JPH06301674A - 文書編集装置 - Google Patents
文書編集装置Info
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- JPH06301674A JPH06301674A JP5084613A JP8461393A JPH06301674A JP H06301674 A JPH06301674 A JP H06301674A JP 5084613 A JP5084613 A JP 5084613A JP 8461393 A JP8461393 A JP 8461393A JP H06301674 A JPH06301674 A JP H06301674A
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- raw data
- processing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 文書編集装置において、文字列データや数値
データなどを任意の形態でかつ自由なレイアウトで表示
することができ、しかも部分的な修正も容易に行えるよ
うにする。 【構成】 加工定義データには識別子S1を、生データ
3には識別子D1,D2をそれぞれ付けておき、さら
に、識別子S1と識別子D1,D2とを関係付けて記憶
しておく。そうすると、生データ3を加工定義データ2
に従って加工する際に、関係付けられた識別子S1と識
別子D1とによって表1が得られ、同様に、関係付けら
れた識別子S1と識別子D2とによって表2が得られ
る。生データ3と加工定義データ2が各々多数種類ある
ときは、各々に付けられた識別子によって生データ3と
加工定義データ2の任意の組み合わせが可能となる。
データなどを任意の形態でかつ自由なレイアウトで表示
することができ、しかも部分的な修正も容易に行えるよ
うにする。 【構成】 加工定義データには識別子S1を、生データ
3には識別子D1,D2をそれぞれ付けておき、さら
に、識別子S1と識別子D1,D2とを関係付けて記憶
しておく。そうすると、生データ3を加工定義データ2
に従って加工する際に、関係付けられた識別子S1と識
別子D1とによって表1が得られ、同様に、関係付けら
れた識別子S1と識別子D2とによって表2が得られ
る。生データ3と加工定義データ2が各々多数種類ある
ときは、各々に付けられた識別子によって生データ3と
加工定義データ2の任意の組み合わせが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
やワークステーションにおける文書編集装置に係り、特
に文書編集の際のレイアウト操作の簡略化と文書データ
容量の低減化を実現するのに好適な文書編集装置に関す
る。
やワークステーションにおける文書編集装置に係り、特
に文書編集の際のレイアウト操作の簡略化と文書データ
容量の低減化を実現するのに好適な文書編集装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の文書編集装置として、特開昭53
−99826号公報に記載されているように、文字列デ
ータや数値データなどを表の形態で表示する場合に、表
の枠データを予め格納しておき、その枠データに文字列
データや数値データなどを重ね合わせて表示して、繰り
返し使用される同一の表の枠データの重複を避けること
が提案されている。
−99826号公報に記載されているように、文字列デ
ータや数値データなどを表の形態で表示する場合に、表
の枠データを予め格納しておき、その枠データに文字列
データや数値データなどを重ね合わせて表示して、繰り
返し使用される同一の表の枠データの重複を避けること
が提案されている。
【0003】また、特公平4−47865号公報に記載
されているように、ワードプロセッサのテキストにおい
ては、書式をテキストとは別テーブルで管理することに
よって、文字の体裁を共用することが提案されている。
されているように、ワードプロセッサのテキストにおい
ては、書式をテキストとは別テーブルで管理することに
よって、文字の体裁を共用することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のうち前者の従来例では、表の枠データが1種類
しか用意されていないため、文字列データや数値データ
などを種々の表形態で表示することができず、汎用性に
乏しいという問題がある。また表枠内のデータを表示す
る機構に、枠の体裁(行列数や行列の幅等)に従ってデ
ータの表示レイアウトを決める機能が無いため、表のフ
ォーマット変更時に表枠と内容がずれるという問題もあ
る。
来技術のうち前者の従来例では、表の枠データが1種類
しか用意されていないため、文字列データや数値データ
などを種々の表形態で表示することができず、汎用性に
乏しいという問題がある。また表枠内のデータを表示す
る機構に、枠の体裁(行列数や行列の幅等)に従ってデ
ータの表示レイアウトを決める機能が無いため、表のフ
ォーマット変更時に表枠と内容がずれるという問題もあ
る。
【0005】さらに後者の従来例では、文字の体裁、例
えば、書体、サイズ、及びページ上の配置(例えば、
上、下、左、右のマージン、行間隔、段組み等)を、制
御することはできるが、表のフォーマット、表内部のデ
ータ処理(例えば、計算処理、小数点フォーマット、端
数の切り上げ、切り捨て、四捨五入等)については考慮
していないため、部分的な修正に適しておらず操作性に
問題がある。
えば、書体、サイズ、及びページ上の配置(例えば、
上、下、左、右のマージン、行間隔、段組み等)を、制
御することはできるが、表のフォーマット、表内部のデ
ータ処理(例えば、計算処理、小数点フォーマット、端
数の切り上げ、切り捨て、四捨五入等)については考慮
していないため、部分的な修正に適しておらず操作性に
問題がある。
【0006】本発明の目的は、文字列データや数値デー
タなどを任意の形態(例えば、表形態等)でかつ自由な
レイアウトで表示することができ、しかも部分的な修正
も容易である文書編集装置を提供することである。
タなどを任意の形態(例えば、表形態等)でかつ自由な
レイアウトで表示することができ、しかも部分的な修正
も容易である文書編集装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の文書編集装置は、文書を構成する(例え
ば、表に記載される)少なくとも1種類の生データを、
該生データの種類毎に固有の識別子を付けて格納する生
データ格納手段と、前記生データを所定の形態で出力表
示するための少なくとも1種類の加工定義データを、該
加工定義データの種類毎に固有の識別子を付けて格納す
る加工定義データ格納手段と、前記生データと加工定義
