JPH10210334A - カメラ一体型記録装置 - Google Patents

カメラ一体型記録装置

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Publication number
JPH10210334A
JPH10210334A JP9009915A JP991597A JPH10210334A JP H10210334 A JPH10210334 A JP H10210334A JP 9009915 A JP9009915 A JP 9009915A JP 991597 A JP991597 A JP 991597A JP H10210334 A JPH10210334 A JP H10210334A
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JP
Japan
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camera
recording
unit
section
camera unit
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Application number
JP9009915A
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English (en)
Inventor
Shigeo Obata
茂雄 小幡
Satoru Mitsunabe
哲 三鍋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10210334A publication Critical patent/JPH10210334A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ一体型VTR等のカメラ一体型記録装
置において、高倍率レンズ系を搭載しつつかつ装置本体
の薄型化/小型化と操作性の向上を図る。 【解決手段】 収納時は、レンズ鏡筒光軸がデッキ本体
の下向きになるよう配置し、使用時はレンズ鏡筒を回動
させるように構成する。更にデッキ電源がレンズが下向
きに回動された時にOFFに、また使用状態まで回動さ
れた時にONになるよう連動SWを設ける。またデッキ
姿勢が水平状態から約90,180,270°回転する
とレンズ鏡筒そのものを、またはCCD取り込み画像信
号を90,180,270°回転する。更にバッテリ外
形形状を把手形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高倍率レンズ系を
搭載しつつかつ装置本体の薄型化/小型化と操作性の向
上を図るカメラ一体型VTR等のカメラ一体型記録装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なカメラ一体型VTRの外
観を図29ないし図30に示す。図29は、従来のカメ
ラ一体型VTRを正面側から見たときの斜視図である。
図30は、背面側から見たときの斜視図である。図29
及び図30はともにカメラ一体型記録装置500をテー
ブルや台などの水平面に載置した状態にて示している。
【0003】図29及び図30において、カメラ一体型
VTR500は、記録媒体であるテープカセット99を
装脱着可能にした記録部としてのVTR部11と長方形
の液晶表示パネル17からなるモニタ部12とを一体化
してなるモニタ・記録部を構成するモニタ・VTR部1
0と、モニタ・VTR部10の横側部に回転機構14を
介して相対回動自在に取り付けられたカメラ部13とで
構成されている。
【0004】またVTR部11の本体に対してカセット
蓋15が着脱自在に装着され、さらにカセット蓋15に
はグリップ部16が一体に設けられている。一方カメラ
部13は、カメラキャビネット前部21、カメラキャビ
ネット後部22、カメラキャビネット中部23、グリッ
プ部24、バッテリーカバー25とでその外装を構成し
ている。このカメラ部13にはレンズシャッタ27、レ
ンズユニット28、マイクロフォン29、スタート・ス
トップスイッチ30、カメラ操作ボタン31、ズームボ
タン32とが配設されている。またバッテリーカバー2
5内には、バッテリー26が収納されている。
【0005】上記構成において、撮影者が左手でモニタ
・VTR部10のグリップ部16を持ち、右手でカメラ
部13のバッテリーカバー25を持ったときに安定よく
支持する状態で撮影録画できるようにするため、前記カ
メラ部13のカメラキャビネット前部21にグリップ部
24を形成してある。また撮影時には、液晶表示パネル
17には図32に示すように、撮影中の画像の他に、テ
ープ残量、バッテリ残量、日時等の記録状態に関する情
報をオーバーラップさせて表示している。
【0006】そして、カメラ部13のグリップ部24に
指受け部24aを形成している。また、このような使用
状態において、右手人差し指でスタート・ストップスイ
ッチ30を押し、右手親指でカメラ操作ボタン31とズ
ームボタン32とを押すことができるようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにカメラ部
が回動可能に構成されていることで、撮影時に任意のア
ングルをとり得るという利点がある。しかし、その反
面、次のような不都合もある。すなわち、 1.カメラ部13が収納時などにおいても通常の撮影時
(デッキを胸の前で保持し、正面を撮影する時など)と
同じ形態(モニタ部12の表示面とレンズユニット28
の撮像面とが平行な状態)をしているので、初めて使用
するときに電源スイッチ(図示せず)等を探してからで
ないと撮影準備ができない。
【0008】2.カメラ部を回動させてデッキを支える
ために、通常の撮影時においては、特に問題とならない
が、図31に示すように、例えば中腰になりカメラを膝
のあたりにかまえ、正面を撮影する時など、手首を大き
く曲げないと、前記グリップ部を持てないため、結果と
してデッキを安定的にホールドできない。 3.カメラ部のレンズ鏡筒の光軸の配置方向がデッキの
奥行き方向になるために、レンズ径の光学ズーム倍率を
大きく保つには、カメラ部13の奥行きが大きくなる、
もしくは奥行きを小さくするとズーム倍率が犠牲にな
る。
【0009】4.モニタ・VTR部10とカメラ部13
とを回動自在に連結する回転機構14の機械的強度を十
分に大きくしておかないと、片手撮影した場合に、最も
重量の重いモニタ・VTR部10が保持されなくなるの
で、デッキが破損する危険性がある。 5.撮影時にはカメラ部と記録部とが相対的に回転しな
いように必ず左手を記録部に添えていないとならず、片
手撮影ができない。
【0010】6.保管時,再生時などカメラ部を使用し
ないときに、露出しているレンズユニット28に対する
保護手段(弾性樹脂製のレンズキャップや、カメラ電源
連動のレンズシャッターパネルなど)が無いと、指紋や
埃が付き易く、また直射日光がレンズユニットに入射さ
れた場合、レンズ鏡筒内の温度が異常に上がり、レンズ
枠などを変形させたりする、また専用の保護手段を設け
るためにコストアップになる。
【0011】7.バッテリー26はグリップ部24と一
体になったバッテリーカバー25の中に収容する必要が
あるので、バッテリー容量/サイズに制約を受けるので
長時間撮影をすることが困難になる。 8.操作スイッチ類が1対分(右手でグリップ部24を
保持し、モニタ・VTR部10が左手で撮影するとき、
右手で操作する分)しかないので、保持形態が限定され
るので、左手で持ったり、従来の銀塩スチルカメラの様
に撮影時に装置を90度傾けたりすることができない。
また、撮影者の姿勢などの制約から左に90度傾けて保
持せざるをえない場合は、再生したときに画面が右に9
0度傾いてしまう。
【0012】9.撮影開始をするのに電源スイッチを入
れる必要があるが、初めて使う人は電源スイッチのあり
かと電源投入方法がわかりにくいので、大切なシャッタ
ーチャンスを逃してしまう。 10.必要な場面が終わったにもかかわらず、ポーズ状
態にするのを忘れてしまい、不要な画像をずっと撮り続
けてしまう。
【0013】11.撮影時にテープやバッテリーなどの
残量等の撮影状態関連情報をモニター画面にオーバーラ
ップさせると、撮影画像が見にくくなってしまう。 等の課題がある。本発明は、このような点に鑑みてなさ
れたものであり、記録部とカメラ部とを連結する回転機
構部の強度を下げても装置の破損が発生しないように
し、また収納時には略直方体形状として、ポケットやハ
ンドバッグなどに入れて持ち運べることを可能とし、さ
らに小型軽量でありながらも高倍率ズーム対応を可能と
するカメラ一体型記録装置を提供することを目的とす
る。
【0014】また初めて本装置を初めて使う人でも電源
on/off方法や撮影操作方法がわかりやすくすることで、
操作性向上や、不要な場面の撮影や、電源の切り忘れ等
を防止することを可能とするカメラ一体型記録装置を提
供することを目的とする。また撮影時における、より自
由なアングル/ポジションをとり得て、ユーザごとに異
なる保持形態を許容することで、持ち易く装置の安定的
保持を可能とし、さらに銀塩スチルカメラを使用する時
のように本体を縦横90度傾けて撮影したとしても、正
立画像を得ることができ、失敗の無い撮影を可能とする
カメラ一体型記録装置を提供することを目的とする。
【0015】またレンズの専用の保護手段を設けずと
も、埃除け,指紋付着防止等が可能なカメラ一体型記録
装置を提供することを目的とする。さらにバッテリーサ
イズ/容量の設定自由度を高め、より長時間撮影を可
能、もしくはより小型化を図ることが可能なカメラ一体
型記録装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、モニター部を有した略直方体形状の記録部
の側面にグリップ部を設け、略直方体形状のカメラ部の
最も長い辺に沿う方向にレンズ鏡筒の光軸を配置し、こ
のカメラ部を記録部に回転機構を介して取り付け、収納
時,搬送時など撮影を行わない時に、前記カメラ部の光
軸を前記モニター部の表示面とほぼ平行となるように回
動することによって、装置全体を略直方体形状とし得る
ようにしたものである。
【0017】以上の様に、本発明のカメラ一体型記録装
置によれば、収納時はほぼ直方体形状となるので、ポケ
ットやハンドバッグなどにも容易に収納することが可能
になる。またカメラ部のレンズ鏡筒を長くしても、装置
の奥行きは小さくてすむので、小型でありながら高倍率
ズームのレンズ系を採用することができる。さらに、最
も重量の大きい記録部をグリップすることになるので、
装置を安定的にグリップでき、またカメラ部と記録部と
を連結する回転機構部の強度を従来よりも弱くしてもよ
