JPH06300878A - 制御棒駆動システムおよび制御棒位置偏差監視装置 - Google Patents

制御棒駆動システムおよび制御棒位置偏差監視装置

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JPH06300878A
JPH06300878A JP5086285A JP8628593A JPH06300878A JP H06300878 A JPH06300878 A JP H06300878A JP 5086285 A JP5086285 A JP 5086285A JP 8628593 A JP8628593 A JP 8628593A JP H06300878 A JPH06300878 A JP H06300878A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギャンググループ制御棒位置偏差監視装置3
を、誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動システムに
備え、ギャング駆動中の制御棒の垂直位置偏差が原子炉
安全解析上問題となる制限値になることを未然に防止す
る。 【構成】 制御棒駆動制御装置2から制御棒の垂直位置
情報を入力する位置信号入力回路31、これらの位置情
報を用いて駆動中の各制御棒の位置偏差を算出し、規制
値と比較した後、規制値以上の位置偏差で先行駆動して
いる制御棒の駆動速度は減少、ついで規制解除値以下の
位置偏差で駆動している制御棒の駆動速度は通常の設定
速度にするよう駆動速度を判定する駆動速度規制判定回
路32、制御棒駆動制御装置2に判定回路からの情報を
出力する駆動速度出力回路33から制御棒位置偏差監視
装置3を構成する。 【効果】 ギャング駆動中の各制御棒間の位置偏差を原
子炉安全解析上問題のない値としながら制御棒を誘導機
を駆動力源として駆動するため、安価で安全性の高い制
御棒駆動システムが提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉内の複数本の制
御棒を同時に引抜きまたは挿入するギャング駆動可能な
制御棒駆動システムおよび制御棒位置偏差監視装置に係
り、特に誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動機構を
用いる原子力発電所において制御棒ギャング駆動に好適
な制御棒駆動システムおよび制御棒位置偏差監視装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の原子炉内の制御棒の引抜きおよび
挿入を行う駆動力源には、機械力や水圧力やステップモ
ータ等を用いるものがある。また原子炉内の複数本の制
御棒を同時に駆動するギャング駆動と呼ばれる場合の制
御棒駆動監視装置には、特開昭59−230194号公
報に記載のように同時に駆動する各制御棒の相互間水平
距離を算出し、この水平距離が予め設定された制限値以
下の時に駆動を阻止するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の制御棒
の駆動力源が機械力や水圧力のものは、その制御棒駆動
機構が大規模で繁雑となる欠点があり、それがステップ
モータのものは、多数の各制御棒毎に用いると非常に高
価なものとなる問題点があった。また上記ギャング駆動
の場合の制御棒駆動監視装置は、同時に駆動する各制御
棒の相互間垂直距離の監視を行っていないため、原子炉
内の出力分布について十分な配慮がなされていなかっ
た。
【0004】本発明の目的は、制御棒の駆動力源に機械
力や水圧力やステップモータ等を用いることなく、簡易
で安価な制御棒駆動機構を実現できる制御棒駆動システ
ムを提供することにある。また本発明の他の目的は、簡
易で安価な制御棒駆動機構を実現すると共に、ギャング
駆動の場合の制御棒の駆動精度を確保できる制御棒駆動
システムおよび制御棒位置偏差監視装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の制御棒駆動システムは、原子炉内の制御棒
の駆動力源を誘導電動機としたものである。更に本発明
の制御棒駆動システムおよび制御棒位置偏差監視装置
は、誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動機構を用い
