JPH0630583B2 - Dνaおよびその用途 - Google Patents

Dνaおよびその用途

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JPH0630583B2
JPH0630583B2 JP59013968A JP1396884A JPH0630583B2 JP H0630583 B2 JPH0630583 B2 JP H0630583B2 JP 59013968 A JP59013968 A JP 59013968A JP 1396884 A JP1396884 A JP 1396884A JP H0630583 B2 JPH0630583 B2 JP H0630583B2
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guanosine
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bacillus
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一雄 中浜
正和 菊池
宗晴 土居
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、5′−イノシン酸脱水素酵素遺伝子を有する
DNA、それが組み込まれたベクター、そのベクターで
形質転換せしめたバチルス属菌、およびその形質転換株
を培養するグアノシンの製造法に関する。
グアノシンは呈味性を有する5′−グアニル酸の合成原
料として重要な物質であり、これを安価かつ大量に製造
することは、工業上きわめて意義深いことである。従
来、発酵法によるグアノシンの製造法に関しては、アデ
ニン要求性変異株に、ヌクレオチドホスホリラーゼ欠損
性、GMPレダクターゼ欠損性、アデニン・アデノシン
耐性などの性質の付与された変異株が用いられてきた。
本発明者らはこのようなグアノシンの製造法において、
菌株の合理的な育成法を見出すべく鋭意研究を重ねた結
果、バチルス属に属するイノシンおよび(または)グア
ノシン生産菌を、グアノシンまたは(および)キサント
シン生産能を有する微生物の5′−イノシン酸脱水素酵
素遺伝子領域の組み込まれたベクターDNAで形質転換
せしめることによって、グアノシンの蓄積量が著しく増
大することを認め、この知見にもとずいてさらに研究を
進めて本発明を完成した。
すなわち、本発明は、(1)バチルス属菌由来の5′−イ
ノシン酸脱水素酵素遺伝子を有し、次の制限酵素切断地
図, Hind III (0) Bgl II (0.5) Sac II (0.7) Hind III (0.75) Pvu II (1.0) Cla I (1.1) Hind III (1.15) *Hind III (1.4) *Hind III (2.65) Hind III (2.9) [ただし、*Hind III (1.4)、*Hind III (2.65)はど
ちらか一方にHind IIIの切断点が存在しているが、決定
されていないことを示す。]で表わされるDNA、(2)
グアノシンまたは(および)キサントシン生産能を有す
るバチルス属菌の染色体DNAから得られた上記第(1)
項のDNA、(3)上記第(2)項のDNAが組み込まれたベ
クター、(4)上記第(3)項のベクターで形質転換されたバ
チルス属菌、(5)上記第(3)項のベクターで形質転換され
たグアノシン生産能を有する上記第(4)のバチルス属菌
に関するものであり、さらにグアノシンまたは(およ
び)キサントシン生産能を有するパチルス属菌の染色体
DNAから得られた5′−イノシン酸脱水素酵素遺伝子
領域が組み込まれたベクターで形質転換されたグアノシ
ン生産能を有するバチルス属菌を培地に培養し、培養物
中にグアノシンを生成蓄積せしめ、これを採取すること
を特徴とするグアノシンの製造法についても述べる。
本発明のDNAは、5′−イノシン酸脱水素酵素遺伝子
を有する微生物から得られる。この供与菌としては、通
常、グアノシンまたは(および)キサントシン生産能を
有する微生物が用いられるが、該物質の生産能を有さな
い微生物であっても、当該微生物の5′−イノシン酸脱
水素酵素が、プリン系物質によるフィードバック制御か
ら全面または部分的に解除されている場合には、本発明
のDNAの供与菌として用いることができる。たとえ
ば、供与菌の例としては、グアノシンまたは(および)
キサントシン生産能を有するバチルス属菌が挙げられ、
その染色体DNAから単離することができる。このよう
なバチルス属菌の具体例としては、バチルス・ズブチリ
