JPH06300870A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH06300870A
JPH06300870A JP5113824A JP11382493A JPH06300870A JP H06300870 A JPH06300870 A JP H06300870A JP 5113824 A JP5113824 A JP 5113824A JP 11382493 A JP11382493 A JP 11382493A JP H06300870 A JPH06300870 A JP H06300870A
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JP
Japan
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display
liquid crystal
film liquid
crystal member
circuit board
Prior art date
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Pending
Application number
JP5113824A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Sakurazawa
正 桜沢
Hiroyuki Abe
博之 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示領域を広くした表示を行う。 【構成】 フィルム液晶部材20の接続部21aと回路
基板11とを接触させて電気的に接続する。接続部21
aを屈曲させてフィルム液晶部材20を機器ケース1の
表示用開口部2に臨ませる。電気的接続用の部材が表示
領域にないため、広い表示が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルム液晶部材を用い
た表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子時計、電気計算機、電子手帳などの
電子機器では、フィルム液晶部材を表示装置として用い
ることにより薄型化がなされている。このような表示装
置は機器ケース内に回路基板を設けると共に、フィルム
液晶部材と回路基板との間にインターコネクタを配置し
ている。これにより回路基板が表示用信号を出力すると
インターコネクタからフィルム液晶部材に送出されてフ
ィルム液晶部材が情報を可視表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示装置ではフ
ィルム液晶部材と回路基板との電気的接続を行うための
インターコネクタが必要であり、部品点数が多く、構造
が複雑になっていた。また、インターコネクタは回路基
板の接続電極とフィルム液晶部材の接続端子とに正確に
接触する必要があるため、その組み立てが面倒ともなっ
ていた。さらに、インターコネクタを配置する必要上、
フィルム液晶部材の表示領域がその分狭くなり、表示領
域を広くすることに制限が課せられていた。
【0004】本発明は上記事情を考慮してなされもので
あり、インターコネクタを不必要として、構造を簡単化
すると共に組み立てを容易とし、さらにはフィルム液晶
部材の表示領域を広くすることが可能な表示装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の表示装置は、表示用開口部を有した機器ケース
と、所定の情報を表示するため機器ケース内に配置され
るフィルム液晶部材とを備え、このフィルム液晶部材の
非表示領域を屈曲することにより表示領域が機器ケース
の表示用開口部に臨んでいることを特徴とする。
【0006】また、本発明の表示装置は、表示用開口部
を有した機器ケースと、所定の情報を表示するため機器
ケース内に配置されるフィルム液晶部材と、このフィル
ム液晶部材に表示用信号を出力する回路基板と、前記フ
ィルム液晶部材の接続端子と回路基板の接続電極とを接
触させて電気的に接続する接続部材とを備え、前記フィ
ルム液晶部材の非表示領域を屈曲することにより表示領
域が機器ケースの表示用開口部に臨んでいることをも特
徴とする。
【0007】
【実施例1】図1ないし図4は本発明を腕時計に適用し
た一実施例を示す。図1に示すように機器(時計)ケー
ス1の上面に表示用開口部2が形成され、この表示用開
口部2に時計ガラス3が嵌め込み固定されている。この
機器ケース1の内部には、図2および図3で示す時計モ
ジュール4が挿入されている。機器ケース1内への時計
モジュール4の取り付けは、枠部材5を用いて行われ
る。枠部材5は表示用開口部2の外周部分に位置するリ
ング状の押さえ片5aと、押さえ片5aの外側に一体的
に形成されており、表示用開口部2内に延びる機器ケー
ス1の段部1bに下面から当接するフランジ部5bと、
フランジ部5bから部分的に下方に延びる脚部5cとを
備えている。
【0008】時計モジュール4は図4に示すように、そ
のハウジング6の外周部分が枠部材5に形成されたフッ
ク部5dに係合することにより、枠部材5と一体とな
り、この状態で機器ケース1の裏側から挿入される。そ
して機器ケース1の裏側に裏蓋7を装着することによ
り、機器ケース1の段部1bと裏蓋7とによって枠部材
5が挟まれ、これにより時計モジュール4が機器ケース
1内にセットされる(図1参照)。図1において、8は
裏蓋7の上面に接着等により固定された圧電素子であ
り、アラーム告知を行う。
【0009】図2および図3は時計モジュール4を示
し、ハウジング6に取り付けられたアナログムーブメン
ト10と、ハウジング6の下面に設けられた回路基板1
1と、所定の情報を可視表示するフィルム液晶部材20
とを備えている。アナログムーブメント10は上面に指
針軸12が取り付けられており、この指針軸12に時
針、分針、秒針からなる指針(図示省略)が取り付けら
れ、時刻を指針で表示する。このアナログムーブメント
10および回路基板11は地板などの取付板13をハウ
ジング6に係合させることによりハウジング6に組み付
けられる。
【0010】回路基板11は電子時計全体の作動を制御
すると共に、フィルム液晶部材20に表示用信号を出力
する。一方、フィルム液晶部材20は液晶材が充填され
た一対のフレキシブル基板21,22と、フレキシブル
基板22側の偏光板23と、フレキシブル基板21側の
偏光板24および反射板25とが積層されて構成され
る。この場合、一方のフレキシブル基板21には他方の
フレキシブル基板22よりもハウジング6方向に延びる
接続部21aが形成されている。この接続部21aは情
報の非表示領域となっており、そのハウジング6側の裏
面に接続端子(図示省略)が形成されている。そして、
この接続端子が形成された接続部21aの端部が回路基
板11の上面に接触している。これに対して回路基板1
1の上面には接続端子と対応した接続電極が形成されて
おり、接続端子と接続電極との接触により回路基板11
とフィルム液晶部材20とが電気的に接続されて、表示