データの複数の組み合わせパターンを、前記両識別子を
関係付けて記憶する記憶手段と、関係付けて記憶された
前記両識別子に基づいて前記生データと加工定義データ
とを取り込み、その取り込んだ生データを取り込んだ加
工定義データに従って加工する加工手段と、その加工結
果を所定の形態で出力表示する出力表示手段と、を具備
したものである。
に、本発明の文書編集装置は、文書を構成する(例え
ば、表に記載される)少なくとも1種類の生データを、
該生データの種類毎に固有の識別子を付けて格納する生
データ格納手段と、前記生データを所定の形態で出力表
示するための少なくとも1種類の加工定義データを、該
加工定義データの種類毎に固有の識別子を付けて格納す
る加工定義データ格納手段と、前記生データと加工定義
データの複数の組み合わせパターンを、前記両識別子を
関係付けて記憶する記憶手段と、関係付けて記憶された
前記両識別子に基づいて前記生データと加工定義データ
とを取り込み、その取り込んだ生データを取り込んだ加
工定義データに従って加工する加工手段と、その加工結
果を所定の形態で出力表示する出力表示手段と、を具備
したものである。
【0008】また、本発明の文書編集装置は、文書を構
成する(例えば、表に記載される)少なくとも1種類の
生データを、該生データの種類毎に固有の識別子を付け
て格納する生データ格納手段と、前記生データを所定の
形態で出力表示するための少なくとも1種類の加工定義
データを、該加工定義データの種類毎に固有の識別子を
付けて格納する加工定義データ格納手段と、前記生デー
タと加工定義データの組み合わせパターンが前記識別子
により指定されたとき、前記両格納手段の中から前記指
定識別子に関連する生データと加工定義データとを取り
込み、その取り込んだ生データを取り込んだ加工定義デ
ータに従って加工する加工手段と、その加工結果を所定
の形態で出力表示する出力表示手段と、を具備したもの
である。
成する(例えば、表に記載される)少なくとも1種類の
生データを、該生データの種類毎に固有の識別子を付け
て格納する生データ格納手段と、前記生データを所定の
形態で出力表示するための少なくとも1種類の加工定義
データを、該加工定義データの種類毎に固有の識別子を
付けて格納する加工定義データ格納手段と、前記生デー
タと加工定義データの組み合わせパターンが前記識別子
により指定されたとき、前記両格納手段の中から前記指
定識別子に関連する生データと加工定義データとを取り
込み、その取り込んだ生データを取り込んだ加工定義デ
ータに従って加工する加工手段と、その加工結果を所定
の形態で出力表示する出力表示手段と、を具備したもの
である。
【0009】また、本発明の文書編集装置は、文書を構
成する(例えば、表に記載される)少なくとも1種類の
生データを文書の構成要素から引用し、前記生データの
種類毎の固有の識別子と生データの引用先を示す引用先
識別子とを付けて該生データを格納する生データ格納手
段と、前記生データを所定の形態で出力表示するための
少なくとも1種類の加工定義データを文書の構成要素か
ら引用し、前記加工定義データの種類毎の固有の識別子
と加工定義データの引用先を示す引用先識別子とを付け
て該加工定義データを格納する加工定義データ格納手段
と、前記生データと加工定義データの複数の組み合わせ
パターンを前記両識別子を関係付けて記憶するととも
に、前記生データと加工定義データの引用先を前記両引
用識別子を関係付けて記憶する記憶手段と、前記生デー
タまたは加工定義データが更新されたとき、関係付けて
記憶された前記引用識別子に基づいて引用先の文書を更
新する更新手段と、関係付けて記憶された前記両識別子
に基づいて前記生データと加工定義データとを取り込
み、その取り込んだ生データを取り込んだ加工定義デー
タに従って加工する加工手段と、その加工結果を所定の
形態で表の形態で出力表示する出力表示手段と、を具備
したものである。
成する(例えば、表に記載される)少なくとも1種類の
生データを文書の構成要素から引用し、前記生データの
種類毎の固有の識別子と生データの引用先を示す引用先
識別子とを付けて該生データを格納する生データ格納手
段と、前記生データを所定の形態で出力表示するための
少なくとも1種類の加工定義データを文書の構成要素か
ら引用し、前記加工定義データの種類毎の固有の識別子
と加工定義データの引用先を示す引用先識別子とを付け
て該加工定義データを格納する加工定義データ格納手段
と、前記生データと加工定義データの複数の組み合わせ
パターンを前記両識別子を関係付けて記憶するととも
に、前記生データと加工定義データの引用先を前記両引
用識別子を関係付けて記憶する記憶手段と、前記生デー
タまたは加工定義データが更新されたとき、関係付けて
記憶された前記引用識別子に基づいて引用先の文書を更
新する更新手段と、関係付けて記憶された前記両識別子
に基づいて前記生データと加工定義データとを取り込
み、その取り込んだ生データを取り込んだ加工定義デー
タに従って加工する加工手段と、その加工結果を所定の
形態で表の形態で出力表示する出力表示手段と、を具備
したものである。
【0010】さらに、本発明の文書編集装置は、文書を
構成する(例えば、表に記載される)少なくとも1種類
の生データを、該生データの種類毎に固有の識別子を付
けて格納する生データ格納手段と、前記生データを所定
の形態で出力表示するための少なくとも1種類の加工定
義データを、該加工定義データの種類毎に固有の識別子
を付けて格納する加工定義データ格納手段と、前記生デ
ータと加工定義データの複数の組み合わせパターンを、
前記両識別子を関係付けて記憶する記憶手段と、前記加
工定義データ格納手段内の加工定義データが繰り返し使
用される場合、該加工定義データに繰り返しの識別子を
設定する繰り返し設定手段と、関係付けて記憶された前
記両識別子に基づいて前記生データと加工定義データと
を取り込み、その取り込んだ生データを取り込んだ加工
定義データに従って加工するとともに、前記繰り返しの
識別子が設定された加工定義データを繰り返し使用して
前記加工を行う加工手段と、その加工結果を所定の形態
で出力表示する出力表示手段と、を具備したものであ
る。
構成する(例えば、表に記載される)少なくとも1種類
の生データを、該生データの種類毎に固有の識別子を付
けて格納する生データ格納手段と、前記生データを所定
の形態で出力表示するための少なくとも1種類の加工定
義データを、該加工定義データの種類毎に固有の識別子
を付けて格納する加工定義データ格納手段と、前記生デ
ータと加工定義データの複数の組み合わせパターンを、
前記両識別子を関係付けて記憶する記憶手段と、前記加
工定義データ格納手段内の加工定義データが繰り返し使
用される場合、該加工定義データに繰り返しの識別子を
