JP2001314148A - 冷凍パン生地用自動発酵庫 - Google Patents

冷凍パン生地用自動発酵庫

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JP2001314148A
JP2001314148A JP2000134601A JP2000134601A JP2001314148A JP 2001314148 A JP2001314148 A JP 2001314148A JP 2000134601 A JP2000134601 A JP 2000134601A JP 2000134601 A JP2000134601 A JP 2000134601A JP 2001314148 A JP2001314148 A JP 2001314148A
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JP
Japan
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humidity
refrigerator
tank
cooler
hot water
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Application number
JP2000134601A
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English (en)
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Takuya Matsunaga
卓也 松永
Kazuo Sano
和夫 佐野
Yoshiharu Hayashi
喜治 林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/02Sensors detecting door opening

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な加湿が行え、湿度制御を容易に行える
冷凍パン生地用自動発酵庫を提供する。 【解決手段】 庫外上部に設けられた温水タンク4と、
上端が温水タンク4に接続され下端が庫内1上部に連通
する温水路の途中に設けられたバルブ5と、バルブ5が
開くことにより温水路を経て庫内1に導かれた温水タン
ク4からの温水を貯める上面が開口したサブタンク6
と、サブタンク6の下方に設けられ庫内1の空気を冷却
する冷却器8と、庫内1の空気を循環させるファン9
と、サブタンク6からオーバーフローした温水を導いて
冷却器8にかけるパイプ7と、冷却器8の下方に配置さ
れ冷却器8から垂れてくる水滴を蒸発させるヒータ3と
を備え、3つ方法の加湿を同時に行うか、サブタンク6
からの湯気による加湿のみを行うかを、バルブ5による
サブタンク6への給湯量で選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍パン生地用自
動発酵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍パン生地用自動発酵庫として
は、特開平5―68464号公報に示されているものが
ある。図9は従来の冷凍パン生地用自動発酵庫の概略断
面図である。以下図面を参照しながら説明をする。
【0003】図において、1は庫内、9は庫内1を循環
させるファン、19は天板、20は超音波加湿器、21
は超音波加湿器20からの発生ミストを庫内1に導くた
めのダクトである。
【0004】以下に上記従来の冷凍パン生地用自動発酵
庫の動作を説明する。
【0005】一般に冷凍パン生地は、冷凍冷蔵保存から
解凍を経て、最終発酵のホイロに移っていく。パン生地
はデリケートなため、温度変化や庫内を循環させている
風の影響で表面が乾き、焼成後のパンの品質を左右して
しまう。よって庫内には適度な湿度が必要であり、特に
ホイロ時には、多湿が必要である。
【0006】この装置は、超音波加湿器20によってミ
ストを発生させてダクト21より庫内1にミストを導
く。
【0007】庫内1にはファン9が設置されており、ミ
ストを含んだ多湿空気を循環させる事によって天板19
に置かれたパン生地の表面の乾燥を防ぐ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷凍パン生地用自動発酵庫は、超音波加湿器20により
庫内1の加湿を行うため、水質やスケールによってミス
トの状態が変化してしまい、庫内1の湿度分布がばらつ
いたり、ミストの水滴が大きく、ダクト21出口のパン
生地表面が湿り過ぎて、焼成時パンの膨らみの大きさや
形に影響を与えてしまう可能性がある。また決め細やか
な湿度変化を起こしにくいという欠点があった。また、
