JPH063012A - 解凍機能付き冷蔵庫 - Google Patents

解凍機能付き冷蔵庫

Info

Publication number
JPH063012A
JPH063012A JP15833392A JP15833392A JPH063012A JP H063012 A JPH063012 A JP H063012A JP 15833392 A JP15833392 A JP 15833392A JP 15833392 A JP15833392 A JP 15833392A JP H063012 A JPH063012 A JP H063012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
defreezing
refrigerator
cold
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15833392A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Nakajima
栄 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP15833392A priority Critical patent/JPH063012A/ja
Publication of JPH063012A publication Critical patent/JPH063012A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 適正な温度で解凍されるようにして、被解凍
品の品質を良好に保持し得る解凍機能付き冷蔵庫を提供
する。 【構成】 庫内の暖気の吐き出し部Aに対応させて第1
の温度センサ8を備え、吸い込み部Bに対応させて第2
の温度センサ9を備えていて、解凍スイッチ11の操作
により運転制御部16が作動して、暖気が循環されて、
吐き出し部に対する解凍設定温度MA と第1の温度セン
サの検出温度DA とに基づいて解凍運転制御され、引き
続き冷気が循環されて、吸い込み部に対する保冷設定温
度MB と第2の温度センサの検出温度DB とに基づいて
保冷運転制御される。 【効果】 解凍運転中に、庫内が設定温度以下に確実に
制御することが可能になって被解凍品が異常に温度上昇
することなく、保冷中においては、庫内が所望の設定温
度以下に確実に制御されて冷却され、被解凍品の品質が
良好に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、解凍指定により被解凍
品の解凍を行う解凍機能付き冷蔵庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の解凍機能付き冷蔵庫とし
て、庫内の冷気と暖気の吸い込み部との近傍に空気温度
を検出する温度センサを備え、解凍運転についての庫内
温度と運転時間の設定値を予め記憶させておき、解凍指
定により、解凍用の設定値と温度センサの検出温度とに
基づいて庫内に暖気を循環させて解凍運転制御し、引き
続き冷気の循環による保冷運転中に保冷用の設定値と該
温度センサの検出温度とに基づいて保冷運転制御するも
のが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の解凍機能付き冷
蔵庫にの解凍運転中には、被解凍品が熱吸収するため
に、庫内温度が暖気吐き出し部近傍よりも吸い込み部近
傍の方が低くなっている。そして両者間の温度傾斜は解
凍の進行状況によって異なる。しかしながら上記のよう
に、吸い込み部近傍の温度設定値と吸い込み部近傍の温
度センサとに基づいて解凍運転制御するものにあって
は、吸い込み部近傍の温度が所定の温度設定値に制御さ
れていても、吐き出し部近傍の温度は該設定値よりも高
く且つ不定である。被解凍品の品質を保証するためには
特に吐き出し部近傍の被解凍品の温度が過度に上昇しな
いことが必要であるが、これが不定であるために温度管
理が満足に行えないという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、適正な温度で解凍される
ようにして、被解凍品の品質を良好に保持し得る解凍機
能付き冷蔵庫を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、解凍指定により庫内に暖気を循環させて
被解凍品を解凍し引き続き冷気を循環させて保冷する解
凍機能付き冷蔵庫において、庫内の暖気の吐き出し部近
傍の庫内温度を検出する第1の温度センサと、庫内の冷
気と暖気との吸い込み部近傍の庫内温度を検出する第2
の温度センサと、前記吐き出し部近傍に対する庫内温度
とその各継続時間とよりなる解凍運転条件の設定値と第
1の温度センサの検出温度とに基づいて解凍運転制御し
前記吸い込み部近傍に対する庫内温度よりなる保冷運転
