JPH06305113A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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Publication number
JPH06305113A
JPH06305113A JP9619193A JP9619193A JPH06305113A JP H06305113 A JPH06305113 A JP H06305113A JP 9619193 A JP9619193 A JP 9619193A JP 9619193 A JP9619193 A JP 9619193A JP H06305113 A JPH06305113 A JP H06305113A
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JP
Japan
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sheet
drum
ink
image
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP9619193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomizo Namiki
富蔵 並木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP9619193A priority Critical patent/JPH06305113A/ja
Publication of JPH06305113A publication Critical patent/JPH06305113A/ja
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  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各色毎に1回の露光を行うだけで、画像形成
材料(感光材料)を繰り返し使用し、単一の原版から複
数枚のカラープルーフを作成すると共に、複数枚のカラ
ープルーフ作成のための時間を短縮し、各用紙を所定位
置にセットする手間を省く画像形成方法を得る。 【構成】 感光性シート12を第1のドラム30に巻
き付け、インキシート46を加熱・加圧ドラム64に巻
き付け、互いに密着させてインキを感光性シート12へ
転写し、受像シート76を第2のドラム72に巻き付
け、第1のドラム30と密着させて画像を受像シート7
6へ転写する。次いで、感光性シート12へ再度インキ
を転写し、予めトレイ102にセットされた受像シート
76の枚数分同一色の転写を繰り返す。その後、感光性
シート12及び受像シート76を適宜入れ替え、交換
し、受像シート76上に全ての色分解原稿画像を転写を
行い、この受像シート76を用いて、カラープルーフ用
の用紙へ転写し、所望の枚数のカラープルーフを作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インキ受容性部とイン
キ非受容性部とが形成された画像形成材料へ対応するイ
ンキを転写した後、各色のインキを順次受像材料へ転写
することによって受像材料上へ印刷原画像に対応するカ
ラー画像を形成する画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷機で多量のカラー印刷、例えばカレ
ンダー、絵画集、写真集、新聞等に添付されるカラー広
告(所謂折り込み広告)等、特に色についてチェックが
必要な印刷物を印刷する場合には、印刷機で実際の印刷
を行う前にカラープルーフを用いて事前にチェックする
ようにしている(校正刷り)。
【0003】この校正刷りにおいては、数枚の印刷がで
きればよいため、実際の印刷に使用される感光性平版印
刷版(PS版)に比べて耐刷性の低い安価な感光材料を
用いる。
【0004】校正刷りによって仕上がった印刷物は、各
チェック部署に配付され、様々なチェック後に原稿に修
正が施される。
【0005】ところが、従来の校正刷り装置では、数枚
印刷される印刷物間で品質のばらつきがあり、各チェッ
ク部署へ配付する前に品質の合ったものを選別しなけれ
ばならない。また、実際の印刷時に適用されるインキを
用いて印刷するため、作業者の手が汚れたり、装置のメ
ンテナンスが煩雑であり、作業性がよくない。
【0006】そこで、近年、予め顔料を含有する感光材
料とこの顔料に対応する色分解印刷原稿とを重ね合わせ
た状態で露光、現像することにより各色毎の色分解画像
が形成された感光材料を得て、これらを1枚の受像フィ
ルムへ順次転写し、次いで実際の印刷紙(本紙)へ転写
する画像形成装置(カラーアート「富士写真フイルム株
式会社製・商品名」)によってカラープルーフを作成す
ることがなされている。
【0007】この画像形成装置によれば、インキを使用
しないため、手が汚れる等の作業上の不具合はなく、メ
ンテナンス性も向上する。さらに、品質が安定するた
め、仕上がった本紙上の画像にばらつきがない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような画像形成装置によるカラープルーフの作成は、従
