JPH06307432A - 軸受構造 - Google Patents

軸受構造

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Publication number
JPH06307432A
JPH06307432A JP9572193A JP9572193A JPH06307432A JP H06307432 A JPH06307432 A JP H06307432A JP 9572193 A JP9572193 A JP 9572193A JP 9572193 A JP9572193 A JP 9572193A JP H06307432 A JPH06307432 A JP H06307432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
bearing
bearing member
feed roller
mounting hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP9572193A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Yamada
勝弘 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP9572193A priority Critical patent/JPH06307432A/ja
Publication of JPH06307432A publication Critical patent/JPH06307432A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転軸を迅速かつ確実に回転支持できるように
する。 【構成】軸受部材11の軸受部12の一部を、フィード
ローラ軸部6aを通過可能に切欠くとともに、軸受部材
11の回り止め部15を各フレーム3の取付穴部4の切
欠部分4aを通過可能かつ当該各フレーム3の外側面の
所定部分に回動不能に係合されるように形成した構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタや複写機など
の紙送り装置等に適用するに好適な軸受構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタの送りローラのよう
に比較的低トルクで回転される回転軸を回転自在に支持
する軸受構造として図4〜図6に示すものが知られてい
る。
【0003】図において、1はペーパーガイドブロッ
ク,2はペーパーガイド本体,3,3はペーパーガイド
本体2の左右端部にねじ止めされるフレームである。両
フレーム3,3に、フィードローラ6が軸受構造(取付
穴部4,軸受部材11)を介して回転自在に取り付けら
れる。フィードローラ6の両端部には、動力伝達部材で
あるプーリ7やギヤ8が固着される。
【0004】具体的には、取付穴部4は、各フレーム
3,3の対向部分に設けられており、図5,図6に示す
如く、所定内径寸法を有する円形状の穴4bと,この穴
4bにフィードローラ6の軸部6aを挿入するための切
欠部分4aとから形成されている。また、軸受部材11
は、取付穴部4の穴4bに嵌装されフィードローラ6の
軸部6aを回転支持する軸受部12と,フレーム3の所
定部分に係止される回り止め部15とから構成されてい
る。
【0005】なお、図4中、26はピンチローラであ
る。
【0006】上記フレーム3,3にフィードローラ6を
取付けるには、軸受部材11,11の各軸受部12をフ
ィードローラ6の軸部6aに被嵌した後、その両端部に
プーリ7およびギヤ8を圧入して固定する。次に、フィ
ードローラ6の軸部6aを各フレーム3の取付穴部4の
穴4bに切欠部分4aを介して挿入する。その状態で、
軸受部材11を外方に移動させてその軸受部12を穴4
bに嵌装させるとともに、回り止め部15を各フレーム
3の所定部分(ここでは、切欠部分4a)に係止する。
その後、軸受部材11が取付穴部4から抜け落ちないよ
うにEリング9をフィードローラ6の軸部6aの内方部
分に取り付ける。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した軸
受構造において、軸受部材11をフィードローラ6に被
嵌する前にプーリ7やギヤ8を誤って圧入してしまう事
態が生じることがある。かかる事態が発生すると、フィ
ードローラ6をフレーム3,3に取りつけることが実際
上不可能となってしまう。そこで、プーリ7やギヤ8を
フィードローラ6の両端部に圧入する前にその軸部6a
に軸受部材11が被嵌されているか否か一々確認しなけ
ればならず、作業者に過度の負担を掛けることになって
いる。また、狭い部分にEリング9を取り付けなければ
ならず、この点からも作業能率が悪くなっている。
【0008】本発明の目的は、上記事情に鑑み、回転軸
を迅速かつ確実に組付けることができる軸受構造を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る軸受構造
は、離隔配設された一対のフレームの各対向部分に設け
られ切欠部分を有する取付穴部と、この取付穴部に嵌装
され両端部に動力伝達部材が固定される回転軸を回転支
持する軸受部およびフレームの所定部分に係止される回
り止め部を有する軸受部材とから形成された軸受構造に
おいて、前記軸受部材の軸受部の一部を、前記回転軸を
通過可能に切欠くとともに、前記軸受部材の回り止め部
を前記フレームの取付穴部の切欠部分を通過可能かつフ
レームの外側面の所定部分に回動不能に係合されるよう
に形成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成による本発明によれば、回転軸の両端
部に動力伝達部材を固着した後でも、軸受部材をその軸
受部の切欠部分を回転軸を通すことにより被嵌すること
ができる。
【0011】こうして、回転軸に軸受部材が被嵌された
ところで、当該回転軸をフレームの取付穴部に切欠部分
を介して挿入する。次に、その状態で軸受部材を取付穴
部に向けて移動させることにより回り止め部を切欠部分
を通過させてフレームの外側面の所定部分に回動不能に
係合する。
【0012】これにより、軸受部材は、回動不能とされ
るとともに、回り止めを介して回転軸の軸心方向に外側
の動力伝達部材と内側のフレームとによって位置規制さ
れる。したがって、軸受部材は、フレームの取付穴部に
強固に保持されることになり、回転軸は両フレームに確
実に回転支持される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本軸受構造は、図1に示す如く、プリンタのフィ
ードローラの回転支持に使用されており、基本的構成が
従来例(図4〜図6)と同様とされ、軸受部材11の形
態を工夫することにより回転軸(フィードローラ6)に
動力伝達部材(プーリ7,ギヤ8)を固着した後でも被
嵌可能とするとともにEリング止め作業を不要として回
転軸(6)を迅速かつ確実に取り付けられるように構成
したものである。なお、従来例(図4〜図6)と共通す
る構成要素については同一の符号を付し、その説明を省
略もしくは簡略化する。