超音波加湿器20に水道などから給水をする必要があっ
た。
【0009】本発明は従来の課題を解決するもので、適
切な加湿が行え、湿度制御を容易に行える冷凍パン生地
用自動発酵庫を提供することを第1の目的とする。
【0010】また、本発明は、外部からの給水を必要と
しない冷凍パン生地用自動発酵庫を提供することを第2
の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、庫外上部に設けられ所定温度、所定量の温水を
貯める温水タンクと、上端が前記温水タンクに接続され
下端が庫内上部に連通する温水路の途中に設けられたバ
ルブと、前記バルブが開くことにより前記温水路を経て
庫内に導かれた前記温水タンクからの温水を貯める上面
が開口したサブタンクと、前記サブタンクの下方に設け
られ庫内の空気を冷却するフィンチューブ型の冷却器
と、庫内の空気を循環させるファンと、前記サブタンク
からオーバーフローした温水を導いて前記冷却器にかけ
るパイプと、前記冷却器の下方に配置され前記冷却器か
ら垂れてくる水滴を蒸発させるヒータとを、冷凍パン生
地用自動発酵庫に備えるものであり、バルブを開いて温
水タンクからの温水を庫内に設けたサブタンクに溜めて
おくことによって、サブタンクの湯面から発生する湯気
による加湿と、サブタンクからオーバーフローした温水
を冷却器フィンに付着させてファンの風によって蒸発さ
せる加湿と、冷却器フィン下に設置したヒータを通電さ
せてフィンから垂れてくる水滴を蒸発させる加湿の3方
法の加湿を、バルブを開くことによる一度の給水で合理
的に行うことが出来る。また、温水の蒸気で加湿を行う
ため庫内で必要以上の加熱をする必要もなく、木目細か
い水滴で加湿を行うためパン生地表面を必要以上に湿ら
せることなく焼成までもって行くことが出来るという作
用を有する。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明に加えて、庫内を開閉するためのドアが開いたときに
ドア開を検知するドアスイッチと、前記ドアスイッチの
出力を基にバルブを制御する演算処理部とを備え、前記
演算処理部は、前記ドアスイッチがドア開を検知したと
きは、サブタンクから温水がオーバーフローするように
前記バルブを制御し、前記ドアスイッチがドア開を検知
していないときは、前記サブタンクから温水がオーバー
フローしないように前記バルブを制御するものであり、
ドア開時に起こる急激な湿度低下に対して、ドアスイッ
チによりドア開を検知した演算処理部がサブタンクへの
温水の供給量を増やして、サブタンクの湯面から発生す
る湯気による加湿と、サブタンクからオーバーフローし
た温水を冷却器フィンに付着させてファンの風によって
蒸発させる加湿と、冷却器フィン下に設置したヒータを
通電させてフィンから垂れてくる水滴を蒸発させる加湿
の3方法の加湿を同時に行って、庫内湿度を早く元の高
湿状態に戻すことが出来る。また、ドア閉の場合は、演
算処理部がサブタンクへの温水の供給量を減らしてサブ
タンクから温水がオーバーフローしないようにサブタン
ク内の水位を低下させて、サブタンクからの湯気だけで
加湿させて庫内湿度を保つ。これによりドア開閉時の急
激な湿度変化にも対応しながら、必要以上に湿度を出さ
ずにパンに適した湿度を、バルブを制御してサブタンク
の水位を変化させるだけでコントロールすることが出来
るという作用を有する。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明に加えて、庫内の湿度を検知する湿度検知手段と、庫
内湿度を設定する設定手段と、前記湿度検知手段により
検知した庫内湿度と前記設定手段により設定された設定
湿度との比較結果を基にバルブを制御する演算処理部と
を備え、前記演算処理部は、前記湿度検知手段により検
知した庫内湿度が前記設定手段により設定された設定湿
度より低いときは、サブタンクから温水がオーバーフロ
ーするように前記バルブを制御し、前記湿度検知手段に
より検知した庫内湿度が前記設定手段により設定された
設定湿度に達した後は、前記サブタンクから温水がオー
バーフローしないように前記バルブを制御するものであ
り、庫内湿度が設定手段で設定した湿度に到達するま
で、演算処理部がサブタンクへの温水の供給量を増やし
て、サブタンクからの湯気による加湿、冷却器フィンに
付着した水滴に風を当てて蒸発させる加湿、ヒータによ
りフィンから垂れてくる水滴を蒸発させる加湿の3つの
加湿を同時に行って庫内湿度を、設定湿度まで早く到達
させることが出来る。また設定湿度に到達した後は、演
算処理部がサブタンクへの温水の供給量を減らしてサブ
タンクから温水がオーバーフローしないようにサブタン
クの水位を低下させることにより、サブタンクからの湯
気による加湿だけ行い、設定湿度を大幅に超えること無
く、木目細かな湿度でコントロールすることが出来る。
