JP3192035B2 - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JP3192035B2
JP3192035B2 JP18449993A JP18449993A JP3192035B2 JP 3192035 B2 JP3192035 B2 JP 3192035B2 JP 18449993 A JP18449993 A JP 18449993A JP 18449993 A JP18449993 A JP 18449993A JP 3192035 B2 JP3192035 B2 JP 3192035B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータで生成す
る内部画像数を増加してモニタ画面の表示機能を多様化
したカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】指定された演奏曲を再生し、マイクから
入力される音声を混合して出力する機能を有したカラオ
ケ装置は、スナック等の飲食店に限らず、カラオケボッ
クスやバス等の移動体にも普及している。通常のカラオ
ケ装置は、演奏情報や画像情報を記憶した記憶系と、演
奏曲を再生し、これに歌い手の音声を混合する音響系
と、演奏曲に合わせて背景画像や歌詞画像を表示する映
像系と、これら各系を制御する制御系とを全て備えるオ
フライン型が多い。これに対し、最近では、必要とする
曲データをホスト局から通信回線を介して取り込むオン
ライン型カラオケ装置が出現している。このオンライン
型カラオケ装置は、曲データに基づき楽音を生成する音
源を内蔵する。
【0003】オフライン型のカラオケ装置は、記憶系に
格納されている演奏曲以外のリクエストに対して応える
ことはできないが、オンライン型のカラオケ装置であれ
ば、ホスト局に格納されている多くの曲データの中から
歌い手のリクエストに応じた曲データを供給してもらう
ことができるので、極端な例では、カラオケ装置側に1
曲も曲データがなくとも、歌い手からの全てのリクエス
トに応えることが可能になる。完全オンライン型カラオ
ケ装置は、その様な構成であるが、リクエストの都度ホ
スト局にアクセスする通信料金と通信時間を削減するた
め、カラオケ装置側に記憶装置を設け、ここにホスト局
から取り込んだ曲データを格納して再利用する半オンラ
イン型もある。
【0004】いずれのタイプのカラオケ装置でも、背景
画像を表示した画面に歌詞画像を重ねて表示して歌唱を
ガイドするモニタを備えるのが一般的である。この場
合、2つの画像をスーパーインポーズして表示する方式
として現在のところ次の2通りが主流である。第1は、
LD等から読み出した背景画像に、コンピュータで生成
した歌詞画像を重ねて表示する方式である。第2は、コ
ンピュータで生成した背景画像に、コンピュータで生成
した歌詞画像を重ねて表示する方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の表示方式は、背
景画像に実際に撮影した動画を導入し易いが、記録する
場合のデータ量が多いため、同じ背景画像を異なる演奏
曲の再生時に使用することもあり、歌い手が演奏曲の雰
囲気に合わない背景画像を見ながら歌唱する場合も生ず
る。第2の表示方式は、背景画像が静止画になることが
多く、仮に動画表示しようとしても、画面の変化が緩慢
であるため、第1の表示方式のような動画表示は期待で
きない。本発明は、上述した第1及び第2の表示方式の
いずれからも期待できない多様な表示機能を有するカラ
オケ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、動画のカラオケ用背景画像である外部映像
信号を記録した記録媒体(11)と、記録媒体から読み
出された外部映像信号に同期した同期信号を生成する同
期装置(301,305,308,309)と、同期装
置で生成された同期信号に同期して静止画のカラオケ用
背景画像である回線を通して取り込んだ第1の内部画像
