JP5132055B2 - 物理チャネルの再設定を行う装置および方法 - Google Patents

物理チャネルの再設定を行う装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムにおける物理チャネルの再設定を行う装置に係り、特に、広帯域符号分割多重アクセス(Wideband Code Division Multiple Access:W−CDMA)技術を有する移動通信システムにおいて実施される、移動局と基地局制御装置の間の通信状態変更時に、物理チャネルの再設定を行う方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)システムにおける、通信チャネルの割り当て方法に関しては、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格にて、使用するメッセージ、アルゴリズム等が勧告されている。一般的には、アイドル状態において移動局(Mobile Station:MS)が呼確立要求を送信したこと、または、アイドル状態のMSをネットワーク側から呼び出したことを契機として、各MS個別の物理チャネルである個別チャネルの起動が実施される。
この個別チャネルの起動時に、無線ネットワークを構成する移動局、基地局装置(Base Transceiver Station:BTS)、および基地局制御装置(Radio Network Controller:RNC)の各装置では、要求されている回線種別や回線速度等の各種情報を元に、各種パラメータを決定し、回線を起動する。
また、パケット通信に関しては、個別チャネルを割り当ててパケット通信を実施する状態と、複数のMSに共通の物理チャネルである共通チャネルを使用してパケット通信を実施する状態が定義されている。前者は、Cell_DCH(Dedicated Channel )状態と呼ばれ、後者は、Cell_FACH(Forward Access Channel)状態と呼ばれる。
MSおよびRNCは、主に回線使用率を元にして、使用する通信状態を決定する。例えば、MSは、回線使用率が高い場合(データ通信量が多い場合)、Cell_DCH状態を利用することができる。この場合、例えば、固定レート384kbpsの個別チャネル回線を継続して利用する。
これに対して、回線使用率が低い場合(データ通信量が少ない場合)、MSは、個別チャネル回線を一時解放し、Cell_FACH状態に移行して、共通チャネル回線にて最低限のデータ送受信を実行する(FACH:DL(Downlink)、RACH:UL(Uplink))。そして、Cell_FACHにおける回線使用率が上がってきた場合(データ通信量が増加してきた場合)に、再度、個別チャネル回線を再起動(再設定)している。
上記のように、アイドル状態から個別チャネルを起動し、個別チャネルと共通チャネルの間で遷移を行う場合において、個別チャネルの設定時には、一般的に、RNC−BTS間のIub回線およびMS−BTS間のUu回線のチャネル設定に関わる多種のパラメータを設定する必要がある。このとき、Iub回線のパラメータは、RNC−BTS間の制御信号であるNBAP(Node B Application Part )信号を用いて設定され、Uu回線のパラメータは、RNC−MS間の制御信号であるRRC(Radio Resource Control)信号を用いて設定される。
図13は、このような従来のUMTSシステムにおける、アイドル状態からの発信時に個別チャネルを起動する基本動作シーケンスを示している。この個別チャネルは、DCCH(Dedicated Control Channel )およびDTCH(Dedicated Traffic Channel )からなる。
まず、MSは、RNCに対して呼確立要求(Connection Request)11を送信する。これを受けて、RNCは、BTSとの間でメッセージ12〜15をやり取りし、MSとの間でメッセージ16および17をやり取りする。これにより、DCCHリソースが起動される。
次に、MS、BTS、RNC、および不図示のCN(Core Network)の間でプロシージャ18〜20が実行される。
次に、MS、BTS、およびRNCの間でメッセージ21〜25がやり取りされて、DTCHリソースが起動される。そして、プロシージャ26が実行された後に、個別チャネル回線の接続が確立する。
図14は、Cell_DCHからCell_FACHへの移行と、Cell_FACHからCell_DCHへの復帰の基本動作シーケンスを示している。
Cell_DCHにて通信が行われている間に、MSおよびRNCによりプロシージャ31が実行されて、回線使用率が監視される。そして、イベント32により回線使用率が閾値を下回ったことを検出すると、MSは、Cell_FACHへの移行を要求するMeasurement Report Event 4bのメッセージ33をRNCに送信する。
これを受けて、MSおよびRNCの間でメッセージ34〜38がやり取りされ、BTSおよびRNCの間でメッセージ39〜44がやり取りされる。これにより、個別チャネル回線が解放されて、システムはCell_FACHへ移行する。
次に、イベント45により回線使用率が再び閾値を上回ったことを検出すると、MSは、個別チャネル回線の再設定を要求するMeasurement Report Event 4aのメッセージ46をRNCに送信する。これを受けて、BTSおよびRNCの間でメッセージ47〜52がやり取りされる。このとき、RNCは、NBAP信号にてメッセージ47(Radio Link Setup Request)をBTSに送信して、DCCHおよびDTCHを追加起動するために必要な各種パラメータの値をBTSに通知する。
次に、RNCは、RRC信号にてメッセージ53(Transport Channel Reconfiguration)をMSに送信して、DTCHを起動するために必要な各種パラメータの値をMSに通知する。
MSは、通知されたパラメータを用いてCell_FACHからCell_DCHへの復帰動作54を行い、メッセージ55をRNCに送信する。これにより、システムはCell_DCHへ復帰する。なお、メッセージ39〜55は、Cell_FACHにて送受信される。
