JP2001175193A - 表示装置およびそれを用いた電子機器 - Google Patents

表示装置およびそれを用いた電子機器

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JP2001175193A
JP2001175193A JP35795399A JP35795399A JP2001175193A JP 2001175193 A JP2001175193 A JP 2001175193A JP 35795399 A JP35795399 A JP 35795399A JP 35795399 A JP35795399 A JP 35795399A JP 2001175193 A JP2001175193 A JP 2001175193A
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Toshihiro Imamizo
敏弘 今溝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示パネルと回路基板とをラバーコネクタに
よって接続した構造を持ち、しかも接触不良や端子間の
短絡が起きにくい表示装置を提供する。 【解決手段】 表示パネル14と、表示パネル14に信
号を供給する回路基板70と、それらを電気的に接続す
るラバーコネクタ50と、表示パネル14に向けて光を
放射する導光板60とを備える表示装置10である。ラ
バーコネクタ50は、表示パネル14と回路基板70と
の間で圧迫状態とされて、表示パネル14の端子部37
と回路基板70の端子部72の対応する端子同士を電気
的に接続する。導光板60は、表示パネル14と回路基
板70との間に配置され、その周縁にラバーコネクタ5
0を保持する開口部62を有する。開口部62には内側
面に複数の突起が形成されており、それら突起によって
ラバーコネクタ50が押圧される。ラバーコネクタ50
は、弾性体と、弾性体に接着された金属ワイヤとを備
え、突起は金属ワイヤが接着されてない面に当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置およびそ
れを用いた電子機器に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】表示パ
ネル例えば液晶パネルと、その駆動信号などを発生する
回路を含む回路基板との間の電気接続は、それぞれの端
子部に半田付けやコネクタによって配線基板またはケー
ブルを接続して行われていた。しかしながら、半田付け
による接続はそのための製造工数が大きい点や、また、
いずれかの部品に不良が発生した場合には取り外しが容
易ではないため、接続された液晶パネルと回路基板の全
体を廃棄することになり無駄が生じる点などの問題があ
った。一方、配線基板やケーブルをコネクタによって表
示パネルや回路基板に接続するためには、コネクタを必
要とすることに伴って部品点数が増加する点、そしてコ
ネクタの取付けおよび接続のための工数増加が起きてし
まう点などの問題があった。
【0003】そこで、そのような工数や部品点数の増
加、および不良発生時における無駄の発生を抑えるため
に、いわゆるラバーコネクタを用いて、表示パネルと、
その駆動信号などを発生する回路を含む回路基板との間
の電気接続を行うことが一般化してきている。ラバーコ
ネクタによる接続においては、表示パネルと、その駆動
信号などを発生する回路が形成された回路基板とのそれ
ぞれに形成された端子部の対応する端子同士が、表示パ
ネルおよび回路基板のそれぞれの端子部に圧接されたラ
バーコネクタによって電気的に接続される。
【0004】しかしながら、ラバーコネクタによる接続
においては、表示パネルの端子部と、回路基板の端子部
との間に圧接された際に、ラバーコネクタが挫屈や歪み
を起こし、それによって接触不良や、隣接する端子間の
短絡が発生することがある。
【0005】本発明は、上記のような点に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、表示パネルと回路基板と
をラバーコネクタによって接続した構造を持ち、しかも
接触不良や端子間の短絡が起きにくい表示装置およびそ
れを用いた電子機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明に係る表
