JP2603125Y2 - 電気洗濯機の回転駆動機構 - Google Patents

電気洗濯機の回転駆動機構

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JP2603125Y2
JP2603125Y2 JP1993066612U JP6661293U JP2603125Y2 JP 2603125 Y2 JP2603125 Y2 JP 2603125Y2 JP 1993066612 U JP1993066612 U JP 1993066612U JP 6661293 U JP6661293 U JP 6661293U JP 2603125 Y2 JP2603125 Y2 JP 2603125Y2
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庄介 川▲崎▼
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株式会社川▲崎▼精工機
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、一槽式電気洗濯機の
脱水槽およびパルセータを回転駆動させる電気洗濯機の
回転駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一槽式電気洗濯機は、洗濯と脱水を単一
槽内で連続式で行うもので、通常、洗濯・すすぎ時には
脱水槽の底部に設けられたパルセータのみが低速回転し
て衣料のもみ洗いを行い、脱水時にはパルセータと脱水
槽が一体的に高速回転して衣料を遠心脱水するようにな
っている。
【0003】このような一槽式電気洗濯機では、同一駆
動軸からパルセータと脱水槽にそれぞれ回転が伝達され
るよう設定されているが、脱水槽が停止していなければ
ならないはずの洗濯・すすぎ時に、パルセータの回転に
伴って脱水槽が共回りしてしまうおそれがある。そこ
で、洗濯機の回転を規制するため、脱水槽の回転駆動部
分に、ワンウェイベアリングを内蔵したクラッチ軸受が
組み込まれている。
【0004】すなわち、一般的な槽式電気洗濯機では、
例えば図4に示すように、脱水槽10とパルセータ11
を回転させるメインシャフト12の下端部にワンウェイ
バネクラッチ14が取り付けられており、プーリ20を
介してこのワンウェイバネクラッチ14が締まる方向に
回転駆動が与えられると、メインシャフト12に外嵌さ
れた外筒13が、メインシャフト12と一体的に高速回
転するようになっている。この高速回転は、減速手段1
7を内蔵したギヤケース15に伝達され、ギヤケース1
5から上方に延びるガイド筒16を介して脱水槽10に
伝達される。これにより、脱水動作が行われる。なお、
上記外筒13は、第1のベアリング26を介して、洗濯
機本体に固定された下軸受カバー25に回転自在に支受
されている。また、上記ガイド筒16は、第2のベアリ
ング21を介して、同じく洗濯機本体に固定された上軸
受カバー27に回転自在に支受されている。一方、プー
リ20を介して上記ワンウェイバネクラッチ14が緩む
方向に回転駆動が与えられると、外筒13は回転せず、
メインシャフト12のみが回転する。この回転は、ギヤ
ケース15内の減速手段17に伝達され、減速された回
転がパルセータシャフト19に伝達される。これによ
り、パルセータシャフト19上端に取り付けられたパル
セータ11が低速回転し、洗濯・すすぎ動作が行われ
る。
【0005】上記回転駆動機構において、洗濯・すすぎ
時にパルセータ11の回転方向が一定であれば、脱水槽
10を固定してパルセータ11のみを回転させるには、
先に述べたワンウェイバネクラッチ14の作動を、この
回転方向で解除されるように設定すれば足りる。しか
し、右回転と左回転を周期的に繰り返すような反転水流
をつくりだす場合には、メインシャフト12を周期的に
反転させなければならない。このとき、上記ワンウェイ
バネクラッチ14が締まるような回転方向に反転してし
まうと外筒13がメインシャフト12と共回りしてしま
うので、この場合は外筒13に外嵌されたクラッチ軸受
1が上記バネクラッチ14の動作に関係なく外筒13の