設定する繰り返し設定手段と、関係付けて記憶された前
記両識別子に基づいて前記生データと加工定義データと
を取り込み、その取り込んだ生データを取り込んだ加工
定義データに従って加工するとともに、前記繰り返しの
識別子が設定された加工定義データを繰り返し使用して
前記加工を行う加工手段と、その加工結果を所定の形態
で出力表示する出力表示手段と、を具備したものであ
る。
【0011】さらにまた、本発明の文書編集システム
は、上記文書編集装置を少なくとも2台用意し文書編集
装置の各々をネットワークで接続して、該ネットワーク
上に分散した複数個の加工定義データと生データがそれ
ぞれ複数箇所で引用されたとき、前記複数個の加工定義
データと生データの組み合わせの中から一つの組み合わ
せを選択する選択手段を設けたものである。
は、上記文書編集装置を少なくとも2台用意し文書編集
装置の各々をネットワークで接続して、該ネットワーク
上に分散した複数個の加工定義データと生データがそれ
ぞれ複数箇所で引用されたとき、前記複数個の加工定義
データと生データの組み合わせの中から一つの組み合わ
せを選択する選択手段を設けたものである。
【0012】
【作用】文書の構成要素を作成するとき、その生データ
は生データ格納手段に、加工定義データは加工定義デー
タ格納手段にそれぞれ分離して独立に格納される。この
とき、生データと加工定義データはそれぞれ固有な識別
子が付加されて格納される。さらに文書の構成要素とし
て、記憶手段には加工定義データと生データのそれぞれ
の識別子を関係付けて記憶する。そして引用時は、加工
手段が、記憶手段に記憶している加工定義データと生デ
ータの識別子をキーとして実際の加工定義データと生デ
ータを引用することで、対応する加工定義データと生デ
ータを合成し、さらに出力表示手段がその合成した結果
を表示または印刷する。
は生データ格納手段に、加工定義データは加工定義デー
タ格納手段にそれぞれ分離して独立に格納される。この
とき、生データと加工定義データはそれぞれ固有な識別
子が付加されて格納される。さらに文書の構成要素とし
て、記憶手段には加工定義データと生データのそれぞれ
の識別子を関係付けて記憶する。そして引用時は、加工
手段が、記憶手段に記憶している加工定義データと生デ
ータの識別子をキーとして実際の加工定義データと生デ
ータを引用することで、対応する加工定義データと生デ
ータを合成し、さらに出力表示手段がその合成した結果
を表示または印刷する。
【0013】なお、どの種類の加工定義データおよび生
データが実行されるのかは、識別子のいずれかを装置が
自動的に選ぶことによって決定される場合と、オペレー
タが任意に選ぶことによって決定される場合とがある。
データが実行されるのかは、識別子のいずれかを装置が
自動的に選ぶことによって決定される場合と、オペレー
タが任意に選ぶことによって決定される場合とがある。
【0014】また、加工定義データおよび生データは複
数箇所に存在する文書の構成要素から引用することがで
きる。この場合、加工定義データおよび生データを変更
したら、複数箇所の表示を更新しなければならない。そ
のためには、加工定義データ格納手段および生データ格
納手段に固有の識別子に加え引用先の識別子も記憶して
おき、加工定義データあるいは生データを更新した場
合、更新手段は、加工定義データ格納手段あるいは生デ
ータ格納手段に記憶している引用先識別子に従って引用
先を検索し、引用先の文書を更新する。
数箇所に存在する文書の構成要素から引用することがで
きる。この場合、加工定義データおよび生データを変更
したら、複数箇所の表示を更新しなければならない。そ
のためには、加工定義データ格納手段および生データ格
納手段に固有の識別子に加え引用先の識別子も記憶して
おき、加工定義データあるいは生データを更新した場
合、更新手段は、加工定義データ格納手段あるいは生デ
ータ格納手段に記憶している引用先識別子に従って引用
先を検索し、引用先の文書を更新する。
【0015】さらに、表を例にとると、同一の加工定義
の表を有するページを繰り返し作成する場合、まず基に
なる加工定義の表を有するページを作成し、この加工定
義の属性を繰り返し有と設定する。次に当該ページを複
写することによって同一の加工定義の表を有するページ
を作成する。このとき、繰り返し設定手段は繰り返し使
用される加工定義データに繰り返しの識別子を設定す
る。そして加工手段は、ページ複写操作では繰り返しの
識別子が設定されいる加工定義データを繰り返し使用し
て生データを加工する。
の表を有するページを繰り返し作成する場合、まず基に
なる加工定義の表を有するページを作成し、この加工定
義の属性を繰り返し有と設定する。次に当該ページを複
写することによって同一の加工定義の表を有するページ
を作成する。このとき、繰り返し設定手段は繰り返し使
用される加工定義データに繰り返しの識別子を設定す
る。そして加工手段は、ページ複写操作では繰り返しの
識別子が設定されいる加工定義データを繰り返し使用し
て生データを加工する。
【0016】また、加工定義データと生データの識別子
に文書編集装置のネットワーク上のアドレスを追加し、
引用時にこれを基にネットワークを経由して必要な情報
を引用することによって、ネットワークに広がったデー
タの共通化を図ることができる。
に文書編集装置のネットワーク上のアドレスを追加し、
引用時にこれを基にネットワークを経由して必要な情報
を引用することによって、ネットワークに広がったデー
タの共通化を図ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。図1は本発明の文書編集装置による編集の概略を
説明したものである。図中、1は表の表示状態および印
刷状態を、2はその基になる表の加工定義データを、3
は表内に設定される生データの集合をそれぞれ示してい
る。また、S1は加工定義データの識別子、D1および
D2は各々の生データ識別子である。図では、表1は識
別子D1の生データ(以下、生データD1という)と識
別子S1の加工定義データ(以下、加工定義データS1
という)とを合成した結果を、表2は識別子D2の生デ
ータ(以下、生データD2という)と加工定義データS
1とを合成した結果を示している。このように本実施例
によれば、同一加工定義の表を複数作成する場合に、共
通の加工定義データを用いることにより情報量の削減と
体裁の一貫性を保つことができる。
する。図1は本発明の文書編集装置による編集の概略を
説明したものである。図中、1は表の表示状態および印
刷状態を、2はその基になる表の加工定義データを、3
は表内に設定される生データの集合をそれぞれ示してい
る。また、S1は加工定義データの識別子、D1および
D2は各々の生データ識別子である。図では、表1は識
