JPH04245932A - 繊維を紡いで紡績糸を形成する方法およびその方法を実施する紡績装置 - Google Patents

繊維を紡いで紡績糸を形成する方法およびその方法を実施する紡績装置

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JPH04245932A
JPH04245932A JP3182303A JP18230391A JPH04245932A JP H04245932 A JPH04245932 A JP H04245932A JP 3182303 A JP3182303 A JP 3182303A JP 18230391 A JP18230391 A JP 18230391A JP H04245932 A JPH04245932 A JP H04245932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
spinning
double twist
yarn
fibers
Prior art date
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Pending
Application number
JP3182303A
Other languages
English (en)
Inventor
Kurt W Niederer
クルト ダブリュ.ニードラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SSM Schaerer Schweiter Mettler AG
Original Assignee
SSM Schaerer Schweiter Mettler AG
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Filing date
Publication date
Application filed by SSM Schaerer Schweiter Mettler AG filed Critical SSM Schaerer Schweiter Mettler AG
Publication of JPH04245932A publication Critical patent/JPH04245932A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/40Removing running yarn from the yarn forming region, e.g. using tubes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の前文に記載の
方法にしたがって繊維を紡いで紡績糸を形成する方法お
よびその方法を実施する紡績装置に関する。
【0002】
【従来の技術】よく知られる通り、一般的紡績工程、即
ちロータオープンエンド紡績工程に於いてはロータの速
度と単位時間に紡績糸に加えられる撚り数とは、ほぼ比
例する関係にある。しかし、ロータ速度を際限なく増加
することは不可能であり、特に紡績糸を紡出する間に紡
績糸に遠心力が加えられたり、また他方においては、紡
績糸に特定の強度を与えるためには単位長当たりに特定
数の撚りを加えることの必要とされることから、紡績糸
の紡出速度には限度があり、そのことから紡績工程の生
産性に制限が生ずることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロータ紡績工程の生産
性に対するこうした限度を克服するために、一度ロータ
から紡出された紡績糸に更に撚りを加えると言った種々
の提案がなされてきた。例えば、ロータスピニング工程
の後、第二の工程としてリングスピニング工程を施した
りしている。したがって、この場合のロータスピニング
工程は粗紡工程としての機能を果たしていることになる
(特許公開公報昭60−28523号)。しかし、この
方法は多くの経費を伴うのみならず、リングスピニング
工程の決定的に不利な点がそのまま持ち込まれ、特に紡
いだ紡績糸が比較的小さい巻取り用木管または紙管に巻
き取られるため、再度巻き直さなければならなくなる。 また、その他の解決策としてロータ撚りした紡績糸を循
環する空気流によって処理することも提案されているが
(スイス特許第660887  A5号)、これとても
、ただ外側部にある繊維のみの撚り数を増加させる結果
になり、紡績糸全体の撚り数を上げることになっていな
い。
【0004】
【課題を解決するための手段】これ等に対し本発明は、
請求項に記載の特徴にもある通り、スピニングロータか
ら引出された紡績糸に対し真の撚りが加えられ、次いで
その紡績糸を直接クロス巻取りボビンに巻取ることが可
能な紡績方法を提供するものである。この方法は紡績糸
がスピニングロータから引抜かれた後、それに合撚工程
に類似した工程を更に施すことによって達成される。
【0005】
【作用】本発明による方法の採用によって、紡績糸の紡
出速度はロータのみによるものに比べてかなり上昇し、
したがって生産性も向上することになり、更には紡績糸
の糸質も改善される。
【0006】
【発明の効果】本発明による紡績装置では、本発明の方
