JPH064469B2 - 給紙架台 - Google Patents

給紙架台

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JPH064469B2
JPH064469B2 JP63004337A JP433788A JPH064469B2 JP H064469 B2 JPH064469 B2 JP H064469B2 JP 63004337 A JP63004337 A JP 63004337A JP 433788 A JP433788 A JP 433788A JP H064469 B2 JPH064469 B2 JP H064469B2
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紘 岩木
嘉治 三田
二郎 宮崎
明彦 周藤
聡司 広瀬
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は複写機等の記録装置を載置すると共に該記録装
置への給紙機構を備える給紙架台に関する。
(ロ)従来の技術 複写機を載置する架台においては、複写機に対する付加
機能として複写機本体に装備された給紙部とは別の給紙
部を備えるものがあり、これは例えば複写機の底部に設
けられた給紙口へ架台に装備された給紙カセット等から
用紙を給送するように構成したものである。
このような架台において用紙は、横置きにセットされた
用紙カセットから用紙に圧接するように備えられた給紙
ローラによって1枚ずつカセットから横方向に送り出さ
れ、次いでガイド板等によって複写機の給紙口に向かっ
て縦方向に給送される。そして給紙口と対向する位置に
設けられた架台上部の排紙口内に装備された一対の中間
ローラを経由して給紙口から複写機内へ送られ、感光ド
ラムの近傍に配設された一対のレジストローラまで達す
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上述の如き給紙架台において発生する紙詰り
を処理する手段としては特開昭59-211060号公報に用紙
カセット及び給紙ローラを含む部分を架台の外側にスラ
イドさせるものが開示されている。この方法において
は、用紙カセット及び給紙ローラ付近の紙詰りは架台の
外部で取り除くことができるが、中間ローラとレジスト
ローラとの間に紙詰りが発生した場合には、用紙の大部
分が複写機の搬送通路内に隠蔽されているため、用紙の
掴み代がない場合も多く、取り除くのが困難であった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、複写
機等に内蔵されたレジストローラと架台に装備された中
間ローラとの間において発生する紙詰りも容易に処理可
能な給紙架台の提供を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明に係る給紙架台は、記録装置を載置すると共に、
該記録装置への用紙を保持して給送する給紙部を装備す
る給紙架台において、架台本体は少なくとも2個の給紙
機構を備えてなり、いずれかの給紙機構に用紙を記録装
置本体に向けて給紙するための一対の中間ローラを備え
ており、少なくともこの一対の中間ローラを備えている
給紙機構が、給紙される用紙の平面と交差する方向に用
紙を挟持した状態で移動し得るように構成されているこ
とを特徴とする。
(ホ)作用 中間ローラにて詰った用紙は、この中間ローラを備えて
いる給紙機構を、用紙の平面と交差する方向に移動させ
ることにより、外部に取出される。
(ヘ)実施例 以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的に
説明する。第1図は本発明に係る給紙架台の複写機への
装備状態を示す左側外観斜視図、第2図は同じくその内
部機構を示す概略縦断面図である。給紙架台1上に載置
された複写機2の動作は、まず原稿載置台を構成するプ
ラテンガラス27上にセットされた原稿が露光ランプ8に
よって露光され、これと一体的に構成された第1走査ミ
ラー9と、これらと共に矢符a方向、即ち複写機2の右
