JP3183333B2 - 制御監視装置 - Google Patents

制御監視装置

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JP3183333B2
JP3183333B2 JP27256397A JP27256397A JP3183333B2 JP 3183333 B2 JP3183333 B2 JP 3183333B2 JP 27256397 A JP27256397 A JP 27256397A JP 27256397 A JP27256397 A JP 27256397A JP 3183333 B2 JP3183333 B2 JP 3183333B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行(信用金庫な
どの金融機関を含む)や無人店舗等に設置された機器の
制御を行う制御監視装置に関し、特に出入口用シャッタ
や電気錠の制御とそれらの状態監視、無人店舗に設置さ
れるCD/ATM(現金自動支払機/現金自動預金機)
の制御、照明や空調等の電源の入り切り制御、あるいは
火災や侵入者等の異常を感知したときに異常発生を通信
回線を介して監視センタへ送信する防災制御等を行う制
御監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の制御監視装置では、閉店
時に係わる機器の制御として、閉店時刻直前に閉店予告
を発し、閉店時刻に達したときは、CD/ATM等の支
払い業務を停止し、店内の残留者の有無を確認し、残留
者がいれば警告を発し、所定の時間が経過した後、再度
残留者の有無を確認して残留者がいなければ、シャッ
タ、電気錠等の開閉装置を閉める制御を行っている。
【0003】また、特開昭55−1244860号公報
には、シャッタ等の開閉装置をロックした後、残留者を
検出した場合に、ロックを手動操作により解除する方法
を告知し、一定時間後に再度開閉装置を閉めるための制
御を行う無人店舗の閉店制御方式が記載されている。
【0004】さらに、実開平4−265055号公報に
は、閉じ込められた残留者による呼び出し電話機のオフ
フックを検出したときに、シャッタを自動的に開放する
ことで、脱出を可能にした無人店舗の自動制御装置が記
載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来の制御監視装置では、閉店後の閉じ込め防止
策を開示しただけのものであり、CD/ATMの利用者
が多く、閉店直前になっても店舗内で列待ちをしている
人は、閉店告知によってCD/ATMの利用を断念する
ことになるため、顧客に対するサービスが低下する問題
があった。
【0006】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、閉店時
刻に店舗内で列待ちしている利用者のために閉店時刻の
延長を行い、CD/ATMの利用を可能にした制御監視
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の制御監視装置は、店舗内に設置された機器を予
め設定されたタイムスケジュールにしたがって制御する
機器制御手段を有し、前記店舗を監視するための遠隔監
視装置と通信回線を介して接続された制御監視装置であ
って、予め設定された閉店予告時刻に店舗内に残留者が
いるか否かを検出し、残留者がいる場合に残留者数を計
数する検出手段と、前記店舗に設置されている現金自動
支払機及び現金自動預金機の稼動台数を検出し、前記稼
動台数及び前記残留者数から閉店延長時間を算出する演
算手段と、前記残留者がいる場合に、閉店延長の要求及
び前記閉店延長時間を前記遠隔監視装置に送信する送信
手段と、前記遠隔監視装置から返送される前記閉店延長
の許可を示す許可情報または前記閉店延長の不許可を示
す不許可情報のいずれか一方を受信する受信手段と、を
有し、前記機器制御手段は、前記許可情報を受信したと
きに、前記閉店延長時間にしたがって前記機器の閉店に
係わる処理を行い 前記不許可情報を受信したときに、
前記タイムスケジュールにしたがって前記機器の閉店に
係わる処理を行うものである。
【0008】このとき、前記許可情報を受信したとき
に、前記閉店延長されたことを音声メッセージにより店
内にアナウンスする告知手段を有していてもよく、前記
許可情報を受信したときに、前記閉店延長されたことを
表示する表示手段を有していてもよい。
【0009】また、前記残留者の様子を画像データとし
