JPH06301392A - カラオケシステム - Google Patents

カラオケシステム

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JPH06301392A
JPH06301392A JP5107667A JP10766793A JPH06301392A JP H06301392 A JPH06301392 A JP H06301392A JP 5107667 A JP5107667 A JP 5107667A JP 10766793 A JP10766793 A JP 10766793A JP H06301392 A JPH06301392 A JP H06301392A
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JP
Japan
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karaoke
data
host station
song
performance
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JP5107667A
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Masashi Tashiro
正志 田代
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体に搭載されたカラオケ装置の演奏デー
タを簡単に更新、追加できるカラオケシステムを提供す
る。 【構成】 ホスト局30はカラオケ演奏に必要な全ての
演奏データを供給し、サブホスト局404はその中の必
要な演奏データを通信回線40を通して取り込む。サブ
ホスト局は1つまたは複数の可搬型のダウンロード機4
03に対しそれぞれ用途別に分けた演奏データを記憶す
る。用途に応じて選択されたダウンロード機内の演奏デ
ータは、移動体401に搭載された楽音合成型カラオケ
装置402の記憶装置22Cにダウンロードして使用さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体に搭載されたカ
ラオケ装置の演奏データを簡単に更新できるカラオケシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】指定された演奏曲を再生し、マイクから
入力される音声を混合して出力する機能を有したカラオ
ケ装置は、スナック等の飲食店に限らず、カラオケボッ
クス、さらにバス、自家用車等の移動体にも普及してい
る。通常のカラオケ装置は、演奏情報や画像情報を記憶
した記憶系と、演奏曲を再生し、これに歌い手の音声を
混合する音響系と、演奏曲に合わせて背景画像や歌詞画
像を表示する映像系と、これら各系を制御する制御系と
を全て備える楽音再生型が多い。これに対し、最近で
は、必要とする曲データをホスト局から通信回線を介し
て取り込む楽音合成型カラオケ装置が出現している。こ
の楽音合成型カラオケ装置は、曲データに基づき楽音を
生成する音源を内蔵する。
【0003】楽音再生型のカラオケ装置は、記憶系に格
納されている演奏曲以外のリクエストに対して応えるこ
とはできないが、楽音合成型のカラオケ装置であれば、
ホスト局に格納されている多くの曲データの中から歌い
手のリクエストに応じた曲データを供給してもらうこと
ができるので、極端な例では、カラオケ装置側に1曲も
曲データがなくとも、歌い手からの全てのリクエストに
応えることが可能になる。完全楽音合成型カラオケ装置
は、その様な構成であるが、リクエストの都度ホスト局
にアクセスする通信料金と通信時間を削減するため、カ
ラオケ装置側に記憶装置を設け、ここにホスト局から取
り込んだ曲データを格納して再利用する半楽音合成型も
ある。
【0004】カラオケ装置をその設置場所から分類する
と、飲食店やカラオケボックスに設置される固定型と、
移動体に搭載される移動型とに分けることができる。移
動型のカラオケ装置は、固定型のカラオケ装置に比べて
スペース的な制約を受けるため、多くの演奏情報を記憶
装置(例えば、LD)に保有するシステムを構築しにく
い。ところが、カラオケ装置を利用するユーザは、どこ