共回りを規制するようになっている。すなわち、上記ク
ラッチ軸受1に内蔵されたワンウェイベアリング2が、
ワンウェイバネクラッチ14が締まる回転方向では回転
しないように設定されており、外筒13の共回りを妨げ
るのである。したがって、反転水流をつくることができ
る電気洗濯機において、洗濯・すすぎ時に脱水槽10の
共回りがなく、安心して操作することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記クラッチ
軸受1には周方向に大きなトルクがかかるため、強度的
な観点からこれを比較的厚肉にしなければならず、この
部品の重さのために電気洗濯機全体が重くなって好まし
くないという問題があった。また、上記クラッチ軸受1
は、ワンウェイベアリング2保持用のボス部と複数の取
り付け穴が必要なため加工工程が複雑で製品コストが高
くつくという問題もあった。さらに、クラッチ軸受1を
いちいち下軸受けカバー25にねじ固定しなければなら
ず、組み立て作業が煩雑であるという問題もあった。そ
こで、本考案者は、薄肉の鉄板材に絞り加工およびバー
リング加工を施して形成したクラッチ軸受を開発し、ク
ラッチ軸受の軽量化および加工工程の簡略化を実現した
(実公平3−21738号公報)が、下軸受けケース2
1にねじ固定しなければならない点では従来品と変わら
ないため、その点についての改良が強く望まれている。
【0007】この考案は、このような事情に鑑みなされ
たもので、ワンウェイベアリング取付部の構造が簡単
で、いちいちねじ固定する必要がなく、軽量でがたつき
による騒音もない、優れた電気洗濯機の回転駆動機構の
提供をその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この考案の電気洗濯機の回転駆動機構は、プーリを
介してモータ駆動を受けるメインシャフトと、上記メイ
ンシャフトに外嵌されバネクラッチの切り換えによって
メインシャフトの回転が断続的に伝達される外筒と、上
記外筒を回転自在に支受する第1のベアリングと、この
第1のベアリングを保持する下軸受カバーと、上記外筒
に外嵌され外筒の回転方向を一方向に制限するワンウェ
イベアリングと、上記メインシャフトの回転を減速する
減速手段を内蔵し上記外筒と一体的に回転するギヤケー
スと、上記減速手段によって減速された回転が伝達され
るパルセータシャフトと、上記パルセータシャフトを回
転自在に保持し上記ギヤケースと一体的に回転するガイ
ド筒と、上記ガイド筒を回転自在に支受する第2のベア
リングと、この第2のベアリングを保持する上軸受カバ
ーとを備え、上記外筒に外嵌されたワンウェイベアリン
グが、周縁部の上下面および端面が高分子部材で被覆さ
れたフランジ部を有するハウジング内に圧入され、上記
ハウジングが、そのフランジ部を下軸受カバー底面と第
1のベアリング下面との間に挟持させワンウェイベアリ
ング保持部を下軸受カバーの底面開口から下向きに突出
させた状態で上記下軸受カバーに取り付けられ、しかも
上記下軸受カバーの底面周縁部の少なくとも一個所に、
内向きに盛り上がり部が形成され、この盛り上がり部上
面で上記第1のベアリング下面が支受されているととも
に、上記ハウジングのフランジ周縁部の少なくとも一個
所に切り欠き部が形成され、この切り欠き部が上記盛り
上がり部と係合してハウジングの回り止めがなされてい
るという構成をとる。
【0009】
【作用】すなわち、この考案は、従来、外筒に外嵌させ
たワンウェイベアリングを、クラッチ軸受で保持して下
軸受カバーにねじ固定していたのに対し、まずワンウェ
イベアリングをフランジ付のハウジング内に圧入して一
体化し、このハウジングを、外筒を回転自在に支受する
第1のベアリングを保持する下軸受カバーで直接保持す
るようにしたものである。したがって、上記ワンウェイ
ベアリングと外筒支受用のベアリングとを、少ないスペ
ースでコンパクトに収容することができる。しかも、上
記ハウジングを下軸受カバー底部に嵌入し、ついで第1
のベアリングを嵌入するだけで、簡単に取り付けること
ができるため、組み立ておよびメンテナンスが容易であ
る。そして、上記ハウジングには切り欠き部を設け、上
