JPH0630648B2 - パチンコ機の球発射装置 - Google Patents

パチンコ機の球発射装置

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JPH0630648B2
JPH0630648B2 JP60120992A JP12099285A JPH0630648B2 JP H0630648 B2 JPH0630648 B2 JP H0630648B2 JP 60120992 A JP60120992 A JP 60120992A JP 12099285 A JP12099285 A JP 12099285A JP H0630648 B2 JPH0630648 B2 JP H0630648B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパチンコ機の球発射装置に関し、その操作の簡
易化を図り、もって遊技者に疲労を与えないようにした
ものを提示する。
(従来の技術) 従来、ソレノイド、モータ等の駆動手段の駆動力によっ
て遊技盤内にパチンコ球を打ち込む電動打球ユニット
と、この電動打球ユニットに連結されその回動により前
記駆動手段をオンオフしかつその回動量により前記駆動
手段の駆動力を可変とするダイアルを備えた操作グリッ
プとからなり、この操作グリップを握り、そのダイアル
を回すことにより打球操作ならびに打球力の調整を行う
方式の、パチンコ機の球発射装置がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この球発射装置において、打球を持続
し、かつ所望の打球力を維持するのにはダイアルの回し
位置を固定することが必要であるが故にグリップを持ち
続けなければならないため、遊技者に疲労を与え易いと
いう問題を生じた。
尚、従来、このような問題を解決すべくなされたものと
して実開昭53-94787号公報ならびに実開昭53-44089号公
報などに開示の技術がある。これらのものは共に、操作
グリップの下方に、手首を支える手置き台が配設され、
この手置き台に手首を置き安定させて操作グリップの操
作を行えるようになっている。そのため、手の疲れが緩
らげられるというものである。が、しかし、ダイアルの
回し位置を固定するために操作グリップを持ち続けなけ
ればならない点では同じである。
そこで、ダイアルを固定する機構を設けることも考えら
れるが、これでは操作グリップの構造が複雑になり、ま
た操作とくにパチンコ球の微妙な打球力調整に係る操作
が困難、かつ、も煩雑になることは避けられず、これに
より駆動力を円滑しかも微妙に調整することはきわめて
困難で、遊技盤の任意の位置の狙い打ちを容易迅速に変
更できない。たとえば狙い打ち箇所の変更によって有利
な権利を行使するパチンコ遊技では、上記理由からパチ
ンコ球の打ち込み不良などを発生させ易く、権利発生か
ら権利行使すなわち狙い打ち箇所変更までに手間取るこ
とがある。このような場合、権利を充分に行使できず、
これにより遊技意欲の低減をまねくという問題がある。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、打球操作の容易化を図った新規な球
発射装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) このため、本発明は以下の構成を有している。
すなわち、 ソレノイドおよび該ソレノイドの励磁時に一部をパチン
コ球に衝突させ該衝突に応じた駆動力で遊技盤内にパチ
ンコ球を打ち込むプランジャを有する電動打球ユニット
と前記ソレノイドの励解磁を操作するための操作テーブ
ルとを備え、 該操作テーブには手を支える手置き台と、該手置き台の
表面に設けられ前記ソレノイドを励解磁させるための第
1のスイッチ部材と、前記手置き台の表面に前記第1の
スイッチ部材とは別個に配置され前記駆動力を連続に増
大させるための増大スイッチおよび駆動力を連続に減少
させるための減少スイッチからなる第2のスイッチ部材
とを設け、 前記第1のスイッチ部材が操作されたときに前記ソレノ
イドの励解磁を可能にせしめ前記第1のスイッチ部材が
操作されないときには前記ソレノイドの励解磁を停止さ
せる打球回路と、 該打球回路に接続され前記第1のスイッチ部材と前記増