て記録する記録手段と、前記画像データを前記遠隔監視
装置に送信する画像データ送信手段と、を有していても
よい。
【0010】さらに、前記機器の閉店時に係わる処理を
終了したときに、店舗を警備状態に設定したことを前記
遠隔監視装置に送信する感知手段を有していてもよく、
閉店後に侵入者を感知すると、警報を前記遠隔監視装置
に送信する侵入者感知手段を有していてもよい。
【0011】上記のように構成された制御監視装置は、
検出手段で予め設定された閉店予告時刻に店舗内に残留
者がいるか否かを検出し、残留者がいる場合に残留者数
を計数する。また、演算手段によって店舗に設置されて
いる現金自動支払機及び現金自動預金機の稼動台数を検
出し、稼動台数及び残留者数から閉店延長時間を算出す
る。さらに、送信手段によって残留者がいる場合に、閉
店延長の要求及び閉店延長時間を遠隔監視装置に送信
し、受信手段によって遠隔監視装置から返送される前記
閉店延長の許可を示す許可情報を受信する。そして、機
器制御手段によって、許可情報を受信したときに、閉店
延長時間にしたがって機器の閉店に係わる処理を行うこ
とで、閉店予定時刻に残留者がいる場合に閉店時間が延
長されるため、残留者は閉店予定時刻を過ぎても現金自
動支払機及び現金自動預金機を利用できるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明の制御監視装置の構成を示す
ブロック図である。また、図2は図1に示した入退場者
カウント部及び延長時間演算部の構成を示すブロック図
であり、図3は図1に示したタイムスケジュール記憶部
の構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、本発明の制御監視装置は、
シャッタの開閉制御、開店時、及び閉店時に係わる被制
御機器をタイムスケジュール記憶部7に予め記憶された
タイムスケジュールにしたがって機器制御部5によって
制御する装置である。
【0015】そのため、本発明の制御監視装置は、閉店
時に感知部4が残留者感知器21を介して残留者を検出
したとき、残留者数を知るため、入退場者数をカウント
する入退場者カウント部9と、残留者数及び店舗に設置
されているCD/ATM171〜17nの稼動台数から閉
店延長時間を算出する延長時間演算部10と、店内にい
る残留者を撮影し、静止画データとして記録する静止画
記憶部14と、静止画データを遠隔監視装置へ送信する
ための画像データに編集する画像送信データ編集部13
と、遠隔監視装置から送られる閉店時間延長の許可情報
を受信する動作モード受信・記憶部2と、延長された閉
店時刻で閉店時に係わる被制御機器が正常に動作したこ
とを示す機器アンサ信号を検出する感知部4と、遠隔監
視装置と通信回線を介してデータの送受信を行う通信制
御部1と、閉店が延長されたことを音声メッセージによ
り店内にアナウンスする告知メッセージ発生部8及びス
ピーカ11と、閉店が延長されたことを表示盤12に表
示するための案内表示制御部6と、延長時間演算部10
で算出された閉店延長時間と閉店延長要求、感知部4で
検出された機器アンサ信号、閉店時に係わる処理の終了
後に感知部4でシャッタまたは電気錠等の被制御機器の
機器アンサ信号を検出したときに発せられる店舗を警備
状態にしたことを示す警備開始信号、及び閉店中に感知
器4で侵入者等を感知した場合に発せられる警報信号
を、不図示の監視センタに設置された遠隔監視装置へ送
信するためのデータに編集する送信データ編集部3とを
有している。
【0016】なお、タイムスケジュール記憶部7は、延
長時間演算部10によって算出された閉店延長時間を新
たに閉店時刻として記憶する。また、機器制御部5は、
延長された閉店時刻で閉店時に係わる被制御機器の制御
を行う。
【0017】このような構成において、次に図1に示し
た制御監視装置の動作について説明する。
【0018】タイムスケジュール記憶部7は、動作モー
ド受信・記憶部2に記憶されている年または月毎の開店
日及び閉店日の情報にしたがい、被制御機器の制御スケ
ジュールを動作モード情報として一日単位で記憶する。
また、タイムスケジュール記憶部7は時計を内蔵し、記
憶している制御スケジュールにしたがい、機器制御部5
に被制御機器151〜15nの制御情報である被制御機器
番号情報S11及び制御信号S12をそれぞれ与える。
【0019】機器制御部5はタイムスケジュール記憶部
7から受け取った被制御機器番号情報S11及び制御信
号S12にしたがい、シャッタ、電気錠、照明、及び空
