JPH06308605A - 帯状フィルム搬送装置 - Google Patents

帯状フィルム搬送装置

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JPH06308605A
JPH06308605A JP12053593A JP12053593A JPH06308605A JP H06308605 A JPH06308605 A JP H06308605A JP 12053593 A JP12053593 A JP 12053593A JP 12053593 A JP12053593 A JP 12053593A JP H06308605 A JPH06308605 A JP H06308605A
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JP
Japan
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pressure plate
plate glass
film
upper pressure
main frame
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Application number
JP12053593A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Masuda
義隆 増田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯状フィルムを保持、搬送する帯状フィルム
搬送装置について、簡易・コンパクト・安価な手段構成
にてフィルムの搬送経路を広く確保して、手動によるロ
ーディングをフィルムを傷付けるおそれなく非常に容易
とすること。 【構成】 帯状フィルムを保持、搬送する帯状フィルム
搬送装置において、メインフレーム3が画像投影領域以
上にスライド可能で、フィルムをはさみ込む上下二枚の
透明板1・2がそれぞれ回動開閉可能である事を特徴と
した帯状フィルム搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯状フィルム搬送装置に
関する。
【0002】より詳しくは、マイクロリーダープリンタ
等に搭載されるロールフィルム搬送装置に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】マイクロリーダープリンターは、一般に
マイクロフィルム上の写真画像を拡大し、これをスクリ
ーンやCRT等の表示装置にて外部観察できる様にする
と共に、拡大された画像を、光受容体である感光ドラム
やCCD等の受光センサに投与して、複写画像が形成さ
れる様に構成されている。
【0004】マイクロフィルムはシート状のものと帯状
のものとに大別でき、特に後者の帯状マイクロフィルム
の事を「ロールフィルム」と呼ぶ。
【0005】このロールフィルムを保持するとともに、
記録された画像の中から必要な情報を捜したり、閲覧し
たりするのに、キャリアと呼ばれるフィルム搬送装置が
用いられる。このフィルム搬送装置は一般に「ロールキ
ャリア」と呼ばれる。
【0006】ロールフィルムはリールと呼ばれる両脇に
フランジのついた芯に巻き付けられており、そのままの
状態で用いられるものを「オープンリールフィルム」、
何らかのケースに入れて用いられるものを「カートリッ
ジフィルム」として分類されている。
【0007】図10に主としてオープンリールフィルム
を取り扱えるロールキャリアAの従来例を示す。
【0008】1は上圧板ガラス、2は下圧板ガラス、3
はメインフレーム、3bはスライドハンドル、4はガイ
ドローラー、6はスライドレール、7はスライド軸受
け、8はベースフレーム、19はリール軸、21はフィ
ルム搬送コントローラーを表す。
【0009】ロールフィルムを閲覧するためには、この
図10に示すロールキャリアAを図示していないリーダ
ープリンターにセットした状態で、図示していないリー
ルに巻き付けられたロールフィルムを左のリール軸19
に差し込む。
【0010】ロールフィルムの先端を引き出して、ガイ
ドローラー4の下、上圧板ガラス1と下圧板ガラス2の
隙間、又ガイドローラー4の下をくぐらせて右側のリー
ル軸19に差した図示していない「から」のリールに前
記ロールフィルムの先端を差し込む。
【0011】これでロールフィルムのロールディングが
おわり、フィルム搬送コントローラー21を操作する事
で、ロールフィルムを搬送し、任意の画像を閲覧した
り、目視による検索ができる。
【0012】上記従来例ではロールフィルムをローディ
ングするためにガイドローラーの下や上下圧板ガラスの
隙間という非常に狭い空間にロールフィルムを引き回さ
なければならない。
【0013】従来行なわれていた解決法としては、高速
搬送の時に数ミリしか開く必要のない下圧板ガラスの開
口量を大幅に大きくする事が行なわれていた。図11に