信号を生成する第1の画面生成装置(302)と、同期
装置で生成された同期信号に同期してカラオケの歌詞用
画像である回線を通して取り込んだ第2の内部画像信号
を生成する第2の画面生成装置(303)と、第1の内
部画像信号と第2の内部画像信号とを切り換えて出力す
る切替装置(306)と、切替装置の出力と記録媒体か
ら読み出された外部映像信号とを切り換えて出力するス
ーパーインポーズ装置(310)と、スーパーインポー
ズ装置の出力を画面表示するモニタ(12)とを備えて
なることを特徴とする。また、本発明は、カラオケ用背
景画像である外部映像信号を記録した記録媒体(11)
と、録媒体から読み出された外部映像信号に同期した
同期信号を生成する同期装置(301,305,30
8,309)と、同期装置で生成された同期信号に同期
して曲の雰囲気に合ったカラオケ用背景画像である回線
を通して取り込んだ第1の内部画像信号を生成する第1
の画面生成装置(302)と、同期装置で生成された同
期信号に同期してカラオケの歌詞用画像である回線を通
して取り込んだ第2の内部画像信号を生成する第2の画
面生成装置(303)と、第1の内部画像信号と第2の
内部画像信号とを切り換えて出力する切替装置(30
6)と、切替装置の出力と記録媒体から読み出された外
部映像信号とを切り換えて出力するスーパーインポーズ
装置(310)と、スーパーインポーズ装置の出力を画
面表示するモニタ(12)とを備えてなることを他の特
徴とする。
【0007】
【作用】第1の画面生成装置は第1の内部画像信号を生
成し、第2の内部画面生成装置は第2の内部画像信号を
生成し、切替装置はこれら2つの内部画像信号を高速に
切換えて出力する。同期装置は記録媒体から読み出した
外部映像信号に前記第1及び第2の内部画像信号を同期
させる。スーパーインポーズ装置は切替装置の出力と外
部映像信号とを高速に切換えてモニタに出力する。従っ
て、モニタに表示される画面は、3つの画像がスーパー
インポーズされたものになり、それぞれの画像を調整す
ることで、多様な表示内容とする事が可能になる。
【0008】一例を挙げると、外部映像信号は動画の背
景画像用であり、また第1の内部画像信号は静止画の背
景画像用であり、さらに第2の内部画像信号は歌詞画像
用である。従って、仮に同じ動画の背景画像を用いて
も、第1の内部画像信号による静止画の背景画像を、例
えば中間的な大きさで、その演奏曲の雰囲気にあった土
地の情景を表現した内容としておけば、歌い手はその雰
囲気に浸りながら歌唱を楽しむことができる。この場
合、第1及び第2の画面合成装置が透明出力モードを有
するように構成すると、歌詞画像或いは静止画の背景画
像を透明表示してその後ろの画像が透けて見えるように
することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係る総合カラオケシステム全体
の外観図である。この図において、既存のオフライン型
カラオケ装置10は、LDチェンジャシステム11、モ
ニタ(TV)12、ミキシングアンプ13、マイク1
4、スピーカ15を含んで構成される。本例のカラオケ
制御装置20は音源ユニットを内蔵したオンライン対応
型であるため、モニタ12およびミキシングアンプ13
と組み合わせることでオンライン型カラオケ装置を構成
できる。
【0010】このカラオケ制御装置20は統合型システ
ムコマンダと呼ばれ、これをオフライン型カラオケ装置
10に対し一部結合することにより、オンライン/オフ
ラインを含む全システムを統合して制御可能になる。3
0はカラオケ制御装置20に対し通信回線40(例え
ば、高速なISDN回線)を通して、要求された曲デー
タを供給するホスト局である。50は本システムに対
し、演奏曲指定等の指示を与えるリモコン(リモートコ
ントローラ)である。
【0011】オフライン型カラオケ装置10は自己完結
型のシステムであり、LDチェンジャシステム11内に
は、演奏曲とその背景画像および歌詞画像を多数格納し
た記憶媒体として複数枚のLD(レーザディスク)が収
容され、更にこのLDから指定曲のオーディオ出力AU
