JPH06306714A - 糸又は撚形成用スピンドル - Google Patents

糸又は撚形成用スピンドル

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JPH06306714A
JPH06306714A JP6039503A JP3950394A JPH06306714A JP H06306714 A JPH06306714 A JP H06306714A JP 6039503 A JP6039503 A JP 6039503A JP 3950394 A JP3950394 A JP 3950394A JP H06306714 A JPH06306714 A JP H06306714A
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JP
Japan
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spindle
pipe
yarn
thread
guide tube
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Pending
Application number
JP6039503A
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English (en)
Inventor
Ulrich Ballhausen
バルハウゼン ウルリッヒ
Karl J Brockmanns
ヨゼフ ブロックマンズ カール
Ulrich Lossa
ロッサ ウルリッヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Palitex Project Co GmbH
Original Assignee
Palitex Project Co GmbH
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/02Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
    • D01H7/86Multiple-twist arrangements, e.g. two-for-one twisting devices ; Threading of yarn; Devices in hollow spindles for imparting false twist

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明が糸又は撚形成用スピンドルに関し、
その全高を押さえた上で乱流を生じることなく糸バルー
ン空間内に流動性媒体を導入せしめることを目的とす
る。 【構成】 糸F4はスピンドルロータ15の糸ガイドダクト
14.2を介してバルーンを形成しながらスピンドル軸Aの
延長上の中心点に達する。糸のバルーン空間に流動性媒
体M4が回転可能供給パイプ13を介して供給される。供給
パイプ13は少なくとも出口孔13.3のの直前のパイプの一
部13.2がスピンドルロータ軸Aと同軸又は平行に延在す
る。パイプ13はスピンドルの下方に設けられ、スピンド
ルロータ15を通じて延在する。パイプ13に設けられる糸
ガイドチューブ14の一端14.1はスピンドルロータ軸Aと
同軸に延在し、他端14.2は実質的に半径方向に延びてパ
イプ13の外に出て、スピンドルロータ15の糸ガイド用ダ
クト14.2を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は糸又は撚形成用スピンド
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなスピンドルはドイツ特許DE 3
7 21 364 D2 に開示されている。この公知のスピンドル
の場合には、糸バルーンによって囲まれた空間内に乱流
を生じないように流動性媒体を導入する問題は、スポー
ク状に配置された複数のガイド翼を有し、その中の一つ
を通じて糸ガイド用ダクトが延在するスピンドルロータ
によって解決されている。流動性媒体は、スピンドルレ
ールとスピンドルロータの間に配置された上方が開いた
回転対称形のハウジングを通り、そこからスピンドルロ
ータのガイド翼の間を通って流れ、孔の空いた保護ポッ
トのベースを経て保護ポットの内部に入る。このハウジ
ングは多くのスペースを占め、スピンドルレールとスピ
ンドルロータの間のその構成を考慮した場合、スピンド
ルの全体高さを増加させる。更に、スピンドルロータの
ガイド翼は、特に固体粒子の流れに対しては障害とな
り、換気効果のために環境空気がスピンドルロータを通
じて運び込まれるとガイド翼の上に汚れが堆積し、媒体
