JP3024751B2 - フレームオフセット設定システム及び設定方法並びに設定プログラム記録媒体 - Google Patents

フレームオフセット設定システム及び設定方法並びに設定プログラム記録媒体

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JP3024751B2
JP3024751B2 JP11124298A JP11124298A JP3024751B2 JP 3024751 B2 JP3024751 B2 JP 3024751B2 JP 11124298 A JP11124298 A JP 11124298A JP 11124298 A JP11124298 A JP 11124298A JP 3024751 B2 JP3024751 B2 JP 3024751B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体通信システム
のフレームオフセット設定システム及びフレームオフセ
ット設定方法並びにフレームオフセット設定プログラム
記録媒体に関し、特に基地局制御装置上において、音声
パケットが同一時刻に集中することによる処理遅延を軽
減するためのフレームオフセット設定システム及びフレ
ームオフセット設定方法並びにフレームオフセット設定
プログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】米国TIA(Telecommunic
ations Industry Associati
on)が勧告する通信規格IS−95(以下、通信規格
IS−95と略す)で規定されたCDMA(Code
Division Multiple Access)
システムにおいては、呼接続時に基地局から移動機にフ
レームオフセット値が通知される。このフレームオフセ
ット値は、単位時間20msを16等分したものの1つ
の位置を示すものであり、各フレームオフセット値は
1.25msずつずれている。このフレームオフセット
値を通知しておくことで、移動機は、指定されたフレー
ムオフセット値分だけ音声パケットの送出タイミングを
ずらすようになっている。このフレームオフセット値
は、基地局無線装置と基地局制御装置との間の伝送路上
に、音声パケットが時間的に集中しないように基地局に
よって決定される。
【0003】ところで、ある基地局に接続するすべての
移動機から同時に音声パケットが到着したとすると、伝
送路に音声パケットを挿入するときに処理遅延が発生す
る。つまり、移動機からきた音声パケットを基地局無線
装置と基地局制御装置との間の伝送路に通す際に処理遅
延が発生することになる。この場合、上述したようにフ
レームオフセット値分だけ音声パケットの送出タイミン
グをずらすことによって、発生する処理遅延を低減させ
ることができる。このように、基地局から伝送路に音声
パケットを挿入するところの処理遅延を緩和することは
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術における基地局制御装置では、複数の基地局
からの音声パケットを無線区間での変調方式であるQC
ELP(Qualcomm Codebook Exc
ited Linear Prediction)から
網内での変調方式であるPCM(Pulse Code
Modulation)へと変換する処理を行うと、
基地局側で決定されたフレームオフセット値の分布によ
っては、基地局制御装置側において同時に変換処理すべ
き音声パケットが多数到着することで、処理遅延が発生
する可能性がある。
【0005】すなわち上述した従来技術においては、ハ
ンドオーバ(通話路を変更すること)等で移動機がある
基地局無線装置のエリアから他の基地局無線装置のエリ
アに移動した場合、ハンドオーバする前のフレームオフ
セット値がそのまま用いられることになる。このため、
移動先の基地局無線装置においては、そのハンドオーバ
した移動機についてのフレームオフセット値が他の移動
機について使用中のフレームオフセット値と近くなり、
偏って使用される状態になることがある。この状態にな
ると、変換処理すべき音声パケットが偏ってしまい、処
理遅延が発生し、音声の抜け、音声の歪み及びデータの
抜けが生じるという欠点がある。
【0006】このフレームオフセット値は、ランダムに
指定されるので、一般的には偏って使用されることはな
い。しかしながら、上述したハンドオーバや、通話時間
