JPH11279848A - 二重撚糸原理による複合紡績・撚糸プロセスによって撚糸を製造する方法と該方法を実施する装置 - Google Patents

二重撚糸原理による複合紡績・撚糸プロセスによって撚糸を製造する方法と該方法を実施する装置

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JPH11279848A
JPH11279848A JP11044684A JP4468499A JPH11279848A JP H11279848 A JPH11279848 A JP H11279848A JP 11044684 A JP11044684 A JP 11044684A JP 4468499 A JP4468499 A JP 4468499A JP H11279848 A JPH11279848 A JP H11279848A
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yarn
annular chamber
twisting
spinning
fiber
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JP11044684A
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Markus Beckmann
ベックマン マルクス
Roland Greis
グライス ローラント
Stefan Kross
クローシュ ステファン
Wilfried Ruetten
リュッテン ビルフリート
Guido Spix
スピクス グイド
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Volkmann GmbH and Co KG
Original Assignee
Volkmann GmbH and Co KG
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/02Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
    • D01H7/90Arrangements with two or more spinning or twisting devices of different types in combination
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/38Channels for feeding fibres to the yarn forming region

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少くとも2個の紡績装置を内蔵し、得られた
少くとも2本の紡績糸を併せて、2重撚糸の原理に基づ
き撚糸を製造する方法又は装置において、繊維配列の乱
れを最小にすると共にノイズ発生を相当に減少すること
ができる方法又は装置を提供する。 【解決手段】 糸バルーンを形成する糸F3が、少くと
も環状チャンバ10の領域において自由に回転し、且つ
環状チャンバ10に供給される繊維材料を直接横切って
進行させる方法とそれを達成する装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は請求項1の前文に記
載のような構成を有する二重撚糸原理を利用した複合紡
績・撚糸プロセスによって撚糸を製造する方法と、請求
項5の前文に記載のような構成を有する前記本発明の方
法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前述のような装置と方法はドイツ特許出
願第4427875号によって明らかにされている。こ
の公報に開示された方法と装置において、ルーズな状
態、すなわち開繊された繊維材料は最初に繊維供給チャ
ンネルを経て、スピンドル軸に同軸に配置された環状チ
ャンバに案内される。バルーニング中の糸は環状チャン
バを通って案内されるが、その際、糸バルーンを形成す
る糸が供給される繊維材料に直接接触することがないよ
うに、糸は回転構成要素の一部である柱体又はスポーク
の中で環状チャンバを通って回転させられる。この構造
は、繊維流と回転する糸とが互いに干渉するべきではな
いという先入感に基づいている。その中を通って糸が案
内される柱体又はスポークは複数の繊維が糸に接触する
ことがないように設計されている。この発明を実施する