大スイッチおよび減少スイッチのいずれか一方とが操作
されているときに前記駆動力を連続に増大または連続に
減少させ前記第1のスイッチ部材のみが操作されている
ときには前記駆動力を一定に維持する増減回路とを備え
たことを特徴とする、パチンコ機の球発射装置、であ
る。
(発明の作用) 本発明によるときは、手置き台上に手を載せているだけ
で第1のスイッチ部材を手の一部で単独操作でき、これ
により電動ユニットのソレノイドが電気的に直接制御さ
れるのでパチンコ球の発射が可能である。だからこの状
態で第2のスイッチ部材の増大スイッチまたは減少スイ
ッチをを手の他部で操作し打球力を増減回路によって連
続に増減させることによって調整して、その後はただ手
を手置き台上に載せて第1のスイッチ部材を単独操作し
ているだけで、打球を持続させることができ、かつ打球
力を所望の状態に維持できる。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第6図において、1はパチンコ機であり、2はその額縁
状の前面枠である。この前面枠2にはその窓部を塞ぐよ
うにして遊技盤3と基板4とが取り付けられている。
遊技盤3上には、多数の障害釘(図示略)、複数のセー
フ孔に通じる入賞具5、5、…ならびにセーフ孔に入賞
しなかったパチンコ球が流入するようにしたアウト孔6
等が設けられた遊技部7が設けられており、かつこの遊
技部7を囲むようにガイドレール8が取着されている。
9は、前面枠2の開口部一側に蝶着されその窓ガラス1
0より遊技盤3上を透視できるようにした窓枠である。
基板4上には本発明に係る球発射装置の一部を構成する
電動打球ユニット11が設けられており、かつその球発
射方向前方には発射レール12が取り付けられている。
電動打球ユニット11により発射されたパチンコ球は発
射レール12、ガイドレール8を通り遊技部7内に案内
されるようになっている。ガイドレール8の傾斜下端と
発射レール12の傾斜上端との間にはファール球樋(図
示略)の入口13が開口されている。基板4の面前に
は、前面枠2の開口部一側に蝶着され表面に球供給皿
(図示略)が取着されている前面パネル14が位置す
る。この前面パネル14に球供給皿内のパチンコ球を一
個ずつ連続的に電動打球ユニット11に供給するための
球通過口15が開設されており、電動打球ユニット11
は、この球通過口15からのパチンコ球を1個ずつ打球
する機能を有する。
この電動打球ユニット11は球供給路16を制御歯車1
7と駆動手段としてのプランジャ式ソレノイド18とラ
チェット機構19とを備えている。球供給路16は球供
給皿内のパチンコ球を一列に整列しながら発射レール1
2の下端に導入するもので、球通過口15に係脱可能に
接続される接続樋20と、この接続樋20内のパチンコ球
が折り返し状に流下する横U字状の折曲樋21とを有す
る構成とされている。制御歯車17は球供給路16内に
おけるパチンコ球の流下を一個宛に制御する機能を有
し、パチンコ球を一個宛嵌合させる略半円状の切欠部を
複数形成したスプロケット状のもので、基板4に突設し
た支柱の先端に回転自在に軸着されている。プランジャ
式ソレノイド18はそのプランジャ22の先端が発射レ
ール12の球発射用傾斜下端の上部に位置しここに合成
ゴムなどからなる弾発体を装着して打球槌として機能さ
せるようにしたものであり、プランジャ22は図示しな
い戻しコイルスプリングによって一方向に付勢され、こ
れによって、ソレノイド18は、そのコイルに通電され
たときに発生する電磁力によりプランジャ22を前進さ
せて打球を行いコイルへの通電を止めると戻しコイルス
プリングの付勢力によりプランジャ22を後退させるよ
うに動作する。ラチェット機構19はソレノイド18の
作動に連動して制御歯車17の回転を所定角度宛に制御
するものである。
前面枠2の開口部より下の下部にはテーブルユニット2
3が取り付けられており、このテーブルユニット23
は、横方向に延びる帯状プレート24を備え、この帯状
プレート24の下方は傾斜状をなすように形成されて灰
皿25と余剰賞品球受け皿26と操作テーブル27とが
設けられている。
操作テーブル27はソレノイド18の作動を操作するた
めのもので、第1図に示すように、中空状の基枠28を
備え、この基枠28の傾斜プレート部29上に第1のス
