JPH09128037A - Pid制御装置 - Google Patents

Pid制御装置

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JPH09128037A
JPH09128037A JP28226595A JP28226595A JPH09128037A JP H09128037 A JPH09128037 A JP H09128037A JP 28226595 A JP28226595 A JP 28226595A JP 28226595 A JP28226595 A JP 28226595A JP H09128037 A JPH09128037 A JP H09128037A
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JP
Japan
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control
slider
pid
control device
robot
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Application number
JP28226595A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Sato
哲也 佐藤
Yoshio Kawamura
祥郎 川村
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Feedback Control In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御パラメータの調整が不能である場合に、
自動調整時のデータに基づいて自動調整できない原因を
表示できるようにする。 【解決手段】 制御パラメータが自動調整できない場合
に、ステップ142にて求めた設定位置データと現在位
置データとの位置偏差データ、ステップ143にて求め
たロボット30の実加速度データ、およびステップ14
5にて求めた異常データカウンタのカウントデータに基
づいて自動調整できない原因をステップ170にて表示
する。これにより、ロボット30の運転員はどのような
原因で制御パラメータが自動調整できないかを知ること
ができ、専門的な知識や経験を必要とすることなく、ロ
ボット30に問題があるのかあるいはPID制御装置2
0に問題があるのかを容易に把握することができるよう
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動制御装置に係
り、制御パラメータを自動調整する機能を備えたPID
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プロセスオートメーションの分野
では、温度、流量、位置、速度等のプロセス量を制御す
るために、PID制御装置(PID調節計)が幅広く使
われている。この調節計は適用範囲が広く、ほとんどの
プロセスに適用できるが、制御対象に合わせて、P(比
例)、I(積分)、D(微分)の各パラメータを適正な
値に調整する必要がある。これらの各パラメータを適正
な値に調整するために、熟練運転員が調節計の動作(制
御応答波形)の特徴をとらえ、経験的知識やノウハウに
よって調整するものである。この調整作業は難しく、時
間がかかるため、パラメータ調整の自動化が強く求めら
れるようになった。
【0003】そこで、近年、マイクロプロセッサを用
い、制御パラメータを自動調整する機能を備えたPID
制御装置が実用化されるようになった。例えば、図10
はマイクロプロセッサを用いてパラメータを自動調整す
る機能を備えた一般的なPID制御装置を制御系に適用
した場合の一例を示す図である。この制御系は、運転員
が各種の設定信号を入力する外部入力装置50と、モー
タを含む制御対象70を駆動制御するとともに制御パラ
メータを自動調整するPID制御装置60と、PID制
御装置60からの制御信号に基づいて動作するモータを
含む制御対象70と、制御対象70の動作を観測する観
測装置(例えば、速度センサ、位置センサ等)80とか
ら構成されている。
【0004】ここで、PID制御装置60は、CPU、
ROM、RAM等から構成されており、その制御構成を
図に示すと図11に示すようになる。図11において、
PID制御装置60は、制御パラメータの自動調整動作
に先だって、制御対象の制御特性を同定するための同定
用信号(ステップ相当信号)を発生してこの同定用信号
を切替部63を介して制御部64に送出するとともに同
定部65にも同定用信号を送出する同定用信号発生部6
1と、制御パラメータの調整を行うための通常処理信号
(例えば、速度指令信号)を発生して制御部64に送出
する通常処理信号発生部62と、同定用信号発生部61
からの同定信号と通常処理指令発生部62からの通常処
理信号とを選択的に切り替える切替部63と、通常処理