る原子力発電所の制御棒駆動システムにおいて、複数本
の制御棒を同時に引抜きまたは挿入する場合に、ギャン
グ駆動中の各制御棒と最後尾制御棒との垂直位置偏差を
算出し、この位置偏差を予め設定した規制値と比較し
て、この規制値以上の位置偏差で駆動中の制御棒が存在
する時には、この制御棒の駆動速度を減少させるか又は
停止させることによって位置偏差を所定の制限値以内に
するギャング駆動制御棒位置偏差監視装置を設けるよう
にしたものである。
【0006】更に上記制御棒位置偏差監視装置は、ギャ
ング駆動中の各制御棒の垂直位置信号を取り込む位置信
号入力回路と、これらの位置信号を用いて駆動中の各制
御棒と駆動中の最後尾制御棒との位置偏差を算出し、予
め設定した規制値と比較したのち、規制値以上の位置偏
差で先行駆動中の制御棒の駆動速度信号はを減少させ、
ついで規制解除値以下の位置偏差で駆動中の制御棒の駆
動速度信号はもとの設定速度信号にするように駆動速度
を判定する駆動速度規制判定回路と、この駆動速度規制
判定回路から駆動速度信号の変更が必要な制御棒の位置
座標および目標駆動速度信号の情報を受け取り、この情
報を制御棒駆動システム内の制御棒駆動制御装置に出力
する駆動速度信号出力回路とから構成するようにしたも
のである。
【0007】
【作用】本発明は、原子炉内の制御棒の駆動力源として
簡易で安価な誘導電動機を用いる。この誘導電動機を用
いると、複数本の制御棒を同時に駆動するギャング駆動
の場合には、各制御棒の垂直方向の位置ずれ(位置偏
差)を生じる可能性がある。この位置ずれの第1の原因
は各制御棒に1対1に対応する駆動力源の誘導機特性と
しての滑りであって、この誘導機の滑りは同一仕様の誘
導機に同一駆動速度信号を与えても同一滑りとはならず
実際の駆動速度にばらつきが生じるものである。また第
2の原因は原子炉内の冷却水が原子炉圧力容器と制御棒
駆動機構の間から流出するのを防止するために設けるパ
ッキンと制御棒駆動機構との間の摩擦力であって、この
パッキンも各制御棒に1対1に対応して設置されるので
制御棒駆動時の動摩擦力が各制御棒毎に異なる値となり
うるものであり、この摩擦力により誘導機に与えられた
駆動速度信号どおりの実駆動速度が実現されない可能性
がある。このようなギャング駆動中の複数本の制御棒に
垂直方向の位置ずれ(位置偏差)があると、これによっ
て原子炉内の出力分布に歪みを生じるため、この出力分
布の歪みを解消せずに原子炉起動時の出力上昇を続ける
と、燃料ペレットに対するストレスが局部的に集中して
燃料ペレット破壊を引き起こす可能性があり、原子炉の
安全性を低下させるという問題点が考えられる。
【0008】そこで更に本発明は、誘導電動機を駆動力
源とする制御棒駆動機構を用いる原子力発電所におい
て、その制御棒駆動システムに制御棒位置偏差監視装置
を付加し、一定期間周期でギャング駆動中の制御棒の垂
直方向位置情報を取り込み、各制御棒の位置偏差が原子
炉安全解析上で問題のない制限値以内にするように、制
御棒駆動システム内の制御棒駆動制御装置に指示可能に
する。
【0009】更に本発明は、誘導電動機を駆動力源とす
る制御棒駆動機構を用いる原子力発電所において、その
制御棒駆動システムにギャング駆動制御棒位置偏差監視
装置を設けることにより、制御棒駆動システム内の制御
棒駆動制御装置から一定期間周期毎にギャング駆動中の
各制御棒の垂直方向位置情報を取り込み、各制御棒の位
置偏差を算出して予め設定した規制値以上の位置偏差で
駆動中の制御棒を検出し、この制御棒の駆動速度を自動
的に減少または停止させる指令を制御棒駆動制御装置に
出力することによって、ギャング駆動中の各制御棒の位
置ずれをが原子炉安全解析上問題のない制限値以内にす
ることができ、これによって安全性の高い原子力発電プ
ラントの制御棒駆動システムが実現できる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1から図4によ
り説明する。図1は本発明による制御棒駆動システムお
よび制御棒位置偏差監視装置の一実施例を示す制御棒駆
動信号処理系の全体構成ブロック図である。図1におい
て、この原子力発電所プラントの制御棒駆動システムは
中央制御装置1と、制御棒駆動制御装置2と、ギャング
グループ制御棒位置偏差監視装置(ギャング駆動制御棒
位置偏差監視装置)3と、制御棒位置伝送装置4と、モ