図15および図16は、3GPP TS25.433で規定されたメッセージ47の内容(パラメータ)を示している。IE/Group Nameはパラメータ名を表し、PresenceはM(Mandatory )、O(Optional)、およびC(Conditional )の種別を表す。
また、図17〜図20は、3GPP TS25.331で規定されたメッセージ53の内容(パラメータ)を示している。Information Element/Group Nameはパラメータ名を表し、NeedはMP(Mandatorily present )、MD(Mandatory with default value)、OP(Optional)、およびCH(Conditional on history)の種別を表す。
Cell_FACHとは別に、共通チャネルを使用する通信状態として、Cell_PCH(Paging Channel)およびURA(UTRAN Registration Area )_PCHが規定されている。これらの通信状態からCell_DCHへの復帰時にも、MS、BTS、およびRNCの間でメッセージを用いたパラメータの再設定が行われる。
下記の特許文献1は、HSDPA(High-Speed Downlink Packet Access )サービスにおいて、基地局から移動局に対して送受信状態更新情報を通知することで、移動局の状態を設定する移動通信システムに関する。
下記の特許文献2は、初回接続時における論理回線の回線接続関連情報に基づいて、初回接続時と同じ論理回線を使ってデータ通信を行う通信システムに関する。
下記の特許文献3は、ユーザにより指定された利用目的に該当する情報に基づいて、複数の通信方式から最適な通信方式を選択し、対応する通信ソフトウェアを設定する移動通信端末に関する。
特開2004−147050号公報 特開2003−051855号公報 特開2005−198082号公報
従来のUMTSシステムでは、Cell_FACHからCell_DCHへの復帰に伴うCell_DCHのチャネル起動に必要なすべてのパラメータを、メッセージを用いてRNCからBTSおよびMSに通知する必要がある。そのパラメータの数は、図15〜図20に示した通り膨大なものになる。このため、個別チャネルの再確立時には、アイドル状態からの発信時と同様に、パラメータ設定に長い時間を要する。
特に、音声や映像のリアルタイム送信を想定している、次世代の移動通信システムにおいては、MSが通信中に状態遷移を行う場合、パラメータ設定時間を、例えば、数百ミリ秒程度に抑える必要があると考えられる。したがって、Cell_FACHからCell_DCHへの復帰時には、再設定するパラメータの数をできるだけ削減することが望ましい。
本発明の課題は、物理チャネルとして個別チャネルと共通チャネルが設けられた無線通信システムにおいて、通信状態が個別チャネルから共通チャネルに移行した後、元の個別チャネルに復帰する際に、パラメータ設定動作を簡単化し、個別チャネルの再確立に要する時間を短縮することである。
図1は、本発明の通信装置の原理図である。図1の通信装置101は、通信手段111、記憶手段112、および制御手段113を備える。
通信手段111は、無線通信システムにおける個別チャネルまたは共通チャネルを物理チャネルとして用いて、基地局装置102を経由して基地局制御装置103とパケット通信を行う。記憶手段112は、個別チャネルを用いて基地局制御装置103とパケット通信を行う第1の状態における通信回線の識別情報と、第1の状態における通信回線の設定パラメータとを含む回線情報を記憶する。
制御手段113は、第1の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標を所定の閾値と比較し、その指標が閾値を下回ったとき、通信回線の回線情報を保持したままで個別チャネルを解放し、共通チャネルを用いて基地局制御装置103とパケット通信を行う第2の状態へ移行する制御を行う。そして、第2の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標を上記閾値と比較し、その指標が閾値を上回ったとき、上記設定パラメータを用いて第1の状態へ復帰する制御を行う。
上記第1の状態における通信回線の回線情報は、通信装置101以外に、基地局装置102および基地局制御装置103にもそれぞれ格納される。そして、第2の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標が閾値を上回ったとき、それぞれの装置に格納された設定パラメータを用いて第1の状態へ復帰する制御が行われる。
このように、本発明においては、各ネットワーク構成装置に通信回線の回線情報を保持したままで、個別チャネルを用いた通信状態から共通チャネルを用いた通信状態への移行が行われる。これにより、再び個別チャネルが必要になった場合でも、基地局制御装置103から通信装置101および基地局装置102に対して、最低限のパラメータを通知するだけで、元の個別チャネルに復帰することができる。
通信装置101は、例えば、後述する図5の移動局に対応し、通信手段111はアンテナ501、RF部502、およびベースバンド部503に対応し、記憶手段112は記憶部506に対応し、制御手段113は呼処理制御部505に対応する。
また、第1の状態および第2の状態は、例えば、Cell_DCH状態およびCell_FACH状態にそれぞれ対応する。
本発明によれば、共通チャネルから元の個別チャネルに復帰する際に送信されるメッセージ内のパラメータの数が削減されるため、パラメータ設定動作が簡単化される。また、パラメータの通知に要する時間が削減されるので、個別チャネルの再確立に要する時間が短縮される。これにより、ユーザは、パケット等の通信中に個別チャネルの再確立が行われても、ストレスのないチャネル移行を実施することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本実施形態では、MS、BTS、およびRNCの各ネットワーク構成装置において、Cell_FACH状態に移行する前状態であるCell_DCH状態の回線情報を記憶する記憶部を設ける。