別子D1の生データ(以下、生データD1という)と識
別子S1の加工定義データ(以下、加工定義データS1
という)とを合成した結果を、表2は識別子D2の生デ
ータ(以下、生データD2という)と加工定義データS
1とを合成した結果を示している。このように本実施例
によれば、同一加工定義の表を複数作成する場合に、共
通の加工定義データを用いることにより情報量の削減と
体裁の一貫性を保つことができる。
【0018】図2は、図1に示した文書編集を実現する
ためのデータ構造である。表の加工定義データとして保
持する情報は、表の行列数、各行列の幅、各セルの文字
体裁(サイズと書体)、各セルの数値体裁(少数点以下
表示桁数、端数処理)、計算式および加工定義データの
識別子である。一方、生データとしては、各セルに入る
文字列あるいは数値データと生データの識別子である。
また、各ページの構成要素として該当する加工定義デー
タと生データの識別子の対を保持している。これら情報
の集合によって図1に示す各ページの表を表示すること
ができる。
ためのデータ構造である。表の加工定義データとして保
持する情報は、表の行列数、各行列の幅、各セルの文字
体裁(サイズと書体)、各セルの数値体裁(少数点以下
表示桁数、端数処理)、計算式および加工定義データの
識別子である。一方、生データとしては、各セルに入る
文字列あるいは数値データと生データの識別子である。
また、各ページの構成要素として該当する加工定義デー
タと生データの識別子の対を保持している。これら情報
の集合によって図1に示す各ページの表を表示すること
ができる。
【0019】図2において、加工定義データを変更した
場合の情報の集合を図3に示す。ここでは、単に行列の
幅のみを変更し、生データは一切変更しない。さて、こ
の生データの集合をもとに文書編集した一例を図4に示
す。ページ上の構成要素の情報をもとに対応する加工定
義データと生データを組み合わせ表を再構成するため、
生データが新たな加工定義データに合わせて自動的に計
算配置されている。
場合の情報の集合を図3に示す。ここでは、単に行列の
幅のみを変更し、生データは一切変更しない。さて、こ
の生データの集合をもとに文書編集した一例を図4に示
す。ページ上の構成要素の情報をもとに対応する加工定
義データと生データを組み合わせ表を再構成するため、
生データが新たな加工定義データに合わせて自動的に計
算配置されている。
【0020】さらに、複数の加工定義データと複数の生
データを組み合わせることができる。この一例を図5に
示す。図5において生データD1,D2はどちらも6行
4列の配列データであり、一方加工定義データS1,S
2はどちらも6行4列の加工定義データであるが、それ
ぞれ第4列目の列幅が0、第1列目の列幅を0とするこ
とによって見かけ上6行3列の体裁となっているとす
る。表1は加工定義データS1と生データD1とを、表
2は加工定義データS1と生データD2とを、さらに表
3は加工定義データS2と生データD2とをそれぞれ合
成することによって得られたものであり、図に示すよう
に表示および印刷できる。
データを組み合わせることができる。この一例を図5に
示す。図5において生データD1,D2はどちらも6行
4列の配列データであり、一方加工定義データS1,S
2はどちらも6行4列の加工定義データであるが、それ
ぞれ第4列目の列幅が0、第1列目の列幅を0とするこ
とによって見かけ上6行3列の体裁となっているとす
る。表1は加工定義データS1と生データD1とを、表
2は加工定義データS1と生データD2とを、さらに表
3は加工定義データS2と生データD2とをそれぞれ合
成することによって得られたものであり、図に示すよう
に表示および印刷できる。
【0021】図6は本発明の文書編集装置の構成図であ
る。図に示すように文書編集装置には、CPU6、外部
記憶装置8、ディスプレイコントローラ9、入力コント
ローラ12、印字出力制御部15およびネットワークコ
ントローラ17が内蔵されている。これらの各部は、シ
ステムバス5を介して接続される構成となっている。ま
た各部は、それぞれ次のような機器に接続されている。
すなわち、ディスプレイコントローラ9にはディスプレ
イメモリ10が接続され、さらにディスプレイメモリ1
0にはディスプレイ11が接続されている。また入力コ
ントローラ12にはキーボード13および座標入力装置
14が接続されている。入力コントローラ12、キーボ
ード13、座標入力装置14は、ディスプレイに表示さ
れた文書を対話式に編集する為に用いられる。
る。図に示すように文書編集装置には、CPU6、外部
記憶装置8、ディスプレイコントローラ9、入力コント
ローラ12、印字出力制御部15およびネットワークコ
ントローラ17が内蔵されている。これらの各部は、シ
ステムバス5を介して接続される構成となっている。ま
た各部は、それぞれ次のような機器に接続されている。
すなわち、ディスプレイコントローラ9にはディスプレ
イメモリ10が接続され、さらにディスプレイメモリ1
0にはディスプレイ11が接続されている。また入力コ
ントローラ12にはキーボード13および座標入力装置
14が接続されている。入力コントローラ12、キーボ
ード13、座標入力装置14は、ディスプレイに表示さ
れた文書を対話式に編集する為に用いられる。
【0022】また、印字出力制御部15にはプリンタ1
6が接続されている。この印字出力制御部15とプリン
タ16は、編集した文書を印刷する為に用いられる。C
PU6には文書編集プログラム71、関係付け制御プロ
グラム72、加工定義データ73、生データ74および
ページデータ75を格納する主記憶装置7が接続されて
いる。プログラム等を実行することにより、文書編集、
関係付け制御プログラムの実行等が行われる。
6が接続されている。この印字出力制御部15とプリン
タ16は、編集した文書を印刷する為に用いられる。C
PU6には文書編集プログラム71、関係付け制御プロ
グラム72、加工定義データ73、生データ74および
ページデータ75を格納する主記憶装置7が接続されて
いる。プログラム等を実行することにより、文書編集、
関係付け制御プログラムの実行等が行われる。
【0023】加工定義データ73は、主記憶装置7上に
必ずしも置かれる必要は無く、外部記憶装置8内に置か
れていても良い。同様に生データ74、ページデータ7
5も外部記憶装置8内に置かれていても良い。さらに、
これらは、ネットワークコントローラ17を介して他編
集装置より取り込んでも良い。
必ずしも置かれる必要は無く、外部記憶装置8内に置か
れていても良い。同様に生データ74、ページデータ7
5も外部記憶装置8内に置かれていても良い。さらに、
これらは、ネットワークコントローラ17を介して他編
集装置より取り込んでも良い。
【0024】次にCPU6により行われる、関係付け制