いので、回転機構部の軽量化、ひいては装置全体の小型
化軽量化を図ることが可能になり、その結果右手だけで
装置を保持することが可能になり、操作性が大幅に向上
する。また、カメラアングルに直接関係しない記録部を
持つので、例えば中腰になりカメラを膝のあたりにかま
え、正面を撮影する時など、手首を大きく曲げなくても
撮影することが可能になり、撮影時の負担が少なくな
る。さらに、収納時もしくは撮影しないときの形態にお
いて、レンズを下向きにできるので、収納時の埃除け
や、屋外における直射日光の入射防止を行うことができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、記録媒体に情報を記録し、略直方体形状をなした記
録部と、この記録部の第1の側面部に配置され、撮影者
が装置を手で保持するためのグリップ部と、略直方体形
状をなし、かつその最も長い辺に沿う方向にレンズ鏡筒
の光軸を配置し、かつ前記記録部上であって、前記第1
の側面部と異なる第2の側面部に回転機構を介して取り
付けられ、前記記録部と相対的に回動自在に構成された
カメラ部と、前記記録部上であって、かつ前記第1,第2
の側面部とは異なる側面部に配設され、前記カメラ部で
撮影した画像をモニターするモニター部とを具備し、収
納時,搬送時など撮影を行わない時に、前記カメラ部の
光軸を前記モニター部の表示面とほぼ平行となるように
回動することによって、装置全体を略直方体形状とし得
ることを特徴とするカメラ一体型記録装置である。
【0019】このことにより、装置の小型化が図れ、カ
メラ部のレンズ鏡筒を長くしても、装置の奥行きは小さ
くてすむので、小型でありながら高倍率ズームのレンズ
系を採用することができる。 (第1の実施の形態)以下、本発明のカメラ一体型記録
装置の第1の実施の形態について、図面を用いて説明す
る。なお従来例と同様な箇所は説明を省略する。
【0020】図1は、本実施の形態のカメラ一体型記録
装置を正面側から見たときの斜視図である。図2は、背
面側から見たときの斜視図である。図1及び図2はとも
にカメラ一体型記録装置500をテーブルや台などの水
平面に載置した状態にて示している。図1及び図2にお
いて、モニタ・VTR部10は、記録媒体であるテープ
カセット99を装脱着可能にした記録部としてのVTR
部と液晶表示パネルからなる液晶表示パネル17とを一
体化して構成されている。またこのモニタ・VTR部1
0の側面には、回転機構14を介して相対回動自在に取
り付けられたカメラ部13を設けている。
【0021】同図に示すようにモニタ・VTR部10と
カメラ部13はそれぞれ略直方体形状をなしている。な
お、図1(a)は、収納時等、通常の撮影を行わない状
態を示す。また図1(b)は、通常の撮影状態を示す。
モニタ・VTR部10の他の側面部には、撮影者が手で
装置を保持するためのグリップ部24が形成されてお
り、この近傍で装置正面側にはスタート・ストップスイ
ッチ30が、また装置背面側にはズームボタン32がそ
れぞれ配設されており、撮影時の装置のコントロールを
行う。
【0022】またカメラ部13にはマイク29を配設
し、撮影時の音声を集音する。モニタ・VTR部10上
面側には、電源スイッチ71が配設してある。さらにモ
ニタ・VTR部10の側面には、テレビジョン等の外部
機器と信号の授受を行うための入出力端子100を設け
ている。図3には、カメラ部13の断面図を示す。同図
に示すように、カメラ部13にはその最も長い辺に沿う
方向にレンズユニット28の光軸を設定している。同図
において、レンズユニット28はカメラキャビネット中
部23内に設けられている。レンズユニット28は、レ
ンズ鏡筒枠74内にレンズ73を複数枚設け、さらにそ
の後端にはCCD撮像素子63が、CCD撮像素子基板
64上に配置されている。なお外部からの電磁ノイズを
遮蔽するために、CCD撮像素子63を覆うように、電
磁鋼板製のシールドケース65を配設している。
【0023】ここで、図1(a)及び図2に示した状態
は、カメラ一体型記録装置500の非使用時の収納姿勢
である。この非使用時の収納姿勢においては、カメラ部
13はモニタ・VTR部10と平行に互いに重なり合っ
て、全体として略直方体形状をなしている。ここで、液
晶表示パネル17のレンズユニット28の光軸とが平行
となっている。撮影時にはカメラ部13を回動させて使
用する。なおカメラ部13とモニタ・VTR部10と
は、回転機構14を介して約300゜の範囲にわたって
相対的に回動自在である。
【0024】次に、本実施の形態におけるカメラ一体型
記録装置の具体的な使用状況の様子を、図4とともに説
明する。図4(a)には、通常の撮影状態、すなわち本
装置を胸の前に持ち、カメラ部13を被写体に向けて撮
影している状態を示す。図4(b)には、中腰になり装
置を膝のあたりにかまえ、正面を撮影している状態を示
す。
【0025】いずれの場合も、モニターとしての液晶表
示パネル17を有したモニタ・VTR部10をグリップ
部24を介して保持し、カメラ部13は被写体に向けて
いるので、手首を不自然に曲げなくても撮影を行うこと
が可能になり、撮影者の疲労を低減することが可能にな
る。図5は、本発明および従来例におけるカメラ部13
の構成を比較した断面図である。同図(a)は本実施の
形態におけるカメラ部13の断面図である。ここで図の
下方向は、本装置の底面側である。すなわち、同図は装
置の収納時状態を示している。図に示すように、カメラ
部13はモニタ・VTR部10とほぼ同一の厚みとなっ
ているので、収納時は全体が薄い直方体形状となる。
【0026】一方、図5(b)には、従来例におけるカ
メラ部13の断面図を示している。ここに示すように、
従来例においては、収納時形態でもレンズユニット28
がモニタ・VTR部10よりも大きく突出してしまう。
これは、光学的ズーム倍率を大きくするために、上記図
5(a)に示す実施の形態と同一のレンズユニット28
をカメラ部13に用いたためである。従って、装置の小
型化軽量化を図るためには、レンズユニット28の全長
を小さくすることが必要になる。その結果、光学的ズー
ム倍率を犠牲にせざるをえなくなる。
【0027】しかしながら、本発明によればレンズユニ
ット28の全長を大きくしても、装置からはみ出ること
がないので、装置の小型軽量化に大きく寄与できる。な
お、装置の奥行きを小さくするために、同図(c)に示
すように、カメラ部13の内部にプリズム66を配設し
て、光軸を折り曲げる方法が考えられるが、この場合は
装置の高さを同一にするには、プリズム66の分だけレ
ンズユニット28の全長を小さくする必要が生ずる。従
って上記図5(a)の様に、光学長の大きなレンズユニ
ット28を使用できないので、光学的ズーム倍率が大き
く取れなくなる。
【0028】したがって、本実施の形態によれば、収納
時の装置をコンパクトにし、かつ光学的ズーム倍率の大
きなレンズユニット28を採用することが可能になる。
また、本実施の形態においては、収納時などにおいては
レンズユニット28は下側をむいているので、非撮影時
にレンズユニット28の先端に、例えば弾性樹脂製のレ
ンズキャップや、カメラ電源連動のレンズシャッターパ
ネルなどを用いて、レンズ保護を行わなくても、レンズ
先端に埃が溜まったりすることを避けられる。また屋外
に置いたままでも、直射日光がレンズユニットに入射す
ることはないので、レンズ鏡筒内の異常温度上昇を招く
ことも無い。
【0029】ここで装置の重量はモニタ・VTR部10
に集中し、カメラ部13は比較的軽くなるのが一般的で
ある。しかるに従来例においては、装置を片手で支える
場合はカメラ部13を持つことになる。この場合、最も
重量の重いモニタ・VTR部10は、回転機構14を介
して保持されることになる。従って、回転機構14の剛
性を十分に大きくとっていないと、装置を破損したりす
る危険性がある。
【0030】一方本発明においては、最も重量の重いモ
ニタ・VTR部10に一体的に設けたグリップ部24を
手で持つことになる。したがって、回転機構14は比較
的軽量であるカメラ部13のみを支えればよいことにな
るので、回転機構14の剛性を従来ほど高める必要がな
い。この結果、装置全体の小型化軽量化に寄与すること
が可能になる。また最も重量の重いモニタ・VTR部1
0がグリップ部24と一体化されているので、重量バラ
ンスがよく、操作性が極めて高くなる。
【0031】また収納時は装置全体がほぼ直方体とな
り、かつ薄型化を図ることが可能になるので、ポケット
やハンドバッグなどに入れて持ち運べることが可能にな
る。 (第2の実施の形態)次に本発明の第2の実施の形態を
図面を用いて説明する。図6(a)は本実施の形態にお
けるカメラ一体型記録装置の外観を示す斜視図である。
本実施の形態と第1の実施の形態との差は、本実施の形
態においては、カメラ部13に設けたレンズユニット2
8の先端部を、収納時に等撮影を行わないときに遮蔽す
るためのレンズカバー部101を、モニタ・VTR部1
0の外装と一体的に設けた点にある。これにより収納時
においても、指紋などを不用意にレンズ先端に付着させ
ることが無くなる。またレンズの傷つき防止を図ること
も可能になる。
【0032】なお同図(a)の構成では、カメラ部13
は同図の状態から手前方向にのみ回動可能な構成として
いるが、同図(b)にその詳細を示すように、どちらの
方向にも回動可能としてもよい。なお、本実施の形態に
おいては、カメラ部13は、収納時形態において、下向
きになるように構成したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、図9,図10に示すように収納時に水平
方向になるようにしてもよい。図9は本実施の形態にお
けるカメラ一体型記録装置の背面側からの斜視図であ
り、同図は収納時形態を示している。図10は同装置の
正面側からの斜視図であり、同図(a)は収納時形態、
同図(b)は撮影時形態である。撮影時においては、カ
メラ部13は左右方向にパンニングが可能である。
【0033】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態について図7および図8を用いて説明を行
う。図7は本実施の形態におけるカメラ部の詳細斜視図
である。ここでレンズカバー部101には折り畳み検出
スイッチ102が設けられている。この折り畳み検出ス
イッチ102はいわゆるプッシュ型スイッチであり、ボ
タンを押した時に信号がHIGHまたはLOWとなる。
【0034】ここで収納時状態(図7(a)または図8
(a))においては、この折り畳み検出スイッチ102
はカメラ部13上に設けられたスイッチ押圧部103に
よって、押圧された状態となる。また所定角度だけカメ
ラ部13が回動したときには(図7(b)または図8