が長い呼が特定のフレームオフセット値に集中した場合
には、偏りが生じる。
【0007】ここで、フレームオフセット値の偏りによ
って生じる処理遅延の例について図6及び図7を参照し
て説明する。まず、図6において、1つの基地局無線装
置200に対して複数(本例では“3”)の移動機から
夫々フレームオフセット値a,b,cの信号が送信され
た場合を考える。このとき、フレームオフセット値a,
b,cが互いに同一のオフセット値であれば、基地局無
線装置200から基地局制御装置100に乗せ換えたフ
レームを送信する際、オフセット値a,b,cの順序で
送信されることになり、オフセット値b,cにかかる信
号については、遅延が発生する。この場合、ディジタル
トランスミッションインタフェース(Digital
Transmission Interface)DT
Iに設けられているバッファ内にフレームが溜まってし
まい、信号の遅延を招くのである。なお、同図中の“2
0ms”は、同一周期のフレーム値であることを示して
いる。
【0008】次に、図7において、各基地局無線装置2
00―1〜200―3から夫々送信された各信号のう
ち、基地局制御装置100内のトラフィックチャネルコ
ントローラ(Traffic Channel Con
troller)TCHCによって最も良い音声を抽出
する場合を考える。かかる場合において、同一のオフセ
ット値を使用している移動機の数が多いと、遅延が発生
する。すなわち、基地局無線装置200―2,200―
3については、同一のオフセット値による信号が存在し
ないので問題は生じない。しかしながら、基地局無線装
置200―1に対しては、図示せぬ別々の移動機から互
いに同一のオフセット値a,bによる信号が送出されて
いる。このため、オフセット値bにかかる信号について
は、遅延が発生する。
【0009】なお、特開平6―197097号公報に
は、基地局から送信する信号に送信タイミングオフセッ
トを持たせて同一の拡散符号を用いながらも各通信を識
別できる技術が記載されている。また、特開平9―26
1763号公報には、各基地局から送信されるパイロッ
ト信号に基地局固有のタイミングオフセットを持たせる
ことにより移動機が確実に各基地局を識別することがで
きる移動通信システムが記載されている。しかしなが
ら、これらの公報においてはフレームオフセット値の偏
りについての記載がなく、これら公報に記載の従来技術
を用いても上述した従来技術の欠点を解決することはで
きない。
【0010】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は基地局無線装
置から基地局制御装置を通り交換局へと音声パケットを
伝送するに際し、処理遅延による音声の抜け、音声の歪
み及びデータ抜けを極力低減することのできるフレーム
オフセット設定システム及びフレームオフセット設定方
法並びにフレームオフセット設定プログラム記録媒体を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるフレームオ
フセット設定システムは、音声パケットを伝送路へ送出
するタイミングをずらす量であるフレームオフセット値
を通知しこのオフセット値に応じて伝送路上に音声パケ
ットが時間的に集中しないようにCDMAシステムの上
りチャネルを制御するフレームオフセット設定システム
であって、ハンドオーバによって発生した前記フレーム
オフセット値の分布の偏り量を検出する偏り検出手段
と、この検出された偏り量が予め定められた量を越えた
とき現在通話中の全ての呼についてのフレームオフセッ
ト値を平準化する平準化手段とを含むことを特徴とす
る。
【0012】本発明によるフレームオフセット設定方法
は、音声パケットを伝送路へ送出するタイミングをずら
す量であるフレームオフセット値を通知しこのフレーム
オフセット値に応じて伝送路上に音声パケットが時間的
に集中しないようにCDMAシステムの上りチャネルを
制御するフレームオフセット設定方法であって、ハンド
オーバによって発生した前記フレームオフセットの分布
の偏り量を検出する偏り検出ステップと、この検出され
た偏り量が予め定められた量を越えたとき現在通話中の
全ての呼についてのフレームオフセットを平準化する平
準化ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】本発明による記録媒体は、コンピュータに
よって、音声パケットを伝送路へ送出するタイミングを
