JPH06303468A - ビデオ一体形カメラ - Google Patents

ビデオ一体形カメラ

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JPH06303468A
JPH06303468A JP5086177A JP8617793A JPH06303468A JP H06303468 A JPH06303468 A JP H06303468A JP 5086177 A JP5086177 A JP 5086177A JP 8617793 A JP8617793 A JP 8617793A JP H06303468 A JPH06303468 A JP H06303468A
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video
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Toshihiko Hida
敏彦 飛田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形・薄形とし、窮屈感のない撮影姿勢と手
ぶれの少ないホールドが可能で、また、モニター付VT
Rとしても使え、安定した置き方ができる。 【構成】 レンズ部13をメカデッキ12の切り欠き部
12aの部分に設け、このメカデッキ12はレンズ部1
3の光軸と直角方向にビデオテープを走行させるように
配置して、前後方向に薄くし、メカデッキ12の上方に
筐体11のヒンジ部11b,11cに回動自在に取り付
けられた電子ビューファインダー15を配置している。
また、グリップ11aを側面部に設けると共に電源用バ
ッテリー14をこの側面部に装着することにより小形・
薄形化が実現できる。また、電子ビューファインダーを
液晶等の偏平型ディスプレイとし、前後に略180゜回
動可能とし、種々の撮影姿勢や撮影位置に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、小形・薄形のビデオ
一体形カメラに関するもので、更に、電子ビューファイ
ンダーから目を離して撮影できるビデオ一体形カメラに
関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ一体形カメラは、あらゆる場面で
の使い勝手を考えると、小形化の要求には限りがない。
近年ビデオ一体形カメラは著しく小形化、軽量化が進ん
だ。携帯性を考えると小形化に加え薄形化も重要な要件
となってきている。更に、今後より多くのユーザーがあ
らゆる場面で容易に使いこなすようにするには、小形軽
量化に伴ってクローズアップされる次の点も考慮する必
要がある。すなわち、従来の一般的なビデオ一体形カメ
ラは、図15のように本体1の側面をグリップとし、回
動可能な電子ビューファインダー2のアイカップ2aを
本体1の後部に突出するように取付けている。
【0003】図16は平成4年10月にシャープ(株)
より発売されたVL−HL1形のビデオ一体形カメラで
あるが、これは特公平4−6154号公報と同様に独立
したVTR部3とカメラ部4を回動可能に結合し、VT
R部3に直視タイプのモニター5を一体化し、カメラ部
4をグリップとしたものである。
【0004】以上のように、従来の一般的なビデオ一体
形カメラの撮影においては、本体1を頭の高さまで持ち
上げて、電子ビューファインダー2のアイカップ2aに
顔面を付け、片目はアイカップ2aに覆われた状態で撮
影する。また、片手で撮影する場合は、腕と顔面で本体
1を安定させる必要がある。従って、図15のように腕
が体から離れ、たとえ両手で保持しても手ぶれし易くな
る。
【0005】図16のカメラの場合、カメラ部4に対し
てVTR部3を回転させて角度を調節することにより様
々なアングルで、また本体1Aを顔面から離した状態で
撮影できる。但し、横幅が長くなること、カメラ部4と
VTR部3の角度が可変されるために両者のバランスを
保ちにくく手ぶれし易くなるので、両手持ちの撮影に限
られる。また、モニターを直視する方式であるため、目
線の高さで撮影する場合は図17(a)のようにモニタ
ー面を人間の適視距離である30cm前後の距離に保つ必
要があり、腕を突出した姿勢での撮影を強いられ、この
場合も腕が体から離れ、手ぶれし易くなる。
【0006】また、図17(b)のようにVTR部3を
回転させて、モニターを前方に傾けることによってある
程度、体の方に近接させられるが、グリップする手とモ
ニターが同じ高さであるため、一般的なビデオ一体形カ
メラよりは腕が離れる。
【0007】また、このような直視タイプのモニターで
あるので、机上等に置いて再生画の鑑賞も可能である。
但し、縦形の本体の後面にモニターがあり、小面積の底
面部で立たせる形となるため、極めて不安定であり、自
動車のダッシュボード等には置けない。
