JPH066353Y2 - フイルム収納容器 - Google Patents

フイルム収納容器

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JPH066353Y2
JPH066353Y2 JP10540087U JP10540087U JPH066353Y2 JP H066353 Y2 JPH066353 Y2 JP H066353Y2 JP 10540087 U JP10540087 U JP 10540087U JP 10540087 U JP10540087 U JP 10540087U JP H066353 Y2 JPH066353 Y2 JP H066353Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、フィルム収納容器に関し、より詳細には、ロ
ール状感光体フィルムを使用する複写機に適用され且つ
ピールアパート式インスタント写真用のネガフィルムを
ロール状に遮光して収納するフィルム収納容器に関する
ものである。
〔従来技術〕
従来、ロール状感光体フィルムを用いる複写機等におい
ては、感光体フィルムはフィルムカートリッジから引き
出され、引き出されたフィルムを引き出しローラ間に手
動で食い込ませた後、遮光カバーを閉じるように構成さ
れている。この手動ローディングをオートローディング
する手段が一露光毎に引き出されたフィルムを切断して
使用す複写機等において要望されている。
〔目的〕
本考案は、上記要望に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、フィルムのオートローディングを容易
に可能とし且つフィルムの種類による作像処理条件が自
動的に行えるフィルム収納容器を提供することである。
〔構成〕
本考案は上記の目的を達成させるため、ピールアパート
式インスタント写真用のネガフィルムをロール状に遮光
して収納するフィルム収納容器において、ロール状ネガ
フィルムの外周を取り巻く本体部と、該本体部両端およ
びロールの中心を保持する側端部材により構成され、前
記本体部に設けられかつフィルム先端部を遮光して保持
するフィルム誘導部と、フィルムを引き出す引き出しロ
ーラ対と嵌合すべく前記フィルム誘導部に設けられたロ
ーラ用切欠部とを有することを特徴としたものである。
以下、本考案の一実施例に基づいて具体的に説明する。
まず、本考案が適用される画像形成装置について説明す
る。第1図はピールアパート式インスタント写真フィル
ムを用いるフルカラー複写機の全体を示す概略図であ
る。この複写機は大別すると、原稿面を走査しながら照
射し、所定の位置(露光面)に結像させる光学系ユニッ
ト1と、この所定位置にネガフィルムを搬送、露光さ
せ、さらにポジシートと位置合わせして重ね、その間に
現像剤を延展させ、ポジシートに画像を転写形成する搬
送ユニット2によって構成される。
光学系ユニット1は、コンタクトガラス3、第1ミラー
および光源からなる第1走行体4、第2ミラーおよび第
3ミラーからなる第2走行体5、レンズ6、第4ミラー
7等によって構成される。第1走行体4に含まれる螢光
等(色再現を良好にするため演色用等が望ましい)はコ
ンタクトガラス3上に下向きに置かれた原稿をコンタク
トガラス3と平行に走査しながら照射する。第2走行体
5は第1走行体4の1/2の速度で同方向に走査され、光
路長を一定に保つ。原稿反射光は第1、第2および第3
ミラーで反射され、さらにレンズ6、第4ミラーを経て
露光ドラム28上のA部にスリット露光される。遮光カ
バー8には露光部Aに巾方向均一な露光量を与えるため
にレンズ6前に光量を均一化する形状のスリットが設け
られている。また、フレア光を極力抑えるために必要最
小巾のスリットが底板9に設けられ、搬送速度、蛍光灯
光量の組み合わせで、必要な露光量(照度lux×時間se
c)をネガフィルムに与えることができる。
次に搬送ユニット2をその動作とともに詳細に説明す
る。搬送ユニット2はネガロールフィルム繰り出し部、
繰り出されたネガフィルムカッタ部、シート状になった
ネガフィルム搬送・露光部、ポジシート搬送部、現像ロ
ーラ部より構成されている。
後述するように、ポジシート60と同巾の、遮光容器内
にロール状に収納されたネガフィルム61は、引き出し
ローラ対18a,18b、さらには中間ローラ24の回
転により搬送される。搬送されたネガフィルム61の先
端がセンサ25により検出されたとき、或いはその一定
時間後、回転刃20aが固定刃20bに接触しながら下
向きに回転し、ネガフィルム61をシート状に切断す
る。この切断位置と露光位置Aまでの距離は、ネガフィ
ルム61上に作られる潜像の先端からネガシート61の
後端までの距離より長く設定され、露光中に切断による