ずらす量であるフレームオフセット値を通知しこのフレ
ームオフセット値に応じて伝送路上に音声パケットが時
間的に集中しないようにCDMAシステムの上りチャネ
ルを制御する制御プログラムを記録した記録媒体であっ
て、該制御プログラムはコンピュータを、ハンドオーバ
によって発生した前記フレームオフセットの偏り量を検
出する検出手段、この検出された偏り量が予め定められ
た量を越えたとき現在通話中の全ての呼についてのフレ
ームオフセットを平準化する平準化手段、として動作さ
せることを特徴とする。
【0014】要するに本発明においては、基地局におい
てフレームオフセット値の偏り状況を監視し、ある一定
の基準を越えて偏りが発生した場合に、これを検知し、
他のフレームオフセット値を使用するよう、フレームオ
フセット値の再設定を行うのである。この場合、使用中
のフレームオフセット値を監視し、ある一定の基準値を
越えて偏りが発生した場合に、現在の基地局で通話状態
の呼を選び、強制的にハンドオーバ等を起動し、フレー
ムオフセット値の再設定を行う。こうすることによっ
て、フレームオフセット値の偏りが解消される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明によるフレームオフセット
設定システムの実施の一形態を示すブロック図である。
同図においては、通信規格IS−95を無線区間に適用
したCDMAシステムの構成が示されている。このCD
MAシステムは、夫々独自に通信可能エリアを形成する
複数の基地局無線装置200―1〜200―3と、これ
ら複数の基地局無線装置200―i(i=1〜3)によ
って形成される通信可能エリア内において移動自在で他
の通信機器と通信できる複数の移動機300―1〜30
0―3と、各基地局無線装置200―iを制御する制御
装置100と、移動通信について交換処理を行う移動通
信交換機10とを含んで構成されている。
【0017】ここで、基地局制御装置100は、その内
部にQCELP/PCM変換装置を有しているものとす
る。すなわち、図2に示されているように、基地局制御
装置100は、QCELP/PCM変換を行うデータ終
端部101―1〜101―n(nは正の整数)と、各基
地局無線装置200―1〜200―m(mは正の整数)
からの出力をデータ終端部101―1〜101―nに振
分けて出力するスイッチ部102とを含んで構成されて
いる。
【0018】また、各基地局無線装置200―iは、図
3に示されている構成になっている。すなわち、複数の
周波数制御装置210―1〜210―nと、これら周波
数制御装置210―1〜210―nの出力信号を加算す
る加算部220と、この加算結果をアンテナ240から
送信する送信部(TX)230と、アンテナ240から
信号を受信する受信部(RX)250とを含んで構成さ
れている。なお、アンテナ240と送信部230及び受
信部250との間には、結合器(H)が設けられてい
る。
【0019】そして、基地局無線装置内の各周波数制御
装置は、送信すべき信号を符号化する符号化部211
と、受信した信号を復号する復号化部217と、乗算器
212,213及び216並びにバッファ214及び2
15を制御する制御部218とを含んで構成されてい
る。
【0020】図1に戻り、同図に示されている状態は、
基地局無線装置200―1が形成する通信可能エリアに
移動機300―1が、基地局無線装置200―2が形成
する通信可能エリアに移動機300―2が、基地局無線
装置200―3が形成する通信可能エリアに移動機30
0―3が夫々位置し、夫々移動機と基地局無線装置との
間で通話中であるものとする。ここでは、各基地局無線
装置で決定したフレームオフセット値を割当てているも
のとする。そして、移動機300―1に割当てたフレー
ムオフセット値が“A”、移動機300―2に割当てた
フレームオフセット値が“B”、移動機300―3に割
当てたフレームオフセット値が“C”であるものとす
る。
【0021】かかる構成において、まず移動機300―
1が基地局無線装置200―2が形成する通信可能エリ
アに移動してきた場合を考える。かかる場合、フレーム
オフセット値は、移動前のフレームオフセットがそのま
ま引継ぎ指定される。このため、移動機300―2につ
いてのフレームオフセット値に近いフレームオフセット
値が指定される可能性がある。
【0022】同様に多数の移動機が基地局無線装置20
0―2が形成する通信可能エリアに移動してきた場合、
互いに近いフレームオフセット値が指定され、フレーム