用信号が回路基板11からフィルム液晶部材20に直接
に出力される。このような構造では、回路基板11とフ
ィルム液晶部材20とが直接に接続されるため、部品点
数の少ない簡単な接続構造となり、組み立てが容易なっ
ている。図3において、15は回路基板11とフィルム
液晶部材20との電気的接続を確実に行うため、これら
の接続電極と接続端子との接触部位を弾性的に押圧する
弾性部材である。16はハウジング6から垂下して回路
基板11およびフィルム液晶部材20を貫通することに
より、これらの位置決めを行う位置決めピンである。
【0011】時計モジュール4へのフィルム液晶部材2
0の取り付けにおいては、その表示面が下側に位置する
ように行われる。この取り付けの後、接続部21aを屈
曲させて、フィルム液晶部材20をハウジング6および
アナログムーブメント10上に位置させることにより、
表示面を上向きとする。図2および図3において、26
はフィルム液晶部材20に形成された貫通孔であり、ア
ナログムーブメント10の指針軸12が差し込まれる。
図1はこのようにフィルム液晶部材20を反転し、貫通
孔26に指針軸12を差し込んだ状態を示し、表示面が
上向きとなって、その表示領域が機器ケース1の表示用
開口部2に臨んでいる。これによりフィルム液晶部材2
0が表示する情報を時計ガラス3を介して視認すること
ができる。このような本実施例では、フィルム液晶部材
20の表示領域を広くすることができるため、情報の視
認を確実に行うことができると共に、数多くの情報の表
示が可能となる。
【0012】図5ないし図7は本発明の別の実施例を示
し、前記実施例と同一の要素は同一の符号を付して対応
させてある。この実施例ではフィルム液晶部材30が図
5および図6で示すように、第1の表示部31と第2の
表示部32とから構成されている。第1の表示部31は
略矩形状となっており、その中央部分にはアナログムー
ブメント10の指針軸12が差し込まれる貫通孔33が
形成されている。この第1の表示部31は表示面が上向
きとなっている。第2の表示部32は第1の表示部31
を両側から挟むように二又状の横長形状に形成されてお
り、図5においては、その表示面が下向きとなってい
る。この第2の表示部32は、非表示領域である接続部
32aを介して、第1の表示部31と連結されており、
接続部32aを屈曲させることにより、図6に示すよう
に第1の表示部31を挟んだ状態となる。この状態で
は、第2の表示部32の表示面が上向きとなる。かかる
フィルム液晶部材30は図6に示す状態で機器ケース1
内にセットされる。
【0013】図7はこのセット状態を示し、第1の表示
部31が下方に、第2の表示部32が上方に位置し、各
表示部31,32がそれぞれ情報を表示する。同図にお
いて、40は抑え部材である。この抑え部材40は図5
および図6に示すように、第1の表示部31の左右の端
部に設けられており、第1の表示部31の左右の端部を
ハウジング6に抑え付けて、その浮き上がりを防止す
る。これにより第1の表示部31の表示内容を明確に視
認することができる。なお、本実施例では図7に示すよ
うに、第1の表示部31と回路基板との間にインターコ
ネクタ41が設けられて、これらの電気的な接続がなさ
れている。42は電池である。このような本実施例にお
いては、第1の表示部31と反転した第2の表示部32
とによって情報を表示するため、表示領域が広くなると
共に、数多くの表示が可能となる。また、第2の表示部
32が表示用開口部2に設けられた時計ガラス3に接近
した位置となり、第1の表示部31が第2の表示部32
の下方位置となって高低が生じるため、立体的な表示が
できるメリットがある。
【0014】本発明は上記実施例に限定されることなく
種々変更の可能である。例えば、上記実施例では電子時
計への適用を示したが、これに限らず、電子手帳、電子
計算機、通信機その他の電子機器に対して、同様に適用
することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のとおり本発明は、フィルム液晶部
材を屈曲させて、その表示面を機器ケースの表示用開口
部に臨ませるため、表示領域を広くすることができ、数
多くの情報の表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図。
【図2】時計モジュールの平面図。
【図3】時計モジュールの断面図。
【図4】固定構造を示す部分断面図。
【図5】本発明の別の実施例のフィルム液晶部材の平面
図。
【図6】フィルム液晶部材を屈曲させた平面図。
【図7】別の実施例の断面図。
【符号の説明】
1 機器ケース 2 表示用開口部 4 表示モジュール 11 回路基板 20 フィルム液晶部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示用開口部を有した機器ケースと、所
    定の情報を表示するため機器ケース内に配置されるフィ
    ルム液晶部材とを備え、このフィルム液晶部材の非表示
    領域を屈曲することにより表示領域が機器ケースの表示
    用開口部に臨んでいることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 表示用開口部を有した機器ケースと、所
    定の情報を表示するため機器ケース内に配置されるフィ
    ルム液晶部材と、このフィルム液晶部材に表示用信号を
    出力する回路基板と、前記フィルム液晶部材の接続端子
    と回路基板の接続電極とを接触させて電気的に接続する
    接続部材とを備え、前記フィルム液晶部材の非表示領域
    を屈曲することにより表示領域が機器ケースの表示用開
    口部に臨んでいることを特徴とする表示装置。
JP5113824A 1993-04-16 1993-04-16 表示装置 Pending JPH06300870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113824A JPH06300870A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113824A JPH06300870A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 表示装置

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JPH06300870A true JPH06300870A (ja) 1994-10-28

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ID=14621970

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5113824A Pending JPH06300870A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 表示装置

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