ス(Bacillus subtilis)NA−6011(IFO 141
89,FERM BP−291)、バチルス・ズブチリ
スNA−6012(IFO 14190,FERM B
P−292)が挙げられる。
供与菌からの染色体DNAの調製法としては、公知の方
法、たとえばフェノールを用いて染色体DNAを抽出す
る方法が用いられる。
供与菌から得られた染色体DNAは、制限酵素を用いて
切断し、5′−イノシン酸脱水素酵素遺伝子を有し、
2.9キロベースベア離れたHind IIIの切断点を有する
DNA断片を調製する。このようなDNA断片の調製に
は、各種文献類(例えば、TAKARA REAGENTS FOR GENETI
C ENGINEERING RESEARCH、宝酒造株式会社発行)等に記
載されているものの中から適宜選択された制限酵素を使
用することが出来る。
次に、このようにして得られた5′−イノシン酸脱水素
酵素遺伝子領域を含む染色体DNA断片はベクターDN
Aに挿入される。ベクターDNAとしては、pUB11
0〔J.Bacteriol.,134,318(1978)〕、pT127、pC
194、pC221(Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.,74,1
680(1977)〕、pLS28(J.Bacteriol.,131,699(1977)〕
など既知のものは無論のこと、その他の新たに分離され
たり合成されたものであっても、バチルス属細菌のベク
ターDNAとして使用することが可能なものであれば、
いずれも用いることができる。ベクターDNAは、前述
の染色体DNA断片を調製したときと同様な制限酵素を
用いて切断される。
このようにして得られた5′−イノシン酸脱水素酵素遺
伝子領域を含む染色体DNA断片と、切断されたベクタ
ーDNAとを連結させる方法は、通常のDNAリガーゼ
を用いる方法(Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.,57,1426(19
67)〕、ターミナルトランスフェラーゼ法〔Proc.Natl.A
cad.Sci.U.S.A.,69,2904(1972)〕、T4リガーゼを用いる
フラッシュエンドの連結による方法〔有機合成化学,3
9,110(1972)〕などが用いられる。
上記の方法により、5′−イノシン酸脱水素酵素遺伝子
領域を組み込まれたベクターDNAが、バチルス属に属
する細菌の形質転換に用いられる。このような受容菌に
は、5′−イノシン酸脱水素酵素の欠失したキサンチン
要求性変異株を用いれば、目的とする形質転換株を選択
する際に好都合である。この受容菌の例としては、バチ
ルス・ズブチリスRN−63株(IFO 14307,
FERM−P7410)が挙げられる。
組み換えDNAを受容菌に導入するには、例えば、Mol.
Gen.Genet.168,111(1979)に記載されているような通常
の形質転換法が用いられる。
5′−イノシン酸脱水素酵素遺伝子領域の組み込まれた
ベクターDNAを保有する形質転換株の選択には、例え
ば、受容菌として、キサンチン要求性変異株を用いて、
キサンチンを含有しない培地に生育しうるような菌株を
選別すればよい。また、供試するベクターDNAが抗生
物質耐性などの選択マーカーを有する場合には、上記の
選別用培地に当該抗生物質を添加する等の方法を用いれ
ば、目的とする形質転換株の選択がより一層容易とな
る。
このようにして得られた5′−イノシン酸脱水素酵素遺
伝子領域の組み込まれたベクターDNAは、その保有株
から、該組み換えDNAを抽出して、他のグアノシン生
産菌に導入したり、あるいは、抽出された組み換えDN
Aから5′−イノシン酸脱水素酵素遺伝子領域を含むD
NA断片を調製後、これを他のベクターDNAに連結し
て、グアノシン生産菌に導入して用いることができる。
また、当然のことながら、大腸菌などバチルス属に属す
る細菌以外の宿主−ベクター系を用いて5′−イノシン
酸脱水素酵素遺伝子領域をクローニングした後、得られ
た組み換えDNAから当該遺伝子領域を含むDNA断片
を調製し、これをバチルス属に属する細菌用のベクター
DNAに連結して、グアノシン生産菌に導入することも
可能である。
このようなグアノシン生産菌の例としては、前述したバ
チルス・ズブチリスNA−6011株、バチルス・ズブ
チリスNA−6012株が挙げられる。
かくして得られる形質転換株の例としては、NA−60
11株を形質転換して得られるバチルス・ズブチリスT
F11(IFO14312,FERM P−741
2)、NA−6012株を形成転換して得られるバチル
ス・ズブチリスTF21(IFO14313,FERM