ための一実施例では、その中でバルーニング状態の糸が
案内されている糸ガイド要素から成る回転構成要素は、
スピンドルロータに固定して連結された撚糸ポットとし
て作られている。このポットはその上端部に軸線方向で
互いに向合って配置された2個の環状構成要素を含んで
成り、2個の構成要素内に環状チャンバが形成されてい
る。2個の環状部分は互いにスポーク状連結部材によっ
て連結されており、したがって連結部材は環状チャンバ
を通過し、それによって糸ガイド要素は連結要素の1つ
の中に配置されている。
【0003】ポットの周辺部に糸ガイド要素を含有する
前述のような連結要素は原理上では環状チャンバを通し
て糸を案内するためには充分ではある。しかしながら、
この構成は機械技術の観点からはアンバランスを生ずる
という欠点を有する。したがって少くとも2本、より好
ましくは3本のスポーク状の連結要素をポットの周辺部
に分散して配置することがより好ましい。しかしなが
ら、このような構成は、スピンドル回転に対する繊維流
が3本に分裂されるという結果を生ずる。連結要素は、
その構造上の理由により、連結要素の流体技術上の最適
なコントロールのためにも、周辺方向でのある最小幅を
有するので、個々の繊維は繊維流から外れ、繊維グルー
プ内の繊維配列が乱れることになる。
【0004】さらに、ポットの環状部分の複数の部分間
に連結要素を設けることは高ノイズの発生源となること
が示されている。これらのノイズ音は、流れのコントロ
ールを有効にさせて美しい音にしたとしても、またカプ
セルで保護したとしても、受入れ難いレベルのノイズで
外部に洩れてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は請求項
1の全文に記載された方法及び請求項5の前文に記載さ
れた装置を繊維材料が供給される間で繊維配列の乱れを
最小にすること及びノイズ発生を相当に減少することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記本発明の方法に係る
課題は糸バルーンを形成する糸が少くとも環状チャンバ
の領域において、自由に回転し、且つ環状チャンバに供
給される繊維材料を直接横切っていることを特徴とする
複合紡績・撚糸プロセスによって撚糸を製造する方法に
よって達成される。前記本発明の装置に係る課題は糸走
行方向で見て糸入口側での環状チャンバの境界を回転構
成要素の自由端によって定め、糸バルーンを形成する糸
が少くとも環状チャンバ内で自由に回転し、且つ糸の走
行方向で見て糸出口側での環状チャンバの境界が所定の
幅の環状ギャップによって定められていることを特徴と
する繊維材料の撚糸を製造する装置によって達成され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の基本的な技術思想は糸バ
ルーンを形成する糸は、自由に、すなわち糸が囲まれた
糸ガイド要素によって案内されることなしに、環状チャ
ンバを貫通して回転すべきであるということである。ル
ーズ状態の繊維材料から成る繊維流はそれでも糸走行方
向を横切る方向で環状チャンバに導入される。公知の方
法とは対称的に、バルーン状態の糸は保護されることな
しにルーズ状態の繊維材料を横切ることになる。環状チ
ャンバへの糸のこのような保護されない案内が可能であ
るだけでなく、繊維流が実質的中断されることなく進行
することは驚くべきことである。その結果、糸の技術的
な性質に関して実質的に改良された撚糸が得られること
になり、又繊維材料の収率が実質的に高い。さらにノイ
ズの発生は実質的に低くされる。付加的な利点として、
本発明の方法によって作動される装置は、従来公知の装
置と比べて、高さの低い装置として作ることができる。
これは環状チャンバを規定し、軸線方向に延びる複数の
環状部分がもはや必要でないからである。糸を、糸出口
側で環状チャンバの境界を規定し、僅か4mmの幅の環状
ギャップを通って、環状チャンバの外へ出して中心点に
導かすことができることになる。
【0008】本発明は又繊維材料の供給中での繊維の配
列乱れを減少する可能性をさらに与える。繊維材料を供
給するためには、環状チャンバには真空状態がもたらせ
られる。環状チャンバからの真空状態によって生じる空
気流は一方において繊維供給チャンネルの中に案内さ
れ、他方において内側ハウジングの上方側と中央開口部
を含む外側ハウジングのカバーとの間の環状チャンバの
繊維出口側に位置決めされた閉鎖チャンバの中に案内さ
れる。この事がこの閉鎖チャンバから環状ギャップを経
て環状チャンバへの空気流を生ずることになる。この空
