JPH0630656Y2 - 食品物小分け用アルミ箔容器 - Google Patents
食品物小分け用アルミ箔容器Info
- Publication number
- JPH0630656Y2 JPH0630656Y2 JP1986094730U JP9473086U JPH0630656Y2 JP H0630656 Y2 JPH0630656 Y2 JP H0630656Y2 JP 1986094730 U JP1986094730 U JP 1986094730U JP 9473086 U JP9473086 U JP 9473086U JP H0630656 Y2 JPH0630656 Y2 JP H0630656Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- aluminum foil
- food
- pattern
- printed pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はアルミ箔を押圧成形してなる容器、詳しくは、
各種の食品物を小分けして例えば弁当箱に収納するため
の簡易容器に関するものである。
各種の食品物を小分けして例えば弁当箱に収納するため
の簡易容器に関するものである。
(従来の技術) 周知のとおり、種々の食品物を小分けして収容する容器
としては、アルミ箔を任意形状に押圧成形してなる小型
容器が各家庭において、或いは弁当や仕出しの料理用と
して広く使用されている。
としては、アルミ箔を任意形状に押圧成形してなる小型
容器が各家庭において、或いは弁当や仕出しの料理用と
して広く使用されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来のアルミ箔の押圧成形容器は、アル
ミ箔特有の光沢があり、軽量、安価にして衛生的である
という利点を有しているが、その外観色が単調であっ
て、季節感や優雅さなどを表現できず、趣雅に乏しいと
いう欠点がある。
ミ箔特有の光沢があり、軽量、安価にして衛生的である
という利点を有しているが、その外観色が単調であっ
て、季節感や優雅さなどを表現できず、趣雅に乏しいと
いう欠点がある。
そのため、容器の外周側に印刷模様を施すことが行われ
るようになったが、食品物の小分け収納用として使用さ
れるこの種の容器は、上端開口部に向かって拡開した断
面逆台形状に形成されているので、展示販売時、或いは
弁当箱に複数個数収納した場合には、その外周面側が殆
ど目立たず、効果が乏しいものである。
るようになったが、食品物の小分け収納用として使用さ
れるこの種の容器は、上端開口部に向かって拡開した断
面逆台形状に形成されているので、展示販売時、或いは
弁当箱に複数個数収納した場合には、その外周面側が殆
ど目立たず、効果が乏しいものである。
本考案はこのような問題点を解消したアルミ箔容器の提
供を目的とするものである。
供を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の食品物小分け用ア
ルミ箔容器は、アルミ箔(3)と厚さ6〜20μの透明フイ
ルム(1)間に全面に亘って印刷模様(2)を介在してなる円
形状の複層シート(4)を、その印刷模様(2)が容器の収納
部の内面側に内周面から内底面に亘って現出するように
押圧成形された構造を有するものである。
ルミ箔容器は、アルミ箔(3)と厚さ6〜20μの透明フイ
ルム(1)間に全面に亘って印刷模様(2)を介在してなる円
形状の複層シート(4)を、その印刷模様(2)が容器の収納
部の内面側に内周面から内底面に亘って現出するように
押圧成形された構造を有するものである。
(作用) 容器は、厚さ6〜20μの透明フイルム(1)とアルミ箔と
の複層シート(4)より成形されているので、食品物を小
分けして収容する従来周知のアルミ箔容器と同様に透視
不能で容易に柔軟性を有するこの種の容器に成形できる
のは勿論、印刷模様(2)が最も目に付き易い該容器の収
納部の内面側に内周面から内底面に亘って現出している
ので、美麗な展示と共に購買欲を与えることができる。
その上、弁当箱に複数個収納したのち、食する場合に、
徐々にその内周面が露出し、美麗な模様が現れてきて、
食欲が増大するばかりでなく、楽しい食事が可能とな
る。
の複層シート(4)より成形されているので、食品物を小
分けして収容する従来周知のアルミ箔容器と同様に透視
不能で容易に柔軟性を有するこの種の容器に成形できる
のは勿論、印刷模様(2)が最も目に付き易い該容器の収
納部の内面側に内周面から内底面に亘って現出している
ので、美麗な展示と共に購買欲を与えることができる。
その上、弁当箱に複数個収納したのち、食する場合に、
徐々にその内周面が露出し、美麗な模様が現れてきて、
食欲が増大するばかりでなく、楽しい食事が可能とな
る。
又、容器の内面に印刷された模様(2)が透明フイルム(1)
で被覆されているから、直接、食品と接触するのを阻止
され、酸による印刷くずれをなくすることができる。
で被覆されているから、直接、食品と接触するのを阻止
され、酸による印刷くずれをなくすることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面について説明すると、厚さ