ータ制御装置5と、ブレーキ制御装置6とから構成さ
れ、また制御棒駆動機構は主に制御棒7と、誘導電動機
8と、シンクロ発信器9と、ブレーキ10と、ボールね
じ11と、ボールナット12とから構成され、原子炉圧
力容器13にはパッキン14が設けられる。
【0011】この制御棒駆動システムの中央制御装置1
は、制御棒駆動機構の運転モードを制御棒自動操作また
は制御棒手動操作のいずれかに選択する制御棒操作選択
スイッチと、制御棒駆動システムの情報を運転員に表示
するマンマシンインターフェースとを備えており、制御
棒操作選択スイッチで制御棒自動操作が選択された場合
には制御棒駆動制御装置2で同装置2内のデータベース
を用いて、予めデータベースに入力されている制御棒引
抜き順番および他系統1Aからの制御棒引抜き/挿入指
令に基づき、ギャング駆動する制御棒の自動選択および
自動駆動が行われる一方、制御棒操作選択スイッチで制
御棒手動操作が選択された場合には中央制御装置1で運
転員が制御棒ギャング駆動または1本のみの制御棒駆動
を選択して、制御棒駆動目標位置の設定を行う。
【0012】また制御棒駆動制御装置2は同装置2のデ
ータベース内の制御棒引抜き/挿入シーケンスと、中央
制御装置1からの制御棒駆動指令と、他系統1Aからの
制御棒引抜き/挿入阻止信号とに基づき、総合的に制御
棒駆動許可判定を行い、その判定結果で駆動許可された
制御棒7のみを対象として制御棒位置伝送装置4に制御
棒駆動信号を送り、また制御棒位置伝送装置4から送ら
れる制御棒位置情報および制御棒駆動機構状態情報を中
央制御装置1およびギャンググループ制御棒位置偏差監
視装置3に送る。この制御棒位置偏差監視装置3は制御
棒ギャング駆動時にのみ作動して、同時に駆動するギャ
ンググループ内の複数本の制御棒の垂直方向位置偏差を
監視し、所定規制値を越える位置偏差で駆動している制
御棒7を検出した時には、その制御棒7の駆動速度信号
を減少させる指令を制御棒駆動装置2に出力する。
【0013】また制御棒位置伝送装置4は制御棒駆動機
構の誘導電動機8の回転角度に対応した電圧信号を出力
する回転機であるシンクロ発信器9とのインターフェー
スを備え、この出力電圧値を用いて制御棒7の垂直位置
を検出して伝送し、また誘導機8を駆動するインバータ
回路を制御するコントローラおよびブレーキ10を制御
するコントローラとのインターフェースを備え、それら
への制御棒駆動/停止信号およびブレーキ励磁制御信号
の伝送を行う。モータ制御装置5は誘導機8を駆動する
インバータ回路と、このインバータ回路を制御するコン
トローラを有しており、そのインバータ回路を制御する
コントローラは制御棒位置伝送装置4から伝送される制
御棒駆動速度信号に対応する誘導機8用のインバータ回
路を制御する機能を備え、インバータ回路はコントロー
ラの制御に従い可変電圧/可変周波数の駆動用電源を制
御棒7の駆動用誘導機8に供給する。またブレーキ制御
装置6は制御棒位置伝送装置4から伝送されるブレーキ
励磁制御信号に従い、ブレーキ10を適切に動作させる
ための論理回路および電源供給設備を備える。
【0014】図2は図1ギャンググループ内制御棒位置
偏差監視装置3の構成ブロック図である。図2におい
て、制御棒位置偏差監視装置3は制御棒駆動システム内
の制御棒駆動制御装置2からギャング駆動中の各制御棒
7の垂直方向位置信号を取り込む制御棒位置信号入力回
路31と、これらの位置信号を用いてギャング駆動中の
各制御棒と駆動中最後尾の制御棒との垂直位置偏差を算
出し、予め設定された規制値と比較したのち規制値以上
の位置偏差で先行駆動中の制御棒の駆動速度信号は減少
させ、ついで規制解除値以下の位置偏差で駆動中の駆動
速度信号はもとの設定速度信号にして、制御棒7の垂直
位置偏差を所定制限値以内にするように制御棒の駆動速
度を判定する制御棒駆動速度規制判定回路32と、この
制御棒駆動速度規制判定回路32から駆動速度信号の変
更が必要な制御棒7の座標および目標駆動速度信号の情
報を受け取り、その情報を制御棒駆動システム内の制御
棒駆動制御装置2に出力する制御棒駆動速度信号出力回
路33とから構成される。
【0015】この構成で、図1の制御棒駆動システムに
追加した制御棒位置偏差監視装置3において、ギャング
駆動中の複数本の各制御棒7の垂直位置信号を制御棒駆
動制御装置2から本装置3の制御棒位置信号入力回路3
