JP2001069283A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001069283A
JP2001069283A JP24598799A JP24598799A JP2001069283A JP 2001069283 A JP2001069283 A JP 2001069283A JP 24598799 A JP24598799 A JP 24598799A JP 24598799 A JP24598799 A JP 24598799A JP 2001069283 A JP2001069283 A JP 2001069283A
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Tsutomu Sato
勤 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の画像形成装置は、画像読取り部におけ
る画像読取り手段の駆動に伴う装置本体の振動を抑制し
て画像品質を高め、且つ画像記録部における紙詰まりな
どの処理を容易にすることを課題とする。 【解決手段】複写機本体(装置本体)11と、この複写
機本体に設けられ原稿を配置する原稿配置台21および
原稿に記載された画像を読取る画像読取り手段23を備
えた画像読取り部Aと、この画像読取り部の上側に位置
して複写機本体に設けられ記録紙を収容するカセット4
2および記録紙を繰出し搬送して画像を記録する画像記
録手段41を備えた画像記録部Bとを具備し、複写機本
体は画像記録部の画像記録手段を収納する部分の上面部
が開放され、この上面開放部を開閉するカバー16が設
けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読取り部と画像
記録部とを備え複写機などに用いられる画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用した複写機は、原稿
台上に載置された原稿に光源ランプから光を照射し、そ
の反射光を反射鏡とレンズの組み合わせからなる光学系
を介して感光体へ導いて露光を行なうことにより原稿に
記載された画像を読取り、さらに導かれた反射光を感光
体に照射して潜像を形成し、この潜像を現像してトナー
像を記録紙に転写して定着することにより画像を記録す
るものであり、前記の画像読取りを行なう画像読取り部
と画像記録を行なう画像記録部を備えている。
【0003】そして、従来の複写機では、画像読取り部
が原稿を原稿台上に載置してその原稿に照射して反射し
た光を光学系を介して感光体ヘ導くことから、図4に示
すように画像読取り部2を複写機本体1の上段部、すな
わち画像記録部3の上側に重ねた位置に設けている。図
4は従来の複写機における構成を模式的に示す断面図で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の複
写機における画像読取り部では、原稿を載置して静止さ
せた状態で原稿に記載された画像を読取るので、画像読
取り手段を光源ランプおよび光学系を原稿長さ方向に移
動させて画像を操作する必要があり、画像記録部には光
源ランプおよび光学系を往復移動させる往復駆動機構を
搭載している。しかし、往復駆動機構が駆動すると、こ
れと一緒に移動する画像読取り手段が振動することに加
えて複写機の本体も振動させられる。光源ランプおよび
光学系が振動を生じるだけでなく、像読取り部のケース
を含む全体が振動を生じる。このような複写機本体の振
動は画像読取り手段の画像読取り動作に影響を及ぼすた
めに、できるだけ複写機本体における振動を小さく抑え
ることが必要となる。ところが、従来の複写機では本体
の上段部に画像読取り部を設けているが、この本体の上
段部はその位置からして下段部に比較して不安定である
から、画像読取り部の往復駆動機構が往往復駆動する
と、その影響で複写機本体に発生した振動は本体上段部
で増幅されて機体に大きな振幅の振動が発生する。
【0005】また、従来から複写機における画像記録部
では、図4に示すように記録紙カセット4から画像記録
手段5を経て排出トレイ6へ至る記録紙搬送経路を直線
的にレイアウトすることが好ましいとされている。すな
わち、このようなレイアウトでは搬送経路が直線的であ
ることから記録紙が搬送の途中で詰まることがなく厚い
記録紙にも記録が可能である。また、記録紙搬送経路が
最短であることから画像記録に要する時間が短くて済む
という利点がある。
【0006】ところで、画像記録部では、画像記録時に
記録紙詰りを生じた場合に、画像記録部を開放して詰ま