(b)〜(h))、折り畳み検出スイッチ102は開放
された状態となる。
【0035】本発明においては、この収納状態から、所
定角度だけカメラ部13が回動することにより、装置の
電源が入り、撮影待機状態となる。すなわちカメラ部1
3の信号処理回路(図示せず)が起動し、モニターであ
る液晶表示パネル17にカメラ部13からの画像が表示
される。このように構成したことにより、初めて本装置
を初めて使う人でも電源on/off方法や撮影操作方
法がわかりやすくなり、操作性を向上することが可能に
なる。すなわち、収納時はカメラ部13は被写体の方向
をむいていないが、撮影しようとするときはカメラ部1
3を回動させて被写体の方に向けるだけで撮影待機状態
になるので、直感的にわかりやすい。したがって、従来
のように電源スイッチ71を探して撮影モードにすると
いった煩わしさから撮影者は開放されることになる。
【0036】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態について図7および図8を用いて説明を行
う。本実施の形態と第3の実施の形態との差は、本実施
の形態においては撮影状態にある本装置を、カメラ部1
3を回動して、前記折り畳み検出スイッチ102をスイ
ッチ押圧部103によって押圧したときに、これを検出
し、撮影動作が終了するようにしたことにある。このよ
うに構成することにより、不要な場面の撮影や、電源の
切り忘れ等を防止することが可能になる。
【0037】なお、本実施の形態においては、撮影動作
のみを停止するように記述したが、これに限定されるも
のではなく、装置の電源を完全に切断するように構成し
てもよいことは明らかである。また第3、第4の実施の
形態において、カメラ部13が収納状態になったことを
検出するのに、プッシュスイッチを用いて検出したが、
これに限定されるものではなく、例えば回転機構14に
設けた回動角検出用のエンコーダ(図示せず)などであ
ってもよい。
【0038】(第5の実施の形態)次に第5の実施の形
態について、図面を用いて説明する。図11は本実施の
形態におけるカメラ一体型VTR500を側面から見た
模式図である。同図において、カメラ一体型VTR50
0は、テーブル200上に置いてある状態を示す。同図
(a)は、本装置の収納時形態を示しており、カメラ部
13は、下側をむいている。ここでカメラ部13を回転
機構14によって回動させたとき、カメラ部13の先端
部の回動軌跡は同図に示すように、カメラ部先端回動軌
跡50によって表される。
【0039】同図に示すように、カメラ部13を回動さ
せても、カメラ部先端回動軌跡50がテーブル200と
干渉せぬように、常にカメラ部13の先端部および後端
部がテーブル200よりも浮いた状態に設定している。
このように構成したことにより、例えば本装置を三脚の
上に取り付けたときでも、カメラ部13は自由に回動す
ることができ、真下を撮影するためにカメラ部13を回
動させても三脚台にぶつかる心配が無い。
【0040】また常にレンズ73が宙に浮いているの
で、置き台が平面でなく、少々の凹凸がある場合であっ
てもレンズ73を傷つけることがない。さらに、カメラ
部13がマクロ撮影機能を有する場合には、図12に示
すようにカメラ部13の下に、標本などの撮影対象物2
10がある場合、標本にきわめて近接して、かつわずか
に浮かせて撮影できるので、標本をより大きくかつ安定
して撮影することが可能になる。
【0041】(第6の実施の形態)次に第6の実施の形
態について図面に基づいて説明する。図13は、本実施
の形態におけるカメラ一体型VTRの外観を示す斜視図
である。モニタ・VTR部10には4個のスタート・ス
トップスイッチ30a,30b,30c,30dと、4
個のズームボタン32a,32b,32c,32dが配
設されている。またモニタ・VTR部10の上面,側面
および底面にはグリップ可能部131a,131b,1
31cが設けられている。この内、グリップ可能部13
1bは図16(a),(b)に示すように、右手でも左
手でも握ることができる形状にしてある。すなわち、上
下対称な形状としている。なおグリップ可能部131
a,131cについては、グリップ可能部131bと同
じ形状としてもよいし、それぞれ別形状としてもよい。
【0042】またモニタ・VTR部10の底面には、テ
ーブルなどに置くときの安定性をよくするために、脚1
32を設けている。ここで、撮影時における使用方法を
図16を用いて説明する。同図は本実施の形態のカメラ
一体型VTR500をモニター部である液晶表示パネル
17側(背面側)から見たものである。
【0043】同図(a)は、モニタ・VTR部10の右
側面に設けたグリップ可能部131bを右手で保持した
状態である。この時、右人差し指でスタート・ストップ
スイッチ30bを操作し、右親指でズームボタン32b
を操作する。同図(b)はモニタ・VTR部10の右側
面に設けたグリップ可能部131bを左手で保持した状
態である。この時、左人差し指でスタート・ストップス
イッチ30cを操作し、左親指でズームボタン32cを
操作する。
【0044】同図(c)はモニタ・VTR部10の底面
に設けたグリップ可能部131cを左手で保持した状態
である。この時、左人差し指でスタート・ストップスイ
ッチ30dを操作し、左親指でズームボタン32dを操
作する。同図(d)はモニタ・VTR部10の上面に設
けたグリップ可能部131aを右手で保持した状態であ
る。この時、右人差し指でスタート・ストップスイッチ
30aを操作し、右親指でズームボタン32aを操作す
る。
【0045】図に示すように、本実施の形態によれば、
縦横自在に、自由な持ち方をすることが可能になり、撮
影シーンの拡大を図ることが可能になる。また同図
(c)、(d)に示すように同一のシーンを移す場合
(この場合、画像は90度傾いて記録される)、右利き
でも左利きでも同じ様に撮影することが可能になる。 (第7の実施の形態)次に第7の実施の形態について説
明する。図13は、本実施の形態におけるカメラ一体型
VTRの外観を示す斜視図である。本実施の形態におい
てその外観は第6の実施の形態と同様であるので説明は
省略する。
【0046】図23(a)には、本実施の形態における
カメラ部13の縦断面図を示す。図23(b),(c)
には、カメラ部13の横断面図を示す。同図において、
カメラ部13は、カメラキャビネット23内にほぼ円筒
形状をなすレンズ鏡筒枠74が配設されている。このレ
ンズ鏡筒枠74内には、複数枚のレンズ73が設けら
れ、ズーム、フォーカスを行うように構成されている。
さらにレンズ鏡筒枠74の外周には同図(b)に示すよ
うに、モータ75に同軸的に設けたギヤA76にかみ合
うギヤB77が一体的に設けられている。
【0047】またこのギヤB77を挟むようにエンコー
ダ78を配設している。このエンコーダ78はギヤB7
7の凹凸による光の遮断/透過を利用してレンズ鏡筒枠
74の回転角を検出するものである。これによって、モ
ータ75の回転に伴い、同図(c)に示すようにレンズ
鏡筒枠74は光軸110回りに回動する。
【0048】また、カメラ部13内部には、カメラ部1
3の光軸110回りの傾斜角を検出するための傾斜角セ
ンサー120が配設してある。ここで傾斜角センサー1
20について図26を用いて説明する。図26(a)に
は、傾斜角センサー120の断面図を示す。同図におい
て、ホトカップラ台121には1個の発光素子122,
5個の受光素子123が配設されている。
【0049】そしてこの発光素子122,受光素子12
3に挟まれるようにして、ボール受け台125が配設さ
れている。このボール受け台125は図26(b)に示
すように、その受け台内壁126はほぼ菱形であり、ま
た受け台底面127はほぼ球面もしくはすり鉢形状をな
している。そしてこの受け台底面127には、同図
(a)において左右それぞれ5個の透孔128a,12
8b,128c,128d,128eが空いており、発
光素子122からの光を受光素子123まで透過させ
る。なおこのボール受け台125は、つや消し黒の樹脂
製であり、発光素子122からの光線が乱反射をしない
ようにしてある。さらにこのボール受け台125内部に
は、同じくつや消し黒の樹脂からなるボール124が1
個入っている。
【0050】ここでカメラ部13が水平状態にあり、か
つカメラ一体型VTR500の姿勢が図17(a)に示
すようにモニタ・VTR部10の上面がほぼ上方にある
とき、この時、傾斜角センサー120のホトカップラ台
底面129は下側になる。従ってボール124は図26
(b)に示すように、透孔128aをふさぐように菱形
形状をなす受け台内壁126のコーナに位置することに
なる。
【0051】またカメラ一体型VTR500の姿勢が図
17(c)に示すようにモニタ・VTR部10の上面が
ほぼ右側(もしくは左側)になるように本体を90度傾
けたときは、図26(c)に示すようにボール124は
透孔128b(もしくは128d)をふさぐように受け
台内壁126のコーナに位置することになる。またカメ
ラ一体型VTR500の姿勢が図17(b)に示すよう
にモニタ・VTR部10の上面がほぼ下側になるように
本体を保持したときは、ボール124は透孔128cを
ふさぐように受け台内壁126のコーナに位置すること
になる。
【0052】さらにカメラ部13の光軸110がほぼ真
上もしくはほぼ真下をむいたときは、ボール124はす
り鉢状をなす受け台底面127の一方に寄り、図27に
示すように、透孔128eをふさぐように位置する。従
って撮影時において、5個ある受光素子123のうち、
いずれか一つには、光が届かないものがある事になる。
従って5個の受光素子123の出力をモニターしておけ
ば、CCD撮像素子63の水平線が、光軸回りにどれだ
け回転しているかを判定することが可能になる。
【0053】ここで、カメラ部13が比較的水平状態に
近い場合は、傾斜角センサー120のボール124は、
ボール受け台125内部に設けた受け台内壁126に沿
って動く。ただし、受け台内壁126はほぼ菱形をして
いるので、カメラ部13の光軸100周りの傾斜角がほ
ぼ90度単位で変化しないと、ボール124は移動しな
いことになる。
【0054】すなわち、カメラ部13が当初、水平状態
にあり、かつカメラ一体型VTR500の姿勢が図17
(a)の状態にあったときに(このときボール124は
透孔128aをふさぐ位置にある)、カメラ一体型VT
R500の姿勢が左に40度程度傾斜したとしてもボー
ル124は、透孔128aから移動しない。左に45度
以上傾斜して初めてその位置を透孔128bをふさぐ位
置に変える。
【0055】同様に右に40度程度傾斜しても、ボール
124は透孔128aをふさぐ位置から移動せず、右に
45度以上傾斜して初めてその位置を透孔128dをふ
さぐ位置に変える。すなわち、約90度の範囲内で光軸
