JPH06303096A - デジタル的に制御された位相シフト方法およびデジタル的に制御可能な継続的可変長の遅延ライン位相シフタ回路 - Google Patents
デジタル的に制御された位相シフト方法およびデジタル的に制御可能な継続的可変長の遅延ライン位相シフタ回路Info
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- JPH06303096A JPH06303096A JP6004010A JP401094A JPH06303096A JP H06303096 A JPH06303096 A JP H06303096A JP 6004010 A JP6004010 A JP 6004010A JP 401094 A JP401094 A JP 401094A JP H06303096 A JPH06303096 A JP H06303096A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/08—Details of the phase-locked loop
- H03L7/081—Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter
- H03L7/0812—Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used
- H03L7/0814—Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used the phase shifting device being digitally controlled
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K5/13—Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
- H03K5/131—Digitally controlled
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/02—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
- H04L7/033—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
- H04L7/0337—Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 全デジタルフルレンジ位相シフトの方法およ
び装置を提供する。 【構成】 すべてデジタル的に制御されたセルフ較正遅
延ライン方法および装置は、遅延ライン中の物理的位置
(ESP)で継続的に端子を識別することにより無制限
に長い遅延ラインをシミュレートし、その位置は、該位
相検出器入力および該ESP端子を該遅延ラインの第1
の段へ接続するための手段に関して、該遅延ラインを往
復する信号が360度位相シフトされる正確な場所であ
る。
び装置を提供する。 【構成】 すべてデジタル的に制御されたセルフ較正遅
延ライン方法および装置は、遅延ライン中の物理的位置
(ESP)で継続的に端子を識別することにより無制限
に長い遅延ラインをシミュレートし、その位置は、該位
相検出器入力および該ESP端子を該遅延ラインの第1
の段へ接続するための手段に関して、該遅延ラインを往
復する信号が360度位相シフトされる正確な場所であ
る。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明はデジタル位相およびタイミング
制御に関し、より特定的には位相シフト、信号同期およ
びデータ回復を制御するための全デジタル方法および装
置に関する。
制御に関し、より特定的には位相シフト、信号同期およ
びデータ回復を制御するための全デジタル方法および装
置に関する。
【0002】
【発明の背景】クロックまたはデータ回復において、な
らびに他の位相およびタイミング制御動作において、位
相調整またはタイミング調整は通常、位相またはタイミ
ングエラーが検出された後に行なわれる。従来的には位
相ロックループ(PLL)が用いられ、ここでは多数の
サイクルを介して位相調整または位相整列を達成するた
めに電圧制御された発振器(VCO)の周波数が調整さ
れる。位相変化の量はVCO周波数と基準周波数との間
の差を積分したものである。これらは一般的にはアナロ
グPLL回路であり、アナログローパスフィルタ機能を
形成するために様々な集中キャパシタおよび集中抵抗器
を含み、VCOのために平滑化されたまたは濾波された
制御信号を得る。PLLアナログ回路と大規模デジタル
回路とのモノリシック回路集積は、特に標準的なデジタ
ル回路のための製造方法を用いては困難である。加え
て、デジタル切換ノイズに対する敏感さ等の位相ロック
ループ設計に関連した問題点のために、従来のCMOS
アナログPLL設計は100MHZ未満の応用に限られ
ている。
らびに他の位相およびタイミング制御動作において、位
相調整またはタイミング調整は通常、位相またはタイミ
ングエラーが検出された後に行なわれる。従来的には位
相ロックループ(PLL)が用いられ、ここでは多数の
サイクルを介して位相調整または位相整列を達成するた
めに電圧制御された発振器(VCO)の周波数が調整さ
れる。位相変化の量はVCO周波数と基準周波数との間
の差を積分したものである。これらは一般的にはアナロ
グPLL回路であり、アナログローパスフィルタ機能を
形成するために様々な集中キャパシタおよび集中抵抗器
を含み、VCOのために平滑化されたまたは濾波された
制御信号を得る。PLLアナログ回路と大規模デジタル
回路とのモノリシック回路集積は、特に標準的なデジタ
ル回路のための製造方法を用いては困難である。加え
て、デジタル切換ノイズに対する敏感さ等の位相ロック
ループ設計に関連した問題点のために、従来のCMOS
アナログPLL設計は100MHZ未満の応用に限られ
ている。
【0003】デジタルデータ回復アプリケーションまた
はデジタル信号同期アプリケーションにおいて、デジタ
ル的に制御された遅延セル技術が多用される。複数個の
かかる遅延セルはカスケード接続されて遅延ラインを形
成し、このラインはそれからデータ、クロックまたは制
御信号のいずれかの信号を遅延させて、遅延ラインのタ
ップから複数個のオリジナル信号の遅延されたコピーま
たは位相シフトされたコピーを与える。その後、これら
の遅延された信号はサンプリングされ、または検出さ
れ、または登録されてそれに続くロジックで分析され、
信号同期、データ回復および他のタスクを可能化するた
めに基準信号または複数個の信号との位相関係を決定す
る。先行技術のタップされた遅延ラインが公知であり、
これは信号の位相シフトされたコピーを与えることがで
きるが、遅延ラインまたは遅延ラインのタップは調整も
較正もされない。米国特許第4,821,297号に記
載されるかかる先行技術の配列の1つにおいて、データ
速度周波数で動作する局部的に発生した基準クロックは
Nレングスのタップされた遅延によって位相シフトまた