信号発生部62からの通常処理信号に基づいて制御パラ
メータを自動調整するとともに調整した制御パラメータ
に基づいてモータを含む制御対象を駆動制御する制御部
64と、同定用信号発生部61からの同定用信号と観測
装置80からの観測信号(観測結果)に基づいて制御対
象70の制御特性の同定を行いこの同定信号(同定結
果)を制御パラメータの初期値として制御部64に送出
する同定部65と、切替部63から送出される通常処理
信号もしくは同定信号と観測装置80から送出される観
測信号とを加算する加算器66とから構成されている。
【0005】このPID制御装置60のパラメータの自
動調整動作は以下のようにしてなされる。即ち、図12
のパラメータの自動調整のフローチャートに示すよう
に、図示しない運転員が外部入力装置50(図10参
照)の自動調整モードを選択すると、PID制御装置6
0はステップ300にて、自動調整モードの処理を開始
する。すると、ステップ320にて、PID制御装置6
0は、切替部63を同定用信号発生部61側に切り替
え、制御部64に同定信号(ステップ相当信号)を入力
して、モータを含む制御対象70を動作させ、観測装置
(この場合は速度センサ)80からの観測結果(この場
合は速度信号)、即ち、モータの実速度がVmaxに達
するまでの時間(図13(b)のtp時間参照)に基づ
いて、制御対象70の制御特性の同定(この場合は負荷
イナーシャの同定)を行う。制御特性の同定を行った
後、ステップ340にて、PID制御装置60は制御対
象70に対する制御パラメータの調整を行い、制御対象
70が正常に動作するようになると、ステップ360に
て「YES」と判定して制御パラメータを決定し、ステ
ップ380にてパラメータの自動調整動作を終了するよ
うになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような制御パラ
メータの自動調整方法においては、制御パラメータが自
動調整できない場合には、ただ単に、自動調整に失敗し
たというエラー表示をしたり、あるいは、オーバーシュ
ートやインポジション等の調整不能の結果を表示するの
みであった。このように、調整不能の原因が不明のた
め、制御対象の運転員は、制御対象に問題があるのか、
あるいはPID制御装置に問題があるのか、を把握する
のが困難であった。
【0007】また、調整不能の原因が明示されないた
め、制御対象の運転員が調整不能の原因を把握するのに
多大な時間を必要とした。さらに、調整不能の原因を把
握するには、専門的な知識や経験を必要とするため、調
整できるようにするにはどのような対策を施したらよい
かを検討することも困難なことであった。そこで、本発
明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、制御パラ
メータの調整が不能である場合に、自動調整時のデータ
に基づいて自動調整できない原因を表示できるようにす
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、制御パラメータが自動調整できない場合
に、自動調整時のデータに基づいて自動調整できない原
因を表示できるようにしているので、制御対象の運転員
はどのような原因で制御パラメータが自動調整できない
かを知ることができ、専門的な知識や経験を必要とする
ことなく、制御対象に問題があるのかあるいはPID制
御装置に問題があるのかを容易に把握することができる
ようになる。また、制御対象の運転員は自動調整できな
い原因の表示を見るだけで制御パラメータが自動調整で
きない原因を知ることができるので、調整不能の原因を
把握する時間が必要でなくなり、この種の調整作業が簡
単、容易になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明のPID制御装置
を搬送用ロボットに適用した場合の一実施の形態の全体
構成を示す概略図である。なお、図1においては、ロボ
ットの移動軸は1軸のみを例示的に示しているが、2軸
構成であっても、3軸構成であっても制御動作は同じで
あるので、1軸構成のものにおいて説明する。
【0010】図1において、制御対象となるロボット3
0は、後述するPID制御装置20からの制御信号に基
づき駆動制御されるモータ31と、このモータ31のモ
ータ軸に連結されてボールねじ軸33にモータ31の回
転力を伝達する伝達機構となるカップリング32と、カ
ップリング32に軸着されてモータ31の回転に応じて
回動するボールねじ軸33と、ボールねじ軸33が回動
することによりボールねじ軸33の軸方向に移動する内
部にボールを備えたスライダ34と、このスライダ34
をその上部で摺動自在に保持する架台35と、架台35
の上部に配設されてスライダ34の回転を不能にするガ
イド36と、架台35の端部に配設されてスライダ34
を止着するストッパ37とから構成している。なお、ス
ライダ34には図示しないアームが固着されており、こ