条件の設定値と第2の温度センサの検出温度とに基づい
て保冷運転制御する運転制御部とを備えた。
【0006】
【作用】本発明によれば、暖気の循環による解凍運転中
には解凍運転条件の設定値と第1の温度センサの検出温
度とに基づいて解凍運転制御され、冷気の循環による保
冷運転中には保冷運転条件の設定値と第2の温度センサ
の検出温度とに基づいて保冷運転制御される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す解凍機能付き
冷蔵庫の要部制御回路のブロック図、図2は該冷蔵庫の
簡略構成を示す正面断面図である。
【0008】この冷蔵庫は、保冷運転指定すると通常の
冷蔵が行われ、解凍指定すると、庫内を加湿しながら庫
内温度を上げて被解凍品を解凍し、予め設定された解凍
時間が経過すると適正保存温度による保冷運転に移行す
るようになっている。
【0009】図2を参照し、1は被冷却品或いは被解凍
品を収容する収容庫、2はトレイ、3は庫内を冷却させ
る冷凍機、4は庫内に空気を循環させる送風ファン、5
は冷却用の熱交換器である。6は庫内の加温と加湿を行
う加温加湿器、7は加温加湿された暖気を庫内に送出す
る噴霧パイプである。図中に空気の流れ方向を矢印で示
している。
【0010】8は第1の温度センサで、収容庫1に対す
る循環空気の吐き出し部Aの近傍に設置されていてその
空気温度を検出する。9は第2の温度センサで、収容庫
1に対する循環空気の吸い込み部Bの近傍に設置されて
いてその空気温度を検出する。10はこの冷蔵庫を制御
する制御装置である。
【0011】図1には制御装置10の要部を簡略に示し
ている。同図を参照し、11は解凍運転を開始させる解
凍スイッチ、12は保冷運転を開始させる保冷スイッ
チ、13は解凍或いは保冷を停止させる停止スイッチで
ある。これらは、解凍スイッチ11或いは保冷スイチ1
2のオンにより停止スイッチ13はオフになり、そして
停止スイッチ13のオンにより解凍スイッチ11と保冷
スイッチ12が共にオフになるように連動させている。
14は減算器で、後記する各設定温度MA 或いはMB を
制御目標値として、第1の庫内温度センサ8の検出温度
DA 或いは第2の庫内温度センサ9の検出温度DB をフ
ィードバック制御する。15は記憶部で、吐き出し部A
近傍に対する解凍設定温度MA とその解凍設定時間TA
と、吸い込み部B近傍に対する保冷設定温度MB 等を記
憶している。16は運転制御部で、記憶部15と共にマ
イクロコンピュータよりなり、後記するプログラムに従
って、各スイッチ11,12等の操作に基づいて選択的
に、解凍設定温度MA 或いは保冷設定温度MB を出力す
ると共に冷凍機3或いは加温加湿器6を運転し、且つ切
り替えスイッチ17を作動させて減算器14に対して検
出温度DA 或いは検出温度DB を切り替える。
【0012】次に以上の構成による冷蔵庫の動作を説明
する。図3はその動作を示すフローチャートである。
【0013】解凍スイッチ11が操作されると(S
1)、吐き出し部Aに対する解凍設定温度MA が読み出
されて(S2)、減算器14に制御目標値として与えら
れる。同時に、切り替えスイッチ17が第1の庫内温度
センサ8側に切り替えられて(S3)、加温加湿器6が
運転され(S4)、以降、その検出温度DA が減算器1
4に減算データとして与えられて、検出温度DA が解凍
設定温度MA に近付くようにフィードバック制御され
る。そして予め設定された所要の解凍時間TA が経過す
ると(S5)、解凍され、吸い込み部Bに対する保冷設
定温度MB が読み出されて(S6)、減算器14に制御
目標値として与えられる。同時に、切り替えスイッチ1
7が第2の庫内温度センサ9側に切り替えられて(S
7)、冷凍機3が運転され(S8)、以降、その検出温
度DB が減算器14に減算データとして与えられて検出
温度DB が保冷設定温度MB に近付くようにフィードバ
ック制御されて保冷される。その後適時に停止スイッチ
13を操作すると(S9)、一連の解凍動作が終了し
て、新たなスイッチ操作を待つ。尚、各動作中に停止ス
イッチ13が操作された場合にも(S9,S10)、当
該動作が終了して、新たなスイッチ操作を待つ。上記の
解凍制御中においては、庫内の温度傾斜によって吐き出
し部Aの温度が比較的に高温になるが、該吐き出し部A
の温度が所望の設定値に確実に制御される。そして保冷
制御中においては庫内の温度傾斜が解凍制御中と逆にな
り、庫内全体が所望の設定温度以下に確実に制御され
る。
【0014】保冷スイッチ12が操作された場合は(S
11)、S6,S7,S9が同様に実行される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、暖
気の循環による解凍運転中には、それぞれ庫内の吐き出
し部に対応させてなる解凍運転条件の設定値と第1の温
度センサの検出温度とに基づいて解凍運転制御され、冷
気の循環による保冷運転中には、それぞれ庫内の吸い込