示装置は、複数の端子が一辺に沿って形成された第1端
子部を備え、前記第1端子部を介して信号が入力される
表示パネルと、複数の端子が形成された第2端子部を備
え、前記第2端子部を介して前記表示パネルに対する信
号を出力する回路基板と、前記表示パネルと前記回路基
板との間で所定位置において圧迫状態とされて、前記第
1端子部と前記第2端子部の対応する端子同士を電気的
に接続するラバーコネクタと、前記表示パネルと前記回
路基板との間に配置され、前記表示パネルに向けて光を
放射する導光板と、を有する表示装置であって、前記導
光板は、その周縁に前記ラバーコネクタを保持する開口
部を有することを特徴とする。
【0007】本発明によれば、ラバーコネクタが導光板
に形成された開口部に保持された状態で、表示パネルと
回路基板との間で圧迫状態とされるため、ラバーコネク
タが圧迫によって挫屈したり、歪みを起こしたりする可
能性が低下する。したがって、表示パネルと回路基板と
をラバーコネクタによって接続した構造を備え、しかも
接触不良や端子間の短絡が起きにくい表示装置が得られ
る。
【0008】また、ラバーコネクタが導光板の開口部に
保持されるため、表示パネルおよび回路基板のそれぞれ
と導光板とを所定の位置関係にすることによって、ラバ
ーコネクタを表示パネルおよび回路基板のそれぞれと所
定の位置関係にすることができる。
【0009】(2) 本発明に係る表示装置は、前記開
口部には、その内側面に複数の突起が形成されており、
前記ラバーコネクタは、前記突起によって押圧されるこ
とを特徴とする。
【0010】本発明によれば、開口部の内側に設けられ
た複数の突起によって押圧された状態で、ラバーコネク
タが開口部に保持される。したがって、開口部において
突起以外の内側面とラバーコネクタとの間の押圧力を、
それほど大きくすることなくラバーコネクタを開口部に
よって確実に保持することができる。また、突起以外の
内側面とラバーコネクタとの間の押圧力が比較的小さい
ため、ラバーコネクタを容易に開口部内に保持させるこ
とができる。
【0011】(3) 本発明に係る表示装置は、(2)
において、前記ラバーコネクタが、ほぼ直方体形状の弾
性体と、前記弾性体の長手方向にほぼ平行な4面のうち
の3面上に長さ方向が前記長手方向とほぼ直交する状態
で所定の相互間隔をもって配置された多数の金属ワイヤ
と、を備え、前記4面のうち前記金属ワイヤが接着され
てない1面が前記突起に当接するように配置されて、前
記開口部に保持されていることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、開口部に設けられた突起
が、ラバーコネクタにおいて金属ワイヤが配置されてい
ない面に当接する。したがって、突起は、ラバーコネク
タにおいて金属ワイヤが配置されている面より弾性変形
しやすい面に当接して、その面に食い込む。それによっ
て、ラバーコネクタが導光板の開口部で確実に保持され
ることになる。
【0013】(4) 本発明に係る表示装置は、前記表
示パネルの前面側に当接し、前記表示パネルおよび前記
導光板を保持した状態で前記回路基板に係合して、前記
ラバーコネクタを前記表示パネルと前記回路基板との間
で圧迫された状態に保つ、固定枠を備えることを特徴と
する。
【0014】本発明によれば、固定枠によって、表示パ
ネルと回路基板との間でラバーコネクタを適切な圧迫状
態に保つことができる。
【0015】また、表示パネル、導光板、および回路基
板を、固定枠によって所定の位置関係に保つことも可能
となる。
【0016】(5) 本発明に係る電子機器は、前記い
ずれかに記載の表示装置を表示手段として有することを
特徴とする。
【0017】本発明によれば、前述した作用効果を有す
る表示装置を表示手段として備える電子機器が得られ
る。また、回路基板が電子機器の回路も含むように形成
すれば、高い信頼性で電気的に接続された表示手段を備
え、短い工数で組み立て可能な電子機器が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明す
る。
【0019】1.1 表示装置 図1は、本実施形態の表示装置としての液晶表示装置1
0を、図面中央付近の視点から見た分解斜視図である。