DIOをミキシングアンプ13に出力するとともに、ビ
デオ出力VIDEOをモニタ12に出力する。ミキシン
グアンプ13はマイク14から入力される歌い手の歌唱
音声を演奏曲に混合して出力し、スピーカ15はこのミ
キシング信号を拡声出力する。この時、モニタ12では
曲に対応した背景画像を動画表示し、その画面に歌詞画
像を重ねて表示して歌い手の歌唱をガイドする。
【0012】図2は、カラオケ制御装置20の内部構成
を詳細に示すブロック図である。このカラオケ制御装置
20は、オンライン/オフライン対応のコマンダ部2
1、オンライン用のファイルシステムユニット22、お
よび多彩な機能を有する演奏・表示ユニット23に大別
される。
【0013】コマンダ部21は、リモコン50からの指
令信号を受信するリモコンレシーバ21Aと、本カラオ
ケ制御装置20の前面パネルに敷設されたキー入力部
(図1の24)からの指令信号を取り込むキー入力イン
ターフェース21Bと、リモコンレシーバ21Aまたは
キー入力インターフェース21Bからの入力に従い、選
曲および予約を行う選曲・予約コントローラ21Cと、
この選曲・予約内容を表示する表示器21Dと、この表
示器21Dを駆動する表示器ドライバ21Eと、オーデ
ィオ(A)およびビジュアル(V)の入力および出力を
それぞれ選択するAV入出力セレクタ21Fと、LDチ
ェンジャシステム11内のLDチェンジャ11Aを制御
するコントロール出力インターフェース21Gとを備え
る。
【0014】ファイルシステムユニット22は、選曲・
予約コントローラ21Cからの指示を受けるファイルコ
ントローラ22Aと、ISDN回線40を介してホスト
局30と交信するISDNコントローラ22B(通信制
御装置)と、ISDN回線40を通して取り込んだ曲デ
ータを格納する記憶装置22Cとを備える。ファイルコ
ントローラ22Aは、選曲・予約コントローラ21Cか
らの選曲・予約指示を受けると、先ず記憶装置22C内
に該当する曲の曲データが記憶されているか否かをサー
チする。そして、記憶されている場合には、記憶装置2
2Cから該当する曲データを読み出し、記憶されてない
場合にはISDNコントローラ22Bを制御してホスト
局から該当する曲データを転送してもらう。記憶装置2
2Cとしては、例えば、1曲当たり10KB(Bはバイ
ト)として、1000曲分の曲データを格納できる10
0MBのHDD(ハードディスク)を使用する。
【0015】演奏・表示ユニット23は、ファイルコン
トローラ22Aからの曲データを一時保持するデータバ
ッファ23Aと、この曲データに含まれるイベント情報
に従い音響、画像、効果等の各種イベントを制御するマ
ルチメディアシーケンサ(MMS)23Bと、このシー
ケンサ23Bの制御のもとで演奏曲を再生する音源プロ
セッサ23Cと、演奏曲に対応する背景画像や歌詞画像
を生成するビデオプロセッサ23Dと、このビデオプロ
セッサ23Dのビデオ出力にLDチェンジャ11Aの背
景画像LD(BGV−LD)から読み出された画像(例
えば、動画の背景画像)を重ねるビデオスーパーインポ
ーザ23Eとを備える。
【0016】コマンダ部21のAV入出力セレクタ21
Fは、オーディオに関しては、LDチェンジャ11Aか
らのオーディオ出力と音源プロセッサ23Cからのオー
ディオ出力のいずれかを選択して、ミキシングアンプ1
3へのオーディオ出力とする。また、画像に関しては、
LDチェンジャ11Aからの画像とビデオスーパーイン
ポーザ23Fからの画像を選択して、モニタ12へのビ
デオ出力とする。このAV入出力セレクタ21FとLD
チェンジャ11Aとの間を接続しなければ、カラオケ制
御装置20はオフライン型カラオケ装置10とシステム
的に独立している。両者を結合関係におくのが、AV入
出力セレクタ21Fであり、またコントロール出力イン
ターフェース21Gである。
【0017】図1および図2の様な結合関係を持つ総合
カラオケシステムにおいて、リモコン50等からの選曲
指示を受けたコマンダ部21は、先ずその選曲コマンド
をコントロール信号としてLDチェンジャ11Aに送