気流が、閉鎖チャンバあるいは環状ギャップに入れられ
た配列乱れの複数の繊維を環状チャンバに戻す傾向を有
し、その結果これらの配列乱れの複数の繊維を再配列す
る可能性が極めて大きくなる。空気流のコントロールを
改良する可能性を与えるために、中央スピンドル軸に連
結された真空源によって発生された真空流を外部空間へ
のバイパス無しに環状チャンバに直接案内することが好
都合である。真空に関する環状チャンバの密封は糸入口
側へ、すなわち下流方向にのみ与えられなければならな
い。全体として、この事が、繊維移送に対して要求され
る負の圧力傾斜の最適調整を可能とする高圧下での真空
状態にある撚糸スピンドルの複数の内側空間の改良され
た区分を生ずることになる。公知の方法とは異なり、真
空にともなう空気流は環状チャンバから繊維供給チャン
ネル案内されるだけでなく、環状ギャップと糸バルーン
の中心点における開口部を通ることになる。そこで真空
流の望ましい調節はこの位置において、例えば絞り効果
の如き簡単な方法で行うことができる。
【0009】本発明による方法と該方法を実施するため
の装置を添付図面を参照して以下詳述する。
【0010】
【実施例】図1に2重紡績撚糸スピンドルを示す。中空
軸23が、機械フレームを代表して示すスピンドル台2
1に軸受ブロック22によって回転可能に支持されてい
る。中空軸23の外側端部、すなわち下端は図示してい
ない真空源に連結されている。モータ9によって駆動さ
れる中空軸23は半径方向外側に向いたスピンドルロー
タディスク26を支持しており、このディスク26には
実質的に半径方向に延びる糸ガイドチャンネル27が設
けられている。スピンドルロータディスク26の外周面
には撚糸ポット7が連結されており、撚糸ポット7の壁
の中には上方に向けて延びる糸ガイドチューブ3が設け
られており、この糸ガイドチューブ3は下端で前記糸ガ
イドチャンネル27に連結している。糸F3は糸ガイド
チューブの上端から出て、下記に説明する環状チャンバ
10を経て中心点37に案内される。
【0011】中空軸23の上端で、紡績ポット12は適
切な構造の軸受を介して支持されている。この紡績ポッ
ト12は実質的に閉鎖されており、図示していない複数
の磁石の作用を受けて回転しないように保たれる。紡績
ポット12の形状は実質的に円筒形であり、底部12.
1、外壁12.2及び取外し可能なカバー12.3を有
する。2個のロータ式紡績装置R1,R2が紡績ポット
12内に収容されており、装置R1,R2内で紡績ロー
タ1,2が回転駆動される。2本の繊維搬送チャンネル
がカバー12.3を通って紡績ロータ1,2に導かれ
る。図1では左側の繊維搬送チャンネル6のみを示す。
2本の糸取出しチューブ31,32がそれぞれロータ式
紡績装置R1,R2のロータ軸と同軸にカバー12.3
を通ってロータ軸の上方に向けて設けられ、この糸取出
しチューブ31,32を通って、紡績ロータ1,2によ
って作られた2本の紡績糸F1,F2は上方に取出さ
れ、次いで始動車輪8.1,8.2を越えて案内された
後に、上方入口11aを経由して下方に向いた中空スピ
ンドル軸11の中に導かれる。
【0012】図1で矢印L3で示すように真空状態が中
空軸23を介して紡績ポット12内に作られ、この真空
状態が空気チャンネル39,40(図2)を経て、図1
で矢印L1,L2で示すように紡績ロータ1,2の領
域、さらに繊維搬送チャンネル6に及び、その結果、紡
績ロータ1,2への繊維搬送が行われることになる。
【0013】紡績ポット12及び撚糸ポット17は取外
し可能なカバー35を有する外側ハウジング34によっ
て囲まれている。外側ハウジング34のカバー35の上
側に、中空軸に同軸である中心点として糸取出開口部3
7が設けられる。得られた撚糸F3用の巻取装置は糸取
出開口部37の下流に配置される。
【0014】紡績ポット12のカバー12.3はその上
方側にトップ部材12.4を有し、このトップ部材1
2.4が紡績ポット12の上側と外側ハウジング34の
カバー35の間の出口チャンバーに対して紡績ポット1
2の内側を密封する。このようなトップ部材12.4が
無ければ、環状チャンバ10と環状ギャップ15内に真
空状態に基づいて発生するバイアス流が生ずることにな
る。
【0015】繊維材料を紡績装置に供給するために、繊
維供給チャンネル4.1,4.2が外側ハウジング34
に配置される。それぞれの繊維供給チャンネル4.1,
4.2は環状チャンバ10に開口する出口4.11,
4.12を有する。これらの出口4.11,4.12は
それぞれ繊維搬送チャンネルの入口(図1では入口6.