この図に示すように、液晶表示装置10は、表示パネル
としての液晶パネル14、導光板60、回路基板70、
ラバーコネクタ50、および、固定枠80を含んで構成
されている。液晶パネル14と回路基板70はラバーコ
ネクタ50によって電気的に接続されている。
【0020】液晶パネルは、固定枠80と導光板60と
の間に配置され、その一辺に沿って複数の端子が形成さ
れた端子部37(第1端子部)を備えている。端子部3
7にはラバーコネクタ50が圧接され、ラバーコネクタ
50を介して回路基板70からの信号が入力される。
【0021】図2は、液晶パネル14および導光板60
を示す模式的な断面図である。この図に示すように、液
晶パネル14は、ストライプ状の表示用電極22が片面
に形成された表示面側の液晶パネル基板20と、やはり
ストライプ状の表示用電極32が片面に形成された液晶
パネル基板30とが、ギャップ材(図示せず)などによ
って所定間隔離され、液晶パネル基板20の表示用電極
22と液晶パネル基板30の表示用電極32とが格子状
に対向する単純マトリックス型の液晶パネル14となっ
ている。これら一対の液晶パネル基板20,30の間に
はSTN型の液晶40が充填され、それら液晶パネル基
板20,30の対向する周縁がシール材44によって封
止されている。また、一対の液晶パネル基板20,30
の外側には偏光板16,17が配置されている。
【0022】なお、図2においては、一対の液晶パネル
基板20,30の間を広く離して描いてあるが、これは
図示を明確化するためであり、実際には一対の液晶パネ
ル基板20,30は、数μmないし十数μmの狭いギャ
ップを隔てて対向している。
【0023】また、偏光板16が液晶パネル基板20か
ら離して描かれ、偏光板17が液晶パネル基板20から
離して描かれているが、実際には、偏光板16,17は
対応する液晶パネル基板20,30にほぼ接する状体と
なっている。さらに、ストライプ状の透明電極22およ
び表示用電極32は、数本しか描かれていないが、実際
にはマトリックス表示の分解能に対応して、それぞれ多
数のストライプ状電極として設けられている。そして、
前述した複数の端子を備える端子部37は、液晶パネル
基板30の張り出し領域36すなわち液晶パネル基板2
0に対向しない領域に設けられている。なお、端子部3
7において複数の端子は、0.5〜1.5mm程度のピ
ッチで配置されている。端子部37の各端子は、例え
ば、表示用電極32と一体となったITO(Indium Tin
Oxide)膜として形成されている。
【0024】また、表示面側の液晶パネル基板20は、
図2に模式的に示すように、基板21上にカラーフィル
タ24が設けられており、カラーフィルタ24の表面は
平坦化膜(top coat)26で覆われている。平坦化膜2
6の表面には、前述したストライプ状の透明電極22が
設けられている。
【0025】導光板60は、液晶パネル14と回路基板
70との間に配置されている。導光板60は、その側面
に設けられた凹部66に配置された発光ダイオード58
からの光を液晶パネル14に向けて放射する。図3
(A)および(B)は、導光板の平面図および側面図で
ある。また、図4は導光板60の斜視図である。これら
の図に示すように、導光板60は、その周縁にラバーコ
ネクタを保持するための開口部62を備えている。図5
は、図3(A)に描いた円D内の領域、すなわち開口部
62付近を拡大して示す平面図である。さらに、図6
は、図5に示した線S−Sに沿った位置における断面図
である。これらの図から明確なように、開口部62に
は、その内側面に2つの突起が形成されている。また、
導光板60には、液晶パネル14の端面に当接して位置
決めする複数の位置決め部67が設けられている。さら
に、導光板60の背面側には、図3(B)に示すよう
に、複数の突出部(ボス)68が設けられている。
【0026】回路基板70は、液晶表示パネル14およ
び導光板60の背面側に配置され、複数の端子が形成さ
れた端子部72(第2端子部)を備えている。端子部7
2にはラバーコネクタ50が圧接されて電気的に接続さ
れ、ラバーコネクタ50を介して表示パネル14に対す
る信号が出力される。回路基板70には、例えば、液晶
パネル14を駆動する駆動回路や、画像信号発生回路な
どが形成されている。
【0027】なお、端子部72において複数の端子は、