り、該当する曲が格納されているか否かを確認する。つ
まり、オフライン型カラオケ装置10に第1優先順位を
与えて、そのソース(オーディオおよびビデオ)を有効
利用する。ここで、LDチェンジャ11Aに該当する曲
の情報があれば、そのオーディオおよびビデオ出力を使
用してカラオケ演奏をする。
【0018】これに対し、LDチェンジャ11Aに該当
する曲のデータがないときは、ファイルコントローラ2
2Aに曲番号を転送し、オンライン側の曲データを使用
する。この場合も、直ちにホスト局30にアクセスする
のではなく、先ず記憶装置22Cに該当する曲の曲デー
タが記憶されているか否かを確認する。ここで、記憶装
置22Cに該当する曲のデータが記憶されている場合に
は、それを読み出して使用する。つまり、記憶装置22
Cからの曲データ読み出しに第2優先順位を与えてい
る。この記憶装置22Cにも該当する曲の曲データがな
いときは、ISDN回線を通してホスト局30から該当
する曲の曲データを転送してもらう。つまり、このホス
ト局からの曲データ取り込みを第3優先順位とする。完
全オンライン型では記憶装置22Cがないので、ホスト
局からのデータ取り込みが第2優先順位となる。
【0019】図3は、図1および図2に示したシステム
を構築し易くする概念図である。即ち、本発明に係るカ
ラオケ制御装置20に含まれるマイコンボード25に
は、オンライン系およびオフライン系を制御できる機能
が搭載されている。このマイコンボード25は、リモコ
ン50からの曲番号指定に対し、オンライン系、即ち、
通信回線40からの曲データを使用するか(CD−RO
M41を装備する場合はそのシーケンス音源データを使
用できる)、或いはオフライン系、即ち、オートチェン
ジャ11に搭載されている各種ソースLD/CD/CD
G/CDI/CD動画に収容されているデータを使用す
るか否かを判断し、その制御を行う。記憶装置22Cお
よびビデオプロセッサ23Dはオンライン系の標準装備
であり、その他の制御部分がマイコンボード25に集約
される。このマイコンボード25は、任意の機種に対応
可能とするため、本体に対し差し替え可能な機構により
結合される。
【0020】図4は、本発明に係る総合カラオケシステ
ムの機能を更に詳細に説明するためのシステム構成図で
ある。図1〜図3に示されていない部分について説明す
ると、次のようになる。61は、このカラオケシステム
全体の動作を制御・管理するCPU(中央処理装置)で
ある。62は、CPU61により、このカラオケシステ
ムの動作を制御・管理するときに使用されるランダムア
クセスメモリ(RAM)である。63はこのシステム全
体を結合するためのバスである。64は、外部にMID
I(Musical Instrument Digital Interface)楽器42
を接続する場合のインターフェースである。65は、L
Dチェンジャ11を制御するためのチェンジャコントロ
ーラであり、取り替え可能な構成になっている。
【0021】66は、マルチメディアシーケンサ23B
から入力されるADPCMデータをビット変換および周
波数変換して伸長するADPCM伸長用プロセッサ(A
Dプロセッサ)である。67は、ADプロセッサ66の
出力を音程情報に従い転調するピッチシフタである。6
8は、ピッチシフタ67の出力および音源プロセッサ2
3Cの出力を入力とするエフェクタミキサである。69
は、マイク14の出力にエコー、エキサイタ等の音響効
果を加えるマイクエフェクタである。70は、マイクエ
フェクタ69の出力およびLDチェンジャ11のオーデ
ィオ出力に音場効果を与えるオーディオDSP(音場創
成器)である。
【0022】71は、記憶装置22Cに対し、ISDN
回線40を使用せずに、大量の曲データをロードする場
合に使用するポータブル型のダウンロード機であり、例
えばこのシステムのオンライン系を設置した初期の段階
で、設置業者が持ち込んでロードすることにより、設置
者側で長時間ISDN回線40を通してホスト局30と
交信しないで済むようにするものである。このダウンロ
