JPH063014A - 解凍機能付き冷蔵庫 - Google Patents

解凍機能付き冷蔵庫

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Publication number
JPH063014A
JPH063014A JP16303592A JP16303592A JPH063014A JP H063014 A JPH063014 A JP H063014A JP 16303592 A JP16303592 A JP 16303592A JP 16303592 A JP16303592 A JP 16303592A JP H063014 A JPH063014 A JP H063014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
power failure
defreezing
refrigerator
power
Prior art date
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Pending
Application number
JP16303592A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Nakajima
栄 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP16303592A priority Critical patent/JPH063014A/ja
Publication of JPH063014A publication Critical patent/JPH063014A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停電時間に応じて選択的に、適正な解凍条件
によって解凍運転され或いは保冷運転されるようにし
て、解凍運転が不要に停止することなく被解凍品の品質
の劣化を防止した解凍機能付き冷蔵庫を提供する。 【構成】 解凍時間tが解凍タイマ15によって計時さ
れ、停電が発生すると、停電計時回路21によって停電
時間tx が計時されて、停電時間判別回路22によって
該停電時間が所定の時間内であることが判別されたとき
は、電源復帰時において解凍タイマが停電発生時点の計
時値ta から再スタートされて解凍運転に復帰し、解凍
運転の合計時間が予め設定された解凍時間TA に達する
まで解凍運転が継続される。該所定の時間を越えたこと
が判別されたときは、電源復帰時において保冷運転に移
行する。 【効果】 停電時間の判別基準を適性に設定しておくこ
とにより、解凍運転が不要に停止することなく且つ被解
凍品の品質の劣化が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、解凍指定により被解凍
品の解凍を行う解凍機能付き冷蔵庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の解凍機能付き冷蔵庫は、
解凍運転についての庫内温度と運転時間の設定値と保冷
運転についての庫内温度の設定値とを予め記憶させてお
き、解凍指定により、解凍設定温度の下に解凍設定時間
に亘って庫内に暖気を循環させて解凍運転制御され、引
き続き保冷設定温度の下に冷気を循環させて保冷運転制
御される。そして停電が発生したときは、停電時間に関
係なく停電発生時点より再スタートするもの、或いはそ
の時点で以降、解凍運転制御が停止してしまうものが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】外気温度が高い場合に
長時間に亘って停電すると、その間に解凍が進むが、上
記の前者の冷蔵庫においては、その解凍の進行状態が無
視されて通常の解凍設定時間に基づいて解凍運転制御さ
れるので、予定以上の長時間に亘って被解凍品の温度が
過度に上昇して品質の劣化が生ずるという問題点があっ
た。また、後者の冷蔵庫においては、短時間の停電によ
っても解凍運転が停止してしまうので不具合であった。
【0004】本発明の目的は、停電時間に応じて選択的
に、適正な解凍条件によって解凍運転され或いは保冷運
転されるようにして、解凍運転が不要に停止することな
く被解凍品の品質の劣化を防止した解凍機能付き冷蔵庫
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、解凍指定により庫内に暖気を循環させて
被解凍品を解凍し引き続き冷気を循環させて保冷する解
凍機能付き冷蔵庫において、予め設定された解凍時間を
計時する解凍タイマと、電源の停電を検出して停電時間
を計時する停電計時回路と、前記検出された停電時間が
所定の時間内であるか否かを判別する停電時間判別回路
と、解凍指定により解凍タイマをスタートさせると共
に、前記判別された停電時間が所定の時間内のときは電
源復帰時において解凍タイマを停電発生時の計時値から
再スタートさせて解凍運転制御し、該所定の時間を越え
たときは電源復帰時において保冷運転制御に移行させる