よりその従来例の下圧板ガラスの開閉動作の説明をす
る。前述図10のものと共通する構成部材・部分には同
一の符号を付して再度の説明を省略する。
【0014】22は下圧板ガラス開閉レバー、23は下
圧板ガラスヒンジ、24は下圧板ガラス開閉レバーヒン
ジ、25は下圧板ガラス開閉レバー力点、26は下圧板
ガラス開閉レバー継ぎ手、27は下圧板ガラス開閉ソレ
ノイド、28はソレノイド支持板、34はスペーサー、
41は上圧板ガラス固定バネである。
【0015】図11の(a)は下圧板ガラス2を閉じた
状態。(b)は下圧板ガラス2を開いた状態である。
【0016】下板圧板ガラス開閉レバーヒンジ24を支
点に下圧板ガラス開閉レバー22が延びており、その下
圧板ガラス開閉レバー22の先端に下圧板ガラスヒンジ
23を支点に下圧板ガラス2が微小角度回転する様に取
り付けられている。下圧板ガラス開閉レバーヒンジ24
の近くに下圧板ガラス開閉レバー力点25が設けられて
おり、下圧板ガラス開閉レバー継ぎ手26を介して下圧
板ガラス開閉ソレノイド27が作用する様になってい
る。
【0017】上圧板ガラス1は上圧板ガラス保持部材5
に取り付けられており、清掃等のためにロールキャリア
Aに対してスライド式に着脱可能なものもあるが、下圧
板ガラス2の動作に対しては常に固定されている。
【0018】マイクロフィルムに記録された画像を投影
するための結像レンズは、この上圧板ガラス1に対して
垂直にセットされる所謂フローティングレンズ構造がほ
とんどで、上圧板ガラス1は光学系の基準ともなってい
る。
【0019】図11の(a)のように、下圧板ガラス開
閉ソレノイド27が作動し、下圧板ガラス開閉レバー継
ぎ手26を引上げれば、下圧板ガラス開閉レバー22は
下圧板ガラス開閉レバーヒンジ24を支点に同図では時
計方向に回転し、下圧板ガラス開閉レバー22の先端に
設けれられた下圧板ガラス2を上圧板ガラス1に圧接す
る。
【0020】下圧板ガラス2は下圧板ガラスヒンジ23
により微小角度回転可能なので、下圧板ガラス開閉レバ
ー22の回転移動とは関係なく上圧板ガラス1にスペー
サー34の厚みの分だけ隙間を開けて密着する事にな
る。こうしてロールフィルムを保持することができる。
【0021】このとき上圧板ガラス1と下圧板ガラス2
の隙間はスぺーサー34の厚みにより一義的に決定す
る。スぺーサー34の厚みはマイクロフィルムの規格に
ある5mil 厚(約0.13mm)のフィルムを通す場
合、0.2mm程度のものが多く、上下二枚の圧板ガラ
スはこのスぺーサー34の厚みだけの隙間を保ちつつロ
ールフィルムを保持することができる。
【0022】図11の(b)では、下圧板ガラス開閉ソ
レノイド27の作用を開放することで下圧板ガラス2が
自重により下がり、上圧板ガラス1との隙間が広がる。
【0023】ロールフィルムを高速で搬送する時にロー
ルフィルムが圧板ガラスに擦れて傷つくのを防ぐだけな
ら3mm程度の隙間を開ければ良いが、ロールフィルム
を装着しやすくするためには少なくとも20〜30mm
程度の開口量が必要となる。
【0024】下圧板ガラス開閉レバーヒンジ24から下
圧板ガラス開閉レバー力点25までの距離βに比べ、下
圧板ガラス開閉レバー力点25から下圧板ガラスヒンジ
23までの距離αが長くなっているので、下圧板ガラス
開閉ソレノイド27のストロークが短くても下圧板ガラ
ス2の開閉量は大きく取れる。
【0025】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
の従来例では、上圧板ガラス1を固定して、その位置を
基準に下圧板ガラス2を突き当てる事でフィルム位置を
一義的に定めているから、圧板ガラスの開閉量を稼ぐた
めには下圧板ガラス2を大きく下げる事しかできなかっ
た。
【0026】そのために、キャリアAをリーダープリン
ターに乗せるベースフレーム8からフィルム位置(上圧
板ガラス1と下圧板ガラス2の間ではさまれる位置)ま
での距離が多く必要で、しかも限られたソレノイドのス
トロークでより多くの開口量を稼ぐために非常に吸引磁
力の強い、従って大型でコストの高い、下圧板ガラス開
閉ソレノイドが必要になる。
【0027】すなわち、下圧板ガラス2の開口量を広げ
る事でローディング性を向上させることは、装置の大型
化と重量増、そして高価格化を招いてしまう。
【0028】また仮にメンテナンス用にスライド着脱可
能な上圧板ガラス1を外してからロールフィルムを装着
しても、上圧板ガラス1を所定の位置にセットする時は
フィルムを横切るようにスライドさせなければならず、
フィルムのエッジをひっかけたり、フィルム表面に傷を
つけるおそれがある。
【0029】このことはフィルム装着の時ばかりでな
く、フィルム搬送中にフィルムがジャムなどを起こした
場合にもジャムによるトラブル以上のダメージをフィル
ムに与えてしまう。
【0030】そこで本発明はこの種の帯状フィルム搬送
装置について、上記のような問題を解消して、簡易・コ
ンパクト・安価な手段構成でフィルムの搬送経路を広く
確保して、手動によるローディングをフィルムを傷付け
