JPH0629972B2 - 塗布による電子写真感光体の製造方法 - Google Patents

塗布による電子写真感光体の製造方法

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JPH0629972B2
JPH0629972B2 JP59139155A JP13915584A JPH0629972B2 JP H0629972 B2 JPH0629972 B2 JP H0629972B2 JP 59139155 A JP59139155 A JP 59139155A JP 13915584 A JP13915584 A JP 13915584A JP H0629972 B2 JPH0629972 B2 JP H0629972B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/05Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
    • G03G5/0525Coating methods

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は塗布による電子写真感光体の製造方法に関す
る。
従来の技術 被塗布物の表面に塗料を塗布するには、浸漬塗布方法が
適しており、被塗布物の内部に塗料を浸入させないよう
にするには、特公昭57−34026号公報に記載されてい
るように、漏洩防止手段を有する支持部材に被塗布物を
取り付けて塗布する装置を用いるのが良い。その装置の
概要を第7図〜第10図に示す。第7図は初期状態で、
1は塗布槽、2は支持部材、3は塗料、4は漏洩防止手
段であるリング状のシールである。第8図は円筒状の被
塗布物5を取り付けた状態、第9図は被塗布物を浸漬さ
せた状態、第10図は被塗布物を引き上げた状態で、被
塗布物の表面に塗料3′が塗布され、内部には塗料の浸
入がない。
このような塗布装置において、塗布される被塗布物の形
状としては、取り付けの都合により、従来は、支持部材
と断面が同一のものでなければならなかった。従って、
被塗布物としては、断面が同一のもので、長さが異なる
だけのものは、同じ塗布装置で塗布できるが、断面が異
なる場合には、その断面に合わせた支持部材を持つ塗布
装置を別個に用意する必要があつた。そのため塗布によ
つて電子写真感光体を製造するには、基体の形状に合致
させた塗布装置をいくつも用意する必要があり、塗布作
業を複雑なものにしていた。しかも、高価な電子写真感
光体用の塗料を塗布装置ごとに用意せねばならず、コス
ト的にも割高となつていた。
発明が解決しようとする問題 本発明は、上記不都合を解消することを目的とし、円筒
状基体の外径と異る外径の円筒状支持部材を用いて基体
上に塗布する電子写真感光体の製造方法を提供するもの
である。
問題点を解決するための手段、作用 本発明は、塗布槽と、その内部に収容されており、上端
に円筒状基体を固定するための円筒状支持部材と、塗布
槽と支持部材との間に収容されるべき塗料の漏洩防止手
段とを有する塗布装置を使用して、塗布槽と支持部材を
相対的に移動させて該基体上に塗料の被膜が形成される
電子写真感光体の製造方法において、外径が互いに異な
る前記支持部材と前記基体との接合部分に、傾斜面を有
する取付部材を設置して前記基体に塗料を塗布するもの
である。
以下、図面によつて本発明の塗布による電子写真感光体
の製造方法について説明する。
第1図は、支持部材2に、その外径よりも小さい外径の
基体7を取り付けた様子を示す。6は取付部材である。
塗布方法としては、第2図に示すように支持部材を相対
的に低下させて基体を浸漬した後、支持部材を引き上げ
て塗布する。この場合、第2図に示すように、塗料の液
面の低下に注意しなくてはならない。
第3図は、支持部材に取付部材6′を介してその外径よ
りも大きい外径の基体8を取り付けた状態で、第3図は
基体を浸漬したところである。この場合は塗料の液面の
上昇に注意して、あらかじめ液面を低くしておかなけれ
ばならない。また、基体の外径は、塗布槽より小さくな
ければならないのはもちろんである。
取付部材6,6′は、支持部材の上部に取り付け、基体
を載せられるような形状のものであればよい。
なお、この取付部材、すなわち支持部材と基体の接合部
分は塗料の液だまりが発生しやすい。これは、浸漬のた
びにこの部分が塗料に浸漬されるが、支持部材のように
垂直でないためである。従つて、なるべく液だまりが発
生しないよう第1図6又は第3図6′に示されるよう
に、傾斜を持たせた傾斜面であることが好ましい。この
傾斜面は、基体と支持部材が共に円筒であるため、円す
い状にすればよい。
また、取付部材と基体の接合部分には、ゴムやプラスチ
ツク製のパツキングを介在させることも有効である。
以上のような塗布方法によつて、電子写真感光体を製造
することにより、塗布装置をいくつも用意する必要がな
く、取付部材を交換するだけで、1つの塗布装置で合理
的に塗布できるようになつた。さらに、本発明の塗布方
法を利用すれば電子写真感光体の製造のほか、被塗布物
の断面として、円形でない、例えば方形、三角形、橢円
形、その他複雑な形状でも、取付部材さえ用意すれば塗
布可能である。
次に、第2図、第4図の場合は、塗料の液面が変動する
欠点があつた。本発明の第2の目的は、液面の変動を防
止し、塗布工程の管理を行いやすく、さらに塗料の安定
性の向上をはかることである。この目的のために、塗料
を塗布槽の下部より供給し、塗布槽の上部からあふれ出
させながら塗布を行うようにすれば良い。これはいわゆ
るオーバーフローと呼ばれる。
さらに、塗料を供給し、あふれ出る塗料を回収するため
に特願昭57-200909号に出願されているように、塗布槽
とは別個に設けられた塗料槽と塗布槽との間で塗料を連
続的に循環させながら、塗布をするという塗布方法をと
ることが有効である。その方法を第5図に示した。
これは第1図の装置に、循環装置を追加したものであ
る。塗料は塗布槽1の下部より、バルブ10を通して供