0.5〜1.5mm程度のピッチで配置されている。
【0028】図7(A)、(B)、(C)、および
(D)は、それぞれラバーコネクタ50の斜視図、正面
図、右側面図、および底面図である。ラバーコネクタ5
0は、ほぼ直方体形状の弾性体52(例えばシリコンゴ
ムから形成される)の表面に並行する多数の金属ワイヤ
56(例えば金ワイヤ)が接着されて形成されている。
それぞれの金属ワイヤ56は、弾性体52の長手方向に
ほぼ平行な4面のうちの3面に、弾性体52の長手方向
とほぼ直交して接着されている。また、金属ワイヤ56
は多数が所定間隔をもって接着されており、それぞれの
金属ワイヤ56は他の金属ワイヤ56とは接触しない状
体となっている。なお、多数の金属ワイヤ56は、例え
ば50〜100μmピッチ程度で並行して配置されてい
る。したがって、各金属ワイヤ56は、ラバーコネクタ
50の上面54における端子などへの接触によって得ら
れた電気信号をラバーコネクタ50の下面55まで伝達
し、ラバーコネクタ50の下面55において接触してい
る他の端子などへ伝えることができる。すなわち、ラバ
ーコネクタ50を用いた接続において、押圧力が加えら
れる上面54および下面55は、電気的に接続するため
の接触面とされ、金属ワイヤ56が端子などに接触して
電気接続が得られる。
【0029】このラバーコネクタ50は、導光板60の
開口部62に上面54および下面55が突出する状態で
保持されることによって、液晶パネル14と回路基板7
0との間で所定位置において圧迫状態とされて、液晶パ
ネル14の端子部37と回路基板70の端子部72との
対応する端子同士を電気的に接続する。このように、ラ
バーコネクタ50は、導光板60に形成された開口部6
2に保持された状態で、表示パネル14と回路基板70
との間で圧迫状態とされるため、圧迫によって挫屈した
り、歪みを起こしたりする可能性が低下する。したがっ
て、表示パネル14と回路基板70とのラバーコネクタ
による接続において、接触不良や隣接する端子間の短絡
が起きにくい。また、ラバーコネクタ50が導光板60
の開口部62に保持されるため、液晶パネル14および
回路基板70のそれぞれと導光板60とを所定の位置関
係にすることによって、ラバーコネクタ50を表示パネ
ル14および回路基板70のそれぞれと所定の位置関係
にすることができる。
【0030】なお、前述した数値から明らかなように、
ラバーコネクタ50における複数の金属ワイヤ56のピ
ッチは、液晶パネル14に設けられ端子部37における
複数の端子のピッチ、および、回路基板70に設けられ
た端子部72における複数の端子のピッチより遙かに小
さい。したがって、ラバーコネクタ50の長手方向(金
属ワイヤはその長手方向とほぼ直交して配置されてい
る)と、液晶表示パネル14に設けられた端子部37に
おける複数の端子の配列方向、および、回路基板70に
設けられた端子部72における複数の端子の配列方向と
がほぼ平行となっていれば、液晶パネル14に設けられ
た端子部37の各端子間に、ラバーコネクタ50の金属
ワイヤ間の領域すなわち非導電領域が必ず配置されるこ
とになり、端子部37の端子同士または端子部72の端
子同士がショートすることはない。
【0031】また、ラバーコネクタ50は、導光板60
の開口部62内側に設けられた、前述した複数の突起6
3によって押圧された状態で、導光板60の開口部62
に保持される。したがって、開口部62において突起6
3を除く内側面とラバーコネクタ50との間の押圧力
を、それほど大きくすることなくラバーコネクタ50を
確実に保持することができる。また、突起63を除く開
口部62の内側面とラバーコネクタ50との間の押圧力
を比較的小さくすることができるため、ラバーコネクタ
50を容易に開口部62内に挿入することができる。
【0032】さらに、ラバーコネクタ50が開口部62
に保持される場合には、ラバーコネクタ50の弾性体5
2の長手方向にほぼ平行な4面のうち金属ワイヤ56が
接着されてない面53が、導光板60の開口部62に形
成されている突起63に当接するように配置される。し
たがって、金属ワイヤ56が接着されていないためラバ
ーコネクタ50において弾性変形しやすい面53に、突
起63が食い込み、ラバーコネクタ50が導光板60の
開口部62で確実に保持される。
【0033】固定枠80は、図1に示すように、枠部8
