JPH06133197A - ビデオ一体形カメラ - Google Patents
ビデオ一体形カメラInfo
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- JPH06133197A JPH06133197A JP4281667A JP28166792A JPH06133197A JP H06133197 A JPH06133197 A JP H06133197A JP 4281667 A JP4281667 A JP 4281667A JP 28166792 A JP28166792 A JP 28166792A JP H06133197 A JPH06133197 A JP H06133197A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video
- grip
- integrated camera
- main body
- grip portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 突出部がなく、携帯性に優れ、使い勝手のよ
い薄形のビデオ一体形カメラを得ることを目的とする。 【構成】 カメラ部3,デッキ部2が含まれた本体筐体
1の前部に独立したグリップ部6を水平方向に回転可能
に装着し、かつ前部と側面部のそれぞれの連結部6a,
6bの位置で固定できるようにした。
い薄形のビデオ一体形カメラを得ることを目的とする。 【構成】 カメラ部3,デッキ部2が含まれた本体筐体
1の前部に独立したグリップ部6を水平方向に回転可能
に装着し、かつ前部と側面部のそれぞれの連結部6a,
6bの位置で固定できるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、薄形を指向したビデ
オ一体形カメラに関するものである。
オ一体形カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオ一体形カメラはあらゆる場面での
使い勝手を考えると、小形化の要求には限りがない。近
年ビデオ一体形カメラは著しく小形化が進んだ。更に携
帯性を考えると小形化に加え薄形化も重要である。従来
のビデオ一体形カメラは、そのホールディングの形態に
起因する薄形化の阻害要因を有している。図17,図1
8は従来の一般的なビデオ一体形カメラの概略図であ
る。図17はカメラ部をデッキ部の横に配置した例であ
り、図18はカメラ部をデッキ部の前に配置した例であ
る。いずれも筐体21の側面をグリップとして突出さ
せ、略水平にグリップベルト22を取り付けている。後
部に鍔状に張り出した親指かけと録画スタートスイッチ
23,天面部にズームスイッチ24を配している。
使い勝手を考えると、小形化の要求には限りがない。近
年ビデオ一体形カメラは著しく小形化が進んだ。更に携
帯性を考えると小形化に加え薄形化も重要である。従来
のビデオ一体形カメラは、そのホールディングの形態に
起因する薄形化の阻害要因を有している。図17,図1
8は従来の一般的なビデオ一体形カメラの概略図であ
る。図17はカメラ部をデッキ部の横に配置した例であ
り、図18はカメラ部をデッキ部の前に配置した例であ
る。いずれも筐体21の側面をグリップとして突出さ
せ、略水平にグリップベルト22を取り付けている。後
部に鍔状に張り出した親指かけと録画スタートスイッチ
23,天面部にズームスイッチ24を配している。
【0003】従来のビデオ一体形カメラのホールディン
グの方法は、図19に示すように右手の掌で筐体21の
側面を包むように保持する。撮影時は、筐体21をこの
ように保持しながら、親指で録画スタートスイッチ23
を操作し、人指し指と中指でズームスイッチ24を操作
する。
グの方法は、図19に示すように右手の掌で筐体21の
側面を包むように保持する。撮影時は、筐体21をこの
ように保持しながら、親指で録画スタートスイッチ23
を操作し、人指し指と中指でズームスイッチ24を操作
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のビデオ一体形カ
メラでは、実装されるメカや回路の小形化により製品の
幅を薄くする場合、上記ホールディングの形態をとって
いる関係上、本来の構成部品の実装のスペース以外に、