っている記録紙を内部から取出す必要がある。この場
合、画像記録部の上部を開放すると、記録紙搬送経路を
広い範囲で開放することができ、また上側から無理のな
い姿勢で作業を行なうことができるために、記録紙を容
易に取出すことができる。しかし、従来の複写機のよう
に画像読取り部を上側に、画像記録部を下側に重ねて配
置した構成では、画像記録部は上側が画像読取り部で閉
じられていて上部を開放することができず、その周側部
の狭い箇所しか開放することができない。このように画
像記録部の周側部の狭い箇所に設けられた開放部に横方
向から手を挿入して、内部に詰まってい折る記録紙を取
出すことは作業が大変やりにくいという問題がある。
【0007】なお、最近画像を読取った情報を電気的は
信号に変換し、その信号を用いて画像記録を行なう所謂
デジタル複写機が普及してきたが、この種の複写機も基
本的配置構成は従来の複写機と同じであるために、前述
した各問題点は解決されていない。
【0008】本発明は前記事情に基づいてなされてもの
で、画像読取り部における画像読取り手段の駆動に伴う
装置本体の振動を抑制して画像品質を高め、且つ画像記
録部における記録紙搬送経路へのアクセスが容易で紙詰
まりなどの処理が容易な画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像形
成装置は、装置本体と、この装置本体に設けられ原稿を
配置する原稿配置台およびこの原稿配置台に配置された
原稿に記載された画像を読取る画像読取り手段を備えた
画像読取り部と、この画像読取り部の上側に位置して前
記装置本体に設けられ記録紙を収容する収容体およびこ
の収容体に収容された記録紙を繰出し搬送して画像を記
録する画像記録手段を備えた画像記録部とを具備し、前
記装置本体は前記画像記録部の画像記録手段を収納する
部分の上面部が開放され、この上面開放部を開閉するカ
バーが設けられていることを特徴とする。
【0010】この発明の構成によれば、画像読取り部が
画像記録部の下側に位置して装置本体において上段部に
比較して安定した下段部に設けられるために、画像読取
り手段の駆動により装置本体の振動の発生を抑制し、且
つ画像記録部が画像読取り部の上側に位置して装置本体
の上段部に設けられ、画像記録部の上面部をカバーで開
閉することが可能となるために、例えば記録紙が詰まっ
た場合に画像記録部の上面部を開放して記録紙搬送径路
を広い範囲で開放するとともに上側から臨む姿勢で作業
を行ない容易に記録紙を取出すことができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、前記装置本体は、前記画像記録部と
前記画像読取り部との間に空間部が形成され、この空間
部は前記装置本体の外部に向けて開放されているもので
あることを特徴とする。
【0012】この発明の構成によれば、画像記録部と前
記画像読取り部との間の空間部を利用して、原稿を画像
読取り部に対して容易に配置、取出しすることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1ないし図3を参照して説明する。
【0014】この実施の形態は本発明を複写機に適用し
たものである。図1は複写機の外観を示す斜視図、図2
および図3は複写機の概略的構成を示すもので、図2は
画像記録部の本体カバーを閉じた状態を示す断面図、図
3は画像記録部の本体カバーを開いた状態を示す断面図
である。
【0015】図中11はこの複写機の本体で、この複写
機本体11は下段部に水平に位置する画像読取り部ケー
ス12、上段部に位置する水平に位置する画像記録部ケ
ース13および中段部に位置して下段部の画像読取り部
ケース12に対して上段部の画像記録部ケース13を支
持する側壁14を備えている。この側壁14は複写機本
体11の後面部に位置して直立して設けられ、複写機本
体11の中段部において画像読取り部ケース12と画像
記録部ケース13により下側と上側から挟まれ、且つ前
面部,左右両側部の三方が外部に対して開放された空間
部15が構成されている。
【0016】また、上段部の画像記録部ケース13は上
面部が開放されており、この上面開放部13aは本体カ
バー16により開放および閉塞されるようになってい
る。この実施の形態では、本体カバー16は一方の端部
を枢軸17により画像記録部ケース13に枢支して、画
像記録部ケース13の上面開放部13aを上側から覆う
閉塞位置とここから離れた開放位置との間を上向き方向
Cと下向き方向Dに回動するように振上げ回動に設けら
れている。この場合、本体カバー16における記録紙搬
送方向下流側端部が枢軸17により枢支され、上流側端