6〜20μ、好ましくは12μの透明な合成樹脂フイルム
(1)の片面に略全面に亘って任意の模様を印刷(2)し、そ
の印刷模様(2)側の面に厚さ9μのアルミ箔(3)を接着し
てなる円形状の複層シート(4)を合成樹脂フイルム(1)の
融点以下の温度にて加熱押圧成形することにより、第2
図および第3図に示すように、周壁に多数のヒダ(5)を
備え、且つ収納部の内面側に内周面から内底面に亘って
上記印刷模様(2)が現出した容器(6)を形成してある。
6〜20μ、好ましくは12μの透明な合成樹脂フイルム
(1)の片面に略全面に亘って任意の模様を印刷(2)し、そ
の印刷模様(2)側の面に厚さ9μのアルミ箔(3)を接着し
てなる円形状の複層シート(4)を合成樹脂フイルム(1)の
融点以下の温度にて加熱押圧成形することにより、第2
図および第3図に示すように、周壁に多数のヒダ(5)を
備え、且つ収納部の内面側に内周面から内底面に亘って
上記印刷模様(2)が現出した容器(6)を形成してある。
又、容器の形状については三角形状や四角形状となして
もよい。
もよい。
上記透明な合成樹脂フイルム(1)としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、CPP、OPPな
ど、耐酸性のものが使用され、又、印刷模様としては、
梅、桜、アヤメ、ヒマワリ、キキョウ、菊など、季節の
代表的な草花が設けられる外、動物その他の種々の柄模
様が設けられる。
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、CPP、OPPな
ど、耐酸性のものが使用され、又、印刷模様としては、
梅、桜、アヤメ、ヒマワリ、キキョウ、菊など、季節の
代表的な草花が設けられる外、動物その他の種々の柄模
様が設けられる。
そして、例えば、第4図に示すように、桜花模様(2A)の
場合は、その印刷色をピンク色となし、また、第5図に
示すように、ヒマワリの花模様(2B)の場合は、その印刷
色を黄色となし、各花びら部分が容器(6)の収納部の内
周壁(6A)に、そして花芯部分が容器(6)の内底面(6B)に
位置するように容器(6)の大きさに応じて草花の印刷部
の大きさや位置を収納部の内底面(6b)から内周壁(6A)に
亘って設けられるように予め設定しておく。
場合は、その印刷色をピンク色となし、また、第5図に
示すように、ヒマワリの花模様(2B)の場合は、その印刷
色を黄色となし、各花びら部分が容器(6)の収納部の内
周壁(6A)に、そして花芯部分が容器(6)の内底面(6B)に
位置するように容器(6)の大きさに応じて草花の印刷部
の大きさや位置を収納部の内底面(6b)から内周壁(6A)に
亘って設けられるように予め設定しておく。
なお、上記した複層シート(4)は、アルミ箔(3)側に印刷
(2)を施し、その印刷面に透明な合成樹脂フイルム(1)を
重合接着して形成してもよい。
(2)を施し、その印刷面に透明な合成樹脂フイルム(1)を
重合接着して形成してもよい。
(考案の効果) 以上のように本考案の食品物小分け用アルミ箔容器によ
れば、アルミ箔(3)と厚さ6〜20μの透明フイルム(1)間
に全面に亘って印刷模様(2)を介在してなる適宜形状の
複層シート(4)を、その印刷模様(2)が容器の収納部の内
面側に内周面から内底面に亘って現出するように押圧成
形された構造を有しているものであり、容器は、厚さ6
〜20μの透明フイルム(1)とアルミ箔との複層シート(4)
より成形されているので、食品物を小分けして収容する
従来の容器と同様に透視不能で容易に柔軟性を有するこ
の種の容器に成形できる。
れば、アルミ箔(3)と厚さ6〜20μの透明フイルム(1)間
に全面に亘って印刷模様(2)を介在してなる適宜形状の
複層シート(4)を、その印刷模様(2)が容器の収納部の内
面側に内周面から内底面に亘って現出するように押圧成
形された構造を有しているものであり、容器は、厚さ6
〜20μの透明フイルム(1)とアルミ箔との複層シート(4)
より成形されているので、食品物を小分けして収容する
従来の容器と同様に透視不能で容易に柔軟性を有するこ
の種の容器に成形できる。
さらに、印刷模様(2)がこの種の容器として最も目に付
き易い該容器の収納部の内面側に内周面から内底面に亘
って現出しているので、美麗な展示と共に購買欲を与え
ることができ、その上、弁当箱に複数個収納したのち、
食する場合に、徐々に食品収納部の内周面が露出し、美
麗な模様が現れてきて、食欲が増大するばかりでなく、
楽しい食事が可能となるものであり、しかも、収納部内
の食品物が内周面側の印刷模様(2)の色彩と、アルミ箔
の地色光沢に囲まれて見栄えがよく、優れた意匠的効果
をも奏するものである。
き易い該容器の収納部の内面側に内周面から内底面に亘
って現出しているので、美麗な展示と共に購買欲を与え
ることができ、その上、弁当箱に複数個収納したのち、
食する場合に、徐々に食品収納部の内周面が露出し、美
麗な模様が現れてきて、食欲が増大するばかりでなく、
楽しい食事が可能となるものであり、しかも、収納部内
の食品物が内周面側の印刷模様(2)の色彩と、アルミ箔