【0008】その他の従来例として次のようなものがあ
る。実開昭63−15666号公報ては、縦長ボディの
カメラ本体の横に回動自在に取り付けた液晶の偏平型デ
ィスプレイを電子ビューファインダーとして用い、本体
側にミラーを付けた構成とし、目の高さの撮影では電子
ビューファインダーを直視して撮影し、ローアングル等
の直視できない撮影では、偏平型ディスプレイの像をミ
ラーに反射させた画像を見ながら撮影するようにし、種
々の撮影姿勢で撮影し易くしている。
【0009】また、実開昭64−42662号公報で
は、縦長ボディのカメラ本体の上部に回動自在に取り付
けたファインダーと、CRTの偏向コイルの極性を切り
換えてファインダーの画像を上下左右反転させて、種々
の撮影位置でもファインダーの画像が反対にならないよ
うに切り換え撮影し易くしている。
【0010】また、実開平1−115371号公報で
は、縦長ボディのカメラ本体の上方に液晶ディスプレイ
を有するファインダーを設け、また、このディスプレイ
の画像を上下・左右反転させる回路を設け、このディス
プレイの後方からバックライトの光で透過形として、ま
た、後方から投影用光源でプロジェクタとして用い、画
像が反転する場合に、この画像を反転回路で反転させて
正常の画像が得られるようにしている。
【0011】上記3例の他の従来例は、ファインダーを
回動させたり、画像を回路的に反転させたりして改善を
しているが、ボディが縦長形で使用し難く、また、撮影
姿勢や撮影位置に充分対応するものでなかった。
【0012】また、記録媒体にテープを用いたもののみ
でなく、ビデオフロッピーを用いる電子スチルカメラに
おいても、実開平3−20576号公報・特開平4−6
971号公報・特開平4−134782号公報などがあ
る。これは何れも上下に偏平なボディにレンズ、ファイ
ンダー、ビデオフロッピー等を収納したもので、実開平
3−20576号公報では液晶ファインダーをボディ上
面部に設けている。しかし、これらの構造も上記の従来
例で説明したように、撮影姿勢や撮影位置に充分対応し
たものではなかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の一般的なビデオ
一体形カメラでは、本体1を頭の高さまで持ち上げるた
め図15のように腕が体から離れ、たとえ両手で保持し
ても手ぶれし易くなる。また、本体1を腕で保持しなが
らアイカップ2aを顔に付けての撮影は極めて窮屈であ
る。後者の従来例では顔面から離した状態で撮影できる
ので、上記窮屈感から開放されるが、片手での撮影が無
理である。
【0014】また、モニターを直視する方式であるた
め、目線の高さで撮影する場合は図17(a)のように
モニター面を人間の適視距離である30cm前後の距離に
保つ必要があり、腕を突出した姿勢での撮影を強いら
れ、この場合も腕が体から離れ、手ぶれし易くなる。
【0015】また、図17(b)のようにVTR部3を
回転させて、モニターを前方に傾けることによってある
程度、体の方に近接させられるが、グリップする手とモ
ニターが同じ高さであるため、一般的なビデオ一体形カ
メラよりは腕が離れる。また、机上等に置いて再生画の
鑑賞をする場合、縦形の本体の後面にモニターがあり、
小面積の底面部で立たせる形となるため、極めて不安定
であり、自動車のダッシュボード等には置けない。
【0016】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたものであり、小形・薄形でありながら窮
屈感のない撮影姿勢と手ぶれの少ないホールドが可能な
形態のビデオ一体形カメラを得ることを目的とし、ま
た、モニター付きVTRとしても使え、安定した置き方
のできるビデオ一体形カメラを得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係るビデオ一
体形カメラは、本体筐体と、この本体筐体の上部の片隅
に設けられたレンズ部と、本体筐体に収納されレンズ部
の光軸の直角方向に記録媒体を走行させるメカデッキ
と、このメカデッキ上方に設けられた電子ビューファイ
ンダーと、本体筐体のレンズ部側の側面部に設けられた
グリップとを備えたものである。
【0018】また、メカデッキの上部片隅に切り欠き部
を設け、この切り欠き部にレンズ部を配設したものであ
る。
【0019】また、レンズ部の本体筐体外殻をメカデッ
キの天面部の本体筐体外殻より高くすると共に、このレ
ンズ部の本体筐体外殻の横側でメカデッキの天面部の本
体筐体外殻の上方に生ずる空間に電子ビューファインダ
ーを配置したものである。
【0020】また、グリップ側の側面部に沿って電源用
バッテリーを装着したものである。
【0021】また、電子ビューファインダーを液晶等の
偏平型ディスプレイとし、この電子ビューファインダー
を本体筐体天面部の前端近傍に前後方向に回動自在に取
り付けると共に、天面部上に倒された収納状態におい