そして、Cell_FACH状態に移行したMSが、Cell_DCHに復帰する際にMeasurement Report Event 4aのメッセージを送信すると、それを受信したRNCは、回線設定のためのNBAP信号およびRRC信号において、新規に回線接続用パラメータを通知するのではなく、復帰用パラメータを指定するだけで、移行前のCell_DCHの回線情報を呼び出すようにする。
これにより、NBAP/RRCメッセージ構成の簡略化を図ることができる。また、パラメータ再設定時間を削減することにより、Cell_DCH復帰のための所要時間が短縮される。
図2は、このようなUMTSシステムにおけるCell_DCHからCell_FACHへの移行と、Cell_FACHからCell_DCHへの復帰の動作シーケンスを示している。
MSからRNCに対して呼確立要求201が送信されると、各ネットワーク構成装置は、通常の呼設定アルゴリズムを用いてDCCH起動およびDTCH追加を実施する。まず、図13のメッセージ12〜15に対応するDCCH設定プロシージャ202が実行され、次に、プロシージャ18〜20に対応するプロシージャ203〜205が実行され、次に、メッセージ22および23に対応するDTCH追加設定プロシージャ206が実行される。これにより、DCCHおよびDTCHからなる個別チャネルが起動(確立)され、MSは、その個別チャネルを用いてパケット通信を行う。
個別チャネルの起動完了後(通信回線確立後)、各ネットワーク構成装置は、起動された個別チャネルの設定パラメータ値を一時保持するプロシージャ207を実行する。このとき、設定時に用いた各種識別(ID)情報(RL(Radio Link)−ID/DCH−ID)と設定パラメータ値を、回線情報として記憶部に保存する。
次に、MSにおいて回線使用率(データ通信量)が閾値を下回った等のトラフィックボリュームイベントが発生すると、図14のメッセージ34〜44に対応するCell_FACH移行プロシージャ208が実行され、通信状態はCell_DCHからCell_FACHに移行する。これにより、物理的なリソースとしての個別チャネルは一旦解放される。
このとき、RNCは、対象MSの使用回線を一時停止(サスペンド)するSuspend動作209を行い、前状態の回線情報を記憶部から削除せずに保持しておく。この場合、一時停止された回線の論理的なリソースは保持されるため、他のMSが利用することはできない。ただし、呼切断により個別チャネルが解放された場合には、この限りではない。
次に、Cell_FACHにて通信中のMSにおいて、回線使用率(データ通信量)が閾値を上回った等のイベントが発生すると、MSは、Cell_DCH復帰トリガとして、Measurement Report Event 4aのメッセージ211をRNCに送信する。これにより、MS、BTS、およびRNCの間でCell_DCH復帰プロシージャ212が実行される。
次に、RNCは、記憶部に保持された対象MSの回線情報を呼び出すResume動作213を行い、BTS−RNC間のIub回線上のNBAP信号を用いて、再開要求(対象回線Resume Request)のメッセージ214をBTSに送信する。
これを受けて、BTSは、記憶部に保持された対象回線の回線情報を呼び出すResume動作215を行い、NBAP信号を用いて再開完了(対象回線Resume Confirm)のメッセージ216をRNCに送信する。
次に、RNCは、MS−RNC間のUu回線上のRRC信号を用いて、対象回線Resume Requestのメッセージ217をMSに送信する。
これを受けて、MSは、記憶部に保持された対象回線の回線情報を呼び出すResume動作218を行い、RRC信号を用いて再開完了(対象回線Resume Complete)のメッセージ219をRNCに送信する。
RNCがMSからの再開完了メッセージ219を受信すると、Cell_DCHへの復帰が完了し、個別チャネルが再確立される。
このようにして、Cell_FACH状態にあるMSがCell_DCH状態に復帰する際に、一時停止された前状態の回線が再開(レジューム)される。Cell_FACHからCell_DCHに復帰する際に記憶部に保持されたパラメータ値を用いることで、MSを含む各ネットワーク構成装置がパラメータ設定/チェックに要する時間が削減される。これにより、復帰時のチャネル再設定に要する時間が短縮されるため、アプリケーション(データ送受信)のスムースな切替(ストレスのないチャネル復帰)が可能となる。
また、本実施形態では、有限なリソースである論理的なチャネルリソースの有効利用を促すために、以下のような場合には、保持された回線情報を消去することを許容する。これにより、Cell_FACHからの復帰時のチャネル設定時間短縮だけでなく、論理的なリソースの有効利用にも配慮することができる。
(1)Cell_FACH状態にあるMSが、他のBTSのセル(無線ゾーン)へ移動した場合(Cell Update: cause Cell Reselection)、回線情報を消去する。Cell Updateは、現在のセルにおけるRRC通信の可否をチェックするために、MSからRNCに送信されるメッセージである。MSが他のセルへ移動したときは、メッセージ内でCell Reselectionが指定される。
(2)Cell_FACH状態にあるMSが無線ゾーンの外(圏外エリア)に移動した等の要因により、Periodical Cell Update待ちでタイムアウトした場合(MS側Uu回線切断と判定された場合)、回線情報を消去する。Periodical Cell Updateは、Cell Updateと同様の目的で、MSからRNCに定期的に送信されるメッセージである。RNCがあらかじめ決められた時間内にこのメッセージを受信しない場合は、タイムアウトとなる。
(3)Periodical Cell Update回数が、新設パラメータである所定の閾値を超えた場合、対象MSがCell_DCH状態に戻る確率は低いと判断し、回線情報を消去する。
このように、一時停止されたリソースの解放論理を提供することにより、システム内のリソースの無駄な保留がなくなり、有限リソースの有効利用が可能になる。上記(3)のリソース解放論理に関しては、後に図11および図12を参照して具体的に説明する。