これにより急な湿度変更にも対応が出来て、設定湿度付
近まで湿度が高くなった後は木目細かな湿度のコントロ
ールが出来るという作用を有する。
【0014】請求項4記載の発明は、庫内の空気を冷却
するフィンチューブ型の冷却器と、庫外に設けられ前記
冷却器と共に冷凍サイクルを構成する圧縮機および凝縮
器と、庫内の空気を循環させるファンと、庫内の湿度を
検知する湿度検知手段と、庫内湿度を設定する設定手段
と、前記湿度検知手段により検知した庫内湿度と前記設
定手段により設定された設定湿度との比較結果を基に前
記圧縮機と前記ファンを制御する演算処理部とを備えた
ものであり、加湿が必要になったときは、冷却器に付着
した霜または水滴に風をあてて気化させて庫内の加湿を
行う。これによって、水道からの給水装置を省くことが
出来、水道の無い場所でもパンを作ることができるとい
う作用を有する。
【0015】請求項5記載の発明は、庫内の空気を冷却
するフィンチューブ型の冷却器と、庫外に設けられ前記
冷却器と共に冷凍サイクルを構成する圧縮機および凝縮
器と、庫内の空気を循環させるファンと、前記冷却器の
下方に配置され前記冷却器に付着した霜を溶かして庫内
を加湿し庫内のパン生地を解凍しホイロを行うヒータと
を備えたものであり、冷却器の下方に設置されたヒータ
で、冷凍運転から解凍運転、ホイロ運転を行うことによ
って、冷却器に着霜した霜をヒータで溶かしながら加湿
してパン生地を解凍、ホイロと温度変化させることが出
来る。本来発酵が進むに従って温度を上昇させて行く
と、相対湿度が下がりパン生地表面が乾きやすくなって
しまうが、本発明では高温多湿の空気をヒータで作れる
ため庫内湿度分布もばらつきにくく、水道の無い場所で
も表面を乾燥させることなく解凍、ホイロを行うことが
できるという作用を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による冷凍パン生地
用自動発酵庫の実施の形態について、図面を参照しなが
ら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符
号を付して詳細な説明を省略する。
【0017】(実施例1)図1は、本発明の実施の形態
1による冷凍パン生地用自動発酵庫の構成を示す概略断
面図である。
【0018】図1において、1は庫内、2は庫内1を開
閉するためのドア、3は水を蒸発させるためのヒータ、
4は庫外に設けられた温水タンク、5は温水タンク4に
取り付けられたバルブ、6は庫内1に設けられたサブタ
ンク、7はサブタンク6中の温水を導くためのパイプ、
8はフィンチューブ型の冷却器、9は庫内1を循環させ
るファンである。
【0019】以上のように構成された冷凍パン生地用自
動発酵庫について、以下その動作について説明する。
【0020】温水タンク4には、80〜90度に保たれ
た温水を貯めておき、バルブ5を開閉して、庫内1内に
設けられたサブタンク6に温水を導く。
【0021】サブタンク6には、オーバーフロー用のパ
イプ7が設けてあり、パイプ7を通して冷却器8の上部
に、サブタンク6からの温水が導かれる構造になってい
る。
【0022】サブタンク6からオーバーフローした温水
は、パイプ7を通して冷却器8のフィンに落ちた後、冷
却器8の下に設けられたヒータ3に落ちて蒸発する。
【0023】以上のように本実施の形態の冷凍パン生地
用自動発酵庫は、庫外上部に設けられ所定温度(80〜
90度)、所定量の温水を貯める温水タンク4と、上端
が温水タンク4に接続され下端が庫内1上部に連通する
温水路の途中に設けられたバルブ5と、バルブ5が開く
ことにより温水路を経て庫内1に導かれた温水タンク4
からの温水を貯める上面が開口したサブタンク6と、サ
ブタンク6の下方に設けられ庫内1の空気を冷却するフ
ィンチューブ型の冷却器8と、庫内1の空気を循環させ
るファン9と、サブタンク6からオーバーフローした温
水を導いて冷却器8にかけるパイプ7と、冷却器8の下
方に配置され冷却器8から垂れてくる水滴を蒸発させる
ヒータ3とを備えたものである。
【0024】上記構成において、バルブ5を開いて温水
タンク4からの温水を庫内1に設けたサブタンク6に溜
めておくことによって、サブタンク6の湯面から発生す
る湯気による加湿と、サブタンク6からオーバーフロー
した温水を冷却器8フィンに付着させてファン9の風に
よって蒸発させる加湿と、冷却器8フィン下に設置した
ヒータ3を通電させてフィンから垂れてくる水滴を蒸発
させる加湿の3方法の加湿を、バルブ5を開くことによ
る一度の給水で合理的に行うことが出来る。
【0025】また、温水の蒸気で加湿を行うため庫内で
必要以上の加熱をする必要もなく、超音波加湿器から発
生させるミスト状の水滴とは違い、木目細かい水滴で加
湿を行うためパン生地表面を必要以上に湿らせることな
く均一な加湿が出来、焼成までもって行くことが出来る