1により一定期間周期で取り込み、これらの位置信号を
用いて駆動速度規制判定回路32がギャング駆動中の各
制御棒と駆動中最後尾の制御棒との垂直位置偏差を算出
し、予め設定しておいた規制値以上の位置偏差で駆動中
の制御棒を検出して、この制御棒の駆動速度信号を自動
的に減少させる指令信号を制御棒駆動速度信号出力回路
33を介して制御棒駆動制御装置2に送り、その後に規
制解除値以下の位置偏差で駆動中の制御棒を検出する
と、この制御棒の駆動速度信号をもとの設定駆動速度信
号に復帰させる指令信号を同じく制御棒駆動制御装置2
に送るようにして、ギャンググループ内の制御棒の垂直
方向位置ずれ(位置偏差)を原子炉安全解析上で問題の
ない所定制限値以内にすることができる。ここに制御棒
7の垂直位置偏差の制限値は原子炉安全性解析上この値
を越えると安全性の問題が生じるという値であり、また
同じく規制値は上記制限値を越える可能性が生じて事前
に対応が必要となる値であり、しかし上記処理を行うこ
とにより原子炉の安全性の高い制御棒駆動システムが提
供される。
【0016】図3は図1の制御棒駆動システムの制御棒
位置偏差監視装置3の行う処理動作例のタイムチャート
である。図3において、図1のギャンググループ制御棒
位置偏差監視装置(ギャング駆動制御棒位置偏差監視装
置)3の処理する原子炉圧力容器12内の各制御棒7は
どの同時駆動する複数本の制御棒グループ(ギャンググ
ループと称する)に所属するか予め決められており、中
央制御装置1での制御棒手動操作の選択時にも異なるギ
ャンググループ間の制御棒7を任意に入替えることはで
きないし、ギャンググループを2グループ以上同時に駆
動することも許可されず、ギャンググループ内の全ての
制御棒7の垂直位置が一定範囲以内の位置偏差になけれ
ばギャング駆動が開始されないように制御棒駆動制御装
置2に記憶されている。ここで制御棒位置偏差監視装置
3は制御棒駆動制御装置2からギャング駆動開始信号が
送られると動作を開始し、このギャング駆動開始信号が
入力されたのちギャング駆動中の各制御棒7の位置信号
を監視時間周期毎に読み込んで行くが、この場合にギャ
ング駆動中の各制御棒7の駆動速度信号は標準値である
30mm/sであるとし、また1つのギャンググループ
内に26本の制御棒7が所属するものとして、制御棒信
号N=1〜26までの値をとり対応する制御棒7の番号
を表す。
【0017】ここで図3のタイムチャートではギャング
グループ内に26本の制御棒が所属し、ギャング駆動開
始時間0秒での全制御棒N1〜N26の垂直位置は0m
mに一致しており、第2番目制御棒N2が実駆動速度の
最も速い最先頭の制御棒であり、第4番目制御棒N4が
実駆動速度の最も遅い最後尾の制御棒であるとし、第2
番目制御棒N2と第4番目制御棒N4との実速度差が
0.5%で、また他の24本の制御棒と第4番目制御棒
N4との実速度差が5%生じた場合の例を示す。ここで
誘導電動機8に与えられる駆動速度信号30mm/sと
しているので、実際の駆動速度は第2番目制御棒N2が
同じ30mm/s、第4番目制御棒N4が28.5mm
/s、その他24本の制御棒が28.6425mm/s
となる。この実速度のばらつきの原因は前述の通り誘導
電動機8の特性の滑りとパッキン14の摩擦力のばらつ
きであり、また第2番目制御棒N2については誘導機8
の特性である滑りとパッキン14の摩擦による駆動速度
信号と実駆動速度とのずれのない理想状態にあるとして
同じ30mm/sとしている。また図3の制御棒位置偏
差の制限値は炉心安全解析上算出される値で38mmと
なっている。また監視時間周期は本実施例では5秒に設
定してあり、ここで制御棒速度偏差が10%発生した場
合には位置偏差は5秒間で15mmとなるから、位置偏
差規制値は適当な値として38−15=23mmと設定
し、また規制解除値は15mmと設定するほか、さらに
位置偏差規制値23mmを越えて駆動する制御棒に対し
て行う速度規制は制御棒駆動速度信号30mm/sを1
0%減速するという手段を用いる。
【0018】つぎに図3のギャンググループ制御棒位置
偏差監視装置3の処理動作を時間経過と共に概略説明す
る。まず制御棒位置偏差監視装置3は、制御棒駆動制御
装置2からギャング駆動開始信号が送られると動作を開
始し、ギャング駆動中の各制御棒の位置信号を監視時間
周期5秒毎に読み込んでいくが、まず第1回監視時間5
