JPH0630507U - 建設機械の油圧回路遮断装置 - Google Patents

建設機械の油圧回路遮断装置

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JPH0630507U
JPH0630507U JP6597492U JP6597492U JPH0630507U JP H0630507 U JPH0630507 U JP H0630507U JP 6597492 U JP6597492 U JP 6597492U JP 6597492 U JP6597492 U JP 6597492U JP H0630507 U JPH0630507 U JP H0630507U
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JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic circuit
cockpit
operator
solenoid valve
light receiving
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Pending
Application number
JP6597492U
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English (en)
Inventor
浩之 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設機械の操縦席へオペレータが乗り降りす
る際に、自動的に油圧回路の開通及び遮断を行って、安
全性を確保する。 【構成】 操縦席11の左右に光センサーの発光部15
と受光部16を設け、左右の光センサー15,16をセ
ンサー用アンプ19に接続する。光センサーの発光部1
5と受光部16との間に遮蔽物がないときは、センサー
用アンプ19が油圧回路のシャットオフ用電磁弁21を
閉止し、油圧ポンプ23の吐出油を遮断する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建設機械の油圧回路に関するものであり、特に、シャットオフ用電磁 弁によって油圧ポンプの吐出油を遮断する油圧回路遮断装置に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来の建設機械の油圧回路遮断装置を図3に示す。パイロット油圧ポンプ1の 吐出油路にシャットオフ用電磁弁2を設け、該シャットオフ用電磁弁2のソレノ イド3がオフのときは、スプールが2aの位置にあって開放状態となり、パイロ ット油圧ポンプ1の吐出油は該シャットオフ用電磁弁2を通過して油圧回路のパ イロット弁(図示せず)へ導出される。
【0003】 そして、手動スイッチ4をオンにしたときは、電源部5からソレノイド3へ通 電されてスプールが2aから2bの位置へ切り替わる。従って、パイロット油圧 ポンプ1の吐出油が遮断されるとともに、油圧回路のパイロット弁のパイロット 油もタンク6へ戻り、油圧回路は作動しなくなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の建設機械の油圧回路遮断装置では、オペレータが手動スイッチ4を操作 しなければシャットオフ用電磁弁2が作動せず、油圧回路の遮断が行われない。 このため、オペレータは操縦席への乗り降りの都度、手動スイッチ4を操作しな ければならず、オペレータが手動スイッチ4の操作を忘れたときに、偶然他の者 が操作レバーに手を触れた場合には、油圧回路が作動して機械が誤動作し、大き な事故を引き起こすことがある。
【0005】 そこで、オペレータが操縦席への乗り降りの際に自動的に油圧回路の遮断及び 接続を行い、オペレータが降りている際の建設機械の誤動作を防止して、安全性 を確保するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案はこの課 題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために提案されたものであり、建設機械の操縦席 の左右に光センサーの発光部と受光部を対峙して設け、左右の光センサーをセン サー用アンプに接続し、前記光センサーの発光部と受光部との間に遮蔽物がない ときは、該センサー用アンプが油圧回路のシャットオフ用電磁弁のソレノイドに 作用してシャットオフ用電磁弁が閉止状態になり、油圧ポンプの吐出油を遮断し て油圧回路に導出しないように構成した建設機械の油圧回路遮断装置を提供する ものである。
【0007】
【作用】
オペレータが操縦席に戻ったときは、左右の光センサーの発光部と受光部との 間にオペレータの体が位置し、発光部からの発光が遮断されて発光部には届かな い。然るときは、センサー用アンプが油圧回路のシャットオフ用電磁弁を開放状 態にし、油圧ポンプの吐出油が油圧回路へ導出される。