という効果が得られる。
【0026】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2による冷凍パン生地用自動発酵庫の構成を示す概
略断面図である。図3は同実施の形態の冷凍パン生地用
自動発酵庫の加湿制御を示すフローチャートである。
【0027】図2において、1は庫内、2は庫内1を開
閉するためのドア、3は水を蒸発させるためのヒータ、
4は庫外に設けられた温水タンク、5は温水タンク4に
取り付けられたバルブ、6は庫内1に設けられたサブタ
ンク、7はサブタンク6中の温水を導くためのパイプ、
8はフィンチューブ型の冷却器、9は庫内1を循環させ
るファン、10はドア2の開閉を判定するドアスイッ
チ、11はバルブ5の開時間を入力する設定手段、12
はドアスイッチ10からの信号を受けて設定手段11に
て入力した時間だけバルブ5を動作させるか否かを判定
する演算処理部、13はバルブ5をON/OFFするた
めのリレー、26はヒータ3をON/OFFするための
リレーである。
【0028】以上のように構成された冷凍パン生地用自
動発酵庫について、以下その動作を図2、図3を参照し
て説明する。
【0029】温水タンク4には80〜90度に保たれた
温水を溜めておき、バルブ5を開閉して庫内1内に設け
られたサブタンク6に温水を導く。
【0030】STEP1にて、設定手段11にドア2が
開いているとき(すなわちドアスイッチ10がON状
態)の給湯時間aをT1に、ドア2が閉まっているとき
(すなわちドアスイッチ10がOFF状態)の給湯時間
bをT2に代入する。
【0031】この時、a>bで、bはサブタンク6から
オーバーフローしない時間を代入する。
【0032】STEP2にて、もしドアスイッチ10が
ONすなわちドアが開いている場合は、STEP3にて
バルブ5をa時間通電を行いサブタンク6に給湯を、ド
アスイッチ10がOFFならば、STEP4にてバルブ
5にb時間通電を行いサブタンク6に給湯を行う。
【0033】a時間バルブ5を通電したことによって、
サブタンク6からオーバーフローした温水は、パイプ7
を通して冷却器8のフィンに落ちた後、冷却器8の下に
設けられたヒータ3に落ちて蒸発する。
【0034】またb時間バルブ5を通電した場合は、サ
ブタンク6に溜まるだけでオーバーフローはしない。
【0035】以上のように本実施の形態の冷凍パン生地
用自動発酵庫は、庫外上部に設けられ所定温度(80〜
90度)、所定量の温水を貯める温水タンク4と、上端
が温水タンク4に接続され下端が庫内1上部に連通する
温水路の途中に設けられたバルブ5と、バルブ5が開く
ことにより温水路を経て庫内1に導かれた温水タンク4
からの温水を貯める上面が開口したサブタンク6と、サ
ブタンク6の下方に設けられ庫内1の空気を冷却するフ
ィンチューブ型の冷却器8と、庫内1の空気を循環させ
るファン9と、サブタンク6からオーバーフローした温
水を導いて冷却器8にかけるパイプ7と、冷却器8の下
方に配置され冷却器8から垂れてくる水滴を蒸発させる
ヒータ3と、庫内1を開閉するためのドア2が開いたと
きにドア開を検知するドアスイッチ10と、ドアスイッ
チ10の出力を基にバルブ5を制御する演算処理部12
とを備え、演算処理部12は、ドアスイッチ10がドア
開を検知したときは、サブタンク6から温水がオーバー
フローするようにバルブ5を制御し、ドアスイッチ10
がドア開を検知していないときは、サブタンク6から温
水がオーバーフローしないようにバルブ5を制御するも
のである。
【0036】上記構成により、実施の形態1の効果に加
えて、ドア開時に起こる急激な湿度低下に対して、ドア
スイッチ10によりドア開を検知した演算処理部12が
サブタンク6への温水の供給量を増やして、サブタンク
6の湯面から発生する湯気による加湿と、サブタンク6
からオーバーフローした温水を冷却器8フィンに付着さ
せてファン9の風によって蒸発させる加湿と、冷却器8
フィン下に設置したヒータ3を通電させてフィンから垂
れてくる水滴を蒸発させる加湿の3方法の加湿を同時に
行って、庫内湿度を早く元の高湿状態に戻すことが出来
る。
【0037】また、ドア閉の場合は、演算処理部12が
サブタンク6への温水の供給量を減らしてサブタンク6
から温水がオーバーフローしないようにサブタンク6内
の水位を低下させて、サブタンク6からの湯気だけで加
湿させて庫内湿度を保つ。これによりドア開閉時の急激
な湿度変化にも対応しながら、必要以上に湿度を出さず
にパンに適した湿度を、バルブ5を制御してサブタンク
の水位を変化させるだけでコントロールすることが出来
るという効果が得られる。
【0038】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3による冷凍パン生地用自動発酵庫の構成を示す概
略断面図である。図5は同実施の形態の冷凍パン生地用