運転制御部とを備えた。
【0006】
【作用】本発明によれば、停電時間が所定の時間内のと
きは、電源復帰時において解凍運転に復帰して解凍運転
の合計時間が予め設定された解凍時間に達するまで解凍
運転され、該所定の時間を越えたときは、電源復帰時に
おいて保冷運転に移行する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す解凍機能付き
冷蔵庫の要部制御回路のブロック図、図2は該冷蔵庫の
簡略構成を示す正面断面図である。
【0008】この冷蔵庫は、保冷運転指定すると通常の
冷蔵が行われ、解凍指定すると、庫内を加湿しながら庫
内温度を上げて被解凍品を解凍し、予め設定された解凍
時間が経過すると適正保存温度による保冷運転に移行す
るようになっている。
【0009】図2を参照し、1は被冷却品或いは被解凍
品を収容する収容庫、2はトレイ、3は庫内を冷却させ
る冷凍機、4は庫内に空気を循環させる送風ファン、5
は冷却用の熱交換器である。6は庫内の加温と加湿を行
う加温加湿器、7は加温加湿された暖気を庫内に送出す
る噴霧パイプである。図中に空気の流れ方向を矢印で示
している。10はこの冷蔵庫を制御する制御装置であ
る。
【0010】図1には制御装置10の要部を簡略に示し
ている。同図を参照し、11は解凍運転を開始させる解
凍スイッチ、12は保冷運転を開始させる保冷スイッ
チ、13は解凍或いは保冷を停止させる停止スイッチで
ある。これらは、解凍スイッチ11或いは保冷スイチ1
2のオンにより停止スイッチ13はオフになり、そして
停止スイッチ13のオンにより解凍スイッチ11と保冷
スイッチ12が共にオフになるように連動させている。
14は記憶部で、庫内の解凍設定温度MA とその解凍設
定時間TA と、庫内の保冷設定温度MB 等を記憶してい
る。15は解凍時間tを計時する解凍タイマ、16は運
転制御部である。該運転制御部16は、記憶部14と解
凍タイマ15と後記する停電計時回路21と停電時間判
別回路22等と共にマイクロコンピュータよりなり、後
記するプログラムに従って、各スイッチ11,12等の
操作に基づいて選択的に、解凍設定温度MA 或いは保冷
設定温度MB を出力して冷凍機3或いは加温加湿器6を
運転制御し、且つ停電発生に対処した運転制御をする。
17は加温加湿器ドライバ、18は冷凍機ドライバであ
る。
【0011】19はこの冷蔵庫の商用電源、20は商用
電源19を受けてなる制御用電源である。該制御用電源
20はバックアップ電源を備えている。21は停電計時
回路で、制御用電源20に接続されていて、商用電源1
9の停電を検出して停電時間を計時する。22は停電時
間判別回路で、該停電の直前に運転制御部16が解凍設
定温度MA を出力していたならば停電計時回路21から
計時情報を受けて、停電時間tx が15分以内ならば解
凍継続指令DA を、15分を越えたならば保冷移行指令
DB をそれぞれ運転制御部16に出力する。運転制御部
16は、停電発生時点の解凍タイマ15による解凍時間
taを記憶部14に記憶させ、解凍継続指令DA を受け
たときは解凍タイマ15に該解凍時間ta をロードして
解凍運転制御を継続させる。そして保冷移行指令DB を
受けたときは保冷運転制御に移行させる。上記の停電時
間の判別基準値は、外気温度が比較的に高い場合を想定
して、解凍設定時間TA による解凍制御運転と、当該停
電時間tx とによって解凍されたとしても、被解凍品の
品質を保証し得る上限時間に設定される。
【0012】次に以上の構成による冷蔵庫の動作を説明
する。図3はその動作を示すフローチャートである。
【0013】初期設定として解凍タイマ15の解凍時間
tが0にリセットされる(S1)。解凍スイッチ11が
操作されると(S2)、解凍設定温度MA と解凍設定時
間TA とが読み出され(S3)、解凍タイマ15による
解凍時間tの計時がスタートし(S4)、加温加湿器6
が運転されて(S5)、解凍運転制御される。解凍運転
制御中に停電がなく(S6)、且つ停止スイッチ13が
操作されないならば(S7)、解凍時間tが解凍設定時
間TA に達すると(S8)、解凍時間tが0にリセット
されて(S9)、保冷設定温度MB が読み出され(S1
0)、冷凍機3が運転されて(S11)、保冷運転制御
される。その後適時に、停止スイッチ13が操作される
と(S12)、当該保冷運転制御が終了して(S1
3)、新たなスイッチ操作を待つ。尚、解凍運転制御中
に停止スイッチ13が操作された場合には(S7)、解
凍時間tが0にリセットされて(S14)、当該解凍運
転制御が停止して(S15)、新たなスイッチ操作を待
つ。
【0014】加温加湿器6の運転中に(S5〜S8)、
停電が発生すると(S6)、解凍タイマ15の現時点の
解凍時間ta が記憶部14に記憶される(S16)。該
停電時間tx 中は加温加湿器6が停止し(S17)、停
電計時回路21によって停電時間tx が計時される。停
電時間tx が15分以内ならば電源の復帰時点で、停電
時間判別回路22から解凍継続指令DA が出力され(S
18)、解凍時間taが読み出されてこれが解凍タイマ