【0014】軸受部材11の軸受部12の一部は、フィ
ードローラ6の軸部6aを通過可能に切欠かれている。
この軸受部12の切欠部分14の間隙は、フィードロー
ラ6の軸部6aの直径より若干小さくなるように形成さ
れている。これにより、軸受部材11の軸受部12のフ
ィードローラ軸部6aを支持する面積が減少するのを最
小限に抑えている。
【0015】また、軸受部材11の回り止め部15は、
フレーム3の取付穴部4の切欠部分4aを通過可能かつ
フレーム3の外側面の所定部分に回動不能に係合される
ように形成されている。
【0016】具体的には、軸受部材11の回りの止め部
15は、図2に示す如く、軸受部12の外周面に径方向
に突設されており、先端には、フレーム3の外側面に設
けられた係合凹部5と嵌挿可能な係合凸部16が形成さ
れている。
【0017】また、本実施例では、構造を簡素化してコ
スト低減を図れるように、フィードローラ軸部6aの一
方と動力伝達部材(例えばプーリ7)とが一体形成され
ている。
【0018】次に、本実施例の作用について説明する。
フィードローラ6の軸部6aにプーリ7やギヤ8が固定
されてしまった後でも、軸受部材11をその軸受部12
の切欠部分14を軸部6aに通すことにより被嵌するこ
とができる。
【0019】こうして、フィードローラ6に軸受部材1
1が被嵌されたところで、当該フィードローラ6の軸部
6aを各フレーム3の取付穴部4の穴4bに切欠部分4
aを介して挿入する。次に、その状態で軸受部材11を
取付穴部4に向けて移動させることにより回り止め部1
5を切欠部分4aを通過させてフレーム3の外側面の所
定部分に回動不能に係止する。つまり、回り止め部15
の係合凸部16をフレーム3外側面の係合凹部5に嵌合
する。
【0020】これにより、各軸受部材11は、回動不能
とされるとともに、回り止め部15を介してフィードロ
ーラ6の軸心方向に外側の動力伝達部材(プーリ7,ギ
ヤ8)と内側のフレーム3によって位置規制される。し
たがって、各軸受部材11は、フレーム3の取付穴部4
に強固に保持されることになり、フィードローラ6は両
フレーム3,3に確実に回転支持される。
【0021】しかして、この実施例によれば、軸受部材
11の軸受部12の一部を、フィードローラ(6)を通
過可能に切欠くとともに、軸受部材11の回り止め部1
5を各フレーム3の取付穴部4の切欠部分4aを通過可
能かつ当該各フレーム3の外側面の所定部分に回動不能
に係合されるように設けた構成としたので、フィードロ
ーラ軸部6aの少なくとも一端部に動力伝送部材(プー
リ7)が一体成形されていても軸受部材11を被嵌する
ことができ、かつEリング止め作業することなく軸受部
材11をフレーム3に強固に保持することができる。そ
の結果、フィードローラ6を迅速かつ確実にフレーム
3,3に組付けることができる。
【0022】また、作業能率が向上するとともにEリン
グ止め作業が不要となるので部品数の減少によりコスト
低減を図ることができる。
【0023】なお、本軸受構造をプリンタのフィードロ
ーラ6の回転支持に用いたが、それ以外の機器の回転軸
の支持用に用いてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、軸受部材の軸受部の一
部を、回転軸を通過可能に切欠くとともに、軸受部材の
回り止め部をフレームの取付穴部の切欠部分を通過可能
かつフレームの外側面の所定部分に回動不能に係合され
るように形成した構成としたので、回転軸を迅速かつ確
実に回転支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための分解斜視図で
ある。
【図2】同じく、軸受部材のフレームの取付穴部への装
着を説明するための図である。
【図3】同じく、回転軸をフレームの取付穴部に取り付
けた様子を示す側断面図である。
【図4】従来の軸受構造を説明するための分解斜視図で
ある。
【図5】従来軸受構造でフィードローラを回転支持する
様子を示す側断面図である。
【図6】従来軸受構造の軸受部材とフレーム側の取付穴
部との位置関係を説明するための図である。
【符号の説明】
3 フレーム 4 取付穴部 6 フィードローラ(回転軸) 7 プーリ(動力伝送部材) 8 ギヤ(動力伝送部材) 11 軸受部材 12 軸受部 15 回り止め部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離隔配設された一対のフレームの各対向
    部分に設けられ切欠部分を有する取付穴部と、この取付
    穴部に嵌装され両端部に動力伝達部材が固定される回転
    軸を回転支持する軸受部およびフレームの所定部分に係
    止される回り止め部を有する軸受部材とから形成された
    軸受構造において、 前記軸受部材の軸受部の一部を、前記回転軸を通過可能
    に切欠くとともに、前記軸受部材の回り止め部を前記フ
    レームの取付穴部の切欠部分を通過可能かつフレームの
    外側面の所定部分に回動不能に係合されるように形成し
    たことを特徴とする軸受構造。
JP9572193A 1993-04-22 1993-04-22 軸受構造 Pending JPH06307432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9572193A JPH06307432A (ja) 1993-04-22 1993-04-22 軸受構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9572193A JPH06307432A (ja) 1993-04-22 1993-04-22 軸受構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06307432A true JPH06307432A (ja) 1994-11-01

Family

ID=14145345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9572193A Pending JPH06307432A (ja) 1993-04-22 1993-04-22 軸受構造

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JP (1) JPH06307432A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006038018A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Fuji Xerox Co Ltd 軸受、回転装置、給紙装置、画像形成装置、回転装置の組立方法及び解体方法並びに給紙装置の組立方法及び解体方法
JP2014228023A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 株式会社リコー 回転体支持構造体及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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