衝撃等のため搬送速度が変化するのを防止する。切断さ
れたネガシート61は第2図に示すように、実際に潜像
が形成される長さ、すなわち画像長62より画像域先端
(C)、後端(D)とも若干余裕長が設けられている。
切断後、ネガシート61は再び中間ローラ24により搬
送され、露光ドラム28に送られ、該ドラム28上の露
光位置Aで光学系を介して露光されかつ潜像が形成され
る。
前述の光学系ユニット1はネガシート61の画像域先端
(C)が露光位置Aに到達するのに合わせて走査が開始
される。露光ドラム28は光学系走査速度と同期して回
転駆動され、その両端にはベルト29が一定張力で架け
られ連れ回りする。ネガシート61は画像域外の両端を
ベルト29と露光ドラム28によりくわえ込まれ、露光
ドラム28と一緒に同速で回転し、約180°方向転換
された後、中間ローラ24およびローラ55により先端
が現像ローラ対30に突き当たるまで搬送される。
露光ドラム28の周速は中間ローラ24の周速より若干
速く設定され、かつ中間ローラ24にはオーバラン機構
が設けられる。したがって、ネガシートは露光ドラム2
8上で引っ張り気味に搬送される。また、露光ドラム2
8に巻き付けることで巾方向のカールが矯正され、露光
ドラム28に密着させることができ、ネガシート61面
までの光路長と搬送速度を一定に保てる。以上のネガフ
ィルム搬送、切断、露光は外装等により外光を遮光しな
がら、暗所の機内で処理される。
ここで、本実施例に用いられるインスタント写真フィル
ムについて更に説明する。このインスタント写真フィル
ムはネガフィルム61とポジシート60(印画紙)から
成っている。ネガフィルム61は前記光学系ユニット1
により露光され、その後ポジシート60と先端を合わせ
られ、該ポジシート60とともに加圧された現像ローラ
対30の間を通過する。ポジシート60には、第3図に
示すように、送り方向先端部にポッド10(現像剤が封
入されたパック)が接着されている。このポッド10は
上記ローラ対30間を通過するとき、パックの封止部E
が開裂して、ポジシート60とネガフィルム61の間に
現像剤が均等に延展される。これで現像が開始され、数
十秒間でネガが発色し、発色剤がポジシート60に転写
され、その後ネガフィルム61をポジシート60から剥
がすと、ポジのカラー画像がポジシート60上に得られ
る。ポジシート60上には上述したポッド10以外に、
第3図に示すごとく、流出・延展した現像剤が両端から
濡れないように画像形成面より外側に剥離可能なサイド
レール11、例えば印画面に貼り付けられた紙テープ状
の帯が設けられる。また、ポジシート60の作像領域境
界を形成するマスクシート12が該ポジシート60上の
4辺に剥離可能に貼り付けられていることがある。サイ
ドレール11は搬送方向に渡って一定厚みを有し(約
0.1mm)、そのため加圧されたローラ30間を合わさ
れたネガフィルム61およびポジシート60が通過する
とき、両サイドレール11間に延展される現像剤の厚み
は、液の粘度が高いため、一定に保たれる。ポジシート
60の後端部には余分な現像剤が該ポジシート60外に
絞り出されてローラ等を汚すことがないように剥離可能
な、現像液を受け溜めるトラップ13が設けられてい
る。該トラップ13上の両端には2mm程度の厚みを有す
るウェッジ14が設けられる。これにより延展された現
像液がトラップ13上のウェッジ14間に溜まる。
ポッド封止部の長さは現像剤の巾方向への流出を防止す
るサイドレールより狭くなければならない。現像剤がポ
ジシートの両サイドレールまで延展するには多少の距離
を要する。この距離分は全巾にわたって良好な画像形成
(転写)が行なえないため、ネガ先端よりその長さ分だ
けずらしてネガ上に潜像形成を行なう(図中C)。更
に、上述した後端に余分な現像剤が絞り出されて現像ロ
ーラに付着するのを防止するためのポジシートのトラッ
プ長さ分後端に余裕長を設ける(図中D)。以上のこと
から、ネガシート61の長さはポッド10先端(先端マ
スク15)からトラップ13後端までの距離だけ必要と
なる。現像ローラ対30の間隔を画像長さ62の区間一
定量(約0.1mm)に保ち、両シート60,61の後端
が排出するとき矯正的に間隔を大きくする(約2mm)機
構を設けることによりサイドレール11およびウェッジ
14を削除することができる。
上記したポジシート60はネガシート61と異なり感光
性がないため、装置外部から挿入することができる。本
実施例において、ポジシート60は第1図に示すように
本体右下のガイド板35に沿って左方に向けて1枚ずつ
手差しで挿入される。このため、給紙・分離装置や給紙
カセット等が不要となり、装置をコンパクトでかつ安価
にできる。
ポジシート60が、第4図に示すように、ガイド板35
および両サイドガイド36に沿って挿入され、先端がセ