るおそれなく非常に容易とすることを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする帯状フィルム搬送装置である。
【0032】(1)帯状フィルムを保持、搬送する帯状
フィルム搬送装置において、メインフレームが画像投影
領域以上にスライド可能で、フィルムをはさみ込む上下
二枚の透明板がそれぞれ回動開閉可能である事を特徴と
した帯状フィルム搬送装置。
【0033】(2)上記(1)の帯状フィルム搬送装置
において、手前に引き出す動作に連動して上側の透明板
が開き、フィルムの画像を投影可能な所定の位置に押し
戻した時には自動で上側の透明板が閉じ、その上側の透
明板が閉じた時には一義的に位置が決まる位置決め手段
をメインフレームに設けた事を特徴とした帯状フィルム
搬送装置。
【0034】(3)上記(1)又は(2)の帯状フィル
ム搬送装置において、上側の透明板の開閉手段にカム機
構を用いた事を特徴とした帯状フィルム搬送装置。
【0035】(4)上記(1)又は(2)の帯状フィル
ム搬送装置において、メインフレームを手前へ引き出し
た事を検知する検知手段と、前記検知手段により得られ
た情報から上側の透明板を開閉させる開閉手段を作動さ
せる事を特徴とした帯状フィルム搬送装置。
【0036】(5)上記(1)又は(2)の帯状フィル
ム搬送装置において、上側の透明板を跳ね上げる弾性部
材を設け、メインフレームを手前に引き出した位置では
上側の透明板を跳ね上げ、メインフレームをフィルムの
画像が投影可能な所定の位置に押し戻した時には強制的
に上側の透明板を閉じるカムを設け、画像投影位置では
上側の透明板が開かない事を特徴とした帯状フィルム搬
送装置。
【0037】(6)上記(1)又は(2)の帯状フィル
ム搬送装置において、スライド移動可能な前記メインフ
レームに設けられた上側の透明板に、その上側の透明板
と共に回転するピニオンギアを設け、そのピニオンギア
の回転を逆転させるアイドルギアをスライド移動可能な
前記メインフレームに設け、そのアイドルギアとかみあ
ったり離れたりするラックギアをベースフレームに設け
た事を特徴とした帯状フィルム搬送装置。
【0038】(7)上記(1)又は(2)の帯状フィル
ム搬送装置において、上側の透明板とベースフレームと
をつなぐアームを設け、そのアームの一端が所定の長さ
スライド可能とし、そのアームの一端がスライド限界に
達した時にはリンクの支点となる事を特徴とした帯状フ
ィルム搬送装置。
【0039】
【作用】即ちロールキャリアで説明すれば、ロールフィ
ルムを保持、搬送するロールキャリアにおいて、メイン
フレームが画像の投影領域よりも大きく手前にスライド
移動可能で、上下二枚の圧板ガラスがそれぞれ独立に回
動開閉可能であって、上側の圧板ガラスが閉じた時の位
置はメインフレームに設けられた位置決め部分に上側の
圧板ガラスの一部が突き当たる事で決められ、上側の圧
板ガラスはメインフレームを手前に引っ張り出した時に
は開き、画像の投影領域にメインフレームを押し戻した
時には自動で閉じる事を特徴としている。
【0040】そのメインフレームに連動して上側の圧板
ガラスを開閉させるために 1)メインフレームを引っ張り出した時に、上側の圧板
ガラスから延びた突起がリーダープリンターに対して動
かないベースフレームのカム状突起に乗り上げ、その抵
抗で上側の圧板ガラスを開き、メインフレームをフィル
ム投影位置に押し戻した時には上側の圧板ガラスから延
びた突起がリーダープリンターに対して動かないベース
フレームのカム状突起から離れ、上側の圧板ガラスの自
重で閉じる。
【0041】2)メインフレームを引っ張り出した時
に、メインフレームに設けたフォトインタラプタが、リ
ーダープリンターに対して動かないベースフレームに設
けた遮光板で遮光され、メインフレームが引っ張り出さ
れた事を検知すると、上側の圧板ガラスを開閉させるリ
ンクにつながれたソレノイドが作動し、上側の圧板ガラ
スを開く、メインフレームをフィルム投影位置に押し戻
した時にはフォトインタラプタから遮光板が抜けだし、
ソレノイドが作動を解除すると上側の圧板ガラスは自重
で閉じる。
【0042】上記構成で説明したフォトインタラプタと
遮光板はメインフレームを引きだした事を検知する手段
の一例であって、その他の検知手段、例えばマイクロス
イッチとそのスイッチを作動させる突起でもかまわな
い。
【0043】3)上側の圧板ガラス保持部材とメインフ
レームの間で、常に上側の圧板ガラス(もしくは上側の
圧板ガラス保持部材)を押しあげる弾性部材を設け、上
側の圧板ガラス保持部材から延びたカム従動子と、リー
ダープリンターに対して動かないベースフレームには前
記カム従動子をガイドして上側の圧板ガラスを開閉可能
にするカムプロフィールを持ったカムを設ける。
【0044】リーダープリンターに対して動かないベー
スフレームに設けたカムのカムプロフィールは、メイン
フレームを引き出した時には上側の圧板ガラスを開こう