来の欠点(品質の不安定やメンテナンス性等)は解消さ
れるものの、1枚のカラープルーフを作成する毎に各色
の色分解原稿を用いての露光又は露光及び現像処理を行
わなければならず、時間、手間がかかるという問題点あ
った。
【0009】また、カラープルーフの作成のために、感
光材料、受像フィルム及びカラープルーフ用の用紙等、
複数の用紙を取り扱わなければならず、それぞれを別個
にストックし、順次所定の位置にセットするといった作
業が煩雑となる。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、各色毎に1回
の露光又は露光及び現像処理を行うだけで、画像形成材
料(感光材料)を繰り返し使用できるため、単一の原版
から複数枚のカラープルーフを作成することができ、複
数枚のカラープルーフ作成のための時間を短縮すると共
に、各用紙を所定位置にセットする手間を省くことがで
きる画像形成方法を得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、色分解原稿をマスクとして活性光線によって露光、
又は該露光後の現像処理によって前記色分解原稿に応じ
たインキ受容性部とインキ非受容性部とが形成された画
像形成材料と、支持体に色分解原稿に対応する色のイン
キ層が設けられた長尺状のインキシートとを重ねて画像
形成材料へインキシートからインキを転写する工程を、
各色分解原稿について順次1つの受像材料へ転写して、
多色画像を形成する画像形成方法であって、画像形成材
料を所定箇所から取り出して、第1のドラムの周面に巻
き付けた後に、画像形成材料に対応するインキシートを
第1のドラムに密着させることにより、インキを画像形
成材料のインキ受容性部へ転写する第1の工程と、前記
第1の工程に対して所定のタイミングで、受像材料を所
定の収容部から取り出して、第2のドラムの周面に巻き
付け、第1の工程でインキが転写された画像形成材料を
巻き付けた状態の第1のドラムと密着させることによ
り、画像形成材料のインキを受像材料へ転写した後に、
この受像材料を前記収容部へ戻す第2の工程と、前記第
2の工程を予めそれぞれの収容部に収容された複数の受
像材料のそれぞれについて行う第3の工程と、他の画像
形成材料について前記第1の工程を実施し、前記第2又
は第3の工程の受像材料に対し、前記第2又は第3の工
程を実施する第4の工程と、前記第4の工程が終了した
受像材料を1つづつ前記所定の収容部から取出して第2
のドラムに巻き付け、この第2のドラムの回転に同期さ
せて、所定の用紙を載置した載置台を前記第2のドラム
の接線方向に移動させることにより、受像材料のインキ
を前記用紙へ転写することをそれぞれの受像材料につい
て行う第5の工程と、を有することを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、画像形成材料
には、色分解原稿を介して露光することにより、又は露
光後に現像処理されることによって原稿に応じたインキ
受容性部とインキ非受容性部とが形成される。
【0013】第1の工程では、画像形成材料を所定箇所
から取出し、第1のドラムに巻き付けた後に、画像形成
材料に対応する色のインキシートを第1のドラムに密着
させる。これにより、画像形成材料及びインキシートに
好ましくは所定の圧力、所定の温度が付与され、インキ
が画像形成材料へインキ受容性ぶとインキ非受容性部に
応じて転写される。
【0014】第2の工程では、所定の収容部(トレイ)
から受像材料を取出し、この取り出された受像材料を第
2のドラムに巻き付け、第1のドラムと密着させる。こ
れにより、画像形成材料と受像材料とが互いに密着し、
好ましくは所定の圧力、所定の温度が付与されて、イン
キ画像が受像材料へ転写される。画像が転写された受像
材料は、収容部へ戻される。
【0015】第3の工程では、第1の工程で第1のドラ
ムへ巻き付けられた画像形成材料へ再度インキを転写
し、予めそれぞれの収容部にセットされた複数の受像材
料のそれぞれに同一色のインキの転写を繰り返す。すな
わち、第2の工程を繰り返す。
【0016】第4の工程では、画像形成材料を他の画像
形成材料に入れ替えて第1の工程を実施し、前にインキ
像が転写されている受像材料をそれぞれの収容部から取
出して他の色のインキを転写する第2又は第3の工程を
実施する。
【0017】第5の工程では、第4の工程が終了した受
像材料を順次第2のドラムへ巻き付けて、所定の用紙へ
転写することを各受像材料について行い、所望の枚数の
カラープルーフを作成する。
【0018】このように、画像形成材料及び受像材料を
それぞれ収容部に収容しておき、上記の工程を行うこと
によって、画像形成材料へのインキの転写から受像材料
への画像の転写、並びに所定の用紙への画像の転写を自
動的に行うことができ、所望の枚数のカラープルーフを
作成することができる。また、画像形成材料は、所望の
枚数に対して繰り返して使用することができるため、1
カラープルーフ毎に画像露光又は露光及び現像処理を行
う必要がなく、作業性が向上する。
【0019】
【実施例】図1には、本発明の実施例である画像形成装