記下軸受カバーには内向き盛り上がり部を設け、この切
り欠き部と盛り上がり部とを係合させて組み立てるよう
にしているため、この係合によってハウジングの回り止
めが確実になされるという利点を有する。さらに、従来
ワンウェイベアリング固定に必要であった略板状のクラ
ッチ軸受および固定用ねじが不要となるため、この部分
の大幅な軽量化を達成することができる。また、従来、
外筒の回転に伴いねじ固定部ががたついて騒音・振動の
原因となっていたが、この考案によれば、上記ねじ固定
部がなく、しかも下軸受カバーと係合するフランジ部の
周縁部が、高分子素材で被覆されているため、騒音・振
動が大幅に減じられるという効果もある。さらに、下軸
受カバー底部側の構成がコンパクトになることから、下
軸受カバー全体の大きさを大幅に小さく設計することが
でき、下軸受カバーの材料コストを低減することができ
る。そして、上記下軸受カバーの小形化に伴い、その絞
り加工も容易になるという利点を有する。
【0010】つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳
細に説明する。
【0011】
【実施例】図1はこの考案の一実施例の要部を示してい
る。すなわち、この電気洗濯機の回転駆動機構は、基本
的には図4の構成と同一であり、図4と同一部分に同一
番号を付しているが、この機構では、ギヤケース15を
アルミニウムの冷間鍛造品で形成し、ギヤケース15の
下端部と外筒13の上端フランジ部13aとをかしめて
一体化するとともに、その内周面にギヤ部15aを形成
して、外輪歯車22を省略し、メインシャフト12の上
端外周部にもギヤ部12aを形成して太陽歯車5を省略
している。これにより、ギヤケース15内が非常に簡略
化されコンパクトになっている。
【0012】そして、この機構では、外筒13に外嵌さ
れるワンウェイベアリング2が、フランジ付のハウジン
グ30に圧入されており、そのフランジ部30aが、外
筒13を回転自在に支受する第1のベアリング26を保
持する下軸受カバー25の底面25aと、上記第1のベ
アリング26の下面26aとの間に挟まれ、ワンウェイ
ベアリング保持部30bが、下軸受カバー25の底面開
口40から下向きに突出した状態で、下軸受カバー25
に取り付けられている。
【0013】なお、上記ハウジング30のフランジ部3
0aには、図2に示すように、周方向に等間隔で、4個
の切り欠き41が形成されており、また、その周縁部
上下面および端面が軟質プラスチック(例えばポリエチ
レン)42で被覆されている。一方、下軸受カバー25
の底面25aの周縁部(すなわち側面が立ち上がる角
部)には、上記フランジ部30aの切り欠き部41と対
応する配置で、内側に盛り上がる4個の盛り上がり部4
3(外側からみるとこの部分が凹んでいる)が形成され
ている。そして、上記下軸受カバー25に設けられた盛
り上がり部43と、ハウジング30のフランジ30aに
設けられた切り欠き部41とが、係合するようになって
いる。
【0014】上記ハウジング30の下軸受カバー25へ
の取り付けは、つぎのようにして行われる。すなわち、
まず、ワンウェイベアリング2をハウジング30に圧入
し、ついで図2に示すように、ハウジング30を、ワン
ウェイベアリング保持部30b側から、下軸受カバー2
5の底面開口40に嵌入し、下軸受カバー25の底面2
5aとハウジング30のフランジ部30aとを重ねる
(図2において、ワンウェイベアリング2は省略)。こ
のとき、上記下軸受カバー25の内側に形成された盛り
上がり部43と、上記ハウジング30の切り欠き部41
とを係合させる。つぎに、上記下軸受カバー25の凹部
内に第1のベアリング26を圧入する。このとき、上記
第1のベアリング26の下面26aは、下軸受カバー2
5の盛り上がり部43の上面43aに当接し、これによ
って下から支受される(上記ハウジング30側の切り欠
き部41と下軸受カバー25側の盛り上がり部43との
係合部の詳細を示す図3参照)。
【0015】したがって、上記構成によれば、ワンウェ
イベアリング2の取り付けに際し、ワンウェイベアリン
グ2を圧入したハウジング30を下軸受カバー25の底