100周りにカメラ部13が回転したとしても、受光素
子123の出力は変化しないことになる。すなわち、約
90度傾斜角が変化するたびに、受光素子123の出力
が変化することになる。
【0056】ここで受光素子123の出力が変化する
と、これによってカメラ部13の姿勢が判定できるの
で、この判定結果を基にして、モータ75を駆動し、レ
ンズ鏡筒枠74を光軸100周りに回動させる。レンズ
鏡筒枠74を回動させる方向は、θ度(θ≒90×n、
nは整数)だけ傾斜した場合は、−θ’度(θ’=90
×n)だけレンズ鏡筒枠74を回動させる方向としてい
る。
【0057】なお、ボール124が透孔128eをふさ
ぐ位置にあるときは、カメラ部13の光軸100はほぼ
真上もしくはほぼ真下を向いたときであり、この場合
は、光軸100の傾斜は意味をなさないことが多いの
で、レンズ鏡筒枠74の回転角を0とするように初期位
相まで戻す様にしている。従って、本体をどのような姿
勢で保持して撮影しても、CCD撮像素子63に入る画
像は、常に天地左右の方向が通常姿勢で撮影したとき
(すなわち図17(a)の姿勢での撮影)と同じように
なるので、記録される信号が90度傾いたりすることは
ない。なお液晶表示パネル17に表示される表示画像1
8は、図17に示すように常に画像の天側が、モニタ・
VTR部10の天側(グリップ可能部131a側)にな
るように表示されるので、正常に撮影されていることが
分かる。
【0058】なお、図18に示すように、本体の姿勢に
応じて、表示画像を90度単位で回転させるように構成
してもよい。図18(b)に示すように、装置を180
度傾斜させた場合は、表示画像18は−180度傾斜す
ることになる。また図18(c),(c)に示すよう
に、装置を90度右に傾斜させた場合は、表示画像18
は−90度右に(すなわち左に90度)傾斜することに
なる。
【0059】なお、左右に90度傾斜した場合は画面の
縦横比の関係上、図18(c)、図18(d)の表示画
像18に網掛け部にて示すように、画面の上下はブラン
クとする処理を行っている。このように構成した場合
は、撮影が正常に行われているか否かを、より直感的に
認識することができる。また、怪我などのために右手が
使えないときでも撮影することが可能になる。
【0060】さらにこの液晶表示パネル17の形状を図
19に示すように、正方形としてもよい。このようにす
れば、常に表示画像18の上下に画像ブランク部19が
表示されるが、姿勢を変えて表示画像18がそれにつれ
て回転したときでも、画像サイズは全く変化しないの
で、よりモニターし易くなる。また図19(e)に示す
ように、この画像ブランク部19にバッテリ残量などの
各種情報を表示するようにすれば、撮影画像18を邪魔
しないので、見やすいモニタを提供することも可能にな
る。
【0061】(第8の実施の形態)次に第8の実施の形
態について説明する。図13は、本実施の形態における
カメラ一体型VTRの外観を示す斜視図である。本実施
の形態においてその外観は第6の実施の形態と同様であ
るので説明は省略する。また図24(a)には本実施の
形態におけるカメラ部13の縦断面図を示す。図24
(b),(c)には、カメラ部13の横断面図を示す。
同図において、カメラ部13は、カメラキャビネット2
3内にほぼ円筒形状をなすレンズ鏡筒枠74が配設され
ている。このレンズ鏡筒枠74内には、複数枚のレンズ
73が設けられ、ズーム、フォーカスを行うように構成
されている。さらにレンズ鏡筒枠74の外周には同図
(b)に示すように、モータ75に同軸的に設けたギヤ
A76にかみ合うギヤB77が一体的に設けられてい
る。
【0062】またこのギヤB77を挟むようにエンコー
ダ78を配設している。このエンコーダ78はギヤB7
7の凹凸による光の遮断/透過を利用してレンズ鏡筒枠
74の回転角を検出するものである。これによって、モ
ータ75の回転に伴い、同図(c)に示すようにレンズ
鏡筒枠74は光軸110回りに回動する。
【0063】ここで、撮影時における使用方法を図17
を用いて説明する。同図は本実施の形態のカメラ一体型
VTR500をモニター部である液晶表示パネル17側
(背面側)から見たものである。同図(a)は、モニタ
・VTR部10の右側面に設けたグリップ可能部131
bを右手で保持した状態である。この時、右人差し指で
スタート・ストップスイッチ30bを操作し、右親指で
ズームボタン32bを操作する。
【0064】同図(b)はモニタ・VTR部10の右側
面に設けたグリップ可能部131bを左手で保持した状
態である。この時、左人差し指でスタート・ストップス
イッチ30cを操作し、左親指でズームボタン32cを
操作する。同図(c)はモニタ・VTR部10の底面に
設けたグリップ可能部131cを左手で保持した状態で
ある。この時、左人差し指でスタート・ストップスイッ
チ30dを操作し、左親指でズームボタン32dを操作
する。
【0065】同図(d)はモニタ・VTR部10の上面
に設けたグリップ可能部131aを右手で保持した状態
である。この時、右人差し指でスタート・ストップスイ
ッチ30aを操作し、右親指でズームボタン32aを操
作する。ここで本実施の形態においては、スタート・ス
トップスイッチ30a〜30dのいずれかを押して、撮
影開始されたときに、押されたスタート・ストップスイ
ッチに応じて、本体の撮影時における姿勢をマイコン
(図示せず)によって判定する。具体的にはスタート・
ストップスイッチ30bが押されたときは、装置は図1
7(a)の状態にあると判定され、スタート・ストップ
スイッチ30cが押されたときは、装置は図17(b)
の状態にあると判定され、スタート・ストップスイッチ
30dが押されたときは、装置は図17(c)の状態に
あると判定され、スタート・ストップスイッチ30aが
押されたときは、装置は図17(d)の状態にあると判
定される。
【0066】そして、判定された姿勢に応じて、カメラ
部13のモータ75を駆動し、レンズ鏡筒枠74を回動
させる。レンズ鏡筒枠74の回動される方向は、図17
(b)に示すように、装置を撮影者から見て時計回りに
180度傾斜させて保持した場合は、反時計方向に18
0度回転させることになる。また図17(c),(d)
に示すように、撮影者から見て装置を図17(a)に示
す状態より時計回りに90度傾斜させて保持した場合
は、反時計方向に90度回転させることになる。
【0067】従って、本体をどのように保持して撮影し
たとしても、CCD撮像素子63に入る画像は、常に天
地左右の方向が通常の持ち方で撮影したとき(すなわち
図17(a)の姿勢での撮影)と同じようになるので、
記録される信号が90度傾いたりすることはない。なお
液晶表示パネル17に表示される表示画像18は、図1
7に示すように常に画像の天側が、モニタ・VTR部1
0の天側(グリップ可能部131a側)になるように表
示されるので、正常に撮影されていることが分かる。
【0068】なお、ここで、図18,図19の様な構成
とすれば、第7の実施の形態で説明したのと同様の効果
が得られる。 (第9の実施の形態)次に第9の実施の形態について説
明する。図14は、本実施の形態におけるカメラ一体型
VTRの外観を示す斜視図である。モニタ・VTR部1
0には3個のスタート・ストップスイッチ30a,30
b,30dと、3個のズームボタン32a,32b,3
2dが配設されている。またモニタ・VTR部10の上
面,側面および底面にはグリップ可能部131a,13
1b,131cが設けられている。
【0069】このグリップ可能部131a,131b,
131cには、タッチセンサー130a,130b,1
30cを配設している。このタッチセンサー130a,
130b,130cは、撮影者がグリップ可能部131
a,131b,131cを握ったことを検出する。また
図24(a)には本実施の形態におけるカメラ部13の
縦断面図を示す。図24(b),(c)には、カメラ部
13の横断面図を示す。同図において、カメラ部13
は、カメラキャビネット23内にほぼ円筒形状をなすレ
ンズ鏡筒枠74が配設されている。このレンズ鏡筒枠7
4内には、複数枚のレンズ73が設けられ、ズーム、フ
ォーカスを行うように構成されている。さらにレンズ鏡
筒枠74の外周には同図(b)に示すように、モータ7
5に同軸的に設けたギヤA76にかみ合うギヤB77が
一体的に設けられている。
【0070】またこのギヤB77を挟むようにエンコー
ダ78を配設している。このエンコーダ78はギヤB7
7の凹凸による光の遮断/透過を利用してレンズ鏡筒枠
74の回転角を検出するものである。これによって、モ
ータ75の回転に伴い、同図(c)に示すようにレンズ
鏡筒枠74は光軸110回りに回動する。
【0071】ここで、撮影時における使用方法を図20
を用いて説明する。同図は本実施の形態のカメラ一体型
VTR500をモニター部である液晶表示パネル17側
(背面側)から見たものである。同図(a)は、モニタ
・VTR部10の右側面に設けたグリップ可能部131
bを右手で保持した状態である。この時、右人差し指で
スタート・ストップスイッチ30bを操作し、右親指で
ズームボタン32bを操作する。また、タッチセンサー
130bは撮影者がグリップ可能部131bを握ったこ
とを検出する。
【0072】同図(b)はモニタ・VTR部10の底面
に設けたグリップ可能部131cを左手で保持した状態
である。この時、左人差し指でスタート・ストップスイ
ッチ30dを操作し、左親指でズームボタン32dを操
作する。また、タッチセンサー130cは撮影者がグリ
ップ可能部131cを握ったことを検出する。同図
(c)はモニタ・VTR部10の上面に設けたグリップ
可能部131aを右手で保持した状態である。この時、
右人差し指でスタート・ストップスイッチ30aを操作
し、右親指でズームボタン32aを操作する。また、タ
ッチセンサー130aは撮影者がグリップ可能部131
aを握ったことを検出する。
【0073】ここで本実施の形態においては、グリップ
可能部131a,131b,131dのいずれかを握っ
て、撮影開始されたときに、握ったグリップ可能部にそ
れぞれ配設したタッチセンサーの出力に応じて、本体の
撮影時における姿勢をマイコン(図示せず)によって判
定する。具体的にはタッチセンサー130bから検出出
力が得られたときは、装置は図20(a)の状態にある
と判定され、タッチセンサー130dから検出出力が得
られたときは、装置は図20(b)の状態にあると判定
され、タッチセンサー130aから検出出力が得られた
ときは、装置は図20(c)の状態にあると判定され
る。
【0074】そして、判定された姿勢に応じて、カメラ
部13のモータ75を駆動し、レンズ鏡筒枠74を回動
させる。レンズ鏡筒枠74の回動される方向は、図20
(b),(c)に示すように、撮影者から見て装置を図