でも希望する曲を歌いたいので、リクエストした曲がな
い場合には不満に感ずる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】楽音合成型のカラオケ
装置であれば、通信回線を通してホスト局から必要な演
奏データをダウンロードできるが、それが移動体に搭載
される場合には、ホスト局と移動体との間を接続する通
信回線の確立及びそれに伴うコストの問題が、オンライ
ンによるダウンロードの実現を困難にする。また、楽音
再生型カラオケ装置でも、LD等の追加、変更等は頻繁
には行わないので、顧客のリクエストに効率よく対応で
きるカラオケシステムを移動体内に構成するのは難し
い。また、固定型の場合にもホスト局からのダウンロー
ドは通信コストが高額となる場合が想定される。本発明
は、この様な点を改善し、移動体に搭載または飲食店、
カラオケボックス等に設置されるカラオケ装置の演奏情
報をユーザのニーズに合わせて簡単に追加、更新できる
カラオケシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、移動体に搭載または室内に設置された楽音
合成型カラオケ装置と、このカラオケ装置に内蔵された
演奏データ蓄積用の記憶装置と、カラオケ演奏に必要な
演奏データを供給するホスト局と、このホスト局から通
信回線を通して演奏データを取り込むサブホスト局と、
このサブホスト局で取り込まれた演奏データを記憶する
可搬型のダウンロード機とを備え、このダウンロード機
から前記カラオケ装置の記憶装置に演奏データをダウン
ロードして使用するようにしてなることを特徴とする。
【0007】
【作用】観光バスのように複数の移動体が共通の営業所
を基準に移動するケースを想定する。カラオケのホスト
局に対しバス会社の本社または各営業所にサブホスト局
を設置し、サブホスト局で取り込んだ演奏データを1台
または複数台の可搬型ダウンロード機に記憶することが
できる。移動体のカラオケ装置には、1台のダウンロー
ド機を運搬して、必要な演奏データをダウンロードすれ
ばよい。この様なシステム構成は、複数の移動体側には
通信設備を必要としないため、初期コスト及びランニン
グコストが安価になる。しかも、観光バスを利用する乗
客は、外人客、年輩層、青年層のように区別されること
が多いので、客の特性に合わせたり、客のリクエストに
応じてサブホストへアクセスすることにより、客層/用
途別の演奏データとして記憶すれば、全ての演奏データ
をダウンロードするより短時間でダウンロードが完了
し、カラオケ装置側の記憶装置も大容量にする必要がな
い。ダウンロード機からのダウンロードは、バスが営業
所に帰着する都度行えるので、常に最新の、しかも用途
別の演奏データに更新しておくことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係る総合カラオケシステム全体
の外観図である。この図において、既存の楽音再生型カ
ラオケ装置10は、LDチェンジャシステム11、モニ
タ(TV)12、ミキシングアンプ13、マイク14、
スピーカ15を含んで構成される。本例のカラオケ制御
装置20は音源ユニットを内蔵した楽音合成対応型であ
り、モニタ12およびミキシングアンプ13と組み合わ
せることで楽音合成型カラオケ装置を構成している。
【0009】このカラオケ制御装置20は統合型システ
ムコマンダと呼ばれ、これを楽音再生型カラオケ装置1
0に対し一部結合することにより、楽音合成/楽音再生
を含む全システムを統合して制御可能になる。30はカ
ラオケ制御装置20に対し通信回線40(例えば、高速
なISDN回線)を通して、要求された曲データを供給
するホスト局である。50は本システムに対し、演奏曲
指定等の指示を与えるリモコン(リモートコントロー
ラ)である。
【0010】楽音再生型カラオケ装置10は自己完結型
のシステムであり、LDチェンジャシステム11内に
は、演奏曲のオーディオ信号とその背景画像および歌詞
画像を多数格納した記憶媒体として複数枚のLD(レー
ザディスク)が収容され、更にこのLDから指定曲のオ
ーディオ出力AUDIOをミキシングアンプ13に出力
するとともに、ビデオ出力VIDEOをモニタ12に出
力する。ミキシングアンプ13はマイク14から入力さ
