JPH05272154A - 作業機干渉防止装置およびその制御方法 - Google Patents

作業機干渉防止装置およびその制御方法

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JPH05272154A
JPH05272154A JP4100660A JP10066092A JPH05272154A JP H05272154 A JPH05272154 A JP H05272154A JP 4100660 A JP4100660 A JP 4100660A JP 10066092 A JP10066092 A JP 10066092A JP H05272154 A JPH05272154 A JP H05272154A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業機干渉防止装置において、荷こぼれを防
止でき、しかも停止させたい操作のみを停止させて、回
避操作も容易としたもの。 【構成】 運転室の前方側にオフセットした作業機4を
運転室に向かって屈曲しうるようにした掘削積込車両に
おいて、ブ−ム制御弁31 上げ側からブ−ム方向切換弁
11 上げ側に至る回路5途中にブ−ム上げ停止用電磁比
例弁6を、ア−ム制御弁32 掘削側からア−ム方向切換
弁12 掘削側に至る回路7途中にア−ム掘削停止用電磁
比例弁8を、オフセット制御弁左側からオフセット方向
切換弁左側に至る回路途中にオフセット左停止用電磁弁
をそれぞれ連結すると共に、作業機の各ポテンショ信号
101 ,102 ,103 を入力して運転室に対して作業
機が停止領域に近づいた時に出力信号を発するコントロ
−ラ9に、各電磁比例弁6,8及び電磁弁35を接続し
たもの。 【効果】 停止させたい操作のみを選択して停止させる
ことができるから回避操作も楽となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワ−ショベルのような
掘削積込み用車両において作業時、作業機の運転室への
干渉を防止する作業機干渉防止装置およびその制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】パワ−ショベルのような掘削積込み用車
両においては、一般に上部旋回体の上に左側に運転室、
右側にブ−ム、ア−ム、およびバケット等からなる作業
機が設けられている。そして作業時はブ−ムが上部旋回
体に対して起伏し、ブ−ムの先端に設けられたア−ムお
よびその先端のバケットが前後方向に回動するようにな
っており、同じく上部旋回体の上部に設けられた運転室
と干渉するようなことはない。ところが、車両の側方を
掘る場合には上述した作業機では掘ることができないた
めに図7(a)に側面を(b)に平面を示すように従来
のブ−ムを上下に分割して上側ブ−ム32を下側ブ−ム
31に対して左右方向にオフセットできるようにしたも
のがある。このような機構を持つ掘削積込み用車両にお
いては、上側ブ−ム31が運転室33側すなわち左側に
オフセットした場合、ア−ム34やバケット35の作業
範囲が運転室33と干渉する危険がある。このような干
渉を防止するために干渉領域に入った場合には自動的に
作業を停止させることが考えられている。すなわち、先
行技術として特開平2−256722号公報,特開平3
−233030号公報等があるが、その中で特開平2−
256722号公報は減速手段の信号により減速停止を
それぞれの方向切換弁でやるようになっており、また、
特開平3−233030号公報は図9に略図で示すよう
にパイロットポンプ36と、ブ−ム,ア−ムおよびオフ
セット用の方向切換弁をそれぞれのパイロット圧により
切換えるようにした制御弁37,38,39との間の回
路40に1個の電磁弁41を設け、この電磁弁41の0
N,0FF切換えにより干渉領域に入った作業機の作動
を停止させるようにしたものがある。さらに従来自動停
止させるには如何なる場合でも自動停止位置の手前から
同減速率で減速するようになっており、停止領域も幅広
い範囲の一つだけが設けられ、この範囲に入った場合は