オフセット値の分布の偏りが発生する可能性が増大す
る。本システムにおいては、このフレームオフセット値
の分布の偏りを検知し、フレームオフセットの再設定を
行うのである。
【0023】ここで、フレームオフセット値の分布の偏
りを検知し、フレームオフセットの再設定を行うシーケ
ンスのフローチャートが図4に示されている。同図にお
いて、複数の基地局では、夫々フレームオフセット値の
分布の偏りの監視を行う(ステップ110→111→1
10)。この場合、後述する偏り一覧リストを作成する
ことによってフレームオフセット値の分布の偏りの監視
を行う。この偏り一覧リストには、対象呼抽出リスト、
旧フレームオフセットリスト及び新フレームオフセット
リストが含まれている。
【0024】そして、同一フレームオフセットについて
の使用中カウンタが、ある閾値“X”を越えた時、フレ
ームオフセット値の分布の偏りと判断し、フレームオフ
セット偏りが発生した旨及び偏り一覧リストの通知11
3が基地局制御装置に送られる(ステップ111→11
2)。偏り一覧リスト等の通知113を受取った基地局
制御装置は、偏り一覧リストの対象呼抽出リストより、
通話状態の呼を抽出する(ステップ114)。また、新
フレームオフセットリストを参照し、新たなフレームオ
フセットを指定する(ステップ115)。そして、抽出
した呼に強制ハンドオーバを起動する(ステップ11
6)。
【0025】強制ハンドオーバが起動されると、新たな
フレームオフセット値及びそのフレームオフセット値の
開始時刻の通知117が基地局無線装置に送られる。こ
の通知117は、Mode Modifyと呼ばれる。
【0026】基地局無線装置では、送られてきたフレー
ムオフセット値及びそのフレームオフセット値の開始時
刻を設定する(ステップ118)。また、強制ハンドオ
ーバの実行を指示するメッセージが、新たなフレームオ
フセット値及びそのフレームオフセット値の開始時刻の
通知119と共に基地局及び移動機に送られる。この通
知119は、Hand off Direction
Messageと呼ばれる。
【0027】基地局では、送られてきた開始時刻に新フ
レームオフセット値を起動する(ステップ120)。ま
た、移動機においても、送られてきた開始時刻に新フレ
ームオフセット値を起動する(ステップ121)。以上
の動作を行うことによって、フレームオフセット値の分
布の偏りが解消されることになる。なお、ここで述べて
いる強制ハンドオーバとは、移動機の使用するチャネル
を切替えることを意味している。
【0028】さらに図5を参照し、以上の動作について
詳細に説明する。同図に示されているように、移動機3
00―1〜300―3から基地局無線装置200―i
に、夫々フレームオフセット値を使用して信号が送られ
る。図中の斜線部がフレームオフセットされて送られる
信号である。
【0029】基地局無線装置200―iは、上述した偏
り一覧リストを作成する。この偏り一覧リストのうち、
同図に示されている対象呼抽出リストL1は、フレーム
オフセット値と、そのオフセット値を使用して現在通話
を行っている移動機の番号とを対応付ける表である。こ
の各オフセット値に対応して使用中カウンタCが基地局
無線装置200―i内に設けられている。つまり、各オ
フセット値“0”〜“15”に対応するカウンタC0〜
C15によって使用中カウンタCが構成されている。
【0030】使用中カウンタCを構成している各カウン
タC0〜C15は、対応するオフセット値を使用して現
在通話を行っている移動機の個数を計数する。例えば、
フレームオフセット値“15”を使用している移動機の
番号が#1,#2及び#3であれば、これら番号が対象
呼抽出リストL1のフレームオフセット値“15”の項
目に対応する項目中に登録される。このため、フレーム
オフセット値“15”に対応するカウンタC15の計数
値は“3”となる。
【0031】旧フレームオフセットリストL2は、フレ
ームオフセット値と、そのオフセット値を使用して現在
通話を行っている移動機の個数とを対応付ける表であ
る。さらに、新フレームオフセットリストL3は、フレ
ームオフセット値と、再起動後にそのオフセット値を使
用すべき移動機の個数とを対応付ける表である。これら
リストL2及びL3を参照すれば、分布に偏りが生じな
いように、フレームオフセット値を決定することができ
るのである。
【0032】同図において、フレームオフセット値“1
5”を使用している移動機の数が増加し、フレームオフ