の供給を益々悪化させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する問題は、少ないスペース内に設置可能で特にスピン
ドルの全体高さが低く、しかも乱流を生じることなく糸
バルーンに取り囲まれた空間内に軸方向に流動性媒体を
導入するための機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するた
め、本発明によれば、実質的にスピンドル軸領域に始点
を有し半径方向に外向きに延在する糸ガイド用ダクトを
有するスピンドルロータを具え、糸が前記糸ガイド用ダ
クトから出た後にバルーンを形成しながらスピンドル軸
の延長上にある中心点に達するように構成されると共
に、糸のバルーンによって規定される空間内に実質的に
軸方向に流動性媒体を導入する機構を具えた糸又は撚糸
を製造するためのスピンドルにおいて、特徴点は、前記
流動性媒体は、少なくとも出口孔の直前のその一部がス
ピンドルロータ軸と同軸又は平行に延在する供給パイプ
を通じて供給され、少なくとも該部分の最後の部分がス
ピンドルロータ軸を中心に回転可能に配置され且つ糸ガ
イドチューブを具え、該ガイドチューブの一端は同軸的
に延在し、他端は実質的に半径方向に延びて前記最後の
部分から外に出ていることにある。
【0005】流動性媒体を糸バルーンで囲まれた空間内
に軸方向に導入することは基本的に二つの方向から可能
であって、即ち上からと下からとである。本発明の解決
策は、両者を含んでいる。下からの供給の際には、媒体
はスピンドルロータのシャフトを通じて導かれるので、
媒体の供給がスピンドルレールの下の地点から行われ、
スピンドルレールの上のスピンドルの全体高さをそう増
加させないでもすむ利点がある。上から媒体を供給する
場合には、スピンドル自体並びにその取付け方を変える
必要はないので、このやり方は現存する設備を改装する
のに適している。
【0006】流動性媒体は、調整された空気のみなら
ず、出来た糸や個々の糸に特殊な効果を与える目的を有
する空気と適宜な懸濁液の滴、固体粒子、溶解した繊維
材料等の混ざった処理用媒体である。本発明によるスピ
ンドルの実施例を添付の図面に基づいて以下に詳しく説
明する。
【0007】
【実施例】図1には、説明のために必要な双糸加撚用ス
ピンドルの構成部品のみが示されている。即ち、保護ポ
ット1付きのボビンキャリアが設けられ、その中には図
1では供給ボビンS1である未加撚の糸供給パッケージ
が置かれている。供給ボビンから引き出された糸F2と
F3とは糸取り込みチューブ2と図示しない中空スピン
ドルシャフトを通って同じく図示しないスピンドルロー
タ内に導かれ、そこから加撚糸F1が、図1に示されて
いない糸ガイド用ダクトを通じて半径方向に外に出て、
糸バルーンを形成しつつ上方に向かい、中心点Zに達す
る。
【0008】流動性媒体M1を導入するための機構は、
加撚スピンドルの上方に設けられている。この機構は、
全体として符号3で示されているパイプを具え、これを
通じて媒体M1が供給され、軸方向に下に向きを変え
る。このパイプ3は、ホルダ6によって図示しない撚糸
機のフレームに取付けられた湾曲部として構成された第
1部分3.1を有する。この第1部分3.1の下方には
回転軸受5によって第1部分3.1に連結された第2パ
イプ部分3.2が設けられ、スピンドル軸Aを中心とし
て回転可能になっている。この第2パイプ部分3.2は
その下端に、下向きの出口孔3.3を有する漏斗状に拡
がった部分3.4を具えている。第2パイプ部分3.2
の内部には全体として符号4で示された糸ガイドチュー
ブが設けられ、その下端4.2は実質的に半径方向に横
に導かれて第2パイプ部分3.2から外に出ている。一
方、スピンドル軸Aと同心的に延在する上端4.1は上
方に導かれて回転可能なパイプ部分3.2の外に出て、
固定パイプ部分3.1を通って導かれ、そこから上方に
出てくる。糸ガイドチューブ4の上端4.1は、撚糸機
の図示しないフレームに固定されたホルダ9に回転軸受
8によって支持された延長片7に固定されている。この
延長片7の上端には、駆動ローラ10が設けられ、これ
を周回して駆動コード11が巻き掛けられている。この
駆動コード11によって、駆動ローラ10は、スピンド
ルロータの駆動装置に回転接続された図示しない駆動装
置からスピンドル軸Aを中心として回転駆動される。
【0009】糸バルーンから出てきた糸F1は糸ガイド
チューブ4の下端4.2内に入り、上端4.1から出て
中心点Zの方に向かう。駆動ローラ10により、糸ガイ
ドチューブ4とパイプ3の下部パイプ部分3.2とは回
転運動を行い、その速度は糸バルーンにおける糸F1の
回転速度と同じであり、従って、スピンドルロータの回
転速度と同じである。