自動発酵庫の加湿制御を示すフローチャートである。
【0039】図4において、1は庫内、2は庫内1を開
閉するためのドア、3は水を蒸発させるためのヒータ、
4は庫外に設けられた温水タンク、5は温水タンク4に
取り付けられたバルブ、6は庫内1に設けられたサブタ
ンク、7はサブタンク6中の温水を導くためのパイプ、
8はフィンチューブ型の冷却器、9は庫内1を循環させ
るファン、14は庫内1の湿度を検知する湿度検知手
段、11aは庫内湿度を設定する設定手段、12aは湿
度検知手段14と設定手段11aで設定された湿度を比
較演算する演算処理部、13はバルブ5をON/OFF
するためのリレー、26はヒータ3をON/OFFする
ためのリレーである。
【0040】以上のように構成された冷凍パン生地用自
動発酵庫について、以下その動作を図4、図5を参照し
て説明する。
【0041】温水タンク4には80〜90度に保たれた
温水を溜めておき、バルブ5を開閉して庫内1内に設け
られたサブタンク6に温水を導く。
【0042】STEP1にて、設定手段11aにサブタ
ンク6への給湯時間aをT1に、bをT2に代入する。
【0043】この時、a>bで、bはサブタンク6から
オーバーフローしない時間を代入する。また運転したい
最小湿度cをT3に代入する。
【0044】STEP2にて、湿度検知手段14で検知
した湿度C1に対して、C1<cならば、STEP3に
て、バルブ5をa時間通電を行い、サブタンク6に給湯
を、C1≧cならば、STEP4にて、バルブ5にb時
間通電を行い、サブタンク6に給湯を行う。
【0045】a時間バルブ5を通電したことによってサ
ブタンク6からオーバーフローした温水は、パイプ7を
通して冷却器8のフィンに落ちた後、冷却器8の下方に
設けられたヒータ3に落ちて蒸発する。
【0046】また、b時間バルブ5を通電した場合は、
サブタンク6に溜まるだけでオーバーフローはしない。
【0047】以上のように本実施の形態の冷凍パン生地
用自動発酵庫は、庫外上部に設けられ所定温度(80〜
90度)、所定量の温水を貯める温水タンク4と、上端
が温水タンク4に接続され下端が庫内1上部に連通する
温水路の途中に設けられたバルブ5と、バルブ5が開く
ことにより温水路を経て庫内1に導かれた温水タンク4
からの温水を貯める上面が開口したサブタンク6と、サ
ブタンク6の下方に設けられ庫内1の空気を冷却するフ
ィンチューブ型の冷却器8と、庫内1の空気を循環させ
るファン9と、サブタンク6からオーバーフローした温
水を導いて冷却器8にかけるパイプ7と、冷却器8の下
方に配置され冷却器8から垂れてくる水滴を蒸発させる
ヒータ3と、庫内1の湿度を検知する湿度検知手段14
と、庫内湿度を設定する設定手段11aと、湿度検知手
段14により検知した庫内湿度と設定手段11aにより
設定された設定湿度との比較結果を基にバルブ5を制御
する演算処理部12aとを備え、演算処理部12aは、
湿度検知手段14により検知した庫内湿度が設定手段1
1aにより設定された設定湿度より低いときは、サブタ
ンク6から温水がオーバーフローするようにバルブ5を
制御し、湿度検知手段14により検知した庫内湿度が設
定手段11aにより設定された設定湿度に達した後は、
サブタンク6から温水がオーバーフローしないようにバ
ルブ5を制御するものである。
【0048】上記構成により、実施の形態1の効果に加
えて、庫内湿度が設定手段11aで設定した湿度に到達
するまで、演算処理部12aがサブタンク6への温水の
供給量を増やして、サブタンク6からの湯気による加
湿、冷却器8フィンに付着した水滴に風を当てて蒸発さ
せる加湿、ヒータ3によりフィンから垂れてくる水滴を
蒸発させる加湿の3つの加湿を同時に行って庫内湿度
を、設定湿度まで早く到達させることが出来る。
【0049】また設定湿度に到達した後は、演算処理部
12aがサブタンク6への温水の供給量を減らしてサブ
タンク6から温水がオーバーフローしないようにサブタ
ンク6の水位を低下させることにより、サブタンク6か
らの湯気による加湿だけ行い、設定湿度を大幅に超える
こと無く、木目細かな湿度でコントロールすることが出
来る。これにより急な湿度変更にも対応が出来て、設定
湿度付近まで湿度が高くなった後は木目細かな湿度のコ
ントロールが出来るというという効果が得られる。
【0050】(実施の形態4)図6は、本発明の実施の
形態4による冷凍パン生地用自動発酵庫の構成を示す概
略断面図である。図7は同実施の形態の冷凍パン生地用
自動発酵庫の加湿制御を示すフローチャートである。
【0051】図6において、1は庫内、8はフィンチュ
ーブ型の冷却器、15は冷却器8に接続された圧縮機、
16は冷却器8と圧縮機15に接続された凝縮器、9は
庫内1を循環させるファン、14は庫内1の湿度を検知
する湿度検知手段、11bは庫内湿度を設定する設定手
段、12bは湿度検知手段14と設定手段11bで設定