部に嵌入し、ついで第1のベアリング26を嵌入するだ
けで、簡単に取り付けることができ、従来のようなクラ
ッチ軸受および固定用のねじが全く不要なため、その
分、大幅な軽量化を達成することができる。しかも、ね
じ止め作業が不要になるため、組み立て作業、あるいは
メンテナンス作業が非常に簡単である。そして、ワンウ
ェイベアリング2が第1のベアリング26を保持する下
軸受カバー25で直接保持されるため、下軸受カバー2
5が非常にコンパクトになる。そして、上記ハウジング
30と下軸受カバー25とが、それぞれに設けられた切
り欠き部41と盛り上がり部43を係合させた状態で組
み立てられるため、ハウジング30の回り止めが確実に
なされるという利点を有する。また、上記ねじ固定部が
なく、しかも下軸受カバー25と係合するフランジ部3
0aの周縁部が、軟質プラスチック42で被覆されてい
るため、騒音・振動が大幅に減じられるという効果もあ
る。さらに、下軸受カバー25底部側の構成がコンパク
トになることから、下軸受カバー25全体の大きさを大
幅に小さく設計することができ、下軸受カバー25の材
料コストを低減することができる。そして、上記下軸受
カバー25の小形化に伴い、その絞り加工も容易になる
という利点を有する。
【0016】ちなみに、上記図1の回転駆動機構では、
下軸受カバー25の高さH(図1参照)を、図4の構造
における下軸受カバー25の高さH′の2/3程度に縮
小することができた。
【0017】なお、ワンウェイベアリング2と第1のベ
アリング26とは、同一の外筒13に外嵌されるため、
両者が同一軸上に位置決めされることが要求される。
また、第1のベアリング26は軸受機能を受け持つのに
対し、ワンウェイベアリング2はワンウェイ(一方向)
回転だけの機能を受け持ち、軸受機能を殆ど受け持って
いない。このため、ワンウェイベアリング2はラジアル
荷重に弱い構造となっている。そこで、ワンウェイベア
リング2と外筒13との間に相対的な遊び(がた)を設
け、外筒13がラジアル荷重を受けても弾力的に遊んで
ワンウェイベアリング2がラジアル荷重を受けないよう
にすることが要求される。したがって、上記実施例
、図2に示すように、上記ハウジング30側切り欠
き部41と、下軸受カバー25側の盛り上がり部43と
の係合部に、多少遊び設けこの遊び分だけ、下軸受
カバー25内でハウジング30が多少がたつくように
定している。このがたつきにより、下軸受カバー25の
軸芯とハウジング30の軸芯が、0.2〜1.5mm程
度ずれることができ、組み立て時に、ワンウェイベアリ
ング2と第1のベアリング26とを、略同一軸上に位置
決めすることができる
【0018】また、上記実施例では、ハウジング30の
フランジ部30aにおいて、その周縁部の上下面および
端面を、軟質プラスチック41で被覆しているが、この
部分の素材としては、これに限らず、各種のプラスチッ
ク素材やゴム素材等、適宜のものを用いることができ
る。ハウジング30と下軸受カバー25の重なりによる
金属同士の衝突を回避して消音効果を奏するものであれ
ばどのようなものを用いても差し支えはない。
【0019】さらに、上記実施例では、ハウジング30
のフランジ部30aに4個の切り欠き部41を設け、下
軸受カバー25の底面25aに4個の盛り上がり部43
を設けて、両者を4個所で係合させるようにしている
が、係合部の数は、上記4個に限らず、いくつ設けても
差し支えはない。
【0020】そして、上記実施例では、ギヤケース15
内をコンパクトにするために、ギヤケース15内周面お
よびメインシャフト12上端部にギヤ部15a,12a
を形成して外輪歯車および太陽歯車を省略した構造にし
ているが、必ずしもこの構造にする必要はなく、図4に
示すように、外輪歯車22および太陽歯車5を組み合わ
せた構造にしても差し支えはない。
【0021】
【考案の効果】以上のように、この考案の電気洗濯機の
回転駆動機構は、外筒の回転方向を規制するワンウェイ
ベアリングが、まずハウジング内に圧入され、このハウ
ジングが、外筒を回転自在に支受する第1のベアリング
を保持する下軸受カバーと係合一体化されている。した
がって、上記ワンウェイベアリング圧入ハウジングを、