上記ホールディングのためのスペースが幅方向に必要で
ある。この寸法は人の手のサイズに依存し小形化はでき
ない。また、もう一つの問題として、片手で保持するよ
うに設計され、保持している右手でズーム操作をするた
め、ズーム操作時には本体が振れ易く、安定した画面の
録画ができない。また、振れを防止するため左手を添え
て両手で保持するにしても、しっかり保持できる形状で
はない。
メラでは、実装されるメカや回路の小形化により製品の
幅を薄くする場合、上記ホールディングの形態をとって
いる関係上、本来の構成部品の実装のスペース以外に、
上記ホールディングのためのスペースが幅方向に必要で
ある。この寸法は人の手のサイズに依存し小形化はでき
ない。また、もう一つの問題として、片手で保持するよ
うに設計され、保持している右手でズーム操作をするた
め、ズーム操作時には本体が振れ易く、安定した画面の
録画ができない。また、振れを防止するため左手を添え
て両手で保持するにしても、しっかり保持できる形状で
はない。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、薄形のビデオ一体形カメラ
を得ることを目的とする。また、もう一つの目的は、撮
影時の手振れを防止できる形態を得ることを目的とす
る。
ためになされたものであり、薄形のビデオ一体形カメラ
を得ることを目的とする。また、もう一つの目的は、撮
影時の手振れを防止できる形態を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るビデオ一
体形カメラは、本体筐体の前部に独立したグリップ部を
水平方向に回転可能に装着し、かつ前部と側面部のそれ
ぞれの位置で係止できるようにしたものである。また、
この発明に係るビデオ一体形カメラは、ビデオ部の筐体
の上部に独立したカメラ部の筐体を水平方向に回転可能
に装着し、かつ独立したグリップ部をビデオ部の筐体の
前部に水平方向に回転可能に装着したものである。
体形カメラは、本体筐体の前部に独立したグリップ部を
水平方向に回転可能に装着し、かつ前部と側面部のそれ
ぞれの位置で係止できるようにしたものである。また、
この発明に係るビデオ一体形カメラは、ビデオ部の筐体
の上部に独立したカメラ部の筐体を水平方向に回転可能
に装着し、かつ独立したグリップ部をビデオ部の筐体の
前部に水平方向に回転可能に装着したものである。
【0007】
【作用】この発明においては、撮影時はグリップ部を開
いて本体の側面に固定し、携帯時はグリップ部を閉じて
本体の前面に固定することにより、筐体の幅を薄くする
ことができる。また、この発明においては、カメラ部と
ビデオ部が平行の向きの状態ではグリップ部を開いて使
用し、カメラ部を90°回転した状態ではグリップ部を
閉じて使用する。即ち、前者は片手持ちのホールディン
グの時、後者は両手持ちのホールディングの時の形態で
あり、携帯時はカメラ部を平行の向きにして、グリップ
部を閉じることにより筐体の幅を薄くすることができ
る。
いて本体の側面に固定し、携帯時はグリップ部を閉じて
本体の前面に固定することにより、筐体の幅を薄くする
ことができる。また、この発明においては、カメラ部と
ビデオ部が平行の向きの状態ではグリップ部を開いて使
用し、カメラ部を90°回転した状態ではグリップ部を
閉じて使用する。即ち、前者は片手持ちのホールディン
グの時、後者は両手持ちのホールディングの時の形態で
あり、携帯時はカメラ部を平行の向きにして、グリップ
部を閉じることにより筐体の幅を薄くすることができ
る。
【0008】
【実施例】実施例1.この発明の一実施例を図1〜図5
について説明する。図において、1はビデオ一体形カメ
ラの本体筐体であり、下部にデッキ部2,上部にカメラ
部3,及び電子ビューファインダー4が配置されてい
る。電子ビューファインダー4は図1に示す位置が通常
の使用位置で、図2に示す位置が収納時の位置となるよ
う180°回転可能に装着されている。5はマイクで、
本体筐体1の天部に取り付けられている。6はグリップ
部であり、連結部6a,6bによって本体筐体1の前部
のコーナーに水平方向に回転可能に装着されている。7
は電源用のバッテリーで、この実施例ではグリップ部6
の外側から着脱可能に装着されている。8はグリップベ
ルト、9は録画スタートスイッチ、10はズームスイッ