ンサ37によって検知されると、挿入ローラ38が回転
する。該挿入ローラ38のコロはポジシート60先端に
張り付けたポッド10を潰さないように該ポッド10よ
り外側両端のみグリップする個所に設けられる。ポジシ
ート60は挿入ローラ38によりガイド板39,40間
へ搬送され、先端が現像ローラ対30のニップに突き当
たったときに停止する。ガイド板39には先端にテレン
プ42等を貼り付けた遮光性のマイラ41が全巾に渡っ
て貼られ、該マイラ41自体の剛性により軽い下向きの
力でガイド板40に押し付けられる。ポジシート60は
マイラ41先端のテレンプ42とガイド板40とでこす
られながら搬送される。また、ポジシート60の搬送路
は少なくとも1ケ所折れ曲がっていて、搬送路から進入
する外光によりネガシート61が感光されるの防止す
る。
本実施例においては、ネガシート61とポジシート60
の位置合わせは単一現像ローラ対30の当接部であるニ
ップに突き当てることによって行われる。それゆえ、複
雑な位置合わせ装置が不要で、装置を安価でコンパクト
に構成することができる。
第5図を参照して現像ローラ対30近傍についてさらに
説明する。現像ローラ対30は加圧された1対の金属ス
トレートローラで構成される。ポジシート60は現像ロ
ーラ対30が停止した状態で、ネガシート61より先
に、ポジシート60に貼り付けたポッド10の先端がニ
ップに突き当たりそのまま停止して待機する。その後、
前述した露光を終えたネガシート61がローラ55によ
りガイド板43,44間を通して搬送され、ポジシート
60の上側を通過して先端がニップに突き当たる。ガイ
ド板43の先端はポッド10の先端から後端までの間の
上部に設けられ、ネガシート61がポッド10の下に進
入するのを防止する。ネガフィルム61の繰り出し、切
断および露光はセンサ37がポジシート60を検知して
ないとき禁止するように制御される(例えば、プリント
スイッチを押せなくする)。したがって、ポジシート6
0の挿入忘れ等の誤動作を防止できる。
ポジシート60およびネガシート61がニップに突き当
てられて先端が揃った後、現像ローラ対30が回転し、
両者をともに搬送する。このとき前述のポッド10が潰
れて両者間に現像剤が延展し、現像(ネガ潜像をポジシ
ート60に転写、定着する)が行われる。
現像ローラ対30は現像剤を均一(一定厚み)に延ばす
ために高精度な真直度が要求される。そのため、現像ロ
ーラ対30の排出部には、弾性体ブレード45が常に一
定圧で接触し、はみ出して現像ローラ対30に付着した
現像剤をかき取り、現像剤が固着して真直度が損なわれ
るのを防止する。
現像ローラ駆動源を露光部駆動源と共用した場合には、
現像ローラ始動時の負荷変動およびポジシート60、ネ
ガシート61が現像ローラ対30を通過するときの衝撃
が露光部の搬送速度に影響を及ぼす。このため、前述の
カッタ位置と同様に、露光位置Aから現像ローラ対30
のニップまでの距離を、ネガシート61の先端から該ネ
ガシート61上に作られる潜像後端までの距離より長く
設定することで上記悪影響を防止する。
現像されたネガおよびポジ両シート61,60は現像剤
により密着したまま排出トレイ46へ排出され、数十秒
後ポジシート60を剥がすと、ポジのカラー像がポジシ
ート60上に転写される。
機内でネガおよびポジシート61,60の搬送不良等が
生じた場合は、操作者がカバー48(閉めたとき遮光さ
れる)、ガイド板49,50を第1図に2点鎖線で示し
た位置までそれぞれ回転(開放)し、詰まったシートを
機外に除去することができる。
現像ローラのメンテナンス(清掃等)は排出トレイ46
を外した状態で枠体52および排出ガイド板53ととも
に構成された現像ローラ対30を軸54を中心に左方向
に回転することによりローラ対30を機外に露出した状
態で行う。
前述のごとく、本実施例において使用されるネガシート
61はロール状で遮光容器内に収納され、作像の都度、
該容器から引き出され、所定の長さに自動的に切断され
る。次に、第6図ないし第9図を参照して遮光容器およ
び関連部分について説明する。ネガフィルムをフィルム
出口を有する遮光箱に入れて引き出しローラ間にフィル
ムの先端を引き出してローラ間に手で送り込んだ後、装
置カバーを閉じる方式のものは製版機等で一般に行われ
ている。本実施例によれば、このとき必要以上にフィル
ムを引き出して無駄にしたりすることなく単にフィルム
容器を装置本体に挿入するだけでオートローディング
(自動的に引き出しローラ間にフィルム先端を送り込
む)ができる。
第6図および第7図に示すように、容器21は遮光性の
ある厚紙、プラスチックシートまたはこれらにアルミフ
ォイルを重ねたものを折り曲げて樹脂成型された両側端
部材22の溝に挿入して組立られる。側端部材22には