部が自由端部となっているために、後述するように給紙
カセット42を取り扱う手と同じ側の手で本体カバー1
6を開閉することができる。なお、本体カバー16は振
上げ回動可能に設けることに限定されず、スライド方式
など他の方式を採用することもできる。
【0017】複写機本体11の下段部に位置する画像読
取り部ケース12の上面部(中段部の空間部15に面し
た部分)は開放されて例えば透明なガラス板からなる原
稿配置台21が取付けられている。この原稿配置台21
は上面に原稿を水平に静止して載置(配置)するもので
ある。画像読取り部ケース12には原稿配置台21の上
面全体を上側から覆う柔軟性材料からなる押えカバー2
2が振上げ回動可能に設けてある。すなわち、この押え
カバー22は複写機本体11の中段部における空間部1
5のスペースを利用して振上げ回動できるようになって
いる。
【0018】画像読取り部ケース12の内部には画像読
取り手段23が設けてある。この画像読取り手段23
は、原稿配置台21上面に載置された原稿(図示せず)
に光を照射する光源ランプ24、この光源ランプ24が
照射して原稿で反射した光を受ける反射鏡25を有する
第1キャリッジ26と、この第1キャリッジ26の反射
鏡25で反射した光を反射する複数の反射鏡27を有す
る第2キャリッジ28と、この反射鏡27で反射した光
を受けて電気信号に変換する光電変換素子29を備えて
いる。第1キャリッジ26と第2キャリッジ28は適宜
な構成をなす往復駆動機構30により待機位置(複写機
本体11の図示左側部)から折返し位置(複写機本体1
1の右側部)との間を原稿の長さ方向(図示左右方向)
に沿って往復直線移動される。なお、画像読取り部ケー
ス12の前面部はスタートボタンなどの操作用ボタンお
よび表示部を設けた操作パネル31として構成されてい
る。
【0019】そして、原稿配置台21と画像読取り手段
23とで画像読取り部Aを構成している。この画像読取
り部Aにおいて原稿に記載された画像を読取る場合に
は、押えカバー22を上向き(E方向)に回動し振上げ
て原稿配置台21の上面に載置し、再び押えカバー22
を下向き(F方向)に回動し振下ろして原稿を押える。
この場合、装置本体11の下段部の画像読取り部ケース
12と上段部の画像記録部ケース13との間に形成され
た中段部の空間部15のスペースを利用して押えカバー
22の振上げおよび振下ろしを行なう。また、操作者は
空間部15の三方に形成された開放部分から空間部内部
に手を挿入して押えカバー22を持って振上げ及び振下
げを行なう。
【0020】画像読取り手段23は、画像読取り部ケー
ス12の前面部における操作パネル31に設けられたス
タートボタンを操作して起動する。すなわち、駆動機構
30により第1キャリッジ26と第2キャリッジ28を
待機位置(複写機本体11の一方の側部)から折返し位
置(複写機本体11の一方の側部)に移動させる。この
過程で第1キャリッジ26の光源ランプ24を点灯して
原稿に照射する。この光源ランプ24の光は原稿で反射
した後、第1キャリッジ26の反射鏡25、第2キャリ
ッジ28の複数の反射鏡27に順次反射して光電変換素
子29に入り電気信号に変換される。この電気信号は後
述する複写機本体11に設けた図示しない制御回路に送
られる。
【0021】ここで、装置本体である複写機本体11
は、画像記録部ケース13と画像読取り部ケース12と
の間に空間部15が形成され、この空間部15は複写機
本体11の外部に向けて開放されているので、画像記録
部ケース13と画像読取り部ケース12との間の空間部
15を利用して原稿を画像読取り部Aの原稿配置台21
に対して容易に載置および取出すことができる。
【0022】複写機本体11の上段部に位置する画像記
録部ケース13の内部には電子写真方式を採用した画像
像記録手段41が設けられており、画像記録部ケース1
3の図示右側部には収容体の一形態である給紙カセット
42が記録紙長さ方向(図示左右方向)に沿って着脱可
能に装着されている。この給紙カセット42には多数の
記録紙Pが積層して収容されている。この記録紙Pが無
くなった場合には、給紙カセット42を取外して記録紙
を補給して再び複写機本体11に装着する。画像記録部
ケース13の図示左側部に画像記録を終えた記録紙Pを
排出する排出口43を有する凹部をなす排出部44とな
っており、この排出部43には排紙トレイ45が設けら
れている。
【0023】画像記録手段41は、記録紙Pの搬送方向
に上流側から順に給紙ローラ46、搬送ローラ47、プ
ロセスユニット48、転写装置49、定着器50および
排出ローラ51が配設されている。プロセスユニット4