法を実施するに当たって生ずる装置の構造上の問題も極
めて簡潔な方法によって解決することが可能である。
【0007】以下、図に示す本発明の一実施例を参照し
て、本発明を詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1において、ハウジング1はその基部にコ
ンベヤローラ2および開繊ローラ3を含んでいる。連続
した溝5を備えたスピニングロータ4は、空洞部6をそ
の周縁で囲んでその一方の側を劃定している。引出し口
7はスピニングロータ4の反対側に位置している。
【0009】本発明による紡績装置は、ヨーク10に設
けたベアリング9ならびにベアリング11を介してハウ
ジングに支持され、軸12に関し回転可能に載設された
ダブルツイストロータ8を有している。スピニングロー
タ4はダブルツイストロータ8に設けたベアリング13
を介して、ダブルツイストロータと同様、軸12に関し
回転可能に載設されている。ダブルツイストロータ8は
また、スピニングロータ4と対向する位置で空洞部6を
劃定形成すると共に、引出しチャンネル14へ導く引出
し口7を備えている。引抜チャンネル14は、スピニン
グロータ4を迂回して180度の弧を描き、最終的には
ダブルツイストロータ8とスピニングロータ4が共にそ
の周りを回転する軸12に回帰して外部に導かれる。こ
の引抜チャンネル14は更にダブルツイストロータ8と
同軸に設けられ、ベルト16によって駆動される駆動プ
ーリー15を介して軸12に沿ってスピニングロータ4
から離れるようにして外部に導かれている。空洞部6に
隣るダブルツイストロータ8の部分には、開繊ローラ3
に面した繊維受入口18と、空洞部に対して偏心して開
口している繊維送出口19との間を連結する供給チャン
ネル17が設けられている。
【0010】スピニングロータ4を駆動するために、紡
績装置はヨーク10に固定され、かつダブルツイストロ
ータ8を囲む歯状リム20を備えた遊星歯車を有し、こ
の歯状リム20はダブルツイストロータ8に対し偏心し
て設けられているベアリング22を介して、軸23に関
して回転可能に載設されている伝達歯車21と噛合する
。伝達歯車21は、その歯状リム24を介して、駆動歯
車25と噛合し、この駆動歯車はスピニングロータ4に
対し同軸に、即ち軸12に関して回転可能にシャフト2
6を介して固定接続されている。
【0011】ベアリング22に軸支された伝達歯車21
は歯状リム20と噛合している結果、ダブルツイストロ
ータ8の回転は伝達歯車21に対しその軸23に関して
反対方向の回転を生じさせることになり、この回転は歯
状リム24を介して駆動車25に伝えられ、次いでスピ
ニングロータ4へと伝えられる。それ故、スピニングロ
ータ4はダブルツイストロータ8の回転とは反対方向に
回転することになる。
【0012】粗紡糸27はコンベヤローラ2により開繊
ローラ3に供給され、この開繊ローラによって個々の繊
維に開繊され、次いで開繊された繊維は供給チャンネル
17を介して空洞部6に輸送される。空洞部においては
、開繊繊維は遠心力によって溝5内に並べられ、公知の
方法で束ねられ紡績糸を形成し、引出し口7、引出しチ
ャネル14を介して紡出される。引出された紡績糸は直
ちにクロス巻取りボビンに巻き取られる。
【0013】ダブルツイストロータ8が回転する結果、
供給チャンネル17内の繊維はそれを引伸ばすのに都合
よく作用する遠心力を受けることになる。さらに、前記
ダブルツイストロータ8の回転はスピニングロータ4の
与えられた所定の速度において、繊維と溝5の間の相対
速度を増加し、繊維の乱れを防止する。
【0014】スピニングロータ4によって紡績糸28に
与えられる撚りに加えて、紡績糸28が引出しチャネル
14を通過する間に、合撚の原理にしたがってダブルツ
イストロータの各回転毎に、さらに二つの撚りが紡績糸
28与えられることになる。
【0015】以上に述べた通り本発明によれば、紡績装
置全体に対して唯一の駆動源しか必要とせず、力の伝達
も相互作用手段によって完全に行なわれるので、その解
決策は特に経済性に優れ、かつ簡潔なものとなっている
。しかし、他にも可能な解決策があることは勿論であり
、例えばスピニングロータの駆動に当たりスリップリン
グを介して電流を供給するようにした電動モータを用い
るのもよく、または回転磁界によってスピニングロータ
を駆動してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紡績方法を実施するための紡績装
置の断面図。
【図2】図1の紡績装置の一部(遊星歯車)を示す概略
図。
【符号の説明】
1…ハウジング 2…コンベヤローラ 3…開繊ローラ 4…スピニングロータ 5…溝 6…空洞部 7…引出し口 8…ダブルツイストロータ 9、11、13、22…ベアリング 10…ヨーク 12、23…軸 14…引出しチャンネル 15…プーリー 16…ベルト 17…供給チャンネル 18…繊維受入口 19…繊維送出口 20、24…歯状リム 21…伝達歯車 25…駆動歯車 26…シャフト 27…粗紡糸 28…紡績糸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  スピニングロータ(4)によって、少
    なくともその周縁が囲まれている空洞部(6)に繊維を
