JP3480600B2 - 電動ロールブラインド - Google Patents

電動ロールブラインド

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JP3480600B2
JP3480600B2 JP16651694A JP16651694A JP3480600B2 JP 3480600 B2 JP3480600 B2 JP 3480600B2 JP 16651694 A JP16651694 A JP 16651694A JP 16651694 A JP16651694 A JP 16651694A JP 3480600 B2 JP3480600 B2 JP 3480600B2
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roll
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浩光 奥田
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トーソー株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光センサによってロール
端面に付設した光反射板を検出してモータを制御する方
式の電動ロールブラインドの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固定したホルダと、そのホルダにモータ
ケースを固定したモータと、そのモータケースを内部に
挿入して端部をホルダに回転自在に支持したスクリーン
巻取りロールパイプと、そのロールパイプを回転駆動す
るためにモータの出力軸に固定してロールパイプ内周面
に係合させたドライブロータとを備えた電動ロールブラ
インドにおいて、ロールバイプと一体回転する回転軸に
プーリを固定し、そのプーリの端面に反射板を付設し、
その光反射板をロールパイプを支持するホルダに固定し
た光センサーによって検出し、そのセンサーの信号によ
ってモータを制御することは、特開平2−190591
号によって公知である。又、本願の発明者はロールパイ
プの端面に光反射板を付設して、構成をよりコンパクト
にすることを提案(特願平5−230725号)した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロールパイプの端面に
光反射板を付設し、その光反射板に対面するセンサーを
ロールパイプを支持するホルダに設けると、モータの回
転に伴う振動によってロールパイプ及びブラインドボッ
クスが騒音を生ずると共に、ロールパイプの軸方向位置
が変動するため、センサーを再調整しなければならない
という問題があった。
【0004】本発明はこの問題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、モータからロ
ールパイプ及びブラインドボックスへ伝達される振動を
抑制して騒音を減少すること、及びセンサーの再調整を
不要にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、モータの回転をロールパ
イプに伝達するドライブロータとロールパイプの間及び
モータケースの固定部とその固定部を保持するホルダの
間に防振材を介在させたこと、及びロールパイプの端部
であるエンドロータをホルダに回転自在ではあるが、軸
方向には摺動不能にはめたことにある。
【0006】
【作用】モータの回転をロールパイプに伝達するドライ
ブロータはロールパイプに防振材を介して連結し、モー
タケースの固定部も防振材を介してホルダに連結したか
ら、モータの振動がロールパイプに直接伝達すること
も、ホルダを介してブラインドボックスに伝達すること
も抑制される。その結果、ロールパイプ及びブラインド
ボックスがモータの振動を受けて騒音を発生することは
未然に防止することができる。
【0007】ロールパイプのエンドロータはホルダに軸
方向移動不能にはめたから、ロールパイプの軸方向位置
は安定し、端面の光反射板とホルダに設けた光センサー
の間の距離は常に一定であるから、一度設定すれば調整
し直す必要はない。
【0008】
【実施例】本発明装置を図面に示す実施例に基づいて説
明する。図1に示すように、電動ロールブラインドのモ
ータ10はモータケース11に収容し、モータケース11はロ
ールパイプ20の内部に挿入する。図1及び図2に示すよ
うに、モータ10の出力軸12にドライブロータ13を固定
し、そのドライブロータ13に防振材14を外嵌固定する。
防振材14の外周面はロールパイプ20の内周面に沿う形状
であり、ロールパイプ20に挿入したとき、ロールパイプ
と一体回転するが、軸方向には摺動可能である。
【0009】図1及び図3に示すように、モータケース
11の角柱状の固定部15を防振材19によって被覆し、その
固定部15をホルダ16の角孔31に挿入する。ホルダ16は片
側のサイドホルダ17に止めねじ18により固定し、両側の
サイドホルダはセットバー21によって連結する。ホルダ
16の大径部22の端面上半に扇状溝24を設け、その扇状溝
24の底に軸方向に開口する複数個の窓23を設ける。2個
のセンサー30をそれぞれのセンサー窓23の位置に配置す
る。モータケース11がサイドホルダ17から内方へ抜けな
いように、固定部15の先端にピン25を取り付ける。
【0010】図1及び図4に示すように、ホルダ16の小
径部26にロールパイプ20のエンドロータ27を回転自在に
外嵌する。そのエンドロータ27の外端面に光反射板28を
取り付ける。エンドロータ27の両端面はホルダ16の大径
部22と小径部26の端部周面に形成した爪29に挟まれて軸
方向位置を規制される。ロールブラインドを組み立てる
とき、始めに合成樹脂製ホルダ16の小径部26にエンドロ
ータ27を外嵌する。このとき、エンドロータ27の内径は
小径部26の爪29の外径よりわずかに小さいが、爪29は小
径部26よりも軸方向内側に突出するから、爪29を弾性的
に内半径方向に変形させてエンドロータ27を小径部26に
外嵌することができる。小径部26に外嵌したエンドロー
タ27の外端面が大径部22に当接すると、爪29は復元して
エンドロータ27の内端面に掛かるから、エンドロータ27
は軸方向に摺動することはできない。
【0011】次に、モータ10のドライブロータ13及びモ
ータケース11の固定部15に防振材14、19を取り付け、そ
の固定部15をホルダ16の角孔31に挿入し、その先端にピ
ン25を差す。それからホルダ16にサイドホルダ17を止め
ねじ18によって固定する。ついで、ドライブロータ13に