イッチ部材となるタッチプレート30とタッチプレート
30とは別個に配置され、第2のスイッチ剤となる増大
スイッチとしてのタッチプレート31および減少スイッ
チとしてのタッチプレート32とタッチプレート33と
を有し、これらのタッチプレート30〜33は樹脂製本
体の表面全域に亘りメッキが施されてなるものである。
傾斜プレート部29の前部は凹状に形成されており、そ
の内部は収容空間34とされている。タッチプレート3
0は、この収容空間34内に収容され、かつその前部に
おいて回動自在に軸支されているもので、35はその支
軸である。つまり、タッチプレート30は、収容空間3
4内から前に出して使用するもので、手を支えられるほ
どの大きさに形成されていて手置き台としても機能する
と共に、これに手を載せることによって操作するように
構成されているものである。このタッチプレート30
は、湾曲形状を呈し、収容空間34内にあるときにはそ
の内部に向けて凹状をなし、そこから出されると裏返さ
れるものであって、安定した状態で手を支えるようにな
っている。タッチプレート30の回動支点分近傍にはそ
の凸状をなす側に係止板部36が形成されており、この
係止板部36は、基枠28の前プレート部37に係止し
てタッチプレート30を位置決めするものであると共
に、これに指をかけて手置き板すなわち、タッチプレー
ト30を回すことができるようになっており、このタッ
チプレート30の一側から他側へ延びるように立設され
ている。タッチプレート30と支軸35との間にはカラ
ー38が介在されており、このカラー38はタッチプレ
ート30に固定されていて、このタッチプレート30と
一体的に回動するものである。カラー38にはメッキが
施され、このカラー38が後述のタッチ回路に接続され
ているもので、これにより動作が確実になるようにされ
ている。39はその接続用のリード線である。
タッチプレート31は電動打球ユニット11の打球力を
上げてゆくためのものであり、タッチプレート32はそ
の反対に下げてゆくためのものであり、タッチプレート
33は電動打球ユニット11の打球動作を停止させるた
めのものであって、これらタッチプレート31〜33は
傾斜プレート部29における収容空間34の後部に並設
されており、タッチプレート30上に手を載せたまま触
れることができるものである。タッチプレート31〜3
3はボルト43、43、43により傾斜プレート部29
上に固定されているものであり、各ボルト43の頭部と
傾斜プレート部29との間に介在されるワッシャ44が
リード線45を通して後述のタッチ回路に接続されてい
る。
帯状プレート部24上には打球力表示部46が設けられ
ており、この打球力表示部46は電動打球ユニット11
の打球力を表示して遊打者に知らせるもので、発光部4
7と目盛部48とを有している。発光部49は、目盛部
48に沿うように複数の発光ダイオード49a,49b、…を
帯状に並設したもので、これらの発光ダイオード49a,49
b、…は打球力に応じて一端側(第3図および第4図に
おける左端側)のものから点灯されるものである。な
お、第1図において50は後述のLEDドライブ回路に
接続されるリード線である。
次に第7図において、51は整流回路、52は第1電源
回路、53は第2電源回路、54はソレノイドドライブ
回路、55は第1発振回路、56は同期回路、57は電
流コントロール回路、58は打球力調整回路、59は第
2発振回路、60は第3発振回路、61はパワーオンリ
セット回路、62は第1タッチ回路、63は第2タッチ
回路、64は第3タッチ回路、65は第4タッチ回路、
66はLED点灯コントロール回路である。
交流電源は整流回路51によって全波整流され、その整
流出力は第1電源回路52および第2電源回路53に入
力される。第1電源回路52はソレノイド18に電源電
圧を供給するものであり、ソレノイドドライブ回路54
がオンされているときに、これが行なわれる。第2電源
回路53は第1発振回路55に電源電圧を供給するもの
であり、この第1発振回路55は毎分100サイクルの発
振を行うものであって、その出力は同期回路56に入力
される。この同期回路56はソレノイドドライブ回路54
の前段にあって、これにより、ソレノイドドライブ回路
54は1分間に100オンされることとなり、ソレノイド
18は1分間に100回駆動されることとなって、プラン