は遅延され、隣接する各タップ間の位相ステップΔΦで
のクロックのN個のコピーを与える。分解能の位相調整
ステップサイズはタップ当りの遅延量によって決定さ
れ、全位相シフトは位相ステップをN倍したものによっ
て決定される。いかなる遅延時間の調整もなされないた
め、全位相シフトは定数ではなく、もしモノリシック集
積回路形式で実現されるとすれば、様々な製造方法また
は動作条件によって異なる。遅延ラインがあらゆる可能
な位相を確実にするのに十分な長さに設計されるように
クロック基準周波数が公知であったとしても、データ周
波数または遠隔送信器クロックと局部受信器クロックと
の間に周波数の差が存在する場合に問題が生じる。もし
データ周波数が局部的に発生した基準クロック周波数を
わずかに下回るとすれば、位相決定回路はこのゆっくり
とした位相ドリフトを検出しかつ遅延経路選択器に遅延
を増分するように伝える。この工程はデータが到着し続
ける間継続する。論理的には、遅延ラインは同一方向に
一定の位相増分を与えるように無限に長くあるべきであ
る。したがって、上記の問題を処理可能であり、かつ無
制限の回数のサイクルについて位相シフトの均等の増分
または減分を与える方法および装置が必要である。
はデジタル信号同期アプリケーションにおいて、デジタ
ル的に制御された遅延セル技術が多用される。複数個の
かかる遅延セルはカスケード接続されて遅延ラインを形
成し、このラインはそれからデータ、クロックまたは制
御信号のいずれかの信号を遅延させて、遅延ラインのタ
ップから複数個のオリジナル信号の遅延されたコピーま
たは位相シフトされたコピーを与える。その後、これら
の遅延された信号はサンプリングされ、または検出さ
れ、または登録されてそれに続くロジックで分析され、
信号同期、データ回復および他のタスクを可能化するた
めに基準信号または複数個の信号との位相関係を決定す
る。先行技術のタップされた遅延ラインが公知であり、
これは信号の位相シフトされたコピーを与えることがで
きるが、遅延ラインまたは遅延ラインのタップは調整も
較正もされない。米国特許第4,821,297号に記
載されるかかる先行技術の配列の1つにおいて、データ
速度周波数で動作する局部的に発生した基準クロックは
Nレングスのタップされた遅延によって位相シフトまた
は遅延され、隣接する各タップ間の位相ステップΔΦで
のクロックのN個のコピーを与える。分解能の位相調整
ステップサイズはタップ当りの遅延量によって決定さ
れ、全位相シフトは位相ステップをN倍したものによっ
て決定される。いかなる遅延時間の調整もなされないた
め、全位相シフトは定数ではなく、もしモノリシック集
積回路形式で実現されるとすれば、様々な製造方法また
は動作条件によって異なる。遅延ラインがあらゆる可能
な位相を確実にするのに十分な長さに設計されるように
クロック基準周波数が公知であったとしても、データ周
波数または遠隔送信器クロックと局部受信器クロックと
の間に周波数の差が存在する場合に問題が生じる。もし
データ周波数が局部的に発生した基準クロック周波数を
わずかに下回るとすれば、位相決定回路はこのゆっくり
とした位相ドリフトを検出しかつ遅延経路選択器に遅延
を増分するように伝える。この工程はデータが到着し続
ける間継続する。論理的には、遅延ラインは同一方向に
一定の位相増分を与えるように無限に長くあるべきであ
る。したがって、上記の問題を処理可能であり、かつ無
制限の回数のサイクルについて位相シフトの均等の増分
または減分を与える方法および装置が必要である。
【0004】「2進受信機基準信号をトラックし入来シ
リアル2進データストリームの位相に整列させるための
全デジタル法、基準クロックの位相を調整するための方
法、および全デジタル位相ロックループ」と題された同
日出願された関連出願において、ビット速度回復された
クロックとして用いられる局部的に発生した時間ルーラ
ーは、平均化されたデータ遷移位置と常に位相比較さ
れ、エッジ分散サンプラおよび位相調整決定回路で生成
されるアップ/ダウン制御信号によって位相シフトされ
る。入来データと局部的に発生した時間ルーラークロッ
クとの間に一定の周波数差が存在する場合、クロックの
読出エッジの位相関係を調整して、局部時間ルーラー信
号に関連してデータビットの中心(データの目の中心と
して公知)のゆっくりとした「ドリフチング」に従うよ
うにゆっくりとした工程が発生する。遅延の範囲が必要
であり、これは遅延セルの遅延によって決定される所与
の分解能中のすべての可能な位相についてタップされた
出力を与え、かつ較正された範囲の最後のタップからの
信号が最初のタップからのものと同じ位相を有するよう
に局部的に発生したタイミング信号を360度シフトす
るように較正される。
リアル2進データストリームの位相に整列させるための
全デジタル法、基準クロックの位相を調整するための方
法、および全デジタル位相ロックループ」と題された同
日出願された関連出願において、ビット速度回復された
クロックとして用いられる局部的に発生した時間ルーラ
ーは、平均化されたデータ遷移位置と常に位相比較さ
れ、エッジ分散サンプラおよび位相調整決定回路で生成
されるアップ/ダウン制御信号によって位相シフトされ
る。入来データと局部的に発生した時間ルーラークロッ
クとの間に一定の周波数差が存在する場合、クロックの
読出エッジの位相関係を調整して、局部時間ルーラー信
号に関連してデータビットの中心(データの目の中心と
して公知)のゆっくりとした「ドリフチング」に従うよ
うにゆっくりとした工程が発生する。遅延の範囲が必要
であり、これは遅延セルの遅延によって決定される所与
の分解能中のすべての可能な位相についてタップされた
出力を与え、かつ較正された範囲の最後のタップからの
信号が最初のタップからのものと同じ位相を有するよう
に局部的に発生したタイミング信号を360度シフトす
るように較正される。
【0005】
【発明の概要】本発明の主たる目的は全デジタルフルレ
ンジ位相シフト方法および機構を提供することである。
ンジ位相シフト方法および機構を提供することである。
【0006】本発明のさらなる目的は、遅延範囲を一定
値に等しくなるように較正するデジタル方法を提供する
ことであり、この一定値は連続して受信されるデータの
1ビット期間、またはクロック信号の1サイクル期間、
または周期的信号の360度位相範囲であり、これによ
りアップ/ダウンデジタル制御信号を制御して一定の位
相ステップで位相増分または減分を継続的に与える。
値に等しくなるように較正するデジタル方法を提供する
ことであり、この一定値は連続して受信されるデータの
1ビット期間、またはクロック信号の1サイクル期間、
または周期的信号の360度位相範囲であり、これによ
りアップ/ダウンデジタル制御信号を制御して一定の位
相ステップで位相増分または減分を継続的に与える。
【0007】本発明のさらに他の目的は、デジタル集積
回路実現に特に適しておりかつ予め選択されたノイズを
デジタル的に濾波することが可能な、デジタル360度
位相シフト回路を提供することである。
回路実現に特に適しておりかつ予め選択されたノイズを
デジタル的に濾波することが可能な、デジタル360度
位相シフト回路を提供することである。
【0008】本発明の方法および装置は、同期されるべ