ード機71の用法はこの他にも考えられる。
【0023】音源プロセッサ23Cは、曲データにより
駆動されて演奏曲の楽音信号を生成するいわゆるミュー
ジックシンセサイザであり、例えばMIDI音源等の音
源部と、それを制御する制御部とを備えている。ビデオ
プロセッサ23Dは、演奏曲に対応する歌詞等の文字情
報および静止画、動画等の背景画像情報を処理して表示
用の画像信号を生成する。ここでは、歌詞画像用のビデ
オプロセッサ23D1と、背景画像用のビデオプロセッ
サ23D2を用いる例を示している。LDチェンジャ1
1は、光ディスクに記録された映像情報を使用すること
が指定されたカラオケ曲を演奏する場合に機能し、伴奏
演奏情報に同期して、所定のディスクの所定のフレーム
の静止画または所定のフレームを起点とする動画等から
なる映像情報を再生する。ビデオセレクタ23Eは、こ
の様な3種類の画像を1画面に合成して出力する。
【0024】以下、動作を説明する。 「オフライン/オンライン制御」リモコン24またはフ
ロントパネル50の操作により、演奏曲が指定される
と、CPU61は、第1順位として先ずLDチェンジャ
11内のLDに該当する曲のデータがあるか否かを確認
し、あればその部分を再生する。このLDからのビデオ
信号はビデオセレクタ23Eに入力してモニタ12に表
示され、またオーディオ信号はオーディオDSP70に
入力してスピーカ15から拡声出力される。歌い手の歌
唱音声はマイク14で電気信号に変化され、マイクエフ
ェクタ69を通してオーディオDSP70に入力する。
ミキサ13は演奏曲と歌唱音声とを混合するので、スピ
ーカ15からは両者が混合された音響出力が生ずる。
【0025】指定曲がLDチェンジャ11内にないとき
は、CPU61は第2順位としてHDD装置22Cをサ
ーチする。HDD装置22C内に該当する曲があれば、
その演奏曲の曲データを読出してRAM62にロード
し、この曲データに従って音源カラオケの演奏が開始さ
れる。音源カラオケの演奏は、シーケンサ23Bの制御
のもとに行われる。演奏曲に関しては、RAM62から
読み出された曲データに従い、音源プロセッサ23Cに
おいて逐次楽音情報が生成され、ミキサエフェクタ6
8、オーディオDSP70、ミキサ13を介してスピー
カ15から再生される。
【0026】画像に関しては、同様に曲データに従い、
ビデオプロセッサ23D1,23D2から曲の進行に合
わせて歌詞画像および背景画像が生成され、ビデオセレ
クタ23Cを介してモニタ12に表示される。LDチェ
ンジャ11からの背景画像も使用する場合は、これら3
画像をビデオセレクタ23Eで合成して表示する。モニ
タ12に表示される歌詞画像は、表示される歌詞の色が
歌唱の進行に合わせて他の色の文字に変更されるなどし
て、歌うべき個所が歌い手に容易に把握できるように指
示される。したがって、歌い手はモニタ12に表示され
る歌詞画像を見ながらマイク14を持って歌えばよい。
【0027】HDD装置22Cにも該当する曲データが
蓄積されていない場合は、第3順位としてCPU61は
ホスト局30からオンラインで該当する曲のデータを取
り込む制御をする。即ち、ISDN回線40を使用して
ホスト局30を呼び出し、応答したら曲番号を送り、対
応する曲データを転送してもらう。この曲データは再利
用する可能性があるので、HDD装置22Cに蓄積して
使用する。
【0028】「マルチメディアシーケンサ」マルチメデ
ィアシーケンサ23Bは、MIDIシーケンサをベース
とし、これに複数のタスクを同時に実行できるOS機能
を持たせ、一つの曲データに含まれる複数トラックのイ
ベントをソフト的に同期してリアルタイムで実行できる
ようにしたものである。イベントとは、カラオケ演奏に
付随する広範囲の事象であり、演奏はもとより、歌詞表
示、背景表示、音響効果、外部機器制御等が含まれる。
【0029】「3重画像インポーズ」モニタ12に表示
する画像は、最大で3重にスーパーインポーズすること
ができる。図5を参照して一例を説明すると、第1は、
図4のLDチェンジャ11から出力される動画の背景画