のアームが被搬送物を保持してある場所から他の場所に
搬送するように構成されている。
【0011】このロボット30の他端部にはモータ31
の回転数からスライダ34の現在位置を検出する観測装
置となるエンコーダ40が配設されている。そして、こ
のロボット30は、制御パラメータを自動調整する機能
を有するPID制御装置20に接続されており、このP
ID制御装置20により、外部入力装置10からの入力
指令(運転員によるキー操作)およびエンコーダ40か
らの現在位置信号に基づいて、モータ31が駆動制御さ
れる。そして、このモータ31の回転駆動に基づいてボ
ールねじ軸32に軸着されたスライダ34が移動し、図
示しないスライダ34に固着されたアームが被搬送物を
保持してある場所から他の場所に搬送するようになされ
ている。
【0012】図2は図1のPID制御装置20の制御構
成例を示す図であり、このPID制御装置20は、CP
U、ROM、RAM等から構成されている。図2におい
て、PID制御装置20は、制御パラメータの調整を行
うための通常処理信号を発生し、この発生した通常処理
信号を、フィードフォワード制御部(FF制御部)22
と、積分要素24を介して位置制御部25に送出すると
ともに、負荷イナーシャの同定を行う同定部28にも送
出する通常処理信号発生部21を備えている。
【0013】また、PID制御装置20は、フィードフ
ォワード制御を行うFF制御部22と、制御対象となる
スライダ34の位置制御を行う位置制御部25と、制御
対象となるモータ31の速度制御を行う速度制御部26
と、負荷イナーシャの同定時にFF制御部22および位
置制御部25の設定値を変更する切替部23と、通常処
理信号発生部21からの通常処理信号と観測装置となる
エンコーダ40からの出力信号(この場合はスライダ3
4の位置信号)に基づいて制御対象となるロボット30
の負荷イナーシャの同定を行い、この同定信号(同定結
果)を制御パラメータの初期値として位置制御部25お
よび速度制御部に送出する同定部28とを備えている。
【0014】なお、FF制御部22と位置制御部25
は、通常のPID制御動作時は、例えばFF制御部22
は30%、位置制御部25は70%の割合で動作するよ
うに設定されているが、制御対象となるロボット30の
負荷イナーシャの同定を行う際の切替部23による切替
動作時には、例えばFF制御部22は100%、位置制
御部25は0%の割合で動作するように設定される。こ
れにより、制御対象となるロボット30の負荷イナーシ
ャの同定時に、速度制御部26には通常処理信号発生部
により発生された速度指令信号がそのまま入力されるこ
ととなる。
【0015】また、PID制御装置20は、通常処理信
号発生部21からの通常処理信号を積分する積分要素2
4と、観測装置となるエンコーダ40からの出力信号を
微分する微分要素27と、積分要素24により積分され
た通常処理信号とエンコーダ40からの出力信号とを加
算してこの加算した信号を位置制御部25に送出する第
1加算器29aと、微分要素27により微分されたエン
コーダ40からの出力信号と位置制御部25から出力さ
れた出力信号とFF制御部22から出力された出力信号
とを加算してこの加算した信号を速度制御部26に送出
する第2加算器29bとを備えている。
【0016】ついで、上述のPID制御装置20の動作
を説明する。図3〜図6は図2のPID制御装置20の
制御パラメータの調整(チューニング)動作を説明する
フローチャートであり、図3はメインルーチンのフロー
チャートを示し、図4は図3の動作範囲チェックのサブ
ルーチンのフローチャートを示し、図5は図3の負荷イ
ナーシャ同定のサブルーチンのフローチャートを示し、
図6は図3のチューニング動作のサブルーチンのフロー
チャートを示す。
【0017】図3において、図示しないロボット30の
運転員が外部入力装置10(図1参照)の自動調整モー
ドを選択すると、PID制御装置20はステップ100
にて、自動調整モードの処理を開始する。すると、ステ
ップ110にて、PID制御装置20は運転員が外部入
力装置10から入力した設定値に基づいて制御対象であ
るスライダ34の動作範囲のチェックを行う。スライダ
34の動作範囲のチェックを行った後、ステップ120
に進み、PID制御装置20はモータ31を駆動し、エ
ンコーダ40からの観測結果、即ち、スライダ34の現
在位置と指令位置との位置偏差(たまりパルス量)に基
づいて、制御対象となるロボット30の負荷イナーシャ
の同定を行う。制御対象となるロボット30の負荷イナ
ーシャの同定を行った後、ステップ130にて、負荷イ
ナーシャの同定に基づいて制御パラメータの初期設定を
行う。
【0018】ついで、ステップ130にて初期設定され
た制御パラメータに基づいて、PID制御装置20は再
度、モータ31を駆動して、再度、スライダ34を動作
させ、ステップ140にて制御パラメータの調整(チュ
ーニング)を行う。制御パラメータの調整(チューニン
グ)を行って、動作判定がOKになってステップ150