き2つの信号が周波数オフセット、または可変もしくは
「ドリフチング」位相関係を有する場合に特に有用であ
りかつ重要である。かかる例は、受信された入来データ
信号が遠隔送信器クロックによって決定された周波数を
有し、一方受信器クロックタイミング信号は局部周波数
基準によって発生する、シリアルデータリンクに見られ
る。2つの周波数基準が通常必要とされるか、またはわ
ずかなオフセット(50ppm以下)のみが許容される
が、オフセットが累積されると位相のずれが増大し最終
的にはサイクルの滑りを生ずる。2つの信号を同期した
状態に保つために、位相調整を継続的に増分または減分
することが必要である。
き2つの信号が周波数オフセット、または可変もしくは
「ドリフチング」位相関係を有する場合に特に有用であ
りかつ重要である。かかる例は、受信された入来データ
信号が遠隔送信器クロックによって決定された周波数を
有し、一方受信器クロックタイミング信号は局部周波数
基準によって発生する、シリアルデータリンクに見られ
る。2つの周波数基準が通常必要とされるか、またはわ
ずかなオフセット(50ppm以下)のみが許容される
が、オフセットが累積されると位相のずれが増大し最終
的にはサイクルの滑りを生ずる。2つの信号を同期した
状態に保つために、位相調整を継続的に増分または減分
することが必要である。
【0009】本発明の好ましい実施例ではデジタル的に
調整可能な遅延を形成して入力信号の位相シフトされた
コピーを与えるために、タップされた遅延ラインおよび
MUXを用いる。アップ/ダウン制御信号は遅延の増分
または減分の選択を制御し、その結果、選択が可能化さ
れるごとに入力信号の正に位相シフトされたコピーまた
は負に位相シフトされたコピーが選択される。デジタル
的に調整可能な遅延はあらゆる動作条件において360
度範囲の位相シフトを与えることができる。オンザフラ
イ位相シフト範囲較正器は温度または電源のばらつきに
よる遅延のばらつきを検出し、かつ終端段位置(EP
S)として公知の出力タップを入力信号がそこから正確
に360度遅延されるデジタル的に制御された遅延中に
置く。アップ/ダウン制御が一定の正の(上向きの)位
相シフトが必要であると示す場合は、回転位相シフト制
御は、ESPに達するまでクロックが可能化されるごと
に遅延経路選択を1タップ上に移動させる。もしさらな
る上向きシフトがなお示されれば、位相範囲較正器によ
りESPとして示されたタップ出力段を制御が選択する
最後の選択に関して正の位相シフトステップがなされる
ように、位相シフト制御は「ラップアラウンド」して第
1のタップを遅延経路として選択する。アップ/ダウン
制御が負の(下向きの)位相シフトが必要であると示す
場にも同じ動作が行なわれる。回転位相シフト機構に
は、位相検出および調整決定ロジックからのイネーブル
信号およびアップ/ダウン信号のみが必要である。デジ
タル的に制御されるまたは選択される遅延は一度に1ス
テップ調整され、かつその構成のおかげで比較するデー
タが存在しない場合には位置を「凍結する」または保持
することができるよう設計される。前の位相調整もま
た、アップ/ダウン制御信号を送信する制御ロジックに
よって「記憶する」ことができ、そのためある調整「パ
ターン」またはノイズ源からのいくつかの変調周波数が
認識されかつ制御ロジックによって濾波されることが可
能である。
調整可能な遅延を形成して入力信号の位相シフトされた
コピーを与えるために、タップされた遅延ラインおよび
MUXを用いる。アップ/ダウン制御信号は遅延の増分
または減分の選択を制御し、その結果、選択が可能化さ
れるごとに入力信号の正に位相シフトされたコピーまた
は負に位相シフトされたコピーが選択される。デジタル
的に調整可能な遅延はあらゆる動作条件において360
度範囲の位相シフトを与えることができる。オンザフラ
イ位相シフト範囲較正器は温度または電源のばらつきに
よる遅延のばらつきを検出し、かつ終端段位置(EP
S)として公知の出力タップを入力信号がそこから正確
に360度遅延されるデジタル的に制御された遅延中に
置く。アップ/ダウン制御が一定の正の(上向きの)位
相シフトが必要であると示す場合は、回転位相シフト制
御は、ESPに達するまでクロックが可能化されるごと
に遅延経路選択を1タップ上に移動させる。もしさらな
る上向きシフトがなお示されれば、位相範囲較正器によ
りESPとして示されたタップ出力段を制御が選択する
最後の選択に関して正の位相シフトステップがなされる
ように、位相シフト制御は「ラップアラウンド」して第
1のタップを遅延経路として選択する。アップ/ダウン
制御が負の(下向きの)位相シフトが必要であると示す
場にも同じ動作が行なわれる。回転位相シフト機構に
は、位相検出および調整決定ロジックからのイネーブル
信号およびアップ/ダウン信号のみが必要である。デジ
タル的に制御されるまたは選択される遅延は一度に1ス
テップ調整され、かつその構成のおかげで比較するデー
タが存在しない場合には位置を「凍結する」または保持
することができるよう設計される。前の位相調整もま
た、アップ/ダウン制御信号を送信する制御ロジックに
よって「記憶する」ことができ、そのためある調整「パ
ターン」またはノイズ源からのいくつかの変調周波数が
認識されかつ制御ロジックによって濾波されることが可
能である。
【0010】
【詳細な説明】図1Aを参照して、デジタル的に調整可
能な遅延50はBITCK16を受信してその信号につ
いて位相シフトを行ない、図1Bに示されるように元信
号BITCK16の位相シフトされたコピーであるSB
ITCK16′を出力する。波形SBITCK16′は
1つの調整可能な時間ステップの分解能で波形16を任
意の所望される量だけ位相シフトさせたコピーであり得
る。位相シフトは回転位相シフト制御60からのパラレ
ルデジタル制御コード68によって制御される。回転位
相シフト制御60は、この回路に対して電流位相から正
方向に増大する位相シフト(UP)または負の方向に増
大する位相シフト(DOWN)を与えるよう伝える、U
PDN(アップ/ダウン)89およびUPDNEN(ア
ップ/ダウンイネーブル)88のいずれか1つの入力の
みを必要とする。UPDN89は正の位相シフトがさら
に必要な場合に「1」となり、かつ負の位相シフトまた
はより少ない位相シフトが所望される場合には「0」と
なるべきである。UPDNED88は調整イネーブリン
グ信号である。UPDNENは調整が行なわれる必要が
ある場合に「1」であり、かつ位相シフトが凍結または
維持されるべき場合は「0」となるべきである。位相シ
フト範囲キャリブレータ70は動作条件のばらつきによ
るオンザフライ遅延変化を絶えずモニタし、パラレルデ
ジタルコード79を回転位相シフト制御60に送って元
信号がフルサイクルまたは360度遅延される遅延ライ
ン50中の段の現在の位置を確認する。これを終端段ポ
インタ(ESP)と呼ぶ。RDY360は最初のパワー
アップの後に較正プロセスを可能化するための信号であ
る。RES30はパワーアップシーケンスの間または再
開が必要な他の場合に回路をリセットするための信号で
ある。
能な遅延50はBITCK16を受信してその信号につ
いて位相シフトを行ない、図1Bに示されるように元信