て、ディスプレイ部が天面部と対向して隠蔽されるよう
構成したものである。
【0022】また、電子ビューファインダーと対向する
本体筐体天面部に、前方に向かって傾斜させて突出させ
た操作部を設けると共に、この操作部を覆うように電子
ビューファインダー側に外光防止用のフード部を設けた
ものである。
【0023】また、フード部を本体筐体後面の操作部ま
で覆うよう延長したものである。
【0024】また、電子ビューファインダーを本体筐体
天面部の前端より前方の位置で前後方向に回動自在に取
り付けて、メカデッキ前部まで回動しうるようにし、且
つ、この電子ビューファインダーの画像を天地反転させ
るための切換スイッチを設けたものである。
【0025】また、電子ビューファインダーを液晶等の
偏平型ディスプレイとし、この電子ビューファインダー
を本体筐体天面部の後端近傍に前後方向に回動自在に取
り付けると共に、上記天面部上に倒された収納状態にお
いて、上記ディスプレイ部が上を向くよう構成し、且
つ、上記電子ビューファインダーに前後方向に回動自在
に取り付けられ、この電子ビューファインダーの収納状
態において、この電子ビューファインダーとこの電子ビ
ューファインダーの下方の本体筐体部分とを覆うカバー
部材を設けたものである。
【0026】また、電子ビューファインダーを液晶等の
偏平型ディスプレイとし、このディスプレイ部を上向き
に本体筐体の天面部上に配設すると共に、この本体筐体
天面部に前後方向に回動自在に取り付けられ上記電子ビ
ューファインダーを覆うカバー部材と、このカバー部材
の内面に鏡面部と、上記電子ビューファインダーの画像
を天地反転させるための切換スイッチとを備えたもので
ある。
【0027】また、本体筐体のカバー部材の取付部を前
後2ヶ所に設け、この前または後の取付部にカバー部材
を着脱可能に取り付けるよう構成し、鏡面部で画像を反
転させて前方または後方のどちらからでも直視可能とし
たものである。
【0028】また、電子ビューファインダーを偏平型デ
ィスプレイで構成すると共に、前後方向に所定の角度傾
斜して本体筐体に取り付けるようにしたものである。
【0029】また、本体筐体天面部にワイヤレスリモコ
ンの装着部を設け、偏平型ディスプレイを有する電子ビ
ューファインダーを本体筐体天面部の前端近傍に前後方
向に回動自在に取り付けると共に、上記電子ビューファ
インダーが上記装着部上に倒された収納状態において、
上記ディスプレイ部が上記装着部と対向するよう配設
し、且つ、上記電子ビューファインダーが収納状態にお
いて、この電子ビューファインダー側に上記操作部が隠
蔽されるよう外光防止用のフード部を設けたものであ
る。
【0030】また、電子ビューファインダーの前端部に
ワイヤレスリモコンの受信部を設けると共に、ワイヤレ
スリモコンを装着部に装着したとき、ワイヤレスリモコ
ンの送信部から送信された光信号を本体筐体の天面部前
部へ導く光伝導部材を設け、電子ビューファインダーを
起こして使用状態にすると、受信部と光伝導部材が対向
して光信号を受信するように構成したものである。
【0031】
【作用】本発明のビデオ一体形カメラでは、基本的には
カメラ本体を腹部に当てて固定し、天面部の電子ビュー
ファインダーのディスプレイを上から覗く形で撮影す
る。カメラ目線を高くしたいときは、電子ビューファイ
ンダーを垂直に立てるか、カバー部材の内面に設けた鏡
面部を利用して後方から覗く、再生画を鑑賞するとき
は、後面を底にして置いて、電子ビューファインダーを
適宜見易い角度に合わせて見る。
【0032】また、メカデッキの切り欠き部にレンズ部
を収納し、コンパクトにする。
【0033】また、レンズ部の本体筐体外殻の横側でメ
カデッキの天面部の本体筐体外殻の上方に生ずる空間に
電子ビューファインダーを配置し、コンパクトにする。
【0034】また、グリップ側の側面部に沿って電源用
バッテリーを装着しコンパクトにまとめる。
【0035】また、回動自在に取り付けられた液晶等の
偏平型ディスプレイを用いた電子ビューファインダー
は、任意の撮影姿勢や撮影位置で撮影できる。また、天
面部上に倒された収納状態で、ディスプレイ部が天面部
と対向して隠蔽される。
【0036】また、外光防止用のフード部は前方に向か
って傾斜させて突出させた操作部を覆うようにすると共
に、外光を少なくする。
【0037】また、本体筐体後面の操作部まで覆うよう
延長したフード部は外光を遮断する。
【0038】また、本体筐体天面部の前端より前部に回
動自在に取り付けられた電子ビューファインダーで被写
体側から見ることができ、このとき切換スイッチで電子
ビューファインダーの画像を天地反転させる。
【0039】また、回動自在に取り付けた液晶等の偏平
型ディスプレイを用いた電子ビューファインダーは、収
納時ディスプレイ部が上を向き、これをカバー部材で覆
うようにして外光を遮断する。