としている弾性部材の力にさからわずカム従動子を開放
し、上圧板ガラスを開く方向に、メインフレームをフィ
ルム投影位置に押し戻した時には逆にカム従動子を制限
し、弾性部材の力を押し込めて上圧板ガラスを閉じるよ
うな形状を与えられている。
【0045】4)スライド移動可能な前記メインフレー
ムに設けられた上側の透明板に、その上側の透明板と共
に回転するピニオンギアを設け、そのピニオンギアの回
転を逆転させるアイドルギアをスライド移動可能な前記
メインフレームに設け、そのアイドルギアとかみあった
り離れたりするラックギアをベースフレームに設ける。
【0046】5)上側の透明板とベースフレームとをつ
なぐアームをも設け、そのアームの一端が所定の長さス
ライド可能とし、メインフレームが画像投影領域をスラ
イドしている範囲ではそのアームの一端もスライドし、
さらにメインフレームを画像投影領域外にスライドさせ
た時にはそのアームの一端がスライド限界に達し、リン
クの支点となる。
【0047】そして上記の構成によれば、 a.ロールフィルムの搬送経路を奥まった結像レンズの
投影位置からキャリアごと手前に引き出す事ができ、上
側の圧板ガラスも開閉可能とし、キャリアを手前に引き
だしてくる動作に連動して上側の圧板ガラスが開く事で
ロールフィルムの搬送経路が広く確保でき、手動による
ローティングが非常に容易になる。
【0048】b.ロールフィルムの搬送経路を上側の圧
板ガラスを開く事で確保するため、いくら開口量を多く
してもフィルムより下の空間を必要とせず、薄く、コン
パクトな構成になる。
【0049】c.下圧板ガラスを大きなストロークで動
かすために必要な大型で強力なソレノイド等を用いなく
て済むため安価な構成となるほか、軽量化や省電力化に
も役立つ。
【0050】d.上側の圧板ガラスの開閉ヒンジに対し
閉じ方向に規制の突起を設けることで一義的な位置が決
まり、従来の固定形状圧板ガラスと同じく下側の圧板ガ
ラスが上圧板ガラスに突き当たる事でロールフィルムを
はさみ込み光学的な位置決めができるので、特別な光学
系は必要なく、従来通りのリーダープリンターでも問題
なく用いることができる。
【0051】e.上圧板ガラスがフィルムに対してほぼ
垂直上向きに開く事から、フィルム搬送中にジャム等の
エラーが起きた場合にもフィルムにダメージを与えるこ
となく上圧板ガラスを開いてジャム処理ができる。
【0052】後述の実施例のようにガイドローラーも上
圧板ガラスと一緒に開閉すれば搬送経路が完全にフリー
になり、一層ジャム処理がやり易くなる。
【0053】
【実施例】
〈第一の実施例〉(図1〜図5) 図1は本実施例の帯状フィルム搬送装置としてのロール
キャリアAの斜視図である。前述の図10・図11のも
のと共通する構成部材・部分には同一の符号を付して再
度の説明を省略する。
【0054】4aはガイドローラー回転軸、20はフィ
ルム速度検知ローラー、33は電源コード、42は電動
モーター、43は大歯車、45は外装カバーを表す。
【0055】本実施例のロールキャリアAは前述図10
のものと同様に、主にオープンリールフィルムを取り扱
うことができるロールキャリアであり、片方(一般には
左側)のリール軸19にロールフィルムが巻き付けられ
ているオープンルールをセットし、もう片方のリール軸
には「から」のリールをセットする。
【0056】左側のオープンリールに巻き付けられたロ
ールフィルムの先端をガイドローラー4や上圧板ガラス
1と図示していない下圧板ガラス2の間を通して「か
ら」のリールにつなぎ、フィル搬送コントローラー21
を操作する事でロールフィルムを任意に搬送することが
できる。
【0057】このロールキャリアAは電源コード33を
図示していないAC電源コンセントに接続する事で電力
の供給を受ける。
【0058】図2は該ロールキャリアAの横断側面図で
あり、(a)は上圧板ガラス1が自重もしくは不図示の
レンズの重量等で閉じている状態時、(b)はメインフ
レーム3が同図で左方へスライド移動されたことで上圧
板ガラス1が開かれた状態時を示している。
【0059】図2において、3aは上圧板ガラス位置決
め突起、5は上圧板ガラス保持部材、5aは上圧板ガラ
ス保持部材回転ヒンジ、9は上圧板ガラス開カム足、1
0は上圧板ガラス開カム、10aは上圧板ガラス開カム
面、44は小歯車である。
【0060】ベースフレーム8は図示していないリーダ
ープリンターに固定し、メインフレーム3にはガイドレ
ール6が固定されておりベースフレーム8のスライド軸
受け7と摺動自在に取り付けられている。
【0061】上圧板ガラス1は上圧板ガラス保持部材5
に固定されており、メインフレーム3に対して上圧板ガ
ラス保持部材回転ヒンジ5aを中心に回動可能に取り付
けられている。
【0062】ガイドローラー4はガイドローラー回転軸
4aを中心に回転自在であり、ガイドローラー回転軸4
aは上圧板ガラス保持部材5に固定されており、ガイド
ローラー4も上圧板ガラス1と一緒に上圧板ガラス保持
部材回転ヒンジ5aを中心に回動可能になっている。