号BITCK16の位相シフトされたコピーであるSB
ITCK16′を出力する。波形SBITCK16′は
1つの調整可能な時間ステップの分解能で波形16を任
意の所望される量だけ位相シフトさせたコピーであり得
る。位相シフトは回転位相シフト制御60からのパラレ
ルデジタル制御コード68によって制御される。回転位
相シフト制御60は、この回路に対して電流位相から正
方向に増大する位相シフト(UP)または負の方向に増
大する位相シフト(DOWN)を与えるよう伝える、U
PDN(アップ/ダウン)89およびUPDNEN(ア
ップ/ダウンイネーブル)88のいずれか1つの入力の
みを必要とする。UPDN89は正の位相シフトがさら
に必要な場合に「1」となり、かつ負の位相シフトまた
はより少ない位相シフトが所望される場合には「0」と
なるべきである。UPDNED88は調整イネーブリン
グ信号である。UPDNENは調整が行なわれる必要が
ある場合に「1」であり、かつ位相シフトが凍結または
維持されるべき場合は「0」となるべきである。位相シ
フト範囲キャリブレータ70は動作条件のばらつきによ
るオンザフライ遅延変化を絶えずモニタし、パラレルデ
ジタルコード79を回転位相シフト制御60に送って元
信号がフルサイクルまたは360度遅延される遅延ライ
ン50中の段の現在の位置を確認する。これを終端段ポ
インタ(ESP)と呼ぶ。RDY360は最初のパワー
アップの後に較正プロセスを可能化するための信号であ
る。RES30はパワーアップシーケンスの間または再
開が必要な他の場合に回路をリセットするための信号で
ある。
【0011】図2は一連のカスケード接続されたインバ
ータ501およびMUX541または他のタイプの高速
経路セレクタからなるデジタル的に調整される遅延50
の一実施例を示す。MUXの入力はライン511、51
2等を介してインバータ1つおきに、全体でN対のイン
バータについての遅延チェーンからのタップである。M
UXへの制御入力S(1)ないしS(N)68は図1A
の回転位相シフト制御60からの出力であり、そのビッ
トは対応する動作遅延経路を選択する1つの「1」を除
いてはすべて「0」である。「1」の場合はライン51
0上の入力を選択する制御入力S(0)は選択を不能化
するために接地電位に結合される。もし段DKがES
P、つまり信号BITCKが遅延されるかまたはフル3
60度サイクル分、位相シフトされる段であるとわかれ
ば、ライン515上の段DKの出力での遅延された信号
はライン16上の入力での信号と一致しなければならな
い。これは図3の遅延のタイミング図を見ればよりよく
理解され、515の出力信号SBITCK(K)はライ
ン16上の信号BITCK16と一致する。もし選択が
SBITCK(1)511として示される段1へ移動す
れば、次の正の位相シフトステップが達成され、段1に
は2つのインバータの遅延に相当する位相シフト411
が示される。もし図2のデジタル制御68がS(1)か
らS(K)へステップスルーし、その後S(1)へ回転
するかまたは「ラップアラウンド」してこれを繰り返せ
ば、エンドレスな正の位相シフトが達成されるというこ
とが理解され、ここでS(K)は360度の位相シフト
終端段またはESPに対応する。集積回路形式において
は、図2のインバータセル501の遅延はプロセス、環
境および電源によって変化する。所与のサイクル時間ま
たは360度位相シフトについて、Kは上記の要因のた
めに異なる数字であり得る。正確かつ較正された360
度の位相シフト回転を達成するために、正確なESPの
場所が維持されるようにインバータの遅延は継続的に検
出されなければならない。
ータ501およびMUX541または他のタイプの高速
経路セレクタからなるデジタル的に調整される遅延50
の一実施例を示す。MUXの入力はライン511、51
2等を介してインバータ1つおきに、全体でN対のイン
バータについての遅延チェーンからのタップである。M
UXへの制御入力S(1)ないしS(N)68は図1A
の回転位相シフト制御60からの出力であり、そのビッ
トは対応する動作遅延経路を選択する1つの「1」を除
いてはすべて「0」である。「1」の場合はライン51
0上の入力を選択する制御入力S(0)は選択を不能化
するために接地電位に結合される。もし段DKがES
P、つまり信号BITCKが遅延されるかまたはフル3
60度サイクル分、位相シフトされる段であるとわかれ
ば、ライン515上の段DKの出力での遅延された信号
はライン16上の入力での信号と一致しなければならな
い。これは図3の遅延のタイミング図を見ればよりよく
理解され、515の出力信号SBITCK(K)はライ
ン16上の信号BITCK16と一致する。もし選択が
SBITCK(1)511として示される段1へ移動す
れば、次の正の位相シフトステップが達成され、段1に
は2つのインバータの遅延に相当する位相シフト411
が示される。もし図2のデジタル制御68がS(1)か
らS(K)へステップスルーし、その後S(1)へ回転
するかまたは「ラップアラウンド」してこれを繰り返せ
ば、エンドレスな正の位相シフトが達成されるというこ
とが理解され、ここでS(K)は360度の位相シフト
終端段またはESPに対応する。集積回路形式において
は、図2のインバータセル501の遅延はプロセス、環
境および電源によって変化する。所与のサイクル時間ま
たは360度位相シフトについて、Kは上記の要因のた
めに異なる数字であり得る。正確かつ較正された360
度の位相シフト回転を達成するために、正確なESPの
場所が維持されるようにインバータの遅延は継続的に検
出されなければならない。
【0012】図1の位相シフト範囲キャリブレータのブ
ロック図が図4に示される。2つのデジタル的に調整さ
れた遅延50Aおよび50Bが用いられるが、これらは
両方とも好ましくは図2の50の遅延と全く同じ方法で
構成され、遅延を較正してESPの場所を見つけるため
に用いられる。遅延50Aに対する制御は、S(0)を
「1」に接続しかつ残りを「0」に設定することにより
遅延の第1の経路を選択し、それにより「ダミー」遅延
として作用するように設定される。遅延50Bのための
選択は遅延調整アップ/ダウンシフター75からのパラ
レルデジタルコード79によって制御され、このシフタ
ーは位相比較器73からのアップ/ダウン信号UD77
および調整アップ/ダウンイネーブル信号UDEN78
によって制御される。制御S(1)ないしS(J−1)
は「0」に接続されて、いかなるプロセスまたは動作条
件においても所与の信号についてフルサイクル遅延を行
なうために少なくともJ段が必要であるという仮定に基
づいて、較正回転から1段ないし(J−1)段を不能化
する。最初のパワーアップ時に、制御は予め特定された
コードに従ってリセットされて遅延経路を選択するかも
しれないが、これは多くの場合信号をフルサイクルまた
は360度遅延させるのに正確な経路ではない。711
(ph0)と712(phk)とにおける遅延された信
号の位相差は位相比較器73によって検出され、UD信
号が発生して遅延調整制御アップ/ダウンシフターに遅
延段を加えるかまたは減じて位相差を減じるように指示
する。もし数多くの調整の後に、711での遅延50A
