部72より
識別部2に出力されることとなる。
【0037】次に本発明の第2実施例について述べる。
本実施例は第1実施例と同様に、ATMよりの情報を処
理センタに送信する警報送信装置に本発明に係る警報送
信装置を適用した例である。図3は本実施例に係る警報
送信装置の一例の構成を示す構成図である。尚、図3に
おいて、図1と同一の構成については同一の符号を付し
てある。
【0038】図3に示すように、本実施例の構成は図1
に示す第1実施例の構成と略同一であるが、送信部5の
機能及びATM情報送信部72よりの現金残量情報の出
力のタイミング等において異なる。従って、第1実施例
と異なる構成及び機能についてのみ説明し、同一の構成
及び機能についてはその説明を省略する。
【0039】第1実施例ではATM7の利用回数が所定
の回数(第1実施例では10回)に達する度に、ATM
情報送信部72より現金残量情報が出力するように構成
されていたが本実施例においては、時計部6よりの計時
信号が送信部5に入力されているとき、あるいは集中処
理センタ9よりの送信コマンドが送信部5に送信されて
いるときに、送信部5はATM情報送信部72に対して
現金残量情報を送信するようにトリガ信号を出力するよ
うに成っている。そして、ATM情報送信部72は、上
記トリガ信号が入力されたときに識別部2に現金残量情
報を出力するように成っている。
【0040】次に上述のように構成されている第2実施
例の動作について図4を参照しながら説明する。図4は
第2実施例の動作説明用のフローチャートであるが、図
4において図2と同一の動作については同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0041】時計部6よりの計時信号が送信部5に入力
されているとき、あるいは集中処理センタ9よりの送信
コマンドが通信回線8を介して送信部5に送信されてい
るときは、送信部5はATM情報送信部72に対して現
金残量情報を送信するようにトリガ信号を出力し、該ト
リガ信号がATM情報送信部72に入力されると、該情
報送信部72より現金残量情報が出力され、該現金残量
情報が識別部2に入力される(ステップ218,21
0,252)。
【0042】そして、識別部2に入力された現金残量情
報は、該識別部2により非緊急情報であることが識別さ
れ、該現金残量情報がメモリ部4に一旦記憶されるが、
記憶後直ちに送信部5がメモリ部4に記憶されている現
金残量情報を読み取り、該現金残量情報を通信回線8を
介して集中処理センタ9に送信する(ステップ252,
216)。その後第1実施例と同様にステップ222,
224等の処理が順次行なわれる。
【0043】以上のような第2実施例によれば、既述の
第1実施例で述べたと同様の効果を奏することは勿論の
こと、時計部6よりの計時信号が送信部5に入力された
とき、あるいは集中処理センタ9よりの送信コマンドが
送信部5に送信されたときに、特定のATM7に関する
最新の現金残量情報が集中処理センタ9に送信されるの
で、ATM7への現金補充作業の効率を既述の第1実施
例と比較して、より一層飛躍的に向上させることができ
る。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、被警備部
より出力される情報を緊急情報と非緊急情報とに識別
し、緊急情報については直ちに処理センタに送信するこ
とができると共に、非緊急情報については適宜適切なタ
イミングで処理センタに送信することができるので、被
警備部より出力される情報を該情報の緊急度に応じて処
理センタに送信することができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、被警備部よ
り出力される情報を緊急情報と非緊急情報とに識別し、
緊急情報については直ちに処理センタに送信することが
できると共に、非緊急情報については被警備部に適宜駆
動信号を入力することによって該被警備部より非緊急情
報を出力させ、この出力された非緊急情報を処理センタ
に送信することができるので、被警備部の情報の緊急度
に応じて該警備部の情報を処理センタに送信することが
できると共に、非緊急情報については被警備部における
最新の情報を適宜処理センタに送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る警報送信装置の一例
の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作説明用のフローチャ
ートである。
【図3】本発明の第2実施例に係る警報送信装置の一例
の構成を示す構成図である。
【図4】本発明の第2実施例の動作説明用のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 警報送信装置 2 識別部 3,4 メモリ部 5 送信部 6 時計部 7 ATM 8 通信回線 9 集中処理センタ 10 モード操作器 71 異常検知センサ 72 ATM情報送信部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被警備部よりの情報を緊急情報と非緊急
    情報とに識別する識別部と、 前記識別部によって識別された緊急情報と、該緊急情報
    とは別の前記被警備部よりの他の緊急情報とを記憶する
    第1の記憶部と、 前記識別部によって識別された非緊急情報を記憶する第
    2の記憶部と、 前記第1の記憶部に記憶された前記緊急情報と前記他の
    緊急情報とを処理センタに送信すると共に、前記第2の
    記憶部に記憶された非緊急情報を処理センタに送信する
    送信部と、 を備え、 前記送信部は、前記緊急情報及び前記他の緊急情報のう
    ち少なくとも一方の緊急情報が前記第1の記憶部に記憶
    された際に、該第1の記憶部に記憶された緊急情報を処
    理センタに送信すると共に、該送信部に駆動信号が入力
    された際に、前記第2の記憶部に記憶された前記非緊急
    情報を処理センタに送信することを特徴とする警報送信
    装置。
  2. 【請求項2】 被警備部よりの情報を緊急情報と非緊急
    情報とに識別する識別部と、 前記識別部によって識別された緊急情報と、該緊急情報
    とは別の前記被警備部よりの他の緊急情報とを記憶する
    第1の記憶部と、 前記識別部によって識別された非緊急情報を記憶する第
    2の記憶部と、 前記第1の記憶部に記憶された前記緊急情報と前記他の
    緊急情報とを処理センタに送信すると共に、前記第2の
    記憶部に記憶された非緊急情報を処理センタに送信する
    送信部と、 を備え、 前記送信部は、緊急情報及び他の緊急情報のうち少なく
    とも一方の緊急情報が第1の記憶部に記憶された際に、
    該第1の記憶部に記憶された緊急情報を処理センタに送
    信すると共に、該送信部に駆動信号が入力された際に、
    被警備部より非緊急情報を出力させ、該非緊急情報が第
    2の記憶部に記憶された際に、該第2の記憶部に記憶さ
    れた非緊急情報を処理センタに送信することを特徴とす
    る警報送信装置。
JP5091626A 1993-04-19 1993-04-19 警報送信装置 Pending JPH06309581A (ja)

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