れる歌い手の歌唱音声を演奏曲に混合して出力し、スピ
ーカ15はこのミキシング信号を拡声出力する。この
時、モニタ12では曲に対応して記憶された画像情報、
即ち背景画像と歌詞画像を表示して歌い手の歌唱をガイ
ドする。
【0011】図2は、カラオケ制御装置20の内部構成
を詳細に示すブロック図である。このカラオケ制御装置
20は、楽音合成/楽音再生対応のコマンダ部21、楽
音合成用のファイルシステムユニット22、および多彩
な機能を有する演奏・表示ユニット23に大別される。
【0012】コマンダ部21は、リモコン50からの指
令信号を受信するリモコンレシーバ21Aと、本カラオ
ケ制御装置20の前面パネルに敷設されたキー入力部
(図1の24)からの指令信号を取り込むキー入力イン
ターフェース21Bと、リモコンレシーバ21Aまたは
キー入力インターフェース21Bからの入力に従い、曲
の演奏を制御する選曲・予約コントローラ21Cと、こ
の選曲・予約内容を表示する表示器21Dと、この表示
器21Dを駆動する表示器ドライバ21Eと、オーディ
オ(A)およびビジュアル(V)の入力および出力をそ
れぞれ選択するAV入出力セレクタ21Fと、LDチェ
ンジャシステム11内のLDチェンジャ11Aを制御す
るコントロール出力インターフェース21Gとを備え
る。
【0013】ファイルシステムユニット22は、選曲・
予約コントローラ21Cから選曲された曲の演奏指示を
受けるファイルコントローラ22Aと、ISDN回線4
0を介してホスト局30と交信するISDNコントロー
ラ22B(通信制御装置)と、ISDN回線40を通し
て取り込んだ曲データを格納する記憶装置22Cとを備
える。ファイルコントローラ22Aは、選曲・予約コン
トローラ21Cからの選曲・予約指示を受けると、先ず
記憶装置22C内に該当する曲の曲データが記憶されて
いるか否かをサーチする。そして、記憶されている場合
には、記憶装置22Cから該当する曲データを読み出
し、記憶されてない場合にはISDNコントローラ22
Bを制御してホスト局から該当する曲データを転送して
もらう。記憶装置22Cとしては、例えば、1曲当たり
10KB(Bはバイト)として、1000曲分の曲デー
タを格納できる100MBのHDD(ハードディスク)
を使用する。
【0014】演奏・表示ユニット23は、ファイルコン
トローラ22Aからの曲データを一時保持するデータバ
ッファ23Aと、この曲データに含まれるイベント情報
に従い楽音、画像、効果等の各種イベントを制御するマ
ルチメディアシーケンサ(MMS)23Bと、このシー
ケンサ23Bの制御のもとで演奏曲の楽音を形成する音
源プロセッサ23Cと、演奏曲に対応する背景画像や歌
詞画像を生成するビデオプロセッサ23Dと、このビデ
オプロセッサ23Dのビデオ出力をLDチェンジャ11
Aの背景画像LD(BGV−LD)から読み出された画
像(例えば、動画の背景画像)に重ねるビデオスーパー
インポーザ23Eとを備える。
【0015】コマンダ部21のAV入出力セレクタ21
Fは、オーディオに関しては、LDチェンジャ11Aか
らのオーディオ出力か音源プロセッサ23Cで合成され
た楽音のいずれかを選択して、ミキシングアンプ13へ
のオーディオ出力とする。また、画像に関しては、LD
チェンジャ11Aからの画像とビデオスーパーインポー
ザ23Eからの画像とを選択して、モニタ12へのビデ
オ出力とする。このAV入出力セレクタ21FとLDチ
ェンジャ11Aとの間を接続しなければ、カラオケ制御
装置20は楽音再生型カラオケ装置10とシステム的に
独立している。両者を結合関係におくのが、AV入出力
セレクタ21Fであり、またコントロール出力インター
フェース21Gである。
【0016】図1および図2の様な結合関係を持つ総合
カラオケシステムにおいて、リモコン50等からの選曲
指示を受けたコマンダ部21は、先ず、該当する曲がL
Dチェンジャ11Aに格納されているか否かを確認す
る。つまり、楽音再生型カラオケ装置10に第1優先順
位を与えて、そのソース(オーディオおよびビデオ)を
有効利用する。ここで、LDチェンジャ11Aに該当す
る曲の情報があれば、そのオーディオおよびビデオ出力
を使用してカラオケ演奏をする。
【0017】これに対し、LDチェンジャ11Aに該当