によって遅延された、および712での50Bによって
遅延されたBITCK信号が同位相ならば、遅延50B
の遅延経路は50Aによって遅延された元信号に360
度の位相シフトを与える経路である。この360度遅延
経路を選択するためのコード79は1つの「1」を含
み、その位置はESPの場所またはC(K)に対応する
段DKを規定する。2つの回路についての経路遅延また
は「固有の」遅延は同一であり打消されるべきであるの
で、50Aと50Bとのトータルの遅延差は、2K個の
インバータからなるK個の遅延装置の純粋な遅延であ
る。アップ/ダウンシフタ75からの出力コード79
(C(J)ないしC(N))はESP情報を含み、図1
Aの回転位相シフト制御60にESPの場所を伝える。
位相比較器73は周期的信号BITCKの2つの遅延さ
れたコピーの位相を比較し、この2つを整列させるため
に50Bをさらに位相調整する必要があるかどうか、か
つその方向(アップまたはダウン)はどれであるべきか
を決定する。較正プロセスを開始するために準備信号R
DY360が与えられてもよい。
ロック図が図4に示される。2つのデジタル的に調整さ
れた遅延50Aおよび50Bが用いられるが、これらは
両方とも好ましくは図2の50の遅延と全く同じ方法で
構成され、遅延を較正してESPの場所を見つけるため
に用いられる。遅延50Aに対する制御は、S(0)を
「1」に接続しかつ残りを「0」に設定することにより
遅延の第1の経路を選択し、それにより「ダミー」遅延
として作用するように設定される。遅延50Bのための
選択は遅延調整アップ/ダウンシフター75からのパラ
レルデジタルコード79によって制御され、このシフタ
ーは位相比較器73からのアップ/ダウン信号UD77
および調整アップ/ダウンイネーブル信号UDEN78
によって制御される。制御S(1)ないしS(J−1)
は「0」に接続されて、いかなるプロセスまたは動作条
件においても所与の信号についてフルサイクル遅延を行
なうために少なくともJ段が必要であるという仮定に基
づいて、較正回転から1段ないし(J−1)段を不能化
する。最初のパワーアップ時に、制御は予め特定された
コードに従ってリセットされて遅延経路を選択するかも
しれないが、これは多くの場合信号をフルサイクルまた
は360度遅延させるのに正確な経路ではない。711
(ph0)と712(phk)とにおける遅延された信
号の位相差は位相比較器73によって検出され、UD信
号が発生して遅延調整制御アップ/ダウンシフターに遅
延段を加えるかまたは減じて位相差を減じるように指示
する。もし数多くの調整の後に、711での遅延50A
によって遅延された、および712での50Bによって
遅延されたBITCK信号が同位相ならば、遅延50B
の遅延経路は50Aによって遅延された元信号に360
度の位相シフトを与える経路である。この360度遅延
経路を選択するためのコード79は1つの「1」を含
み、その位置はESPの場所またはC(K)に対応する
段DKを規定する。2つの回路についての経路遅延また
は「固有の」遅延は同一であり打消されるべきであるの
で、50Aと50Bとのトータルの遅延差は、2K個の
インバータからなるK個の遅延装置の純粋な遅延であ
る。アップ/ダウンシフタ75からの出力コード79
(C(J)ないしC(N))はESP情報を含み、図1
Aの回転位相シフト制御60にESPの場所を伝える。
位相比較器73は周期的信号BITCKの2つの遅延さ
れたコピーの位相を比較し、この2つを整列させるため
に50Bをさらに位相調整する必要があるかどうか、か
つその方向(アップまたはダウン)はどれであるべきか
を決定する。較正プロセスを開始するために準備信号R
DY360が与えられてもよい。
【0013】位相比較器回路73は711での信号ph
0と712での信号phkとの位相差を検出するいかな
る位相検出器回路であってもよく、ph0711とph
k712との位相整列が最終的に達成されるように正確
な遅延調整制御信号UD77とUDEN78とが発生
し、かつ位相差が360度、つまり位相差が信号BIT
CKのフルサイクルであることを確実にする。図5は遅
延調整アップ/ダウン制御信号UD77およびUDEN
78を与えるための位相比較器73の好ましい実施例で
ある。位相比較器回路73はここに引用により援用され
る「2つの2進信号の位相を比較するための方法、デジ
タル位相比較器として1対のD型フリップフロップを含
むフリップフロップ回路を用いるための新しい方法、お
よび2つの2進信号の間の時間遅延を比較するためのデ
ジタル位相比較器回路」と題された同日出願の関連出願
においてより詳細に説明される。
0と712での信号phkとの位相差を検出するいかな
る位相検出器回路であってもよく、ph0711とph
k712との位相整列が最終的に達成されるように正確
な遅延調整制御信号UD77とUDEN78とが発生
し、かつ位相差が360度、つまり位相差が信号BIT
CKのフルサイクルであることを確実にする。図5は遅
延調整アップ/ダウン制御信号UD77およびUDEN
78を与えるための位相比較器73の好ましい実施例で
ある。位相比較器回路73はここに引用により援用され
る「2つの2進信号の位相を比較するための方法、デジ
タル位相比較器として1対のD型フリップフロップを含
むフリップフロップ回路を用いるための新しい方法、お
よび2つの2進信号の間の時間遅延を比較するためのデ
ジタル位相比較器回路」と題された同日出願の関連出願
においてより詳細に説明される。
【0014】図6は図1Aの回転位相シフト制御60の
より詳細なブロック図である。これは2方向の360度
位相回転シフト制御を形成するようにフリップフロップ
レジスタ段ST(1)ないしST(N)を含み、上述の
ように図1Aの位相シフト範囲キャリブレータ70から
コード79が発生する。コード79はボックス601中
に示され、ここで「1」の場所は矢印603で示され
る。示される例においては、段ST(K)がESPに対
応する。正または「アップ」の増分位相シフト調整がル
ープ604で示される回転シーケンス中で行なわれる。
(ボックス602中に示される出力コード68において
示される)「1」はクロックCがイネーブルされるごと
に右へシフトされる。これはS(K)が「1」となるよ
うに「1」がESP段ST(K)へシフトされるまで続
く。これは信号がこのコード選択で360度位相シフト
されたことを意味する。決定回路からさらに正の位相シ
フトを行なうことが要求されると、「1」が段1へラッ
プアラウンドされるかまたはS(1)が「1」となり、
その後「UP」が維持されていると仮定して再び右シフ
トを継続する。この回転シフトはST(1)ないしST
(K)の範囲内で発生し、ESPによってさらに右へシ
フトすることから「ブロック」されるということに注目
されたい。実際は、ESPから離れている間に「1」が
シフトしているときは、ESPを即座に検出することも
ESPの正確な場所も重要ではなく、相対的に長い時間
間隔において、または「1」がESPに近づいている場
合だけにESPを発見するための較正が完了することが
必要である。調整分解能が限定されていることによる3
60度範囲較正の有限誤差のために、データ回復に関し