チである。グリップ部6と筐体1との間の配線11は連
結部6aの内部を貫通して接続される。グリップ部6は
本体筐体1の前部の位置と、90°開いて側面部の2カ
所でそれぞれ固定可能なロック機構(詳述せず)を備え
ている。また、グリップ部6にはカメラレンズ先端部1
2,電子ビューファインダー4のアイカップ13にそれ
ぞれ対応した凹部6c,6dを備えている。
について説明する。図において、1はビデオ一体形カメ
ラの本体筐体であり、下部にデッキ部2,上部にカメラ
部3,及び電子ビューファインダー4が配置されてい
る。電子ビューファインダー4は図1に示す位置が通常
の使用位置で、図2に示す位置が収納時の位置となるよ
う180°回転可能に装着されている。5はマイクで、
本体筐体1の天部に取り付けられている。6はグリップ
部であり、連結部6a,6bによって本体筐体1の前部
のコーナーに水平方向に回転可能に装着されている。7
は電源用のバッテリーで、この実施例ではグリップ部6
の外側から着脱可能に装着されている。8はグリップベ
ルト、9は録画スタートスイッチ、10はズームスイッ
チである。グリップ部6と筐体1との間の配線11は連
結部6aの内部を貫通して接続される。グリップ部6は
本体筐体1の前部の位置と、90°開いて側面部の2カ
所でそれぞれ固定可能なロック機構(詳述せず)を備え
ている。また、グリップ部6にはカメラレンズ先端部1
2,電子ビューファインダー4のアイカップ13にそれ
ぞれ対応した凹部6c,6dを備えている。
【0009】このように構成されたビデオ一体形カメラ
においては、使用しないとき,及び携帯時はグリップ部
6を閉じて本体筐体1の前面に固定し、撮影時は図4,
図5に示すようにグリップ部6を開いて本体筐体1の側
面に固定して使用する。また、使用しないときは、電子
ビューファインダー4をグリップ側に倒した状態でグリ
ップ部6を本体筐体1の前面に固定することにより、カ
メラレンズ先端部12,アイカップ13の両方がそれぞ
れ凹部6c,6dに嵌入し、カバーされる。
においては、使用しないとき,及び携帯時はグリップ部
6を閉じて本体筐体1の前面に固定し、撮影時は図4,
図5に示すようにグリップ部6を開いて本体筐体1の側
面に固定して使用する。また、使用しないときは、電子
ビューファインダー4をグリップ側に倒した状態でグリ
ップ部6を本体筐体1の前面に固定することにより、カ
メラレンズ先端部12,アイカップ13の両方がそれぞ
れ凹部6c,6dに嵌入し、カバーされる。
【0010】実施例2.上記実施例1ではバッテリー7
をグリップ部6に装着する構造としているが、本体筐体
1の後部に装着する等,他の場所に単独で装着してもよ
い(図示せず)。
をグリップ部6に装着する構造としているが、本体筐体
1の後部に装着する等,他の場所に単独で装着してもよ
い(図示せず)。
【0011】実施例3.図6はグリップ部6の回転に連
動してビデオ一体形カメラの電源を入/切させるように
した実施例であり、本体筐体1内に電源スイッチ14を
設け、その操作杆14aを本体筐体1から突出させ、グ
リップ部6を閉じた状態のとき操作杆14aを押し、開
いた状態で解放するようにすることにより、電源スイッ
チ14を動作させる。
動してビデオ一体形カメラの電源を入/切させるように
した実施例であり、本体筐体1内に電源スイッチ14を
設け、その操作杆14aを本体筐体1から突出させ、グ
リップ部6を閉じた状態のとき操作杆14aを押し、開
いた状態で解放するようにすることにより、電源スイッ
チ14を動作させる。
【0012】実施例4.上記実施例1ではグリップ部6
がカメラレンズ先端部12をカバーするように構成され
ているが、別の手段でカメラレンズ先端部12をカバー
すれば、デッキ部2の範囲の高さに設定することもでき
る(図示せず)。
がカメラレンズ先端部12をカバーするように構成され
ているが、別の手段でカメラレンズ先端部12をカバー
すれば、デッキ部2の範囲の高さに設定することもでき
る(図示せず)。
【0013】実施例5.図7は本体筐体1から分離され
たグリップ部6にマイク5を取付けるようにした実施例
を示し、カメラレンズのモーター騒音やデッキのメカ騒
音等がマイク5に飛び込み、ノイズとして録音されるの
を軽減するために有用である。
たグリップ部6にマイク5を取付けるようにした実施例
を示し、カメラレンズのモーター騒音やデッキのメカ騒