置10が示されている。
【0020】装置上流側(図1の左側)には、画像形成
材料としての感光性シート12が積層されたトレイ14
が配設されている。このトレイ14は、上部が開口され
た箱型で、底部に圧縮コイルばね16を介して支持板1
8が収容されている。感光性シート12は、この支持板
18上に支持されている。感光性シート12は、既に露
光処理及び現像処理を終了したもので、その表面には、
カラー画像を構成する各色(C、M、Y、K)の画像に
対応するインキ受容性部とインキ非受容性部とが形成さ
れ、4枚が1組となって積層されている。また、感光性
シート12の一方の縁部(図1の右端)には、位置決め
(レジスト用)孔が2個設けられている。
【0021】トレイ14の上方には、半月ローラ20が
配設され、通常は切欠部20Aを介して最上層の感光性
シート12と対向した状態で停止している。ここで、半
月ローラ20が1回転すると、その円周状の面が最上層
の感光性シート12と接触し、1枚(最上層)の感光性
シート12を摩擦で下流側のガイド板22を含む搬送路
へ送り出すことができる。
【0022】ガイド板22には、ローラ対24が配設さ
れ、半月ローラ20によって送り出された感光性シート
12が、このローラ対24によってガイド板22に沿っ
て案内されて下流側へ搬送される構成になっている。
【0023】ローラ対24の下流側には、センサ28が
設けられている。このセンサ28は、感光性シート12
の先端を検出するようになっており、感光性シート12
を第1のドラム30へ巻き付けるためのタイミングをと
る役目を有している。
【0024】第1のドラム30は、金属製で内方が空洞
であり、図示しない駆動力で図1の時計周り方向へ回転
駆動されるようになっている。第1のドラム30の軸芯
部には、ハロゲンランプ等のヒータ32が配設されてお
り、これを点灯することによって、第1のドラム30が
加熱され、所謂ヒートローラとしての役目を有してい
る。なお、このヒータ32によって第1のドラム30の
周面の温度は、最高約100 ℃程度に加熱される。なお、
ハロゲンランプ型のヒータ32に代えて、加熱したオイ
ルを循環させて温度を保つ構成を採用してもよい。
【0025】また、第1のドラム30の周面には、図示
しない吸着溝が枠状に設けられており、巻き付けられる
感光性シート12の周辺部(非画像部)を負圧によって
吸着保持するようになっている。
【0026】第1のドラム30の周面に感光性シート1
2を精度よく装着するために、感光性シート12の一部
に位置決め用のマーク(通称トンボ)を記録しておき、
第1のドラム30の周面に対向して上記マークを光電的
に検出する機構を配し、第1のドラム30に対し上記マ
ークの位置が一定以上ずれている場合には感光性シート
12を第1のドラム30の周面へ装填し直すよう警告す
るようにするのが好ましい。この目的のために第1のド
ラム30をインキ転写前に1回転させることも考えられ
る。これにより、色ずれを防止できる。
【0027】第1のドラム30の周面に対応してロータ
リエンコーダ34が配設されている。このロータリエン
コーダ34は、第1のドラム30と同期して回転する白
黒のバーが交互に配色された回転板(図示省略)と、こ
の回転板の白黒バーを検出するセンサ部34Aとで構成
され、センサ部34Aでは第1のドラム30の回転をパ
ルス波形によって読取るようになっている。
【0028】第1のドラム30の周面の一部には、切欠
部36が形成され、この切欠部36の底部からは、ピン
36Aが突出している。
【0029】ガイド板22の下流側には、ガイド板22
に沿って送られた感光性シート12を第1のドラム30
へ受け渡すための感光性シート搬送ユニット38が配設
されている。この感光性シート搬送ユニット38は、ガ
イド板22上でセンサ28によって先端が所定位置にあ
ることを検出された感光性シート12を吸着して、第1
のドラム30の周面上に移送する役目を有している。
【0030】すなわち、感光性シート搬送ユニット38
は、互いに平行な一対のガイド板40(図1では、一方
のみを図示)を備え、それぞれ長孔40Aが設けられて
いる。この長孔40Aには、エアシリンダ42が支持さ
れ、これにより、エアシリンダ42は、長孔40Aに沿
って移動可能となっている。エアシリンダ42の伸縮ロ
ッド42Aの先端には吸盤44が取付けられている。こ
の吸盤44は、図示しない負圧発生手段によって感光性
シート12を吸着及び吸着解除可能となっている。
【0031】従って、エアシリンダ42が長孔40Aの
図1の左端にあるときに伸縮ロッド42Aが伸長される
と、吸盤44は、感光性シート12と密着する。この状
態で、負圧発生手段を駆動させることにより、吸盤44
は感光性シート12を吸着することができる。
【0032】感光性シート12を吸着した状態で伸縮ロ
ッド42Aを引込み、長孔40Aに沿って図1の右端へ
搬送し、伸縮ロッド42Aを再度伸長させることによ
り、感光性シート12を第1のドラム30の周面へ向け
て運び、感光性シート12の位置決め孔へピン36Aを
挿入するようい伸縮ロッドを作動させることができる。
その後、吸盤44の吸着を解除し、第1のドラム30を
時計方向へ回転することにより、感光性シート12は、
第1のドラム30に装着される。