20(a)に示す状態より時計回りに90度傾斜させて
保持した場合は、反時計方向に90度回転させることに
なる。
【0075】従って、本体をどのように保持して撮影し
たとしても、CCD撮像素子63に入る画像は、常に天
地左右の方向が通常の持ち方で撮影したとき(すなわち
図20(a)の姿勢での撮影)と同じようになるので、
記録される信号が90度傾いたりすることはない。なお
液晶表示パネル17に表示される表示画像18は、図2
0に示すように常に画像の天側が、モニタ・VTR部1
0の天側(グリップ可能部131a側)になるように表
示されるので、正常に撮影されていることが分かる。
【0076】なお、図21に示すように、本体の姿勢に
応じて、表示画像を90度単位で回転させるように構成
してもよい。図21(b)に示すように、装置を90度
右に傾斜させた場合は、表示画像18は−90度右に
(すなわち左に90度)傾斜することになる。なお、左
右に90度傾斜した場合は画面の縦横比の関係上、図2
1(c),(d)の表示画像18に網掛け部にて示すよ
うに、画面の上下はブランクとする処理を行っている。
【0077】このように構成した場合は、撮影が正常に
行われているか否かを、より直感的に認識することがで
きる。また、怪我などのために右手が使えないときでも
撮影することが可能になる。さらにこの液晶表示パネル
17の形状を図22に示すように、正方形としてもよ
い。このようにすれば、常に表示画像18の上下に画像
ブランク部19が表示されるが、姿勢を変えて表示画像
18がそれにつれて回転したときでも、画像サイズは全
く変化しないので、よりモニターし易くなる。
【0078】また図22(e)に示すように、この画像
ブランク部19にバッテリ残量などの各種情報を表示す
るようにすれば、撮影画像18を邪魔しないので、見や
すいモニタを提供することも可能になる。 (第10の実施の形態)次に第10の実施の形態につい
て説明する。図15は、本実施の形態におけるカメラ一
体型VTRの外観を示す斜視図である。
【0079】本実施の形態において、モニタ・VTR部
10の上面には姿勢指定スイッチ140を配設してい
る。この姿勢指定スイッチ140は、撮影時にカメラ一
体型VTR500本体を、どのような姿勢でもって撮影
するかを撮影者が事前に指定するものである。具体的に
は、図17に示す4つの撮影形態のいずれで撮影するか
を指定するものである。
【0080】モニタ・VTR部10には4個のスタート
・ストップスイッチ30a,30b,30c,30d
と、4個のズームボタン32a,32b,32c,32
dが配設されている。またモニタ・VTR部10の上
面,側面および底面にはグリップ可能部131a,13
1b,131cが設けられている。この内、グリップ可
能部131bは図17(a),(b)に示すように、右
手でも左手でも握ることができる形状にしてある。すな
わち、上下対称な形状としている。なおグリップ可能部
131a,131cについては、グリップ可能部131
bと同じ形状としてもよいし、それぞれ別形状としても
よい。
【0081】またモニタ・VTR部10の底面には、テ
ーブルなどに置くときの安定性をよくするために、脚1
32を設けている。また図24(a)には本実施の形態
におけるカメラ部13の縦断面図を示す。図24
(b),(c)には、カメラ部13の横断面図を示す。
同図において、カメラ部13は、カメラキャビネット2
3内にほぼ円筒形状をなすレンズ鏡筒枠74が配設され
ている。このレンズ鏡筒枠74内には、複数枚のレンズ
73が設けられ、ズーム、フォーカスを行うように構成
されている。さらにレンズ鏡筒枠74の外周には同図
(b)に示すように、モータ75に同軸的に設けたギヤ
Aにかみ合うギヤBが一体的に設けられている。これに
よって、モータ75の回転に伴い、同図(c)に示すよ
うにレンズ鏡筒枠74は光軸110回りに回動する。
【0082】ここで、撮影時における使用方法を図17
を用いて説明する。装置の姿勢による操作方法は第8の
実施の形態と同様であり、説明を省略する。ここで本実
施の形態においては、撮影を開始する前に、姿勢指定ス
イッチ140を撮影者が操作して、図17に示す撮影形
態のいずれの状態で撮影するかを指定する。この姿勢指
定スイッチ140によって指定入力された値に応じて、
本体の撮影時における姿勢をマイコン(図示せず)によ
って判定する。
【0083】そして、判定された姿勢に応じて、カメラ
部13のモータ75を駆動し、レンズ鏡筒枠74を回動
させる。レンズ鏡筒枠74の回動される方向は、図17
(b)に示すように、装置を撮影者から見て時計回りに
180度傾斜させて保持した場合は、反時計方向に18
0度回転させることになる。また図17(c),(d)
に示すように、撮影者から見て装置を図17(a)に示
す状態より時計回りに90度傾斜させて保持した場合
は、反時計方向に90度回転させることになる。
【0084】従って、本体をどのように保持して撮影し
たとしても、CCD撮像素子63に入る画像は、常に天
地左右の方向が通常の持ち方で撮影したとき(すなわち
図17(a)の姿勢での撮影)と同じようになるので、
記録される信号が90度傾いたりすることはない。なお
液晶表示パネル17に表示される表示画像18は、図1
7に示すように常に画像の天側が、モニタ・VTR部1
0の天側(グリップ可能部131a側)になるように表
示されるので、正常に撮影されていることが分かる。
【0085】なお、ここで、図18,図19の様な構成
とすれば、第7,第8の実施の形態で説明したのと同様
の効果が得られる。 (第11の実施の形態)次に第11の実施の形態につい
て説明する。図13は、本実施の形態におけるカメラ一
体型VTRの外観を示す斜視図である。本実施の形態に
おいてその外観は第6の実施の形態と同様であるので説
明は省略する。
【0086】図25には、本実施の形態におけるカメラ
部13の縦断面図を示す。同図において、レンズユニッ
ト28はカメラキャビネット23内に設けられている。
レンズユニット28は、レンズ鏡筒枠74内にレンズ7
3を複数枚設け、さらにその後端にはCCD撮像素子6
3が、CCD撮像素子基板64上に配置されている。ま
た、カメラ部13内部には、カメラ部13の光軸110
回りの傾斜角を検出するための傾斜角センサー120が
配設してある。
【0087】ここで傾斜角センサー120の動作は、図
26において第7の実施の形態と同様であり、詳細な説
明は省略するが、ここで、受光素子123の出力が変化
すると、これによってカメラ部13の姿勢が判定できる
ので、この判定結果を基にして、CCD撮像素子63に
おける撮影画像を画像処理回路(図示せず)によって、
90度単位で回転させ、かつ回転角度に応じて画像を拡
大させる。撮影画像を回転させる方向は、本体の傾斜方
向を打ち消す方向としている。通常の4:3比率の画面
の場合、撮影画像の拡大率は±90度回転で、1.33
倍、±180度回転で1.0倍である。またワイド画面
(16:9比率の画面)の場合の拡大率は±90度回転
で、1.78倍、±180度回転で1.0倍である。
【0088】なお、ボール124が透孔128eをふさ
ぐ位置にあるときは、カメラ部13の光軸100はほぼ
真上もしくはほぼ真下を向いたときであり、この場合
は、光軸100の傾斜は意味をなさないことが多いの
で、撮影画像の回転角を0とするようにしている。従っ
て、本体をどのような姿勢で保持して撮影しても、記録
される画像は、常に天地左右の方向が通常姿勢で撮影し
たとき(すなわち図17(a)の姿勢での撮影)と同じ
ようになる。なお液晶表示パネル17に表示される表示
画像18は、図17に示すように常に画像の天側が、モ
ニタ・VTR部10の天側(グリップ可能部131a
側)になるように表示されるので、正常に撮影されてい
ることが分かる。
【0089】なお、CCD撮像素子63のCCD撮像部
62の形状を図28(a)に示すような長方形ではな
く、同図(b)に示すように、略正方形形状としてもよ
い。この場合、姿勢が変化したとき、撮影画像を回転す
るときに、画像を拡大する必要が無くなるので、解像度
劣化を防止することが可能になる。また、ここで、図1
8,図19の様な構成とすれば、第7,第8及び第10
の実施の形態で説明したのと同様の効果が得られる。
【0090】(第12の実施の形態)次に第12の実施
の形態について説明する。図13は、本実施の形態にお
けるカメラ一体型VTRの外観を示す斜視図である。本
実施の形態においてその外観は第6の実施の形態と同様
であるので説明は省略する。また図3には本実施の形態
におけるカメラ部13の縦断面図を示す。同図におい
て、カメラ部13は、カメラキャビネット23内にほぼ
円筒形状をなすレンズ鏡筒枠74が配設されている。こ
のレンズ鏡筒枠74内には、複数枚のレンズ73が設け
られ、ズーム、フォーカスを行うように構成されてい
る。さらにその後端にはCCD撮像素子63が、CCD
撮像素子基板64上に配置されている。
【0091】ここで、撮影時における使用方法を図17
を用いて説明する。使用時の装置の向きについては第1
0の実施の形態と同様で説明は省略する。ここで本実施
の形態においては、スタート・ストップスイッチ30a
〜30dのいずれかを押して、撮影開始されたときに、
押されたスタート・ストップスイッチに応じて、本体の
撮影時における姿勢をマイコン(図示せず)によって判
定する。具体的にはスタート・ストップスイッチ30b
が押されたときは、装置は図17(a)の状態にあると
判定され、スタート・ストップスイッチ30cが押され
たときは、装置は図17(b)の状態にあると判定さ
れ、スタート・ストップスイッチ30dが押されたとき
は、装置は図17(c)の状態にあると判定され、スタ
ート・ストップスイッチ30aが押されたときは、装置
は図17(d)の状態にあると判定される。
【0092】そして、判定された姿勢に応じて、CCD
撮像素子63における撮影画像を画像処理回路(図示せ
ず)によって、90度単位で回転させ、かつ回転角度に
応じて画像を拡大させる。撮影画像を回転させる方向
は、本体の傾斜方向を打ち消す方向としている。通常の
4:3比率の画面の場合、撮影画像の拡大率は±90度
回転で、1.33倍、±180度回転で1.0倍であ
る。またワイド画面(16:9比率の画面)の場合の拡
大率は±90度回転で、1.78倍、±180度回転で
1.0倍である。
【0093】従って、本体をどのような姿勢で保持して
撮影しても、記録される画像は、常に天地左右の方向が
通常姿勢で撮影したとき(すなわち図17(a)の姿勢
での撮影)と同じようになる。なお液晶表示パネル17
に表示される表示画像18は、図17に示すように常に
画像の天側が、モニタ・VTR部10の天側(グリップ
可能部131a側)になるように表示されるので、正常
に撮影されていることが分かる。
