JPH0629919A - 受信位相差検出方法 - Google Patents

受信位相差検出方法

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JPH0629919A
JPH0629919A JP4181428A JP18142892A JPH0629919A JP H0629919 A JPH0629919 A JP H0629919A JP 4181428 A JP4181428 A JP 4181428A JP 18142892 A JP18142892 A JP 18142892A JP H0629919 A JPH0629919 A JP H0629919A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP4181428A
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English (en)
Inventor
Osamu Watanabe
修 渡辺
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TDMA通信の基地局受信装置にて複数n の移
動機の各々から受信したバースト状の各スロットの受信
データのビット位相の基準位相に対する位相差を検出す
る受信位相差検出方法に関し、従来の位相差検出専用の
カウンタ28と其の制御回路とを必要としない簡単な受信
位相差検出方法の提供を目的とする。 【構成】 複数の移動機から受信した複数(n) のスロッ
トの同期を検出した状態で、互に独立に各スロットのデ
ータビット数(N)を計数する複数(n)のスロットカウンタ
(2) と、各スロットの計数に共通に使用され予め与えら
れた装置の基準クロックを基準タイミングで計数し、各
スロットのデータビット数(N) と該スロットの数(n) と
の積(Nn)を単位として計数する基準メインカウンタ(1)
とを具え、その両カウンタの計数値を比較し加減算した
加算器(3) の出力を、受信した各スロットのデータビッ
トの位相の基準位相に対する位相差(Φ)とするように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は TDMA方式で送信する複
数の移動機と通信を行う基地局受信装置に係り、特に各
移動機から受信したバースト状の各スロットのデータの
ビット位相の基準位相に対する位相差を検出する受信位
相差検出方法に関する。TDMA方式の移動体通信の基地局
受信装置では、各移動機と基地局の間の電波状態の変
化, 地理的条件, 移動機の速度等により、受信した各ス
ロットのデータビット位相が時々刻々に変化するため、
其の基準位相との位相差を検出し基準位相と一致するよ
うに位相調整を行う必要がある。また、システムに加入
する移動機の数の急激な増加により、伝送データの高速
化やシステムに収容する通話チャネルの増加に対応する
ため、複数n の移動機からTDMA方式で伝送されるデータ
の多重度nを上げる必要があるが、その際、基地局受信
装置としては、簡易で而も回路規模の増大を極力抑えた
受信位相差検出方法の実現が必要となる。
【0002】
【従来の技術】従来の TDMA方式で複数の移動機から送
信されたバースト状のスロット信号を受信する基地局受
信装置の構成を図3に示す。図中、21は送受信データの
処理用の基準メインカウンタであり、予め定められた装
置内の基準クロックを基準タイミングで計数する動作を
行う。22は該基準メインカウンタの出力によって動作す
る送信データ処理部。23は同期検出部であり、受信デー
タの中の同期ワードを検出して複数スロットが互に同期
した状態にある事を示す同期検出パルスp を出力する。
24は互に独立のn個のスロットカウンタであり、TDMA通
信では複数の移動機から受信した複数n のスロットは、
各スロットのデータビットの位相が異なるために、スロ
ット数nに等しいデータの多重度n分だけ用意され、前
記装置の基準パルスと同期検出部の出力の同期検出パル
スp とにより動作する。25は同期保護回路であり、前記
同期検出パルスp と各スロットカウンタの出力とで複数
nのスロットが同期状態にある事を確認する。26はクロ
ック乗換部であり、受信データの受信クロックから前記
装置内の基準クロックへの乗り換えを行う。27は受信デ
ータ処理部で、前記同期検出パルスp と基準メインカウ
ンタ21の出力とにより,受信データを分離抽出(DMUX)す
る。28は位相差検出専用のカウンタであり、基準メイン
カウンタ21の出力と同期検出部の出力の同期検出パルス
p とによりカウンタの制御信号を生成して,互のビット
位相の差Φ分だけ基準クロックを計数する。つまり、図
3の基地局受信装置における従来の受信位相差検出方法
は、基準メインカウンタ21の出力により位相差検出の開
始位置を定め、その位置から位相差検出用カウンタ28が
基準クロックの計数を開始する。そして同期検出部の出
力の同期検出パルスp により其の計数動作を停止させ、
その間の基準クロックの計数値を基に加減算を行う。そ
して予め定められた基準クロックを基準タイミングで計
数する基準メインカウンタ21の出力と受信した各スロッ
トのデータから得られるスロットカウンタ24の出力との
間のビット位相の差Φを求める構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の受信位相差検出
方法は、上述の如く、予め定められた基準メインカウン
タ21の出力と受信データから得られるスロットカウンタ
24の出力との間のビット位相の差Φを、位相差検出専用
のカウンタ28によって求める構成となっているので、該
位相差検出用カウンタ28と其の制御回路とを必要とす
る。そのため回路規模が増加するので、基地局受信装置
の小形化が困難になるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、従来の位相差検出専用の
カウンタ28と其の制御回路とを必要としない簡単な受信
位相差検出方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的達成のための本
発明の基本構成を図1の原理図に示す。図中、1は予め
定められた装置の基準クロックを基準タイミングで計数
する基準メインカウンタであり、複数n の移動機から受
信した複数nのスロットに共通に使用され、1スロット
のデータのビット数Nとスロット数n(多重数) の積 N