    送給し、スピニングロータ(4)の回転軸(12)の領
    域に位置する引出し口(7)を介して紡績糸(28)を
    紡出するようにした繊維を紡いで紡績糸を形成する方法
    であって、前記紡績糸(28)はスピニングロータ(4
    )に関して同軸に、かつ反対方向に回転しながらスピニ
    ングロータ(4)の外側を弧状に迂回して引出し口(7
    )から離脱するように案内される繊維を紡いで紡績糸を
    形成する方法。
  2. 【請求項2】  紡績糸(28)が軸(12)に沿って
    案内される請求項1に記載の繊維を紡いで紡績糸を形成
    する方法。
  3. 【請求項3】  空洞部(6)を少なくともその周縁に
    おいて囲み、回転可能に設けられされたスピニングロー
    タ(4)と、スピニングロータ(4)の回転軸(12)
    上に位置し、空洞部(6)から紡績糸(28)を引出す
    ために設けた引出し口(7)とを備えた請求項1に記載
    の方法を実施する紡績装置であって、前記スピニングロ
    ータ(4)はダブルツイストロータ(8)に載設され、
    このダブルツイストロータ(8)は、その内部に形成さ
    れた引出し口(7)を有し、スピニングロータ(4)の
    軸(12)と一致する軸に関して回転可能に固定ハウジ
    ングに載設されている紡績装置。
  4. 【請求項4】  ダブルツイストロータ(8)内に延在
    し、スピニングロータ(4)の外側を弧状に導かれてス
    ピニングロータ(4)とダブルツイストロータ(8)の
    共通の軸(12)に回帰する引出しチャンネル(14)
    に対して、引出し口(7)が開口している請求項3に記
    載の紡績装置。
  5. 【請求項5】  ダブルツイストロータ(8)を駆動す
    るために、駆動プーリー(15)が同軸にダブルツイス
    トロータ(8)に固定され、この駆動プーリー(15)
    の中心を通って引出しチャンネル(14)が外部に導か
    れている請求項4に記載の紡績装置。
  6. 【請求項6】  繊維を空洞部(6)に輸送するために
    、ダブルツイストロータ(8)は、ダブルツイストロー
    タ(8)の軸(12)に関し対称的に設けられた繊維受
    入口(18)と、空洞部(6)に対して偏心して開口し
    ている繊維送出口(19)とを連結する供給チャンネル
    (19)を備えている請求項3乃至5のいづれか一項に
    記載の紡績装置。
  7. 【請求項7】  スピニングロータ(4)を駆動するた
    めに、ハウジング(1)はダブルツイストロータ(8)
    を囲む歯状リム(20)を備え、このリム(20)と噛
    合すると共にそれ自身歯状リム(24)を有し、スピニ
    ングロータ(4)に同軸に固定接続された駆動歯車(2
    5)と噛合する伝達歯車(21)は、ダブルツイストロ
    ータ(8)に対して偏心して回転可能に載設されている
    請求項3乃至6のいづれか一項に記載の紡績装置。
JP3182303A 1990-07-23 1991-07-23 繊維を紡いで紡績糸を形成する方法およびその方法を実施する紡績装置 Pending JPH04245932A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4023397A DE4023397A1 (de) 1990-07-23 1990-07-23 Verfahren zum spinnen von fasern zu garn sowie spinnvorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens
DE40233979 1990-07-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04245932A true JPH04245932A (ja) 1992-09-02

Family

ID=6410864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3182303A Pending JPH04245932A (ja) 1990-07-23 1991-07-23 繊維を紡いで紡績糸を形成する方法およびその方法を実施する紡績装置

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Country Link
EP (1) EP0468191A1 (ja)
JP (1) JPH04245932A (ja)
DE (1) DE4023397A1 (ja)

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Also Published As

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EP0468191A1 (de) 1992-01-29
DE4023397A1 (de) 1992-01-30

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