【0094】なお、ここで、図18,図19または図2
8の様な構成とすれば、第11の実施の形態で説明した
のと同様の効果が得られる。 (第13の実施の形態)次に第13の実施の形態につい
て説明する。図14は、本実施の形態におけるカメラ一
体型VTRの外観を示す斜視図である。モニタ・VTR
部10には3個のスタート・ストップスイッチ30a,
30b,30dと、3個のズームボタン32a,32
b,32dが配設されている。またモニタ・VTR部1
0の上面,側面および底面にはグリップ可能部131
a,131b,131cが設けられている。
【0095】このグリップ可能部131a,131b,
131cには、タッチセンサー130a,130b,1
30cを配設している。このタッチセンサー130a,
130b,130cは、撮影者がグリップ可能部131
a,131b,131cを握ったことを検出する。また
図3には本実施の形態におけるカメラ部13の縦断面図
を示す。同図において、カメラ部13は、カメラキャビ
ネット23内にほぼ円筒形状をなすレンズ鏡筒枠74が
配設されている。このレンズ鏡筒枠74内には、複数枚
のレンズ73が設けられ、ズーム、フォーカスを行うよ
うに構成されている。さらにその後端にはCCD撮像素
子63が、CCD撮像素子基板64上に配置されてい
る。
【0096】ここで、撮影時における使用方法を図20
を用いて説明する。装置の姿勢判定方法については第9
の実施の形態と同様であり、説明を省略する。ここで、
判定された姿勢に応じて、CCD撮像素子63における
撮影画像を画像処理回路(図示せず)によって、90度
回転させ、かつ回転角度に応じて画像を拡大させる。撮
影画像を回転させる方向は、本体の傾斜方向を打ち消す
方向としている。通常の4:3比率の画面の場合、撮影
画像の拡大率は1.33倍である。またワイド画面(1
6:9比率の画面)の場合の拡大率は1.78倍であ
る。
【0097】従って、本体をどのような姿勢で保持して
撮影しても、記録される画像は、常に天地左右の方向が
通常姿勢で撮影したとき(すなわち図20(a)の姿勢
での撮影)と同じようになる。なお液晶表示パネル17
に表示される表示画像18は、図20に示すように常に
画像の天側が、モニタ・VTR部10の天側(グリップ
可能部131a側)になるように表示されるので、正常
に撮影されていることが分かる。
【0098】なお、ここで、図21,図22の様な構成
とすれば、第9の実施の形態で説明したのと同様の効果
が得られる。また、図28の様な構成とすれば、第11
の実施の形態で説明したのと同様の効果が得られる。 (第14の実施の形態)次に第14の実施の形態につい
て説明する。図15は、本実施の形態におけるカメラ一
体型VTRの外観を示す斜視図である。
【0099】本実施の形態において、モニタ・VTR部
10の上面には姿勢指定スイッチ140を配設してい
る。この姿勢指定スイッチ140は、撮影時にカメラ一
体型VTR500本体を、どのような姿勢でもって撮影
するかを撮影者が事前に指定するものである。具体的に
は、図17に示す4つの撮影形態のいずれで撮影するか
を指定するものである。
【0100】モニタ・VTR部10には4個のスタート
・ストップスイッチ30a,30b,30c,30d
と、4個のズームボタン32a,32b,32c,32
dが配設されている。またモニタ・VTR部10の上
面,側面および底面にはグリップ可能部131a,13
1b,131cが設けられている。この内、グリップ可
能部131bは図17(a),(b)に示すように、右
手でも左手でも握ることができる形状にしてある。すな
わち、上下対称な形状としている。なおグリップ可能部
131a,131cについては、グリップ可能部131
bと同じ形状としてもよいし、それぞれ別形状としても
よい。
【0101】またモニタ・VTR部10の底面には、テ
ーブルなどに置くときの安定性をよくするために、脚1
32を設けている。また図3には本実施の形態における
カメラ部13の縦断面図を示す。同図において、カメラ
部13は、カメラキャビネット23内にほぼ円筒形状を
なすレンズ鏡筒枠74が配設されている。このレンズ鏡
筒枠74内には、複数枚のレンズ73が設けられ、ズー
ム、フォーカスを行うように構成されている。さらにそ
の後端にはCCD撮像素子63が、CCD撮像素子基板
64上に配置されている。
【0102】ここで、撮影時における使用方法を図17
を用いて説明する。装置の姿勢による操作方法及び姿勢
指定スイッチ140については第10の実施の形態と同
様であり、説明は省略する。そして、判定された姿勢に
応じて、CCD撮像素子63における撮影画像を画像処
理回路(図示せず)によって、90度単位で回転させ、
かつ回転角度に応じて画像を拡大させる。撮影画像を回
転させる方向は、本体の傾斜方向を打ち消す方向として
いる。通常の4:3比率の画面の場合、撮影画像の拡大
率は±90度回転で、1.33倍、±180度回転で
1.0倍である。またワイド画面(16:9比率の画
面)の場合の拡大率は±90度回転で、1.78倍、±
180度回転で1.0倍である。
【0103】従って、本体をどのように保持して撮影し
たとしても、CCD撮像素子63に入る画像は、常に天
地左右の方向が通常の持ち方で撮影したとき(すなわち
図17(a)の姿勢での撮影)と同じようになるので、
記録される信号が90度傾いたりすることはない。なお
液晶表示パネル17に表示される表示画像18は、図1
7に示すように常に画像の天側が、モニタ・VTR部1
0の天側(グリップ可能部131a側)になるように表
示されるので、正常に撮影されていることが分かる。
【0104】なお、図28の様な構成とすれば、第11
の実施の形態で説明したのと同様の効果が得られる。ま
た、図18,図19の様な構成とすれば、第8の実施の
形態で説明したのと同様の効果が得られる。 (第15の実施の形態)次に第15の実施の形態につい
て説明する。図2は、本実施の形態におけるカメラ一体
型VTRの外観を示す斜視図である。本実施の形態にお
いては、バッテリー26,26aの形状は同図(a),
(b)に示すように、グリップ形状をなすように構成し
ている。(これ以外の構成に関しては、他の実施の形態
と重複するので省略する。)従って、図30に示す従来
例のように、バッテリー26をバッテリーカバー25内
に収容する必要が無いので、バッテリー容量を自由に設
定することが可能になる。この結果、より長時間撮影を
行うことが可能になる。
【0105】また、バッテリーカバー25を構成する部
品が削減されるので、本体の軽量化と共に、コストダウ
ンを図ることが可能になる。なお上記各実施の形態にお
いては、モニターとして、液晶表示パネル17を用いた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばブ
ラウン管などを用いたビューファインダーなどであって
もよい。
【0106】また上記各実施の形態において、記録部は
VTRとして説明を行ったが、本発明はこれに限定され
るものではなく、静止画を記録するスチルカメラであっ
てもよい。また記録手段としてはディスクや半導体メモ
リーなどであっても良い。
【0107】
【発明の効果】以上の様に、本発明のカメラ一体型記録
装置によれば、収納時はほぼ直方体形状となるので、ポ
ケットやハンドバッグなどにも容易に収納することが可
能になる。またカメラ部のレンズ鏡筒を長くしても、装
置の奥行きは小さくてすむので、小型でありながら高倍
率ズームのレンズ系を採用することができる。さらに、
最も重量の大きい記録部をグリップすることになるの
で、装置を安定的にグリップでき、またカメラ部と記録
部とを連結する回転機構部の強度を従来よりも弱くして
もよいので、回転機構部の軽量化、ひいては装置全体の
小型化軽量化を図ることが可能になり、その結果右手だ
けで装置を保持することが可能になり、操作性が大幅に
向上する。
【0108】また、カメラアングルに直接関係しない記
録部を持つので、例えば中腰になりカメラを膝のあたり
にかまえ、正面を撮影する時など、手首を大きく曲げな
くても撮影することが可能になり、撮影時の負担が少な
くなる。さらに、収納時もしくは撮影しないときの形態
において、レンズを下向きにできるので、収納時の埃除
けや、屋外における直射日光の入射防止を行うことがで
きる。
【0109】また、撮影開始時には、カメラ部を収納形
態から所定角だけ回動させて被写体にレンズを向けるだ
けで、撮影待機状態になるので、初めてこの装置を使う
場合でも、電源スイッチを探したりすることがないの
で、大切なシャッターチャンスを逃すことがない。ま
た、撮影終了時には、カメラ部を回動させて収納形態と
するだけで、撮影動作を停止するので、電源の切り忘れ
や、地面を撮り続けるなどといった失敗がなくなる。
【0110】また、本装置をテーブルや三脚などに置い
たときでも、カメラ部はテーブルなどに干渉することな
く、自在に回動可能であるので、例えば昆虫など小物を
テーブルなどの上に置き、マクロ撮影するなどといった
ときに、対象物により近接して撮影することが可能にな
る。また、本装置をグリップ可能なグリップ部を複数箇
所設けたので、縦横自在にホールド可能であるので、よ
り自由な操作が可能になる。
【0111】また、本装置をグリップ可能なグリップ部
を複数箇所設け、かつカメラ部の姿勢を検出するセンサ
ーを設けて、約90度単位でカメラ部光軸が傾斜したと
判断したときは、これを打ち消すようにカメラ部を90
度単位で傾けるので、縦横自在にホールド可能でありな
がら、再生画像は傾斜しないので、より自由な操作が可
能になる。
【0112】また、本装置をグリップ可能なグリップ部
と撮影操作スイッチをそれぞれ複数箇所設け、この内ど
の操作スイッチを操作しているかによってカメラ部の姿
勢を検出し、約90度単位でカメラ部光軸が傾斜したと
判断したときは、これを打ち消すようにカメラ部を90
度単位で傾けるので、縦横自在にホールド可能でありな
がら、再生画像は傾斜しないので、より自由な操作が可
能になる。
【0113】また、本装置をグリップ可能なグリップ部
を複数箇所設け、この内どのグリップ部を保持している
かによってカメラ部の姿勢を検出し、約90度単位でカ
メラ部光軸が傾斜したと判断したときは、これを打ち消
すようにカメラ部を90度単位で傾けるので、縦横自在
にホールド可能でありながら、再生画像は傾斜しないの
で、より自由な操作が可能になる。
【0114】また、本装置をグリップ可能なグリップ部
を複数箇所設け、どの姿勢で装置を保持するかを指定す
るスイッチを設け、このスイッチ入力に応じてカメラ部
の姿勢を判定しし、約90度単位でカメラ部光軸が傾斜
したと判断したときは、これを打ち消すようにカメラ部
を90度単位で傾けるので、縦横自在にホールド可能で