ネガフィルム61の軸コア61aの内径を回転可能に支
持するボス部23が設けられている。フィルム誘導部1
9は本体外部に突出して作られ、内側に毛足の長いベル
ベット19aが全巾に貼りつけされて内部のフィルムに
光線が入り込むのを防止している。フィルム誘導部19
先端はフィルム61先端を確実に加圧ローラ18aおよ
びフィルム駆動ローラ18b間に挿入させ、これらのロ
ーラ18a,18bが閉じたときフィルム61を挟んで
いる(第9図)。フィルム61先端の最初の引き出し長
を規制することができるように、容器21の外側には装
置外から現在装着されているフィルムの種類を目視でき
るようにラベルを貼付し、またカバーに窓を設けること
もできる。さらに、フィルム誘導部19にはローラ用切
欠部19bが設けられる。
第8図に示すように、容器収納部のカバー16を開ける
と該カバー16の回転角に応じて、引き出しローラ対1
8の加圧カバー18cをおしあげるピン17が回転し、
加圧ローラ18aを駆動ローラ18bから離間できるた
め、フィルム容器21を着脱することができる。フィル
ム61の先端が少なくとも容器21のフィルム誘導部1
9の先端と一致する位置に引き出されていれば、フィル
ム61を引き出しローラ対18間に確実に位置させるこ
とができる。カバー16には容器21に表示されたフィ
ルムの種類を見る窓24、カバー軸16aが設けられ
る。第8図において18dはローラ加圧ばね、18eは
レバー軸である。フィルムの種類を途中で替えるために
容器21を取り出すと、フィルム61は回転ナイフ20
の位置まで引き出されているためフィルム誘導部19に
ある切欠部19bから先は感光して使用不可部となるの
で、回転ナイフ20までの距離は極力短くする必要があ
る。この回転ナイフ20は前述のごとく回転刃20a、
固定刃20bおよび固定刃ばね20cからなる。この露
光されてしまう長さは前述されたポジシート60のポッ
ド10から先端マスク15までの距離以下であれば、再
び使用するときでもこの露光されてしまった部分が画像
内に入ることなく、フィルム61を無駄にすることがな
い。
フィルム誘導部19の位置は外部に突き出され、さらに
この突出し位置が中央でないために、容器21のローデ
ィング可能になる容器21の姿勢はただ1つしかないよ
うにすることができ、したがって容器21は誤った方向
に取り付けることはできない。
最後のフィルム長さが規定長さ以下になった場合にはこ
のフィルムを作像工程に送り込むのを禁止しなければな
らない。フィルムを全て使用する前に他のフィルムに取
り替えることができるために、容器外面に残量表示を設
ける必要がある。この最も簡単な方法としては、残量を
表示するのではなく、フィルムが最後であることだけを
表示することで、不足長さのフィルムを作像工程に送り
込むことを防止できる。このためには、ネガフィルム6
1に遮光性のある黒いプラスチックフィルムが用いられ
ているため、終端から少なくとも規定長さ分、フィルム
裏面に白色等赤外線に対する高反射率の帯状のマークを
塗布しこれを裏面側から光学的に読み取り、このマーク
を検出したとき“FILM・EMPTY”を表示してプ
リントボタンを押しても始動を禁止する。フィルム後端
はコア61aから剥離可能に粘着テープ等で固定されて
いる。フィルム誘導部19には前記ネガフィルム61の
エンドマークを検出する窓19cが形成される。
また、フィルムの種類により必要露光量、現像時間が異
なるため、自動的に条件設定させるために容器21外面
に光学的に読取り可能な標識(例えば、バーコード)2
1a、または機械的に検出できる突起を設ける。また、
磁力による検出も可能である。容器21がローディング
されてないとき、この検出器は装着の要求を表示する。
叙上のごとく、本実施例によれば、複写機の搬送ユニッ
トに設けた引き出しローラ加圧解除機構と組み合わせる
ことによりフィルムのオートローディングを可能にす
る。
〔効果〕
叙上のごとく、本考案によれば、ピールアパート式イン
スタント写真用のネガフィルムをロール状に遮光して収
納するフィルム収納容器において、ロール状ネガフィル
ムの外周を取り巻く本体部と、該本体部両端およびロー
ルコアを保持する側端部材により構成され、前記本体部
に設けられかつフィルム先端部を遮光して保持するフィ
ルム誘導部と、フィルムを引き出す引き出しローラ対と
嵌合すべく前記フィルム誘導部に設けられたローラ用切
欠部とを有するようにしたので、構成が簡単で且つ低コ
ストでフィルムのオートローディングを可能にするフィ
ルム容器を作ることができ、また、フィルム誘導部の先
端にフィルム先端を合わせることでフィルムの最小必要
引き出し量を指示することができ、さらに、フィルムに
必要な作像条件を自動的に設定できる標識、コード等を
設けることができるという効果を奏するフィルム収納容