された湿度を比較演算する演算処理部、17はファン9
をON/OFFするためのリレー、18は圧縮機15を
ON/OFFするためのリレーである。
【0052】以上のように構成された冷凍パン生地用自
動発酵庫について、以下その動作を図6、図7を参照し
て説明する。
【0053】STEP1にて、設定手段11bに運転し
たい湿度aをT1に代入する。
【0054】STEP2にて、湿度検知手段14で検知
した湿度A1に対して、A1<aならば、STEP3に
て、リレー17をOFFしてファン9を停止する。
【0055】STEP4にて、リレー18をON圧縮機
15を動作させる。冷却器8に着霜し始めたら(STE
P5)、STEP6にて、リレー18をOFFして圧縮
機15を停止させる。
【0056】STEP7にて、リレー17をONしてフ
ァン9を動作して冷却器8の霜を溶かして冷却器8に付
いた水分を蒸発させる。
【0057】以上のように本実施の形態の冷凍パン生地
用自動発酵庫は、庫内1の空気を冷却するフィンチュー
ブ型の冷却器8と、庫外に設けられ冷却器8と共に冷凍
サイクルを構成する圧縮機15および凝縮器16と、庫
内1の空気を循環させるファン9と、庫内1の湿度を検
知する湿度検知手段14と、庫内湿度を設定する設定手
段11bと、湿度検知手段14により検知した庫内湿度
と設定手段11bにより設定された設定湿度との比較結
果を基に圧縮機15とファン9を制御する演算処理部1
2bとを備えたものであり、加湿が必要になったとき
は、冷却器8に付着した霜または水滴にファン9で風を
あてて気化させて庫内1の加湿を行う。
【0058】そのため、外部からの給水を必要とせず、
水道からの給水装置を省くことが出来、水道の無い場所
でもパンを作ることができるという効果が得られる。
【0059】(実施の形態5)図8は、本発明の実施の
形態5による冷凍パン生地用自動発酵庫の構成を示す概
略断面図である。
【0060】図8において、1は庫内、8はフィンチュ
ーブ型の冷却器、15は冷却器8に接続された圧縮機、
16は冷却器8と圧縮機15に接続された凝縮器、9は
庫内1を循環させるファン、18は圧縮機15をON/
OFFするためのリレー、3は冷却器8の下に取り付け
られたヒータである。
【0061】以上のように構成された冷凍パン生地用自
動発酵庫について、以下その動作を図8を参照して説明
する。
【0062】庫内1を冷蔵または冷凍運転してパン生地
を保存する場合、圧縮機15を動作させて、冷却器8と
ファン9によって循環する空気とを熱交換して、庫内1
全体を冷却する。
【0063】その時、冷却器8のフィンは着霜してい
る。冷凍中のパン生地をそのまま解凍またはホイロする
場合、冷却器8下に設置されたヒータ3を通電して、庫
内温度を解凍温度またはホイロ温度まで上昇させる。
【0064】冷却器8に着霜したままヒータ3を通電さ
せるので、霜は溶けて水滴となり、ファン9からの風と
ヒータ3の熱で蒸発して、多湿の条件を作りだすことが
出来る。
【0065】以上のように本実施の形態の冷凍パン生地
用自動発酵庫は、庫内1の空気を冷却するフィンチュー
ブ型の冷却器8と、庫外に設けられ冷却器8と共に冷凍
サイクルを構成する圧縮機15および凝縮器16と、庫
内1の空気を循環させるファン9と、冷却器8の下方に
配置され冷却器8に付着した霜を溶かして庫内1を加湿
し庫内1のパン生地を解凍しホイロを行うヒータ3とを
備えたものであり、冷却器の下方に設置されたヒータ3
で、冷凍運転から解凍運転、ホイロ運転を行うことによ
って、冷却器8に着霜した霜をヒータ3で溶かしながら
加湿してパン生地を解凍、ホイロと温度変化させること
が出来る。
【0066】本来発酵が進むに従って温度を上昇させて
行くと、相対湿度が下がりパン生地表面が乾きやすくな
ってしまうが、本実施の形態では、高温多湿の空気をヒ
ータ3で作れるため庫内湿度分布もばらつきにくく、水
道の無い場所でも表面を乾燥させることなく解凍、ホイ
ロを行うことができるという効果が得られる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、庫外上部に設けられ所定温度、所定量の温水を貯
める温水タンクと、上端が前記温水タンクに接続され下
端が庫内上部に連通する温水路の途中に設けられたバル
ブと、前記バルブが開くことにより前記温水路を経て庫
内に導かれた前記温水タンクからの温水を貯める上面が
開口したサブタンクと、前記サブタンクの下方に設けら
れ庫内の空気を冷却するフィンチューブ型の冷却器と、
庫内の空気を循環させるファンと、前記サブタンクから
オーバーフローした温水を導いて前記冷却器にかけるパ
イプと、前記冷却器の下方に配置され前記冷却器から垂
れてくる水滴を蒸発させるヒータとを備え、サブタンク
からの湯気による加湿と、冷却器フィンに付着した水滴
をファンの風によって蒸発させる加湿と、フィンから垂