音等がマイク5に飛び込み、ノイズとして録音されるの
を軽減するために有用である。
【0014】実施例6.図8はマイク5,外部入出力端
子15を本体筐体1の前面に設けた実施例を示し、使用
しないとき、即ちグリップ部6が閉じた状態ではカバー
される。これはマイク5の破損防止,ジャック部のゴミ
等からの保護のために有用である。
子15を本体筐体1の前面に設けた実施例を示し、使用
しないとき、即ちグリップ部6が閉じた状態ではカバー
される。これはマイク5の破損防止,ジャック部のゴミ
等からの保護のために有用である。
【0015】実施例7.実施例1では電子ビューファイ
ンダー4をグリップ側へ倒したときに、アイカップ13
をグリップ部6でカバーする構造としているが、必ずし
もこのようにカバーする必要はなく、また別の手段でカ
バーしてもよい。
ンダー4をグリップ側へ倒したときに、アイカップ13
をグリップ部6でカバーする構造としているが、必ずし
もこのようにカバーする必要はなく、また別の手段でカ
バーしてもよい。
【0016】実施例8.この発明の他の実施例を図9〜
図14について説明する。図中前記実施例1と同一また
は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図に
おいて、2Aはメカデッキや録画,再生回路を内装した
ビデオ部、3Aはレンズやカメラ回路を内装しかつマイ
ク5,ビューファインダー4を備えたカメラ部である。
カメラ部3Aは連結部3aを有し、ビデオ部2Aの上部
に水平方向に回転可能に装着されている。当然両者間を
接続する配線11aはこの連結部3aの内部を貫通して
いる。ビデオ部2Aにはカメラ部3Aが任意の角度で停
止可能な制御機構(詳述せず)を備えている。
図14について説明する。図中前記実施例1と同一また
は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図に
おいて、2Aはメカデッキや録画,再生回路を内装した
ビデオ部、3Aはレンズやカメラ回路を内装しかつマイ
ク5,ビューファインダー4を備えたカメラ部である。
カメラ部3Aは連結部3aを有し、ビデオ部2Aの上部
に水平方向に回転可能に装着されている。当然両者間を
接続する配線11aはこの連結部3aの内部を貫通して
いる。ビデオ部2Aにはカメラ部3Aが任意の角度で停
止可能な制御機構(詳述せず)を備えている。
【0017】このように構成されたビデオ一体形カメラ
においては、2通りの使い方が可能である。使用しない
状態では図9〜図11に示すようにグリップ部6をビデ
オ部2Aの前でロックし、カメラ部3Aはビデオ部2A
と平行位置でロックする。通常の使用では図12,図1
3に示すようにグリップ部6だけを90°開いた側面部
の位置で固定して使う。特に両手でしっかり保持して撮
影したいときは、図14に示すようにグリップ部6をビ
デオ部2Aの前に固定し、更にカメラ部3Aを90°回
転した位置で固定し、左手でビデオ部2Aの後部を掴む
ことにより、両手での保持を確実にすることができる。
においては、2通りの使い方が可能である。使用しない
状態では図9〜図11に示すようにグリップ部6をビデ
オ部2Aの前でロックし、カメラ部3Aはビデオ部2A
と平行位置でロックする。通常の使用では図12,図1
3に示すようにグリップ部6だけを90°開いた側面部
の位置で固定して使う。特に両手でしっかり保持して撮
影したいときは、図14に示すようにグリップ部6をビ
デオ部2Aの前に固定し、更にカメラ部3Aを90°回
転した位置で固定し、左手でビデオ部2Aの後部を掴む
ことにより、両手での保持を確実にすることができる。
【0018】実施例9.上記実施例8ではバッテリー7
をグリップ部6に装着する構造としているが、ビデオ部
2Aの後部に装着する等,他の場所に単独で装着しても
よい(図示せず)。
をグリップ部6に装着する構造としているが、ビデオ部
2Aの後部に装着する等,他の場所に単独で装着しても
よい(図示せず)。
【0019】実施例10.上記実施例8ではカメラ部3
Aが水平方向にのみ回転するが、図15に示すように連
結部3aとカメラ部3Aを分離し、カメラ部3Aを連結
部3aに対し垂直方向に回転可能とすることにより、据
え置き撮影時に三脚なしでアングルを変えることが可能
となる。
Aが水平方向にのみ回転するが、図15に示すように連