【0040】また、液晶等の偏平型ディスプレイを用い
た電子ビューファインダーを上向きにすると共に、内面
部に鏡面部を有するカバー部材てこの電子ビューファイ
ンダーを覆うようにして、ディスプレイを直視するの
と、鏡面部を通して見るのと両者を適宜選択できる。ま
た、鏡面部を通して見る場合、切換スイッチで電子ビュ
ーファインダーの画像を天地反転させ正常の画像を見る
ことができる。
【0041】また、鏡面部を内面に設けたカバー部材
を、本体筐体の前部または後部に着脱可能に取り付ける
ようにしたので、鏡面部で画像を反転させて前方または
後方のどちらからでも直視し撮影できる。
【0042】また、偏平型ディスプレイを用いた電子ビ
ューファインダーを、前後方向に所定の角度傾斜するよ
うにして見やすくする。
【0043】また、フード部材は外光を防止すると共
に、本体筐体天面部のワイヤレスリモコンの装着部に装
着されたワイヤレスリモコンもカバーする。
【0044】また、電子ビューファインダーの前端部の
ワイヤレスリモコンの受信部は、本体筐体内の光伝導部
材を通して、ワイヤレスリモコンの装着時にも、この送
信部からの指令を受ける。
【0045】
【実施例】実施例1.図1は本発明の一実施例を示すも
ので、ビデオ一体形カメラの構造図及び電子ビューファ
インダーの使用状態を示す側面図である。以下図と共に
説明する。図において、11はビデオ一体形カメラの本
体筐体であり、コーナーに切り欠き部12aを有するメ
カデッキ12を、正面から見て左上隅に切り欠き部12
aがくるように、且つ、テープ走行部が前方を向くよう
に垂直に置き、このコーナー部にレンズ部13を配置
し、本体筐体11の側画部をグリップ部11aとしてい
る。レンズ部13の本体筐体外殻がメカデッキ12左側
の外面部外殻より突出することにより生ずるメカデッキ
12の側面部の空間に、電源用バッテリー14を装着し
ている。
【0046】また、レンズ部13の本体筐体外殻がメカ
デッキ12上の天面部外殻より高くなることにより生ず
るメカデッキ12部の空間に電子ビューファインダー1
5を配置している。電子ビューファインダー15は液晶
等の偏平型ディスプレイ部15aを直視する方式の電子
ビューファインダーであり、本体筐体11の天面部の前
端に支軸を設けたヒンジ部11bにより前後に略180
゜回動可能とし、且つ天面部上に倒された収納状態にお
いて、ディスプレイ部15aが天面部と対向し、隠蔽さ
れるように取付けられている。本体筐体11からの配線
15eは中空に形成したヒンジ部11b、11cを介し
て導入される。
【0047】このように構成されたビデオ一体形カメラ
においては、使用しないときや携帯時は、図1(b)の
ように電子ビューファインダー15は実線で示される収
納状態に固定され、使用時はA視、B視、C視のように
適宜の角度に固定して使用する。基本的には、図2
(a)のように本体筐体11を腹部に当てて固定し、電
子ビューファインダー15のディスプレイ部15aを上
から覗く形で撮影する。
【0048】このように前後に薄形のボディとし、電子
ビューファインダー15を前後方向に回動自在に取り付
けたので、右手と腹部でビデオ一体形カメラを安定的に
保持し、且つ、ディスプレイ部15aから一定の距離を
保ちながら、両目でモニターができる。
【0049】図2(b)は更に安定した撮影ができる方
法を示すもので、本体筐体11にショルダーベルト16
を取付け、首に掛けることにより、本体の重量を首で支
えることができるので、右手は単に腹部から本体筐体1
1が離れないようにするだけでよい。
【0050】目線の高さで撮影する場合は、図3のよう
に電子ビューファインダー15を立てて撮影する。この
場合、腕をある程度体の前へ突き出す必要はあるが、デ
ィスプレイ部15aより、グリップ部11aの位置が低
いので従来例よりは腕を体に引き付けての撮影が可能で
ある。何れにしても、この場合は両手で支えて構えるの
が望ましい。
【0051】図4は本機を机上等に置いて、再生画を見
る場合の形態を示し、本体筐体11の後面を底にして置
き、電子ビューファインダー15を略180゜開いた状
態でディスプレイ部15aを見る。従って、極めて安定
した状態での鑑賞ができ、カセット蓋17が天面側とな
るので、カセットの出し入れも容易である。
【0052】実施例2.液晶等で構成されたディスプレ
イにおいては、屋外での撮影では外光(日光)がディス
プレイ面で反射するため極めて見づらくなる。これを軽
減するため、通常は、別にフードを用意する必要がある
が、図5は本体筐体11の天面部に、前方に向かって傾
斜させて突出させた操作部11dを設け、この傾斜の高
さに相当する分だけ電子ビューファインダー15の筐体
と一体にフード部15bを形成したものである。このよ
うに構成することにより、体積を有効に使え、別のフー
ドを必要とせず、使用しない時に操作スイッチを隠せる
ので煩雑感を解消できる。