【0010】パイプ部分3.1に供給された流動性媒体
M1は下部パイプ部分3.2の内側に入り、糸バルーン
の内部に導入され、出口孔3.3を通って保護ポット1
の内部に入る。糸取り込みチューブ2の取り込み孔の上
方にはカバー12が設けられ、媒体が糸取り込みチュー
ブ2の中に直接入らないように防止している。図2に
は、撚糸機に設けられたダブルワイヤ加撚用スピンドル
の構成部品の中で、次の説明に必要なものだけが示され
ている。
【0011】このダブルワイヤ加撚用スピンドルは、回
転軸受16によってスリーブ17に固定されたスピンド
ルロータ15を有し、前記スリーブはスピンドルレール
Bの孔に挿入されてこれに固定されている。スピンドル
ロータ15の駆動はスピンドルレールBの下方に設けら
れたワーブ18を介して図示しない駆動ベルトによって
行われる。スピンドルロータ15の上方には、保護ポッ
ト19付きのボビンキャリアが設けられて回転軸受2
0.1によってスピンドルロータ15に連結され、その
中に未加撚の糸供給パッケージとして供給ボビンS2が
固定されている。
【0012】長さ全体にわたってスピンドルロータ軸A
と同軸にスピンドルロータ15を通って、パイプ13が
設置され、スピンドルレールBの下方のその下部に流動
性媒体M1が導入される。パイプ13の上部13.2は
軸方向を指向する出口孔13.3内に開口し、該出口孔
は保護ポットのベース19.1に固定されたディストリ
ビュータ・ピース21に対面している。このディストリ
ビュータ・ピース21は媒体M2のための半径方向出口
孔21.1を具えている。
【0013】スピンドルロータ125を通って更に別の
糸ガイドチューブ14が延在し、その下端14.2はス
ピンドルロータ15を貫通して半径方向に延び糸ガイド
用ダクトを形成している。糸ガイドチューブ14の糸ガ
イド用ダクト14.2上に軸方向に結合されているその
上端14.1は、パイプ13の上部13.2から軸方向
に外に出ている。それはディストリビュータ・ピース2
1を貫通して回転可能に導かれ、回転軸受20.1によ
ってディストリビュータ・ピース21に連結されてい
る。糸ガイドチューブ14の上端14.1は中空のスピ
ンドルシャフト22と同軸になっている。供給ボビンS
2のボビンスリーブSH2はディストリビュータ・ピー
ス21上に支持されている。
【0014】供給ボビンS2から引き出された糸は、図
示しない糸取り込みチューブと中空スピンドルシャフト
22を通るやり方で下方に導かれる。糸は最初に糸ガイ
ドチューブ14の上部14.1を通って走行し、次に糸
ガイド用ダクト14.2から半径方向に出て、そこで糸
F4は図示しない糸バルーンを形成し、上方に向かって
図示しない中心点Zに導かれる。
【0015】媒体M2はスピンドルレールBの下方から
パイプ13の下部13.1内に導入され、上部13.2
の内側に入って糸バルーンの内部領域に導入され、更に
ディストリビュータ・ピース21の出口孔21.1と2
1.2を経て保護ポット19付きのボビンキャリアの内
部に入る。図3に示された実施例の場合には、スピンド
ルロータ25は回転軸受26によって図示しないスピン
ドルレールに固定されたスリーブ27に連結されてい
る。
【0016】このスピンドルロータ25を貫通してパイ
プ23が設けられ、その下部23.1はスピンドルロー
タ軸Aと同軸に延び、上部23.2はこれと平行になっ
ている。この実施例の場合には、スピンドルロータの上
端はパイプ部分23.2によって保護ポット29の内部
にまで達し、該上部パイプ部分23.2は実質的に半径
方向を向いた出口孔23.3に開口している。スピンド
ルロータ25は回転軸受30.1によって保護ポット2
9付きのボビンキャリアのベース29.1に接続されて
いる。更に、スピンドルロータ25を通って糸ガイドチ
ューブ24が設けられ、その下端24.2は糸ガイド用
ダクトを形成し、それに上端24.1が続いて、この領
域に偏心的に延在している糸ガイドチューブ24の上部
パイプ部分23.1と同軸且つ平行に延びている。この
上端はスピンドルロータ25のヘッドピース25.1を
通って延び、その上に中空のスピンドルシャフト32を
担持し且つ供給ボビンS3のスリーブSH3を固定支持
しているフット部分31が回転軸受30.2によって支
持されている。 この実施例の場合、中空スピンドルシ
ャフト32は保護ポット29に連結固定されてはいな
い。フット部分31と保護ポットベース29.1との位
置固定は互いに対面する永久磁石28.1と28.2に
よって行われている。
【0017】供給ボビンS3から来た糸は、中空スピン
ドルシャフト32を経て糸ガイドチューブ24の上端2
4.1に入る。糸F5は糸ガイド用ダクト24.2から
出て糸バルーンを形成する。流動性媒体M3はスピンド
ルレールの下側からパイプ23の下部パイプ部分23.