御処理の動作を図7から図10を用いて説明する。図7
は、図6で示した加工定義データ73、生データ74お
よび関係付け制御プログラム72がどのような関係にな
っているかの概要図である。図1で示した表枠体裁と表
内データを例にして図7を説明すると、加工定義データ
73には各ページに繰り返し共通に使われる加工定義デ
ータが格納され、生データ74には表単位で各表毎個々
に入力した表内データが格納されている。関係付け制御
プログラム72は、別々に格納されている加工定義デー
タ73と生データ74を直接結合するのではなく、互い
に関係しているという関係付けを行う。
御処理の動作を図7から図10を用いて説明する。図7
は、図6で示した加工定義データ73、生データ74お
よび関係付け制御プログラム72がどのような関係にな
っているかの概要図である。図1で示した表枠体裁と表
内データを例にして図7を説明すると、加工定義データ
73には各ページに繰り返し共通に使われる加工定義デ
ータが格納され、生データ74には表単位で各表毎個々
に入力した表内データが格納されている。関係付け制御
プログラム72は、別々に格納されている加工定義デー
タ73と生データ74を直接結合するのではなく、互い
に関係しているという関係付けを行う。
【0025】この関係付けに従い、加工定義データ73
と生データ74をページデータ75に定義した組み合わ
せによって合成し、1ページの情報を生成する。これを
図6で示すディスプレイコントローラ9または印字出力
制御部15に渡すことにより、表示または印刷が行われ
る。
と生データ74をページデータ75に定義した組み合わ
せによって合成し、1ページの情報を生成する。これを
図6で示すディスプレイコントローラ9または印字出力
制御部15に渡すことにより、表示または印刷が行われ
る。
【0026】図8は、関係付け制御プログラム72内部
にあるID管理テーブルの構成を示している。加工定義
データと生データはそれぞれデータレコードとして扱
い、各データレコードには一貫番号またはシンボルであ
るユニークなIDが付いている。このID管理テーブル
は、そのIDとデータレコードの対応付けをするもので
ある。
にあるID管理テーブルの構成を示している。加工定義
データと生データはそれぞれデータレコードとして扱
い、各データレコードには一貫番号またはシンボルであ
るユニークなIDが付いている。このID管理テーブル
は、そのIDとデータレコードの対応付けをするもので
ある。
【0027】図9と図10を用いて、ID管理テーブル
と図6に示した加工定義データ73、生データ74およ
びページデータ75の関連を説明する。図9はデータ構
造を示したものであり、図10は処理手順を示すフロー
である。ページ上に存在する表(表1と表2)はそれぞ
れ加工定義と生データを示すIDの対によって構成でき
る。表を表示する為には、まずこれらIDを用いてID
管理テーブルを検索する。次にID管理部で合致したI
Dと対を成すデータレコードへのポインターをたどるこ
とによって必要なデータレコード(加工定義データ及び
生データ)を参照することができる。図10に処理手順
をフローで示すが、図9と図10に示した○内の数字は
それぞれ処理と対象データの対応を示している。
と図6に示した加工定義データ73、生データ74およ
びページデータ75の関連を説明する。図9はデータ構
造を示したものであり、図10は処理手順を示すフロー
である。ページ上に存在する表(表1と表2)はそれぞ
れ加工定義と生データを示すIDの対によって構成でき
る。表を表示する為には、まずこれらIDを用いてID
管理テーブルを検索する。次にID管理部で合致したI
Dと対を成すデータレコードへのポインターをたどるこ
とによって必要なデータレコード(加工定義データ及び
生データ)を参照することができる。図10に処理手順
をフローで示すが、図9と図10に示した○内の数字は
それぞれ処理と対象データの対応を示している。
【0028】図10の処理手順に従って図9の例のデー
タ処理手順を説明する。表1はID2によって示される
加工定義とID0によって示される生データで構成され
る。まずID2をキーとしてID管理テーブルを検索す
ることにより3番目のエントリーをピックアップでき
る。次にこのエントリーのポインターをたどることによ
って、加工定義データレコードS1にたどり着く。同様
に表1の生データは、ID0をキーとして管理テーブル
を検索し、データレコードのポインターをたどることに
よって、生データレコードD1であることがわかる。結
局、検索された生データD1を加工定義データS1を用
いて加工、配置し、表示することが可能となる。
タ処理手順を説明する。表1はID2によって示される
加工定義とID0によって示される生データで構成され
る。まずID2をキーとしてID管理テーブルを検索す
ることにより3番目のエントリーをピックアップでき
る。次にこのエントリーのポインターをたどることによ
って、加工定義データレコードS1にたどり着く。同様
に表1の生データは、ID0をキーとして管理テーブル
を検索し、データレコードのポインターをたどることに
よって、生データレコードD1であることがわかる。結
局、検索された生データD1を加工定義データS1を用
いて加工、配置し、表示することが可能となる。
【0029】表2についても表1と同様の処理を行うこ
とによって、加工定義データS1と生データD2を用い
て表示できる。このことから二つの表は同一の加工定義
データS1を用いて処理するので重複して加工定義デー
タを持つ必要が無くなり、データ容量の節約、体裁の統
一、また体裁の変更に対する柔軟性を持たすことができ
る。
とによって、加工定義データS1と生データD2を用い
て表示できる。このことから二つの表は同一の加工定義
データS1を用いて処理するので重複して加工定義デー
タを持つ必要が無くなり、データ容量の節約、体裁の統
一、また体裁の変更に対する柔軟性を持たすことができ
る。
【0030】加工定義データレコードと生データレコー
ドはIDによって管理されており、それぞれ複数の表か
ら引用することができるため、m個の加工定義データと
n個の生データを自由に組み合わせることが可能であ
る。
ドはIDによって管理されており、それぞれ複数の表か
ら引用することができるため、m個の加工定義データと
n個の生データを自由に組み合わせることが可能であ
る。
【0031】さらに、図11に示すようにID管理テー
ブルの各エントリーに当該IDを引用している表へのポ
インターを追加する。すると図9に示した例では、図1
2のようにID2のエントリーに表1と表2へのポイン
ターが増える。ここでもし加工定義データレコードS1
に変更があった場合、その変更が表1と表2に波及する
ことが、このID管理テーブルを調べることによって判