にて「YES」と判定されると、ステップ190にて自
動調整モードの処理を終了する。
【0019】上述のステップ140において調整した制
御パラメータが不適でスライダ34が正常に動作しない
と、ステップ150にて「NO」と判定して、ステップ
160に進み、PID制御装置20はパラメータの再設
定がn回(例えば3〜5回)なされたか否かの判定を行
い、パラメータの再設定がn回(例えば3〜5回)に達
していなければ、ステップ180にてパラメータの再設
定を行う。パラメータの再設定をn回(例えば3〜5
回)行ってもステップ150において「YES」と判定
されなければ、ステップ170にてPID制御装置20
は外部入力装置10に警告表示の信号を送出し、ステッ
プ190にて自動調整モードの処理を終了する。
【0020】図4は、上述の動作範囲チェックのサブル
ーチンを示すフローチャートである。図4のフローチャ
ートにおいて、ロボット30の運転員が外部入力装置1
0の自動調整モードを選択して、制御パラメータを調整
するためにロボット30の何軸(この場合は、図1のボ
ールねじ軸(調整軸)31)を、どの方向(図1の場合
は図の左右方向)に移動させるかを外部入力装置10に
入力すると、PID制御装置20は、ステップ110a
にて、動作範囲チェックのサブルーチンの動作を開始す
る。
【0021】すると、PID制御装置20はステップ1
11にて、外部入力装置10から入力された調整軸を確
認し、ステップ112にて、外部入力装置10に入力さ
れた調整軸の方向を確認し、ステップ113にて、PI
D制御装置20のRAMに予め記憶されたスライダ34
の可動範囲の設定値(この設定値は、ロボット30の設
置時にRAMに予め記憶されている)のデータを読み込
む。ついで、PID制御装置20はステップ114に
て、エンコーダ40からの出力信号に基づいて、スライ
ダ34の現在位置のデータを読み込む。ついで、ステッ
プ115において、PID制御装置20のRAMに予め
記憶させた速度パターンに基づいて算出した調整動作量
を読み込む。
【0022】調整動作量を読み込んだ後、ステップ11
6において、ステップ115にて読み込んだ調整動作量
とステップ114にて読み込んだ現在位置データとに基
づいて、モータ31が駆動した場合にスライダ34が行
き着く移動位置を算出する。ついで、ステップ117に
進み、ステップ116にて算出したスライダ34の移動
位置が動作できる範囲内にあるか否かの判定を行う。
【0023】ステップ117において、ステップ116
にて算出したスライダ34の移動位置がスライダ34の
動作範囲外になる場合は、ステップ117にて「NO」
と判定して、ステップ118に進み、動作範囲外である
旨を外部入力装置10に表示させるための信号を送出
し、ステップ119にてこの処理動作を終了する。ま
た、ステップ116にて算出したスライダ34の移動位
置がスライダ34の動作範囲内になる場合は、ステップ
117にて「YES」と判定し、ステップ119にてこ
の動作範囲チェックの処理動作を終了する。
【0024】上述したように、ステップ116にて算出
したスライダ34の移動位置がスライダ34の動作範囲
外になる場合は、ロボット30の動作前に、動作範囲外
である旨を外部入力装置10に表示させて警告するよう
にしているので、ロボット30の損傷を未然に防止でき
るようになる。
【0025】図5は、上述の負荷イナーシャ同定のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。上述のステップ
117にてスライダ34の移動位置がスライダ34の動
作範囲内にあると判定されて、動作範囲チェックの処理
動作を終了すると、ステップ120aにて、負荷イナー
シャ同定の処理動作を開始する。すると、PID制御装
置20は、ステップ121にて、通常処理信号発生部2
1より図7(b)の符号Aで示すような三角形状の速度
パターンからなる指令速度を発生させるとともにこの指
令速度を逐次インクリメントする。
【0026】同時に、切替部23によりFF制御部22
は100%の割合で動作するように設定するとともに位
置制御部25は0%の割合で動作するように設定して、
通常処理信号発生部21にて発生させた指令速度を直接
速度制御部26に入力させ、モータ31の駆動速度がV
maxになるまで加速する。ついで、PID制御装置2
0はステップ122において、ステップ121にて逐次
インクリメントした指令速度が図7(b)に示すような
所定の指令速度Vn(この場合VnはVmaxの50%
以上にする必要があるが、好適には70%程度が望まし
い)に達したか否かの判定を行う。指令速度のインクリ
メント値が所定の指令速度Vnに達してステップ122
にて「YES」と判定すると、ステップ123に進み、
指令速度のインクリメント値が所定の指令速度Vnに達
しなければ、ステップ122にて「NO」と判定して、
ステップ124に進む。
【0027】ステップ123に進むと、PID制御装置