すべて停止するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8の
ような装置の場合はコントロ−ル回路40の元圧をカッ
トするため、 電磁弁41の作動で全操作が停止する。
例えば、旋回との同時操作時等では旋回まで停止してし
まい、非常に作業性が悪い。 運転室に近づいてきた作
業機を停止領域で急に止めるために荷こぼれがひどく、
衝撃が大である。停止指令が出てから実際に止まるまで
のタイムラグによるオ−バランが大きくなり、エンジン
のスロ−・フルで停止距離が大きくバラツク欠点があ
る。 停止後の回避操作には回避ボタンが新たに必要で
あり、操作も面倒である等の問題がある。また、停止前
に減速を行っても充分な減速性能が得られないと、速く
操作した場合は減速し過ぎて速度が遅くなりすぎること
になり、ゆっくり操作した場合は停止領域に入ってしま
い減速が間に合わないと云う不具合があり、さらに停止
領域が一つだけの場合は電磁弁のゴミ詰まり等により、
停止指令が出ているにも拘らず、電磁弁が切換えられず
作業機が停止領域に入ってしまう危険性があった。
【0004】本発明はこれに鑑み、荷こぼれを防止で
き、しかも停止させたい操作のみを停止させて、回避操
作も容易とし、自動停止前の減速領域ではバケット刃先
速度に応じて減速率を変化させると共に、停止領域を2
重として安全性を図った作業機干渉防止装置およびその
制御方法を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図るこ
とを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の問題点を
解決する手段として本発明の請求項1は、所望のアクチ
ュエ−タに油圧を供給する方向切換弁の切換えを、パイ
ロットポンプからの油圧で行うパイロット圧制御弁を備
え、該制御弁の操作により、運転室の前方側にオフセッ
トした作業機を運転室に向かって屈曲しうるようにした
掘削積込車両において、ブ−ム制御弁上げ側からブ−ム
方向切換弁上げ側に至る回路途中にブ−ム上げ停止用電
磁比例弁を、ア−ム制御弁掘削側からア−ム方向切換弁
掘削側に至る回路途中にア−ム掘削停止用電磁比例弁
を、オフセット制御弁左側からオフセット方向切換弁左
側に至る回路途中にオフセット左停止用電磁弁をそれぞ
れ設けると共に、前記作業機の各ポテンショ信号を入力
して運転室に対して作業機の干渉を防止する停止領域に
近づいた時に出力信号を発するコントロ−ラに、前記各
電磁比例弁及び電磁弁を接続したことを特徴とし、請求
項2は請求項1において前記コントロ−ラで行うバケッ
ト刃先の移動速度が、設定された基準値よりも速い場合
にのみ前記電磁比例弁の指令電流をバケット刃先の運転
室に対する減速領域内で変化させて停止領域で停止させ
ると共に、停止領域から減速領域を経て自由領域に回避
する場合、前記電磁比例弁は、前記バケット刃先が自由
領域へ出るまでの間、減圧限界指令に保持されたままと
なるように制御される方法を特徴とし、請求項3は請求
項1において前記パイロットポンプとパイロット圧制御
弁に至るパイロット回路途中に、該制御弁の油圧をロッ
クする電磁弁を設け、バケット刃先の運転室に対する停
止領域内に緊急停止領域を設けると共に、該電磁弁を該
バケット刃先が緊急停止領域内に侵入した時、全操作の
緊急停止を指令する前記コントロ−ラに接続したことを
特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、請求項1では電磁比例弁及
び電磁弁を設けたために停止させたい操作のみを停止で
きるように選択して行うことができ、回避操作が楽にな
る。請求項2では減速領域でバケット刃先速度に応じて
減速率が変化できるから、ゆっくり操作した場合は減速
せず、速く操作した場合も充分減速できる。請求項3で
は停止領域内に緊急停止領域を設けたので、この領域で
は全操作を不能として作業機の作動をストップさせるこ
とができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明にかかる作業機干渉防止装置の