ところで、図2では、アイドル状態のMSから発信が行われた場合のシーケンスが示されているが、アイドル状態のMSをネットワーク側から呼び出した場合にも、同様のシーケンスにて通信状態の遷移が行われる。この場合、不図示のCNからRNCに対してページングメッセージが送信され、次に、RNCからMSに対してページングメッセージが送信される。これを受けて、呼び出されたMSは呼確立要求201をRNCに送信し、それ以降のシーケンスが実行される。
次に、図3から図10までを参照しながら、図2の各ネットワーク構成装置の構成と、記憶部のデータ構造について説明する。
図3は、RNCの構成例を示している。このRNCは、処理部301、303、306、インタフェース部302、スイッチ部304(ATM−SW)、制御部305、308、および終端部307を備え、複数のBTSを制御する。
処理部301は、AAL2(ATM Adaptation Layer 2)処理部311−1、311−2、および伝送路インタフェース部312(HWIF)を含む。AAL2処理部311−1および311−2は、AAL2の多重分離処理を行う。
インタフェース部302は、伝送路インタフェース321−1(SDLT)、321−2(SDLT)、322(HWIF)を含む。伝送路インタフェース321−1および321−2は、BTS−RNC間のIub回線の終端を行う。
処理部303は、パケットデータ処理部331−1(SPU)、331−2(SPU)、および伝送路インタフェース部332(HWIF)を含む。パケットデータ処理部331−1および331−2は、パケットデータの処理を行う。
スイッチ部304は、ATM(Asynchronous Transfer Mode)のスイッチングを行う。
制御部305は、伝送路インタフェース部351(HWIF)、無線フレームクロック生成部352(MCLK)、およびエマジェンシ制御部353(EMC)を含む。無線フレームクロック生成部352は、装置内基準クロック信号を生成し、エマジェンシ制御部353は、装置状態の異常監視制御を行う。
処理部306は、伝送路インタフェース部361−1(HWIF)、361−2(HWIF)、ダイバーシチハンドオーバトランク部362−1(DHT)〜362−n(DHT)、およびMAC(Media Access Control)多重分離部363−1(M−MUX)〜363−n(M−MUX)を含む。ダイバーシチハンドオーバトランク部362−1〜362−nは、ダイバーシチハンドオーバ処理を行い、MAC多重分離部363−1〜363−nは、無線回線のMAC層多重分離処理を行う。
終端部307は、伝送路インタフェース部371(HWIF)、移動局対向信号終端部372(MSU)、およびOPS(オペレーションシステム)対向信号終端部373(OSU)を備え、呼処理等の制御信号の終端を行う。
制御部308は、バス制御部381(BCONT)、呼処理制御部382−1(CP)〜382−m(CP)、および記憶部383を含む。呼処理制御部382−1〜382−mは、呼確立制御、モビリティ管理等を行う。
呼処理制御部382は、MSとの回線確立後に、Cell_DCHにおける回線情報を記憶部383に格納し、記憶部383は、MSがCell_FACHに移行した際にも、対象回線の回線情報を保持しておく。これにより、対象回線が一時停止される。記憶部383に格納される確立呼の回線情報は、例えば、図6に示すようになる。
この回線情報は、ID情報とパラメータからなり、システム内の回線毎に記憶部383に登録される。ID情報は回線番号(RL−ID/DCH−ID等)と対象MSおよび対象BTSのアドレス情報を含む。MSのアドレス情報に対応付けて、そのMSとのUu回線で用いるRRCパラメータ値が格納され、BTSのアドレス情報に対応付けて、そのBTSとのIub回線で用いるNBAPパラメータ値が格納される。なお、これらのパラメータ値については、回線情報から省略することも可能である。
呼処理制御部382は、同じMSが再びCell_DCHの呼確立要求を送信してきた場合に、そのMSのアドレス情報を含むID情報を読み出して、対象MSと対象BTSに通知することで、一時停止した回線を再開する。
図4は、BTSの構成例を示している。このBTSは、送信アンテナ401、受信アンテナ402、増幅部403、拡散/逆拡散処理部404、スイッチ部405(SW)、および制御部406を備える。
増幅部403は、送信用増幅器411(AMP)および受信用低雑音増幅器412(LNA)を含み、拡散/逆拡散処理部404は、送信器413(TX)、受信器414(RX)、およびベースバンド部415(BB)を含む。
MSから送信された信号は、受信アンテナ402で受信され、増幅器412により増幅された後、受信器414、ベースバンド部415、およびスイッチ部405を経由して制御部406に転送される。このとき、受信器414は、受信信号の検波およびアナログ/デジタル(A/D)変換を行い、ベースバンド部415は、W−CDMA方式における受信信号の逆拡散等のベースバンド信号処理を行う。
また、制御部406からの信号は、スイッチ部405、ベースバンド部415、および送信器413を経由して転送され、増幅器411により増幅された後、送信アンテナ401からMSに送信される。このとき、ベースバンド部415は、W−CDMA方式における送信信号の拡散等のベースバンド信号処理を行い、送信器413は、送信信号のデジタル/アナログ(D/A)変換およびRF信号への変換を行う。
制御部406は、呼処理制御部416、記憶部417、監視制御部418(SV)、およびインタフェース419(IF)を含む。呼処理制御部416は、無線チャネル管理、物理回線(Iub回線)管理、品質管理等を行う。監視制御部418は、装置状態の監視制御を行い、インタフェース419は、BTS−RNC間のIub回線の終端を行う。
呼処理制御部416は、MSおよびRNCとの回線確立後に、起動された個別チャネルの回線情報を記憶部417に格納し、記憶部417は、MSがCell_FACHに移行した際にも、対象回線の回線情報を保持しておく。これにより、対象回線が一時停止される。
この場合、RNCからBTSに対して、図13のRadio Link Deletion Requestのメッセージ39が送信されるが、該当回線が情報記録対象であるため、回線情報は削除されない。記憶部417に格納される確立呼の回線情報は、例えば、図7に示すようになる。
