JP2935330B2 - 建設機械の安全装置 - Google Patents

建設機械の安全装置

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JP2935330B2
JP2935330B2 JP18786693A JP18786693A JP2935330B2 JP 2935330 B2 JP2935330 B2 JP 2935330B2 JP 18786693 A JP18786693 A JP 18786693A JP 18786693 A JP18786693 A JP 18786693A JP 2935330 B2 JP2935330 B2 JP 2935330B2
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JP
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photoelectric sensor
signal
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valve
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塚本浩之
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SUMITOMO KENKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設機械の安全装置に関
するものであり、特に、光電センサを用いた建設機械の
安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、此種建設機械の安全装置を図4に
従って説明する。同図に於いて1はパイロットポンプで
あり、2はタンクである。該パイロットポンプ1の作動
油は電磁弁3を通過して、油圧アクチュエータを操作す
るパイロット弁(図示せず)へ導出される。該電磁弁3
はコントローラ4に接続されており、シャットオフスイ
ッチ5のオン・オフにより該コントローラ4から該電磁
弁3を開閉する信号が出力される。同図は該電磁弁3が
開放されて、パイロットポンプ1からの作動油がパイロ
ット弁へ導出されており、油圧アクチュエータが操作可
能な状態を示している。
【0003】一方、前記シャットオフスイッチ5をオペ
レータが手動でオンすれば、前記コントローラ4を介し
て前記電磁弁3に電流が通電され、該電磁弁3が閉止さ
れる。従って、前記パイロットポンプ1からの作動油が
遮断され、前記パイロット弁へ作動油が導出されなくな
り、油圧アクチュエータの操作が不能な状態となる。而
して、前記シャットオフスイッチ5をオンしておくこと
により、オペレータが操縦席への乗降に際して誤って油
圧アクチュエータの操作レバーに接触した場合でも、前
記電磁弁3が閉止されているため、機械が誤動作するこ
とを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、オペレータが
手動でシャットオフスイッチ5をオン操作することによ
って安全装置が作動するが、該シャットオフスイッチ5
のオン操作をすることが面倒であるため、該オン操作を
なすことなく操縦席への乗降を繰り返すことがある。然
るときは、誤って油圧アクチュエータの操作レバーに接
触した場合には、機械が誤動作して事故を惹起せられる
ようなことがある。
【0005】そこで、オペレータが乗降する際に、スイ
ッチ操作をせずして安全装置が作動するようにし、機械
の誤動作を防止して安全性を向上するために解決せらる
べき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題
を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案するものであり、油圧ショベル等の建設
機械に於いて、パイロット弁への油路を開閉する電磁弁
を設け、該電磁弁を制御するコントローラを設けるとと
もに、キャビンの出入口近傍に光電センサを配設し、該
光電センサを前記コントローラに接続し、前記光電セン
サが障害物を検出したときは、コントローラから前記電
磁弁を閉止する信号を継続して出力し、リセットスイッ
チの操作により該信号を解除するようにした建設機械の
安全装置を提供するものである。
【0007】
【作用】オペレータが乗降の際に光電センサ近傍を通過
したときには、コントローラに信号が送信され、障害物
が通過したことをコントローラが認識して、該コントロ
ーラから電磁弁を閉止する信号が継続して出力される。
斯くして、該電磁弁は該信号によって閉止され、パイロ
ット弁への油路が遮断されて、油圧アクチュエータの操
作が不能な状態となる。従ってオペレータが乗降する際
に、操作レバー等に接触しても機械が誤動作することが
ない。
【0008】又、前記コントローラからの閉止信号はリ
セットスイッチの操作により解除される。依って、オペ
レータが安全を確認した後に、該リセットスイッチを操
作することによって元の状態に復帰する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3に従