一実施例の回路図、図2は図1におけるバケット刃先の
減速状態を示すグラフ、図3は図2に対応する電磁比例
弁の指令電流の状態図、図4は図3の停止領域からの回
避する場合の電磁比例弁の指令電流の状態図、図5は本
発明の請求項2の自動停止前の減速領域における制御の
フロ−チャ−ト、図6は本発明の請求項3にかかる要部
の運転室回りの緊急停止領域を示し、(a)は側面図、
(b)は平面図、図7は操作レバーの操作と作業機の速
度の関係を示すグラフである。
【0008】以下、本発明の請求項1乃至3を図1乃至
図6に示す一実施例を参照して説明する。本発明の請求
項1にかかる作業機干渉防止装置は図1において図示し
ない所望のアクチュエ−タに油圧を供給する方向切換弁
11 ,12 ,13 ,… の切換えを、パイロットポンプ
2からの油圧で行うパイロット圧制御弁31 ,32 ,3
3 を備え、該制御弁の操作により、運転室の前方側にオ
フセットした作業機4を運転室に向かって屈曲しうるよ
うにした掘削積込車両において、ブ−ム制御弁31 上げ
側からブ−ム方向切換弁11 上げ側に至る回路5途中に
ブ−ム上げ停止用電磁比例弁6を、ア−ム制御弁32 掘
削側からア−ム方向切換弁12 掘削側に至る回路7途中
にア−ム掘削停止用電磁比例弁8を、オフセット制御弁
33左側からオフセット方向切換弁13左側に至る回路
途中にオフセット停止用電磁弁35をそれぞれ連結する
と共に、前記作業機の各ポテンショ信号101 ,102
,103 を入力して運転室に対して作業機が停止領域
に近づいた時に出力信号を発するコントロ−ラ9に、前
記各電磁比例弁6,8及び電磁弁35を接続したもので
構成されている。
【0009】前記パイロット圧制御弁31 はブ−ム用で
右操作レバ−11により、制御弁32 はア−ム用で左操
作レバ−12によりそれぞれ操作され、また、制御弁3
3 はオフセット用で操作ペダル13により操作される。
これら制御弁31 ,32 ,33 はそれぞれブ−ム方向切
換弁11 ,ア−ム方向切換弁12 ,オフセット方向切換
弁13 の各左右端にパイロット回路5,7,14,1
5,16,17により連結されている。さらに前記各方
向切換弁11 ,12 は主ポンプ18,19から,方向切
換弁13 は主ポンプ20からそれぞれ主回路21,2
2,23を通して吐出油が供給されるようになってい
る。前記コントロ−ラ9は作業機の作動時にブ−ム24
の支点部に設けたポテンショ信号101 ,ア−ム25の
支点部に設けたポテンショ信号102 ,オフセットブ−
ム26の支点部に設けたポテンショ信号103 を入力す
るようになっており、作業機が作動して運転室との間に
予め設定した停止領域(図示せず)に入る恐れのある場
合にはこれを回避されるための出力信号を発するように
なっている。このために前記ブ−ム制御弁31 からブ−
ム方向切換弁11 上げ側に至る回路5途中にはブ−ム上
げ停止用電磁比例弁6が、ア−ム制御弁32 からア−ム
方向切換弁12 掘削側に至る回路7途中にはア−ム掘削
停止用電磁比例弁8がそれぞれ介在され、各電磁比例弁
6,8は前記コントロ−ラ9からの出力信号を受ける
と、電流の大きさに比例して作動するようになってい
る。また、オフセット制御弁33からオフセット方向切
換弁13左側に至る回路16途中には電磁弁35が介在
され、電磁弁35は前記コントロ−ラ9からの出力信号
により閉塞する。この電磁比例弁6,8は停止ショック
を低減して荷こぼれを防止すると共に、停止位置のバラ
ツキを少なくするもので、スピ−ドに応じて絞り量を加
減でき、速いときには絞りを大きくして流れる面積を少
なくしている。なお、前記各制御弁31 ,32 ,33 と
パイロットポンプ2との間の回路27途中には油圧ロッ
ク電磁弁28が設けられ、この弁28は前記コントロ−
ラ9から出力信号を受けると回路27を遮断するように
作動するようになっている。図中、29はバケットであ
る。
【0010】つぎに作用を説明する。右操作レバ−11
および左操作レバ−12によりブ−ム制御弁31 を上げ
に、ア−ム制御弁32 を掘削側に操作して作業機を作動
させ、作動中にバケット29刃先が運転室との減速領域