側方向へ移動する第2及び第3走査ミラー10,11により
現像画像が走査される。この走査光はレンズ12及び第4
ミラー13を経て図示しないメインモータによって矢符b
方向に回転する感光ドラム7の表面に達する。感光ドラ
ム7は、予め除電ランプ14によって除電され、これの感
光ドラム回転方向側の位置に装備された帯電装置15によ
って一様帯電されており、上述の像露光が行われて静電
潜像が形成される。
次いで静電潜像は帯電装置15の感光ドラム回転方向側の
位置に備えられた現像装置16によって現像されてトナー
にて可視像化され、現像装置16の感光ドラム回転方向側
の位置に備えられた一対のレジストローラ30から搬送さ
れてくる用紙に対して感光ドラム6の下側、即ちレジス
トローラ30の感光ドラム回転方向側の位置に設けられた
転写装置17によってトナー画像が転写される。
転写装置17の感光ドラム回転方向側の位置には分離装置
18が設けてあり、トナー画像が転写された用紙を感光ド
ラム7から分離し、搬送ベルト19によって定着装置20に
送る。分離装置18の感光ドラム回転方向側の位置にはク
リーニング装置25が設けてあり、クリーニングブレード
26にて感光ドラム7の表面に残存するトナーを剥離し、
清掃する。
定着装置20に送られた用紙は加熱ローラ21及び加圧ロー
ラ22によってトナー画像が溶融・定着され排紙ローラ対
23にて排紙トレー24上に排出される。
複写機2の右側部には用紙カセット3及び4が着脱可能
に装着してあり、各カセットに装填された用紙は各々の
カセットに装備されている給紙ローラ28又は29によって
送り出され、前記レジストローラ30に当接して一旦停止
される。その後、用紙は前述した如く感光ドラム7に形
成されたトナー画像の先端位置とタイミングを合せてレ
ジストローラ30が駆動されることによって感光ドラム7
と転写装置17との間に送り込まれる。レジストローラ30
への用紙の搬送路は、前記用紙カセット3及び4方面か
ら構成されたものとは別に複写機2の底部に形成され、
最大幅の用紙が通過できる横幅を有する横孔状の給紙口
52の両側から立設された板状のペーパーガイド50及び51
の間にも構成されている。そしてこれらの搬送路の終端
部、即ちレジストローラ30の直前の位置と、前記給紙口
52からペーパーガイド50及び51によって形成される搬送
路の中間位置には夫々用紙の搬送を検出する例えば光電
式のセンサ53及び54を設けてある。
第3図は給紙架台の内部構造を示す縦断面図、第4図は
その構成を示す左側分解斜視図、第5図はその開放状態
を示す右側外観斜視図である。給紙架台1は、複写機2
の底面部分と略同寸法の上面を備える直方体状の架台本
体100を有しており、該架台本体100は第4図に示す如く
底板48の四隅に支柱72,73,74,75を立設し、これらに
よって側壁を備える上部カバー60を支持させてある。
そして上部カバー60の上面の前端及び後端側に各々架台
本体100の左右方向にその長さ方向を一致させた角柱状
の支持体71,71を設け、該支持体71,71上に複写機2を
載置するようになしてある。また、底板48の下面には前
記支持体71と同様の支持体76,76を各々架台本体100を
介して支持体71,71と対向させて設けるようになしてあ
る。つまり、複写機2はこれの荷重が上側の支持体71,
71に伝わり、夫々支柱72,73及び74,75を介して下側の
支持体76,76に伝わることによって支承される。
前記架台本体100は2個の給紙機構を備えてなり、これ
の一方は複写機2と同様に架台本体100の右側部に用紙
カセット5の一部を突出状態に装着する右側カセット部
34であり、該右側カセット部34は用紙カセット5の装着
口を備える側壁36が架台本体100の着脱可能な右側壁を
兼ねており、右側カセット部34の下部に備えた摺動部材
63,63を底板48の下面に設けて右側カセット部34を架台
本体100の右側方に引き出せるように構成してあり、側
壁36の架台本体100の正面側の端部にはそのための取っ
手37が設けてある。給紙機構の他方は架台本体100の内
部に用紙カセット6を収納する左側カセット部35であ
り、該左側カセット部35はこれの下部に前記底板48より