結部3aとカメラ部3Aを分離し、カメラ部3Aを連結
部3aに対し垂直方向に回転可能とすることにより、据
え置き撮影時に三脚なしでアングルを変えることが可能
となる。
【0020】実施例11.図16は実施例8の連結部3
aをビデオ部2Aに内蔵したモーター16で駆動し、か
つ任意の角度で停止する制御機能(詳述せず)を持たせ
たもので、グリップ部6(またはビデオ部2Aでも可)
にリモコン受光部(図示せず)を設けることにより、遠
隔操作でのパンニングが可能となる。
aをビデオ部2Aに内蔵したモーター16で駆動し、か
つ任意の角度で停止する制御機能(詳述せず)を持たせ
たもので、グリップ部6(またはビデオ部2Aでも可)
にリモコン受光部(図示せず)を設けることにより、遠
隔操作でのパンニングが可能となる。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。独
立したグリップ部を本体筐体の前部のコーナーに回転可
能に装着し、撮影時に開いて使うようにしたので、幅方
向にホールディングのための突出部を必要とせず、薄形
化が可能となり、携帯性に優れたビデオ一体形カメラが
得られるばかりでなく、突出部がないので、再生時等に
横に置いて安定した状態での使用も可能となる。また、
グリップ部に重量のあるバッテリーを装着するようにし
たので、本体を保持する際の重量のバランスの悪化を防
ぐことができる。また、グリップ部の回転に連動して電
源を入/切させることにより、操作の手間を省くことが
でき、スイッチの切り忘れを防止できる。また、グリッ
プ部にマイクを内蔵することにより、メカ騒音の発生源
である本体筐体から分離されるので、録画時に本来の音
声と同時に記録されてしまうこれらのノイズ(騒音)を
軽減することができる。また、グリップ部で覆われる本
体筐体の前部にマイクおよび外部入出力ジャックを設け
ることにより、マイクについては破損防止ができ、外部
出入力ジャックについては使用しないときに露出を防止
でき、別のカバーを必要としないのでゴミ等ジャック部
の信頼性に影響する問題を経済的に回避できる。また、
グリップ部をカメラ部まで延長し、カメラレンズ先端
部,電子ビューファインダーのアイカップにそれぞれ対
応した凹部を備えカバーするようにしたので、レンズキ
ャップ等の別の部材を必要とせず、また取付け,取外し
の手間も不要で使い勝手のよいビデオ一体形カメラを得
ることができる。これにより、従来は対策されていなか
った電子ビューファインダーの接眼レンズへのゴミ付着
の問題が解決される。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。独
立したグリップ部を本体筐体の前部のコーナーに回転可
能に装着し、撮影時に開いて使うようにしたので、幅方
向にホールディングのための突出部を必要とせず、薄形
化が可能となり、携帯性に優れたビデオ一体形カメラが
得られるばかりでなく、突出部がないので、再生時等に
横に置いて安定した状態での使用も可能となる。また、
グリップ部に重量のあるバッテリーを装着するようにし
たので、本体を保持する際の重量のバランスの悪化を防
ぐことができる。また、グリップ部の回転に連動して電
源を入/切させることにより、操作の手間を省くことが
でき、スイッチの切り忘れを防止できる。また、グリッ
プ部にマイクを内蔵することにより、メカ騒音の発生源
である本体筐体から分離されるので、録画時に本来の音
声と同時に記録されてしまうこれらのノイズ(騒音)を
軽減することができる。また、グリップ部で覆われる本
体筐体の前部にマイクおよび外部入出力ジャックを設け
ることにより、マイクについては破損防止ができ、外部
出入力ジャックについては使用しないときに露出を防止
でき、別のカバーを必要としないのでゴミ等ジャック部
の信頼性に影響する問題を経済的に回避できる。また、
グリップ部をカメラ部まで延長し、カメラレンズ先端
部,電子ビューファインダーのアイカップにそれぞれ対
応した凹部を備えカバーするようにしたので、レンズキ
ャップ等の別の部材を必要とせず、また取付け,取外し
の手間も不要で使い勝手のよいビデオ一体形カメラを得
ることができる。これにより、従来は対策されていなか
った電子ビューファインダーの接眼レンズへのゴミ付着
の問題が解決される。
【0022】また、この発明は以上説明したように構成