この回線情報は、ID情報とパラメータからなり、回線毎に記憶部417に登録される。ID情報である回線番号(RL−ID/DCH−ID等)に対応付けて、RNCとのIub回線で用いるNBAPパラメータ値が格納される。
呼処理制御部416は、同じMSが再びCell_DCHの呼確立要求を送信し、RNCから図2の再開要求メッセージ214を受信した場合、そのメッセージ214により通知されたID情報に対応するパラメータ値を読み出して、インタフェース419に転送することで、一時停止した回線を再開する。インタフェース419は、転送されたパラメータ値を対象回線に適用して、RNCとの通信を行う。
図7のパラメータとしては、拡散/逆拡散処理部404で用いるパラメータ値を追加することも可能である。この場合、呼処理制御部416は、通知されたID情報に対応するパラメータ値を読み出して、拡散/逆拡散処理部404に転送し、拡散/逆拡散処理部404は、転送されたパラメータ値を適用して信号処理を行う。
なお、回線情報を記憶する記憶部をインタフェース419および拡散/逆拡散処理部404にも設けておき、必要なパラメータ値をID情報と共に格納するようにしてもよい。この場合、インタフェース419および拡散/逆拡散処理部404は、呼処理制御部416から通知されたID情報を元に、対応するパラメータ値を記憶部から読み出して使用する。
図5は、MSの構成例を示している。このMSは、アンテナ501、RF(Radio Frequency )部502、ベースバンド部503、音声入出力部504(Speaker & Mic)、呼処理制御部505、および記憶部506を備える。
RF部502は、アンテナ共用器511(DUP)、電力増幅器512(PA)、受信器513(RX)、送信器514(TX)、変換部515(Analog Front End)、および周波数合成器516(Frequency Synthesizer)を含む。
ベースバンド部503は、信号処理部517(L1 Modem & CH codec)、制御部518(Baseband & RF control)、および音声インタフェース519(Audio Interface)を含む。音声入出力部504は、スピーカおよびマイクを含む。
BTSから送信された信号は、アンテナ501で受信され、アンテナ共用器511、受信器513、および変換部515を経由して、ベースバンド部503に転送される。このとき、受信器513は、受信信号を検波し、変換部515は、A/D変換を行い、ベースバンド部503は、W−CDMA方式における受信信号の逆拡散等のベースバンド信号処理を行う。そして、音声信号を、音声インタフェース519から音声入出力部504に出力する。
また、音声入出力部504からの音声信号は、音声インタフェース519に入力され、送信信号として、ベースバンド部503、変換部515、送信器514を経由して転送される。そして、電力増幅器512により増幅された後、アンテナ共用器511を経由して、アンテナ501からBTSに送信される。このとき、ベースバンド部503は、W−CDMA方式における送信信号の拡散等のベースバンド信号処理を行い、変換部515は、D/A変換を行い、送信器514は、周波数合成器516の出力を用いて、RF信号への変換を行う。
呼処理制御部505は、無線チャネル管理、品質管理、モビリティ管理等を行い、回線使用率(データ通信量)を監視して、それが閾値を上回ったか下回ったかを判定する。呼処理制御部505は、BTSおよびRNCとの回線確立後に、起動された個別チャネルの回線情報を記憶部506に格納し、記憶部506は、MSがCell_FACHに移行した際にも、対象回線の回線情報を保持しておく。これにより、対象回線が一時停止される。
この場合、図2のプロシージャ208において、MSとRNCの間でCell Updateプロシージャが実行され、個別チャネルが切断されて、MSはCell_FACHに移行する。記憶部506に格納される確立呼の回線情報は、例えば、図8に示すようになる。
この回線情報は、ID情報とパラメータからなり、回線毎に記憶部506に登録される。ID情報である回線番号(RL−ID/DCH−ID等)に対応付けて、RNCとのUu回線で用いるRRCパラメータ値が格納される。
その後、トラフィック状態が変化し、再度MSがCell_DCHへの移行を必要とした場合、MSは、Cell_DCHの呼確立要求として、図2のMeasurment Report Event 4aのメッセージ211をRNCに送信し、RNCから再開要求メッセージ217を受信する。
このとき、呼処理制御部505は、そのメッセージ217により通知されたID情報に対応するパラメータ値を、記憶部506から読み出して、ベースバンド部503に転送することで、一時停止した回線を再開する。ベースバンド部503は、転送されたパラメータ値を対象回線に適用して、ベースバンド信号処理を行う。
ただし、上述したように、(1)MSが他のセルへ移動した場合、(2)Periodical Cell Update待ちでタイムアウトした場合、および(3)Periodical Cell Update回数が閾値を超えた場合には、記憶部506から対象回線の回線情報が消去される。
図9は、図2に示したRNCからBTSへの再開要求メッセージ214の一例を示している。このメッセージに含まれるResume回線ID情報901により、一時停止された回線の再開に必要な回線番号がBTSに通知される。
このメッセージは、Resume回線ID情報901の通知を目的としているが、それ以外にも最低限、Cell_FACHからCell_DCHへの復帰時に新たに必要となるパラメータ(変動パラメータ)については通知する必要がある。この例では、変動パラメータとして、初期送信電力を表すパラメータ902が含まれている。
図10は、図2に示したRNCからMSへの再開要求メッセージ217の一例を示している。このメッセージに含まれるResume回線ID情報1001により、一時停止された回線の再開に必要な回線番号がMSに通知される。
図11および図12は、図2のUMTSシステムの動作フローチャートである。まず、MSは、呼確立要求を201をRNCに送信する(ステップ1101)。ネットワーク側からの着信の場合は、RNCからページングメッセージにより呼び出された後、呼確立要求201をRNCに送信する。