み部に対応させてなる保冷運転条件の設定値と第2の温
度センサの検出温度とに基づいて保冷運転制御されるよ
うにしたので、解凍運転中に、庫内が設定温度以下に確
実に制御することが可能になって被解凍品が過度に温度
上昇することなく、保冷中においては、庫内が所望の設
定温度以下に確実に制御されて冷却され、被解凍品の品
質が良好に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す解凍機能付き冷蔵庫の
要部制御回路のブロック図
【図2】冷蔵庫の簡略構成例を示す正面断面図
【図3】冷蔵庫の動作例を示すフローチャート
【符号の説明】
1…収容庫、3…冷凍機、4…送風ファン、5…熱交換
器、6…加温加湿器、7…噴霧パイプ、8…第1の温度
センサ、9…第2の温度センサ、11…解凍スイッチ、
12…保冷スイッチ、13…停止スイッチ、14…減算
器、15…記憶部、16…運転制御部、17…切り替え
スイッチ、A…吐き出し部、B…吸い込み部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解凍指定により庫内に暖気を循環させて
    被解凍品を解凍し引き続き冷気を循環させて保冷する解
    凍機能付き冷蔵庫において、 庫内の暖気の吐き出し部近傍の庫内温度を検出する第1
    の温度センサと、 庫内の冷気と暖気との吸い込み部近傍の庫内温度を検出
    する第2の温度センサと、 前記吐き出し部近傍に対する庫内温度とその各継続時間
    とよりなる解凍運転条件の設定値と第1の温度センサの
    検出温度とに基づいて解凍運転制御し前記吸い込み部近
    傍に対する庫内温度よりなる保冷運転条件の設定値と第
    2の温度センサの検出温度とに基づいて保冷運転制御す
    る運転制御部とを備えた、 ことを特徴とする解凍機能付き冷蔵庫。
JP15833392A 1992-06-17 1992-06-17 解凍機能付き冷蔵庫 Pending JPH063012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15833392A JPH063012A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 解凍機能付き冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15833392A JPH063012A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 解凍機能付き冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063012A true JPH063012A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15669355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15833392A Pending JPH063012A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 解凍機能付き冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063012A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3738169B2 (ja) 湿度調節式冷蔵庫
KR101179371B1 (ko) 냉장고
WO2018076584A1 (zh) 冰箱
WO2018076583A1 (zh) 冰箱
JP2009036483A (ja) 冷蔵庫及びその除霜方法
JP5215367B2 (ja) 冷蔵庫
JPH09229532A (ja) 冷蔵庫
JP2002147919A (ja) 解凍機能付き業務用冷凍庫
JPH10111064A (ja) 冷蔵庫の冷却ファン制御方法
JP2002107047A (ja) 冷蔵庫
JP3251275B2 (ja) 冷蔵庫
JPH063012A (ja) 解凍機能付き冷蔵庫
JPH09236369A (ja) 冷蔵庫
JP2866823B2 (ja) 食品貯蔵庫
JP3886190B2 (ja) 自動販売機
JPH063014A (ja) 解凍機能付き冷蔵庫
JP2542277Y2 (ja) 高湿度解凍保冷庫
JPH10292979A (ja) 冷蔵庫
JPH0519740Y2 (ja)
JPH11311471A (ja) 冷蔵庫の制御方法
JPS6294784A (ja) オ−プンシヨ−ケ−スの除霜方式
JPS6234220Y2 (ja)
JPH0928585A (ja) 温蔵庫
JP3711005B2 (ja) 湿度調節式冷蔵庫
JP2001314148A (ja) 冷凍パン生地用自動発酵庫