20は指令速度Vn時のスライダ34の指令位置(図7
(a)の符号C参照)を算出するとともに、この算出し
たスライダ34の指令位置とエンコーダ40が検出した
スライダ34の現在位置(図7(a)の符号c参照)に
基づいて、その位置偏差(たまりパルス量)を算出す
る。ついで、ステップ124において、PID制御装置
20は通常処理信号発生部21にて発生させた指令速度
のインクリメント値がVmax(図7(b)の符号A参
照)に達したか否かの判定を行う。指令速度のインクリ
メント値がVmaxに達してステップ124にて「YE
S」と判定すると、次のステップ125に進み、指令速
度のインクリメント値がVmaxに達していなくてステ
ップ124にて「NO」と判定すると、上述のステップ
122からステップ124までの処理を繰り返す。
【0028】ステップ125において、PID制御装置
20は通常処理信号発生部21より発生させる指令速度
を、図7(b)の符号Aに示すように、Vmaxから0
まで減速の指令速度を送出し、ステップ126にて、エ
ンコーダ40が検出したスライダ34の現在位置データ
に基づいて、スライダ34の実速度が0になったか否か
の判定を行う。このステップ126にて「NO」と判定
した場合は、上述のステップ125に戻り、この処理を
繰り返し、スライダ34の実速度が0になってステップ
126にて「YES」と判定して、次のステップ127
に進む。
【0029】ステップ127において、PID制御装置
20はステップ123にて取得したスライダ34の指令
位置(図7(a)の符号C参照)とエンコーダ40が検
出したスライダ34の現在位置(図7(a)の符号c参
照)との位置偏差Pe(たまりパルス量)に基づいて、
負荷イナーシャIを下記の数式(1)により算出し、ス
テップ128にて負荷イナーシャの同定処理を終了す
る。
【0030】
【数1】I=APe+B・・・・・(1) ただし、A、Bは指令速度が予め設定した所定の速度と
なった時点の係数。
【0031】図7(a)はスライダ34の指令位置と現
在位置との関係を示す図であり、図7(b)はモータ3
1の指令速度と実速度の関係を示す図である。図7
(b)において、符号(A)は通常処理信号発生部21
より送出する速度指令を表し、符号(a)はこの速度指
令(A)に基づき駆動されるモータ31の実速度を表
す。なお、符号(B)、(b)は図14(b)の符号
(B)、(b)と同様な従来の方法による負荷同定のた
めに同定用信号発生部61(図11参照)より送出され
た同定用信号(B)とこの同定用信号(B)に基づき駆
動される制御対象となるモータの実速度(b)を表す。
【0032】また、図7(a)において、符号(C)は
通常処理信号発生部21より送出された速度指令に基づ
き演算したスライダ34の指令位置を表し、符号(c)
はこの速度指令(A)に基づき移動したスライダ34の
現在位置を表す。なお、符号(D)、(d)は図14
(b)の符号(D)、(d)と同様な従来の方法による
負荷同定のために同定用信号発生部61(図11参照)
より送出された同定用信号(B)に基づき演算した制御
対象の指令位置を表し、符号(d)はこの速度指令
(B)に基づき駆動された制御対象の現在位置を表す。
【0033】上述したように、指令速度のインクリメン
ト値が所定の速度Vnとなった時点(図7(b)に示す
ように時間tq)の指令位置とスライダ34の現在位置
との位置偏差Pn(図7(a)の丸内参照)に基づい
て、上述の数式(1)によりロボット30の負荷イナー
シャIの同定を行うので、図7(a)(b)より明らか
なように、従来においては負荷イナーシャの同定ができ
るまでにtp時間(図13参照)を要したのに比較して
q時間で同定できるようになるので、負荷イナーシャ
の同定の作業性が格段に向上する。
【0034】図6は、上述の図3のチューニング動作の
サブルーチンを示すフローチャートである。上述の図5
のステップ127にて負荷イナーシャを同定して、ステ
ップ128にて負荷イナーシャ同定の処理動作を終了す
ると、PID制御装置20の同定部28(図2参照)
は、図3のステップ130にて負荷イナーシャ同定に基
づいて、位置制御部25および速度制御部26の初期制
御パラメータの設定を行う。同定部28が初期制御パラ
メータの設定を行うと、PID制御装置20は図6のス
テップ140aにて、チューニング動作のサブルーチン
処理を開始し、設定された初期制御パラメータに基づい
てモータ31を駆動する。
【0035】PID制御装置20はステップ141にお
いて、エンコーダ40よりスライダ34の現在位置デー
タを取得する。ついで、ステップ142において、PI
D制御装置20は上述の図4のステップ113にて設定
されたスライダ34の位置データとステップ141にて
取得した現在位置データに基づいて、その差を算出す
る。ついで、PID制御装置20はステップ143にお
いて、ステップ141にて取得したスライダ34の現在
位置データよりスライダ34の実加速度を算出する。
【0036】ここで、スライダ34の実加速度はつぎの