器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はピールアパート式インスタント写真フィルムを
用いるフルカラー複写機の全体構成を示す概略図、第2
図は切断されたネガシートを示す説明図、第3図はポジ
シートを説明する概略図、第4図はポジシートガイド部
を説明する概略図、第5図は現像ローラ対近傍を説明す
る概略図、第6図はネガフィルム収納容器を示す概略斜
視図、第7図は収納容器の内部を部分的に示す断面図、
第8図は複写機に組み込まれた収納容器近傍の機構を示
す概略断面図、第9図は収納容器と加圧ローラ対を示す
概略斜視図である。 18a,18b……引き出しローラ対、19……フィル
ム誘導部、19b……ローラ用切欠部、21……容器
(本体部)、22……側端部材、61a……コア、61
……ネガフィルム(ネガシート)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−61430(JP,A) 実開 昭61−203745(JP,U) 特公 昭60−10296(JP,B2) 実公 昭51−5311(JP,Y2) FUZIX PICTROGRAPHY 3000のカタログ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピールアパート式インスタント写真用のネ
    ガフィルムをロール状に遮光して収納するフィルム収納
    容器において、ロール状ネガフィルムの外周を取り巻く
    本体部と、該本体部両端およびロールの中心を保持する
    側端部材により構成され、前記本体部に設けられかつフ
    ィルム先端部を遮光して保持するフィルム誘導部と、フ
    ィルムを引き出す引き出しローラ対と嵌合すべく前記フ
    ィルム誘導部に設けられたローラ用切欠部とを有するこ
    とを特徴とするフィルム収納容器。
  2. 【請求項2】前記本体部外面には、収納されたフィルム
    に必要な標準現像時間を自動検出可能な標識が設けられ
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
    項に記載のフィルム収納容器。
  3. 【請求項3】前記本体部外面には、収納されたフィルム
    に必要な露光量を自動検出可能な標識が設けられている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項に記
    載のフィルム収納容器。
  4. 【請求項4】前記フィルム誘導部においてフィルムエン
    ドを示すフィルム裏面の高反射率標識をフィルム終端か
    ら少なくとも作像に必要長さ分塗布したロールを収納す
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項に
    記載のフィルム収納容器。
JP10540087U 1987-07-10 1987-07-10 フイルム収納容器 Expired - Lifetime JPH066353Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10540087U JPH066353Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 フイルム収納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10540087U JPH066353Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 フイルム収納容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6410740U JPS6410740U (ja) 1989-01-20
JPH066353Y2 true JPH066353Y2 (ja) 1994-02-16

Family

ID=31337979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10540087U Expired - Lifetime JPH066353Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 フイルム収納容器

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Title
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JPS6410740U (ja) 1989-01-20

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