セット値“15”に対応するカウンタC15のカウント
値が閾値である“9”(上述した閾値X=9)を越えた
ものと仮定する。すると、上述したように偏り一覧リス
ト(対象呼抽出リストL1、旧フレームオフセットリス
トL2及び新フレームオフセットリストL3)が基地局
制御装置100に送られる。この偏り一覧リストを受取
った基地局制御装置100は、これら各リストを参照
し、新たなフレームオフセットを指定すると共に、強制
ハンドオーバを起動する。
【0033】強制ハンドオーバが起動されると、新たな
フレームオフセット値及びそのフレームオフセット値の
開始時刻の通知が基地局を経由して各移動機に送られ
る。移動機では、送られてきたフレームオフセット値及
びそのフレームオフセット値の開始時刻を設定し、その
開始時刻に新フレームオフセット値を起動する。このよ
うに、移動機において新フレームオフセット値を起動し
た結果、図中の矢印Yで示されているように、フレーム
オフセット値が変化する。この結果、フレームオフセッ
ト値の分布の偏りが解消されるのである。
【0034】すなわち、同図中に示されている旧フレー
ムオフセットリストL2では、フレームオフセット値
“0”を使用している移動機の個数が“2”、フレーム
オフセット“1”を使用している移動機の個数が
“2”、フレームオフセット値“15”を使用している
移動機の個数が“9”である場合には、フレームオフセ
ットの偏りが生じている。この偏りが生じている状態に
おいて、上述したように強制ハンドオーバが起動される
と、同図中に示されている新フレームオフセットリスト
L3のように、フレームオフセット値“0”,“1”更
には“15”を使用している移動機の個数が全て“3”
となり、分布の偏りが解消される。
【0035】つまり、使用している移動機の個数が
“9”すなわち閾値に達してしまったフレームオフセッ
ト値“15”については、そのフレームオフセット値
“15”を使用している移動機の番号が抽出され、その
抽出された移動機に対して強制ハンドオーバが起動され
るのである。この強制ハンドオーバの起動により、使用
している移動機の個数が少ないフレームオフセット値で
ある“0”及び“1”が“15”の代わりに使用され
る。この結果、偏りが解消されるのである。
【0036】仮に、フレームオフセット値である“0”
や“1”を使用している移動機の個数が多い場合には、
他のフレームオフセット値(使用している移動機の個数
が少ないもの)が使用される。この場合、対象呼抽出リ
ストL1や旧フレームオフセットリストL2を参照する
ことにより、使用している移動機の個数が少ないフレー
ムオフセット値を選ぶことができるのである。
【0037】なお、上述した旧フレームオフセットリス
トL2は、使用している移動機の個数が少ない順に(又
は多い順に)フレームオフセット値を並べ替えたものを
使用しても良い。このように並べ替えておけば、新たな
フレームオフセット値の選択を行い易くなる。
【0038】ここで、フレームオフセット値の分布が偏
っていると判定するための閾値の設定方法について説明
する。まず、IS―95のフレームオフセットは、基地
局制御装置と基地局無線装置との間の伝送路を平準化し
て使用するために用意されている。例えば、全ての端末
が同じフレームオフセット値を使った場合、トラフィッ
クチャネルコントローラ(TCHC)から端末に送信す
る20ms毎の音声信号のタイミングが全て同じにな
る。
【0039】同時に通話している端末数が多いと、基地
局制御装置―基地局無線装置間の伝送路で運べる伝送容
量を越え、TCHCからの信号がディジタルトランスミ
ッションインタフェース(DTI)で溜まってしまい、
信号の遅延を招き、これにより音声遅延が発生する。そ
のため、16種類のフレームオフセット値“0”〜“1
5”を偏らないように割り当て、複数のTCHCから送
信された音声信号がDTIから同時に出力されることが
ないようにしている。なお、IS―95のフレームオフ
セットの目的は、伝送遅延をなくすためだけであり、無
線区間とは全く関係がない。
【0040】次に、フレームオフセット値の割当て方法
について説明する。基地局無線装置では、2MByte
の回線毎にフレームオフセット値を管理している。新た
な呼が発生した場合、16種類の内で最も使用していな
いフレームオフセット値を、そのときに割当てることと
する。すなわち、周知のLRU(Least Rece
ntly Used)方式を採用する。また、ハンドオ