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。独立したグリップ部をビデオ部の前部に装着し、撮
影時に開いて使うようにしたので、幅方向にホールディ
ングのための突出部を必要とせず、薄形化が可能となり
携帯性に優れたビデオ一体形カメラを得ることができ
る。またカメラ部を独立した筐体とし、水平方向に回転
可能としたので、グリップ部を閉じた状態で、カメラ部
の方向を90°回転させることにより、片手持ちのホー
ルディングだけでなく、ビデオ部の後部を左手で保持す
る両手持ちのホールディングも可能となり、スチルカメ
ラと同様の手振れの少ない安定したホールディングが可
能となる。また、カメラ部を垂直方向に回転可能にする
ことにより、三脚なしでアングルを変えることが可能と
なり、テーブル等に置いての据え置き撮影が可能とな
る。また、カメラ部をビデオ部に内蔵したモーターで駆
動し、リモコンで任意の角度に停止させることにより、
三脚なしで据え置き撮影ができ、かつ遠隔操作でパンニ
ングができるので、手軽に会議やイベントの撮影ができ
る。
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。独立したグリップ部をビデオ部の前部に装着し、撮
影時に開いて使うようにしたので、幅方向にホールディ
ングのための突出部を必要とせず、薄形化が可能となり
携帯性に優れたビデオ一体形カメラを得ることができ
る。またカメラ部を独立した筐体とし、水平方向に回転
可能としたので、グリップ部を閉じた状態で、カメラ部
の方向を90°回転させることにより、片手持ちのホー
ルディングだけでなく、ビデオ部の後部を左手で保持す
る両手持ちのホールディングも可能となり、スチルカメ
ラと同様の手振れの少ない安定したホールディングが可
能となる。また、カメラ部を垂直方向に回転可能にする
ことにより、三脚なしでアングルを変えることが可能と
なり、テーブル等に置いての据え置き撮影が可能とな
る。また、カメラ部をビデオ部に内蔵したモーターで駆
動し、リモコンで任意の角度に停止させることにより、
三脚なしで据え置き撮影ができ、かつ遠隔操作でパンニ
ングができるので、手軽に会議やイベントの撮影ができ
る。
【図1】この発明の実施例1の概略構造を示す側面図で
ある。
ある。
【図2】図1の他の側面図である。
【図3】図1を左からみた図である。
【図4】図1においてグリップ部を開いた状態を示す平
面図である。
面図である。
【図5】図4の斜視図である。
【図6】この発明の実施例3を示す平面図である。
【図7】この発明の実施例5を示す斜視図である。
【図8】この発明の実施例6を示す斜視図である。
【図9】この発明の実施例8の概略構造を示す側面図で
ある。
ある。
【図10】図9の他の側面図である。
【図11】図1を左からみた図である。
【図12】図9においてグリップ部を開いた状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図13】図12の斜視図である。
【図14】図13の他の使用例を示す斜視図である。
【図15】この発明の実施例10を示す平面図である。
【図16】この発明の実施例11を示す斜視図である。
【図17】従来のビデオ一体形カメラを示す斜視図であ
る。
る。
【図18】同じく従来のビデオ一体形カメラを示す斜視
図である。
図である。
【図19】従来のビデオ一体形カメラのホールディング
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
1 本体筐体 2,2A デッキ部 3,3A カメラ部 4 電子ビューファインダー 5 マイク 6 グリップ部 6a,6b 連結部 7 バッテリー 8 グリップベルト 9 録画スタートスイッチ 10 ズームスイッチ 13 アイカップ 14 電源スイッチ 15 外部入出力ジャック
Claims (12)
- 【請求項1】 カメラ部,デッキ部が含まれた本体筐体
の前部に独立したグリップ部を水平方向に回転可能に装
着し、かつ前部と側面部のそれぞれの位置で固定できる
ようにしたことを特徴とするビデオ一体形カメラ。 - 【請求項2】 グリップ部に電源用バッテリーを装着し
た請求項1のビデオ一体形カメラ。 - 【請求項3】 グリップ部の回転に連動して電源を入/