1と、枠部81から延設され折り曲げ形成された側部8
2と、側部82の一部がさらに延在形成された延在部8
3と、延在部83に設けられた係合部84を備えてい
る。枠部81が表示パネル14の前面側に当接し、側部
82が液晶パネル14の端面および導光板60の端面に
当接することによって、固定枠80は、表示パネル14
および導光板60を保持した状態とする。その状態で、
延在部83が回路基板70の端面に設けられた凹部75
に当接し、延在部83に形成された係合部84が回路基
板70にその背面側から係合する。また、導光板60の
背面側に設けられている複数の突出部68は、回路基板
70に設けられている複数のボス穴76と嵌合する。こ
のようにして、固定枠80、表示パネル14、導光板6
0、および回路基板70の一体性が保たれ、表示パネ
ル、導光板、および回路基板が所定の位置関係に保たれ
る。また、導光板60の開口部62に保持されたラバー
コネクタ50が、液晶パネル14の端子部37と回路基
板70の端子部72との間で圧迫された状態とされる。
【0034】1.2 表示装置を備えた電子機器 図8(A)、(B)、および(C)は、本実施形態の表
示装置である液晶表示装置10を表示部として用いた電
子機器の例を示す外観図である。図8(A)は、携帯電
話機88であり、その前面上方に液晶表示装置10を備
えている。図8(B)は、腕時計92であり、本体の前
面中央に液晶表示装置10を用いた表示部が設けられて
いる。図8(C)は、携帯情報機器96であり、液晶表
示装置10からなる表示部と入力部98とを備えてい
る。これらの電子機器は、液晶表示装置10の他に、図
示しないが、表示情報出力源、表示情報処理回路、クロ
ック発生回路などの様々な回路や、それらの回路に電力
を供給する電源回路などからなる表示信号生成部を含ん
で構成される。表示部には、例えば携帯情報機器96の
場合にあっては入力部98から入力された情報等に基づ
き表示信号生成部によって生成された表示信号が供給さ
れることによって表示画像が形成される。
【0035】なお、本実施形態の液晶表示装置10が組
み込まれる電子機器としては、携帯電話機、腕時計、お
よび携帯情報機器に限らず、ノート型パソコン、電子手
帳、ページャ、電卓、POS端末、ICカード、ミニデ
ィスクプレーヤなど様々な電子機器が考えられる。
【0036】2. <変形例> ここで、前述した実施形態に適用可能な変形例について
説明する。下記の各変形例においては前述した各実施形
態と異なる点のみ記載して説明する。
【0037】2.1 前述した各実施形態においては、
液晶パネルとして、パネル自体にスイッチング素子を用
いない単純マトリクス駆動でSTN液晶を用いた液晶パ
ネルを示した。しかしながら、端子部にデジタル信号と
アナログ信号が供給されるのであれば、液晶パネルとし
ては、これに限らず、駆動方式で言えば、スタティック
駆動型の液晶パネル、また、三端子型スイッチング素子
例えばTFT(Thin Film Transistor)あるいは二端子
型スイッチング素子例えばTFD(Thin FilmDiode)や
MIM(Metal-Insulator-Metal)を用いたアクティブ
マトリックス型の液晶パネル、電気光学特性で言えば、
TN型、STN型、ゲストホスト型、相転移型、強誘電
型など、種々のタイプの液晶パネルを用いることができ
る。
【0038】2.2 表示装置は、周縁に端子部を備え
る平面型のものであれば、液晶表示装置に限らず、CR
Tディスプレイ、プラズマディスプレイ、FED(Field
Emission Display)等であってもよい。なお、自発光型
の表示装置を用いる場合は、導光板は、導光板としてで
はなく液晶パネルを背面側から保持する保持部材として
形成される。
【0039】2.3 表示装置を表示部として備える電
子機器は、表示部が電子機器の本体とは必ずしも別体と
して形成されてなくともよい。例えば、表示部の回路基
板上に電子機器の回路が搭載されて形成されてもよい。
このように回路基板が電子機器の回路も含むように形成
すれば、高い信頼性で電気的に接続された表示部を備
え、短い工数で組み立て可能な電子機器が得られる。
【0040】2.4 本発明は前述した各実施形態に限
定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内または特