【0008】 ここで、建設作業を止めてオペレータが操縦席から降りたときは、左右の光セ ンサーの発光部からの発光が受光部へ到達する。然るときは、センサー用アンプ が前記シャットオフ用電磁弁のソレノイドに作用してシャットオフ用電磁弁が閉 止状態になり、油圧ポンプの吐出油が遮断されて油圧回路へ導出しない。 従って、オペレータが操縦席に座っていないときは、自動的に建設機械の油圧 回路が遮断される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1及び図2に従って詳述する。図1は建設機械の 操縦席11へオペレータ12が座っている状態を示したものであり、操縦席11 の左右には操作レバー13,14が設けられている。そして、オペレータ12の 膝部位近傍の操縦席11の左右に光センサーの発光部15と受光部16とを設け 、ケーブル17及び18にてセンサー用アンプ19へ接続する。
【0010】 ここで、オペレータ12が建設作業中で、操縦席11に座って操作レバー13 ,14を操作している場合は、光センサーの発光部15からの発光がオペレータ の膝部で遮蔽されて受光部16へ届かない。然るときは、センサー用アンプ19 の作用により電源部20からの電源をシャットオフ用電磁弁21のソレノイド2 2へ供給し、該ソレノイド22をオンにすることによってスプールが開放位置2 1aへ移動し、パイロット油圧ポンプ23の吐出油が油圧回路のパイロット弁( 図示せず)へ導出される。
【0011】 一方、オペレータ12が建設作業を止め、操縦席11から立ち上がって機体か ら降りた場合は、光センサーの発光部15からの発光が受光部16へ到達する。 然るときは、センサー用アンプ19の作用により電源部20からの電源がセンサ ー用アンプ19で遮断され、シャットオフ用電磁弁21のソレノイド22へ通電 されない。従って、ばね24の押圧力によりスプールが閉止位置21bへ移動し 、パイロット油圧ポンプ23の吐出油が遮断されるとともに、油圧回路のパイロ ット弁へパイロット油が供給されず、油圧回路は停止状態となる。
【0012】 斯くして、オペレータが操縦席への乗り降りを行う都度、シャットオフ用電磁 弁が開閉して、油圧回路が自動的に操作可能又は操作不能となり、オペレータが いないときの機械の誤動作を防止できる。 尚、本考案は、本考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、 そして、本考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上記一実施例に詳述したように、操縦席の左右に設けた光センサーに よってオペレータの存在の有無を検出し、オペレータがいないと認識した場合は センサー用アンプがシャットオフ用電磁弁のソレノイドに作用して油圧ポンプの 吐出油を遮断する。
【0014】 依って、オペレータが操縦席へ乗り降りする都度手動スイッチの操作をする手 間が不要となり、自動的に油圧回路を遮断して機械の誤動作を防止し、操作性並 びに安全性の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す建設機械の油圧回路遮
断装置であり、オペレータが操縦席に座った状態の説明
図。
【図2】本考案の一実施例を示す建設機械の油圧回路遮
断装置であり、オペレータが操縦席から離れた状態の説
明図。
【図3】従来の建設機械の油圧回路遮断装置の説明図。
【符号の説明】
11 操縦席 12 オペレータ 15 光センサーの発光部 16 光センサーの受光部 19 センサー用アンプ 20 電源部 21 シャットオフ用電磁弁 22 ソレノイド 23 パイロット油圧ポンプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の操縦席の左右に光センサーの
    発光部と受光部を対峙して設け、左右の光センサーをセ
    ンサー用アンプに接続し、前記光センサーの発光部と受
    光部との間に遮蔽物がないときは、該センサー用アンプ
    が油圧回路のシャットオフ用電磁弁のソレノイドに作用
    してシャットオフ用電磁弁が閉止状態になり、油圧ポン
    プの吐出油を遮断して油圧回路に導出しないように構成
    したことを特徴とする建設機械の油圧回路遮断装置。
JP6597492U 1992-09-22 1992-09-22 建設機械の油圧回路遮断装置 Pending JPH0630507U (ja)

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JP6597492U JPH0630507U (ja) 1992-09-22 1992-09-22 建設機械の油圧回路遮断装置

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JP6597492U JPH0630507U (ja) 1992-09-22 1992-09-22 建設機械の油圧回路遮断装置

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JPH0630507U true JPH0630507U (ja) 1994-04-22

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