も一回り小さい支持板47を有しており、該支持板47の下
面と底板48の上面との間に摺動部材40,40を設けること
によって架台本体100の正面カバー38を正面側に引き倒
して開いた状態で支持板47、即ち左側カセット部35を正
面側に引き出せるように構成してあり、支持板47の上面
の正面側端部にはそのための取っ手39が設けてある。左
側カセット部35は、このように用紙カセット6を含む全
体を架台本体100内に収納できるため周囲の作業スペー
スが狭められることはない。
支持板47の架台本体100の背面側端部にはU字形の切欠
部47aが設けてあり、該切欠部47aは支持板47を架台本体
100内へ装入した状態において底板48に突設されたピン4
9に嵌合されることによって左側カセット部35の装着時
の位置決めが行われる。ピン49はこれの周面の一部が先
端部及び基端部側から夫々テーパ状に縮径されており、
この部分が切欠部47a内に嵌合するようになっている。
つまり、支持板47が上下方向に若干ずれた状態で装入さ
れてきた場合においても切欠部47aはピン49の傾斜面に
沿ってこれの縮径部分に嵌合されるので支持板47は上
下、左右及び装入方向の位置が決定される。右側カセッ
ト部34については、架台本体100の右側壁と一体的に構
成してあるので装入時の位置決めは容易であるが、左側
カセット部35と同様の構成をとっても良い。
これらの各カセット部は第3図に示す如く用紙カセット
の両側端部を支承するように設けられたカセットガイド
45、又は46により、複写機2と共通の用紙カセットを装
着して給紙するように構成されている。各カセット部は
夫々給紙ローラ及びペーパーガイドを有しており、右側
カセット部34に装入されたカセット5の左側端部近傍に
は給紙ローラ32及びペーパーガイド41,42が設けてあ
り、またこれらと適長離隔して対向する左側カセット部
35のカセット6の右側端部近傍には給紙ローラ31及びペ
ーパーガイド43,44が設けてある。各給紙ローラ31及び
32はこれらの回転軸を前記レジストローラ30の回転軸と
を平行に位置させてある。そしてこれらの各ペーパーガ
イドはカセット5と6との間の上方に接近するように延
設してあり、この部分に一対の中間ローラ33が各回転軸
を各給紙ローラ31及び32の回転軸とを平行に位置させて
右側カセット部34に設けてある。カセット5寄りの一方
の中間ローラ33の下部には前記センサ53と同様のセンサ
55が設けてある。
第6図は架台本体100の上面の中間ローラ33周辺の平面
図であり、架台本体100の上部カバー60の右側端部には
方形の切欠き部が形成されており、この切欠き部分に右
側カセット部34の上部が嵌合するように構成してあり、
右側カセット部34の左端側(第6図においては上端側)に
露出させて配設した中間ローラ33の上側の周面は右側カ
セット部34の上部カバー59と略面一に配置させ、これら
は架台本体100の上部カバー60とも略面一に配してあ
る。中間ローラ33は複数のローラ対によって構成してあ
り、各ローラ対を回転軸33a,33bの軸長方向に相互に適
長離隔して設けてある。ローラ対同士の間の回転軸33a
と33bとの間には、前記右側カセット部34の架台本体100
中心側に設けられたペーパーガイド41の上端部がローラ
対に接触しないように複数の切欠きを形成して板厚の中
心を回転軸33aと33bとの中心に一致させて各回転軸と平
行に臨ませてあり、このペーパーガイド41の上端部は中
間ローラ33の上側の周面と略面一に配してある。そして
中間ローラ33は、複写機2の底部の前記給紙口52の真下
に対向させてある。
さて、左右のカセット部から給送される用紙は感光ドラ
ム7の軸長方向にずれることなく所定位置に搬送される
必要があり、このための各カセット部の給紙部分の給紙
ローラ軸長方向における取付け位置の調整は、次のよう
にして行われる。まず、右側カセット部34については第
4図に示すように前記中間ローラ33、給紙ローラ32等を
備えるシャーシ65の底板66を摺動部材63が固定された支
持板64にネジによって取付ける場合に、前記底板66に各
ローラの軸長方向の調整幅を有する長孔66aを設けてお