【0063】このガイドローラー4はロールフィルムの
厚み方向及び幅方向を規制し、ロールフィルムが適切な
アライメントで上圧板ガラス1と下圧板ガラス2の隙間
を通り抜けられるように設けられている。
【0064】ベースフレーム8には上圧板ガラス開カム
10が設けられており、上圧板ガラス保持部材回転ヒン
ジ5aに設けられた上圧板ガラス開カム足9を押しあげ
るべく斜面のカム面10aを有している。
【0065】閉じ状態時(図2の(a))の上圧板ガラ
ス1の位置は、上圧板ガラス開カム足9と上圧板ガラス
開カム10が互いに離れているので、上圧板ガラス保持
部材回転ヒンジ5aと上圧板ガラス位置決め突起3aに
よって一義的に決定される。
【0066】メインフレーム3を図2の(a)において
左にスライドさせることで、上圧板ガラス開カム足9が
上圧板ガラス開カム面10aと干渉し、その反力によっ
て上圧板ガラス保持部材回転ヒンジ5aを中心に上圧板
ガラス1を時計方向に回転させ、図2の(b)のように
大きく口を開く事ができる。
【0067】図3により下圧板2の開閉動作を説明す
る。図3において、2aは下圧板ガラス保持板、22は
下圧板ガラス開閉レバー、24は下圧板ガラス開閉レバ
ーヒンジ、25は下圧板ガラス開閉レバー力点、26は
下圧板ガラス開閉レバー継ぎ手、27は下圧板ガラス開
閉ソレノイド、28はソレノイド支持板を表す。
【0068】下圧板ガラス開閉レバーヒンジ24を支点
に下圧板ガラス開閉レバー22が延びており、その下圧
板ガラス開閉レバー22の先端に下圧板ガラス2と下圧
板ガラス保持板2aの総合した重心が来る様に設けられ
ている。
【0069】下圧板ガラス開閉レバー22のほぼ直角方
向に下圧板ガラス開閉レバー力点25が設けられてお
り、下圧板ガラス開閉レバー継ぎ手26を介して下圧板
ガラス開閉ソレノイド27が作用する様になっている。
【0070】図3(a)の様に下圧板ガラス開閉ソレノ
イド27が作動し、下圧板ガラス開閉レバー継ぎ手26
を引っ張れば、下圧板ガラス開閉レバー22は下圧板ガ
ラス開閉レバーヒンジ24を支点に同図では時計方向に
回転し、下圧板ガラス開閉レバー22の先端で力を受け
た下圧板ガラス2は上圧板ガラス1に圧接される。
【0071】下圧板ガラス2はほぼ重心の真下から押し
上げられるので下圧板ガラス開閉レバー22の回転移動
とは関係なく上圧板ガラス1に圧接する事になる。この
とき上圧板ガラス1と下圧板ガラス2の隙間はスぺーサ
ー34の厚みにより一義的に決定する。
【0072】スぺーサー34の厚みはマイクロフィルム
の規格にある5mil 厚(約0.13mm)のフィルムを
通す場合、0.2mm程度のものが多く、上下二枚の圧
板ガラスの隙間はこのスぺーサーの厚みだけの隙間を保
ちつつロールフィルムを保持する事ができる。
【0073】図3の(b)では下圧板ガラス開閉ソレノ
イド27の作用を開放することで下圧板ガラス2が自重
により下がり、上圧板ガラス1との隙間が2〜3mmに
広がることでロールフィルムを高速で搬送してもロール
フィルムをガラス面に擦りつけてフィルムに傷をつけな
いようにできている。
【0074】図4・図5は上述のロールキャリアAをリ
ーダープリンターに搭載した状態の斜視図であり、図4
は搭載したキャリアAでロールフィルムFの投影もしく
は搬送を行なっている状態時、図5はロールフィルムF
をローディングすめためにロールキャリアを手前に引き
出し、上圧板ガラス1及びガイドローラー4を跳ね上げ
ているところを示している。
【0075】図4・図5において、29はリーダープリ
ンター、30は結像レンズ、31はリール、31aはテ
イクアップ(TAKE UP )リール、32はスクリーン、F
はロールフィルムを表す。
【0076】フィルム搬送コントローラー21はロール
キャリアに内蔵されたモーターに電力供給し、左右のリ
ール31・31aに巻かれたロールフィルムFを搬送制
御する。
【0077】フィルム搬送コントローラー21からのび
た電源コード33は図示していない電源コンセントに差
し込まれAC電源の電力供給を受ける。
【0078】リーダープリンター29は図示していない
電源コードで図示していない電源コンセントから電力供
給を受け、リーダープリンター29の不図示の照明ユニ
ットにより照明されたロールフィルムFの画像を結像レ
ンズ30を通しスクリーン32に投影したり、映しだし
た画像をプリントアウトしたりする。
【0079】フィルム速度検知ローラー20はロールフ
ィルムFとの表面摩擦でロールフィルムFと同じ周速度
で回転し、フィルム速度検知ローラー20の直径と回転
速度から現在ロールフィルムFがいくらの速度で搬送さ
れているかを検知するものである。
【0080】フィルムローディング時は図5のようにロ
ールキャリアAを手前に引き出し、上圧板ガラス1及び
ガイドローラー4を跳ね上げ状態にさせる。
【0081】従来ならばフィルムの幅程度にしかスライ
ドできなかった従来例に比べ、図のようにフィルム投影
領域(レンズ位置)から大きく手前に引きだすことがで
き、数ミリしか隙間のなかった上圧板ガラス1と下圧板