ありながら、再生画像は傾斜しないので、より自由な操
作が可能になる。
【0115】また、本装置をグリップ可能なグリップ部
を複数箇所設け、かつカメラ部の姿勢を検出するセンサ
ーを設けて、約90度単位でカメラ部光軸が傾斜したと
判断したときは、これを打ち消すようにカメラ部の撮影
画像を電気的に90度単位で傾けるので、縦横自在にホ
ールド可能でありながら、再生画像は傾斜しないので、
より自由な操作が可能になる。
【0116】また、本装置をグリップ可能なグリップ部
と撮影操作スイッチをそれぞれ複数箇所設け、この内ど
の操作スイッチを操作しているかによってカメラ部の姿
勢を検出し、約90度単位でカメラ部光軸が傾斜したと
判断したときは、これを打ち消すようにカメラ部の撮影
画像を90度単位で傾けるので、縦横自在にホールド可
能でありながら、再生画像は傾斜しないので、より自由
な操作が可能になる。
【0117】また、本装置をグリップ可能なグリップ部
を複数箇所設け、この内どのグリップ部を保持している
かによってカメラ部の姿勢を検出し、約90度単位でカ
メラ部光軸が傾斜したと判断したときは、これを打ち消
すようにカメラ部の撮影画像を90度単位で傾けるの
で、縦横自在にホールド可能でありながら、再生画像は
傾斜しないので、より自由な操作が可能になる。
【0118】また、本装置をグリップ可能なグリップ部
を複数箇所設け、どの姿勢で装置を保持するかを指定す
るスイッチを設け、このスイッチ入力に応じてカメラ部
の姿勢を判定しし、約90度単位でカメラ部光軸が傾斜
したと判断したときは、これを打ち消すようにカメラ部
の撮影画像を90度単位で傾けるので、縦横自在にホー
ルド可能でありながら、再生画像は傾斜しないので、よ
り自由な操作が可能になる。
【0119】また、バッテリー形状をグリップ形状をな
すように構成しているので、バッテリー容量がより自由
に設定することが可能になり、長時間撮影が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラ一体型記録装置の正面からの外
観斜視図
【図2】同背面側からの外観斜視図
【図3】本発明のカメラ一体型記録装置におけるカメラ
部断面図
【図4】本発明のカメラ一体型記録装置における撮影時
使用状態説明図
【図5】本発明のカメラ一体型記録装置及び従来のカメ
ラ一体型記録装置のカメラ部の構成比較図
【図6】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態に
おける正面側からの外観を示す斜視説明図
【図7】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態に
おける使用状態説明図
【図8】同実施例の形態における使用状態説明図
【図9】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態に
おける背面側からの外観を示す斜視説明図
【図10】同正面側からの外観を示す斜視説明図
【図11】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における側面模式図
【図12】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
におけるマクロ撮影状態図
【図13】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における外観を示す斜視説明図
【図14】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における外観を示す斜視説明図
【図15】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における外観を示す斜視説明図
【図16】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における使用状態説明図
【図17】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における使用状態説明図
【図18】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における使用状態説明図
【図19】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における使用状態説明図
【図20】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における使用状態説明図
【図21】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における使用状態説明図
【図22】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における使用状態説明図
【図23】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
におけるカメラ部の断面図
【図24】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
におけるカメラ部の断面図
【図25】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
におけるカメラ部の断面図
【図26】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における傾斜角センサーの断面図
【図27】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
における傾斜角センサーの断面図
【図28】本発明のカメラ一体型記録装置の実施の形態
におけるCCD撮像素子の平面図
【図29】従来例におけるカメラ一体型記録装置の外観
を示す斜視説明図
【図30】従来例におけるカメラ一体型記録装置の外観
を示す斜視説明図
【図31】従来例におけるカメラ一体型記録装置の撮影
時使用状態説明図
【図32】従来例におけるカメラ一体型記録装置のモニ
ター表示画像図
【符号の説明】
10 モニタ・VTR部 11 VTR部 12 モニタ部 13 カメラ部 14 回転機構 15 カセット蓋 17 液晶表示パネル 18 表示画像 19 画像ブランク部 21 カメラキャビネット前部 22 カメラキャビネット後部 23 カメラキャビネット中部 24 グリップ部 25 バッテリーカバー 26,26a バッテリー 27 レンズシャッタ 28 レンズユニット 29 マイク 30,30a,30b,30c,30d スタート・ス
トップスイッチ 32,32a,32b,32c,32d ズームボタン 41 VTRメカユニット 50 カメラ部先端回動軌跡 62 CCD撮像部 63 CCD撮像素子 64 CCD撮像素子基板 65 シールドケース 66 プリズム 71 電源スイッチ 73 レンズ 74 レンズ鏡筒枠 75 モータ 76 ギヤA 77 ギヤB 78 エンコーダ 99 テープカセット 100 入出力端子 101 レンズカバー部 102 折り畳み検出スイッチ 103 スイッチ押圧部 110 光軸 120 傾斜角センサー 121 ホトカップラ台 122 発光素子 123 受光素子 124 ボール 125 ボール受け台 126 受け台内壁 127 受け台底面 128,128a,128b,128c,128d,1
28e 透孔 129 ホトカップラ台底面 130a,130b,130c タッチセンサー 131a,131b,131c グリップ可能部 132 脚 140 姿勢指定スイッチ 200 テーブル 210 撮影対象物 500 カメラ一体型VTR

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に情報を記録し、略直方体形状
    をなした記録部と、 この記録部の第1の側面部に配置され、撮影者が装置を
    手で保持するためのグリップ部と、 略直方体形状をなし、かつその最も長い辺に沿う方向に
    レンズ鏡筒の光軸を配置し、かつ前記記録部上であっ
    て、前記第1の側面部と異なる第2の側面部に回転機構
    を介して取り付けられ、前記記録部と相対的に回動自在
    に構成されたカメラ部と、 前記記録部上であって、かつ前記第1,第2の側面部とは
    異なる側面部に配設され、前記カメラ部で撮影した画像
    をモニターするモニター部とを具備し、 収納時,搬送時など撮影を行わない時に、前記カメラ部
    の光軸を前記モニター部の表示面とほぼ平行となるよう
    に回動することによって、装置全体を略直方体形状とし
    得ることを特徴とするカメラ一体型記録装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に情報を記録し、略直方体形状
    をなした記録部と、 この記録部の第1の側面部に配置され、撮影者が装置を
    手で保持するためのグリップ部と、 略直方体形状をなし、かつその最も長い辺に沿う方向に
    レンズ鏡筒の光軸を配置し、かつ前記記録部上であっ
    て、前記第1の側面部と異なる第2の側面部に回転機構
    を介して取り付けられ、前記記録部と相対的に回動自在
    に構成されたカメラ部と、 前記記録部上に配設され、前記カメラ部で撮影した画像
    をモニターするモニター部と、 前記カメラ部が前記記録部に対して所定の回動角度位置
    にあることを検出するカメラ回動位置検出手段とを具備
    し、 収納時,搬送時など撮影を行わない時に、前記カメラ部
    の光軸を前記モニター部の表示面とほぼ平行となるよう
    に回動することによって、装置全体を略直方体形状とし
    得て、 かつ装置全体が略直方体形状である状態から前記カメラ
    部が所定角度だけ回動された時に前記カメラ回動位置検
    出手段は検出信号を出力し、装置が撮影待機状態になる
    ことを特徴とするカメラ一体型記録装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に情報を記録し、略直方体形状
    をなした記録部と、 この記録部の第1の側面部に配置され、撮影者が装置を
    手で保持するためのグリップ部と、 略直方体形状をなし、かつその最も長い辺に沿う方向に
    レンズ鏡筒の光軸を配置し、かつ前記記録部上であっ
    て、前記第1の側面部と異なる第2の側面部に回転機構
    を介して取り付けられ、前記記録部と相対的に回動自在
    に構成されたカメラ部と、 前記記録部上に配設され、前記カメラ部で撮影した画像
    をモニターするモニター部と、 前記カメラ部が前記記録部に対して所定の回動角度位置
