JP3492030B2 - フレーム同期回路 - Google Patents

フレーム同期回路

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JP3492030B2
JP3492030B2 JP17048495A JP17048495A JP3492030B2 JP 3492030 B2 JP3492030 B2 JP 3492030B2 JP 17048495 A JP17048495 A JP 17048495A JP 17048495 A JP17048495 A JP 17048495A JP 3492030 B2 JP3492030 B2 JP 3492030B2
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典雅 安部
豊治 間瀬
浩 野原
洋 守田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TDMA(Time Divisi
on Multipl Access)方式の移動体通信システムにおける
基地局のフレーム同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、TDMA方式の移動体通信シス
テムにおいて、移動局からのバースト送信波同士が衝突
する場合を示す図であり、図1に示すように、基地局と
各移動局との距離がそれぞれ異なるため、それぞれの移
動局から送信されるデータを基地局で受信する遅延時間
が異なり、それぞれの移動局からのバースト送信波同士
が衝突する可能性がある。従って、基地局ではそれぞれ
の移動局の送信タイミングを調整してバースト送信波同
士が衝突するのを防止する必要がある。そして、移動局
の送信タイミングの調整は、移動局からのバースト送信
波を基地局で受信し、基地局で受信したバースト送信波
の同期ワードの位置と、当該移動局に対する基準タイミ
ングとの位置ズレ(タイミングエラー)を測定してタイ
ミングオフセット値を生成し、このタイミングオフセッ
ト値を移動局に通知し、移動局の送信タイミングを切り
換えると共に、このタイミングオフセット位置に基地局
の受信タイミングを切り換える方法を取っている。
【0003】図4は、従来のTDMA方式の移動体通信
システムにおける基地局のフレーム同期回路の一例を示
すブロック図である。なお、説明を簡略化するために図
4ではフレーム同期保護回路は省略している。受信デー
タは、シリアル−パラレル変換回路101でビットパラ
レルデータに変換され、同期ワード検出回路103に入
力されて同期ワードが検出される。そして、同期ワード
を検出した時にビットフレームカウンタ102をリセッ
トすることにより同期ワードの位置が記憶される。フレ
ーム同期が保持されている時、ビットフレームカウンタ
102が0の位置で、フレーム同期位置フレーム同期保
持判定回路104はフレーム同期の保持を判定してい
る。
【0004】また送信波の同期ワードの位置と基地局で
の基準タイミングとに位置ズレ(タイミングエラー)が
生じると、タイミングエラー測定回路108で、同期ワ
ード位置パルスと基地局の基準タイミングとの位相差に
よりタイミングオフセット値が生成され、生成されたタ
イミングオフセット値が移動局へ通知されると共に、タ
イミングオフセット位置切換回路401へも通知され、
移動局は通知されたタイミングオフセット位置に送信タ
イミングを切り換え、またタイミングオフセット位置切
換回路401は通知されたタイミングオフセット位置で
ビットフレームカウンタ102をリセットして、基地局
での受信タイミングを切り換えてフレーム同期を保持し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のフ
レーム同期回路では、移動局での送信タイミングの切り
換えに合わせて基地局の受信タイミングを切り換える必
要があるため、切り換えるフレームの位置を、基地局−
移動局間で予め決定しておかなければフレーム同期が外
れてしまう。すなわち、図5に示すように基地局では受
信タイミング切り換え前はその時点のフレーム同期タイ
ミングで同期ワードの検出を判定しており、受信タイミ
ングが切り換わると、タイミングオフセット位置で同期
ワードの検出を判定することになるため、図5の501
に示すように、基地局と移動局とが同時に基準タイミン
グに切り換わらないとフレーム同期が外れてしまうとい
う問題点があった。また、基地局で受信タイミングを正
確に切り換えるためには、基地局で複数の移動局それぞ
れの基準タイミングを厳密に管理する必要があり、基地
局の負担が大きくなるという問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、フレーム同期が外れることのないフ
レーム同期回路を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる基地局の
フレーム同期回路は、基地局からの通知により移動局が
送信タイミングを切り換える場合、フレーム同期保持の
判定を、現在のフレーム同期位置と新たな送信タイミン
グ位置との両方で行う構成を特徴とする。
【0008】また、新たな送信タイミング位置で同期ワ
ードが検出された場合、次のフレームから当該位置での
みフレーム同期保持の判定を行うことを特徴とする。
【0009】また、移動局からの送信波の同期ワード位
置と当該移動局に対する基準タイミングとに位置ズレが
生じた場合これを測定しタイミングオフセット値を生成
するタイミングエラー測定手段、このタイミングオフセ
ット値を当該移動局に通知し当該移動局が送信タイミン
グを該タイミングオフセット位置に切り換える場合、フ
レーム同期保持の判定を、現在のフレーム同期位置と該
タイミングオフセット位置との両方で行うフレーム同期
状態判定手段を備えたことを特徴とする。
【0010】さらに、上記フレーム同期状態判定手段
は、タイミングオフセット位置で同期ワードが検出され
た場合、次のフレームから当該位置でのみフレーム同期
保持の判定を行うことを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図2は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
り、図において、101はシリアル/パラレル変換回
路、102はビットフレームカウンタ、103は同期ワ
ード検出回路、104は同期状態判定回路であり、この
同期状態判定回路104には、フレーム同期位置フレー
ム同期保持判定回路105とタイミングオフセット位置
フレーム同期保持判定回路106とOR回路107とに
より構成されている。108はタイミングエラー測定回
路である。また、図4と同様に説明を簡略化するためフ