1に供給され、上部パイプ部分23.2の内部を経て糸
バルーンに囲まれた空間内に入り、出口孔23.3を経
て保護ポット29付きのボビンキャリアの内部に入る。
【0018】双糸加撚用スピンドルの場合に下から流動
性媒体を軸方向に供給するための機構の別の二つの実施
例が図4,5に示されている。図4の実施例の場合、流
動性媒体M4の供給は、パイプ33によってスピンドル
ロータ35を通じて行われ、該パイプはその全長にわた
ってロータと同軸に延び、媒体M4はスピンドルレール
の下方の点からパイプの図示しない下部パイプ部分3
3.2に対して供給される。パイプの上部パイプ部分3
3.2は回転軸受36によって保護ポット付きボビンキ
ャリアのベース39.1を貫通して延在し、保護ポット
39付きボビンキャリアの中に入っている。糸ガイドチ
ューブ34の上端はスピンドル軸Aと同軸に延び、これ
に続く糸ガイドチューブ34の下端は半径方向に延びる
糸ガイド用ダクト34.2を形成し、糸F6はこれから
出現して糸バルーンを貫通して糸ガイドアイレット38
によって形成される中心点Zに供給される。
【0019】この実施例では、供給ボビンS4は、懸架
装置37によって保護ポット39付きのボビンキャリア
の頂部に固定されている。供給ボビンS4から引き出さ
れた糸F7は糸ガイドチューブ34を通じて導かれ、一
方、軸方向に下から供給された媒体M4はパイプ33の
出口孔33.3から出て、保護ポット39付きのボビン
キャリアの内部空間に直接供給される。
【0020】図5の実施例の場合、流動性媒体M5は同
じようにスピンドルロータ45を貫通して同軸に延在す
るパイプ43によって下から軸方向に供給される。スピ
ンドルロータ45は回転軸受47によって保護ポット4
9付きのボビンキャリアのベース49.1を貫通して延
在し、媒体M5は上部パイプ部分43.2の出口孔4
3.3を通って保護ポット49付きのボビンキャリアの
内部に入る。糸ガイドチューブ44はその下部に半径方
向に延びる糸ガイド用ダクト44.2を形成し、該チュ
ーブは前記上部パイプ部分43.2に開口し、従って糸
ガイドチューブ44の上端44.1も同様にスピンドル
軸Aと同軸上にある。この実施例の場合、中空スピンド
ルシャフト41は、保護ポット49付きのボビンキャリ
アに半径方向に連結されたホルダ46上に支持されてい
る。該ホルダはスピンドル軸A上にある糸通路孔46.