P−7413)が挙げられる。これら形質転換株は、
導入されたプラスミドの遺伝的特性が発現されるため
に、形質転換前にくらべて、クロラムフェニコールに対
する耐性度が高く、5′−イノシン酸脱水素酵素活性が
高く、グアノシン生産能が増大されるが、その他の菌学
的性質は変らない。
上記のNA−6011およびNA−6012株は、バチ
ルス・ズブチリスNo.115(IFO14187)を親
株として誘導されたグアノシン生産菌であり、第1表の
菌学的性質を有する。
上記の菌学的性質をR.E.BuchananおよびN.E.Gibbons編
の「バージス・マニュアル・オブ・デターミナテイブ・
バクテリアオロジー(Bergy′s Manual of Determinativ
e Bacteriology)第8版,1974年」にしたがって検
索の結果、バチルス・ズブチリスに属する微生物である
と同定され、形質転換株であるTF11株およびTF2
1株も同様の菌学的性質を示す。
なお、本明細書において、IFO番号は財団法人発酵研
究所(IFO,大阪府大阪市淀川区十三本町2丁目17
番85号)への受託番号を、FERM P番号は工業技
術院微生物工業技術研究所(FRI,茨城県筑波郡谷田
部町東1丁目1番3号)への受託番号を、またFERM
BP番号はブタベスト条約に基づくFRIへの受託番
号をそれぞれ示す。
なお、バチルス ズブチリスRN−63(FERM P
−7410)、エシエリヒア コリ X−895(FE
RM P−7411)、バチルス ズブチリスTF−1
1(FERM P−7412)およびバチルス ズブチ
リスTF−21(FERM P−7413)について
は、該寄託がブタペスト条約に基づく寄託に切り換えら
れて、受託番号FERM P−7410はFERM B
P−613として、FERM P−7411はFERM
BP−614として、FERM P−7412はFE
RM BP−615として、またFERM P−741
3はFERM BP−616としてそれぞれFRIに保
管されている。
このように形質転換して得られたグアノシン生産菌の培
養には、従来のグアノシン生産菌の培養方法と同様の方
法が用いられる。すなわち、培地としては、炭素源、窒
素源、金属イオン類のほかに、必要に応じて、アミノ
酸、核酸、ビタミン類などの栄養源を含有する培地が用
いられる。例えば、炭素源としては、グルコース、シュ
ークロース、マルトース、澱粉、澱粉糖化液、糖蜜など
が用いられる。窒素源としては、ペプトン、コーン、ス
ティーブ、リカー、大豆粉、酵母、尿素などの有機窒素
源のほかに、硫酸、硝酸、塩酸、炭酸などのアンモニウ
ム塩や、アンモニアガス、アンモニア水などの無機窒素
源が、それぞれ単独もしくは混合して用いられる。その
他の栄養源としては、菌の生育に必要な各種の無機塩
類、アミノ酸類、ビタミン類などが適宜選択の上、それ
ぞれ単独もしくは混合して用いられる。アデニン源とし
ては、アデニン、アデノシン、アデニル酸、核酸はもと
より、それらを含有する微生物菌体やそれらの抽出物な
どが用いられる。さらに、培地には、必要に応じて、シ
リコンオイル、ポリアルキレングリコールエーテルなど
の消泡剤や界面活性剤などを添加することができる。
培養は、通常、振盪あるいは通気攪拌深部培養などの好
気的条件下に行われる。培地のpHは、通常、4ないし9
の範囲が好ましい。培養中にpHの変動が観察される場合
は、これを好ましい範囲に修正するために、硫酸、炭酸
カルシウム、水酸化ナトリウム、アンモニアガス、アン
モニア水などを適宜添加してもよい。培養温度は、通
常、20℃ないし45℃の範囲から、使用される微生物
の生育およびグアノシンの蓄積に好適な温度が選択され
る。培養は実質的にグアノシンの蓄積量が最大になるま
で行われるが、通常24時間ないし144時間の培養で
目的を達することができる。
培養物からグアノシンを分離・採取するには、すでに公
知にされている通常の精製手段、例えば沈殿法、イオン
交換樹脂や活性炭によるクロマトグラフィー法などの分
離精製法が用いられる。
本発明の製造法によると、形質転換される前の菌株を用
いる場合に比較し、グアノシンの生産性を高めることが
できる。
以下に、実施例をもって本発明をさらに具体的に説明す
る。
実施例1 i)染色体DNAの調製 グアノシンを生産する能力を有するバチルス・ズブチリ
ス(Bacillus subtilis)NA-6012(IFO 1419
0,FERM BP−292)をC培地(グリコース5
g/,クエン酸ナトリウム0.5g/,ポリペプト
ン5g/,酵母エキス5g/,(NH4)2SO41g/
,K2HPO47g/,KH2PO43g/,MgSO4・7H2O0.