nを単位とする上位ビットのカウンタである。2は受信
した複数nのスロットに対し互に独立に各スロットのデ
ータビット数N を計数するスロットカウンタであり、受
信するTDMAデータの多重数nに等しい個数nだけ有っ
て、装置の基準クロックと受信データから抽出した同期
検出パルスp とにより動作する。なお、このn個のスロ
ットカウンタ2 の出力の選択は、基準メインカウンタ1
の出力の上位ビットで行われる。3は基準メインカウン
タ1 の出力の計数値とスロットカウンタ2 の出力の計数
値とを比較し加減算して互のビット位相の差Φ分を割り
出す加算器である。
【0006】
【作用】本発明では、複数の移動機から受信した複数n
のスロットに対し互に独立に各スロットのデータのビッ
ト数N を計数するスロットカウンタ2 の出力と、予め定
められた基準クロックを基準タイミングで計数するカウ
ンタであって且つ各スロットのデータビット数Nと該デ
ータの多重度nの積 Nnを単位とする上位ビットを計数
する基準メインカウンタ1 の出力とを、加算器3 にて比
較し加減算することにより、基準メインカウンタ1 の出
力である基準位置に対する、スロットカウンタ2 の出力
である受信データのビット位相の位相差Φ分を割り出す
ことが出来る。従って、本発明の方法では、従来の方法
の様な位相差検出専用のカウンタ28と其の制御回路とを
必要としないで、簡単に加算器3により受信データのビ
ット位相の基準位相に対する位相差Φを求めることが出
来る。
【0007】
【実施例】図2は本発明の実施例の受信位相差検出方法
の構成図である。図中、11はTDMA通信の複数n の移動機
に対する基地局装置の送受信データ処理用の基準メイン
カウンタであり、各移動機から受信した各スロットのデ
ータのビット計数に共通に使用され、予め与えられた装
置の基準クロックを基準タイミングで計数し、各スロッ
トのデータビット数Nと該データの多重度n の積Nnを単
位とする上位ビットを計数するカウンタである。12は基
準メインカウンタ11の出力で動作する送信データ処理部
である。13は受信データの複数n のスロットが互に同期
した状態である事を検出する同期検出部であり、同期検
出パルスp を出力する。14は互に独立に各スロットのデ
ータビット数N を計数するスロットカウンタであり、受
信データの多重度n (スロット数)に等しい個数n だけ
有って、装置の基準クロックと、受信データの同期検出
パルスp とにより動作する。そして、この n個のスロッ
トカウンタ14の出力の選択は、基準メインカウンタ11の
出力である前記各スロットのデータのビット数Nと多重
度n の積Nnを単位とする上位ビットで行われる。
【0008】15は受信した複数n のスロットの同期検出
パルスp を確認する為の同期保護回路である。16はクロ
ック乗換部、17は受信データ処理部、18は加算器であ
り、予め与えられた基準メインカウンタ11の出力の計数
値と、受信した複数n のスロットの互に独立に各スロッ
トのデータビット数N を計数するn個のスロットカウン
タ14の出力の計数値とを入力し、両カウンタ11,14 の計
数値の差を取り、其の差を、基準位相に対する受信デー
タの位相の差Φとして出力する。従って図2の実施例受
信位相差検出方法は、図3の従来の方法の様な位相差検
出専用のカウンタ28と其の制御回路とを必要とせず簡単
に受信データの位相差Φを求めることが出来る。
【0009】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、予
め与えられた基準メインカウンタの計数値と、受信した
複数スロットの各スロットのビット数を計数するスロッ
トカウンタの計数値とを加算器で比較するだけで、受信
データの位相の基準位相に対する位相差を検出できるの
で、位相差検出用カウンタや其の制御回路を必要とせ
ず、位相差測定の為に回路規模を増加させることがな
い。また、両計数値を比較しているだけなので、両カウ
ンタが自走していれば、適当な外部回路の加算器で何時
でも位相差の検出が出来るので、時間的な制約無しに位
相差を検出できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の受信位相差検出方法の基本構成を示
す原理図
【図2】 本発明の実施例の受信位相差検出方法の構成
【図3】 従来の受信位相差検出方法の構成図
【符号の説明】
1,11は基準メインカウンタ、2,14はn個のスロット
カウンタ、3,18は加算器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TDMA通信の基地局受信装置にて複数の移
    動機の各々から受信した複数(n) のスロットの各スロッ
    トのデータのビット位相の基準位相に対する位相差を検
    出する受信位相差検出方法において、前記受信した複数
    (n) のスロットの互の同期を検出した状態(p) で、互に
    独立に各スロットのデータビット数(N)を計数する複数
    (n)のスロットカウンタ(2) と、各スロットのビット数
    の計数に共通に使用され予め与えられた装置の基準クロ
    ックを基準タイミングで計数し各スロットのデータビッ
    ト数(N) と該スロットの数(n) との積(Nn)を単位として
    計数する基準メインカウンタ(1) とを具え、その両カウ
    ンタの計数値を比較し加減算した加算器(3) の出力を、
    受信した各スロットのビット位相の基準位相に対する位
    相差(Φ)としたことを特徴とする受信位相差検出方
    法。
JP4181428A 1992-07-09 1992-07-09 受信位相差検出方法 Pending JPH0629919A (ja)

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JPH0629919A true JPH0629919A (ja) 1994-02-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005160025A (ja) * 2003-09-04 2005-06-16 Oasis Silicon Systems 専用クロックマスターのない通信システムが許容可能な範囲外のクロック周波数をつくることを防止するための回路と、システムと、その方法

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Effective date: 20000620