ジャ22の頭部をソレノイド18の励解磁に基きパチン
コ球に衝突させることで、衝突に応じた駆動力によって
1分間に100発のパチンコ球が発射される。電流コント
ロール回路57はソレノイドドライブ回路54と同期回
路56との間に接続されているもので、ソレノイドドラ
イブ回路54をオンさせる電流をコントロールし、もっ
て第1電源回路52からソレノイド18に流される電流
をコントロールするものである。
打球力調整回路58は第2発振回路59からのクロック
パルスの個数に応じて打球力を上げ、第3発振回路60
からのクロックパルスの個数に応じて打球力を下げるよ
うに電流コントロール回路57を制御する。これにより
第2および第3発振回路59,60はソレノイド18に
対して電気的に直接制御されるので、微妙な打球力調整
が容易にできる。この打球力調整回路58にはパワーオ
ンリセット回路61からのリセット信号が入力されるよ
うになっており、電源投入と同時に初期状態とされる。
第1タッチ回路62はタッチプレート30に接続されて
いるもので、この第1タッチ回路62は打球調整回路5
8とともに打球回路を構成し、タッチプレート30に手
が触れられるとオンされてソレノイドドライブ回路54
に電流コントロール回路57の出力電流が入力される状
態にする。これによりタッチプレート30が操作すなわ
ち触れられているときにソレノイド18を所定駆動力で
作動させ、タッチプレート30が触れられていないとき
にはソレノイド18の作動は停止される。第2タッチ回
路63はタッチプレート33に接続されているもので、
この第2タッチ回路63はタッチプレート33に手が触
れられるとオンされて第1タッチ回路62がオンのとき
であってもソレノイドドライブ回路54に電流コントロ
ール回路57の出力電流が入力されないようにする。第
3タッチ回路63はタッチプレート31に接続されてい
るもので、この第3タッチ回路64はタッチプレート3
1に手が触れられるとオンされて打球力調整回路58に
第2発振回路59の出力が入力される状態にする。第4
タッチ回路65はタッチプレート32に接続されている
もので、この第4タッチ回路65はタッチプレート32
に手が触れられるとオンされて打球力調整回路58に第
3発振回路60の出力が入力される状態にする。
LED点灯コントロール回路66は発光ダイオード49
a、49b、…をソレノイド18の駆動力に応じ加減算
点灯方式で点灯させるものである。
以下、上述した回路の詳細について説明する。尚、整流
回路51、第1電源回路52、第2電源回路55につい
ては省略する。
ソレノイドドライブ回路54はトランジスタ67を有し
ており、このトランジスタ67のコレクタと第1電源回
路52の出力端との間にソレノイド18は接続されてい
る。トランジスタ67のベースには電流コントロール回
路57の出力電流が入力されるようになっており、ソレ
ノイド18に電流コントロール回路57の出力電流に応
じた電流が流れる。
第1発振回路55はTTL無安定マルチバイブレータを
有し、その両ベースバイアス抵抗の一部は可変抵抗器6
8、69により夫々構成されている。可変抵抗器68は
発振周波数を調節するためのものであり、可変抵抗器6
9は出力波形のデューティ比を調節するためのものであ
る。つまり、まず可変抵抗器69によって出力波形のデ
ューティ比を調節し、できるだけ短時間でソレノイド1
8を励磁するようにすると共に、これにより周波数が変
化した分を可変抵抗器68で合せる、という具合に、互い
にバランスさせながら調節する。これにより、打球動作
に不自然感を出さないようにすることができる。
同期回路56は複数のアンドゲート70-1、70-2、…からな
り、各アンドゲート70-1、70-2、…の一入力端には第1発
振回路55の出力が入力される。アンドゲート70-1、70-
2、…のうち他入力端にHが入力されているものから第1
発振回路55のクロックに同期してHが出力されるもの
である。
電流コントロール回路57はアンドゲート70-1、70-2、…
の各々に対応した複数の抵抗71-1、71-2、…およびダイオ
ード72-1、72-2からなり、各抵抗71-1、71-2、…と各ダイ
オード72-1、72-2、…との直列回路は互いに並列に接続さ
れており、これによってアンドゲート70-1、70-2、…のう