2g/,pH7.0)に接種して、37℃で一夜培養
し、培養液1の菌体から、フェノールを用いる染色体
DNA抽出法(Biochem.Biophys.Acta,72,619(1963))に
よって、最終8.0mgの染色体DNAを得た。
ii)染色体DNAのpBR322への導入 以後の実験に於ける制限酵素の切断条件は、特に断りの
ない限り、「モレキュラー・クローニング」(書名,T.
Maniatis et al,Molecular Cloning A Laboratory Manu
al,Cold Spring Harbor Laboratory,東大出版会発行,
1982年,98頁〜103頁)に記載の方法に従って
行った。
上記i)項で得た染色体DNA3μgに制限酵素PstI
(ニッポンジーン製)を37℃,60分間作用させDN
A鎖を切断した。酵素を失活させた後、酢酸アンモニウ
ムを終濃度が2.5Mとなるように加え、更に2倍容の
冷アルコールを加えて、−70℃に冷却後、DNAの沈
殿を遠心分離した後、該DNA沈殿に35μlの減菌水
を加え溶解させた。一方、これとは別に、EK系のプラ
スミドpBR322の1μgを制限酵素Pst Iで切断
し、上述と同様の操作によってDNAを遠心分離し、3
5μlの減菌水に溶解した。このようにして得られた染
色体DNAの切断片とpBR322DNAの切断片を混
合し、66mMトリス塩酸緩衝液(pH7.5),6.6
mM MgCl,10mMジチオスライトール,660μ
M ATPを含む緩衝液中で、Tファージ由来のDNA
リガーゼ(ニッポンジーン製)を用いて連結反応を行っ
た。
iii)組み換えプラスミドDNAによるエシェリヒア・コ
リ(Escherichia coli)のキサンチン要求性株の形質転
換 栄養要求性株の取得の際に用いられる通常の方法(レプ
リカ・プレート法)によって、エシェリヒア・コリC6
00株より、キサンチン要求性株エシェリヒア・コリX
−895(IFO 14308,FERM BP−614)を
取得した。
組み換えプラスミドによる該菌株の形質転換はコンピテ
ントセルを用いる方法(S.N.Cohenet al,Proc.Natl.Aca
d.Sci.,U.S.A,69,2110(1972))によった。
すなわち、エシェリヒア・コリX−895株をL培地
(バクトトリプトン10g/,酵母エキス5g/,
塩化ナトリウム5g/)に培養し、集菌洗浄後、氷冷
した塩化カルシウム溶液を加えコンピテントなセルを調
製した。このコンピテント・セルの懸濁液に上述(ii)
項で作製したDNA溶液を加えてプラスミドDNAを取
り込ませ、形質転換を行った。
次に、この形質転換株を含む懸濁液の0.1mlをテトラ
サイクリン15μg/mlを含むM−9CM寒天培地(Na2H
PO46g/,KH2PO43g/,塩化ナトリウム0.5
g/,塩化アンモニウム1g/,硫酸マグネシウム
1mM,塩化カルシウム1mM,グルコース2g/,
カザミノ酸2g/,寒天15g/,pH7.2)の平
板上に塗洙して37℃で1日培養した。寒天平板培地上
に生じたコロニーから、形質転換株エシェリヒア・コリ
TEX−117株(テトラサイクリン耐性を獲得し、か
つ、キサンチン要求性を消失している。)を取得した。