15にロードされ(S19)、解凍時間tの計時が再ス
タートして(S20)、S5に戻り解凍運転制御が継続
される。また、停電時間tx が15分を越えていると停
電時間判別回路22から保冷移行指令DB が出力され
(S18)、S9以降の保冷運転制御に移行する。尚、
解凍時間tの再スタート後に再度停電が発生したとき
は、停電時間tx として、停電計時回路21によりその
合計値が演算され、該合計値に対して停電時間判別回路
22によりS18の判別が行われる。
【0015】保冷スイッチ12が操作された場合は(S
21)、S9以降の保冷運転制御が実行される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、停
電が発生すると、停電時間が所定の時間内であることが
判別されたときは、電源復帰時において解凍運転に復帰
して解凍運転の合計時間が予め設定された解凍時間に達
するまで解凍運転され、該所定の時間を越えたことの判
別のときは、電源復帰時において保冷運転に移行させる
ようにしたので、上記の停電時間の判別基準を適性に設
定しておくことにより、解凍運転が不要に停止すること
なく且つ被解凍品の品質の劣化が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す解凍機能付き冷蔵庫の
要部制御回路のブロック図
【図2】冷蔵庫の簡略構成例を示す正面断面図
【図3】冷蔵庫の動作例を示すフローチャート
【符号の説明】
1…収容庫、3…冷凍機、4…送風ファン、5…熱交換
器、6…加温加湿器、7…噴霧パイプ、11…解凍スイ
ッチ、12…保冷スイッチ、13…停止スイッチ、14
…記憶部、15…解凍タイマ、16…運転制御部、19
…商用電源、20…制御用電源、21…停電計時回路、
22…停電時間判別回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解凍指定により庫内に暖気を循環させて
    被解凍品を解凍し引き続き冷気を循環させて保冷する解
    凍機能付き冷蔵庫において、 予め設定された解凍時間を計時する解凍タイマと、 電源の停電を検出して停電時間を計時する停電計時回路
    と、 前記検出された停電時間が所定の時間内であるか否かを
    判別する停電時間判別回路と、 解凍指定により解凍タイマをスタートさせると共に、前
    記判別された停電時間が所定の時間内のときは電源復帰
    時において解凍タイマを停電発生時の計時値から再スタ
    ートさせて解凍運転制御し、該所定の時間を越えたとき
    は電源復帰時において保冷運転制御に移行させる運転制
    御部とを備えた、 ことを特徴とする解凍機能付き冷蔵庫。
JP16303592A 1992-06-22 1992-06-22 解凍機能付き冷蔵庫 Pending JPH063014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16303592A JPH063014A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 解凍機能付き冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16303592A JPH063014A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 解凍機能付き冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063014A true JPH063014A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15765951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16303592A Pending JPH063014A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 解凍機能付き冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063014A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007023593A1 (ja) * 2005-08-25 2007-03-01 Sharp Kabushiki Kaisha 冷蔵庫
CN109341179A (zh) * 2018-10-17 2019-02-15 江门市新会区炎泰电子有限公司 一种不受停电影响的电冰箱

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WO2007023593A1 (ja) * 2005-08-25 2007-03-01 Sharp Kabushiki Kaisha 冷蔵庫
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