て「位相整列された」または「回復された」クロック信
号上の「ラップアラウンド」位置で不均一な調整ステッ
プ、つまりタイミングジッタが引起こされる。負のまた
は「ダウン」減分位相シフト調整は対向する方向で行な
われる。図6において段ST(1)ないしST(J−
1)62は、いかなる「ラップアラウンド」もこれらの
段には必要ではないため、段ST(J)ないしST
(N)63よりも構造が単純であり得る。先に説明した
ように、所与の周波数のフルサイクルを遅延するために
ある最小限の数の段が常に必要である。シフト動作のた
めのクロック信号はゲート61を介してイネーブル信号
UPDNEN88によってゲートされる。信号の完全な
状態を維持するために、信号が遷移している間にはいか
なるシフト動作も段について発生しないということを確
実にするために適切なタイミング制御が必要である。ラ
イン606は、「1」が状態ST(1)で左にシフトさ
れている間に「ダウン」または左シフトが必要である時
は、S(1)の出力をESP段に与える。「ダウンラッ
プアラウンド」によってこの「1」をESP段へ送って
戻す。通常の動作においては、ダウンシフトが要求され
る間に「0」がST(1)にある場合は、「0」はまた
同じライン606を介してESP段へラップアラウンド
される。レジスタ段63すべての出力WA(I)は信号
WAへまたはS(0)としてORされ、これはST
(1)のための「アップ」または右シフト入力となる。
これによりアップまたは右シフト動作で段ESPの出力
をST(1)にラップアラウンドする。いずれにして
も、1つの位相シフト遅延経路がイネーブルされること
を確実にするために出力S(1)ないしS(N)のすべ
てにおいてたった1つの「1」が許容される。ESP段
ST(K)の右側の出力には「1」は存在すべきではな
い。
より詳細なブロック図である。これは2方向の360度
位相回転シフト制御を形成するようにフリップフロップ
レジスタ段ST(1)ないしST(N)を含み、上述の
ように図1Aの位相シフト範囲キャリブレータ70から
コード79が発生する。コード79はボックス601中
に示され、ここで「1」の場所は矢印603で示され
る。示される例においては、段ST(K)がESPに対
応する。正または「アップ」の増分位相シフト調整がル
ープ604で示される回転シーケンス中で行なわれる。
(ボックス602中に示される出力コード68において
示される)「1」はクロックCがイネーブルされるごと
に右へシフトされる。これはS(K)が「1」となるよ
うに「1」がESP段ST(K)へシフトされるまで続
く。これは信号がこのコード選択で360度位相シフト
されたことを意味する。決定回路からさらに正の位相シ
フトを行なうことが要求されると、「1」が段1へラッ
プアラウンドされるかまたはS(1)が「1」となり、
その後「UP」が維持されていると仮定して再び右シフ
トを継続する。この回転シフトはST(1)ないしST
(K)の範囲内で発生し、ESPによってさらに右へシ
フトすることから「ブロック」されるということに注目
されたい。実際は、ESPから離れている間に「1」が
シフトしているときは、ESPを即座に検出することも
ESPの正確な場所も重要ではなく、相対的に長い時間
間隔において、または「1」がESPに近づいている場
合だけにESPを発見するための較正が完了することが
必要である。調整分解能が限定されていることによる3
60度範囲較正の有限誤差のために、データ回復に関し
て「位相整列された」または「回復された」クロック信
号上の「ラップアラウンド」位置で不均一な調整ステッ
プ、つまりタイミングジッタが引起こされる。負のまた
は「ダウン」減分位相シフト調整は対向する方向で行な
われる。図6において段ST(1)ないしST(J−
1)62は、いかなる「ラップアラウンド」もこれらの
段には必要ではないため、段ST(J)ないしST
(N)63よりも構造が単純であり得る。先に説明した
ように、所与の周波数のフルサイクルを遅延するために
ある最小限の数の段が常に必要である。シフト動作のた
めのクロック信号はゲート61を介してイネーブル信号
UPDNEN88によってゲートされる。信号の完全な
状態を維持するために、信号が遷移している間にはいか
なるシフト動作も段について発生しないということを確
実にするために適切なタイミング制御が必要である。ラ
イン606は、「1」が状態ST(1)で左にシフトさ
れている間に「ダウン」または左シフトが必要である時
は、S(1)の出力をESP段に与える。「ダウンラッ
プアラウンド」によってこの「1」をESP段へ送って
戻す。通常の動作においては、ダウンシフトが要求され
る間に「0」がST(1)にある場合は、「0」はまた
同じライン606を介してESP段へラップアラウンド
される。レジスタ段63すべての出力WA(I)は信号
WAへまたはS(0)としてORされ、これはST
(1)のための「アップ」または右シフト入力となる。
これによりアップまたは右シフト動作で段ESPの出力
をST(1)にラップアラウンドする。いずれにして
も、1つの位相シフト遅延経路がイネーブルされること
を確実にするために出力S(1)ないしS(N)のすべ
てにおいてたった1つの「1」が許容される。ESP段
ST(K)の右側の出力には「1」は存在すべきではな
い。
【0015】図7は図6のレジスタ段62および63の
好ましい実施例を示す。レジスタ段62はより単純なレ
ジスタの1つであり、段ST(1)ないしST(J−
1)のために用いられる。UPDN89が「1」である
かまたは「0」であるかに依存して、mux612′は
ライン625′上で左の(前の)段の出力から、または
ライン611′上で右の(次の)段の出力から入力を選
択する。ゲートされたクロックCLK16″が到着する
と、「アップ」または「ダウン」シフトが実行される。
レジスタ段63は図6の段ST(J)ないしST(N)
のために用いられる組合わせロジックを用いるタイプの
レジスタである。レジスタ段63はレジスタ62と同じ
であるが、レジスタ機能62にロジックブロック614
を加えたものである。ライン613上のmux612の
出力は、ライン89上の制御UPDNに依存して、ライ
ン625上で前の段S(I−1)から、またはライン6
11上で次の段S(I+1)からのいずれかから入力を
選択する。図7の論理回路への他の入力は、その両方と
もライン617上の現在の段C(I)かつライン616
上の前の段のためである、図1および図6の位相シフト
範囲キャリブレータ70からの入力79と、ライン60
6上の段1のS(1)からの入力とである。ロジックの
関数は、図8Aの等式およびその関数についての図8B
の真偽表を参照するとさらに理解が容易となる。各レジ
スタ装置ST(I)については、2つの出力S(I)お
よびWA(I)がある。S(I)は図2のデジタル調整
可能遅延50へ対応するデジタル制御入力68を与え
る。WA(I)608は段1のST(1)へのフィード
バック信号である。図8Bに示される真偽表において、
行701ないし704′はいつ「アップ」シフトが必要
となるか(UPDN=1)を示し、一方、行705ない
し7−8はいつ「ダウン」シフトが必要となるかを示
す。行701および702において、C(I)は「0」