ちHが出力されたものに対応する上記直列回路を流れた
電流の総和がソレノイドドライブ回路54のトランジス
タ67のベースに入力される。ここにおいて、抵抗71-1
の容量を可変して打球力の基準値を設定することができ
る。
打球力調整回路58は、多段接続される4ビットバイナ
リカウンタ回路73a、73b、…と、これらの各々に対応的に
設けられる2進10進変換用のデコーダ回路74a、74b、…
とからなる。バイナリカウンタ回路73a、73b、…は夫々カ
ウントアップ入力端子Cとカウントダウン入力端子U/
Dと出力端子Q1〜Q4とリセット端子Rとを有している
カウントアップ入力端子Cには第2発振回路59の出力
が入力され、カウントダウン入力端子U/Dには第3発
振回路60の出力が入力されるようになっている。リセ
ット端子Rにはオアゲート75の出力端が接続され、こ
のオアゲート75の一入力端を通してパワーオンリセッ
ト回路61の出力が入力されるものである。デコダ回路
74a、74b、…は夫々入力端子A、B、C、Dと出力端子Q
1、Q2…を有し、各入力端子A、B、C、Dにはバイナ
リカウンタ73a、73b、…の各出力端子Q1〜Q4からの出力
が入力され、各出力端子Q1、Q2、…の出力は夫々アン
トゲート70-1、70-2、…の他入力端に入力されるようにな
っている。これによって、アンドゲート70-1、70-2、…の
うちバイナリカウンタ回路73a、73b、…のカウント値に対
応した分のものからHが出力される。
第2発振回路59および第3発振回路60はCR発振回
路であり、その抵抗に可変抵抗器76、77を夫々有し
ており、これら可変抵抗器76、77を変化させること
により発振周波数が変えられるようになっている。これ
により例えば、第2発振回路59の発振周波数を第3発
振回路60の発振周波数よりも大として両発振回路5
9、60の出力を同時にバイナリカウンタ回路73a、73b、
…に入力することとすれば、カウントアップを緩やかに
し、もって打球力の調整を行い易くすることができる。
タッチ回路62−65は概略同一構成のもので、まず第
1タッチ回路62について詳細を説明し、タッチ回路6
3〜65については異る部分についてのみ説明する。
第1タッチ回路62は発振回路78とラッチ回路79と
可変抵抗器80と分圧抵抗器81、82とコンデンサ8
3、84とトランジスタ85とリレー86とを有する。発
振回路78は、CR発振器であり、その発振周波数は8
0Hzであって、その出力はラッチ回路79のセットおよ
びリセットの両端子に入力されていて、ラッチ回路79
はセットおよびリセットを交互に繰り返すようにされて
いる。可変抵抗器80はラッチ回路79のリセット端子
と発振回路78の出力端との間に接続され、分圧抵抗器
81、82はラッチ回路79のセット端子と発振回路7
8の出力端との間に接続され、コンデンサ83は分圧抵
抗器81、82の分圧点とタッチプレート30との間に接
続されている。この構成において、可変抵抗器80を適
当に調節し、タッチプレート30に手が触れられたとき
にはコンデンサ83以下のインピーダンスが下ることによ
って発振回路78の出力による電流をタッチプレート30
側へ重みをおいて流し、ラッチ回路79のリセット端子
にHが入力されないようにして、このラッチ回路79を
セットされたままの状態に保持するようにされている。
トランジスタ85は、そのベースがラッチ回路79の出
力端側に接続されているもので、コンデンサ84はこの
トランジスタ85のベースとラッチ回路79の出力端子
との間に並列に接続されているものである。これによ
り、ラッチ回路79がセットおよびリセットを繰り返し
ているときにはその出力はコンデンサ84に吸収されて
トランジスタ85のベースには入力されないようにさ
れ、ラッチ回路79がセット状態を維持しているときに
のみその出力はトランジスタ85のベースに入力され
る。リレー86はトランジスタ85のコレクタに接続さ
れており、トランジスタ85がオンされると通電される
ようになっている。このリレー86は常開接点86aと常
閉接点86bとを有しており、常開接点86aは電流コントロ
ール回路57の出力端とソレノイドドライブ回路54の
トランジスタ67のベースとの間に接続されている。常
閉接点86bはオアゲート75の他入力端に接続され、タ