って詳述する。図1は建設機械の一例としてパワーショ
ベルを示し、機体11の下部にクローラ等の走行体12
を設け、前記機体11の上部にキャビン13及びウエイ
ト14等から成る旋回体15を設けてある。又、前記キ
ャビン13の側部には掘削装置16のブームを取付けて
ある。17はキャビン13のドアであり、該ドア17の
内側部の出入口付近に透過型の光電センサの発光部18
aと受光部18bとを設ける。
【0010】図2は回路図を示し、前記光電センサの前
記発光部18aと前記受光部18bは光電センサ用アン
プ19を介してコントローラ20に接続されている。2
1は電磁弁であり、前記コントローラ20からの信号に
より開閉され、パイロットポンプ22から油圧アクチュ
エータを操作するパイロット弁(図示せず)へ導出され
る作動油を遮断できるようにしてある。前記コントロー
ラ20から前記電磁弁21を閉止する信号はリセットス
イッチ23の操作によって解除される。尚、24はタン
クである。
【0011】同図は前記コントローラ20から電磁弁2
1を閉止する信号が出力されず、スプールが21bに位
置した状態を示し、前記電磁弁21が開放されて前記パ
イロットポンプ22からの作動油がパイロット弁(図示
せず)へ導出されており、油圧アクチュエータが操作可
能な状態を示している。而して、図3に示す如く、オペ
レータ25が作業を終了してキャビンから降りようとす
る際に、オペレータ25が前記光電センサの発光部18
aと受光部18b間を通過したときには、光電センサの
前記発光部18aから出力された光線が遮断される。然
るときは、前記光電センサ用アンプ19よりコントロー
ラ20に信号が送信され、障害物が通過したことを該コ
ントローラ20が認識して該コントローラ20から前記
電磁弁21を閉止する信号が出力される。そして、該電
磁弁21が作動してスプールが21bの位置から21a
の位置に切替えられて、前記パイロットポンプ22から
の作動油が遮断される。
【0012】依って、該パイロットポンプ22からの作
動油がパイロット弁へ導出されなくなり、油圧アクチュ
エータの操作が不能な状態となる。斯くして、オペレー
タ25が操縦席への乗降に際し、誤って油圧アクチュエ
ータの操作レバーに接触した場合でも、機械が誤動作す
ることがなくなる。ここで、オペレータ25が前記光電
センサの前記発光部18aと前記受光部18bとの間を
通過した後は、前記コントローラ20から電磁弁21を
閉止する信号が継続して出力される。該コントローラ2
0からの閉止信号は、前記リセットスイッチ23の操作
により解除することができる。従って、オペレータ25
が安全を確認した後に該リセットスイッチ23を操作す
ることによって、元の状態に復帰する。
【0013】尚、本発明の一実施例では透過型の光電セ
ンサを使用したが、反射型の光電センサ等を使用しても
良い。尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種
々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変さ
れたものに及ぶことは当然である。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記一実施例にて詳述せる如
く、光電センサを用いてオペレータの乗降を検出し、電
磁弁を閉止して油圧アクチュエータの操作が不能な状態
とするため、従来のようにオペレータの乗降の都度スイ
ッチを操作する必要がない。従ってスイッチ操作の煩雑
さが解消され、確実に機械の誤動作を防止でき、建設機
械の安全性を向上できる等諸種の効果を奏する発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面図。
【図2】本発明の一実施例の回路図。
【図3】本発明の一実施例の回路図。
【図4】従来の建設機械の安全装置の回路図。
【符号の説明】
13 キャビン 18a 光電センサの発光部 18b 光電センサの受光部 20 コントローラ 21 電磁弁 23 リセットスイッチ 25 オペレータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ショベル等の建設機械に於いて、パ
    イロット弁への油路を開閉する電磁弁を設け、該電磁弁
    を制御するコントローラを設けるとともに、キャビンの
    出入口近傍に光電センサを配設し、該光電センサを前記
    コントローラに接続し、前記光電センサが障害物を検出
    したときは、コントローラから前記電磁弁を閉止する信
    号を継続して出力し、リセットスイッチの操作により該
    信号を解除するようにしたことを特徴とする建設機械の
    安全装置。
JP18786693A 1993-07-29 1993-07-29 建設機械の安全装置 Expired - Lifetime JP2935330B2 (ja)

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JPH0742200A JPH0742200A (ja) 1995-02-10
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