【0033】第1のドラム30の上方には、それぞれ異
なる色をもつ複数のインキシート46を収容する収容部
48が設けられている。インキシート46は、軸50に
ロール状に巻き取られており、図示しないマガジン等に
収容された状態で、収容部48の所定位置に収容されて
いる。
【0034】収容部48の下端部には、それぞれインキ
シート通過口52が設けられ、ロール状のインキシート
の最外層のインキシート46が引き出され、それぞれロ
ーラ対54に挟持されている。なお、このローラ対54
に至るときに、インキシート46のインキ層の表面にイ
ンキ層保護のために貼付けられている保護シート(図示
省略)は順次剥離されるようになっている。
【0035】ローラ対54の下流側近傍には、それぞれ
センサ56が設けられ、インキシート46の先端を検出
するようになっている。このため、インキシート46の
先端部がこのセンサ56の取付位置に位置決め可能とな
る。
【0036】このセンサ56の下流側には、4本の挿入
路及び1本の排出路を有するガイドユニット58が配設
され、それぞれのインキシート46が何れかのローラ対
54の選択的駆動によって搬送されることにより、排出
路の出口へと案内される構成となっている。
【0037】排出路の出口近傍には、ローラ対60及び
センサ62が設けられ、これから使用されるインキシー
ト46の先端部を挟持すると共にセンサ62の取付位置
で先端が位置決め可能となっている。
【0038】センサ62のさらに下流側には、カッタユ
ニット63が配設され、インキシート46を別の色に交
換する際にインキシート46を切断し、前記ガイドユニ
ット58の入口側のセンサ56の取付位置まで戻すよう
になっている。
【0039】ローラ対60の駆動によって搬送されるイ
ンキシート46は、前記第1のドラム30の周面方向へ
搬送され、これを対向配置された加熱・加圧ドラム64
との間を経てこれに巻き付けられるように搬送される。
なお、このインキシート46は、ガイド板65によって
案内されている。
【0040】この加熱・加圧ドラム64は、長孔66に
沿って第1のドラム30の半径方向へ移動可能に支持さ
れ、第1のドラム30と接触及び離反可能な構造となっ
ている。
【0041】また、加熱・加圧ドラム64の内方は空洞
であり、その中には、ハロゲンランプ等のヒータ68が
収容されている。このヒータ68によって、周面の温度
が最高約150 ℃程度に加熱されるようになっている。
【0042】この加熱・加圧ドラム64は、第1のドラ
ム30に最も接近した状態でインキシート46を第1の
ドラム30の周面へ向けて押しつける働きを持つ。この
状態で、第1のドラム30が回転することにより、感光
性シート12のインキ受容性部へインキシート46のイ
ンキが選択的に転写されることになる。なお、加熱・加
圧ドラム64に巻き付けられ、感光性シート12へのイ
ンキの転写が終了したインキシート46は、巻取軸70
に巻き取られるようになっている。
【0043】第1のドラム30の下方には、第2のドラ
ム72が配設されている。この第2のドラム72には、
後述する受像シート搬送ユニット74によって受像シー
ト76が供給され巻き付けられるようになっている。
【0044】この第2のドラム72は、長孔78に沿っ
て第1のドラム30の半径方向に移動可能に支持され、
第1のドラム30と接触及び離反可能な構造となってい
る。
【0045】また、第2のドラム72の内方は空洞であ
り、その中には、ハロゲンランプ等のヒータ80が収容
されている。
【0046】この第2のドラム72は、第1のドラム3
0に最も接近した状態で受像シート76を第1のドラム
30の周面へ向けて押しつける働きを持つ。この状態
で、第1のドラム30が回転することにより、感光性シ
ート12上に支持されているインキ画像が第2のドラム
72に供給されて支持されている受像シート76へ転写
されることになる。
【0047】ここで、受像シート76への転写が終わっ
た感光性シート12へ再度インキシート46を密着させ
て加熱、加圧すると、インキは再度感光性シート12の
インキ受容性部へインキを転写することができる。すな
わち、1枚の感光性シート12を繰り返し使用できる。
【0048】この装置において、各色毎に色分解原稿を
マスクとして露光した感光性シート12の1枚を第1の
ドラム30へ巻き付け、インキシート46を用いてイン
キを受像シート76へ密着させて転写する工程を同一色
のインキシートを用いて複数枚の受像シート76に対し
て行った後、感光性シート12を交換して、対応する色
のインキシート46を用いて得たインキ画像を前と同じ
受像シート76へ転写する。これを繰り返してカラー画
像に必要な4色(C、M、Y、K)の画像を各色毎に重
ねて転写するようになっており、感光性シート12の繰
り返し使用は受像シート76の必要枚数に対応する。
【0049】第1のドラム30に巻き付けられた感光性
シート12は、必要枚数の受像シートへ転写終了後感光
性シート剥離ユニット82によって剥離されるようにな
っている。
【0050】感光性シート剥離ユニット82は、軸84
を中心に回動可能なエアシリンダ86を備え、このエア
シリンダ86の伸縮ロッド86Aの先端に吸盤88が取