秒になり制御棒位置偏差監視装置3はギャング駆動中の
各制御棒N1〜N26と最後尾制御棒である第4番目制
御棒N4を決定した後、ギャング駆動中の各制御棒と最
後尾制御棒である第4番目制御棒N4の垂直位置を比較
し、その位置偏差が規制値23mm以上で駆動する制御
棒を検出する。ここで第1回監視時間5秒では規制値2
3mm以上の位置偏差で駆動する制御棒は検出されない
のでギャンググループ内制御棒N1〜N26の駆動速度
は現状維持のままである。ついで第2回監視時間10
秒、第3回監視時間15秒ともに第1回監視時間5秒と
同様な処理を行うが、やはりギャンググループ内制御棒
N1〜N26の駆動速度は現状維持のままである。つぎ
に第4回監視時間20秒では、最先頭の第2番目制御棒
N2が規制値23mm以上の位置偏差で駆動しているこ
とが検出され、第2番目制御棒N2に対して駆動速度信
号を10%減速するように制御棒位置偏差監視装置3か
ら制御棒駆動制御装置2に速度規制指令を送る。その結
果で、第2番目制御棒N2の駆動速度は27mm/sと
なる。その他の24本の制御棒と第4番目制御棒N4と
の位置偏差は3mmであり駆動速度は現状維持のままで
ある。第5回監視時間25秒では、第2番目制御棒N2
の位置偏差は22.5mmとなり、規制値23mm以下
で駆動しているが規制解除値15mm以下にはなってい
ないので駆動速度は現状の27mm/sのままである。
つまり全ての制御棒N1〜N26の駆動速度は現状維持
である。もし最先頭の第2番目制御棒N2の位置偏差が
第4回監視時間20秒につづき第5回監視時間25秒で
も規制値23mmを越えていた場合には、駆動速度をさ
らに10%減速させる駆動速度制限を行う。ついで第6
回監視時間30秒では第2番目制御棒N2の位置偏差は
規制解除値15mm以下か等しい15mmとなるため、
第2番目制御棒に対して駆動速度をもとの30mm/s
に増加するように制御棒位置偏差監視装置3から制御棒
駆動制御装置2に速度規制解除指令を送る。その他の制
御棒の駆動速度は現状維持のままである。上記のように
制御棒位置偏差監視装置3はギャング駆動終了信号が入
力されるまで監視時間5秒周期毎に位置偏差の監視を行
う。
【0019】図4は図1の制御棒駆動システムの制御棒
位置偏差監視装置3の行う処理動作例のフローチャート
である。図4において、図3の同装置3の処理動作例の
タイムチャートの時間経過と共に、同処理動作例の処理
手順を詳細説明する。先ずステップS1で、図1の中央
制御装置1から運転員により入力されたギャング駆動開
始信号が制御棒駆動制御装置2を経て制御棒位置偏差監
視装置3に伝達されると共に、この際制御棒駆動制御装
置2が制御棒位置伝送装置4へ制御棒駆動信号を出力す
るが、そこで制御棒位置偏差監視装置3はギャング駆動
開始信号を受信したところでギャング駆動開始信号入力
の状態となる。そこでステップS2で、監視時間か否か
の判断処理を行い第1回監視時間5秒か判断して第1回
監視時間5秒であれば次処理に移る。ステップS3で、
ギャング駆動終了信号入力か否かの判断処理を行い制御
棒駆動制御装置2からギャング駆動終了信号入力を受信
したか確認し、この信号を受信した場合にはステップS
13の終了処理に移り制御棒位置偏差監視装置3の処理
動作を終了するが、今はこの信号を受信していないので
次処理に移る。ステップS4で、N=1,ギャンググル
ープ内全制御棒位置読込処理を行うが、ここでギャング
グループ内制御棒番号N=1の場合は第1番目制御棒N
1を対象として最後尾制御棒との位置偏差監視を行なお
うとしていることを示しており、今は第1回監視時間5
秒におけるギャンググループ内全制御棒の位置情報を読
み込む。次のステップS5で、第N番目制御棒位置X,
X=目標位置の判断処理を行い、今はN=1であって第
1番目制御棒位置X1をXに代入するとX1=28.6
425×5mmとなり、このXの値X1は制御棒駆動最
終目標位置ではないのでステップS7の処理に移るが、
もしXの値が最終目標位置であればステップS6でN=
N+1の処理を行いN=2として第2番目制御棒N2を
対象に最後尾制御棒との位置偏差監視を行うためステッ
プS5の処理に戻る。今はステップS7で、最後尾制御
棒位置=Y,X−Y≧規制値の判定処理を行い、最後尾
制御棒位置をYに代入し第1番目制御棒N1と最後尾制
御棒N4との位置偏差X−Yを計算して、この位置偏差