であり、段ST(I)がESP段ではなくそのため通常
のシフトが行なわれるということを意味する。前の段S
(I−1)のステータスはDフリップフロップD(I)
のD入力へ転送され、CLK16″のクロッキングエッ
ジが到着するとS(I)へラッチされ、一方段ST
(1)への入力、つまりWA(I)は常に「0」であ
る。行703および704はST(I)がESP段(I
=K、C(I)=1)か、またはその段から信号が既に
360度位相シフトされている最終段である状況につい
てである。行703において、もし前の段の出力が
「0」ならば、WA(I)は「0」であるため「0」は
ST(1)へラップアラウンドされる。行704におい
て前の段は「1」であり、一方現在の段はESP(C
(I)=C(K)=1)であり、段ST(I+1)を移
動させるためではなく第1の段ST(1)を移動させる
ために「1」が許容される。CLK16″の次のクロッ
キングエッジに基づいて、S(I+1)を「0」にする
ことによりここでラップアラウンドが行なわれる。これ
は行704′で見ることができ、C(I−1)=1であ
るため現在の段はESPの次の段である。サイクルnの
間、もしESP段が「1」(S(I−1)n =1)なら
ば、次のサイクル(N+1)について現在の段はなお
「0」(S(I) n+1 =0)に設定され、「1」がES
Pを超えてシフトされるのを防ぐ。一方、サイクルnの
CLK16″のクロッキングエッジにおいて、WA
(I)n およびS(I)n の両方は「1」(行704)
に設定されており、これはつまりサイクル(n+1)の
クロッキングエッジが到着するとS(1)が「1」に設
定されるということであり、こうして段1またはS
(1)へのESPの「1」の「ラップアラウンド」を完
了する。行705ないし708は「ダウン」シフト動作
(UPDN=0)のためである。行705および706
は左またはダウンシフト動作であるという点以外は行7
01および702の場合と同様である。行707および
708はST(I)がESP段またはI=Kの状況であ
る。このとき段ST(1)中に存在するものは何であれ
ST(I)(I=K)へ「ラップアラウンド」される。
WA(I)はこれらはダウンシフト動作であるために
「ドントケア」である。S(I)およびWA(I)につ
いての等式が図8Aとしての真偽表の上に示される。パ
ワーアップ時に「1」であるST(1)以外のすべての
段は「0」であるようにリセットが行なわれ、そのため
最小の位相シフトが選択される。一方、位相範囲キャリ
ブレータはC(J)を「1」にリセットしその他のもの
を「0」にするため段Jは開始ESPである。ESPは
位相範囲キャリブレータが一定の回数の較正サイクルを
完了した後にその正確な位置へ移動して「上がる」とさ
れ、その位置で較正準備またはIN−RANGE信号I
RGが発生して図1Aの回転位相シフト制御ブロック6
0へ送られ位相調整プロセスを開始する。遅延経路選択
のためのUPDN信号は開始時にアップシフトを選ぶべ
きであり、これにより出力S(I)で「1」が「上へ」
移動する。いずれにしても、ESPを超える出力では
「1」は全く許容されない。等式(A)は段1ないし段
J−1についてであり、一方等式(B)および(C)は
段Jないし段Nについてである。従来の組合わせ回路設
計方法またはロジックシンセサイザを用いることにより
容易に回路実現を達成することが可能である。
好ましい実施例を示す。レジスタ段62はより単純なレ
ジスタの1つであり、段ST(1)ないしST(J−
1)のために用いられる。UPDN89が「1」である
かまたは「0」であるかに依存して、mux612′は
ライン625′上で左の(前の)段の出力から、または
ライン611′上で右の(次の)段の出力から入力を選
択する。ゲートされたクロックCLK16″が到着する
と、「アップ」または「ダウン」シフトが実行される。
レジスタ段63は図6の段ST(J)ないしST(N)
のために用いられる組合わせロジックを用いるタイプの
レジスタである。レジスタ段63はレジスタ62と同じ
であるが、レジスタ機能62にロジックブロック614
を加えたものである。ライン613上のmux612の
出力は、ライン89上の制御UPDNに依存して、ライ
ン625上で前の段S(I−1)から、またはライン6
11上で次の段S(I+1)からのいずれかから入力を
選択する。図7の論理回路への他の入力は、その両方と
もライン617上の現在の段C(I)かつライン616
上の前の段のためである、図1および図6の位相シフト
範囲キャリブレータ70からの入力79と、ライン60
6上の段1のS(1)からの入力とである。ロジックの
関数は、図8Aの等式およびその関数についての図8B
の真偽表を参照するとさらに理解が容易となる。各レジ
スタ装置ST(I)については、2つの出力S(I)お
よびWA(I)がある。S(I)は図2のデジタル調整
可能遅延50へ対応するデジタル制御入力68を与え
る。WA(I)608は段1のST(1)へのフィード
バック信号である。図8Bに示される真偽表において、
行701ないし704′はいつ「アップ」シフトが必要
となるか(UPDN=1)を示し、一方、行705ない
し7−8はいつ「ダウン」シフトが必要となるかを示
す。行701および702において、C(I)は「0」
であり、段ST(I)がESP段ではなくそのため通常
のシフトが行なわれるということを意味する。前の段S
(I−1)のステータスはDフリップフロップD(I)
のD入力へ転送され、CLK16″のクロッキングエッ
ジが到着するとS(I)へラッチされ、一方段ST
(1)への入力、つまりWA(I)は常に「0」であ
る。行703および704はST(I)がESP段(I
=K、C(I)=1)か、またはその段から信号が既に
360度位相シフトされている最終段である状況につい
てである。行703において、もし前の段の出力が
「0」ならば、WA(I)は「0」であるため「0」は
ST(1)へラップアラウンドされる。行704におい
て前の段は「1」であり、一方現在の段はESP(C
(I)=C(K)=1)であり、段ST(I+1)を移
動させるためではなく第1の段ST(1)を移動させる
ために「1」が許容される。CLK16″の次のクロッ
キングエッジに基づいて、S(I+1)を「0」にする
ことによりここでラップアラウンドが行なわれる。これ
は行704′で見ることができ、C(I−1)=1であ
るため現在の段はESPの次の段である。サイクルnの
間、もしESP段が「1」(S(I−1)n =1)なら
ば、次のサイクル(N+1)について現在の段はなお
「0」(S(I) n+1 =0)に設定され、「1」がES
Pを超えてシフトされるのを防ぐ。一方、サイクルnの
CLK16″のクロッキングエッジにおいて、WA
(I)n およびS(I)n の両方は「1」(行704)
に設定されており、これはつまりサイクル(n+1)の
クロッキングエッジが到着するとS(1)が「1」に設
定されるということであり、こうして段1またはS
(1)へのESPの「1」の「ラップアラウンド」を完
了する。行705ないし708は「ダウン」シフト動作
(UPDN=0)のためである。行705および706
は左またはダウンシフト動作であるという点以外は行7