RNCは、DCCHおよびDTCHの起動が完了して呼が確立されたか否かをチェックし(ステップ1102)、呼が確立されると、次に、起動されたDTCHはパケット呼に該当するか否かをチェックする(ステップ1103)。パケット呼でなければ、通常呼管理を行う(ステップ1113)。
DTCHがパケット呼であれば、RNCは、DCCHおよびDTCHの設定情報(パラメータ値)、MSおよびBTSのアドレス、および回線番号からなる回線情報を、記憶部383に格納する(ステップ1104)。そして、回線情報の記録をBTSおよびMSに指示する。これを受けて、BTSおよびMSは、上述した回線情報を記憶部417および記憶部506にそれぞれ格納する。
次に、MSは、Cell_FACH移行イベントが発生したか否かをチェックし(ステップ1105)、Cell_FACH移行イベントが発生していなければ、Cell_DCHの呼を継続するか否かを決定し(ステップ1114)、呼を継続する場合は、ステップ1105のチェックを繰り返す。
呼を切断する場合は、MS、BTS、およびRNCの各ネットワーク構成装置は、呼切断処理が完了したか否かをチェックし(ステップ1117)、呼切断処理が完了しなければ、異常終了する(ステップ1118)。
呼切断処理が完了すると、MS、BTS、およびRNCは、対象呼に対応する回線情報を記憶部506、417、および383からそれぞれ消去し、一時停止されていた回線を解放する(ステップ1119)。
ステップ1105において、Cell_FACH移行イベントが発生すると、MSは、Cell_FACHの呼確立要求として、Measurment Report Event 4bのメッセージをRNCに送信する。
これを受信したRNCは、Cell_FACHへの移行が完了したか否かをチェックし(ステップ1106)、移行が完了していなければ、次に、移行が失敗したか否かをチェックする(ステップ1115)。移行が失敗していなければ、ステップ1106のチェックを繰り返す。移行が失敗した場合は、RNCからの指示によりステップ1119の処理が行われる。
ステップ1106において、Cell_FACHへの移行が完了すると、RNCは、Cell_FACHにてMSと通信を行う(ステップ1107)。
次に、MSは、Cell Updateイベントが発生したか否かをチェックし(ステップ1108)、Cell Updateイベントが発生すると、Cell UpdateのメッセージをRNCに送信する。
これを受信したRNCは、受信したメッセージがPeriodical Cell Updateイベントに該当するか否かをチェックし(ステップ1109)、Periodical Cell Updateイベントであれば、次に、Periodical Cell Update処理が完了したか否かをチェックする(ステップ1110)。
Periodical Cell Update処理が完了していなければ、その処理が失敗したか否かをチェックし(ステップ1116)、失敗していなければ、ステップ1110のチェックを繰り返す。Periodical Cell Update処理が失敗した場合は、RNCからの指示によりステップ1119の処理が行われる。
ステップ1110において、Periodical Cell Update処理が完了すると、次に、Periodical Cell Updateの回数を閾値と比較する(ステップ1111)。その回数が閾値を超えていれば、RNCからの指示によりステップ1119の処理が行われる。
Periodical Cell Updateの回数が閾値以下であれば、RNCは、MSからMeasurment Report Event 4aのメッセージ211を受信したか否かをチェックする(ステップ1112)。メッセージ211を受信していなければ、ステップ1110のチェックを繰り返す。
メッセージ211を受信すると、RNCは、そのメッセージ211に含まれる送信元MSのアドレスを取り出し(ステップ1201)、そのMSアドレスに対応する回線情報が記憶部383内にあるか否かをチェックする(ステップ1202)。対応する回線情報がなければ、送信元MSは他のセルから移動したMS、または一時停止の回線情報を持たないMSであると判断する(ステップ1221)。そして、通常のMeasurment Report受付処理を行って、個別チャネルを起動する(ステップ1222)。
ステップ1202において、記憶部383内に対応する回線情報があれば、その回線情報を用いて一時停止されていたIub回線の再開処理を行い(ステップ1203)、再開処理が完了したか否かをチェックする(ステップ1204)。再開処理が完了していなければ、再開処理が失敗したか否かをチェックし(ステップ1214)、失敗していなければ、ステップ1204のチェックを繰り返す。
再開処理が失敗した場合は、呼の再設定に失敗したと判断し(ステップ1215)、Cell Update Failure処理を行う(ステップ1216)。
ステップ1204において、再開処理が完了すると、送信元MSのアドレスに対応する回線情報のID情報を含む再開要求メッセージ214をBTSに送信し、Iub回線の再開を依頼する(ステップ1205)。
次に、BTSから再開完了メッセージ216を受信したか否かをチェックし(ステップ1206)、再開完了メッセージ216を受信していなければ、あらかじめ決められた受信待ち時間が経過したか否かをチェックする(ステップ1217)。待ち時間が経過すると、RNCおよびMSは、呼の再設定に失敗したと判断し(ステップ1223)、Cell Update Failure処理を行う(ステップ1224)。そして、ステップ1119の処理が行われる。
ステップ1217において、待ち時間が経過していない場合は、RNCは、BTSから再開失敗のメッセージを受信したか否かをチェックし(ステップ1218)、再開失敗メッセージを受信していなければ、ステップ1206のチェックを繰り返す。RNCが再開失敗メッセージを受信すると、ステップ1223以降の処理が行われる。
ステップ1206において、RNCが再開完了メッセージ216を受信すると、RNCおよびBTSは、BTS−RNC間のIub回線の再開処理を完了する(ステップ1207)。