が規制値以上か等しいか判定し、今はY=28.5×5
mmで位置偏差X−Y=0.7125mmとなり規制値
23mm以上か等しくないから、ステップS8の処理は
行なわずにステップS9の処理に移る。ステップS9
で、X−Y≦規制解除値の判定処理を行い、第1番目制
御棒N1と最後尾制御棒N4との位置偏差X−Yを計算
して、この位置偏差が規制解除値以上か等しいか判定す
るが、今は位置偏差X−Y=0.7125mmであって
規制解除値15mm以下であるからステップS10の処
理に移る。ステップS10で、第N番目制御棒駆動速度
信号を30mm/sとする処理を行い、今は本装置3か
ら制御棒駆動制御装置2へ第1番目制御棒N1の駆動速
度信号を30mm/sとするように信号を送るが、これ
はギャング駆動開始時点の駆動速度信号と同じであるか
ら第1番目制御棒N1の実駆動速度も同じく誘導機8の
滑りとパッキン14の摩擦力により28.6425mm
である。ステップS11で、N<ギャンググループ内制
御棒本数の判断処理を行い、今はN=1でギャンググル
ープ内制御棒本数=26であってN<26であるからス
テップS12の処理に移る。ステップS12で、N=N
+1の処理を行い今はN=2となり、つぎに第2番目制
御棒N2と最後尾制御棒N4との制御棒位置偏差監視を
行うためステップS5の処理に戻る。以降はステップS
5からステップS12でギャンググループ内全制御棒に
ついて第1番目制御棒N1と同様の処理を行い、その結
果ステップS7の処理ではギャンググループ内全制御棒
と最後尾制御棒とが規制値以上の位置偏差で駆動する制
御棒は検出されず、従って、ステップS10の処理でギ
ャンググループ内全制御棒について制御棒駆動速度信号
の30mm/sに変化がなく第1回監視処理は終了す
る。ついで図4のステップS2で監視時間か否かの判断
処理を行い第2回監視時間10秒と判断すると、ステッ
プS3からステップS12で第1回監視処理と同様な処
理を行うが、今回もステップS7の処理ではギャンググ
ループ内全制御棒と最後尾制御棒とが規制値以上の位置
偏差で駆動する制御棒は検出されず、従って、ステップ
S10の処理でギャンググループ内全制御棒について制
御棒駆動速度信号の30mm/sに変化がなく第2回監
視処理も終了する。続いて第3回監視時間15秒の第3
回監視処理も全く同様の結果で終了する。
【0020】つぎに図4のステップS2で監視時間か否
かの判断処理を行い第4回監視時間20秒と判断する
と、ステップS3からステップS12の処理を行うが、
今回はステップS4で、N=2,ギャンググループ内全
制御棒位置読込処理を行い、ステップS5で第N番目制
御棒位置=X,X=目標位置の判断処理を行うと図3の
最先頭制御棒である第2番目制御棒N2の位置X=30
×20mmとなるが制御棒駆動最終目標位置ではないと
してステップS7の処理に移る。ステップS7で最後尾
制御棒位置=Y,X−Y≧規制値の判定処理を行うと最
先頭制御棒である第2番目制御棒N2の位置X=30×
20と最後尾制御棒である第4番目制御棒N4の位置Y
=28.5×5mmとの位置偏差X−Y=30mmとな
り、この値は規制値23mmを越えるためステップS8
の処理に移る。そこでステップS8の第N番目制御棒速
度を10%減速させる処理で、今は第2番目制御棒N2
の駆動速度信号を10%減速させ27mm/sとする信
号を本装置3から制御棒駆動制御装置2へ送出する。ス
テップS9のX−Y≦規制解除値の判定処理では、今の
位置偏差X−Y=30mmが規制解除値15mm以下か
等しくないからステップS11の処理に移る。ステップ
S11のN<ギャンググループ内制御棒本数の判断処理
で、今はN=2でありギャンググループ内制御棒本数2
6未満であるからステップS12の処理に移り、ステッ
プS12のN=N+1の処理でN=3となり、第3番目
制御棒N3と最後尾制御棒N4との制御棒位置偏差監視
を行うためステップS5の処理に戻る。ステップS5の
第N番目制御棒位置=X,X=目標位置の処理では、今
は第3番目制御棒位置X=28.4625×20mmで
あり制御棒駆動最終目標位置ではないとしてステップS
7の処理に移る。ステップS7の最後尾制御棒位置=
Y,X−Y≧規制値の判定処理では、第3番目制御棒N
3と最後尾制御棒N4との位置偏差X−Y=2.85m
mとなるから、第3番目制御棒N3に対する駆動速度信
号の変更はない。最先頭制御棒である第2番目制御棒N