    にあることを検出するカメラ回動位置検出手段とを具備
    し、 収納時,搬送時など撮影を行わない時に、前記カメラ部
    の光軸を前記モニター部の表示面とほぼ平行となるよう
    に回動することによって、装置全体を略直方体形状とし
    得て、 かつ装置全体が略直方体形状となった時に前記カメラ回
    動位置検出手段は検出信号を出力し、この時撮影動作を
    停止させるように構成したことを特徴とするカメラ一体
    型記録装置。
  4. 【請求項4】 収納時,搬送時など撮影を行わない時
    に、前記カメラ部の光軸を前記モニター部の表示面とほ
    ぼ平行となるように回動し、装置全体を略直方体形状と
    したとき、前記カメラ部の前記レンズ鏡筒先端部を覆う
    ように構成したカバー部が、前記記録部に一体的に設け
    られていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項に記載のカメラ一体型記録装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に情報を記録し、略直方体形状
    をなした記録部と、 この記録部の第1の側面部に配置され、撮影者が装置を
    手で保持するためのグリップ部と、 略直方体形状をなし、かつその最も長い辺に沿う方向に
    レンズ鏡筒の光軸を配置し、かつ前記記録部上であっ
    て、前記第1の側面部と異なる第2の側面部に回転機構
    を介して取り付けられ、前記記録部と相対的に回動自在
    に構成されたカメラ部とを具備してなり、 前記記録部の底面を下側になるように、装置本体をテー
    ブルなどの平板状置き台に置いた時に、前記カメラ部の
    光軸を前記回転機構により略真下または略真上の方向に
    向けるように回動させても、前記カメラ部は前記テーブ
    ルなどの置き台と干渉しないように、カメラ部の先端ま
    たは後端の少なくとも一方が、前記記録部の前記底面よ
    りも、常にわずかに浮いた状態となっていることを特徴
    とするカメラ一体型記録装置。
  6. 【請求項6】 前記カメラ部はマクロ撮影機能を有して
    いることを特徴とする請求項4記載のカメラ一体型記録
    装置。
  7. 【請求項7】 カメラ部を有し、記録媒体に情報を記録
    する略直方体形状をなした記録部と、 この記録部の複数箇所の側面部に配置され、撮影者が装
    置を選択的に手で保持しうる複数箇所のグリップ可能部
    と、 この複数箇所のグリップ可能部にそれぞれ対応した位置
    に配設され、前記カメラ部を操作する複数個の撮影操作
    スイッチとを具備したことを特徴とするカメラ一体型記
    録装置。
  8. 【請求項8】 カメラ部を有し、記録媒体に情報を記録
    する記録部と、 この記録部の複数箇所の側面部に配置され、撮影者が装
    置を選択的に手で保持しうる複数箇所のグリップ可能部
    と、 この複数箇所のグリップ可能部にそれぞれ対応した位置
    に配設され、前記カメラ部を操作する複数個の撮影操作
    スイッチと、 前記カメラ部の撮像素子の水平線が、光軸回りにどれだ
    け傾斜しているかを検出する、カメラ部傾斜角度検出手
    段と、 前記カメラ部がθ度(θ≒90×n、nは整数)だけ傾
    斜したと、前記カメラ部傾斜角度検出手段によって検出
    されたときに、−θ’度(θ’=90×n)だけ前記カ
    メラ部を、光軸回りに回転させるカメラ部回転手段とを
    具備したことを特徴とするカメラ一体型記録装置。
  9. 【請求項9】 カメラ部を有し、記録媒体に情報を記録
    する記録部と、 この記録部の複数箇所の側面部に配置され、撮影者が装
    置を選択的に手で保持しうる複数箇所のグリップ可能部
    と、 この複数箇所のグリップ可能部にそれぞれ対応した位置
    に配設され、前記カメラ部を操作する複数個の撮影操作
    スイッチと、 この複数個の操作スイッチのうち、撮影者が操作してい
    る操作スイッチに応じて、装置の姿勢を判定する姿勢判
    定手段と、 前記カメラ部がθ度(θ≒90×n、nは整数)だけ傾
    斜したと前記姿勢判定手段によって判定されたときに、
    −θ’度(θ’=90×n)だけ前記カメラ部を光軸回
    りに回転させるカメラ部回転手段とを具備したことを特
    徴とするカメラ一体型記録装置。
  10. 【請求項10】 カメラ部を有し、記録媒体に情報を記
    録する記録部と、 この記録部の複数箇所の側面部に配置され、撮影者が装
    置を選択的に手で保持しうる複数箇所のグリップ可能部
    と、 この複数箇所のグリップ可能部にそれぞれ対応した位置
    に配設され、前記カメラ部を操作する複数個の撮影操作
    スイッチと、 前記複数個のグリップ可能部のうち、撮影者が現在握っ
    ているグリップ可能部を検出するグリップ位置検出手段
    と、 このグリップ位置検出手段の出力に応じて、装置の姿勢
    を判定する姿勢判定手段と、 前記カメラ部がθ度(θ≒90×n、nは整数)だけ傾
    斜したと前記姿勢判定手段によって判定されたときに、
    −θ’度(θ’=90×n)だけ前記カメラ部を光軸回
    りに回転させるカメラ部回転手段とを具備したことを特
    徴とするカメラ一体型記録装置。
  11. 【請求項11】 カメラ部を有し、記録媒体に情報を記
    録する記録部と、 この記録部の複数箇所の側面部に配置され、撮影者が装
    置を選択的に手で保持しうる複数箇所のグリップ可能部
    と、 この複数箇所のグリップ可能部にそれぞれ対応した位置
    に配設され、前記カメラ部を操作する複数個の撮影操作
    スイッチと、 前記カメラ部の撮影時における姿勢が90度単位で光軸
    回りにθ度だけ傾斜していることを指定する姿勢指定ス
    イッチと、 この姿勢指定スイッチ入力値に応じて、前記カメラ部を
    光軸回りに−θ度だけ回転させるカメラ部回転手段とを
    具備したことを特徴とするカメラ一体型記録装置。
  12. 【請求項12】 カメラ部を有し、記録媒体に情報を記
    録する記録部と、 この記録部の複数箇所の側面部に配置され、撮影者が装
    置を選択的に手で保持しうる複数箇所のグリップ可能部
    と、 この複数箇所のグリップ可能部にそれぞれ対応した位置
    に配設され、前記カメラ部を操作する複数個の撮影操作
    スイッチと、 前記カメラ部の撮像素子の水平線が、光軸回りにどれだ
    け傾斜しているかを検出する、傾斜角度検出手段と、 前記カメラ部がθ度(θ≒90×n、nは整数)だけ傾
    斜したと前記傾斜角度検出手段によって検出されたとき
    に、θ’度(θ’=90×n)だけ前記カメラ部におけ
    る撮像画像を電気的に回転させる撮像画像回転手段とを
    具備したことを特徴とするカメラ一体型記録装置。
  13. 【請求項13】 カメラ部を有し、記録媒体に情報を記
    録する記録部と、 この記録部の複数箇所の側面部に配置され、撮影者が装
    置を選択的に手で保持しうる複数箇所のグリップ可能部
    と、 この複数箇所のグリップ可能部にそれぞれ対応した位置
    に配設され、前記カメラ部を操作する複数個の撮影操作
    スイッチと、 この複数個の操作スイッチのうち、撮影者が操作してい
    る操作スイッチに応じて、装置の姿勢を判定する姿勢判
    定手段と、 前記カメラ部がθ度(θ≒90×n、nは整数)だけ傾
    斜したと前記姿勢判定手段によって判定されたときに、
    θ’度(θ’=90×n)だけ前記カメラ部における撮
    像画像を電気的に回転させる撮像画像回転手段とを具備
    したことを特徴とするカメラ一体型記録装置。
  14. 【請求項14】 カメラ部を有し、記録媒体に情報を記
    録する記録部と、 この記録部の複数箇所の側面部に配置され、撮影者が装
    置を選択的に手で保持しうる複数箇所のグリップ可能部
    と、 この複数箇所のグリップ可能部にそれぞれ対応した位置
    に配設され、前記カメラ部を操作する複数個の撮影操作
    スイッチと、 前記複数個のグリップ可能部のうち、現在撮影者が握っ
    ているグリップ可能部を判定するグリップ位置検出手段
    と、 このグリップ位置検出手段の出力に応じて、装置の姿勢
    を判定する姿勢判定手段と、 前記カメラ部がθ度(θ≒90×n、nは整数)だけ傾
    斜したと前記姿勢判定手段によって判定されたときに、
    θ’度(θ’=90×n)だけカメラ部における撮像画
    像を電気的に回転させる撮像画像回転手段とを具備した
    ことを特徴とするカメラ一体型記録装置。
  15. 【請求項15】 カメラ部を有し、記録媒体に情報を記
    録する記録部と、 この記録部の複数箇所の側面部に配置され、撮影者が装
    置を選択的に手で保持しうる複数箇所のグリップ可能部
    と、 この複数箇所のグリップ可能部にそれぞれ対応した位置
    に配設され、前記カメラ部を操作する複数個の撮影操作
    スイッチと、 前記カメラ部の撮影時における姿勢が90度単位で光軸
    回りにθ度だけ傾斜していることを指定する姿勢指定ス
    イッチと、 この姿勢指定スイッチ入力値に応じて、カメラ部におけ
    る撮像画像をθ度だけ電気的に回転させる撮像画像回転
    手段とを具備したことを特徴とするカメラ一体型記録装
    置。
  16. 【請求項16】 前記記録部は、前記カメラ部で撮影し
    た画像をモニターするモニター部と、 このモニター部に表示される画像が、−θ度だけモニタ
    ー部に対して回転させる表示画像回転手段とを具備した
    ことを特徴とする請求項8〜15記載のカメラ一体型記
    録装置。
  17. 【請求項17】 前記カメラ部における撮像部は略正方
    形をなすことを特徴とする請求項8〜15のいずれか1
    項に記載のカメラ一体型記録装置。
  18. 【請求項18】 前記記録部は、前記カメラ部で撮影し
    た画像をモニターするモニター部を具備し、このモニタ
    ー部の表示面は略正方形をなすことを特徴とする請求項
    8〜16記載のカメラ一体型記録装置。
  19. 【請求項19】 カメラ部と、 記録媒体に情報を記録する記録部と、 この記録部の側面部に配置され、撮影者が装置を手で保
    持するためのグリップ形状部の一部もしくは全部を形成
    してなるバッテリとを具備したことを特徴とするカメラ
    一体型記録装置。
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