【0053】実施例3.図6は上記フード部15bを本
体筐体11を覆うまで延長し、本体筐体11の後面の操
作部11eも覆うようにした実施例であり、よりフード
の効果が発揮でき、又、多くの操作スイッチをカバーす
ることで、スペースを無駄にすることがない。
【0054】実施例4.図7は被写体側からディスプレ
イ部を見ることを可能にした実施例を示し、天面部の前
端近傍から支軸が突出するようにヒンジ部11b、11
cを設け、電子ビューファインダー15を走行部の前部
まで略270゜回動可能とし、電子ビューファインダー
15の画像を反転させるための切換スイッチ18を設け
ている。従って、図7(b)の破線のように電子ビュー
ファインダー15を倒して、切換スイッチ18で画像を
天地反転させ、リモコンで遠隔操作すれば、正立した画
像を見ながら自分自身を撮影することができる。
【0055】実施例5.図8はより外光の影響を排除し
て見易くすることと、ハイアングルでの撮影を可能にす
る実施例を示し、ヒンジ部11bを天面部の後端に設
け、収納状態では図8(a)のようにディスプレイ部1
5aが上を向くように構成し、更にディスプレイ部15
aを含めた電子ビューファインダー15の本体筐体部分
を覆う回動可能なカバー部材19を電子ビューファイン
ダー15に回動可能に取付けている。
【0056】これにより、図8(b)のようにカバー部
材19を一定の角度に固定することによって、ディスプ
レイ面で反射する外光の殆どを遮蔽できる。また、一点
鎖線で示す位置まで電子ビューファインダー15を倒せ
ば、ハイアングルでの撮影も可能である。使用しないと
きはカバー部材19を電子ビューファインダー15に被
せておくことにより、ディスプレイ面へのゴミの付着の
防止、キズ付き等に対する保護ができる。
【0057】実施例6.図9は上記カバー部材19の一
部を本体筐体11を覆うまで延長し、本体筐体11の後
面の操作部11eも覆うようにした実施例であり、使用
しない時の煩雑感を解消できる。
【0058】実施例7.図10はディスプレイ部15a
が上向きとなるよう本体筐体11の天面部に一体的に収
納した実施例であり、ディスプレイ部15aを含めた電
子ビューファインダー部分を覆う回動可能なカバー部材
19を本体筐体11に取付け、カバー部材19の内面に
鏡面部20を設け、ディスプレイ部15aの画像を天地
反転させるための切換スイッチ18を設けている。
【0059】このような構成により、電子ビューファイ
ンダーが本体と一体化されるため、構造の簡易化、部材
の削減ができ、小形軽量化も図れる。通常は実施例5の
図8(b)の実線のようにカバー部材19を外光防止と
して上方向から覗くが、目線の高さで撮影するときは図
10(b)のようにディスプレイ部15の画像を鏡面部
20で反射させて後方から見る。
【0060】実施例8.図11はカバー部材19を着脱
可能とし、本体筐体11の前部と後部に各々取付部2
1、22を設け、何れにも取付可能とした実施例であ
る。図は後部の取付部22に取付けた状態を示し、鏡面
部20を介して被写体側から画像を見ることができ、自
分自身の撮影をする時等に利用できる。
【0061】実施例9.図12は上記実施例7の構成に
おいて、電子ビューファインダーをディスプレイ部15
aと、バックライトユニット23とを含めて構成し、一
定の角度だけ回動可能としてディスプレイ部15aを所
望の傾斜をもたせるようにした実施例で、外部から角度
(傾斜)を調節できる調節つまみ24を設けている。図
12(a)は上面から見る時の状態を示し、ディスプレ
イ部15aを手前に傾けることにより、見易くなり、ま
たカバー部材19の傾斜角度を小さくでき、外光の遮蔽
効果を向上させられる。
【0062】図12(b)は後方から見る時の状態を示
し、同じくディスプレイ部15aを手前に傾けることに
より、カバー部材19の傾斜角度を小さくでき、外光の
遮蔽効果を向上できる。図12(c)は机上等で再生画
を見る時の状態を示し、調節つまみ24でディスプレイ
部15aの角度を調節できるので、最適な角度に合わせ
て見ることができる。この場合、バックライトユニット
23があると見易すいが、なくてもよい。
【0063】実施例10.図13は実施例2の電子ビュ
ーファインダー15と同じ構造で、この電子ビューファ
インダー15と対向する天面部に、ワイヤレスリモコン
25を装着するようにした実施例を示し、本体筐体11
に傾斜して設けた装着部26を有し、着脱可能としたも
のである。これにより、ワイヤレスリモコン25の保管
スペースと、フード部15bを合理的に設けることがで
きる。
【0064】実施例11.図14は上記実施例におい
て、ワイヤレスリモコン25を装着した状態でもワイヤ
レスリモコン25の操作スイッチで本体を操作できるよ
うにした実施例であり、ワイヤレスリモコン25の送信
部25aが、本体筐体11の筐体内部に設けた光伝導部
材27の端部27aと対応するようにし、光伝導部材2