2と最後尾制御棒である第4番目制御棒N4を除くギャ
ンググループ内全制御棒24本に対する処理は第3番目
制御棒N3と同様である。以降の監視時間毎に第5回監
視時間25秒、第6回監視時間30秒等での処理につい
ては、先に図4のタイムチャートで最先頭制御棒である
第2番目制御棒N2を主として説明しているが、ここで
の詳細説明は省略する。
【0021】上記実施例では、最後尾制御棒と最先頭制
御棒の速度偏差が5%発生した場合を想定して減速割合
を10%に設定したが、本実施例で設定した5%の速度
偏差以上の速度偏差が発生した場合にも対応できるよう
に減速割合の設定は変更可能である。特に制御棒の駆動
速度を段階的に減速させるのではなく規制値に到達した
場合には即座に制御棒の駆動を停止させ、速度偏差のた
めに生じる位置偏差を制限値内にすることも可能であ
る。また本実施例で設定した監視時間周期は5秒である
が、実機にて生じる速度偏差に応じて監視時間周期は不
可能である。更には本実施例では、規制値以上の位置偏
差で駆動する制御棒は1本のみ検出されるだけであった
が、多本数検出されたときも本実施例の処理方法を用い
て各制御棒に対し同様な駆動速度規制を行うことができ
ることは明らかである。また本実施例では最後尾制御棒
との速度偏差を算出しているがこれに限定されない。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
制御棒駆動力源を誘導電動機として、ギャング駆動中の
制御棒垂直位置偏差が炉心安全解析上問題になる制限値
を越えることを未然に防止し、より安全性の高い制御棒
駆動を行う制御棒駆動システムおよび制御棒位置偏差監
視装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御棒駆動システムおよび制御棒位置
偏差監視装置の一実施例を示す全体構成ブロック図であ
る。
【図2】図1の制御棒位置偏差監視装置の構成ブロック
図である。
【図3】図1の制御棒位置偏差監視装置の動作例タイム
チャートである。
【図4】図1の制御棒位置偏差監視装置の動作例フロー
チャートである。
【符号の説明】
1 中央制御装置 1A 他系統からの駆動阻止信号 2 制御棒駆動制御装置 3 ギャンググループ制御棒位置偏差監視装置 4 制御棒位置伝送装置 5 モータ制御装置 6 ブレーキ制御装置 7 制御棒 8 誘導電動機 9 シンクロ発信器 10 ブレーキ 11 ボールネジ 12 ボールナット 13 原子炉圧力容器 14 パッキン 31 位置信号入力回路 32 駆動速度規制判定回路 33 駆動速度信号出力回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動
    機構を用いる原子力発電所の制御棒駆動システムにおい
    て、複数本の制御棒を同時に引抜きまたは挿入するギャ
    ング駆動中の各制御棒の垂直位置偏差を算出し、この位
    置偏差を所定規制値と比較して、この所定規制値以上の
    位置偏差で駆動中の制御棒が存在するか否かを監視する
    監視手段を設けたことを特徴とする制御棒駆動システ
    ム。
  2. 【請求項2】 誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動
    機構を用いる原子力発電所の制御棒駆動システムにおい
    て、複数本の制御棒を同時に引抜きまたは挿入するギャ
    ング駆動中の各制御棒の垂直位置偏差を算出し、この位
    置偏差を所定規制値と比較して、この所定規制値以上の
    位置偏差で駆動中の制御棒が存在するか否かを監視する
    監視手段と、この制御棒が存在する時にはこの制御棒の
    駆動速度を減少させることによって、この位置偏差を所
    定制限値以内にする規制手段とを設けたことを特徴とす
    る制御棒駆動システム。
  3. 【請求項3】 誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動
    機構を用いる原子力発電所の制御棒駆動システムにおい
    て、複数本の制御棒を同時に引抜きまたは挿入するギャ
    ング駆動中の各制御棒の垂直位置偏差を算出し、この位
    置偏差を所定規制値と比較して、この所定規制値以上の
    位置偏差で駆動中の制御棒が存在するか否かを監視する