する曲のデータがないときは、ファイルコントローラ2
2Aに曲番号を転送し、楽音合成側の曲データを使用す
る。この場合も、直ちにホスト局30にアクセスするの
ではなく、先ず記憶装置22Cに該当する曲の曲データ
が記憶されているか否かを確認する。ここで、記憶装置
22Cに該当する曲のデータが記憶されている場合に
は、それを読み出して使用する。つまり、記憶装置22
Cからの曲データ読み出しに第2優先順位を与えてい
る。この記憶装置22Cにも該当する曲の曲データがな
いときは、ISDN回線を通してホスト局30から該当
する曲の曲データを転送してもらう。つまり、このホス
ト局からの曲データ取り込みを第3優先順位とする。記
憶装置22Cがない完全楽音合成型では、ホスト局から
のデータ取り込みが第2優先順位となる。
【0018】図3は、本発明に係る総合カラオケシステ
ムの機能を更に詳細に説明するためのシステム構成図で
ある。図1,2に示されていない部分について説明する
と、次のようになる。61は、このカラオケシステム全
体の動作をプログラムROM23Bのもと制御・管理す
るCPU(中央処理装置)である。62は、CPU61
により、このカラオケシステムの動作を制御・管理する
ときに使用されるランダムアクセスメモリ(RAM)で
ある。63はこのシステム全体を結合するためのバス
(データ、アドレス)である。64は、外部にMIDI
(Musical Instrument Digital Interface)楽器42を
接続する場合のインターフェースである。65は、LD
チェンジャ11を制御するためのチェンジャコントロー
ラであり、複数の機種に対応できるよう取り替え可能な
構成になっている。
【0019】66は、マルチメディアシーケンサ23B
から出力されるADPCMデータをビット変換および周
波数変換して伸長するADPCMプロセッサである。6
7は、ADPCMプロセッサ66の出力を音程情報に従
い音高を制御するピッチシフタである。68は、ピッチ
シフタ67の出力および音源プロセッサ23Cの出力を
入力とするエフェクタミキサである。69は、マイク1
4の出力にエコー、エキサイタ等の音響効果を加えるマ
イクエフェクタである。70は、マイクエフェクタ69
の出力およびLDチェンジャ11のオーディオ出力に音
場効果を与えるオーディオDSP(音場創成器)であ
る。
【0020】71は、記憶装置22Cに対し、ISDN
回線40を使用せずに、大量の曲データをロードする場
合に使用するポータブル型のダウンロード機であり、例
えばこのシステムの楽音合成系を設置した初期の段階
で、設置業者が持ち込んでロードすることにより、設置
者側で長時間ISDN回線40を通してホスト局30と
交信しないで済むようにするものである。このダウンロ
ード機71の用法はこの他にも考えられる。
【0021】音源プロセッサ23Cは、曲データにより
駆動されて演奏曲の楽音信号を合成するいわゆるミュー
ジックシンセサイザであり、例えばMIDI信号に基づ
き楽音を合成する音源部と、それを制御する制御部とを
備えている。ビデオプロセッサ23Dは、演奏曲に対応
する歌詞等の文字情報および静止画、動画等の背景画像
情報を処理して表示用の画像信号を生成する。ここで
は、歌詞画像用のビデオプロセッサ23D1と、背景画
像用のビデオプロセッサ23D2を用いる例を示してい
る。LDチェンジャ11は、光ディスクに記録されたカ
ラオケ曲を演奏する場合、または映像情報のみを再生す
る場合に機能し、楽音合成系として使用する場合は音源
23Cで合成された伴奏演奏に同期して、所定のディス
クの所定のフレームの静止画または所定のフレームを起
点とする動画等からなる映像情報を再生する。ビデオセ
レクタ23Eは、この様な3種類の画像を1画面に合成
して出力する。
【0022】以下、動作を説明する。 「楽音再生/楽音合成制御」リモコン24またはフロン
トパネル50の操作により、演奏曲が指定されると、C
PU61は、記憶手段22Cに記憶されたインデックス
テーブルを参照し、第1順位として先ずLDチェンジャ
11内のLDに該当する曲のデータがあるか否かを確認
し、あればその部分を再生する。このLDからのビデオ
信号はビデオセレクタ23Eに入力してモニタ12に表
示され、またオーディオ信号はオーディオDSP70に