付けられている。吸盤88は、図示しない負圧発生手段
の作動によって吸着可能となっている。
【0051】ここで、感光性シート12の先端、すなわ
ちピン36Aが吸盤88の近傍に位置したときにエアシ
リンダ86が作動して伸縮ロッド86Aが伸長され、吸
盤88が感光性シート12面に密着する。この状態で、
負圧発生手段を作動させることにより、感光性シート1
2を吸着保持することができる。
【0052】エアシリンダ86は、吸盤88によって感
光性シート12を吸着保持し、伸縮ロッド86Aを引き
込んだ状態で図1の想像線位置へ回動するようになって
いる。
【0053】この想像線位置には、ガイド板90及びロ
ーラ対92が配設され、さらに下流側にはローラ対94
が配設されている。
【0054】このため、エアシリンダ86が図1の想像
線位置に至った後、吸盤88による感光性シート12の
吸着を解除すると、感光性シート12は、ガイド板90
に支持案内され、ローラ対92、94に挟持されて取出
トレイ96へと送り出される。
【0055】図1に示される如く、第2のドラム72の
周面に対応してロータリエンコーダ98が配設されてい
る。このロータリエンコーダ98は、第2のドラム72
と同期して回転する白黒のバーが交互に配色された回転
板(図示省略)と、この回転板の回転を読取るセンサ部
98Aとで構成され、センサ部98Aでは第2のドラム
72の回転をパルス波形によって読取るようになってい
る。
【0056】第2のドラム72の周面の一部には、切欠
部99が形成され、この切欠部99の底部からは、ピン
99Aが突出している。
【0057】この切欠部99は、所定位置(図1の位
置)に位置する状態でガイド板100と対応されるよう
になっている。
【0058】ガイド板100は、受像シート76が1枚
宛に載置されるトレイ102から、受像シート76を第
2のドラム72へ受け渡す役目を有している。
【0059】トレイ102は、複数段(本実施例では5
段)が縦に並べられており、受像シート76はカラープ
ルーフの必要枚数分それぞれのトレ102に1枚づつ収
容載置されるようになっている。
【0060】各トレイ102は、昇降ユニット104に
取付けられている。昇降ユニット104は、トレイ10
2を支持するブロック106とこのブロック106を上
下に貫通し螺合されており雄ねじが形成されたロッド1
08とで構成されており、ロッド108が回転すること
により、ブロック106を昇降させ、所望のトレイ10
2を所定の高さ位置に位置決めすることができる。
【0061】各トレイ102は、ブロック106に対し
て水平移動可能となっており、前記所定の高さ位置に位
置決めされると、ローラ115により図1の左方向へ移
動しガイド板100と対向するようになっている。
【0062】移動したトレイ102の先端部上方には、
吸盤110が待機している。この吸盤110は、エアシ
リンダ112のロッド112Aの先端に取付けられてお
り、ロッド112Aの伸長時にトレイ102上の受像シ
ート76と密着し吸着することができるようになってい
る。エアシリンダ112は、ブラケット114に設けら
れた長孔114Aに図示しないピンが案内されることに
より支持されており、長孔114Aに沿って移動可能と
なっている。このため、受像シート76を吸着した状態
でエアシリンダ112が図1の左方向へ移動することに
より、受像シート76の先端を第2のドラム72の切欠
部99へ送り込み、ピン99Aを受像シート76の先端
に設けたレジスト孔へ挿入することができるように受像
シート76を移動する。また、逆に第2のドラム72か
らトレイ102へ受像シート76を戻す場合には、吸盤
110で受像シート76の後端を吸着して突出されたト
レイ102上へ搬送し、その後、ローラ115によって
トレイ102方向へ搬送すればよい。なお、トレイ10
2の先端は串型とされており、串型ローラ115との干
渉は防止されている。
【0063】第2のドラム72の下方には、カラープル
ーフ用紙搬送ユニット116が配設されている。
【0064】カラープルーフ用紙搬送ユニット116
は、カラープルーフ用紙118を載置する載置台120
を備えている。載置台120の上面には、ゴムシート1
22が敷設されている。この載置台120の上でカラー
プルーフ用紙118は、載置台120に形成された段差
部(低位部)124のピン126(共に後述)によって
位置決めされ、例えば、カラープルーフ用紙118をロ
ーラやブラシで載置台120との間の空気をスクイズし
て排出した後にカラープルーフ用紙118の周縁部を吸
引して固定することにより、カラープルーフ用紙118
を載置台120へ密着させることができる。このカラー
プルーフ用紙118が載置される載置台120は図示し
ない加熱手段により加熱されている。
【0065】載置台120は、移動台128にエアシリ
ンダ130を介して支持されている。すなわち、通常は
エアシリンダ130の伸縮ロッド130Aに取付けられ
た圧縮コイルばね132の付勢力で伸縮ロッド130A
が伸長した状態で載置台120を支持している。
【0066】ここで、エアシリンダ130を作動させる
と、伸縮ロッド130Aが圧縮コイルばね132の付勢
力に抗して引込み、載置台120の高さ位置を下げるこ
とができる。