下軸受カバーのベアリング保持用の凹部内底部に嵌入す
るだけで、簡単に取り付けることができ、組み立ておよ
びメンテナンスが容易である。そして、上記ハウジング
には切り欠き部を設け、上記下軸受カバーには内向き盛
り上がり部を設け、この切り欠き部と盛り上がり部とを
係合させて組み立てるようにしているため、この係合に
よってハウジングの回り止めが確実になされるという利
点を有する。さらに、従来ワンウェイベアリング固定に
必要であった略板状のクラッチ軸受および固定用ねじが
不要となるため、この部分の大幅な軽量化を達成するこ
とができる。また、従来、外筒の回転に伴いねじ固定部
ががたついて騒音・振動の原因となっていたが、この考
案によれば、上記ねじ固定部がなく、しかも下軸受カバ
ーと係合するフランジ部の周縁部が、高分子素材で被覆
されているため、騒音・振動が大幅に減じられるという
効果もある。さらに、下軸受カバー底部側の構成がコン
パクトになることから、下軸受カバー全体の大きさを大
幅に小さく設計することができ、下軸受カバーの材料コ
ストを低減することができる。そして、上記下軸受カバ
ーの小形化に伴い、その絞り加工も容易になるという利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の要部を示す縦断面図であ
る。
【図2】上記実施例に用いるハウジングと下軸受カバー
の分解斜視図である。
【図3】上記ハウジングと下軸受カバーの係合部の詳細
断面図である。
【図4】従来の電気洗濯機の回転駆動機構の一例を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
2 ワンウェイベアリング 12 メインシャフト 13 外筒 25 下軸受カバー 25a 下軸受カバー底面 26 第1のベアリング 26a 第1のベアリング下面 30 ハウジング 30a フランジ部 41 切り欠き部 42 軟質プラスチック 43 盛り上がり部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プーリを介してモータ駆動を受けるメイ
    ンシャフトと、上記メインシャフトに外嵌されバネクラ
    ッチの切り換えによってメインシャフトの回転が断続的
    に伝達される外筒と、上記外筒を回転自在に支受する第
    1のベアリングと、この第1のベアリングを保持する下
    軸受カバーと、上記外筒に外嵌され外筒の回転方向を一
    方向に制限するワンウェイベアリングと、上記メインシ
    ャフトの回転を減速する減速手段を内蔵し上記外筒と一
    体的に回転するギヤケースと、上記減速手段によって減
    速された回転が伝達されるパルセータシャフトと、上記
    パルセータシャフトを回転自在に保持し上記ギヤケース
    と一体的に回転するガイド筒と、上記ガイド筒を回転自
    在に支受する第2のベアリングと、この第2のベアリン
    グを保持する上軸受カバーとを備え、上記外筒に外嵌さ
    れたワンウェイベアリングが、周縁部の上下面および端
    が高分子部材で被覆されたフランジ部を有するハウジ
    ング内に圧入され、上記ハウジングが、そのフランジ部
    を下軸受カバー底面と第1のベアリング下面との間に挟
    持させワンウェイベアリング保持部を下軸受カバーの底
    面開口から下向きに突出させた状態で上記下軸受カバー
    に取り付けられ、しかも上記下軸受カバーの底面周縁部
    の少なくとも一個所に、内向きに盛り上がり部が形成さ
    れ、この盛り上がり部上面で上記第1のベアリング下面
    が支受されているとともに、上記ハウジングのフランジ
    周縁部の少なくとも一個所に切り欠き部が形成され、こ
    の切り欠き部が上記盛り上がり部と係合してハウジング
    の回り止めがなされていることを特徴とする電気洗濯機
    の回転駆動機構。
  2. 【請求項2】 上記高分子部材が、軟質プラスチックで
    ある請求項1記載の電気洗濯機の回転駆動機構。
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