ようにして算出する。即ち、ステップ141にて取得し
たスライダ34の今回の現在位置データと前回の現在位
置データとの差、即ち今回のスライダ34の実速度を算
出する。ついで、上記のようにして求めた今回のスライ
ダ34の実速度と前回のスライダ34の実速度との差、
即ちスライダ34の実加速度を算出する。このようにし
てスライダ34の実加速度を算出すると、つぎのステッ
プ144に進む。
【0037】ステップ144において、PID制御装置
20はステップ143にて算出したスライダ34の実加
速度と予め設定したスライダ34の加速度の異常判定し
きい値とを比較し、実加速度が異常判定しきい値より小
さければ「YES」と判定してステップ146に進み、
実加速度が異常判定しきい値より大きくて「NO」と判
定するとステップ145に進み、異常データカウンタの
動作を開始させて異常データカウンタのカウント値をイ
ンクリメントして、ステップ146に進む。
【0038】ステップ146において、PID制御装置
20はステップ143にて算出したスライダ34の実加
速度が0、即ち、スライダ34が停止したか否かの判定
を行う。スライダ34が停止していなくて実加速度が0
とならなければ、このステップ146にて「NO」と判
定して、ステップ141に戻り、上述のステップ141
からステップ146までの処理を繰り返す。ステップ1
41からステップ146までの処理を繰り返している内
に実加速度が0となると、このステップ146にて「Y
ES」と判定して、ステップ147にてチューニング動
作のサブルーチン処理を終了する。
【0039】上述のように、ステップ147にてチュー
ニング動作を終了すると、図3のステップ150に進
み、このステップ150において、PID制御装置20
は動作が正常であるか否かの判定を行う。
【0040】ここで、上述のステップ141にて取得し
たスライダ34の現在位置が図4のステップ113にて
設定された可動範囲を通過し、ステップ142にて算出
した設定位置データと現在位置データとの差が有り、ス
テップ146にて「YES」と判定された場合は、PI
D制御装置20はスライダ34はオーバーシュートして
いると判定して、ステップ150にて「NO」と判定す
る。また、上述のステップ142にて算出した差が予め
設定した値(インポジション)より大きくて、ステップ
146にて「YES」と判定された場合は、PID制御
装置20はスライダ34はインポジションに入っていな
いと判定して、ステップ150にて「NO」と判定す
る。さらに、上述のステップ145にて求めた異常デー
タカウンタのインクリメント値が予め設定した所定の値
(例えば3〜5)より大きい場合は、モータ31の動作
が不安定、即ち、モータ31は動作異常な状態であると
判定して、ステップ150にて「NO」と判定する。
【0041】このようにして、エンコーダ40が観測し
た現在位置に基づいてロボット30の実加速度をステッ
プ143にて算出し、ステップ143にて算出したロボ
ット30の実加速度が予め設定したしきい値より大きい
回数をステップ145にてカウントして、このカウント
値が予め設定した回数より大きくなると、ステップ15
0(図3参照)モータ31の動作異常と判定するように
しているので、即ち、モータ31の実加速度の異常度合
いからモータ31の動作異常を判定するようにしている
ので、内部的なデータ処理加工を伴うことなく、簡単に
モータ31の動作異常が判定できるようになる。
【0042】上述のようにして、ステップ150にて
「NO」と判定すると、PID制御装置20はステップ
160にて制御パラメータの設定回数が何回になったか
否かの判定を行う。ここで、制御パラメータの設定回数
が初めての場合はステップ180にて制御パラメータを
再設定し、ステップ140からステップ160までの処
理を繰り返す。この処理を繰り返しているうちに、ステ
ップ160にて「NO」と判定すると、即ち、制御パラ
メータの設定回数がn回(例えば3〜5回)になると、
ステップ160にて「YES」と判定し、ステップ17
0に進む。
【0043】ステップ140からステップ160までの
処理を繰り返しているうちに、正常に動作できるように
制御パラメータが設定できて、ステップ150にて「Y
ES」と判定すると、ステップ190にて制御パラメー
タのチューニング動作を終了する。
【0044】制御パラメータの設定回数がn回(例えば
3〜5回)になっても、正常に動作できるように制御パ
ラメータの設定ができない場合は、ステップ170に
て、PID制御装置20は外部入力装置10の図示しな
い表示部に警告表示のための信号を送出し、外部入力装
置10はこの信号に基づいて図8の表示例に示すような
表示を表示部にする。なお、表示部の大きさ等により、
図8に示すような表示ができない場合はエラー番号を表
示させ、ロボット30の使用マニュアルにこのエラー番
号に対応させたエラーメッセージを掲載するようにして
もよい。
【0045】図8の表示例において、例えば、スライダ