【0067】移動台128は、一対のガイドレール13
4(図1では一方のみを図示)に案内され、第2のドラ
ム72の接線方向に図1の左右方向へ移動可能となって
いる。
【0068】移動台128の中央部には、駆動モータ1
36が取付けられ、その駆動軸は移動台128を貫通し
て、下面へ突出している。突出先端には、ピニオンギヤ
138が取付けられ、前記ガイドレール134と平行に
配設されたラック140に噛み合っている。これによ
り、移動台128は、駆動モータ136の駆動力によっ
て、ガイドレール134に沿って移動する。
【0069】載置台120の搬送方向先端部(図1の右
側端部)は、肉厚寸法が小さい段差部124が設けら
れ、この段差部124にピン126が形成されている。
このピン126には、カラープルーフ用紙118に設け
られた位置決め用の孔に挿入されるようになっており、
このピン126によって位置決めされた状態で、カラー
プルーフ用紙118が第2のドラム72へ接近する。
【0070】ここで、第2のドラム72の回転と移動台
78の移動とは同期が取られており、第2のドラム72
に巻き付けられた受像シート76の先端とカラープルー
フ用紙118の先端とを一致させて重ね合わされる構成
となっている。このとき、エアシリンダ130の伸縮ロ
ッド130Aに取付けられた圧縮コイルばね132の付
勢力によって重ね合わされた受像シート76とカラープ
ルーフ用紙118とには所定の圧力が加えられるように
なっており、受像シート76の画像がカラープルーフ用
紙118へ転写される構成となっている。
【0071】また、移動台128は、往復移動すること
になるが、この往復動作の復路時には、エアシリンダ1
30が作動して載置台120を下げるため、載置台12
0と第2のドラム72との接触はない。また、移動台1
28の移動軌跡に対応する位置には、センサ142、1
44、146が配設され、それぞれ移動台128の初期
位置、待機位置及び取出位置とされている。これによ
り、移動台128を前記各位置に停止させることができ
る。
【0072】以下に本実施例の作用を図2のフローチャ
ートに従い説明する。まず、ステップ200では、各駆
動系を原位置に設定し、ステップ202へ移行して感光
性シート12の取出し及び第1のドラム30への装填を
行う。
【0073】すなわち、半月ローラ20を1回転するこ
とによって最上層の感光性シート12が送り出され、感
光性シート12の先端がローラ対24に挟持される。こ
の状態で、ローラ対24を駆動させることにより、感光
性シート12をガイド板22に沿って移動させる。ここ
で、感光性シート12の先端をセンサ28によって検出
すると、エアシリンダ42のロッド42Aを伸長し、吸
盤44で感光性シート12を吸着し、引き込む。エアシ
リンダ42が長孔40Aに沿って図1の右方向へ移動さ
せ、感光性シート12の先端を第1のドラム30の切欠
部36と対応させる。この状態で、ロッド42Aを伸長
し、かつ吸着を解除することにより、ピン36Aが感光
性シート12の孔に挿入され、位置決めすることができ
る。位置決め後は、第1のドラム30を図1の時計方向
へ回転することにより、この回転に伴って感光性シート
12は第1のドラム30の周面に巻き付けられる。
【0074】次のステップ204では、インキシート4
6を選択し、スタンバイさせる。すなわち、各色のイン
キシート46はロール状に収容部48に収容されてお
り、それぞれの最外層の先端部が引き出されて、ローラ
対54に挟持されている。この場合、前回使用されたイ
ンキシート46がスタンバイ状態となっている場合は、
カッタユニット63を作動してカットし、ローラ対60
を逆転させて、入口側センサ56で先端部を検出するま
で巻き戻す。これにより、センサ56によって各インキ
シート46の先端が検出され、ガイドユニット58の入
口側で待機される。
【0075】所定の色(最初はK(ブラック))のイン
キシート46が選択されると、先端されたインキシート
46の先端がローラ対54によって駆動され、ガイドユ
ニット58に案内されて、出口側ローラ対60へ挟持さ
れ、センサ62により先端が検出されると、一旦停止す
る。その後、所定のタイミングでこのローラ対60によ
ってさらに搬送され、加熱・加圧ドラム64に沿って、
ガイド板65に案内されて、巻取軸70へと至り、図示
しない自動係止機構によって係止される。これにより、
インキシート46のスタンバイ状態となる。
【0076】次のステップ206では、第1のドラム3
0の回転角度が所定角度となったか否かが判断され、肯
定判定されるとステップ208へ移行して、インキ転写
が行われる。
【0077】すなわち、第1のドラム30が回転してい
る状態で、加熱・加圧ドラム64を第1のドラム30と
密着する方向へ移動させる。これにより、感光性シート
12とインキシート46が所定の圧力で密着し、所定の
温度が付与されることにより、インキを感光性シート1
2へ転写することができる。このとき、インキシート4
6と感光性シート12の各搬送速度を等しくすることが
好ましい。インキの転写が終了すると、加熱・加圧ドラ
ム64を第1のドラム30から離反させ、インキシート
46と感光性シート12とを引き離す。
【0078】次のステップ210では、受像シート76