01および702の場合と同様である。行707および
708はST(I)がESP段またはI=Kの状況であ
る。このとき段ST(1)中に存在するものは何であれ
ST(I)(I=K)へ「ラップアラウンド」される。
WA(I)はこれらはダウンシフト動作であるために
「ドントケア」である。S(I)およびWA(I)につ
いての等式が図8Aとしての真偽表の上に示される。パ
ワーアップ時に「1」であるST(1)以外のすべての
段は「0」であるようにリセットが行なわれ、そのため
最小の位相シフトが選択される。一方、位相範囲キャリ
ブレータはC(J)を「1」にリセットしその他のもの
を「0」にするため段Jは開始ESPである。ESPは
位相範囲キャリブレータが一定の回数の較正サイクルを
完了した後にその正確な位置へ移動して「上がる」とさ
れ、その位置で較正準備またはIN−RANGE信号I
RGが発生して図1Aの回転位相シフト制御ブロック6
0へ送られ位相調整プロセスを開始する。遅延経路選択
のためのUPDN信号は開始時にアップシフトを選ぶべ
きであり、これにより出力S(I)で「1」が「上へ」
移動する。いずれにしても、ESPを超える出力では
「1」は全く許容されない。等式(A)は段1ないし段
J−1についてであり、一方等式(B)および(C)は
段Jないし段Nについてである。従来の組合わせ回路設
計方法またはロジックシンセサイザを用いることにより
容易に回路実現を達成することが可能である。
【0016】本発明は好ましい実施例に関連して説明さ
れてきた。しかしながら、本発明はこれらの実施例に限
定されるとは意図せず、本発明の範囲は前掲の特許請求
の範囲によって決定されるべきである。
れてきた。しかしながら、本発明はこれらの実施例に限
定されるとは意図せず、本発明の範囲は前掲の特許請求
の範囲によって決定されるべきである。
【図1】Aは本発明の全デジタル2方向360度位相回
転シフターのブロック図であり、BはAの典型的な入力
および出力信号の波形図である。
転シフターのブロック図であり、BはAの典型的な入力
および出力信号の波形図である。
【図2】デジタル的に調整可能な遅延の一実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】図2の回路のタイミング図である。
【図4】位相シフト範囲キャリブレータのブロック図で
ある。
ある。
【図5】位相比較器のブロック図である。
【図6】回転位相シフト制御の一実施例のブロック図で
ある。
ある。
【図7】図6のレジスタ段のための好ましい回路図であ
る。
る。
【図8】図6のブロック図のための真偽表である。
50 デジタル調整可能遅延 60 回転位相シフト制御 70 位相シフト範囲キャリブレータ
Claims (10)
- 【請求項1】 無限に長い遅延ラインをシミュレートす
ることにより継続的に調整可能な増大するまたは減少す
る位相を与えるための、デジタル的に制御された位相シ
フト方法であって、 ESP(終端段ポインタ)と呼ばれる遅延ライン中の物
理的な位置を識別することにより前記遅延ラインを較正
するステップを含み、この物理的位置は前記遅延ライン
を横切る信号が、前記遅延ライン中への第1のポイント
での前記信号の位相に関して前記信号のサイクルを36
0度だけ位相シフトされる正確な場所であり、さらに前
記遅延ラインを介して横切る入力信号が前記ESPにい
つ到着するかを確認するための検出器を動作中に与える
ステップと、 高速位置セレクタに与えられるコードに応答して、前記
遅延ライン中の選択可能な中間位置を前記遅延ラインの
出力へ接続するステップと、 前記遅延ラインがESPが効果的に第1の段に接続され
る回転リングとして継続的に構成されるように前記コー
ドを変化させるステップとを含む、方法。 - 【請求項2】 選択可能な中間増大遅延経路位置を接続
するステップは、 前記遅延出力に与えられるセレクタコードと選択された
遅延位置との間に1対1の関係を有する前記セレクタコ
ードで前記高速位置セレクタを制御するステップを含
み、さらに前記セレクタコードは選択可能な位置ごとに
1ビットを有する2進言語である、請求項1に記載の方
法。 - 【請求項3】 前記高速位置セレクタはMUXである、
請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記コードを変化させる前記ステップ
は、可変数の段を有する2方向シフトレジスタ中の段の
数を変化させることを含み、さらに各段は前記コードの
1ビットを表わす出力を有する、請求項3に記載の方
法。 - 【請求項5】 2方向シフトレジスタ中の段の数を変化
させるステップは、終端段が前記ESPに対応するよう
に制御される、請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 入力信号の位相シフトされたレプリカを
与えるためのデジタル的に制御可能な継続的に可変長の
遅延ライン位相シフタ回路であって、 MUX信号セレクタと、 前記入力信号を受信するための遅延回路とを含み、前記
遅延回路は直列接続された複数個の単位遅延素子と、複
数個の前記単位遅延入力および前記MUX信号セレクタ
へ接続する複数個のタップとを含み、前記遅延単位素子
の各々は入力端子および出力端子を有し、さらに前記遅
延回路において360度終端段位置(ESP)を決定す
るための手段と、 前記MUXが前記MUXを介して単位遅延入力のうちの
選択された1つで信号を通過させるようにデジタルコマ
ンドに応答して前記MUX信号セレクタを制御するため
の手段とを含み、前記MUX信号セレクタを制御するた
めの前記手段は、前記遅延回路に遅延を増大させるよう
に選択され得る後期の段がさらにあったとしても、遅延
ラインを横切る前記信号が前記ESPに達し、より多く
の遅延が要求された後に前記MUXに初期の単位遅延素
子段出力を選択させるための手段を含み、それにより遅
延回路は前記ESPでラップアラウンドされて一定のス
テップで継続的位相調整を可能にする、回路。 - 【請求項7】 前記MUXが予め定められた後期の段に
達した後に前記MUXに初期の段を選択させるための前
記手段は、どのタップで前記入力信号が360度だけ位
相シフトされるかを決定することにより前記ESPを確
立する手段を含む、請求項6に記載の位相シフタ回路。 - 【請求項8】 前記ESPを確立するための前記手段
は、位相比較器を含む位相シフト範囲キャリブレータを
含み、前記位相比較器は1対の遅延回路を有し、前記1
対の遅延回路は前記入力信号を受信するための前記遅延
回路と同一である、請求項7に記載の位相シフタ。 - 【請求項9】 前記MUX信号セレクタを制御するため
の前記手段は、回転位相シフト制御を含み、前記回転位
相シフト制御はアップおよびダウンコマンド信号に応答
して前記MUX信号セレクタに後期の単位遅延素子およ
び初期の単位遅延素子からそれぞれ出力を選択させる、
請求項8に記載の位相シフタ。 - 【請求項10】 前記回転位相シフト制御はデジタルコ
ード言語を前記MUXに与えることにより前記遅延回路
を制御するための手段を含む、請求項9に記載の位相シ
フタ。
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