像信号(外部映像信号)video0である。第2は、
コンピュータ画面生成装置302(図4の23D1)か
ら出力される静止画の背景画像信号video1であ
る。第3は、コンピュータ画面生成装置303(図4の
23D2)から出力される歌詞画像信号video2で
ある。2つの画面生成装置302,303はビデオRA
M(VRAM)を独立して持ち、信号YS1,YS2に
よってイメージ空間の全ての点で透明指定を行うことが
できるので、3画面を一部または全部組み合わせて任意
に合成することができる。
【0030】通常のカラオケ装置には、1)LD等に記
録された動画の背景画像にコンピュータで生成された歌
詞画像をスーパーインポーズする方式と、2)コンピュ
ータで生成された静止画の背景画像に同じくコンピュー
タで生成された歌詞画像をスーパーインポーズする方式
とがある。1)の方式では、LD等の記録媒体に制限が
ある場合、同じ背景画像を異なる演奏曲に使用すること
があり、おもしろみに欠けることもある。2)の方式
は、背景画像が静止画であるため、1)の方式より更に
画面表現が単調になる。これに対し、この発明のよう
に、動画の背景画像の上に、小面積の静止画像を重ねて
表示し、更にその上に歌詞画像を重ねて表示する様にす
れば、最大3重のスーパーインポーズ可能となり、画面
表現が多彩なものとなる。
【0031】画面生成装置302,303の出力vid
eo1,video2は、高速スイッチを用いた切替装
置306で合成される。307は切替装置306で必要
な切替信号を生成する切替信号生成装置である。切替装
置306の出力はスーパーインポーズ装置310(図4
の23E)で更に外部映像信号video0と合成され
る。311は高速スイッチを用いたスーパーインポーズ
装置310で必要な切替信号を生成する切替信号生成装
置である。このスーパーインポーズ装置310は、外
部、内部ともにそれぞれRGB,NTSCの組み合わせ
がある。
【0032】スーパーインポーズ装置310での合成に
は、切替装置306から出力されるRGB方式の内部映
像信号video1/2とNTSC方式で供給される外
部映像信号video0とを同期させる必要がある。3
08は外部映像信号の水平同期信号Hsyncを検出す
る外部水平同期検出部、309は外部映像信号の垂直同
期信号Vsyncを検出する外部垂直同期検出部、30
4は画面生成装置302の内部垂直同期信号Vsync
を検出する内部垂直同期検出部である。
【0033】外部と内部の同期に関しては、VCO(電
圧制御発振器)301と水平同期合わせ装置305を含
むPLL(位相同期ループ)が用いられる。水平同期合
わせ装置305はこのPLLの位相検波器とループフィ
ルタを含むブロックである。内部の画面生成装置30
2,303相互の同期に関しては、電源投入時にソフト
ウエアにて行う。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、外部
映像信号に基づく動画の背景画像に、コンピュータで独
立して生成される中間背景画像及び歌詞画像を重ねて表
示できるようにしたので、特に中間背景画像の用法によ
って、従来の表示方式からは期待できない多様な表示機
能を有したカラオケ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した総合カラオケシステムの概
略構成図である。
【図2】 カラオケ制御装置のブロック図である。
【図3】 図1のシステムを機能的に示すブロック図で
ある。
【図4】 図1のシステムを詳細に示す構成図である。
【図5】 3重画像スーパーインポーズを可能とする装
置構成図である。
【符号の説明】
10…オフライン型カラオケ装置、11…LDチェンジ
ャシステム、12…モニタ、13…ミキシングアンプ、
14…マイク、15…スピーカ、20…カラオケ制御装
置、21…コマンダ部、21A…リモコンレシーバ、2
1B…キー入力インターフェース、21C…選曲・予約
コントローラ、21D…表示器、21E…表示器ドライ
バ、21F…AV入出力セレクタ、21G…コントロー