の取出し及び第2のドラム72への装填が行われる。
【0079】すなわち、選択された受像シート76のト
レイ102を選択し、所定の位置に位置決めする。これ
は、ロッド108を回転することによって、ブロック1
06が昇降されるため、容易に所望のトレイ102を所
定の高さ位置へ位置決めすることができる。
【0080】位置決めされたトレイ120をガイド板1
00方向へ突出させ、エアシリンダ112のロッド11
2Aを伸長させることにより、吸盤110で受像シート
76を吸着し、引き込む。エアシリンダ112を長孔1
14Aに沿って図1の左方向へ移動させ、受像シート7
6の先端を第2のドラム72の切欠部99と対応させ
る。この状態で、ロッド112Aを伸長し、かつ吸着を
解除することにより、ピン99Aが受像シート76の孔
に挿入され、位置決めすることができる。位置決め後
は、第2のドラム72を図1の反時計方向へ回転するこ
とにより、この回転に伴って受像シート76は第2のド
ラム72の周面に巻き付けられる。
【0081】次のステップ212では、第1のドラム3
0及び第2のドラム72が所定の回転角度位置となった
否かが判断され、肯定判定されるとステップ214へ移
行して感光性シート12から受像シート76への画像の
転写(単一色の画像の転写)が行われる。
【0082】すなわち、第2のドラム72を第1のドラ
ム30と接近する方向へ移動させ、第1のドラム30と
第2のドラム72とを密着させる。この状態で、第1の
ドラム30と第2のドラム72との間の感光性シート1
2と受像シート76には所定の圧力、所定の温度が付与
されるため、インキが感光性シート12から受像シート
76へ転移して、画像が転写される。画像転写後は、第
2のドラム72を第1のドラム30から離れる。
【0083】次のステップ216では、予め定められた
受像シート76の枚数分の単一色の画像の転写が終了し
たか否かが判断され、否定判定の場合は、ステップ21
8へ移行して受像シート76をトレイ102へ戻す作業
が行われる。
【0084】すなわち、第2のドラム72を逆転させ
て、受像シート76の後端部がガイド板100と対応す
る位置に位置決めする。この状態で、長孔114Aの図
1の左端に位置するエアシリンダ112のロッド112
Aを伸長させて、吸盤110で受像シート76の後端を
吸着し、引き込む。次いで、エアシリンダ112を長孔
114Aの図1の右端へ移動させて、吸着を解除するこ
とにより、ガイド板100方向へ突出待機しているトレ
イ102上の受像シート76の後端を載置することがで
きる。トレイ102の先端は串型とされ、この受像シー
ト76の載置される部位にローラ115が配置されてい
るため、このローラ115を回転(図1の時計方向回
転)させることにより、受像シート76をトレイ102
へと送り込むことができる。受像シート76が完全にト
レイ102に送り込まれた時点でトレイ102を元の位
置に戻すことにより、受像シート76の戻し作業は終了
する。
【0085】ステップ218で受像シート76の戻し作
業が終了すると、ステップ206へ移行して上記工程を
繰り返す。
【0086】また、ステップ216において、肯定判
定、すなわち所定枚数の受像シート76への単一色の画
像転写が終了したと判断された場合は、ステップ220
へ移行して4色全て受像シート76へ転写したか否かが
判断される。ここで、否定判定されると、ステップ22
2へ移行して感光性シート12を第1のドラム30から
剥離する作業が行われる。
【0087】すなわち、第1のドラム30を回転させ、
所定の位置(エアシリンダ86の配置位置)へ来た時点
で一時停止し、ロッド86Aを伸長して吸盤88で感光
性シート12の先端部を吸着し、引き込む。次いで、第
1のドラム30の回転を再開させると同時に軸84を中
心にエアシリンダ86を回転させ、図1の想像線位置へ
移動させる。これにより、感光性シート12はローラ対
92に挟持され、第1のドラム30の回転及びローラ対
92の回転に伴ってガイド板90上を移動し、ローラ対
94に挟持搬送されることにより、取出トレイ96へと
排出される。以上により、感光性シート12の剥離作業
は終了し、ステップ222からステップ202へ戻り、
次の感光性シート12を第1のドラム30へ巻き付ける
べく、上記肯定を繰り返す。
【0088】また、ステップ220で肯定判定された場
合は、ステップ224へ移行して、カラープルーフ用紙
118への画像の転写が行われる。
【0089】カラープルーフ転写作業では、まず、受像
シート76を第2のドラム72へ装填し(ステップ21
0と同様の処理)、第2のドラム72を所定の回転角度
位置となるまで回転させる。これと同時にセンサ142
によって初期位置に待機しているカラープルーフ搬送ユ
ニット116をモータ136を駆動させて移動台128
をガイドレール134に沿って移動させる。このカラー
プルーフ搬送ユニット116の載置台120にはカラー
プルーフ用紙118が位置決めされ、載置されている。
【0090】移動台128がセンサ144によって検出
され、待機位置となり、第2のドラム72が所定の角度
位置となると、これらは同期して駆動される。これによ
り、受像シート76とカラープルーフ用紙118とが密
着し、画像の転写が行われる。移動台128がセンサ1