ッチプレート30から手が離される度にバイナリカウン
タ73a、73b、…にリセットをかけて打球力を初期状態に戻
す。
これにより球調整回路58および第1のタッチ回路62
は、タッチプレート30上に手の全体を支持させるだけ
で、ソレノイド18を作動させてパチンコ球を遊技盤3
内に打ち込む一方、タッチプレート30から手を外すこ
とによってソレノイド18の作動は停止される。
ここで、リレー86の常開接点86bの代りに手動のスイ
ッチ96を設けて、遊技者の選択で手動によりリセット
をかけられるようにしても良い。また、双方とも設けな
いで打球力は直前の状態を維持させるようにしても良
い。
第2タッチ回路63のリレー87は常閉接点87aを有し
ており、この常閉接点87aはリレー86の常開接点86aと
直列に接続されているもので、タッチプレート33に手
が触れられているときにはタッチプレート30に手が触
れられている場合であっても打球が行なわれないように
されている。
第3タッチ回路64のリレー88は常開接点88aを有し
ており、この常開接点88aは第2発振回路59の出力端
とバイナリカウンタ回路73a、73b、…のカウントアップ入
力端子Cとの間に接続されていて、タッチプレート31
に手が触れられると、この常開接点88aが閉成されて第
2発振回路59のクロックパルスによりバイナリカウン
タ回路73a、73b、…が連続してカウントアップする。
第4タッチ回路65のリレー89は常開接点89aを有し
ており、この常開接点89aは第3発振回路60の出力端
とバイナリカウンタ回路73a、73b、…のカウントダウン入
力端子U/Dとの間に接続されていて、タッチプレート
32に手が触れられると、この常開接点89aが閉とな
り、第3発振回路60のクロックパルスによりバイナリ
カウンタ回路73a、73b…が連続してカウントダウンす
る。
これにより第3および第4タッチ回路64,65は、タ
ッチプレート30に手の平を触れながら、タッチプレー
ト31,32のいずれかに指先を触れれば、ソレノイド
18の駆動力が連続に増減されるので、任意の打ち込み
力に調整されることになる。この状態からタッチプレー
ト31,32のいずれかに触れている指先を外し、タッ
チプレート30のみに手の平を触れているとき、第3お
よび第4タッチ回路64,65はソレノイド18を指先
を外した時点の駆動力に維持する。
LED点灯コントロール回路66はセット優先のラッチ
回路90とLEDドライブ回路91と同期リセット回路
92とから構成されている。ラッチ回路90はセット端
子Sa1、Sa2、…と出力端子Qa1、Qa2、…とリセット
端子Ra1、Ra2、…とを有して複数のラッチ回路を含む
もので、例えばセット端子Sa2と出力端子Qa1とリセッ
ト端子Ra1とが1つのラッチ回路のものとなる。セット
端子Sa1にはパワーオンリセット回路61の出力が入力
され、セット端子Sa2、Sa3、…にはデコーダ回路74a、
74bの出力端子Q1、Q2、…の出力が入力される。した
がって、出力端子Qa1は電源オンと同時にHとなってセ
ット状態とされ、出力端子Qa2、Qa3、…はデコーダ回
路74a、74b、…の出力に応じてHとなりセット状態とされ
る。同期セット回路92はアンドゲート94-1、94-2、…と
アンドゲート95-1、95-2、…とからなり、アンドゲート94
-1、94-2、…の一入力端には出力端子Qa1、Qa2、…の出
力が入力され、同じく他入力端にはアンドゲート71-1、7
1-2、…の出力が入力される。アンドゲート95-1、95-2、…
の一入力端には出力端子Qa2、Qa3、…の出力が入力さ
れ、同じく他入力端にはアンドゲート94-1、94-2、…の出
力が入力される。このアンドゲート95-1、95-2、…の出力
はリセット端子Ra2、Ra3、…に入力されるようになっ
ている。これによって、セット入力のなくなったものは
その前段の出力により打球力のダウンに同期してリセッ
トされる。LEDドライブ回路91は入力端子I1
2、…と出力端子O1、O2、…とを有し、入力端子
1、I2、…には出力端子Qa1、Qa2、…からの出力が
入力され、出力端子O1、O2、…は発光ダイオード49a、
49b、…に接続されている。すなわち、発光ダイオード49
aは電源オンと同時に常に点灯し、発光ダイオード49b、4