れてくる水滴をヒータにより蒸発させる加湿の3方法の
加湿を、バルブを開くことによる一度の給水で合理的に
行うことが出来る。また、温水の蒸気で加湿を行うため
庫内で必要以上の加熱をする必要もなく、木目細かい水
滴で加湿を行うためパン生地表面を必要以上に湿らせる
ことなく焼成までもって行くことが出来るという効果が
ある。
【0068】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明に加えて、庫内を開閉するためのドアが開いた
ときにドア開を検知するドアスイッチと、前記ドアスイ
ッチの出力を基にバルブを制御する演算処理部とを備
え、前記演算処理部は、前記ドアスイッチがドア開を検
知したときは、サブタンクから温水がオーバーフローす
るように前記バルブを制御し、前記ドアスイッチがドア
開を検知していないときは、前記サブタンクから温水が
オーバーフローしないように前記バルブを制御するもの
であり、ドア開時に起こる急激な湿度低下に対して、サ
ブタンクへの温水の供給量を増やして、3方法の加湿を
同時に行い、ドア閉の場合は、サブタンクからの湯気だ
けで加湿させて、ドア開閉時の急激な湿度変化にも対応
しながら、必要以上に湿度を出さずにパンに適した湿度
を、バルブを制御してサブタンクの水位を変化させるだ
けでコントロールすることが出来るという効果がある。
【0069】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明に加えて、庫内の湿度を検知する湿度検知手段
と、庫内湿度を設定する設定手段と、前記湿度検知手段
により検知した庫内湿度と前記設定手段により設定され
た設定湿度との比較結果を基にバルブを制御する演算処
理部とを備え、前記演算処理部は、前記湿度検知手段に
より検知した庫内湿度が前記設定手段により設定された
設定湿度より低いときは、サブタンクから温水がオーバ
ーフローするように前記バルブを制御し、前記湿度検知
手段により検知した庫内湿度が前記設定手段により設定
された設定湿度に達した後は、前記サブタンクから温水
がオーバーフローしないように前記バルブを制御するも
のであり、庫内湿度が設定湿度より低いときは3つの加
湿を同時に行い、また設定湿度に到達した後はサブタン
クからの湯気による加湿だけ行うことにより、急な湿度
変更にも対応が出来て、設定湿度付近まで湿度が高くな
った後は木目細かな湿度のコントロールが出来るという
効果がある。
【0070】また、請求項4記載の発明は、庫内の空気
を冷却するフィンチューブ型の冷却器と、庫外に設けら
れ前記冷却器と共に冷凍サイクルを構成する圧縮機およ
び凝縮器と、庫内の空気を循環させるファンと、庫内の
湿度を検知する湿度検知手段と、庫内湿度を設定する設
定手段と、前記湿度検知手段により検知した庫内湿度と
前記設定手段により設定された設定湿度との比較結果を
基に前記圧縮機と前記ファンを制御する演算処理部とを
備えたことにより、加湿が必要になったときは、冷却器
に付着した霜または水滴を気化させて庫内の加湿を行う
ため、水道からの給水装置を省くことが出来、水道の無
い場所でもパンを作ることができるという効果がある。
【0071】また、請求項5記載の発明は、庫内の空気
を冷却するフィンチューブ型の冷却器と、庫外に設けら
れ前記冷却器と共に冷凍サイクルを構成する圧縮機およ
び凝縮器と、庫内の空気を循環させるファンと、前記冷
却器の下方に配置され前記冷却器に付着した霜を溶かし
て庫内を加湿し庫内のパン生地を解凍しホイロを行うヒ
ータとを備え、冷却器の下方に設置されたヒータで、冷
凍運転から解凍運転、ホイロ運転を行うことによって、
冷却器に着霜した霜をヒータで溶かしながら加湿してパ
ン生地を解凍、ホイロと温度変化させるため、高温多湿
の空気をヒータで作れるため庫内湿度分布もばらつきに
くく、水道の無い場所でも表面を乾燥させることなく解
凍、ホイロを行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による冷凍パン生地用自
動発酵庫の構成を示す概略断面図
【図2】本発明の実施の形態2による冷凍パン生地用自
動発酵庫の構成を示す概略断面図
【図3】同実施の形態の冷凍パン生地用自動発酵庫の加
湿制御を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態3による冷凍パン生地用自
動発酵庫の構成を示す概略断面図
【図5】同実施の形態の冷凍パン生地用自動発酵庫の加
湿制御を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態4による冷凍パン生地用自
動発酵庫の構成を示す概略断面図
【図7】同実施の形態の冷凍パン生地用自動発酵庫の加
湿制御を示すフローチャート
【図8】本発明の実施の形態5による冷凍パン生地用自
動発酵庫の構成を示す概略断面図