から停止領域に接近したとき、コントロ−ラ9はこれを
検知して電磁比例弁6,8の両方に信号を出力する。
今、両方が信号を受けたとすると、電磁比例弁6,8は
それぞれの方向切換弁11 ,12 の回路5,7の圧力を
下げるように作動する。したがって図7に示すように操
作レバーが作業機の移動速度を速くなるようにしていて
も作業機の移動速度が遅くなり、これによりゆっくり停
止領域で停止することができるから、荷こぼれが少なく
なり干渉も防止できる。また、操作レバーがコントロ−
ラ9の作業機移動速度より遅い移動速度で移動するよう
に操作していれば操作レバーが操作している移動速度で
移動するし、また作業機の移動を停止させることもでき
る。この状態から制御弁31 をブ−ム下げ、または制御
弁32 をア−ムダンプに操作すればバケット29刃先は
干渉領域から遠ざかる方向となるから、電磁比例弁6,
8の絞りは解除される。
【0011】請求項2は前記コントロ−ラ9で行うバケ
ット29刃先の移動速度は、設定された基準値よりも速
い場合にのみ前記電磁比例弁6,8の指令電流をバケッ
ト29刃先の運転室に対する減速領域b内で変化させて
停止領域aで停止させると共に、停止領域aから減速領
域bを経て自由領域cに回避する場合、前記電磁比例弁
6,8は、前記バケット29刃先が自由領域cへ出るま
での間、減圧限界指令に保持されたままとなるように演
算されるようにしたものである。
【0012】図2および図3において、コントロ−ラ9
内ではバケット29刃先の移動速度の演算を行ってお
り、(b)減速領域では基準値の刃先速度V0 =0.3
m/sより速い場合のみ減速させるように電磁比例弁
6,8の比例電流を変化させる。この場合の減速率eの
決定はつぎの式で行われる。 e=(V2 −0.32 )/K ここで V:刃先速
度、K:定数 これにより 速度の速い場合,減速率を大きくし、 遅
い場合、減速率を小さくし減速時の滑らかさを得るよう
にしている。そして基準値よりも 速度が低い場合には
減速しない。 (2)停止領域aではこの領域に侵入した時点で、比例
制御弁6,8の電流を0にすることで、比例制御弁6,
8がそれぞれ回路5.7を遮断するので作業機の移動が
停止する。 (3)停止領域aから回避する場合、図4に示す如く停
止領域aで一旦自動停止したのち、回避(ブ−ム下げ、
ア−ムダンプの操作にして)するようにしても自由領域
cに出るまで、電磁比例弁6,8はコントロ−ラ9から
の減圧限界指令に保持されたままとなっている。したが
って回避途中に減速領域b内で一旦作業機の移動を停止
し、つぎにブ−ム上げ、ア−ム掘削の操作を行ってもて
もゆっくりした速度でしか動けない。
【0013】図5は自動停止前の減速領域bでの制御の
フロ−チャ−トを示すもので、バケット刃先速度V=√
(Vx2 +Vy2 )、ここにVxは運転室の前後方向、
Vyは運転室の上下方向を表す。そして減速率eを速度
の関数として与え、その決定はV>V0 か否かにより減
速するか、しないかを決めるようにしたものである。
【0014】請求項3は図1に示すように前記パイロッ
トポンプ2と各パイロット圧制御弁31 ,32 ,33 に
至るパイロット回路27途中に、各制御弁31 ,32 ,
33の油圧をロックする電磁弁28を設け、バケット刃
先の運転室30対する停止領域a内に図6に示す緊急停
止領域dを設けると共に、該電磁弁28を該バケット刃
先が緊急停止領域d内に侵入した時、全操作の緊急停止
を指令する前記コントロ−ラ9に接続したものにより構
成されている。
【0015】つぎに作用を説明する。請求項1におい
て、コントロ−ラ9から電磁比例弁6,8等に対して停
止指令が出ているにも拘らず、電磁比例弁6,8がごみ
詰まりで作動しないで緊急停止領域dに侵入した場合に
は、コントロ−ラ9からの信号により電磁弁28を作動
させてパイロット回路27を遮断し、全操作を不能にす
ることにより緊急停止が行える。ただしこの領域dは停
止領域aに対して極めて幅狭い範囲となっている。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、請求項1