ガラス2の間隔が大きく開放される事でロールフィルム
の引き回しが容易となり、手動によるフィルムローディ
ングを非常に簡単に行うことができる。
【0082】〈第二の実施例〉(図6) 図6において、11はフォトインタラプタ、12は遮光
板、13は上圧板ガラス開閉ソレノイド、13aは上圧
板ガラス開閉ソレノイドヒンジ、14は上圧板ガラス開
閉レバー継ぎ手、15は上圧板ガラス開閉レバー、15
aは上圧板ガラス開閉レバーヒンジである。
【0083】前述の第一の実施例と同じ様に、ベースフ
レーム8は図示していないリーダープリンターに固定
し、メインフレーム3にはガイドレール6が固定されて
おり、ベースフレーム8のスライド軸受け7は摺動自在
に取り付けられている。
【0084】上圧板ガラス1は上圧板ガラス保持部材5
に固定されており、メインフレーム3と上圧板ガラス1
とは、上圧板ガラス保持部材回転ヒンジ5aを中心に回
動可能に取り付けられている。
【0085】ガイドローラー4はガイドローラー回転軸
4aを中心に回転自在であり、ガイドローラー回転軸4
aは上圧板ガラス保持部材5に固定されており、ガイド
ローラー4も上圧板ガラス1と一緒に上圧板ガラス保持
部材回転ヒンジ5aを中心に回動可能になっている。
【0086】ベースフレーム8には遮光板12を、メイ
ンフレーム3にはフォトインタラプタ11をそれぞれ設
けており、図6の(b)のようにメインフレーム3をス
ライドさせて遮光板12がフォトインタラプタ11を遮
ると、図示していない制御回路によって上圧板ガラス開
閉ソレノイド13が作動し、上圧板ガラス開閉レバー継
ぎ手14を引き込む。
【0087】上圧板ガラス開閉レバー継ぎ手14の両端
は、上圧板ガラス開閉ソレノイド13に対し回転可能に
接続された上圧板ガラス開閉ソレノイドヒンジ13a、
及び上圧板ガラス開閉レバー15に対し回転可能に接続
された上圧板ガラス開閉レバーヒンジ15aで構成され
ており、上圧板ガラス開閉レバー継ぎ手14が上圧板ガ
ラス開閉ソレノイド13に引き込まれると、上圧板ガラ
ス1が上圧板ガラス保持部材回転ヒンジ5aを中心に図
中時計方向に回転する。
【0088】ロールキャリアをフィルムの投影位置へ戻
すために図6の(a)のようにメインフレーム3を押し
戻すと遮光部材12がフォトインタラプタ11から外
れ、上圧板ガラス開閉ソレノイド13も開放され、上圧
板ガラス1は上圧板ガラス位置決め突起3aに突き当た
るまで図中反時計方向に回転しながら下がっていく。
【0089】〈第三の実施例〉(図7) 図7において、16は上圧板ガラス閉カム、16aは上
圧板ガラス閉カム面、17はねじりコイルバネ、18は
上圧板ガラス閉カム足、18aは上圧板ガラス従動子で
ある。
【0090】前述の第一の実施例と同じ様に、上圧板ガ
ラス1は上圧板ガラス保持部材5に固定されており、上
圧板ガラス1は上圧板ガラス保持部材回転ヒンジ5aを
中心にメインフレーム3に対して回動可能に取り付けら
れている。
【0091】メインフレーム3と上圧板ガラス保持部材
5の間にはねじりコイルバネ17が設けられており、常
に上圧板ガラス保持部材5を図中時計方向に回転させる
力を及ぼしている。そのねじりコイルバネ17の力に対
し上圧板ガラス閉カム16は上圧板ガラス保持部材5を
閉じる方向に規制するカム面16aを有している。
【0092】リーダープリンターに対して動かないベー
スフレーム8に設けた上圧板ガラス閉カム16の上圧板
ガラス閉カム面16aは次のように構成されている。
【0093】即ち、図7(b)のようにメインフレーム
3を引きだした時には上圧板ガラス1を開こうとしてい
るねじりコイルバネ17の力にさからわず上圧板ガラス
カム従動子18aを開放する方向に、図7(a)のよう
にメインフレーム3をフィルム投影位置に押し戻した時
には逆にねじりコイルバネ17の力を押し込めて上圧板
ガラスカム従動子18aを制限し、上圧板ガラス1を閉
じるような形状を与えられている。
【0094】前述の第一及び第二の実施例ではメインフ
レーム3を引きだした時に上圧板ガラス1に力が働き上
圧板ガラス1を開き、メインフレーム3を押し込んでロ
ールフィルムを投影位置に戻した時には自重で上圧板ガ
ラス1を閉じていたのに対し、この第三の実施例では常
に上圧板ガラス1を開く方向に力がかけており、メイン
フレーム3を引きだした時にねじりコイルバネ17の力
を開放して上圧板ガラス1を開き、メインフレーム3を
押し込んでロールフィルムを投影位置に戻した時にはカ
ムでねじりコイルバネ17を押え込み上圧板ガラス1を
閉じている。その他の動きは第一及び第二の実施例と同
様である。
【0095】〈第四の実施例〉(図8) 図8において、35はピニオンギア、36はアイドルギ
ア、37はラツクギア、38はギアとヒンジ取り付け部
を示している。
【0096】ピニオンギア35は上圧板ガラス保持部材
5に固定されており、上圧板ガラス保持部材5と一緒に
上圧板ガラス保持部材回転ヒンジ5aを中心に回転可能
である。
【0097】アイドルギア36はメインフレーム3に設