給され、塗布槽の上部からあれ出る。そして受け器11
で集められ、戻りのホース13を通り、塗料槽12に回
収される。塗料はポンプ14で送り出され、フイルター
15でろ過され、再び塗布槽に供給されるようになつて
いる。塗料の供給量を多くしておけば、第6図のよう
に、被塗布物を浸漬させた場合でも塗料の液面は第2図
のように変動することがない。
また、支持部材の外径よりも大きい外径の被塗布物を取
り付けて塗布する場合も同様である。
ただし、これらの方法で注意しなくてはならないのは、
オーバーフローの流量である。基体の外径K(cm)と支持
部材の外径D(cm)が異る場合には、支持部材を塗布槽に
対して相対的に引き上げる過程又は引き下げる過程で、
オーバーフローが不足することがある。
それについて説明を加えると、まずD>Kの場合には、
引き下げる過程においてオーバーフローが不足すること
がある。引き下げる速度をV2(cm/分)、塗料の供給量を
W(cm3/分)とすると、オーバーフローの流量は、 であるからl2>0のためには、 の速度で引き下げねばならない。一方、D<Kの場合に
は引き上げる過程において、オーバーフローが不足する
ことがある。引き上げる速度をV1(cm/分)とすると、オ
ーバーフローの流量は、 であるからl1>0のためには、 の速度で引き上げねばならない。しかしながら、それぞ
れの過程においては、l1>0、l2>0であつても、
オーバーフローの流量は、減少する。そのため、あらか
じめ、Wを多めにしておくことが好ましい。
しかし、流量を多くしても、D>Kの場合には、基体は
塗布槽の周囲から遠ざかるため、オーバーフローによる
塗料の循環の効果が少くなる。すなわち、基体の周囲の
塗料は流動が減少して、よどみを生じ、組成や濃度のむ
らを生じることがある。そのため、あまり支持部材より
も小さい基体を塗布することは好ましくない。実験によ
れば、支持部材の外径より10cm以下の外径の基体を塗
布すると塗布むらを生じやすい。つまり、D−K<10
(cm)であることが好ましい。
一方、D<Kの場合には、基体と塗布槽が接近すること
になる。塗布槽の内径をLとすると。L−Kが1cm未
満、すなわち塗布槽と基体の間隔が0.5cm未満になる
と、オーバーフローする塗料の流速が特に大きくなり、
液面が波立つたり、膜厚が設定値よりずれたりすること
がある。そのため、L−K≧1(cm)であることが好まし
い。
発明の効果 以上のような塗布方法をとることにより、塗料の液面が
変動せず、塗料の減少の影響もなくなるので、支持体を
相対的に引き下げる長さを塗布したい長さと同じにする
ことができ、塗布工程の管理を容易にすることができ
る。さらに、塗料の液面には、常に攪拌された新鮮な塗
料があふれ出ているので、塗膜を均一に塗布することが
できる。液面の変動がないので、塗布槽の内壁面に塗布
が付着して残ることもなく、塗料の均一性を保つことが
できる。また、循環工程の途中にフイルターを介在させ
ることにより、塗料中のごみや不純物を除去することも
でき、塗料の安定化のために、有利であり、特に電子写
真感光体の製造に用いられる塗料のように、厳重な管理
を必要とする場合には効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明による製造方法の態様を示し、
第1図は支持部材よりも小さい外径の基体を取り付けた
ところで、第2図はその浸漬工程を示す。第3図は支持
部材よりも大きい外径の基体を取り付けたところで、第
4図はその浸漬工程を示す。 第5図、第6図は塗料を循環しながら塗布する方法の態
様を示すものである。 第7図〜第10図は、塗布槽と支持部材を用いた従来の
塗布方法の態様を示し、第7図は塗布槽に塗料を満たす
工程、第8図は支持部材に基体を装着したところ、第9
図は基体を浸漬したところ、第10図は基体を塗料から
引き上げて塗布したところである。 1は塗布槽、2は支持部材、3は塗料、4は漏洩防止手
段、5、7、8はそれぞれ外径が異る基体、6、6′は
取付部材、9、13はホース、10はバルブ、11は受
け器、12は塗料槽、14はポンプ、15はフイルター
である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗布槽と、その内部に収容されており、上
    端に円筒状基体を固定するための円筒状支持部材と、塗
    布槽と支持部材との間に収容されるべき塗料の漏洩防止
    手段とを有する塗布装置を使用して、塗布槽と支持部材
    を相対的に移動させて該基体上に塗料の被膜が形成され
    る電子写真感光体の製造方法において、外径が互いに異
    なる前記支持部材と前記基体との接合部分に、傾斜面を
    有する取付部材を設置して前記基体に塗料を塗布するこ
    とを特徴とする塗布による電子写真感光体の製造方法。
  2. 【請求項2】塗料を塗布槽の下部より供給し、塗布槽の
    上部からあふれ出させながら塗布を行う特許請求の範囲
    第1項記載の塗布による電子写真感光体の製造方法。
  3. 【請求項3】支持部材の外径をD(cm)、基体の外径をK
    (cm)、支持部材を相対的に引き上げる速度をV1(cm/
    分)、引き下げる速度をV2(cm/分)、塗料の供給量
    をW(cm3/分)とする時、D>Kの場合には D<Kの場合には なる関係で塗布を行う特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の塗布による電子写真感光体の製造方法。
  4. 【請求項4】D>Kの場合において、DとKの関係がD
    −K<10(cm)である特許請求の範囲第3項記載の塗布
    による電子写真感光体の製造方法。
  5. 【請求項5】D<Kの場合において、塗布槽の内径L(c
    m)とKの関係が、L−K≧1(cm)である特許請求の範囲
    第3項または第4項記載の塗布による電子写真感光体の
    製造方法。
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