7の他の端部27bは天面部の前端に上方向へ向かって
露出させている。28は電子ビューファインダー15の
前端部に設けた受信部であり、本体筐体の制御部へ接続
されている(図示せず)。
【0065】このように構成することにより、図14の
ように電子ビューファインダー15を起こした状態で
は、受信部28と光伝導部材27の端部27bが対向
し、ワイヤレスリモコン25の送信部25aからの光信
号を伝達できる。従って本体の操作スイッチで、ワイヤ
レスリモコンと重複するものは削除できる。
【0066】実施例1のビデオ一体形カメラは、メカデ
ッキ12に切り欠き部12aを設け、この切り欠き部1
2aの所にレンズ部13を配設し小形化を図ったが、こ
の切り欠き部12aを設けず、レンズ部13をメカデッ
キ12の左側、また、左上部近傍に設けるようにしても
よい。この場合若干小形化が損なわれるが、ボディの構
成は基本的に変わらないので安定した撮影ができる
【0067】また、メカデッキ12の正面からみて上方
左端に切り欠き部12aを設けたが、左利きの人の為
に、上方右端に切り欠き部12aを設けて、レンズ部1
3を配設し、全体の構造を左右反転させてもよい。
【0068】以上の実施例では、ビデオテープを記録媒
体として使用する場合を説明したが、ビデオフロッピー
を用いた電子スチルカメラにも適用できる。メカデッキ
12の替わりにビデオフロッピーを収納駆動するメカデ
ッキとし、レンズ部13の光軸と直角方向にビデオフロ
ッピーの記録媒体が走行するようにこのメカデッキを本
体筐体11に収納する。(ビデオテープの場合も、レン
ズ部13の光軸と直角方向にビデオテープの記録媒体が
走行する。)即ち、ビデオフロッピーの面が正面を向く
位置となり前後方向に薄形とすることができる。なお、
ビデオフロッピーの挿入はグリツプ部11aと反対側の
側面から挿入するのが利用しやすいが、他の面から挿入
してもよい。
【0069】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
体筐体の上部の片隅に設けられたレンズ部と、本体筐体
に収納されレンズ部の光軸の直角方向に記録媒体を走行
させるメカデッキと、このメカデッキ上方に設けられた
電子ビューファインダーと、本体筐体のレンズ部側の側
面部に設けられたグリップとを備えるようにしたので、
突出部が少なく高密度な実装ができ、前後に薄い合理的
でコンパクトな筐体が構成できる。
【0070】また、メカデッキの上部片隅に切り欠き部
を設け、この切り欠き部にレンズ部を配設したので、よ
りコンパクトな筐体が構成できる。
【0071】また、レンズ部の本体筐体外殻をメカデッ
キの天面部の本体筐体外殻より高くすると共に、このレ
ンズ部の本体筐体外殻の横側でメカデッキの天面部の本
体筐体外殻の上方に生ずる空間に電子ビューファインダ
ーを配置したので、突出部の少ないよりコンパクトな筐
体が構成できる。
【0072】また、グリップ側の側面部に沿って電源用
バッテリーを装着したので、よりコンパクトな筐体が構
成できる。
【0073】また、電子ビューファインダーを回動可能
とし、ディスプレイ部は収納時隠蔽される構成としたの
で、撮影時は上方向から見ながら、本体を体に付けて手
ぶれの生じ難い安定した撮影が可能で、使用しない時デ
ィスプレイ面へゴミの付着、キズ付が発生するのを防止
できる。又、上記構成であるので、机上等で再生画を見
るいわゆるモニター付VTRとして使用する場合も、面
積の広い後面を底にして、電子ビューファインダーを開
いて見ることができるので、自動車のダッシュボード等
少々不安定な場所でも安定して置いて使用できる。
【0074】また、天面部に傾斜させて設けた操作部を
覆うフード部材を設けたことにより、撮影時の外光の影
響を軽減することができ、また、別の部材を用いること
なく省スペースで行うことができる。
【0075】また、フード部を本体筐体を覆う範囲まで
延長することにより、よりフードの効果を向上させると
共に、より多くの操作スイッチをカバーでき、使用しな
い時の煩雑感の解消ができる。
【0076】また、電子ビューファインダーをメカデッ
キの前面まで回動できるようにし、切換スイッチで画像
を反転することにより、被写体側からディスプレイ部を
見ることができる。
【0077】また、本体筐体天面部後部近傍で回動自在
に取り付けた電子ビューファインダーを、そのディスプ
レイ部が収納時上を向くように設け、回動可能なカバー
部材で覆うようにすることにより、より外光の影響を受
け難い撮影ができ、また、ハイアングルの撮影も可能と
なる。
【0078】また、電子ビューファインダーを本体の天
面部に一体的に収納し、回動可能なカバー部材で覆うよ
うにし、カバー部材の内面に鏡面部を設けることによ
り、前述の一般的な機能はそのまま有しながら、構造を
簡易化でき部材の削減、小形、軽量化が図れる。
【0079】また、上記カバー部材を着脱可能とし後部