34の現在位置が図4のステップ113にて設定された
可動範囲を通過し、ステップ142にて算出した差が有
って、PID制御装置20がステップ150にてスライ
ダ34はオーバーシュートしていると判定した場合は、
外部入力装置10の表示部に「負荷部分に剛性が足りな
い」旨の表示をし、ロボット30の運転員に負荷部分に
剛性を持たせるように注意を促す。
【0046】また、ステップ142にて算出した差が予
め設定した値より大きくて、かつステップ146にて
「YES」と判定して、PID制御装置20がステップ
も150にてスライダ34はインポジションに入ってい
ないとステップ150にて判定した場合は、外部入力装
置10の表示部に「可動部の摺動抵抗が大きい」旨の表
示をし、ロボット30の運転員に可動部の摺動抵抗を小
さくするように注意を促す。
【0047】さらに、ステップ145にて求めた異常デ
ータカウンタのインクリメント値が予め設定した所定の
値(例えば3〜5)より大きくてモータ31の動作が不
安定であるとステップ150にて判定した場合は、外部
入力装置10の表示部に「伝達機構(カップリング3
2)の剛性が不足しているかまたは締め付けが弱い」旨
(なお、減速装置としてギアを使用する場合は、「バッ
ククラッシュが大きい」旨)の表示をし、ロボット30
の運転員に伝達機構(カップリング32)に剛性を持た
せるように注意を促すとともに、締め付けをきつくする
ように注意を促す。
【0048】このように、制御パラメータが自動調整で
きない場合に、自動調整時のデータ、即ち、ステップ1
42にて求めた設定位置データと現在位置データとの位
置偏差データ、ステップ143にて求めたロボット30
の実加速度データ、およびステップ145にて求めた異
常データカウンタのカウントデータに基づいて自動調整
できない原因をステップ170にて表示するようにして
いるので、ロボット30の運転員はどのような原因で制
御パラメータが自動調整できないかを知ることができ、
専門的な知識や経験を必要とすることなく、ロボット3
0に問題があるのかあるいはPID制御装置20に問題
があるのかを容易に把握することができるようになる。
【0049】また、ロボット30の運転員は自動調整で
きない原因の表示、即ち、「負荷部分に剛性が足りな
い」旨の表示、「可動部の摺動抵抗が大きい」旨の表
示、および「伝達機構(カップリング32)の剛性が不
足しているかまたは締め付けが弱い」旨(なお、減速装
置としてギアを使用する場合は、「バッククラッシュが
大きい」旨)の表示を見るだけで制御パラメータが自動
調整できない原因を知ることができるので、調整不能の
原因を把握する時間が必要でなくなり、この種の調整作
業が簡単、容易になる。
【0050】なお、上述の説明においては、本発明のP
ID制御装置を自動モードにより制御パラメータを調整
することについて説明したが、本発明のPID制御装置
はマニュアルモードにより制御パラメータを調整するこ
ともできる。以下に、マニュアルモードにより制御パラ
メータを調整する動作を説明する。
【0051】図9はマニュアルモードにより制御パラメ
ータを調整する動作をしめすフローチャートである。図
9のフローチャートにおいて、ロボット30の運転員が
外部入力装置10より制御パラメータ調整のマニュアル
モードを選択すると、PID制御装置20はステップ2
00にて、制御パラメータ調整のマニュアル動作を開始
する。すると、PID制御装置20はステップ202に
て、ロボット30の何軸の制御パラメータを調整したい
かを外部入力装置10の表示部に表示させる。
【0052】この表示に基づいて、ロボット30の運転
員が外部入力装置10より制御パラメータを調整したい
軸を選択して入力すると、PID制御装置20はステッ
プ204にて、ロボット30の運転員が選択した軸の制
御パラメータを上げたいか、下げたいかを外部入力装置
10の表示部に表示させる。この表示に基づいて、ロボ
ット30の運転員が外部入力装置10より制御パラメー
タを上げるか、下げるかを選択して入力すると、PID
制御装置20はステップ206にて、ロボット30の運
転員が選択した制御パラメータを上げるか、下げるかを
認識し、大きい割合で上げたいか下げたいか、および小
さい割合で上げたいか下げたいかを外部入力装置10の
表示部に表示させる。
【0053】この表示に基づいて、ロボット30の運転
員が外部入力装置10より大きい割合か小さい割合かを
選択して入力すると、PID制御装置20はステップ2
08にて、制御パラメータを大きい割合で上げたいか下
げたいか、もしくは小さい割合で上げたいか下げたいか
を認識する。ついで、ステップ210にて、PID制御
装置20はどのような制御条件により調整するか、即
ち、ロボット30の運転員が既に選択した各調整条件を
外部入力装置10の表示部に一覧により表示させ、運転
員に各調整条件を再確認させる。
【0054】すると、ロボット30の運転員が外部入力
装置10より、表示された制御条件に基づいて、制御パ