調等の被制御機器151〜15nをそれぞれ制御する。な
お、被制御機器151〜15nには、CD及びATMも含
まれるものとする。
【0020】また、タムスケジュール記憶部7は、閉店
時刻より一定時間前に設定された閉店予告時刻になった
ときに、感知部4に対して残留者検索要求信号S14を
与える。感知部4は残留者要求信号S14を受け取る
と、残留者感知器21から発せられる残留者がいるか否
かを示す残留者感知信号S10を受け取り、残留者がい
る場合は、残留者検出信号S9を入退場者カウント部9
へ与える。なお、残留者感知器21は残留者の有無のみ
を検出し、残留者数は後述する入退場者カウント部9で
算出する。
【0021】入退場者カウント部9は、残留者検出信号
S9を受け取ると、入場センサ19によって検出された
入場者数と退場者センサ18によって検出された退場者
数とから残留者数を算出し、残留者情報S8として延長
時間演算部10へ与える。延長時間演算部10は残留者
情報S8を受け取ると、稼動しているCD/ATMの台
数を検出し、CD/ATMの稼動台数と予め設定されて
いるCD/ATMの利用者一人当たりの利用時間とから
閉店延長時間を算出し、算出した閉店延長時間S7をタ
イムスケジュール記憶部7及び送信データ編集部3にそ
れぞれ送出する。
【0022】送信データ編集部3は閉店延長時間S7を
受け取ると、閉店延長要求と閉店延長時間を不図示の監
視センタに送信するためのデータに編集し、送信データ
線25を介して通信制御部1に送出する。通信制御部1
は送信データ編集部3からデータを受け取ると、通信回
線23を介して不図示の監視センタに設置された遠隔監
視装置を呼び出し、定められた手順で閉店延長要求と閉
店延長時間のデータを送信する。通信回線23は、専用
回線、電話回線、ISDN回線等が使用され、例えば、
ISDN回線を用いて通信を行う場合はDchパケット
通信を利用して送信される。
【0023】また、静止画記憶部14は、感知部4から
送出された残留者検出信号S9を受け取ると、カメラ2
0を用いて店内の様子を撮影し、残留者の様子を静止画
情報として記憶する。通信制御部1は閉店延長要求と閉
店延長時間のデータを送信した後、画像送信要求信号S
21を画像送信データ編集部13に送出し、静止画情報
の送信を要求する。画像送信データ編集部13は画像送
信要求信号S21を受け取ると、静止画記憶部14から
静止画情報S20を読み出し、不図示の監視センタに送
信するためのデータに圧縮、編集し、画像データ送信線
26を介して通信制御部1へ送出する。通信制御部1は
画像データ送信線26を介して静止画情報を受け取る
と、通信回線23を介して不図示の監視センタに設置さ
れた遠隔監視装置を呼び出し、定められた手順で静止画
情報を送信する。
【0024】ここで、不図示の監視センタに設置された
遠隔監視装置に送信した閉店延長要求に対して、閉店延
長の許可が発せられると、閉店延長の許可情報が通信回
線23を介して通信制御部1へ返信され、通信制御部1
は閉店延長の許可情報を受信データ線24を介して動作
モード受信・記憶部2に送出する。動作モード受信・記
憶部2は閉店延長の許可情報を受け取ると、閉店延長許
可信号S4をタイムスケジュール記憶部7に与える。タ
イムスケジュール記憶部7は閉店延長許可信号S4を受
け取ると、延長時間演算部10から送られてきた閉店延
長時間S7を取り込み、すでに記憶している閉店時刻を
書き換えるとともに、閉店時に係わる機器のタイムスケ
ジュールを変更する。
【0025】また、タイムスケジュール記憶部7は、閉
店が延長されることを知らせる旨の音声メッセージを発
生させるため、告知メッセージ発生部8にメッセージ発
生信号S15を送出し、合わせて案内表示制御部6に閉
店延長制御信号S3を与える。告知メッセージ発生部8
はメッセージ発生信号S15を受け取ると、閉店延長時
間と延長された旨の音声メッセージをスピーカ11を介
して店内にアナウンスする。また、案内表示制御部6は
閉店延長制御信号S3を受け取ると、閉店延長された旨
の表示を案内表示盤12に表示させる。
【0026】タイムスケジュール記憶部7は時計を内蔵
し、書き換えられた閉店に係わるタイムスケジュールに
したがって、機器制御部5に被制御機器151〜15n
制御情報である被制御機器番号情報S11及び制御信号
S12をそれぞれ与える。機器制御部5はタイムスケジ
ュール記憶部7から受け取った被制御機器番号情報S1
1及び制御信号S12にしたがい、シャッタ、電気錠、
CD、ATM、照明、及び空調等の被制御機器151
15nをそれぞれ制御する。