はめた防振材14をロールパイプ20の内周面に合わせて軸
方向にモータケース11をロールパイプ20に挿入する。つ
いで、エンドロータ27をロールパイプ20の端部にはめ込
んで一体化する。
【0012】このように組み立てた電動ロールブライン
ドにおいては、モータ10の回転は防振材14を介してロー
ルパイプ20に伝達され、モータ10を収容したモータケー
ス11は防振材19を介してホルダ16に支持されるから、モ
ータ10の回転に伴う振動は回転側も固定側も吸振され
る。したがって、振動の伝達を受けてロールパイプ20や
ホルダ16と一体のブラインドボックスが騒音を発生する
おそれは全くない。
【0013】エンドロータ27はホルダ16の小径部26に回
転自在であるが、軸方向には摺動不能に外嵌しているか
ら、その端面に固定した光反射板28とホルダ16の大径部
22に固定したセンサー30の間の距離は常に一定である。
したがって、始めにセンサーを調整しておけば、使用中
にセンサー30を再調整する必要な全くない。
【0014】
【発明の効果】上記のとおり、本発明の電動ロールブラ
インドは、ロールパイプ端面の光反射板をホルダに設け
たセンサーによって検出し、そのセンサーの信号によっ
てモータの回転を制御する方式であるが、従来のモータ
のドライブロータによって直接ロールパイプを回転し、
モータケースを直接ホルダに固定していたものとは異な
り、モータの回転を防振材を介してロールパイプに伝達
し、モータケースを防振材を介してホルダに取り付けた
から、モータの回転に伴う振動によってロールパイプや
ブラインドボックスが騒音を発生するおそれはないとい
う優れた効果を奏する。又、従来のロールパイプのホル
ダに対する軸方向位置を規制していなかったものとは異
なり、ロールパイプのエンドロータはホルダに軸方向移
動不能に外嵌したから、エンドロータ端面の光反射板と
センサーの関係位置は常に一定であり、始めに調整して
おけば、その後にセンサーを再調整する必要はないとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の実施例の電動ロールブラインドの要
部断面図、
【図2】は図1のII−II線に沿う断面図、
【図3】は図1のIII−III線に沿う断面図、
【図4】は図1のIV−IV線に沿う断面図、
【符号の説明】
10:モータ、11:モータケース、12:出力軸、13:ドラ
イブロータ、14:防振材、15:固定部、16:ホルダ、1
7:サイドホルダ、18:止めねじ、19:防振材、20:ロ
ールパイプ、21:セットバー、22:大径部、23:窓、2
4:扇状溝、25:ピン、26:小径部、27:エンドロー
タ、28:光反射板、29:爪、30:センサー、31:角孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定したホルダ(16)と、前記ホルダにモ
    ータケース(11)を固定したモータ(10)と、前記モー
    タケースを内部に入れて前記ホルダに端部を回転自在に
    支持されたスクリーン巻取り用ロールパイプ(20)と、
    前記ロールパイプを回転駆動するために前記モータの出
    力軸(12)に固定して前記ロールパイプの内周面に係合
    させたドライブロータ(13)とを備え、前記ロールパイ
    プのエンドロータ(27)の端面に固定した反射板(28)
    を前記ホルダに配置したセンサ(30)によって検出し、
    前記センサの信号によって前記モータの回転を制御する
    方式の電動ロールブラインドであって、前記ドライブロ
    ータを前記ロールパイプに防振材(14)を介して係合さ
    せ、前記モータケースの固定部(15)を前記ホルダに防
    振材(19)を介して固定したことを特徴とする電動ロー
    ルブラインド。
  2. 【請求項2】固定したホルダ(16)と、前記ホルダにモ
    ータケース(11)を固定したモータ(10)と、前記モー
    タケースを内部に入れて前記ホルダに端部を回転自在に
    支持されたスクリーン巻取り用ロールパイプ(20)と、
    前記ロールパイプを回転駆動するために前記モータの出
    力軸(12)に固定して前記ロールパイプの内周面に係合
    させたドライブロータ(13)とを備え、前記ロールパイ
    プのエンドロータ(27)の端面に固定した反射板(28)
    を前記ホルダに配置したセンサ(30)によって検出し、
    前記センサの信号によってモータの回転を制御する方式
    の電動ロールブラインドであって、前記ホルダの外端側
    に前記センサを収容する大径部(22)を内端側に前記エ
    ンドロータを回転自在に外嵌する小径部(26)を形成
    し、前記小径部の内端部に半径方向に弾性変形可能な爪
    (29)を一体に形成し、前記小径部に外嵌した前記エン
    ドロータを前記大径部と前記爪の間に挟んでその軸方向
    位置を規制したことを特徴とする電動ロールブライン
    ド。
  3. 【請求項3】前記モータのドライブロータを前記ロール
    パイプに防振材(14)を介して係合させ、前記モータケ
    ースの固定部(15)を前記ホルダに防振材(19)を介し
    て固定したことを特徴とする請求項2記載の電動ロール
    ブラインド。
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WO2020064882A1 (fr) * 2018-09-28 2020-04-02 Somfy Activites Sa Actionneur électromécanique comprenant un module de filtrage de vibrations et installation de fermeture, d'occultation ou de protection solaire comprenant un tel actionneur électromécanique

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FR2862334B1 (fr) * 2003-11-19 2006-02-10 Somfy Dispositif d'entrainement d'un ecran de fermeture ou de protection solaire et installation comportant un tel dispositif
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