8は、回転される感光体ドラム52、感光体ドラム52
の表面を帯電する帯電装置53、後述する本体カバー1
6に設けた露光装置57により露光された感光体ドラム
51の表面にトナー像を形成する現像装置54、後述す
るようにトナー像を記録紙Pに転写した後に感光体ドラ
ム51の表面に残留するトナーを取り除くクリーニング
装置55を有している。なお、56は記録紙Pの搬送を
案内するガイドである。また、画像記録部ケース13の
上面開放部13aを上側から覆う本体カバー16の内部
にはプロセスユニット48の上側に位置して前述した露
光装置57が設けられている。転写装置49は例えばコ
ロナ転写方式を採用したものであり、定着装置50は例
えば熱定着ローラ方式を採用したものである。なお、画
像記録部ケース13には図示しないが画像記録手段の各
駆動部分を回転駆動する回転駆動手段が設けられてい
る。
【0024】これら画像像記録手段41、給紙カセット
42および排紙トレイ45をもって画像記録部Bを構成
している。この画像記録部Bでは図2および図3に示す
よううに記録紙Pの搬送方向に上流側から順に給紙カセ
ット42、給紙ローラ46、搬送ローラ47、プロセス
ユニット48、転写装置49、定着器50、排出ローラ
51、排出口43および排紙トレイ45をほぼ同じ高さ
レベル上で記録紙搬送方向に沿ってほぼ直線(一列)に
並べて設けている。すなわち、ほぼ直線的な記録紙搬送
径路Cを構成している。
【0025】そして、この画像記録部Bでは、前述した
画像読取り部Aにおける画像読取り手段23で得られた
画像信号が、制御回路により露光装置57に送られる。
露光装置57はこの画像信号に基づいてプロセスユニッ
ト48における感光体ドラム52の表面を露光して潜像
を形成する。プロセスユニット48では感光体ドラム5
7の表面を現像して潜像に基づいてトナー像を形成す
る。一方給紙ローラ46の回転により給紙カセット42
に積層収容された記録紙Pの最上層のものを搬送方向下
流側へ向け繰出す。繰出した記録紙Pは回転する搬送ロ
ーラ47により搬送されてプロセスユニット48におけ
る感光体ドラム52と転写装置49との間を通過し、感
光体ドラム52に形成されたトナー像を転写装置49に
より記録紙Pに転写する。さらに、記録紙Pは搬送され
て定着装置50によりトナー像が定着され、次いで回転
する排出ローラ51により排出口43から排出されて排
出部44および排紙トレイ45上に落下して受止められ
る。このようにして画像記録が行われる。
【0026】画像記録部Bでは通常の画像記録を行なう
場合には、画像記録部ケース13の上面開放部13aを
本体カバー16で閉塞している。ところが、記録紙Pが
画像記録部Bにおける記録紙搬送径路Cを搬送されてい
る途中で何等かの理由により詰まって搬送できなくなる
事態、所謂紙詰りが発生する。この場合には記録紙搬送
径路Cを開放して詰まっている記録紙Pを取出す必要が
ある。このため、本体カバー16が画像記録部ケース1
3の上面開放部13aを閉塞している状態を解除して、
本体カバー16を振上げて枢軸17を中心として上向き
に回動して画像記録部ケース13の上面開放部13aを
開放する。そうすると画像記録部ケース13の内部に設
けられた画像記録手段41、すなわち記録紙搬送径路C
の上側の空間が開放される。このため、操作者は記録紙
搬送径路Cの上側に位置する画像記録部ケース13の上
面開放部13aを通して記録紙搬送径路Cに詰まってい
る記録紙Pの状態を観察し、且つ上面開放部13aを通
して画像記録部ケース13の内部へ手を挿入して詰まっ
ている記録紙Pを外部へ取出す。この場合、画像記録部
ケース13の内部に設けられた画像記録手段41、すな
わち記録紙搬送径路Cはそのほぼ全体(広い範囲)で開
放することができ、また記録紙搬送径路Cを上側から臨
むという無理のない姿勢で作業を行なうことがででき
て、記録紙Pを記録紙搬送径路Cから容易に取出すこと
ができる。従って、画像記録部Bにおける記録紙搬送経
路Cへのアクセスが容易で紙詰まりなどの処理を容易に
行なうことができる。
【0027】なお、記録紙搬送経路Cはほぼ直線的なレ
イアウトであることから記録紙Pが搬送の途中で詰まる
ことが少なく厚い記録紙Pにも記録が可能であり、記録
紙搬送経路Cが最短であることから画像記録に要する時
間が短くて済むという利点がある。ただし、記録紙搬送
経路はこの実施の形態に限定されず、他のレイアウトで
も良い。
【0028】ここで、この複写機は、画像読取り部Aが
画像記録部Bの下側に位置して複写機本体11において
上段部に比較して安定した下段部に設けられるために、
画像読取り手段23の駆動による複写機本体11におけ