明する。したがって即座に表1と表2を新しい体裁にし
たがって再構成し、表示し直すことができる。この時、
IDを用いたデータ構造の検索は図10に示した方法と
同様の手順によって実施できる。
ブルの各エントリーに当該IDを引用している表へのポ
インターを追加する。すると図9に示した例では、図1
2のようにID2のエントリーに表1と表2へのポイン
ターが増える。ここでもし加工定義データレコードS1
に変更があった場合、その変更が表1と表2に波及する
ことが、このID管理テーブルを調べることによって判
明する。したがって即座に表1と表2を新しい体裁にし
たがって再構成し、表示し直すことができる。この時、
IDを用いたデータ構造の検索は図10に示した方法と
同様の手順によって実施できる。
【0032】また、表1のページを複写し、新たなペー
ジに表1に対応する表3を作成する時、表1に「繰り返
し有り」と属性設定されていれば、図13に示すよう
に、加工定義IDのみを複写し表3を作成する。すると
同一の加工定義の表を含めてページを複写したように見
えるが、実際には加工定義データは複写せずに同一の加
工定義データを引用することによってこれを達成でき
る。そして図14に示すように実際に表3にデータを入
力したときに新たな生データレコードD3を作成し、こ
れをID3として管理すべくID管理テーブルのエント
リーの作成、及び表3へのID3引用データの埋め込み
を行う。この方式によってオペレータは共通加工定義の
引用をページ複写操作によって自然に行うことができ
る。この場合でも共通加工定義を引用することによるメ
リットは前記例と同様に全て生かすことができる。
ジに表1に対応する表3を作成する時、表1に「繰り返
し有り」と属性設定されていれば、図13に示すよう
に、加工定義IDのみを複写し表3を作成する。すると
同一の加工定義の表を含めてページを複写したように見
えるが、実際には加工定義データは複写せずに同一の加
工定義データを引用することによってこれを達成でき
る。そして図14に示すように実際に表3にデータを入
力したときに新たな生データレコードD3を作成し、こ
れをID3として管理すべくID管理テーブルのエント
リーの作成、及び表3へのID3引用データの埋め込み
を行う。この方式によってオペレータは共通加工定義の
引用をページ複写操作によって自然に行うことができ
る。この場合でも共通加工定義を引用することによるメ
リットは前記例と同様に全て生かすことができる。
【0033】なお、表1のように「繰り返し有り」の属
性設定をしておくと、複数ページに同じデータが必要な
場合、1データで複数ページに反映されるため文書デー
タ容量を削減することができる。
性設定をしておくと、複数ページに同じデータが必要な
場合、1データで複数ページに反映されるため文書デー
タ容量を削減することができる。
【0034】次に、図15を用いてネットワーク上に分
散したデータを組み合わせる実施例について説明する。
本実施例ではネットワークに接続したマシンAに加工定
義データS1と生データD1が、そしてマシンBに加工
定義データS1と生データD1を引用する表1が存在す
る。表1を表示あるいは印刷するとき、マシンBはマシ
ンAに該当する加工定義データと生データを要求し、転
送されたデータを用いる。
散したデータを組み合わせる実施例について説明する。
本実施例ではネットワークに接続したマシンAに加工定
義データS1と生データD1が、そしてマシンBに加工
定義データS1と生データD1を引用する表1が存在す
る。表1を表示あるいは印刷するとき、マシンBはマシ
ンAに該当する加工定義データと生データを要求し、転
送されたデータを用いる。
【0035】図16にこれを実現するためのID管理テ
ーブルの構成を示す。ここに示す構成は図8に示した基
本構成にマシンアドレスを追加したものである。また、
ここでデータに付けられるIDはネットワーク内でユニ
ークに保つ。IDに対応するデータレコードが自分と同
じマシンにあるとき、データレコードへのポインターは
前記の例と全く同一である。しかし、ネットワーク上の
他のマシンに有る場合、データレコードへのポインター
はnullとなり、かわりにマシンアドレス部がデータ
レコードの存在するマシンのネットワークアドレスを示
す。
ーブルの構成を示す。ここに示す構成は図8に示した基
本構成にマシンアドレスを追加したものである。また、
ここでデータに付けられるIDはネットワーク内でユニ
ークに保つ。IDに対応するデータレコードが自分と同
じマシンにあるとき、データレコードへのポインターは
前記の例と全く同一である。しかし、ネットワーク上の
他のマシンに有る場合、データレコードへのポインター
はnullとなり、かわりにマシンアドレス部がデータ
レコードの存在するマシンのネットワークアドレスを示
す。
【0036】図17に処理手順をフローで示すが、図1
6と図17に示した○内の数字はそれぞれ処理と対象デ
ータの対応を示す。また、データ構造の検索手順の中で
図9と重複する部分は図16において省略してある。
6と図17に示した○内の数字はそれぞれ処理と対象デ
ータの対応を示す。また、データ構造の検索手順の中で
図9と重複する部分は図16において省略してある。
【0037】次に、図18に図15に示した例のデータ
を示す。マシンAのID管理テーブルはID0とID1
に対応し加工定義データS1と生データD1をポインタ
ーで指している。これに対し、マシンBのID管理テー
ブルはID0とID1のデータレコードがマシンAに存
在することを示すために、どちらのマシンアドレス部も
マシンAのアドレスを示す。またページデータは表1が
ID1の示す加工定義とID0の示す生データから成る
ことを示す。
を示す。マシンAのID管理テーブルはID0とID1
に対応し加工定義データS1と生データD1をポインタ
ーで指している。これに対し、マシンBのID管理テー
ブルはID0とID1のデータレコードがマシンAに存
在することを示すために、どちらのマシンアドレス部も
マシンAのアドレスを示す。またページデータは表1が
ID1の示す加工定義とID0の示す生データから成る
ことを示す。
【0038】マシンBの表1を表示するためには次のス
テップに従って処理を進める。
テップに従って処理を進める。
【0039】(1)マシンBの表データに着目しその加
工定義IDを調べ、ID1を得る。
工定義IDを調べ、ID1を得る。
【0040】(2)ID1をキーとしてマシンBのID
管理テーブルを検索する。
管理テーブルを検索する。
【0041】(3)キーが合致したエントリーのマシン
アドレスを調べ、マシンAのアドレスを得る。
アドレスを調べ、マシンAのアドレスを得る。
【0042】(4)マシンAにID0を送り、ID0に
対応するデータを要求する。