【0027】一方、遠隔監視装置から閉店延長の不許可
が発せられると、閉店延長の不許可情報は通信回線23
を介して通信制御部1へ送信され、通信制御部1は閉店
延長の不許可情報を受信データ線24を介して動作モー
ド受信・記憶部2に送出する。動作モード受信・記憶部
2は閉店延長の不許可情報を受け取ると、閉店延長不許
可信号S2をタイムスケジュール記憶部7に与える。
【0028】タイムスケジュール記憶部7は、閉店延長
不許可信号S2を受け取ると、延長時間演算部10から
送られた閉店延長時間S7の取り込みを行わずに、記憶
している閉店時のタイムスケジュールにしたがって、機
器制御部5に被制御機器15 1〜15nの制御情報である
被制御機器番号情報S11及び制御信号S12をそれぞ
れ与える。機器制御部5はタイムスケジュール記憶部7
から受け取った被制御機器番号情報S11及び制御信号
S12にしたがい、シャッタ、電気錠、CD、ATM、
照明、及び空調等の被制御機器151〜15nをそれぞれ
制御する。
【0029】また、感知部4は、被制御機器151〜1
nが正常に動作していることを示す感知器161〜16
nから発せられる機器アンサ信号S1、あるいは被制御
機器151〜15nで異常が発生したことを示す異常感知
器221〜22nから発せられる警報感知信号S16を検
出したとき、感知情報S18として送信データ編集部3
へ送信する。送信データ編集部3は、被制御機器151
〜15nに対応する感知器161〜16nのうち、シャッ
タ、電気錠の機器アンサ信号S1が検出されたときは警
備開始信号を発生し、不図示の監視センタに送信するた
めのデータに編集し、送信データ線25を介して通信制
御部1に送出する。
【0030】図2において、入退場者カウント部9は、
入場センサ19に接続され、入場者数をカウントする入
場者カウンタ63と、退場センサ18に接続され、退場
者数をカウントする退場者カウンタ62と、入場者数と
退場者数から残留者数を算出する残留者算出部61とに
よって構成される。
【0031】また、延長時間演算部10は、CD/AT
M171〜17nに接続され、CD/ATM171〜17n
の稼動数を検出するCD/ATM稼動台数検出部53
と、予めCD/ATM171〜17nを使用する利用者の
一人当たりの平均使用時間が設定される使用時間設定部
52と、平均使用時間及び稼動台数から閉店延長時間を
算出する延長時間算出部51とによって構成される。
【0032】このような構成において、次に図2に示し
た入退場者カウント部9及び延長時間演算部10の動作
について説明する。
【0033】入場者カウンタ63は、入場者がある毎に
動作し、入場センサ19から得られる入場信号S44に
より入場者数をカウントし、カウント結果を残留者算出
部61に送出する。退場者カウンタ62は、退場者があ
る毎に動作し、退場センサ18から得られる退場信号S
43により退場者数をカウントし、カウント結果を残留
者算出部61に送出する。
【0034】残留者算出部61は、感知部4から残留者
検出信号S9を受け取ると、入場者数と退場者数から残
留者数を算出し、残留者情報S8として延長時間演算部
10の延長時間算出部51へ送出する。CD/ATM稼
動台数検出部53は、CD/ATM171〜17nのう
ち、稼動している台数を検出し、CD/ATM稼動数S
32として延長時間算出部51へ与える。
【0035】使用時間設定部52には、不図示の監視セ
ンタに設置された遠隔監視装置から、通信制御部1及び
受信データ線24を介してCD/ATMを一人当たりが
利用する平均使用時間が送信され、使用時間設定部52
は、受信したデータを平均使用時間情報S31として延
長時間計算部52に与える。
【0036】延長時間算出部51は、入退場者カウント
部9から受け取った残留者情報S8、CD/ATM稼動
数S32、及び平均使用時間情報S31から閉店延長時
間を算出する。このとき、タイムスケジュール記憶7か
ら送られてくる閉店猶予時間S17の値と算出した閉店
延長時間とを比較し、算出した閉店延長時間が大きけれ
ば閉店延長時間S7をタイムスケジュール記憶部7に送
出する。また、算出した閉店延長時間の方が小さけれ
ば、閉店延長時間S7は発生しない。
【0037】図3において、タイムスケジュール記憶部
7は、動作モード受信・記憶部2から一日分のタイムス
ケジュールを動作モード情報S13として読み込み、記
憶するスケジュール記憶部73と、延長時間演算部10
から送られた閉店延長時間S7を記憶する延長時間記憶
部75と、スケジュール記憶部73から閉店時に係わる