ル出力インターフェース、22…ファイルシステムユニ
ット、22A…ファイルコントローラ、22B…ISD
Nコントローラ、22C…記憶装置、23…演奏・表示
ユニット、23A…データバッファ、23B…マルチメ
ディアシーケンサ(MMS)、23C…音源プロセッ
サ、23D…ビデオプロセッサ、23E…ビデオスーパ
ーインポーザ、25…マイコンボード、30…ホスト
局、40…通信回線、50…リモコン、61…CPU、
62…RAM、63…ISDNインターフェース、64
…MIDIインターフェース、65…チェンジャコント
ロール、66…ADプロセッサ、67…ピッチシフタ、
68…エフェクタミキサ、69…マイクエフェクタ、7
0オーディオDSP(音場創成器)、71…ポータブル
ダウンロード機、301…VCO、302…第1のコン
ピュータ画面生成装置、303…第2のコンピュータ画
面生成装置、305…水平同期合わせ装置、306…内
部画像切替装置、307…切替信号発生部、308…外
部水平同期検出部、309…外部垂直同期検出部、31
0…スーパーインポーズ装置、311…切替信号発生
部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−14388(JP,A) 特開 平2−207683(JP,A) 特開 昭61−125294(JP,A) 特開 平4−29479(JP,A) 特開 平4−70073(JP,A) 特開 昭63−197178(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画のカラオケ用背景画像である外部映
    像信号を記録した記録媒体(11)と、 録媒体から読み出された外部映像信号に同期した同期
    信号を生成する同期装置(301,305,308,3
    09)と、 期装置で生成された同期信号に同期して静止画のカラ
    オケ用背景画像である回線を通して取り込んだ第1の内
    部画像信号を生成する第1の画面生成装置(302)
    と、 同期装置で生成された同期信号に同期してカラオケの歌
    詞用画像である回線を通して取り込んだ第2の内部画像
    信号を生成する第2の画面生成装置(303)と、 第1の内部画像信号と第2の内部画像信号とを切り換え
    て出力する切替装置(306)と、 替装置の出力と記録媒体から読み出された外部映像信
    号とを切り換えて出力するスーパーインポーズ装置(3
    10)と、 ーパーインポーズ装置の出力を画面表示するモニタ
    (12)とを備えてなることを特徴とするカラオケ装
    置。
  2. 【請求項2】 カラオケ用背景画像である外部映像信号
    を記録した記録媒体(11)と、 録媒体から読み出された外部映像信号に同期した同期
    信号を生成する同期装置(301,305,308,3
    09)と、 期装置で生成された同期信号に同期して曲の雰囲気に
    合ったカラオケ用背景画像である回線を通して取り込ん
    第1の内部画像信号を生成する第1の画面生成装置
    (302)と、 同期装置で生成された同期信号に同期してカラオケの歌
    詞用画像である回線を通して取り込んだ第2の内部画像
    信号を生成する第2の画面生成装置(303)と、 第1の内部画像信号と第2の内部画像信号とを切り換え
    て出力する切替装置(306)と、 替装置の出力と記録媒体から読み出された外部映像信
    号とを切り換えて出力するスーパーインポーズ装置(3
    10)と、 ーパーインポーズ装置の出力を画面表示するモニタ
    (12)とを備えてなることを特徴とするカラオケ装
    置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の画生成装置は、透明出
    力モードを有するものであることを特徴とする請求項1
    又は2記載のカラオケ装置。
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