iv)形質転換株からのプラスミドの抽出 形質転換株TEX−117からの組み換えプラスミドの
抽出は、前記の「モレキュラー・クローニング」第86
〜93頁に記載の方法に従った。すなわち、エシェリヒ
ア・コリTEX−117を前記のL培地に接種しプラス
ミドを増幅させるためにクロラムフェニコールを添加し
て、一夜培養後集菌洗浄した。洗浄菌体にリゾチームを
加え、更に1%ラウリル硫酸ナトリウムを含む0.2N
水酸化ナトリウム溶液を加えて溶菌し、5M酢酸カリウ
ムを加えた後遠心分離によりプラスミドを含む上澄液を
得た。上澄液に0.6容のイソプロパノールを加えプラ
スミドDNAを沈澱させ、エタノールで洗浄した後TE
緩衝液(10mMトリス塩酸緩衝液,1mM EDTA
,pH8.0)に溶解した。これに比重が1.60とな
るように塩化セシウムを加え、終濃度が600μg/mlと
なるようにエチジウムブロマイドを加えた。ベックマン
超遠心機(ロータV65Ti)を用いて、20℃で5000
0rpm,12時間遠心分離し、紫外線によって検出される
プラスミドのバンドを取り、n−ブタノールを用いてエ
チジウムブロマイドを抽出除去した後、TE緩衝液に透
析して300mlの培養液から約200μg相当の組み換
えプラスミドを得、これをpEX117と命名した。
pEX117を種々の制限酵素で切断し、λ−ファージ
のHind III分解物(ニッポンジーン製)の分子量を基準
にしてアガロースゲル電気泳動のパターンから、第1図
に示すような制限酵素切断地図を得た。pEX117
は、pBR322のPst Iサイトに約6.4キロベ
ースのDNA断片が挿入された組み換えプラスミドであ
る。
実施例2 i)3μgのpEX117を制限酵素Hind IIIで部分分
解し、一方pBR322をHind IIIで完全分解して、実
施例1−ii)項に記載した方法に従って両者を混合し、
由来のDNAリガーゼで連結反応を行った。次に、
このDNA溶液を用いて実施例1−iii)項に記載した方
法でエシェリヒア・コリX−895株を形質転換して、
テトラサイクリン耐性を獲得し、かつキサンチン要求性
の消失している形質転換株エシェリヒア・コリTEX−
147株を得た。該形質転換株から、実施例1−iv)項
に示した方法でプラスミドを抽出し、約220μgの組
換えプラスミドを得、これをpEX147と命名した。
pEX147の制限酵素切断地図を第2図に示した。p
EX147はpBR322のHind IIIサイトに2.9キ
ロベースのDNA断片が挿入された組換えプラスミドで
ある。
ii)約200μgの組換えプラスミドpEX147を制
限酵素Hind IIIで部分分解し、ロウ・メルティング・ポ
イント・アガロース(Bethesda Research Laboratories
社製)を用いてゲル電気泳動を行い、2.9キロベース
のDNAの電気泳動距離に相当する部分のアガロース・
ゲルを切り取った。次いで前記の「モレキュラー・クロ
ーニング」170頁に記載された方法に従って、該アガ
ロース・ゲル切片からDNAの抽出を行い、最後約2μ
gのDNAを得た。制限酵素の切断パターンから、該D
NAはpBR322のHind IIIサイトに挿入された2.