1のみ示す)に整合するように配置される。環状チャン
バ10の境界は、一方において、外側ハウジング34の
内壁と紡績ポットである内側ハウジング12の外壁によ
って定められると共に、環状チャンバの下側端部、すな
わち糸の入口側では、その境界が撚糸ポット7の上端に
よって定められる。撚糸ポット7の上端は密封リング1
4.1,14.2の間に導かれており、この密封リング
14.1,14.2が高圧下にある下方空間に対して環
状チャンバ10を密封する。上方の糸出口側において、
環状チャンバ10は環状ギャップ15によってカバー3
5の下方の出口チャンバに連結される。
【0016】繊維原料は繊維原料用開繊装置(図示せ
ず)によって繊維供給チャンネル4.1,4.2を介し
て環状チャンバ10に供給される。それから繊維原料
は、真空状態を与えることによって、繊維搬送チャンネ
ル6を経て紡績ロータ1,2に案内される。紡績ロータ
1,2内で作られた糸F1,F2は始動車輪8.1,
8.2を越えて案内され、1回目の撚を与えるために中
空スピンドル軸11に供給される。2回目の撚を与える
ために、一度加撚された糸は糸ガイドチャンネル27お
よび糸ガイドチューブ3を経て案内される。糸F3は糸
案内チューブ3の上端で出口開口部3.1から出て、環
状チャンバ10に入る。糸F3は環状チャンバ10を通
過し、スピンドルが回転している間中、保護されない状
態、すなわち糸案内要素によって案内されることなし
に、繊維流を通過する。糸はそれから環状ギャップ15
を経て環状チャンバ10を出て、中心点37に案内さ
れ、中心点37で外に出て、クロススプールに巻かれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】紡績ロータ形式の複合紡糸装置を具備した本発
明による2重撚糸型紡績撚糸装置の一例を示す断面図で
ある。
【図2】紡績ロータの近傍における図1の撚糸スピンド
ルを示す図1の一部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1,2…紡績ロータ 3…糸ガイドチューブ 3.1…出口開口部 4.1,4.2…繊維供給チャンネル 6…繊維搬送チャンネル 7…撚糸ポット 10…環状チャンバ 11…中空スピンドル 12…内側ハウジング 12.3…カバー 12.4…トップ 15…環状ギャップ 23…中空軸 34…外側ハウジング 35…カバー 37…糸出口開口部 R1,R2…紡績装置 F1,F2…紡績糸 F3…撚糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステファン クローシュ ドイツ連邦共和国,41751 ビエルセン, エルレンベク 22 (72)発明者 ビルフリート リュッテン ドイツ連邦共和国,41844 ベクベルク, アルテ ラントシュトラーセ 111 (72)発明者 グイド スピクス ドイツ連邦共和国,41564 カールスト, ツァイジクベク 3

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも2個の紡績装置によって個別に
    紡績糸が作られ、得られた少くとも2本の紡績糸が合わ
    されて第1加撚が行われ、得られた撚糸は第1加撚が行
    われるための走行方向と反対方向に導かれて、少くとも
    2個の紡績装置を中心とした回転を行う糸バルーンを形
    成して二重撚糸原理に基づく撚が追加され、得られた撚
    糸が少くとも2個の紡績装置の上方に配置された中心点
    に案内され、該中心点から巻取装置に案内され、それぞ
    れの紡績装置にルーズ状態の繊維材料を包絡体形状の糸
    バルーンの実質的に半径方向に通過させて供給する際
    に、最初に繊維材料は、糸バルーンの軸線と同軸であり
    且つ糸バルーンの包絡体が通過する環状チャンバへ半径
    方向で供給され、その後圧力差の影響を受けて実質的に
    半径方向で環状チャンバを越えて紡績装置に供給される
    複合紡績・撚糸プロセスによって撚糸を製造する方法に
    おいて、 糸バルーンを形成する糸が少くとも環状チャンバの領域
    において自由に回転し、且つ環状チャンバに供給される
    繊維材料を直接横切っていることを特徴とする複合紡績
    ・撚糸プロセスによって撚糸を製造する方法。
  2. 【請求項2】 環状チャンバからの繊維材料の移動が供