において停止させたい操作のみを選択して停止させるこ
とができるから回避操作も楽になり、請求項2において
は減速領域でバケット刃先の速度に応じて減速率を変え
ることができるから減速が間に合わない等の従来の不具
合は解消され、請求項3においては停止領域内に幅の狭
い緊急停止領域を設けたから、何らかの原因で停止領域
で停止しない場合に二重の安全性を持つことができる。
したがって本発明においては荷こぼれ等の従来の欠点は
何れも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる作業機干渉防止装置の一実施例
を示す油圧回路の説明図である。
【図2】図1におけるバケット刃先の減速状態を示すグ
ラフである。
【図3】図2に対応する電磁比例弁の指令電流の状態の
説明図である。
【図4】図3の停止領域からの回避する場合の電磁比例
弁の指令電流の状態の説明図である。
【図5】本発明の請求項2の自動停止前の減速領域にお
ける制御のフロ−チャ−トである。
【図6】本発明の請求項3にかかる要部の緊急停止領域
を示し、(a)は運転室側面、(b)は平面の説明図で
ある。
【図7】操作レバーの操作と操作と作業機速度の関係を
示すグラフ。
【図8】従来のオフセット式掘削積込車両を示し、
(a)は側面、(b)は平面の説明図である。
【図9】従来の作業機干渉防止装置の油圧回路の一部を
示す説明図である。
【符号の説明】 11 ,12 ,13 方向切換弁 2 パイロットポンプ 31 ,32 ,33 パイロット圧制御弁 4 作業機 5 回路 6 電磁比例弁 7 回路 8 電磁比例弁 9 コントロ−ラ 101 ,102 ,103 ポテンショ信号 27 回路 28 電磁弁 a 停止領域 b 減速領域 c 自由領域 d 緊急停止領域 35 電磁弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のアクチュエ−タに油圧を供給する
    方向切換弁の切換えを、パイロットポンプからの油圧で
    行うパイロット圧制御弁を備え、該制御弁の操作によ
    り、運転室の前方側にオフセットした作業機を運転室に
    向かって屈曲しうるようにした掘削積込車両において、
    ブ−ム制御弁上げ側からブ−ム方向切換弁上げ側に至る
    回路途中にブ−ム上げ停止用電磁比例弁を、ア−ム制御
    弁掘削側からア−ム方向切換弁掘削側に至る回路途中に
    ア−ム掘削停止用電磁比例弁を、オフセット制御弁左側
    からオフセット方向切換弁左側に至る回路途中にオフセ
    ット左停止用電磁弁をそれぞれ設けると共に、前記作業
    機の各ポテンショ信号を入力して運転室に対して作業機
    の干渉を防止する停止領域に近づいた時に出力信号を発
    するコントロ−ラに、前記各電磁比例弁及び電磁弁を接
    続したことを特徴とする作業機干渉防止装置。
  2. 【請求項2】 前記コントロ−ラで行うバケット刃先の
    移動速度が、設定された基準値よりも速い場合にのみ前
    記電磁比例弁の指令電流をバケット刃先の運転室に対し
    て減速領域内で変化させて停止領域で停止させると共
    に、停止領域から減速領域を経て自由領域に回避する場
    合、前記電磁比例弁は、前記バケット刃先が自由領域へ
    出るまでの間、減圧限界指令に保持されたままとなるよ
    うに制御されることを特徴とする請求項1記載の作業機
    干渉防止装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記パイロットポンプとパイロット圧制
    御弁に至るパイロット回路途中に、該制御弁の油圧をロ
    ックする電磁弁を設け、バケット刃先の運転室に対する
    停止領域内に緊急停止領域を設けると共に、該電磁弁を
    該バケット刃先が緊急停止領域内に侵入した時、全操作
    の緊急停止を指令する前記コントロ−ラに接続したこと
    を特徴とする請求項1記載の作業機干渉防止装置。
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