9c、…は打球力に応じた数だけ発光ダイオード49bから順
に点灯するようになっている。
第5図は本発明の他の実施例を示すもので、その特徴と
するところは、上述した一の実施例ではタッチプレート
30が回転式に取り付けたものであったのに対し、スラ
イド式に取り付けたことにある。すなわち、この実施例
のタッチプレート30′はその両側にスライドバー97
が固定され、このスライドバー97は収容空間34の両側
に形成された案内溝98、98にスライド可能に嵌められて
いる。そして、このタッチプレート30′を使用すると
きには、収容空間34内より引き出すものとなる。
尚、ここにおいて上記実施例では電動打球ユニットとし
てプランジャ式、すなわち直線運動型のソレノイドの駆
動力を利用するものを示したが、ロータリ式、すなわち
回転運動型のソレノイドの駆動力を利用したものでも本
発明は適用可能である。
(発明の効果) 以上述べて来たことから明らかなように、本発明によれ
ば、手置き台上に手を載せているだけで手の一部による
第1のスイッチ部材の操作に基いて容易にパチンコ球を
発射することができるため、この状態で第2のスイッチ
部材を操作して打球力を調整し、その後はただ手置き台
上に手を載せているだけで打球を持続させることがで
き、かつ打球力を所望のものに維持できるので、打球操
作が極めて容易になり、遊技者を疲労させない優れた球
発射装置を提供できる。
また第1のスイッチ部材を手の一部で操作しながら、第
2のスイッチ部材を手の他部で操作すると、駆動手段の
駆動力は増減回路によって機構を介することなく、電動
ユニットのソレノイドに対する電気的な直接制御に基い
て連続に増減され、任意の打ち込み力が得られた時点
で、第1のスイッチ部材のみを操作すれば、増減回路は
その駆動力を維持する。このため駆動力を円滑しかも微
妙に調整でき、製品精度および信頼度を向上させると同
時に、遊技盤の任意の位置の狙い打ちを容易迅速に変更
できるので、パチンコ球の打ち込み不良に起因する遊技
意欲の低減を抑止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を示す断面側面図、第
2図はその一部断面正面図、第3図は第1図および第2
図に示す装置の非使用状態における斜視図、第4図は同
じく使用状態における斜視図、第5図は本発明の他の実
施例の使用状態における斜視図、 第6図は本発明装置が組み込まれているパチンコ機の正
面図、第7図は本発明装置が使用する回路の回路図であ
る。 1…パチンコ機、7…遊技部 11…電動打球ユニット 18…プランジャ式ソレノイド 27…操作テーブル、30…タッチプレート (第1のスイッチ部材、手置き台) 31,32…タッチプレート(第2のスイッチ部材) 62〜64…タッチ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソレノイドおよび該ソレノイドの励磁時に
    一部をパチンコ球に衝突させ該衝突に応じた駆動力で遊
    技盤内にパチンコ球を打ち込むプランジャを有する電動
    打球ユニットと前記ソレノイドの励解磁を操作するため
    の操作テーブルとを備え、 該操作テーブルには手を支える手置き台と、該手置き台
    の表面に設けられ前記ソレノイドを励解磁させるための
    第1のスイッチ部材と、前記手置き台の表面に前記第1
    のスイッチ部材とは別個に配置され前記駆動力を連続に
    増大させるための増大スイッチおよび駆動力を連続に減
    少させるための減少スイッチからなる第2のスイッチ部
    材とを設け、 前記第1のスイッチ部材が操作されたときに前記ソレノ
    イドの励解磁を可能にせしめ前記第1のスイッチ部材が
    操作されないときには前記ソレノイドの励解磁を停止さ
    せる打球回路と、 該打球回路に接続され前記第1のスイッチ部材と前記増
    大スイッチおよび減少スイッチのいずれか一方とが操作
    されているときに前記駆動力を連続に増大または連続に
    減少させ前記第1のスイッチ部材のみが操作されている
    ときには前記駆動力を一定に維持する増減回路とを備え
    たことを特徴とするパチンコ機の球発射装置。
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