    給位置に対して半径方向で反対の位置で行われることを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 環状チャンバからの繊維材料の移動が、
    供給位置に対して糸バルーンの回転方向で所定の長さだ
    けずれた位置で行われることを特徴とする請求項1記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 環状チャンバは真空源につながり、環状
    チャンバからの真空流は、一方において繊維材料用の供
    給チャンネルに延び、他方において中心点を形成する糸
    出口開口部の前に位置決めされた閉鎖チャンバに向けて
    糸出口方向で延びていることを特徴とする請求項1から
    3迄の何れかの項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 機械フレームに回転可能に支持された少
    くとも1個のスピンドルロータと中空軸を含んで成り、
    該中空軸には実質的に外側に延びる糸ガイドチャンネル
    が連結されており、糸は前記糸ガイドチャンネルを出た
    後に、糸バルーンを形成し、前記中空軸の延長部に位置
    決めされた中心点に案内され、該中心点から外に出るよ
    うに構成されており、糸バルーンによって規定される空
    間内にルーズな繊維材料を供給する装置を含んで成り、
    該空間内で閉鎖された状態で静置した内側ハウジング内
    に少くとも2個の紡績装置が配置されており、該内側ハ
    ウジングが紡績装置に関連した繊維搬送チャンネルを具
    備し、該繊維搬送チャンネルの入口は内側ハウジングの
    外側に設けられており、糸バルーンによって規定される
    空間の外側で繊維搬送チャンネルの入口と関連して静置
    している外側ハウジングの内壁に配置された出口を有す
    る繊維供給チャンネルが設けられており、前記少くとも
    2個の紡績装置によって紡績された糸が中央に集められ
    て内側ハウジング内の中空スピンドル軸の中に一緒に導
    入され、バルーニング中の糸がその一部分を越えて回転
    する糸ガイド要素の中に案内されるように配置された糸
    取出しチューブを前記紡績装置が有し、前記回転する糸
    ガイド要素は中空スピンドル軸に同軸に位置決めされた
    回転構成要素内に配置されており、該回転構成要素は内
    側ハウジングの外壁と外側ハウジングの内壁との間の中
    間空間に配置されており、且つ内側ハウジングの外壁と
    外側ハウジングの内壁の間で前記繊維材料用の出口と入
    口が配置されている領域に環状チャンバが設けられてい
    る請求項1から4迄の何れかの項に記載の方法による繊
    維材料の撚糸を製造する装置において、糸走行方向で見
    て糸入口側での環状チャンバ(10)の境界を前記回転
    構成要素(7)の自由端によって定められており、糸バ
    ルーンを形成する糸(F3)が少くとも環状チャンバ
    (10)内で自由に回転し、且つ糸の走行方向で見て糸
    の出口側での環状チャンバ(10)の境界が所定の幅の
    環状ギャップ(15)によって定められていることを特
    徴とする繊維材料の撚糸を製造する装置。
  6. 【請求項6】 機械フレームに回転可能に支持された少
    くとも1個のスピンドルロータと中空軸を含んで成り、
    該中空軸には実質的に外側に延びる糸ガイドチャンネル
    が連結されており、糸は前記糸ガイドチャンネルを出た
    後に、糸バルーンを形成し、前記中空軸の延長部に位置
    決めされた中心点に案内され、該中心点から外に出るよ
    うに構成されており、糸バルーンによって規定される空
    間内にルーズな繊維材料を供給する装置を含んで成り、
    該空間内で閉鎖された状態で静置した内側ハウジング内
    に少くとも2個の紡績装置が配置されており、該内側ハ
    ウジングが紡績装置に関連した繊維搬送チャンネルを具
    備し、該繊維搬送チャンネルの入口は内側ハウジングの
    外側に設けられており、糸バルーンによって規定される
    空間の外側で繊維搬送チャンネルの入口と関連して静置
    している外側ハウジングの内壁に配置された出口を有す
    る繊維供給チャンネルが設けられており、前記少くとも