くことにより、ローラの軸長方向に位置調整した後、固
定できる。一方、左側カセット部35については感光ドラ
ム7の軸長方向の調整に加えて、右側カセット部34の中
間ローラ33に対する平行度の調整も必要である。第7図
は左側カセット部35の給紙ローラ31等を備えるシャーシ
67及び支持板47の左側外観斜視図であり、シャーシ67が
固定された底板68には、これの四隅に給紙ローラ31の軸
長方向及びこれと直交する方向の調整幅を有する長孔70
bが4箇所設けてあり、また中央位置に同じく給紙ロー
ラ31の軸長方向の調整幅を有する長孔70aが設けてあ
る。このシャーシ67を備える底板68は、支持板47の右側
部分に前記長孔70bを用いてネジ止めされるようになっ
ており、支持板47の右側部分にはそのためのネジ孔47b
が長孔70bの各中心位置に対応する位置に4箇所設けて
ある。これらのネジ孔47bの中央位置には底板68の前記
長孔70aに嵌入するピン69が突設してある。該ピン69の
直径は長孔70aの給紙ローラ31の軸長方向と直交する方
向の幅と略等しくしてある。さて、底板68を支持板47に
位置調整して取付けるには、まず、底板68の長孔70bと
支持板47のネジ孔47bとをネジを用いて仮止めする。そ
して複写機2の複写動作を行い、ここで左側カセット部
35から給送された用紙の感光ドラム7の軸長方向に対す
るずれがない場合は、次に中間ローラ33との平行度の調
整に移り、ずれている場合はネジを緩めて底板68を感光
ドラム7の軸長方向に長孔70bに沿って移動して位置調
整する。中間ローラ33との平行度の調整は、ネジを緩め
て底板68をこれの長孔70aに嵌入された前記ピン69を中
心にして回転させることによって中間ローラ33と平行に
なるように位置決めする。ここでピン69は、前述した如
くこれの直径を長孔70aの給紙ローラ31の軸長方向と直
交する方向の幅と略等しくしてあるので、底板68、即ち
給紙機構が給紙ローラ31の軸長方向と直交する方向にず
れることなく、中間ローラ33との平行度のみの調整を行
うことが可能である。
以上の如く構成された給紙架台1においては、先ず複写
機2によって使用する給紙カセットの選択が行われる。
カセット5が選択された場合には複写開始と共に給紙ロ
ーラ32の駆動によってカセット5に装填されている用紙
が搬出されてペーパーガイド41及び42の間を搬送され、
またカセット6が選択された場合には同様に給紙ローラ
31の駆動により用紙がペーパーガイド43及び44の間を搬
送される。そしていずれかのカセットから送り出された
用紙は、共に用紙を複写機2側へ搬送する方向に回転さ
れている中間ローラ33へ達する。
ここで中間ローラ33の間を通過する用紙は、前述した如
く中間ローラ33のローラ対同士の間の回転軸33aと33bと
の間に部分的に位置しているペーパーガイド41によって
用紙上においてこれの搬送方向と直交する方向が波状に
形成される。これにより中間ローラ33から出て複写機2
内へ向かう用紙は腰が強くなり、容易にレジストローラ
30まで達する。レジストローラ30まで搬送された用紙は
前述した如く感光ドラム7の表面に接してトナー画像が
転写される。
さて、用紙が中間ローラ33とレジストローラ30との間で
停止、即ち紙詰りした場合には、前述した3個のセンサ
53,54,55によって各検出域における用紙の有無を検出
する。ここでセンサ53のみが用紙を検出する場合は、用
紙は既に中間ローラ33から排出され、レジストローラ30
に挟持されているということであり、複写機2に紙詰り
位置がレジストローラ30の近辺であることを表示させ
る。
一方、センサ53及び54、全てのセンサ、又はセンサ54及
び55が用紙を検出する場合は、中間ローラ33を逆回転さ
せ、停止している用紙を複写機2から給紙架台1側へ引
き戻す動作を行う。この動作は時間、又は距離によって
規制すれば良い。次に中間ローラ33の逆回転を行った
後、再び全てのセンサによって用紙の検出を行う。ここ
でセンサ53が用紙を検出した場合は、用紙がレジストロ
ーラ30に挟持され、中間ローラ33を逆回転させても取り
除けなかったということであるため、複写機2に紙詰り