対応するデータを要求する。
【0043】(5)要求を受け、マシンAはID管理テ
ーブルをID0をキーとして検索する。
ーブルをID0をキーとして検索する。
【0044】(6)キーが合致したエントリーのマシン
アドレスを調べ、これがnullであることから、次に
データレコードへのポインターをたどり、加工定義デー
タレコードを得る。
アドレスを調べ、これがnullであることから、次に
データレコードへのポインターをたどり、加工定義デー
タレコードを得る。
【0045】(7)(6)で得た加工定義データレコー
ドS1をマシンBへ転送する。
ドS1をマシンBへ転送する。
【0046】(8)マシンBは次に生データレコードに
ついても加工定義と同様に検索し、マシンAより受け取
る。
ついても加工定義と同様に検索し、マシンAより受け取
る。
【0047】(9)マシンBは受け取った生データを加
工定義にしたがって加工、配置し、表示あるいは印刷す
る。
工定義にしたがって加工、配置し、表示あるいは印刷す
る。
【0048】図19に各マシンに実装される機能のブロ
ックを示す。ネットワークに直接接続される通信部14
1はマシン間のデータ送受信とプロトコルの解釈を行
う。これに接続するデータ問い合わせ部142は必要な
データレコードがネットワーク上の他のマシンに存在し
た場合、その転送を要求する機能を持つ。これに対して
データ検索部143はネットワーク上の他のマシンから
のデータ問い合わせを受け、検索した結果を相手に返送
する機能を持つ。図15の例において、マシンBからマ
シンAへの加工定義データと生データの問い合わせは、
マシンBのデータ問い合わせ部が行い、これをマシンA
のデータ検索部が受け、検索結果として加工定義データ
レコードと生データレコードをマシンBに返送すること
ができる。
ックを示す。ネットワークに直接接続される通信部14
1はマシン間のデータ送受信とプロトコルの解釈を行
う。これに接続するデータ問い合わせ部142は必要な
データレコードがネットワーク上の他のマシンに存在し
た場合、その転送を要求する機能を持つ。これに対して
データ検索部143はネットワーク上の他のマシンから
のデータ問い合わせを受け、検索した結果を相手に返送
する機能を持つ。図15の例において、マシンBからマ
シンAへの加工定義データと生データの問い合わせは、
マシンBのデータ問い合わせ部が行い、これをマシンA
のデータ検索部が受け、検索結果として加工定義データ
レコードと生データレコードをマシンBに返送すること
ができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文書中繰り返して使用するような共通体裁の生成、共通
体裁の全ページ一括変更、および体裁とデータの自由な
組み合わせが行えるので、文書編集の操作性を向上させ
ることができる。
文書中繰り返して使用するような共通体裁の生成、共通
体裁の全ページ一括変更、および体裁とデータの自由な
組み合わせが行えるので、文書編集の操作性を向上させ
ることができる。
【0050】また、共通体裁などの複数ページに同じデ
ータが必要な場合も、1データで複数ページに反映でき
るので、文書データ容量を削減することができる。
ータが必要な場合も、1データで複数ページに反映でき
るので、文書データ容量を削減することができる。
【図1】本発明の文書編集装置による文書編集の概略を
説明した図である。
説明した図である。
【図2】加工定義データと生データのデータ構造図であ
る。
る。
【図3】図2において加工定義データを変更した一例を
示した図である。
示した図である。
【図4】加工定義データを変更した場合の文書編集の概
略を説明した図である。
略を説明した図である。
【図5】複数の加工定義データと生データを組み合わせ
て文書編集した場合の説明図である。
て文書編集した場合の説明図である。
【図6】本発明の文書編集装置の構成図である。
【図7】本発明の文書編集装置による文書編集処理の概
要を示した図である。
要を示した図である。
【図8】ID管理テーブルの構造図である。
【図9】ID管理テーブルを介しての処理を示した図で
ある。
ある。
【図10】図9の処理手順を示したフローチャートであ
る。
る。
【図11】文書更新用のID管理テーブルの構造図であ
る。
る。
【図12】文書更新時のID管理テーブルの構造図であ
る。
る。
【図13】文書複写時を説明するためのページデータ構
造図である。
造図である。
【図14】文書複写時を説明するためのページデータ構
造図である。
造図である。
【図15】ネットワーク利用の一例を示した図である。
【図16】ネットワークに対応したID管理テーブルの
構造図である。
構造図である。
【図17】図16での手順を示したフローチャートであ
る。
る。
【図18】ネットワークを利用しての文書編集処理を説
明した図である。
明した図である。
【図19】ネットワーク上に接続された各マシンの機能
ブロック図である。
ブロック図である。
1 表示/印刷時状態 2 加工定義データ 3 生データ 5 システムバス 6 CPU 7 プログラム及びデータ部 8 外部記憶装置 9 ディスプレィコントローラ 10 ディスプレィメモリ 11 ディスプレィ 12 入力コントローラ 13 キーボード 14 座標入力装置 15 印字出力制御部 16 プリンタ 17 ネットワークコントローラー 18 中継装置及びケーブル 72 関係付け制御プログラム 73〜75 データ用エリア 141 通信部 142 データ問合せ部 143 データ検索部 S1,S2 加工定義データの識別子 D1,D2 生データの識別子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 庸輔 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 舟生 幸雄 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 三浦 雅彰 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 文書を構成する少なくとも1種類の生デ
ータを、該生データの種類毎に固有の識別子を付けて格
納する生データ格納手段と、 前記生データを所定の形態で出力表示するための少なく
とも1種類の加工定義データを、該加工定義データの種
類毎に固有の識別子を付けて格納する加工定義データ格
納手段と、 前記生データと加工定義データの複数の組み合わせパタ
ーンを、前記両識別子を関係付けて記憶する記憶手段
と、 関係付けて記憶された前記両識別子に基づいて前記生デ
ータと加工定義データとを取り込み、その取り込んだ生
データを取り込んだ加工定義データに従って加工する加
工手段と、 その加工結果を所定の形態で出力表示する出力表示手段