けられているギアとヒンジ取り付け部38に回転自在に
取り付けられており、かつ前記ピニオンギア35と噛み
合っている。
【0098】また前記アイドルギア36はベースフレー
ム8に固定されたラックギア37とも噛み合うような位
置に設けられている。
【0099】ただし、ベースフレーム8に固定されたラ
ックギア37は前記アイドルギア36がロールフィルム
の画像投影領域にあるところでは歯が設けられておら
ず、画像投影領域内でメインフレーム3を動かしてもア
イドルギア36は回転しない。
【0100】ロールフィルムをローディングしようとし
てスライドハンドル3bをつかみ、図8の(b)のよう
にメインフレーム3を引きだしてくると、ロールフィル
ムは画像投影領域を抜け出し、アイドルギア36はリー
ダープリンターのスクリーンから投影された画像が見え
なくなった頃にラックギア37と噛み合い始める。
【0101】ラックギア37とアイドルギア36が噛み
合ったままさらにメインフレーム3を引きだすとアイド
ルギア36は矢印36’方向(反時計方向)に回転し、
アイドルギア36と噛みあっているピニオンギア35は
矢印35’方向(時計方向)に回転する。
【0102】そうするとピニオンギア35に固定された
上圧板ガラス保持部材5も上圧板ガラス保持部材回転ヒ
ンジ5aを中心に図中時計方向へ回転することになり、
上圧板ガラス1が図8の(b)のように開く。
【0103】メインフレーム3を押し込む(図中右方向
へ動かす)と、今度は各ギアが逆回転し、メインフレー
ム3を押し込むにつれて上圧板ガラス1も図8の(a)
のように閉じる。
【0104】本実施例ではギアの噛み合わせによる図で
説明をしたが、摩擦車(ローラー)等に置き換えても良
い。
【0105】〈第五の実施例〉(図9) 図9において、14は上圧板ガラス開閉レバー継ぎ手、
15は上圧板ガラス開閉レバー、15aは上圧板ガラス
開閉レバーヒンジ、39はリンクコロ、40は長穴板で
ある。
【0106】上圧板ガラス開閉レバー15は上圧板ガラ
ス保持部材回転ヒンジ5aから上圧板ガラス開閉レバー
ヒンジ15までの距離をかせぐために上圧板ガラス保持
部材5に設けられている。
【0107】上圧板ガラス開閉レバーヒンジ15aには
上圧板ガラス開閉レバー継ぎ手14が回動自在に設けら
れており、上圧板ガラス開閉レバー継ぎ手14の他端に
はリンクコロ39がある。このリンクコロ39は長穴板
40の長穴とスライド可能に取り付けられている。長穴
板40はベースフレーム8に固定されている。
【0108】メインフレーム3がロールフィルムの画像
投影領域にいる場合はメインフレーム3をスライドさせ
てもリンクコロ39は長穴板40の長穴の中で同じよう
にスライドしているだけで上圧板ガラス1には何も力を
及ぼさない。
【0109】図9の(b)のようにメインフレーム3を
手前(図中左方向)に引きだしてくると画像投影領域を
抜け出し、リーダープリンターのスクリーンから投影さ
れた画像が見えなくなった頃にリンクコロ39は長穴板
40の長穴の端に突き当たりそれ以上スライドできなく
なる。
【0110】さらにメインフレーム3を引きだし続ける
と、今度はリンクコロ39を支点とし、上圧板ガラス開
閉レバー継ぎ手14と、上圧板ガラス保持部材回転ヒン
ジ5aから上圧板ガラス開閉レバーヒンジ15aまでの
スパンをリンクにしてスライダ−クランク機構のような
動きが始まり、上圧板ガラス1を図中時計方向に回転さ
せることができる。
【0111】
【発明の効果】以上のように本発明の帯状フィルム(ロ
ールフィルム)搬送装置は、簡易・コンパクト・安価な
手段構成にてフィルムの搬送経路が広く確保でき、手動
によるローディングがフィルムを傷付けるおそれなく非
常に容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施例装置(ロールキャリア)の斜視
【図2】 装置の横断側面図であり、(a)は上圧板ガ
ラスの閉じ状態時 (b)は開き状態時の図
【図3】 装置の横断側面図であり、(a)は下圧板ガ
ラスの閉じ状態時 (b)は開き状態時の図
【図4】 本実施例の装置を搭載してフィルムの投影も
しくは搬送を行なっている状態時のリーダープリンター
の斜視図
【図5】 フィルムのローディングのために装置を手前
に引きだし、上圧板ガラス及びガイドローラーを跳ね上
げている状態時のリーダープリンターの斜視図
【図6】 第二の実施例装置の横断側面図であり、
(a)は上圧板ガラスの閉じ状態時、(b)は開き状態
時の図
【図7】 第三の実施例装置の横断側面図であり、
(a)は上圧板ガラスの閉じ状態時、(b)は開き状態
時の図
【図8】 第四の実施例装置の横断側面図であり、
(a)は上圧板ガラスの閉じ状態時、(b)は開き状態
時の図
【図9】 第五の実施例装置の横断側面図であり、
(a)は上圧板ガラスの閉じ状態時、(b)は開き状態
時の図
【図10】 従来例装置の斜視図
【図11】 他の従来例装置の横断側面図であり、
(a)は下圧板ガラスの閉じ状態時、(b)は開き状態