次に、RNCは、送信元MSのアドレスに対応する回線情報のID情報を含む再開要求メッセージ217をそのMSに送信し、Uu回線の再開を依頼する(ステップ1208)。そして、MSから再開完了メッセージ219を受信したか否かをチェックし(ステップ1209)、再開完了メッセージ219を受信していなければ、あらかじめ決められた受信待ち時間が経過したか否かをチェックする(ステップ1219)。待ち時間が経過すると、ステップ1223以降の処理が行われる。
ステップ1219において、待ち時間が経過していない場合は、RNCは、MSから再開失敗のメッセージを受信したか否かをチェックし(ステップ1220)、再開失敗メッセージを受信していなければ、ステップ1209のチェックを繰り返す。RNCが再開失敗メッセージを受信すると、ステップ1223以降の処理が行われる。
ステップ1209において、RNCが再開完了メッセージ219を受信すると、RNCおよびMSは、MS−RNC間のUu回線の再開処理を完了する(ステップ1210)。そして、各ネットワーク構成装置は、Cell_DCHの個別チャネルの再起動を完了し(ステップ1211)、MSおよびRNCは、通常のCell Updateプロシージャを実行する(ステップ1212)。こうして、呼の再設定が終了する(ステップ1213)。
なお、図11および図12では、Periodical Cell Update回数が閾値を超えた場合(ステップ1111)に回線情報を消去する処理(ステップ1119)が示されているが、MSが他のセルへ移動した場合、およびPeriodical Cell Update待ちでタイムアウトした場合に回線情報を消去する処理は省略されている。
MSが他のセルへ移動した場合には、RNCにより回線が一旦切断されるため、それをトリガとしてステップ1119と同様の処理が行われる。また、RNCは、MSから受信するPeriodical Cell Updateメッセージの時間間隔をカウントしており、あらかじめ決められた時間内に次のPeriodical Cell Updateメッセージを受信しなければ、ステップ1119と同様の処理を行う。
ところで、図2のUMTSシステムでは、移動端末であるMSをUE(ユーザ機器)の例として用いているが、一般的には、固定端末であるUEを用いた場合でも、回線使用率(データ通信量)に応じて同様の状態遷移を行うことが考えられる。したがって、本発明の個別チャネル再設定方法は、固定端末に対しても適用可能である。
また、Cell_FACHへ移行するか否か、およびCell_DCHへ復帰するか否かを判定するための指標は回線使用率に限られず、データ送信量やデータ受信量のように、UEのデータ通信量を示す他の指標を用いることも可能である。
(付記1)無線通信システムにおける個別チャネルまたは共通チャネルを物理チャネルとして用いて、基地局装置を経由して基地局制御装置とパケット通信を行う通信手段と、
前記個別チャネルを用いて前記基地局制御装置とパケット通信を行う第1の状態における通信回線の識別情報と、該第1の状態における該通信回線の設定パラメータとを含む回線情報を記憶する記憶手段と、
前記第1の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標を所定の閾値と比較し、該指標が該閾値を下回ったとき、前記通信回線の回線情報を保持したままで前記個別チャネルを解放し、前記共通チャネルを用いて前記基地局制御装置とパケット通信を行う第2の状態へ移行する制御を行い、該第2の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標を前記閾値と比較し、該指標が該閾値を上回ったとき、前記設定パラメータを用いて前記第1の状態へ復帰する制御を行う制御手段と
を備えることを特徴とする通信装置。
(付記2)前記通信手段は、前記第2の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標が前記閾値を上回ったとき、前記個別チャネルの再設定要求を前記基地局制御装置に送信して、該基地局制御装置から再開要求を受信し、前記制御手段は、該再開要求に含まれる前記通信回線の識別情報に対応する設定パラメータを用いて、前記第1の状態へ復帰する制御を行うことを特徴とする付記1記載の通信装置。
(付記3)無線通信システムにおける個別チャネルまたは共通チャネルを物理チャネルとして用いて、基地局装置を経由して通信装置とパケット通信を行い、該個別チャネルを用いて該通信装置とパケット通信を行う第1の状態において、前記共通チャネルを用いて該通信装置とパケット通信を行う第2の状態へ移行する移行要求を該通信装置から受信し、該第2の状態において、該個別チャネルの再設定要求を該通信装置から受信する通信手段と、
前記第1の状態における通信回線の識別情報と、該第1の状態における該通信回線の設定パラメータとを含む回線情報を記憶する記憶手段と、
前記移行要求を受信したとき、前記通信回線の回線情報を保持したままで前記個別チャネルを解放し、前記第2の状態へ移行する制御を行い、前記再設定要求を受信したとき、前記設定パラメータを用いて前記第1の状態へ復帰する制御を行う制御手段と
を備えることを特徴とする基地局制御装置。
(付記4)前記通信手段は、前記第1の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標が前記閾値を下回ったとき、前記通信装置から前記移行要求を受信し、前記第2の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標が前記閾値を上回ったとき、該通信装置から前記再設定要求を受信することを特徴とする付記3記載の基地局制御装置。
(付記5)前記記憶手段に記憶される回線情報は、前記通信装置のアドレス情報をさらに含み、前記制御手段は、前記移行要求の送信元のアドレス情報に対応する回線情報から前記通信回線の識別情報を読み出し、前記通信手段は、読み出された通信回線の識別情報を含む再開要求を該通信装置に送信することを特徴とする付記3または4記載の基地局制御装置。
(付記6)前記記憶手段に記憶される回線情報は、前記基地局装置のアドレス情報をさらに含み、前記制御手段は、前記移行要求の送信元のアドレス情報に対応する回線情報から該基地局装置のアドレス情報を読み出し、前記通信手段は、前記通信回線の識別情報を含む再開要求を該基地局装置に送信することを特徴とする付記5記載の基地局制御装置。