位置がレジストローラ30の近辺であることを表示させ
る。操作者はこの表示に基づいて複写機2のフロントカ
バー56を手前に引き倒して開放し、レジストローラ30を
回転させて詰った用紙を取り除く。
一方、センサ53が用紙を検出しない場合は、用紙がレジ
ストローラ30に挟持されておらず、中間ローラ33に挟持
されているということであり、複写機2に右側カセット
部34を引き出す支持を表示させる。第8図及び第9図
は、右側カセット部34の引き出し状態を示す縦断面図で
ある。第8図における用紙57は右側カセット部34から給
送されたものであり、第9図における用紙58は左側カセ
ット部35から給送されたものである。このように中間ロ
ーラ33は右側カセット部34に設けられているため、右側
カセット部34を引き出すことによって架台本体100の外
部に露出されて取り除かれ、また、左側カセット部35か
ら給送された用紙58についても中間ローラ33に挟持され
ているので右側カセット部34から給送された用紙57と同
様に容易に中間ローラ33から取り除くことができる。ま
た、右側カセット部34の上部カバー59は、前述したよう
に架台本体100の上部カバー60と分離されており、右側
カセット部34が引き出されることによって複写機2の給
紙口52の下方には空間が形成されるので用紙が中間ロー
ラ33に挟持されずに給紙口52の近辺に残った場合におい
ても第5図に示すように架台本体100の右側から容易に
用紙を取り除くことができる。更に右側カセット部34の
上部カバー59は、右側カセット部34が引き出された場合
において給紙ローラ32等の部品が外部に露出するのを防
止している。
さて、このように紙詰りが生じた場合には、上述の如く
右側カセット部34が引き出された後、用紙の取り除き処
理が行われるが、左側カセット部35から給紙されて紙詰
りが生じ、中間ローラ33の逆回転が行われた後、先に左
側カセット部35が引き出された場合には、複写機2内部
と左側カセット部35内部とに跨った状態の用紙がこれの
用紙上における搬送方向と直交する方向に引き出される
ので用紙は破損される。これを防止する手段として第10
図に示す部材が設けてある。第10図は架台本体100の正
面カバー38及び右側カセット部34の側壁36の各端部近傍
に設けられたフック部材61及び突起部材62の取付け状態
を示す平面図であり、第11図は第10図のXI−XI線に
よる矢視図である。フック部材61はコ字形状をなし、そ
の長さ方向を正面カバー38の高さ方向に一致させて正面
カバー38の裏面に設けた軸61aにコ字の左側端部をバネ
状に巻いてあり、この抗力によってコ字の上下の側辺部
が正面カバー38の裏面に対して略垂直に起立するように
構成してある。突起部材62は、側壁36の裏面に設けら
れ、フック部材61のコ字内に嵌入する矩形部を有し、こ
れの先端部分には正面カバー38から隔離する側を尖らせ
た傾斜部62aが形成されている。
上述の如く構成されたフック部材61及び突起部材62にお
いては、右側カセット部34が架台本体100内に収納さ
れ、正面カバー38が閉じた状態にある場合には、第10図
及び第11図に示すように突起部材62がフック部材61内に
嵌入されており、正面カバー38をこれの正面側に引き倒
して開くことは不可能であり、先ず側壁36、即ち右側カ
セット部34を引き出す必要がある。これにより架台本体
100内に収納された左側カセット部35を先に引き出すの
は不可能となり、左側カセット部35から給送され、紙詰
りを起こして中間ローラ33にて引き戻された用紙は、右
側カセット部34が先に引き出されることによって前述し
た如く取り除かれるので破損することはない。また、フ
ック部材61及び突起部材62は、引き出された右側カセッ
ト部34及び開かれた正面カバー38が夫々架台本体100内
に収納、又は閉じられる場合において、どちらが先に行
われても支障を来すことなく元の状態に戻る。つまり、
先に正面カバー38が閉じているときは、右側カセット部
34を収納すべく摺動させることによってフック部材61内
に突起部材62が引き出し時と反対に嵌入されてゆき、ま
た先に右側カセット部34が収納されているときは第12図