各被制御機器のタイムスケジュールを読み出し、閉店延
長時間を基に閉店時の制御に係わる時刻(以下、制御時
間と称す))を書き換える閉店制御変更部76と、スケ
ジュール記憶部73から制御時間を読み出し、時計部7
1から得られる時刻情報と一致したときに、制御時間情
報S51を発生する制御時間読出部72と、制御時間情
報に対応した制御機器情報をスケジュール記憶部73か
ら読み出し、制御機器情報を分析して被制御機器番号情
報S11及び制御信号S12を発生し、制御機器情報が
閉店予告時刻であったとき、閉店告知時刻を読み出して
閉店猶予時間S17を発生する制御情報分析部74とに
よって構成される。
【0038】このような構成において、次に図3に示し
たタイムスケジュール記憶部7の動作について説明す
る。
【0039】スケジュール記憶部73は、動作モード受
信・記憶部2から一日分の各被制御機器の制御スケジュ
ールを動作モード情報S13として読み込み記憶する。
ここで言う動作モード情報S13とは、シャッタ、電気
錠の開閉、照明、空調、CD/ATM等の各被制御機器
の制御時間、閉店予告メッセージの表示及びアナウンス
するための閉店予告時刻、閉店を告知するための閉店告
知時刻等であり、年、または月単位のスケジュールが、
不図示の監視センタに設置された遠隔監視装置から送信
され、通信制御部1及び受信データ線24を介して動作
モード受信・記憶部2で受信し記憶される。
【0040】延長時間記憶部75は、延長時間演算部1
0から閉店延長時間S7を受け取ると、閉店延長時間を
書き換え、閉店制御変更部76に対して延長時間情報S
52を送出する。
【0041】閉店制御変更部76は、動作モード受信・
記憶部2から閉店延長許可信号S4を受け取ると、スケ
ジュール記憶部73から被制御機器の制御時間、閉店予
告時刻、及び閉店告知等の閉店時に係わる各被制御機器
の制御時間を読み出し、延長時間情報をS52を基に、
制御時間を変更し、データ線79を介して書き込む。な
お、動作モード受信・記憶部2から閉店延長不許可信号
S2を受け取った場合は、閉店時に係わる機器の制御時
間の変更は行わない。
【0042】制御時間読出部72は制御時間読出線77
を介して制御時間を読み出すとともに、時計部71より
時計情報S53を受け取り、それらが一致した場合に制
御時間情報S51を制御情報分析部74に与える。
【0043】制御情報分析部74は、制御時間情報S5
1に対応した制御機器情報を制御機器情報読出線78よ
り読み出し、被制御機器151〜15nに対応した被制御
機器番号情報31、及び被制御機器151〜15nの電源
のオン/オフ(シャッタの場合はシャッタの開閉等)、
閉店予告時刻、閉店告知時刻等の制御信号S12を発生
する。制御機器情報が閉店予告時刻である場合、残留者
検索要求信号S14を0発生させるとともに、閉店告知
時間要求信号S54をスケジュール記憶部73に与え、
閉店告知時刻を制御機器情報読出線78を介して読み出
し、閉店予告時刻から閉店告知時刻までの時間を算出
し、これを閉店猶予時間S17として、図2に示した延
長時間検出部51に与える。
【0044】したがって、本発明の制御監視装置の構成
によれば、閉店予定時に残留者がいる場合に、閉店時間
を延長することができるため、残留者は閉店予定時刻を
過ぎてもCD/ATMを利用することができる。よっ
て、顧客に対する利用サービスが向上する。
【0045】また、閉店時間の延長を監視センタに要求
すると共に、店内の様子を静止画データとして送信する
ことができるため、監視センタにいる監視員は店舗まで
行かなくても店舗内の様子を確認することができる。よ
って、無人店舗等の運用の効率化を図ることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0047】予め設定された閉店予告時刻に店舗内に残
留者がいるか否かを検出し、残留者がいる場合に残留者
数を計数する検出手段と、店舗に設置されている現金自
動支払機及び現金自動預金機の稼動台数を検出し、稼動
台数及び残留者数から閉店延長時間を算出する演算手段
と、残留者がいる場合に、閉店延長の要求及び閉店延長
時間を遠隔監視装置に送信する送信手段と、遠隔監視装
置から返送される閉店延長の許可を示す許可情報を受信
する受信手段とを有し、機器制御手段によって、許可情
報を受信したときに、閉店延長時間にしたがって機器の
閉店に係わる処理を行うことで、残留者は閉店予定時刻
を過ぎても現金自動支払機及び現金自動預金機を利用で
きるため、顧客に対する利用サービスが向上する。