    2個の紡績装置によって紡績された糸が中央に集められ
    て内側ハウジング内の中空スピンドル軸の中に一緒に導
    入され、バルーニング中の糸がその一部分を越えて回転
    する糸ガイド要素の中に案内されるように配置された糸
    取出しチューブを前記紡績装置が有し、前記回転する糸
    ガイド要素は中空スピンドル軸に同軸に位置決めされた
    回転構成要素内に配置されており、該回転構成要素は内
    側ハウジングの外壁と外側ハウジングの内壁との間の中
    間空間に配置されており、且つ内側ハウジングの外壁と
    外側ハウジングの内壁の間で前記繊維材料用の出口と入
    口が配置されている領域に環状チャンバが設けられてい
    る請求項1から4迄の何れかの項に記載の方法による繊
    維材料の撚糸を製造する装置において、環状チャンバ
    (10)は真空源につながり、環状チャンバ(10)か
    らの真空流は、一方において繊維供給チャンネル(4.
    1,4.2)に延び、他方において環状チャンバ(1
    0)の糸出口側に位置決めされた環状ギャップ(15)
    を経て、内側ハウジング(12)上側と中央点としての
    糸出口開口部(37)を有する外側ハウジング(34)
    のカバー(35)の間に形成された閉鎖チャンバに延び
    ていることを特徴とする繊維材料の撚糸を製造する装
    置。
  7. 【請求項7】 真空流が中空軸(23)に連結された真
    空源から外部空間へのバイパス無しに環状チャンバ(1
    0)に案内されていることを特徴とする請求項6記載の
    装置。
  8. 【請求項8】 内側ハウジング(12)のカバー(1
    2.3)が、内側ハウジング(12)の上側と外側ハウ
    ジング(34)のカバー(35)との間のチャンバを密
    封するトップ(12.4)を有することを特徴とする請
    求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記回転構成要素がスピンドルロータ
    (26)に固定して連結された撚糸ポット(7)として
    作られ、該撚糸ポット(7)の上端は環状チャンバ(1
    0)の直前に配置されており、それによって糸ガイド要
    素は糸ガイドチューブ(3)であって、前記撚糸ポット
    (7)の壁の中で上方に糸を案内するように設けられて
    おり、撚糸ポット(7)の上端には糸出口開口部(3.
    1)が設けられていることを特徴とする請求項5から8
    迄の何れかの項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 内側ハウジング(12)の外側壁と外
    側ハウジング(34)の内側壁との間の空間内の高圧状
    態に対して環状チャンバ(10)を密封する密封リング
    (14.1,14.2)に、前記撚糸ポット(7)の上
    端が挿入されていることを特徴とする請求項9に記載の
    装置。
  11. 【請求項11】 繊維搬送チャンネル(6)の入口
    (6.1)が、繊維供給チャンネル(4.1,4.2)
    の出口(4.11,4.21)に対して、回転構成要素
    (7)の回転方向で所定の距離だけずれて配置されてい
    ることを特徴とする請求項5から10迄の何れかの項に
    記載の装置。
JP11044684A 1998-02-25 1999-02-23 二重撚糸原理による複合紡績・撚糸プロセスによって撚糸を製造する方法と該方法を実施する装置 Pending JPH11279848A (ja)

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DE19807981A DE19807981C1 (de) 1998-02-25 1998-02-25 Verfahren zur Herstellung eines Zwirns in einem integrierten Spinn-Zwirnprozeß nach dem Doppeldrahtprinzip sowie Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
DE19807981:8 1998-02-25

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