46によって検出され、取出位置へと至ると、載置台1
20上のカラープルーフ用紙が取り出され、初期位置へ
戻る。このとき、エアシリンダ130が作動して載置台
120を下降させるため、移動台128の戻り時に載置
台120と第2のドラム72との干渉はない。
【0091】ここで、所定枚数が終了していない場合に
は、受像シート76を元のトレイ102へ戻し(ステッ
プ218と同様の処理)、次のトレイ102から受像シ
ート76を取出して、第2のドラム72へ巻き付ける。
これと共に、載置台120へ新たなカラープルーフ用紙
118を位置決め載置し、上記カラープルーフ転写作業
を繰り返す。
【0092】予めセットされた受像シート枚数分のカラ
ープルーフが作成されると、処理は終了する。
【0093】このように、本実施例では、感光性シート
12へのインキの転写から、受像シート76への各色毎
の転写並びに受像シート76からカラープルーフ用紙1
18への画像の転写を一連の動作で行うことができるた
め、作業性がよい。
【0094】また、感光性シート12を何度も利用する
ことができ、カラープルーフ1枚毎に画像露光又は露光
及び現像処理をする必要がないので、作業効率が向上す
る。さらに、インキシート46を用い、自動搬送して感
光性シート12へインキを転写するため、オペレータの
手が汚れる等の不具合がなく、インキボトル等を使用す
る場合に比べ、メンテナンス性も向上する。
【0095】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像形成
方法は、各色毎に1回の露光又は露光及び現像処理を行
うだけで、画像形成材料(感光材料)を繰り返し使用で
きるため、単一の原版から複数枚のカラープルーフを作
成することができ、複数枚のカラープルーフ作成のため
の時間を短縮すると共に、各用紙を所定位置にセットす
る手間を省くことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る画像形成装置の概略構成図であ
る。
【図2】制御フローチャートである。
【符号の説明】
10 画像形成装置 12 感光性シート(画像形成材料) 12 トレイ 30 第1のドラム 46 インキシート 64 加熱・加圧ドラム 72 第2のドラム 76 受像シート(受像材料) 102 トレイ 118 カラープルーフ用紙 128 移動台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色分解原稿をマスクとして活性光線によ
    って露光、又は該露光後の現像処理によって前記色分解
    原稿に応じたインキ受容性部とインキ非受容性部とが形
    成された画像形成材料と、支持体に色分解原稿に対応す
    る色のインキ層が設けられた長尺状のインキシートとを
    重ねて画像形成材料へインキシートからインキを転写す
    る工程を、各色分解原稿について順次1つの受像材料へ
    転写して、多色画像を形成する画像形成方法であって、 画像形成材料を所定箇所から取り出して、第1のドラム
    の周面に巻き付けた後に、画像形成材料に対応するイン
    キシートを第1のドラムに密着させることにより、イン
    キを画像形成材料のインキ受容性部へ転写する第1の工
    程と、 前記第1の工程に対して所定のタイミングで、受像材料
    を所定の収容部から取り出して、第2のドラムの周面に
    巻き付け、第1の工程でインキが転写された画像形成材
    料を巻き付けた状態の第1のドラムと密着させることに
    より、画像形成材料のインキを受像材料へ転写した後
    に、この受像材料を前記収容部へ戻す第2の工程と、 前記第2の工程を予めそれぞれの収容部に収容された複
    数の受像材料のそれぞれについて行う第3の工程と、 他の画像形成材料について前記第1の工程を実施し、前
    記第2又は第3の工程の受像材料に対し、前記第2又は
    第3の工程を実施する第4の工程と、 前記第4の工程が終了した受像材料を1つづつ前記所定
    の収容部から取出して第2のドラムに巻き付け、この第
    2のドラムの回転に同期させて、所定の用紙を載置した
    載置台を前記第2のドラムの接線方向に移動させること
    により、受像材料のインキを前記用紙へ転写することを
    それぞれの受像材料について行う第5の工程と、 を有することを特徴とした画像形成方法。
JP9619193A 1993-04-22 1993-04-22 画像形成方法 Pending JPH06305113A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102658717A (zh) * 2012-04-17 2012-09-12 苏州合美硕触控技术有限公司 多道印刷生产装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102658717A (zh) * 2012-04-17 2012-09-12 苏州合美硕触控技术有限公司 多道印刷生产装置

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