切させるようにした請求項1または2のビデオ一体形カ
メラ。 - 【請求項4】 グリップ部の筐体を延長してレンズカバ
ーの機能を持たせたことを特徴とする請求項1のビデオ
一体形カメラ。 - 【請求項5】 グリップ部にマイクを内蔵したことを特
徴とする請求項1のビデオ一体形カメラ。 - 【請求項6】 グリップ部で覆われる本体筐体の前面に
マイクを内蔵したことを特徴とする請求項1のビデオ一
体形カメラ。 - 【請求項7】 グリップ部で覆われる本体筐体の前面に
外部入出力ジャックを設けた請求項1のビデオ一体形カ
メラ。 - 【請求項8】 180°回転可能な電子ビューファイン
ダーを備え、グリップ側へ倒した時にアイカップをグリ
ップ部でカバーできるようにした請求項1のビデオ一体
形カメラ。 - 【請求項9】 ビデオ部を独立した筐体とし、その上部
に同じく独立したカメラ部の筐体を水平方向に回転可能
に装着し、かつカメラ部にはビューファインダー及びマ
イクを備えたことを特徴とするビデオ一体形カメラ。 - 【請求項10】 独立したグリップ部をビデオ部の筐体
の前部に水平方向に回転可能に装着し、かつ前部の位置
と側面部の位置にそれぞれ固定できるようにした請求項
9のビデオ一体形カメラ。 - 【請求項11】 カメラ部の筐体を垂直方向にも回転可
能にした請求項9のビデオ一体形カメラ。 - 【請求項12】 カメラ部をモーター駆動し、かつ任意
の角度で停止できる制御機能を備えた請求項9のビデオ
一体形カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4281667A JPH06133197A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | ビデオ一体形カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4281667A JPH06133197A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | ビデオ一体形カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06133197A true JPH06133197A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17642300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4281667A Pending JPH06133197A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | ビデオ一体形カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06133197A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003069896A1 (fr) * | 2002-02-13 | 2003-08-21 | Sony Corporation | Dispositif d'enregistrement/de lecture magnetique |
JP2007243390A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Nikon Corp | 携帯機器 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP4281667A patent/JPH06133197A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003069896A1 (fr) * | 2002-02-13 | 2003-08-21 | Sony Corporation | Dispositif d'enregistrement/de lecture magnetique |
JP2007243390A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Nikon Corp | 携帯機器 |
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