9キロベースのDNAであることを確認した。
実施例3 i)5′−イノシン酸脱水素酵素遺伝子のBS系ベクタ
ー(pC194)への挿入 3μgのpEX117を制限酵素Hind IIIで部分分解
し、一方、これとは別に枯草菌を宿主とするプラスミド
pC194の1μgをHind IIIで完全分解して、実施例
1−ii)に記載した方法に従って両者を混合してT
来のDNAリガーゼを用いて連結反応を行った。
ii)組み換えプラスミドDNAによるバチルス・ズブチ
リス・キサンチン要求株の形質転換 通常の栄養要求性株の取得法を用いて、バチルス・ズブ
チリスMI−114株(遺伝的特性はtrpC2,leu8,r-,
m-)からキサンチン要求性株バチルス・ズブチリスRN
−63株(IFO14307,FERM BP−613)を
取得した。
次に、上記i)項で調製したDNA溶液を用いてバチル
ス・ズブチリスRN−63を形質転換し、クロラムフェ
ニコールに耐性な形質転換株を得た。形質転換は該要求
株のプロトプラストにポリエチレングリコールを作用さ
せてDNAを取り込ませる方法(S.Chang and S.N.Co
hen,Mol.Gen.Genet.,168,111(1979))によった。
上述の形質転換操作の結果、10μg/mlのクロラムフェ
ニコールを含む再生用培地に生育した形質転換株を、1
0μg/mlのクロラムフェニコールを含むM−9CMTL培地
(M−9 CM培地に各々50μg/mlトリプトファンお
よびロイシンを補足した培地)の寒天平板にレプリカ
し、37℃で1日培養後に生じたコロニーから、形質転
換株バチルス・ズブチリスTX−121を得た。バチル
ス・ズブチリスTX−121株は、クロラムフェニコー
ルに耐性でかつキサンチン要求性が相補された形質転換
株である。
iii)形質転換株からのプラスミドの抽出 バチルス・ズブチリスTX−121株を前記のL培地3
00mlを用いて培養し、得られた培養物から、実施例1
−iv)項に記載した方法により、約100μg相当のプ
ラスミドを得た。このプラスミドをpBX121と命名
した。組み換えプラスミドpBX121の制限酵素切断
地図は第3図に示した通りであって、挿入断片の大きさ
は約2.9キロベースである。
実施例4 バチルス・ズブチリスの形質転換株を用いてのグアノシ
ンの生産 バチルス・ズブチリスNA−6012(IFO1419
0,FERM BF−292)を実施例3−ii)項に記
載した方法に従って、pBX121を用いて形質転換
し、形質転換株を含む懸濁液を10μg/mlのクロラムフ
ェニコールを含む再生用培地に塗洙して37℃で5日間
培養し、生じたコロニーからクロラムフェニコールに耐
性な形質転換株バチルス・ズブチリスTF21株(IF
O14313,FERM BP−616)を取得した。
次に第2表に示す種培地20mlを含む200ml容三角フ
ラスコに、バチルス・ズブチリスTF−21株の一白金
耳を接種し、37℃で18時間振盪しその1mlを第2表
の主発酵培地20mlを含む200ml容ヒダ付フラスコに
接種し、回転式振盪機上で37℃4日間培養したとこ
ろ、培養液中にグアノシンが18.0mg/mlの割合で蓄
積されていた。
約50個のフラスコを用いて同様の培養を行い同質の培
養液1を得た。これを水酸化ナトリウムでpH11にし
てグアノシン結晶を溶解させた後、遠心分離によって菌
体を除去し、得られた上清液を中和,冷却してグアノシ
ンを析出せしめ、粗結晶を得た。次いで、これを700
mlの熱水に溶解し、活性炭を用いて脱色し、冷所にてグ
アノシンを析出せしめ、グアノシンの精結晶14.5g
を得た。該精結晶のグアノシンの純度は93%であっ
た。なお、組み換えプラスミドpBX121を保持して
いないバチルス・ズブチリスNA−6012を上記と同
一の条件で培養したところ、14mg/mlの割合でグアノ
シンが蓄積されていた。
実施例5 バチルス・ズブチリスNA−6011(IFO1418
9,FERM BP−291)を実施例3−ii)項に記
載した方法に従って、pBX121を用いて形質転換
し、クロラムフェニコール耐性を獲得した形質転換株バ
チルス・ズブチリスTF−11株(IFO14312,
FERM BP−615)を取得した。これを実施例4
と同様の条件で培養したところ、16.0mg/mlの割合
でグアノシンが蓄積されていた。次いで、実施例4に記
載した方法に従ってグアノシンの精製を行い、1の培
養液から、純度91%のグアノシンの精結晶を13.1
g得た。なお、組み換えプラスミドpBX121を保持
していないバチルス・ズブチリスNA−6011を上記
と同一の条件で培養したところ、グアノシンの蓄積量は
5.0mg/mlであった。
実施例6 形質転換株の5′−イノシン酸脱水素酵素活性 バチルス・ズブチリスTX−121株をMEA培地(ポ
リペプトン10g/,酵母エキス5g/,塩化ナト