の動作説明図のabcの順に示すように正面カバー38を
閉じてゆくとフック部材61のコ字の左側辺部分が突起部
材62の傾斜部62aに沿って図中左方向に軸61aを支軸とし
てバネに抗しながら回転してゆき、正面カバー38が閉じ
た状態で突起部材62に外嵌されるのである。
(ト)発明の効果 以上の如く、本発明に係る給紙架台においては、給紙架
台の中間ローラにて紙詰りが発生した場合に、中間ロー
ラを含む給紙機構を用紙の搬送方向と直交する方向へ移
動させて給紙架台の外部へ露出させる。これにより紙詰
りを起こした用紙が中間ローラに少しでも挾持されてい
れば、紙詰りの状況と無関係に用紙は中間ローラに挾持
されて架台外部に露出されるので操作者は用紙を破損さ
せることなく確実に、しかも容易に取り除くことができ
る。また、本実施例においては、用紙センサを搬送路の
搬送長に亘って複数個設けることにより、紙詰りの状
況、即ちレジストローラに挾持されている場合、又は中
間ローラに全く挾持されていない場合等を検出できるの
で各検出状況に応じて記録装置、又は給紙架台のどちら
で紙詰り処理を行えばよりかを判断でき、無駄な処理動
作を防止できる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は本
発明装置の複写機への装備状態を示す左側外観斜視図、
第2図は同じくその内部構造を示す概略縦断面図、第3
図は本発明装置の縦断面図、第4図はその構成を示す左
側分解斜視図、第5図はその開放状態を示す右側外観斜
視図、第6図はその要部平面図、第7図は左側カセット
部の構成を示す左側外観斜視図、第8図および第9図は
右側カセット部の引き出し状態を示す縦断面図、第10図
は開閉部分の要部平面図、第11図は第10図のXI−XI
線による矢視図、第12図はその動作説明図である。 1…給紙架台 2…複写機 5,6…用紙カセット、3
1,32…給紙ローラ 30…レジストローラ 33…中間ロ
ーラ 34…右側カセット部 35…左側カセット部 40,
63…摺動部材 41,42,43,44…ペーパーガイド 100
…架台本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 周藤 明彦 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 広瀬 聡司 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−211060(JP,A) 実開 昭61−173435(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録装置を載置すると共に、該記録装置へ
    の用紙を保持して給送する給紙部を装備する給紙架台に
    おいて、 架台本体は少なくとも2個の給紙機構を備えてなり、い
    ずれかの給紙機構に用紙を記録装置本体に向けて給送す
    るための一対の中間ローラを備えており、少なくともこ
    の一対の中間ローラを備えている給紙機構が、給送され
    る用紙の平面と交差する方向に用紙を挟持した状態で移
    動し得るように構成されていることを特徴とする給紙架
    台。
JP63004337A 1988-01-12 1988-01-12 給紙架台 Expired - Lifetime JPH064469B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63004337A JPH064469B2 (ja) 1988-01-12 1988-01-12 給紙架台

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JPH0671098A (ja) 1992-01-29 1994-03-15 Ejnar Jensen & Soen As アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置

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