入力してスピーカ15から出力される。歌い手の歌唱音
声はマイク14で電気信号に変換され、マイクエフェク
タ69を通してオーディオDSP70に入力する。ミキ
サ13は演奏曲と歌唱音声とを混合するので、スピーカ
15からは両者が混合された音響出力が生ずる。
【0023】指定曲がLDチェンジャ11内にないとき
は、CPU61は第2順位としてHDD装置22Cに保
有されている曲をサーチする。HDD装置22C内に該
当する曲があれば、その演奏曲の曲データを読出してR
AM62にロードし、この曲データに従って音源23C
で楽音が合成されカラオケの演奏を行う。この様な音源
カラオケの演奏は、シーケンサ23Bの制御のもとに行
われる。演奏曲に関しては、RAM62から読み出され
た曲データに従い、音源プロセッサ23Cにおいて逐次
楽音情報が生成され、ミキサエフェクタ68、オーディ
オDSP70、ミキサ13を介してスピーカ15から再
生される。
【0024】画像に関しては、同様にRAM62から読
み出された曲データをもとにシーケンサ23Bの指示に
従い、ビデオプロセッサ23D1,23D2において曲
の進行に合わせた歌詞画像および背景画像が生成され、
ビデオセレクタ23Cを介してモニタ12に表示され
る。LDチェンジャ11からの背景画像も使用する場合
は、これら3画像をビデオセレクタ23Eで合成して表
示する。モニタ12に表示される歌詞画像は、表示され
る歌詞の色が歌唱の進行に合わせて他の色の文字に変更
されるなどして、歌うべき個所が歌い手に容易に把握で
きるように指示される。したがって、歌い手はモニタ1
2に表示される歌詞画像を見ながらマイク14を持って
歌えばよい。
【0025】HDD装置22Cにも該当する曲データが
蓄積されていない場合は、第3順位としてCPU61は
ホスト局30からオンラインで該当する曲のデータを取
り込む制御をする。即ち、ISDN回線40を使用して
ホスト局30を呼び出し、応答したら曲番号を送り、対
応する曲データを転送してもらう。この曲データは再利
用する可能性があるので、HDD装置22Cに蓄積す
る。
【0026】「ホスト局からの転送データフォーマッ
ト」音源カラオケ装置で使用されるカラオケ曲データの
フォーマットは、通常、図4に示すように、曲ヘッダか
ら始まり、これに時間情報とイベント情報を持つ歌詞表
示トラック、音源演奏トラック、ディジタル音声トラッ
ク等の各トラックを順に記憶することで1曲分のデータ
を構成している。
【0027】「ポータブルダウンロード機」図3のカラ
オケシステムのHDD22Cに例えば1000曲分の曲
データを一度にダウンロードする場合、ISDN回線4
0を使用すると回線料金が高くなる。ポータルブル(キ
ャリアブル)ダウンロード機71はこのような大量なデ
ータのダウンロードをオフラインで、従って安価に実現
するためのものである。図5は、このダウンロード機7
1を曲データのダウンロードが必要なカラオケ装置設置
店に運搬して、その記憶装置22C(ハードディスクH
DDまたはミニディスクMD等)にロードしている様子
を示している。ロード完了したダウンロード機71は、
次の店に運搬してダウンロードに使用する。このダウン
ロード機71は、新規のデータをロードする場合だけで
はなく、一定期間毎に全データを更新する場合にも使用
できる。
【0028】「移動体へのデータ更新」上述した可搬型
のダウンロード機71は、前述したようなISDNの接
続が困難な移動体へのダウンロードに使用すると更に効
果的である。図6は、バス401に音源カラオケ装置4
02を搭載し、乗客の種類(外人客、年輩客、女性客、
男性客等)に応じて使用する曲データをカラオケローダ
と呼ばれる可搬型のダウンロード機403(図3の71
に相当)からカラオケ装置402の記憶装置にダウンロ
ードする例を示している。ダウンロード機403は、そ
れぞれにファイルサーバ404から必要な曲データを定
期的にまたは必要に応じてローディングしておく。この
ファイルサーバ404に対しては、ホスト局30からI
SDN回線40を介して必要な全ての曲データが供給さ
れる。この様にすれば、回線接続が困難、または通信速
度の遅い移動体にも本発明のシステムを導入できる。図
7は、図6を機能ブロック化して示したもので、ファイ
ルサーバ404はバス会社のサブホストとして示されて