リウム5g/,グルタミン酸ソーダ5g/,硫酸マ
グネシウム0.5g/,塩化カルシウム0.1g/
,グルコース50g/,pH7.2)に接種して、3
7℃で一夜培養後、集菌,洗浄し、1/10容量の5mMグ
ルタチオン(還元型)を含む0.05M燐酸緩衝液(pH
7.2)に懸濁し、菌体を超音波破砕した。残渣を遠心
分離によって除去した後、上述の燐酸緩衝液に対して一
夜透析して粗酵素液を調製した。該粗酵素液を用いて、
B.Magasanikの方法(Methods in Enzymology VI,P.10
6〜110,Academic Press,New York(1963))に従っ
て、5′−イノシン酸脱水素酵素活性を測定したとこ
ろ、0.02ユニット/mg蛋白質の酵素活性が得られ
た。同様にして、組み換えプラスミドを保持していない
宿主菌バチルス・ズブチリスRN−63の5′−イノシ
ン酸脱水素酵素活性を測定したところ、該菌は全く酵素
活性を示さなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例で得られた組み換えプラスミドpEX1
17、第2図は同じく組み換えプラスミドpEX14
7、第3図は同じくプラスミドpBXの制限酵素切断地
図を示す。図中、括弧内の数字は塩基対数(キロベース
ペア)を示し、第1図の※Hind III(3.9),※Hind
III(5.15),また第2図および第3図の※Hind I
II(1.4),※Hind III(2.65)は各々どちらか
一方にHind IIIの切断点が存在しているが、決定されて
いないことを示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12N 1/21 C12R 1:125)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バチルス属菌由来の5′−イノシン酸脱水
    素酵素遺伝子を有し、次の制限酵素切断地図, Hind III (0) Bgl II (0.5) Sac II (0.7) Hind III (0.75) Pvu II (1.0) Cla I (1.1) Hind III (1.15) *Hind III (1.4) *Hind III (2.65) Hind III (2.9) [ただし、*Hind III (1.4)、*Hind III (2.65)はど
    ちらか一方にHind IIIの切断点が存在しているが、決定
    されていないことを示す。]で表わされるDNA。
  2. 【請求項2】グアノシンまたは(および)キサントシン
    生産能を有するバチルス属菌の染色体DNAから得られ
    た特許請求の範囲第(1)項記載のDNA。
  3. 【請求項3】グアノシンまたは(および)キサントシン
    生産能を有するバチルス属菌の染色体DNAから得ら
    れ、5′−イノシン酸脱水素酵素遺伝子を有し、次の制
    限酵素切断地図, Hind III (0) Bgl II (0.5) Sac II (0.7) Hind III (0.75) Pvu II (1.0) Cla I (1.1) Hind III (1.15) *Hind III (1.4) *Hind III (2.65) Hind III (2.9) [ただし、*Hind III (1.4)、*Hind III (2.65)はど
    ちらか一方にHind IIIの切断点が存在しているが、決定
    されていないことを示す。]で表わされるDNAが組み
    込まれたベクター。
  4. 【請求項4】グアノシンまたは(および)キサントシン
    生産能を有するバチルス属菌の染色体DNAから得ら
    れ、5′−イノシン酸脱水素酵素遺伝子を有し、次の制
    限酵素切断地図, Hind III (0) Bgl II (0.5) Sac II (0.7) Hind III (0.75) Pvu II (1.0) Cla I (1.1) *Hind III (1.15) *Hind III (1.4) Hind III (2.65) Hind III (2.9) [ただし、*Hind III (1.4)、*Hind III (2.65)はど
    ちらか一方にHind IIIの切断点が存在している、決定さ
    れていないことを示す。]で表わされるDNAが組み込
    まれたベクターで形質転換されたバチルス属菌。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第(3)項記載のベクター
    で形質転換されたグアノシン生産能を有する特許請求の
    範囲第(4)項記載のバチルス属菌。
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