フを行うことにより、あるフレームオフセット値が同時
に使用できる閾値を越えた場合、セクタ内ハードハンド
オフを起動させ、最も使用していないフレームオフセッ
ト値に切替える。2MByteの回線の伝送容量から、
同時に使用できる呼の閾値は、“9”となる。
【0041】なお、基地局無線装置が同一オフセットに
て入ってきた信号(音声及び各種制御信号等)をどれだ
け遅延を少なくして処理できるかは、基地局無線装置の
処理能力に依存する。処理能力の高い装置であれば、多
く重なって使用しても問題ない。しかし処理能力の低い
装置ならば、2つ3つ重なっただけで遅延が発生してし
まう。このため、基地局無線装置の処理能力に応じて上
記閾値を決定すれば良い。
【0042】以上のように、CDMAシステムにおける
基地局でのフレームオフセット設定の偏りを監視する機
能を設け、これを基地局制御装置側に通知し、通知を受
けた基地局制御装置側では、この通知により対象呼のハ
ンドオーバ等を実施し、新フレームオフセット値を指示
することにより、フレームオフセット値の偏りを是正
し、フレームオフセット分布を均一化することができる
のである。
【0043】なお、以上説明した図4の処理を実現する
ためのプログラムを記録した記録媒体を用意し、同記録
媒体に記録されているプログラムによってコンピュータ
を制御すれば、上述と同様にフレームオフセット設定動
作を行うことができることは明白である。この記録媒体
には、半導体メモリ、磁気ディスク装置の他、種々の記
録媒体を用いることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、基地局で
のフレームオフセット値の分布の偏りを少なくするよう
に、フレームオフセット値を再設定することにより、処
理遅延を低減することができるという効果がある。つま
り、音声又はデータの遅延がより発生しにくいシステム
を構成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフレームオフセット設定システム
又は設定方法を採用したCDMAシステムの構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1中の基地局制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】図1中の基地局無線装置の構成を示すブロック
図である。
【図4】本発明によるフレームオフセット設定方法によ
るフレームオフセット設定シーケンスを示すフローチャ
ートである。
【図5】フレームオフセット設定動作を示す図である。
【図6】フレームオフセット値の偏りによって生じる処
理遅延の一例を示す図である。
【図7】フレームオフセット値の偏りによって生じる処
理遅延の他の例を示す図である。
【符号の説明】
10 移動通信交換局 100 基地局制御装置 200―1〜200―3 基地局 300―1〜300―3 移動機

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声パケットを伝送路へ送出するタイミ
    ングをずらす量であるフレームオフセット値を通知しこ
    のオフセット値に応じて伝送路上に音声パケットが時間
    的に集中しないようにCDMAシステムの上りチャネル
    制御するフレームオフセット設定システムであって、
    ハンドオーバによって発生した前記フレームオフセット
    値の分布の偏り量を検出する偏り検出手段と、この検出
    された偏り量が予め定められた量を越えたとき現在通話
    中の全ての呼についてのフレームオフセット値を平準化
    する平準化手段とを含むことを特徴とするフレームオフ
    セット設定システム。
  2. 【請求項2】 前記偏り検出手段は、フレームオフセッ
    ト値夫々に対応して設けられ対応するフレームオフセッ
    ト値が設定されている移動機の数をカウントするカウン
    タを含み、前記平準化手段は前記カウンタのカウント値
    が所定値を越えたとき偏り量が予め定められた量を越え
    たとすることを特徴とする請求項1記載のフレームオフ
    セット設定システム。
  3. 【請求項3】 前記平準化手段は、現在通話中の全ての
    呼を示す通話中リストと、この通話中リストを参照して
    前記全ての呼についてのフレームオフセットを再設定す
    る再設定手段とを含むことを特徴とする請求項1又は2