に設けたもう一つの取付部に取付られるように構成する
ことにより、被写体側からディスプレイを見ることが可
能となる。
【0080】また、ディスプレイ部を所望の角度で傾斜
させるようにしたので、最適の傾斜に調節して見ること
ができるばかりでなく、カバー部材の傾斜面を小さくで
きるので外光の遮蔽効果をより向上させられ。
【0081】また、電子ビューファインダーで覆われる
天面部の範囲にワイヤレスリモコンを装着できるように
することにより、ワイヤレスリモコンの保管スペースを
本体に確保でき、フード部を合理的に設けることができ
る。
【0082】また、電子ビューファインダーにワイヤレ
スリモコンの受信部を設け、装着されたワイヤレスリモ
コンの送信部から光伝導部材で光信号を受信部まで伝送
するようにしたので、ワイヤレスリモコンを装着したま
まで、本体の操作が可能となり本体の操作スイッチを削
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すビデオ一体形カメラの
構造図及び電子ビューファインダーの使用状態を示す側
面図である。
【図2】図1のビデオ一体形カメラの撮影方法の説明図
である。
【図3】図1のビデオ一体形カメラの撮影方法の説明図
である。
【図4】図1のビデオ一体形カメラをモニター付VTR
として使う場合の説明図である。
【図5】他の実施例を示すビデオ一体形カメラの要部の
斜視図及び側面図である。
【図6】他の実施例を示すビデオ一体形カメラの要部の
側面図及び斜視図である。
【図7】他の実施例を示すビデオ一体形カメラの外観図
及び電子ビューファインダーの使用状態を示す側面図で
ある。
【図8】他の実施例を示すビデオ一体形カメラの要部の
斜視図及び側面図である。
【図9】他の実施例を示すビデオ一体形カメラの要部の
斜視図である。
【図10】他の実施例を示すビデオ一体形カメラの要部
の斜視図及び側面図である。
【図11】図10の使用状態を示す要部の側面図であ
る。
【図12】他の実施例を示すビデオ一体形カメラの要部
の側面図及びモニター付VTRとして使う場合の説明図
である。
【図13】他の実施例を示すビデオ一体形カメラの要部
の側面図及び斜視図である。
【図14】他の実施例を示すビデオ一体形カメラの要部
の側面図及び斜視図である。
【図15】従来の一般的なビデオ一体形カメラの形態と
撮影方法を示す説明図である。
【図16】従来の他のビデオ一体形カメラを示す斜視図
である。
【図17】図16のビデオ一体形カメラの撮影方法を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 本体 1A 本体 2 電子ビューファインダー 2a アイカップ 3 VTR部 4 カメラ部 5 モニター 11 本体筐体 11a グリップ部 11b ヒンジ部 11c ヒンジ部 11d 操作部 11e 操作部 12 メカデッキ 12a 切り欠き部 13 レンズ部 14 電源用バッテリー 15 電子ビューファインダー 15a ディスプレイ部 15b フード部 15e 配線 16 ショルダーベルト 17 カセット蓋 18 切換スイッチ 19 カバー部材 20 鏡面部 21 取付部 22 取付部 23 バックライトユニット 24 調節つまみ 25 ワイヤレスリモコン 25a 送信部 26 装着部 27 光伝導部材 27a 端部 27b 端部 28 受信部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体筐体と、この本体筐体の上部の片隅
    に設けられたレンズ部と、上記本体筐体に収納され上記
    レンズ部の光軸の直角方向に記録媒体を走行させるメカ
    デッキと、このメカデッキ上方に設けられた電子ビュー
    ファインダーと、上記本体筐体のレンズ部側の側面部に
    設けられたグリップとを備えたことを特徴とするビデオ
    一体形カメラ。
  2. 【請求項2】 メカデッキの上部片隅に切り欠き部を設
    け、この切り欠き部にレンズ部を配設したことを特徴と
    する請求項1項記載のビデオ一体形カメラ。
  3. 【請求項3】 レンズ部の本体筐体外殻をメカデッキの
    天面部の本体筐体外殻より高くすると共に、このレンズ
    部の本体筐体外殻の横側で上記メカデッキの天面部の本
    体筐体外殻の上方に生ずる空間に電子ビューファインダ
    ーを配置したことを特徴とする請求項1項または2項記
    載のビデオ一体形カメラ。
  4. 【請求項4】 グリップ側の側面部に沿って電源用バッ
    テリーを装着したことを特徴とする請求項1項ないし3
    項の何れかに記載のビデオ一体形カメラ。
  5. 【請求項5】 電子ビューファインダーを液晶等の偏平
    型ディスプレイとし、この電子ビューファインダーを本
    体筐体天面部の前端近傍に前後方向に回動自在に取り付