【0048】また、閉店時間の延長を遠隔監視装置に要
求すると共に、店内の様子を静止画データとして送信す
ることができるため、監視センタにいる監視員は店舗ま
で行かなくても店舗内の様子を確認することができ、無
人店舗等の運用の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御監視装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示した入退場者カウント部及び延長時間
演算部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したタイムスケジュール記憶部の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 通信制御部 2 動作モード受信・記憶部 3 送信データ編集部 4 感知部 5 機器制御部 6 案内表示制御部 7 タイムスケジュール記憶部 8 告知メッセージ発生部 9 入退場者カウント部 10 延長時間演算部 11 スピーカ 12 案内表示盤 13 画像送信データ編集部 14 静止画記憶部 151〜15n 被制御機器 161〜16n 感知器 171〜17n CD/ATM 18 退場センサ 19 入場センサ 20 カメラ 21 残留者感知器 221〜22n 異常感知器 23 通信回線 24 受信データ線 25 送信データ線 26 画像データ送信線 51 延長時間算出部 52 使用時間設定部 53 CD/ATM稼動台数検出部 61 残留者算出部 62 退場者カウンタ 63 入場者カウンタ 71 時計部 72 制御時間読出部 73 スケジュール記憶部 74 制御情報分析部 75 延長時間記憶部 76 閉店制御変更部 77 制御時間読出線 78 制御機器情報読出線 79 データ線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 G06F 15/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗内に設置された機器を予め設定され
    たタイムスケジュールにしたがって制御する機器制御手
    段を有し、 前記店舗を監視するための遠隔監視装置と通信回線を介
    して接続された制御監視装置であって、 予め設定された閉店予告時刻に店舗内に残留者がいるか
    否かを検出し、残留者がいる場合に残留者数を計数する
    検出手段と、 前記店舗に設置されている現金自動支払機及び現金自動
    預金機の稼動台数を検出し、前記稼動台数及び前記残留
    者数から閉店延長時間を算出する演算手段と、 前記残留者がいる場合に、閉店延長の要求及び前記閉店
    延長時間を前記遠隔監視装置に送信する送信手段と、 前記遠隔監視装置から返送される前記閉店延長の許可を
    示す許可情報または前記閉店延長の不許可を示す不許可
    情報のいずれか一方を受信する受信手段と、 を有し、 前記機器制御手段は、前記許可情報を受信したときに、
    前記閉店延長時間にしたがって前記機器の閉店に係わる
    処理を行い 前記不許可情報を受信したときに、前記タイムスケジュ
    ールにしたがって前記機器の閉店に係わる処理を行う
    御監視装置。
  2. 【請求項2】 前記許可情報を受信したときに、前記閉
    店延長されたことを音声メッセージにより店内にアナウ
    ンスする告知手段を有する請求項1記載の制御監視装
    置。
  3. 【請求項3】 前記許可情報を受信したときに、前記閉
    店延長されたことを表示する表示手段を有する請求項1
    または2記載の制御監視装置。
  4. 【請求項4】 前記残留者の様子を画像データとして記
    録する記録手段と、前記画像データを前記遠隔監視装置
    に送信する画像データ送信手段と、を有する請求項1な
    いし3のいずれか1項記載の制御監視装置。
  5. 【請求項5】 前記機器の閉店時に係わる処理を終了し
    たときに、店舗を警備状態に設定したことを前記遠隔監
    視装置に送信する感知手段を有する請求項1ないし4の
    いずれか1項記載の制御監視装置。
  6. 【請求項6】 閉店後に侵入者を感知すると、警報を前
    記遠隔監視装置に送信する侵入者感知手段を有する請求
    項1ないし5のいずれか1項記載の制御監視装置。
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