    記載のフレームオフセット設定システム。
  4. 【請求項4】 前記再設定手段は、フレームオフセット
    値及びフレームオフセットの開始時刻を基地局及び移動
    機に通知する通知手段を含み、前記基地局及び前記移動
    機はこの通知された開始時刻にフレームオフセットを再
    起動するようにしたことを特徴とする請求項3記載のフ
    レームオフセット設定システム。
  5. 【請求項5】 音声パケットを伝送路へ送出するタイミ
    ングをずらす量であるフレームオフセット値を通知しこ
    のフレームオフセット値に応じて伝送路上に音声パケッ
    トが時間的に集中しないようにCDMAシステムの上り
    チャネルを制御するフレームオフセット設定方法であっ
    て、ハンドオーバによって発生した前記フレームオフセ
    ットの分布の偏り量を検出する偏り検出ステップと、こ
    の検出された偏り量が予め定められた量を越えたとき現
    在通話中の全ての呼についてのフレームオフセットを平
    準化する平準化ステップとを含むことを特徴とするフレ
    ームオフセット設定方法。
  6. 【請求項6】 前記偏り検出ステップにおいてはフレー
    ムオフセット値夫々に対応して設けられ対応するフレー
    ムオフセット値が設定されている移動機の数をカウンタ
    でカウントし、前記平準化ステップにおいては前記カウ
    ンタのカウント値が所定値を越えたとき偏り量が予め定
    められた量を越えたとすることを特徴とする請求項5記
    載のフレームオフセット設定方法。
  7. 【請求項7】 前記平準化ステップにおいては、現在通
    話中の全ての呼を示す通話中リストを参照して前記全て
    の呼についてのフレームオフセットを再設定することを
    特徴とする請求項5又は6記載のフレームオフセット設
    定方法。
  8. 【請求項8】 前記平準化ステップにおいては、フレー
    ムオフセット値及びフレームオフセットの開始時刻を基
    地局及び移動機に通知し、前記基地局及び前記移動機は
    この通知された開始時刻にフレームオフセットを再起動
    するようにしたことを特徴とする請求項7記載のフレー
    ムオフセット設定方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータによって、音声パケットを
    伝送路へ送出するタイミングをずらす量であるフレーム
    オフセット値を通知しこのフレームオフセット値に応じ
    て伝送路上に音声パケットが時間的に集中しないように
    CDMAシステムの上りチャネルを制御する制御プログ
    ラムを記録した記録媒体であって、該制御プログラムは
    コンピュータを、ハンドオーバによって発生した前記フ
    レームオフセットの偏り量を検出する検出手段、この検
    出された偏り量が予め定められた量を越えたとき現在通
    話中の全ての呼についてのフレームオフセットを平準化
    する平準化手段、として動作させることを特徴とする記
    録媒体。
  10. 【請求項10】 前記偏り検出手段は、フレームオフセ
    ット値夫々に対応して設けられ対応するフレームオフセ
    ット値が設定されている移動機の数をカウントするカウ
    ンタを含み、前記平準化手段は前記カウンタのカウント
    値が所定値を越えたとき偏り量が予め定められた量を越
    えたとすることを特徴とする請求項9記載の記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記平準化手段は、現在通話中の全て
    の呼を示す通話中リストと、この通話中リストを参照し
    て前記全ての呼についてのフレームオフセットを再設定
    する再設定手段とを含むことを特徴とする請求項9又は
    10記載の記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記再設定手段は、フレームオフセッ
    ト値及びフレームオフセットの開始時刻を基地局及び移
    動機に通知する通知手段を含み、前記基地局及び前記移
    動機はこの通知された開始時刻にフレームオフセットを
    再起動するようにしたことを特徴とする請求項11記載
    の記録媒体。
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