る振動の発生を抑制することができる。従って、画像読
取り部Aにおける画像読取り手段23の駆動に伴う複写
機本体11の振動を抑制して画像品質を高めることがで
きる。
【0029】また、画像記録部Bが画像読取り部Aの上
側に位置して複写機本体11の上段部に設けられ、画像
記録部ケース13の上面開放部13aを本体カバー16
で開閉することが可能となるために、前述したように記
録紙Pが詰まった場合に画像記録部ケース13の上面開
放部13aを開放して記録紙搬送径路Cから記録紙Pを
容易に取出すことができる。
【0030】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
ず、種々変形して実施することができる。例えば画像読
取り部の形式は原稿を静止して載置する機能に、画像読
取り手段を停止させて原稿を移動させる機能を付加する
可能である。本発明の画像形成装置はファクシミリ装置
などを対象にすることもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明の画
像形成装置によれば、画像読取り部が画像記録部の下側
に位置して装置本体において上段部に比較して安定した
下段部に設けられるために、画像読取り手段の駆動によ
り装置本体の振動の発生を抑制し、且つ画像記録部が画
像読取り部の上側に位置して装置本体の上段部に設けら
れ、画像記録部の上面部をカバーで開閉することが可能
となるために、記録紙が詰まった場合に画像記録部の上
面部を開放して記録紙搬送径路を広い範囲で開放すると
ともに上側から臨む姿勢で作業を行ない容易に記録紙を
取出すことができる。従って、画像読取り部における画
像読取り手段の駆動に伴う装置本体の振動を抑制して画
像品質を高め、且つ画像記録部における記録紙搬送経路
へのアクセスが容易で紙詰まりなどの処理を容易に行な
うことができる。
【0032】請求項2の発明によれば、装置本体は、画
像記録部と画像読取り部との間に空間部が形成され、こ
の空間部は装置本体の外部に向けて開放されているの
で、画像記録部と画像読取り部との間の空間部を利用し
て、原稿を画像読取り部に対して容易に配置、取出しす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における複写機の外観を
示す斜視図。
【図2】同実施の形態における複写機の概略的構成を示
す断面図。
【図3】同実施の形態における複写機の概略的構成を示
す断面図。
【図4】従来の複写機における構成を模式的に示す断面
図。
【符号の説明】
11…複写機本体(装置本体)、 12…画像読取り部ケース、 13…画像記録部ケース、 15…空間部、 16…本体カバー、 21…原稿載置台、 22…押えカバー、 23…画像読取り手段、 41…画像記録手段、 42…収容体、 45…排紙トレイ、 A…画像読取り部、 B…画像記録部、 C…記録紙搬送径路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、この装置本体に設けられ原
    稿を配置する原稿配置台およびこの原稿配置台に配置さ
    れた原稿に記載された画像を読取る画像読取り手段を備
    えた画像読取り部と、この画像読取り部の上側に位置し
    て前記装置本体に設けられ記録紙を収容する収容体およ
    びこの収容体に収容された記録紙を繰出し搬送して画像
    を記録する画像記録手段を備えた画像記録部とを具備
    し、前記装置本体は前記画像記録部の画像記録手段を収
    納する部分の上面部が開放され、この上面開放部を開閉
    するカバーが設けられていることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体は、前記画像記録部と前記
    画像読取り部との間に空間部が形成され、この空間部は
    前記装置本体の外部に向けて開放されているものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100349814C (zh) * 2002-10-09 2007-11-21 日本超精石英株式会社 石英玻璃物质的增强方法及增强的石英玻璃坩锅
US7693449B2 (en) 2006-03-23 2010-04-06 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with moveable image processing units

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