1を具えている。供給ボビンS5から引き出された糸F
9は糸取り込みチューブ42と中空スピンドルシャフト
を通じて導かれ、糸通路孔46.1を通過して糸ガイド
チューブ44内に入る。糸F8は糸ガイド用ダクト4
4.2を経て糸ガイドチューブ44を離れ、糸バルーン
を経た後に糸ガイドアイレット40によって構成された
中心点Zに達する。
【0021】本発明は保護ポットの無いダブルワイヤ加
撚用スピンドルの例にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、上から流動性媒体を軸方向に供給する
ための機構を具えた二重撚糸用スピンドルの上部の部分
側断面図である。
【図2】図2は、下から流動性媒体を軸方向に供給する
ための機構を具えた二重撚糸用スピンドルの上部の軸方
向断面図である。
【図3】図3は、下から流動性媒体を軸方向に供給する
ための機構の第2の実施例の図2と同様な図である。
【図4】図4は、下から流動性媒体を軸方向に供給する
ための機構を具えたダブルワイヤ加撚用スピンドルの部
分側断面図である。
【図5】図5は、下から流動性媒体を軸方向に供給する
ための機構を具えたダブルワイヤ加撚用スピンドルの部
分側断面図である。
【符号の説明】
M1〜M5…流動性媒体 3,13,23,33,43…供給パイプ 3.2,13.2,23.2,33.2,43.2…出
口孔 A…スピンドルロータ軸 4,14,24,34,44…糸ガイドチューブ
フロントページの続き (72)発明者 カール ヨゼフ ブロックマンズ ドイツ連邦共和国,デー−47877 ビルリ ッヒ−アンラート,ヤコブ クレブス シ ュトラーセ 80 (72)発明者 ウルリッヒ ロッサ ドイツ連邦共和国,デー−47804 クレフ ェルト,ビンナーツベーク 13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的にスピンドル軸領域に始点を有し
    半径方向に外向きに延在する糸ガイド用ダクトを有する
    スピンドルロータを具え、糸が前記糸ガイド用ダクトか
    ら出た後にバルーンを形成しながらスピンドル軸の延長
    上にある中心点に達するように構成されると共に、糸の
    バルーンによって規定される空間内に実質的に軸方向に
    流動性媒体を導入する機構を具えた糸又は撚糸を製造す
    るためのスピンドルであって、前記流動性媒体(M1〜
    M5)は、少なくとも出口孔(3.3,13.3,2
    3.3,33.3,43.3)の直前のその一部がスピ
    ンドルロータ軸(A)と同軸又は平行に延在する供給パ
    イプ(3,13,23,33,43)を通じて供給さ
    れ、少なくとも該部分の最後の部分(3.2,13.
    2,23.2,33.2,43.2)がスピンドルロー
    タ軸を中心に回転可能に配置され且つ糸ガイドチューブ
    (4,14,24,34,44)を具え、該ガイドチュ
    ーブの一端(4.1,14.1,24.1,34.1,
    44.1)は同軸的に延在し、他端(4.2,14.
    2,24.2,34.2,44.2)は実質的に半径方
    向に延びて前記最後の部分(3.2,13.2,23.
    2,33.2,43.2)から外に出ていることを特徴
    とするスピンドル。
  2. 【請求項2】 前記パイプ(3)がスピンドルの上方に
    配置され、糸ガイドチューブ(4)の一方の端(4.
    1)が中心点(Z)の方向に同軸的に延在し、糸バルー
    ンから出た糸(F1)が他方の端(4.2)に供給され
    ることを特徴とする請求項1に記載のスピンドル。
  3. 【請求項3】 前記回転可能部分(3.2)が駆動装置
    (10,11)によって駆動可能であることを特徴とす
    る請求項2に記載のスピンドル。
  4. 【請求項4】 パイプ(3)の出口孔(3.3)が漏斗
    状に拡がっていることを特徴とする請求項2又は3に記
    載のスピンドル。
  5. 【請求項5】 ダブルワイヤ加撚用スピンドルの場合、
    パイプ(3)の出口孔(3.3)とスピンドルの糸取り
    込みチューブ(2)の入口孔との間にカバー(12)が
    設けられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれ
    か1項に記載のスピンドル。
  6. 【請求項6】 供給パイプ(13,23,33,43)
    がスピンドルの下方に設けられてスピンドルロータ(1
    5,25,35,45)を通って延在し、糸ガイドチュ
    ーブ(14,24,34,44)の一方の端がスピンド
    ルロータ軸(A)と同軸に延在し、他方の端が半径方向
    に外側に向かう糸ガイド用ダクト(14.2,24.