    けると共に、上記天面部上に倒された収納状態におい
    て、ディスプレイ部が上記天面部と対向して隠蔽される
    よう構成したことを特徴とする請求項1項ないし4項の
    何れかに記載のビデオ一体形カメラ。
  6. 【請求項6】 電子ビューファインダーと対向する本体
    筐体天面部に、前方に向かって傾斜させて突出させた操
    作部を設けると共に、この操作部を覆うように上記電子
    ビューファインダー側に外光防止用のフード部を設けた
    ことを特徴とする請求項5項記載のビデオ一体形カメ
    ラ。
  7. 【請求項7】 フード部を本体筐体後面の操作部まで覆
    うよう延長したことを特徴とする請求項6項記載のビデ
    オ一体形カメラ。
  8. 【請求項8】 電子ビューファインダーを本体筐体天面
    部の前端より前方の位置に前後方向に回動自在に取り付
    けて、メカデッキ前部まで回動しうるようにし、且つ、
    この電子ビューファインダーの画像を天地反転させるた
    めの切換スイッチを設けたことを特徴とする請求項1項
    ないし4項の何れかに記載のビデオ一体形カメラ。
  9. 【請求項9】 電子ビューファインダーを液晶等の偏平
    型ディスプレイとし、この電子ビューファインダーを本
    体筐体天面部の後端近傍に前後方向に回動自在に取り付
    けると共に、上記天面部上に倒された収納状態におい
    て、上記ディスプレイ部が上を向くよう構成し、且つ、
    上記電子ビューファインダーに前後方向に回動自在に取
    り付けられ、この電子ビューファインダーの収納状態に
    おいて、この電子ビューファインダーとこの電子ビュー
    ファインダーの下方の本体筐体部分とを覆うカバー部材
    を設けたことを特徴とする請求項1ないし4項の何れか
    に記載のビデオ一体形カメラ。
  10. 【請求項10】 電子ビューファインダーを液晶等の偏
    平型ディスプレイとし、このディスプレイ部を上向きに
    本体筐体の天面部上に配設すると共に、この本体筐体天
    面部に前後方向に回動自在に取り付けられ上記電子ビュ
    ーファインダーを覆うカバー部材と、このカバー部材の
    内面に鏡面部と、上記電子ビューファインダーの画像を
    天地反転させるための切換スイッチとを備えたことを特
    徴とする請求項1ないし4項の何れかに記載のビデオ一
    体形カメラ。
  11. 【請求項11】 本体筐体のカバー部材の取付部を前後
    2ヶ所に設け、この前または後の取付部にカバー部材を
    着脱可能に取り付けるよう構成し、鏡面部で画像を反転
    させて前方または後方のどちらからでも直視可能とした
    ことを特徴とする請求項第10項記載のビデオ一体形カ
    メラ。
  12. 【請求項12】 電子ビューファインダーを偏平型ディ
    スプレイで構成すると共に、前後方向に所定の角度傾斜
    して本体筐体に取り付けるようにしたことを特徴とする
    請求項10項記載のビデオ一体形カメラ。
  13. 【請求項13】 本体筐体天面部にワイヤレスリモコン
    の装着部を設け、偏平型ディスプレイを有する電子ビュ
    ーファインダーを本体筐体天面部の前端近傍に前後方向
    に回動自在に取り付けると共に、上記電子ビューファイ
    ンダーが上記装着部上に倒された収納状態において、上
    記ディスプレイ部が上記装着部と対向するよう配設し、
    且つ、上記電子ビューファインダーが収納状態におい
    て、この電子ビューファインダー側に上記操作部が隠蔽
    されるよう外光防止用のフード部を設けたことを特徴と
    する請求項1項ないし4項の何れかに記載のビデオ一体
    形カメラ。
  14. 【請求項14】 電子ビューファインダーの前端部にワ
    イヤレスリモコンの受信部を設けると共に、ワイヤレス
    リモコンを装着部に装着したとき、このワイヤレスリモ
    コンの送信部から送信された光信号を本体筐体の天面部
    前部へ導く光伝導部材を設け、上記電子ビューファイン
    ダーを起こして使用状態にすると、上記受信部と光伝導
    部材が対向して上記光信号を受信するように構成し、ワ
    イヤレスリモコン装着状態での使用を可能としたことを
    特徴とする請求項11項記載のビデオ一体形カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010015181A (ja) * 2009-10-19 2010-01-21 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ融着接続装置

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