時の図
【符号の説明】 F ロールフィルム 1 上圧板ガラス 2 下圧板ガラス 3 メインのフレーム 3a 上圧板ガラス位置決め突起 3b スライドハンドル 4 ガイドローラー 4a ガイドローラー 5 上圧板ガラス保持部材 5a 上圧板ガラス保持部材回転ヒンジ 6 スライドレール 7 スライド軸受け 8 ベースフレーム 9 上圧板ガラス開カム足 10 上圧板ガラス開カム 11 フォトインタラプタ 12 遮光板 13 上圧板ガラス開閉ソレ 13a 上圧板ガラス開閉ソレノイド ノイド ヒンジ 14 上圧板ガラス開閉レバー継ぎ手 15 上圧板ガラス開閉レバー 15a 上圧板ガラス開閉レバーヒンジ 16 上圧板ガラス閉カム 16a 上圧板ガラス閉カム面 17 ねじりコイルバネ 18 上圧板ガラス閉カム足 18a 上圧板ガラスカム従動子 19 リール軸 20 フィルム速度検知ローラー 21 フィルム搬送コント 22 下圧板ガラス開閉レバー ローラー 23 下圧板ガラスヒンジ 24 下圧板ガラス開閉レバーヒンジ 25 下圧板ガラス開閉レバー 26 下圧板ガラス開閉レバー継ぎ手 力点 27 下圧板ガラス開閉ソレ 28 ソレノイド支持板 ノイド 29 リーダープリンター 30 結像レンズ 31 リール 31a TAKE UP リール 32 スクリーン 33 電源コード 34 スペーサー 35 ピニオンギア 36 アイドルギア 37 ラツクギア 38 ギア&ヒンジ取り付け部 39 リンクコロ 40 長穴板 41 上圧板ガラス固定板バネ 42 電源モーター 43 大歯車 44 小歯車 45 外装カバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状フィルムを保持、搬送する帯状フィ
    ルム搬送装置において、メインフレームが画像投影領域
    以上にスライド可能で、フィルムをはさみ込む上下二枚
    の透明板がそれぞれ回動開閉可能である事を特徴とした
    帯状フィルム搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の帯状フィルム搬送装置におい
    て、手前に引き出す動作に連動して上側の透明板が開
    き、フィルムの画像を投影可能な所定の位置に押し戻し
    た時には自動で上側の透明板が閉じ、その上側の透明板
    が閉じた時には一義的に位置が決まる位置決め手段をメ
    インフレームに設けた事を特徴とした帯状フィルム搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は同2の帯状フィルム搬送装
    置において、上側の透明板の開閉手段にカム機構を用い
    た事を特徴とした帯状フィルム搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は同2の帯状フィルム搬送装
    置において、メインフレームを手前へ引き出した事を検
    知する検知手段と、前記検知手段により得られた情報か
    ら上側の透明板を開閉させる開閉手段を作動させる事を
    特徴とした帯状フィルム搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は同2の帯状フィルム搬送装
    置において、上側の透明板を跳ね上げる弾性部材を設
    け、メインフレームを手前に引き出した位置では上側の
    透明板を跳ね上げ、メインフレームをフィルムの画像が
    投影可能な所定の位置に押し戻した時には強制的に上側
    の透明板を閉じるカムを設け、画像投影位置では上側の
    透明板が開かない事を特徴とした帯状フィルム搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は同2の帯状フィルム搬送装
    置において、スライド移動可能な前記メインフレームに
    設けられた上側の透明板に、その上側の透明板と共に回
    転するピニオンギアを設け、そのピニオンギアの回転を
    逆転させるアイドルギアをスライド移動可能な前記メイ
    ンフレームに設け、そのアイドルギアとかみあったり離
    れたりするラックギアをベースフレームに設けた事を特
    徴とした帯状フィルム搬送装置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は同2の帯状フィルム搬送装
    置において、上側の透明板とベースフレームとをつなぐ
    アームを設け、そのアームの一端が所定の長さスライド
    可能とし、そのアームの一端がスライド限界に達した時
    にはリンクの支点となる事を特徴とした帯状フィルム搬
    送装置。
JP12053593A 1993-04-23 1993-04-23 帯状フィルム搬送装置 Pending JPH06308605A (ja)

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