    2,34.2,44.2)を形成していることを特徴と
    する請求項1に記載のスピンドル。
  7. 【請求項7】 ダブルワイヤ加撚用スピンドルの場合、
    スピンドルロータ(15)を通って同軸的に延在するパ
    イプ(13)の出口孔が、スピンドルのボビンキャリア
    のベース(19.1)に固定されたディストリビュータ
    ・ピース(21)に対面して設けられ、該ディストリビ
    ュータ・ピースは中空スピンドルシャフト(22)を担
    持すると共に、これを通じて糸ガイドチューブ(14)
    の同軸方向の端部が回転可能に延在し、且つ実質的に半
    径方向に延在する出口孔(21.1,21.2)を有す
    ることを特徴とする請求項6に記載のスピンドル。
  8. 【請求項8】 ダブルワイヤ加撚用スピンドルの場合、
    糸ガイドチューブ(24)を含むスピンドルロータ軸
    (A)から偏心した前記部分(23.2)に延在するパ
    イプ(23)の出口孔(23.3)が、回転可能なヘッ
    ドピース(25.1)に実質的に半径方向に配置されて
    ボビンキャリア(19)内に開口し、係留装置(28.
    1,28.2)によって保護ポット(29)に拘束され
    ている中空スピンドルシャフト(32)のフット部分
    (31)が、回転軸受(30.2)によってこのヘッド
    ピース(25.1)上に支持されていることを特徴とす
    る請求項6に記載のスピンドル。
  9. 【請求項9】 ダブルワイヤ加撚用スピンドルの場合、
    スピンドルロータを同軸に貫通して延在するパイプ(3
    3)の軸方向の出口孔(33.3)を担持するパイプの
    部分(33.2)と糸ガイドチューブ(34)の同軸方
    向の端部の両者が、ボビンキャリア(39)のベース
    (39.1)を貫通して回転可能に延在し、供給ボビン
    (S4)がボビンキャリア(39)の上部(39.2)
    から懸垂され、該供給ボビン(S4)から引き出された
    糸(F7)が糸ガイドチューブ(34)の同軸方向端部
    に直接供給されることを特徴とする請求項6に記載のス
    ピンドル。
  10. 【請求項10】 ダブルワイヤ加撚用スピンドルの場
    合、スピンドルロータ(45)を同軸に貫通して延在す
    るパイプ(43)の軸方向の出口孔(43.3)を担持
    するパイプの部分がボビンキャリア(39)のベース
    (39.1)を貫通して回転可能に延在し、糸ガイドチ
    ューブ(44)の実質的に半径方向を向いた部分(4
    4.2)はパイプ(43)の最後の部分(43.2)に
    開口し、中空スピンドルシャフト(41)は、糸通路孔
    (46.1)を有する半径方向を向いたホルダによって
    ボビンキャリア(49)に連結されていることを特徴と
    する請求項6に記載のスピンドル。
JP6039503A 1993-03-13 1994-03-10 糸又は撚形成用スピンドル Pending JPH06306714A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4308024A DE4308024C1 (de) 1993-03-13 1993-03-13 Spindel zur Herstellung eines Garns oder Zwirns
DE4308024:3 1993-03-13

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Publication Number Publication Date
JPH06306714A true JPH06306714A (ja) 1994-11-01

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ID=6482718

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6039503A Pending JPH06306714A (ja) 1993-03-13 1994-03-10 糸又は撚形成用スピンドル

Country Status (6)

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US (1) US5457950A (ja)
EP (1) EP0616057B1 (ja)
JP (1) JPH06306714A (ja)
CN (1) CN1035446C (ja)
CZ (1) CZ284961B6 (ja)
DE (1) DE4308024C1 (ja)

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