    監視手段と、この制御棒が存在する時にはこの制御棒を
    停止させることによって、この位置偏差を所定制限値以
    内にする規制手段とを設けたことを特徴とする制御棒駆
    動システム。
  4. 【請求項4】 誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動
    機構を用いる原子力発電所の制御棒駆動システムにおい
    て、複数本の制御棒を同時に引抜きまたは挿入するギャ
    ング駆動中の各制御棒と最後尾制御棒との垂直位置偏差
    を算出し、この位置偏差を所定規制値と比較して、この
    所定規制値以上の位置偏差で駆動中の制御棒が存在する
    か否かを監視する監視手段と、この制御棒が存在する時
    にはこの制御棒の駆動速度を減少させることによって、
    この位置偏差を所定制限値以内にする規制手段とを設け
    たことを特徴とする制御棒駆動システム。
  5. 【請求項5】 誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動
    機構を用いる原子力発電所の制御棒駆動システムにおい
    て、複数本の制御棒を同時に引抜きまたは挿入するギャ
    ング駆動中の各制御棒と最後尾制御棒との垂直位置偏差
    を算出し、この位置偏差を所定規制値と比較して、この
    所定規制値以上の位置偏差で駆動中の制御棒が存在する
    か否かを監視する監視手段と、この制御棒が存在する時
    にはこの制御棒を停止させることによって、この位置偏
    差を所定制限値以内にする規制手段とを設けたことを特
    徴とする制御棒駆動システム。
  6. 【請求項6】 誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動
    機構を用いる原子力発電所の制御棒駆動システムにおい
    て、複数本の制御棒を同時に引抜きまたは挿入するギャ
    ング駆動中の各制御棒と最後尾制御棒との垂直位置偏差
    を算出し、この位置偏差を所定規制値と比較して、この
    所定規制値以上の位置偏差で駆動中の制御棒が存在する
    か否かを監視する監視手段と、この制御棒が存在する時
    にはこの制御棒の駆動速度を減少させることによって、
    この位置偏差を所定制限値以内にする規制手段とを有す
    ることを特徴とする制御棒位置偏差監視装置。
  7. 【請求項7】 誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動
    機構を用いる原子力発電所の制御棒駆動システムにおい
    て、複数本の制御棒を同時に引抜きまたは挿入するギャ
    ング駆動中の各制御棒と最後尾制御棒との垂直位置偏差
    を算出し、この位置偏差を所定規制値と比較して、この
    所定規制値以上の位置偏差で駆動中の制御棒が存在する
    か否かを監視する監視手段と、この制御棒が存在する時
    にはこの制御棒を停止させることによって、この位置偏
    差を所定制限値以内にする規制手段とを有する制御棒位
    置偏差監視装置。
  8. 【請求項8】 誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動
    機構を用いる原子力発電所の制御棒駆動システムにおい
    て、この制御棒駆動システムよりギャング駆動中の各制
    御棒の垂直位置信号を一定周期で取り込む入力手段と、
    これらの位置信号を用いてギャング駆動中の各制御棒と
    最後尾制御棒との位置偏差を算出し、この位置偏差を所
    定規制値と比較して、この所定規制値以上の位置偏差で
    駆動中の制御棒が存在するか否かを監視する監視手段
    と、この制御棒が存在する時にはこの制御棒の駆動速度
    を減少させ、ついでこの制御棒の位置偏差が所定規制解
    除値以下になった時にはもとの駆動速度にすることによ
    って、この位置偏差を所定制限値以内にする規制手段
    と、この規制手段の規制信号を制御棒駆動システムに出
    力する出力手段とを有する制御棒位置偏差監視装置。
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