【図9】従来の冷凍パン生地用自動発酵庫の構成を示す
概略断面図
【符号の説明】
1 庫内 2 ドア 3 ヒータ 4 温水タンク 5 バルブ 6 サブタンク 7 パイプ 8 冷却器 9 ファン 10 ドアスイッチ 11,11a,11b 設定手段 12,12a,12b 演算処理部 14 湿度検知手段 15 圧縮機 16 凝縮器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 喜治 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA02 AA07 BA01 CA07 DA02 EA01 GA04 HA01 KA12 LA02 MA07 NA15 NA21 PA02 PA03 PA04 PA06 4B031 CA09 CK08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫外上部に設けられ所定温度、所定量の
    温水を貯める温水タンクと、上端が前記温水タンクに接
    続され下端が庫内上部に連通する温水路の途中に設けら
    れたバルブと、前記バルブが開くことにより前記温水路
    を経て庫内に導かれた前記温水タンクからの温水を貯め
    る上面が開口したサブタンクと、前記サブタンクの下方
    に設けられ庫内の空気を冷却するフィンチューブ型の冷
    却器と、庫内の空気を循環させるファンと、前記サブタ
    ンクからオーバーフローした温水を導いて前記冷却器に
    かけるパイプと、前記冷却器の下方に配置され前記冷却
    器から垂れてくる水滴を蒸発させるヒータとを備えた冷
    凍パン生地用自動発酵庫。
  2. 【請求項2】 庫内を開閉するためのドアが開いたとき
    にドア開を検知するドアスイッチと、前記ドアスイッチ
    の出力を基にバルブを制御する演算処理部とを備え、 前記演算処理部は、前記ドアスイッチがドア開を検知し
    たときは、サブタンクから温水がオーバーフローするよ
    うに前記バルブを制御し、前記ドアスイッチがドア開を
    検知していないときは、前記サブタンクから温水がオー
    バーフローしないように前記バルブを制御することを特
    徴とする請求項1記載の冷凍パン生地用自動発酵庫。
  3. 【請求項3】 庫内の湿度を検知する湿度検知手段と、
    庫内湿度を設定する設定手段と、前記湿度検知手段によ
    り検知した庫内湿度と前記設定手段により設定された設
    定湿度との比較結果を基にバルブを制御する演算処理部
    とを備え、 前記演算処理部は、前記湿度検知手段により検知した庫
    内湿度が前記設定手段により設定された設定湿度より低
    いときは、サブタンクから温水がオーバーフローするよ
    うに前記バルブを制御し、前記湿度検知手段により検知
    した庫内湿度が前記設定手段により設定された設定湿度
    に達した後は、前記サブタンクから温水がオーバーフロ
    ーしないように前記バルブを制御することを特徴とする
    請求項1記載の冷凍パン生地用自動発酵庫。
  4. 【請求項4】 庫内の空気を冷却するフィンチューブ型
    の冷却器と、庫外に設けられ前記冷却器と共に冷凍サイ
    クルを構成する圧縮機および凝縮器と、庫内の空気を循
    環させるファンと、庫内の湿度を検知する湿度検知手段
    と、庫内湿度を設定する設定手段と、前記湿度検知手段
    により検知した庫内湿度と前記設定手段により設定され
    た設定湿度との比較結果を基に前記圧縮機と前記ファン
    を制御する演算処理部とを備えた冷凍パン生地用自動発
    酵庫。
  5. 【請求項5】 庫内の空気を冷却するフィンチューブ型
    の冷却器と、庫外に設けられ前記冷却器と共に冷凍サイ
    クルを構成する圧縮機および凝縮器と、庫内の空気を循
    環させるファンと、前記冷却器の下方に配置され前記冷
    却器に付着した霜を溶かして庫内を加湿し庫内のパン生
    地を解凍しホイロを行うヒータとを備えた冷凍パン生地
    用自動発酵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101290697B1 (ko) 2013-05-30 2013-07-29 유찬종 다기능 도우컨디셔너의 저온 다습도 유지방법
CN112006059A (zh) * 2020-08-20 2020-12-01 河南工业大学 一种适用于冷冻面团面制品制作的生产设备
WO2023131199A1 (zh) * 2022-01-06 2023-07-13 海尔智家股份有限公司 制冷电器中的面团醒发室

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