と、を具備する文書編集装置。 - 【請求項2】 文書を構成する少なくとも1種類の生デ
ータを、該生データの種類毎に固有の識別子を付けて格
納する生データ格納手段と、 前記生データを所定の形態で出力表示するための少なく
とも1種類の加工定義データを、該加工定義データの種
類毎に固有の識別子を付けて格納する加工定義データ格
納手段と、 前記生データと加工定義データの組み合わせパターンが
前記識別子により指定されたとき、前記両格納手段の中
から前記指定識別子に関連する生データと加工定義デー
タとを取り込み、その取り込んだ生データを取り込んだ
加工定義データに従って加工する加工手段と、 その加工結果を所定の形態で出力表示する出力表示手段
と、を具備する文書編集装置。 - 【請求項3】 文書を構成する少なくとも1種類の生デ
ータを文書の構成要素から引用し、前記生データの種類
毎の固有の識別子と生データの引用先を示す引用先識別
子とを付けて該生データを格納する生データ格納手段
と、 前記生データを所定の形態で出力表示するための少なく
とも1種類の加工定義データを文書の構成要素から引用
し、前記加工定義データの種類毎の固有の識別子と加工
定義データの引用先を示す引用先識別子とを付けて該加
工定義データを格納する加工定義データ格納手段と、 前記生データと加工定義データの複数の組み合わせパタ
ーンを前記両識別子を関係付けて記憶するとともに、前
記生データと加工定義データの引用先を前記両引用識別
子を関係付けて記憶する記憶手段と、 前記生データまたは加工定義データが更新されたとき、
関係付けて記憶された前記引用識別子に基づいて引用先
の文書を更新する更新手段と、 関係付けて記憶された前記両識別子に基づいて前記生デ
ータと加工定義データとを取り込み、その取り込んだ生
データを取り込んだ加工定義データに従って加工する加
工手段と、 その加工結果を所定の形態で出力表示する出力表示手段
と、を具備する文書編集装置。 - 【請求項4】 文書を構成する少なくとも1種類の生デ
ータを、該生データの種類毎に固有の識別子を付けて格
納する生データ格納手段と、 前記生データを所定の形態で出力表示するための少なく
とも1種類の加工定義データを、該加工定義データの種
類毎に固有の識別子を付けて格納する加工定義データ格
納手段と、 前記生データと加工定義データの複数の組み合わせパタ
ーンを、前記両識別子を関係付けて記憶する記憶手段
と、 前記加工定義データ格納手段内の加工定義データが繰り
返し使用される場合、該加工定義データに繰り返しの識
別子を設定する繰り返し設定手段と、 関係付けて記憶された前記両識別子に基づいて前記生デ
ータと加工定義データとを取り込み、その取り込んだ生
データを取り込んだ加工定義データに従って加工すると
ともに、前記繰り返しの識別子が設定された加工定義デ
ータを繰り返し使用して前記加工を行う加工手段と、 その加工結果を所定の形態で出力表示する出力表示手段
と、を具備する文書編集装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の文書編
集装置において、 前記生データは、表に記載される文字列データ、数値デ
ータ、図形データ等であることを特徴とする文書編集装
置。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の文書編
集装置において、 前記加工定義データは、表の大きさ、行列の幅、文字の
サイズ又は書体、数値の丸め処理、計算式等の表形態に
加工する為のデータであることを特徴とする文書編集装
置。 - 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載の文書編
集装置において、 前記出力表示手段は、前記加工結果を表の形態で出力表
示することを特徴とする文書編集装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の文書編
集装置を少なくとも2台用意し文書編集装置の各々をネ
ットワークで接続して、該ネットワーク上に分散した複
数個の加工定義データと生データがそれぞれ複数箇所で
引用されたとき、前記複数個の加工定義データと生デー
タの組み合わせの中から一つの組み合わせを選択する選
択手段を設けた文書編集システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5084613A JPH06301674A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 文書編集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5084613A JPH06301674A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 文書編集装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06301674A true JPH06301674A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13835552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5084613A Pending JPH06301674A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 文書編集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06301674A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008234082A (ja) * | 2007-03-17 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | 画面データ生成装置、画像処理装置、画面データ生成方法及び記録媒体 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP5084613A patent/JPH06301674A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008234082A (ja) * | 2007-03-17 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | 画面データ生成装置、画像処理装置、画面データ生成方法及び記録媒体 |
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