許請求の範囲の均等範囲内で各種の変形実施が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の表示装置としての液晶表示装置を示
す分解斜視図である。
【図2】実施形態の液晶パネルおよび導光板を示す模式
的な断面図である。
【図3】(A)および(B)は、それぞれ、実施形態に
係る導光板の平面図および側面図である。
【図4】実施形態に係る導光板の斜視図である。
【図5】図3(A)に描いた円D内の領域を拡大して示
す平面図である。
【図6】図5に示した線S−Sに沿った位置における断
面図である。
【図7】(A)、(B)、(C)、および(D)は、そ
れぞれ、実施形態に係るラバーコネクタの斜視図、正面
図、右側面図、および底面図である。
【図8】(A)、(B)、および(C)は、実施形態の
液晶表示装置を表示部として用いた電子機器の例を示す
外観図である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置(表示装置) 14 液晶パネル(表示パネル) 37 端子部(第1端子部) 50 ラバーコネクタ 52 弾性体 56 金属ワイヤ 60 導光板 62 開口部 64 突起 70 回路基板 72 端子部(第2端子部) 80 固定枠 88 携帯電話機(電子機器) 92 腕時計(電子機器) 96 携帯情報機器(電子機器)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端子が一辺に沿って形成された第
    1端子部を備え、前記第1端子部を介して信号が入力さ
    れる表示パネルと、 複数の端子が形成された第2端子部を備え、前記第2端
    子部を介して前記表示パネルに対する信号を出力する回
    路基板と、 前記表示パネルと前記回路基板との間で所定位置におい
    て圧迫状態とされて、前記第1端子部と前記第2端子部
    の対応する端子同士を電気的に接続するラバーコネクタ
    と、 前記表示パネルと前記回路基板との間に配置され、前記
    表示パネルに向けて光を放射する導光板と、 を有する表示装置であって、 前記導光板は、その周縁に前記ラバーコネクタを保持す
    る開口部を有することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記開口部には、その内側面に複数の突起が形成されて
    おり、 前記ラバーコネクタは、前記突起によって押圧されるこ
    とを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記ラバーコネクタは、 ほぼ直方体形状の弾性体と、前記弾性体の長手方向にほ
    ぼ平行な4面のうちの3面上に長さ方向が前記長手方向
    とほぼ直交する状態で所定の相互間隔をもって配置され
    た多数の金属ワイヤと、を備え、 前記4面のうち前記金属ワイヤが接着されてない1面が
    前記突起に当接するように配置されて、前記開口部に保
    持されていることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかにお
    いて、 前記表示パネルの前面側に当接し、前記表示パネルおよ
    び前記導光板を保持した状態で前記回路基板に係合し
    て、前記ラバーコネクタを前記表示パネルと前記回路基
    板との間で圧迫された状態に保つ、固定枠を備えること
    を特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の表示装置を表示手段として有することを特徴とする
    電子機器。
JP35795399A 1999-12-16 1999-12-16 表示装置およびそれを用いた電子機器 Withdrawn JP2001175193A (ja)

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JP2017060005A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 アイホン株式会社 インターホン機器

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