いる。
【0029】上述した例で示すように、観光バスのよう
に複数の移動体401が共通の営業所を基準に移動する
ケースでは、カラオケのホスト局30に対しバス会社の
本社または各営業所にサブホスト局404を設置し、サ
ブホスト局404で取り込んだ演奏データを1台または
複数台の可搬型ダウンロード機403に記憶することが
できる。そして、移動体401のカラオケ装置402に
は、ダウンロード機を運搬して、必要な演奏データをダ
ウンロードすればよい。
【0030】この様なシステム構成は、複数の移動体側
には通信設備を必要としないため、初期コスト及びラン
ニングコストが安価になる。しかも、観光バスを利用す
る乗客は、外人ツアー用、スキーツアー用、熟年会ツア
ー用のように区別されることが多いので、予め複数のダ
ウンロード機に用途別の演奏データを分けて記憶してお
けば、全ての演奏データをダウンロードするより短時間
でダウンロードが完了し、カラオケ装置側の記憶装置も
大容量にする必要がない。ダウンロード機からのダウン
ロードは、バスが営業所に帰着する都度行えるので、常
に最新の、しかも用途別の演奏データに更新しておくこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、移動
体に搭載または室内に設置されるカラオケ装置の演奏情
報を簡単に更新できるカラオケシステムを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した総合カラオケシステムの概
略構成図である。
【図2】 カラオケ制御装置のブロック図である。
【図3】 図1のシステムを詳細に示す構成図である。
【図4】 曲データのフォーマット例を示すデータ構造
図である。
【図5】 楽音合成型の可搬型ダウンロード機の説明図
である。
【図6】 カラオケ装置を搭載した移動体へのダウンロ
ードのシステム構成図である。
【図7】 図6を機能的に示すブロック図である。
【符号の説明】
10…楽音再生型カラオケ装置、11…LDチェンジャ
システム、12…モニタ、13…ミキシングアンプ、1
4…マイク、15…スピーカ、20…カラオケ制御装
置、21…コマンダ部、21A…リモコンレシーバ、2
1B…キー入力インターフェース、21C…選曲・予約
コントローラ、21D…表示器、21E…表示器ドライ
バ、21F…AV入出力セレクタ、21G…コントロー
ル出力インターフェース、22…ファイルシステムユニ
ット、22A…ファイルコントローラ、22B…ISD
Nコントローラ、22C…記憶装置、23…演奏・表示
ユニット、23A…データバッファ、23B…マルチメ
ディアシーケンサ(MMS)、23C…音源プロセッ
サ、23D…ビデオプロセッサ、23E…ビデオスーパ
ーインポーザ、25…マイコンボード、30…ホスト
局、40…通信回線、50…リモコン、61…CPU、
62…RAM、63…ISDNインターフェース、64
…MIDIインターフェース、65…チェンジャコント
ロール、66…ADPCMプロセッサ、67…ピッチシ
フタ、68…エフェクタミキサ、69…マイクエフェク
タ、70…音場創成器、71…ポータブルダウンロード
機、401…移動体、402…楽音合成型カラオケ装
置、403…可搬型ダウンロード機、404…サブホス
ト局。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載または室内に設置された楽
    音合成型カラオケ装置と、 このカラオケ装置に内蔵された演奏データ蓄積用の記憶
    装置と、 カラオケ演奏に必要な演奏データを供給するホスト局
    と、 このホスト局から通信回線を通して演奏データを取り込
    むサブホスト局と、 このサブホスト局で取り込まれた演奏データを記憶する
    可搬型のダウンロード機とを備え、 このダウンロード機から前記カラオケ装置の記憶装置に
    演奏データをダウンロードして使用するようにしてなる
    ことを特徴とするカラオケシステム。
JP5107667A 1993-04-09 1993-04-09 カラオケシステム Pending JPH06301392A (ja)

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