レーム同期保護回路は省略している。
【0012】次に本発明の動作について説明する。シリ
アル/パラレル変換回路101,ビットフレームカウン
タ102,同期ワード検出回路103,フレーム同期位
置フレーム同期保持判定回路105,タイミングエラー
測定回路108は、図4に示す従来の回路と同様であ
り、その動作も同様であるので、ここではその説明は省
略する。同期ワード検出回路103で従来の回路と同様
に同期ワードが検出されるが、同期ワード検出後は、フ
レーム同期位置フレーム同期保持判定回路105で現在
のフレーム同期位置でのフレーム同期の保持を判定する
と共に、タイミングオフセット位置フレーム同期保持判
定回路106で、タイミングエラー測定回路108から
通知されたタイミングオフセット位置でのフレーム同期
の保持を判定する。
【0013】そして、タイミングオフセット位置で同期
ワードが検出されると、タイミングオフセット位置フレ
ーム同期保持判定回路106からリセット信号をビット
フレームカウンタ102に出力し、ビットフレームカウ
ンタ102をリセットすることによって、受信タイミン
グをタイミングオフセット位置へ切り換える。そして、
切り換えられた受信タイミング位置で、次のフレームか
らフレーム同期位置フレーム同期保持判定回路105で
毎フレーム同期ワードが検出される。以上のように基地
局では、フレーム同期位置フレーム同期保持判定回路1
05と、タイミングオフセット位置フレーム同期保持判
定回路106との両方でフレーム同期の保持を判定して
いるので、移動局がオフセットされたタイミングでデー
タを送信してくると、基地局はこの送信タイミングに自
動的にフレーム同期保持の判定を切り換えることがで
き、フレーム同期が外れることがなくなる。
【0014】すなわち図3において、基地局がタイミン
グエラーを検出した時301は、タイミングオフセット
Aを移動局に通知し302、通知後に基地局は毎フレー
ム、現在のフレーム同期位置とタイミングオフセットA
の位置との両方でフレーム同期の保持を判定する30
3。そして移動局は、タイミングオフセットを通知され
た後に、オフセットしたタイミング位置でデータを送信
する304。移動局がオフセットしたタイミング位置で
データを送信するまでは、基地局は今までのフレーム同
期タイミングを保持しているため、移動局の送信波に同
期を保持できる。また、基地局はタイミングオフセット
された位置でも同期ワードの検出を判定しているため、
移動局がいつ送信タイミングをオフセット位置に切り換
えても、基地局は自動的にこれに追従でき同期が外れる
ことはなく、305でフレーム同期タイミングを自動的
に切り換えることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明のフレーム同期回路
は、基地局でタイミングエラーを測定し移動局へタイミ
ングオフセット位置を通知する場合、移動局がこのタイ
ミングオフセット位置にタイミングを切り換えて送信し
てくるまでの間は、現在のフレーム同期位置とこのタイ
ミングオフセット位置との両方でフレーム同期の保持を
判定する構成としたので、基地局と移動局とのタイミン
グの切り換えにズレがあっても同期外れを起こすことな
く自動的に追随できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】TDMA方式の移動体通信システムにおいて、
移動局からのバースト送信波同士が衝突する場合を示す
図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本実施例における同期保持動作を説明するため
の図である。
【図4】従来の回路構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図5】従来の回路における同期保持動作を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
101 シリアル/パラレル変換回路 102 ビットフレームカウンタ 103 同期ワード検出回路 104 同期状態判定回路 105 フレーム同期位置フレーム同期保持判定回路 106 タイミングオフセット位置フレーム同期保持判
定回路 107 OR回路 108 タイミングエラー測定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守田 洋 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 日 本無線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−36034(JP,A) 特開 昭62−260436(JP,A) 特開 平6−132867(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04J 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TDMA(Time Division Multipl Acces
    s)方式の移動体通信システムにおける基地局のフレーム
    同期回路において、 基地局からの通知により移動局が送信タイミングを切り
    換える場合、フレーム同期保持の判定を、現在のフレー
    ム同期位置と新たな送信タイミング位置との両方で行う
    構成を特徴とするフレーム同期回路。
  2. 【請求項2】 上記新たな送信タイミング位置で同期ワ
    ードが検出された場合、次のフレームから当該位置での
    みフレーム同期保持の判定を行うことを特徴とする請求
    項第1項記載のフレーム同期回路。
  3. 【請求項3】 TDMA方式の移動体通信システムにお
    ける基地局のフレーム同期回路において、 移動局からの送信波の同期ワード位置と当該移動局に対
    する基準タイミングとに位置ズレが生じた場合これを測
    定しタイミングオフセット値を生成するタイミングエラ
    ー測定手段、 このタイミングオフセット値を当該移動局に通知し当該
    移動局が送信タイミングを該タイミングオフセット位置
    に切り換える場合、フレーム同期保持の判定を、現在の
    フレーム同期位置と該タイミングオフセット位置との両
    方で行うフレーム同期状態判定手段、 を備えたことを特徴とするフレーム同期回路。
  4. 【請求項4】 上記請求項第3項記載のフレーム同期状
    態判定手段は、タイミングオフセット位置で同期ワード
    が検出された場合、次のフレームから当該位置でのみフ
    レーム同期保持の判定を行うことを特徴とするフレーム
    同期回路。
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