ラメータの調整を行うか否か選択して入力すると、PI
D制御装置20はステップ210にて、PID制御装置
20は制御パラメータの調整を行うか否か、即ち、制御
パラメータ調整の許可が出たか否かを外部入力装置10
より入力された信号に基づいて判定を行う。この判定に
おいて「NO」と判定した場合はステップ216にてこ
のマニュアル処理を終了する。この判定において「YE
S」と判定した場合は、ステップ214に進み、制御パ
ラメータの調整を所定のマニュアル調整のアルゴリズム
に従って行い、位置制御部25および速度制御部26の
パラメータを設定し、ステップ216にてこのマニュア
ル処理を終了する。
【0055】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて様々な形態で実施することができる。例えば、上述
の実施の形態においては、本発明のPID制御装置を搬
送用ロボットに適用する例について説明したが、搬送用
ロボットに限らず、PID制御装置を用いる各種の制御
系に適用できることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のPID制御装置を搬送用ロボットに
適用した一実施の形態の全体構成を示す概略図である。
【図2】 図1のPID制御装置の制御構成例を示す図
である。
【図3】 図2のPID制御装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】 図3の動作範囲チェックのサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図5】 図3の負荷イナーシャ同定のサブルーチンの
フローチャートである。
【図6】 図3のチューニング動作のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図7】 図2の制御対象の指令位置と現在位置および
制御対象の指令速度と実速度の関係を示す図であり、
(a)は制御対象の指令位置と現在位置との関係を示す
図であり、(b)は制御対象の指令速度と実速度との関
係を示す図である。
【図8】 エラー表示例を示す図である。
【図9】 本発明のPID制御装置のマニュアル動作を
示すフローチャートである。
【図10】 一般的なPID制御装置を用いた制御系を
示す図である。
【図11】 図10のPID制御装置の制御構成例を示
す図である。
【図12】 図11のPID制御装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図13】 図11の制御対象の指令位置と現在位置お
よび制御対象の指令速度と実速度の関係を示す図であ
り、(a)は制御対象の指令位置と現在位置との関係を
示す図であり、(b)は制御対象の指令速度と実速度と
の関係を示す図である。
【符号の説明】
10…外部入力装置、20…PID制御装置、21…通
常処理信号発生部(速度指令手段)、22…フィードフ
ォワード制御部(FF制御部)、23…切替部、24…
積分要素、25…位置制御部(速度制御手段)、26…
速度制御部(速度制御手段)、27…微分要素、28…
同定部、29a、29b…加算器、30…搬送用ロボッ
ト(制御対象)、40…エンコーダ(観測手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 3/12 305 G05D 3/12 305V

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御パラメータを自動調整する機能を備
    えたPID制御装置であって、 前記制御パラメータが自動調整できない場合に、自動調
    整時のデータに基づいて自動調整できない原因を表示部
    に表示させるようにしたことを特徴とするPID制御装
    置。
  2. 【請求項2】 制御パラメータを自動調整する機能を備
    えたPID制御装置であって、 制御対象の現在位置を観測する観測手段と、 予め設定した位置データと前記観測手段が観測した現在
    位置データとに基づいてその位置偏差を算出する位置偏
    差算出手段と、 前記観測手段が観測した現在位置データに基づいて制御
    対象の実加速度を算出する加速度算出手段と、 前記位置偏差算出手段が算出した位置偏差および前記加
    速度算出手段が算出した実加速度に基づいて前記制御対
    象の動作が正常か否かを判定する動作判定手段とを備
    え、 前記動作判定手段が前記制御対象の動作は正常ではない
    と判定した場合に前記制御パラメータを予め設定した所
    定の回数だけ再設定するとともに、所定の回数だけ再設
    定しても前記制御対象の動作が正常にならない場合に正
    常にならない原因を外部入力装置の表示部に表示させる
    ようにしたことを特徴とするPID制御装置。
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