の地色光沢に囲まれて見栄えがよく、優れた意匠的効果
をも奏するものである。
さらに又、容器の内面に印刷された模様(2)が透明フイ
ルム(1)で被覆されているから、直接、食品と接触する
のを阻止され、酸による印刷くずれをなくすることがで
きる。
ルム(1)で被覆されているから、直接、食品と接触する
のを阻止され、酸による印刷くずれをなくすることがで
きる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は複層シー
トの断面拡大図、第2図及び第3図は容器の夫々の斜視
図、第4図及び第5図は第3図、第4図の容器成形前の
展開図である。 (1)……透明な合成樹脂フイルム、(2)……印刷模様、
(3)……アルミ箔、(4)……複層シート、(6)……容器。
トの断面拡大図、第2図及び第3図は容器の夫々の斜視
図、第4図及び第5図は第3図、第4図の容器成形前の
展開図である。 (1)……透明な合成樹脂フイルム、(2)……印刷模様、
(3)……アルミ箔、(4)……複層シート、(6)……容器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−101351(JP,A) 実開 昭57−64407(JP,U) 実開 昭57−107777(JP,U) 実開 昭57−167039(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】アルミ箔(3)と厚さ6〜20μの透明フイル
ム(1)間に全面に亘って印刷模様(2)を介在してなる適宜
形状の複層シート(4)を、その印刷模様(2)が容器の収納
部の内面側に内周面から内底面に亘って現出するように
押圧成形されていることを特徴とする食品物小分け用ア
ルミ箔容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986094730U JPH0630656Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1986-06-21 | 食品物小分け用アルミ箔容器 |
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9737685 | 1985-06-26 | ||
JP1971586 | 1986-02-13 | ||
JP60-97376 | 1986-03-08 | ||
JP61-19715 | 1986-03-08 | ||
JP3346786 | 1986-03-08 | ||
JP61-33467 | 1986-03-08 | ||
JP1986094730U JPH0630656Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1986-06-21 | 食品物小分け用アルミ箔容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6313810U JPS6313810U (ja) | 1988-01-29 |
JPH0630656Y2 true JPH0630656Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=33033235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986094730U Expired - Lifetime JPH0630656Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1986-06-21 | 食品物小分け用アルミ箔容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630656Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2566799Y2 (ja) * | 1991-10-28 | 1998-03-30 | 東洋製罐株式会社 | 泡状液体絞り出し容器 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5764407U (ja) * | 1980-10-02 | 1982-04-16 | ||
JPS57107777U (ja) * | 1980-12-24 | 1982-07-02 | ||
JPS57167039U (ja) * | 1981-04-17 | 1982-10-21 | ||
JPS59101351A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-11 | 昭和アルミニウム株式会社 | 外周面印刷食品容器の製造法 |
-
1986
- 1986-06-21 JP JP1986094730U patent/JPH0630656Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6313810U (ja) | 1988-01-29 |
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