(付記7)前記制御手段は、前記第2の状態において前記通信装置が他の基地局装置の無線ゾーンへ移動したとき、前記記憶手段から前記通信回線の回線情報を消去することを特徴とする付記3または4記載の基地局制御装置。
(付記8)前記制御手段は、前記第2の状態において前記通信装置が通信可否をチェックするために定期的に送信するメッセージをあらかじめ決められた時間内に受信しなかったとき、前記記憶手段から前記通信回線の回線情報を消去することを特徴とする付記3または4記載の基地局制御装置。
(付記9)前記制御手段は、前記第2の状態において前記通信装置が通信可否をチェックするために定期的に送信するメッセージを受信した回数が所定の閾値を超えたとき、前記記憶手段から前記通信回線の回線情報を消去することを特徴とする付記3または4記載の基地局制御装置。
(付記10)個別チャネルまたは共通チャネルを物理チャネルとして用いて、通信装置が基地局装置を経由して基地局制御装置とパケット通信を行う無線通信システムにおける物理チャネル再設定方法であって、
前記個別チャネルを用いて前記通信装置と前記基地局制御装置がパケット通信を行う第1の状態における通信回線の識別情報と、該第1の状態における該通信回線の設定パラメータとを含む回線情報を、前記通信装置、基地局装置、および基地局制御装置のそれぞれに格納し、
前記第1の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標を所定の閾値と比較し、
前記指標が前記閾値を下回ったとき、前記通信回線の回線情報を保持したままで前記個別チャネルを解放し、前記共通チャネルを用いて前記通信装置と前記基地局制御装置がパケット通信を行う第2の状態へ移行する制御を行い、
前記第2の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標を前記閾値と比較し、
前記指標が前記閾値を上回ったとき、前記設定パラメータを用いて前記第1の状態へ復帰する制御を行う
ことを特徴とする物理チャネル再設定方法。
(付記11)前記第1の状態において前記指標が前記閾値を下回ったとき、前記第2の状態へ移行する移行要求を前記通信装置から前記基地局制御装置に送信し、
前記基地局制御装置が前記移行要求を受信したとき、前記通信回線の回線情報を保持したままで前記個別チャネルを解放し、前記第2の状態へ移行する制御を行い、
前記第2の状態において前記指標が前記閾値を下回ったとき、前記個別チャネルの再設定要求を前記通信装置から前記基地局制御装置に送信し、
前記基地局制御装置が前記再設定要求を受信したとき、前記設定パラメータを用いて前記第1の状態へ復帰する制御を行う
ことを特徴とする付記10記載の物理チャネル再設定方法。
(付記12)前記基地局制御装置に格納された回線情報は、前記通信装置のアドレス情報をさらに含み、該基地局制御装置に格納された、前記移行要求の送信元のアドレス情報に対応する回線情報から、前記通信回線の識別情報を読み出し、読み出された通信回線の識別情報を含む再開要求を該基地局制御装置から該通信装置に送信することを特徴とする付記11記載の物理チャネル再設定方法。
(付記13)前記基地局制御装置に格納された回線情報は、前記基地局装置のアドレス情報をさらに含み、該基地局制御装置に格納された、前記移行要求の送信元のアドレス情報に対応する回線情報から、該基地局装置のアドレス情報を読み出し、前記通信回線の識別情報を含む再開要求を該基地局制御装置から該基地局装置に送信することを特徴とする付記12記載の物理チャネル再設定方法。
(付記14)前記第2の状態において前記通信装置が他の基地局装置の無線ゾーンへ移動したとき、前記通信装置、基地局装置、および基地局制御装置のそれぞれから前記通信回線の回線情報を消去することを特徴とする付記10記載の物理チャネル再設定方法。
(付記15)前記第2の状態において前記通信装置が通信可否をチェックするために定期的に送信するメッセージを、前記基地局制御装置があらかじめ決められた時間内に受信しなかったとき、前記通信装置、基地局装置、および基地局制御装置のそれぞれから前記通信回線の回線情報を消去することを特徴とする付記10記載の物理チャネル再設定方法。
(付記16)前記第2の状態において前記通信装置が通信可否をチェックするために定期的に送信するメッセージの送信回数が所定の閾値を超えたとき、前記通信装置、基地局装置、および基地局制御装置のそれぞれから前記通信回線の回線情報を消去することを特徴とする付記10記載の物理チャネル再設定方法。
本発明の通信装置の原理図である。 本発明のCell_FACH移行/Cell_DCH復帰シーケンスを示す図である。 基地局制御装置の構成図である。 基地局装置の構成図である。 移動局の構成図である。 基地局制御装置の回線情報を示す図である。 基地局装置の回線情報を示す図である。 移動局の回線情報を示す図である。 第1のRESUME REQUESTを示す図である。 第2のRESUME REQUESTを示す図である。 移動通信システムの動作フローチャート(その1)である。 移動通信システムの動作フローチャート(その2)である。 従来の発信シーケンスを示す図である。 従来のCell_FACH移行/Cell_DCH復帰シーケンスを示す図である。 RADIO LINK SETUP REQUESTを示す図(その1)である。 RADIO LINK SETUP REQUESTを示す図(その2)である。 TRANSPORT CHANNEL RECONFIGURATIONを示す図(その1)である。 TRANSPORT CHANNEL RECONFIGURATIONを示す図(その2)である。 TRANSPORT CHANNEL RECONFIGURATIONを示す図(その3)である。 TRANSPORT CHANNEL RECONFIGURATIONを示す図(その4)である。
符号の説明
101 通信装置
102 基地局装置
103 基地局制御装置
111 通信手段
112 記憶手段
113 制御手段
301、303、306 処理部
302 インタフェース部
304、405 スイッチ部
305、308、406、518 制御部
307 終端部
311−1、311−2 AAL2処理部
312、321−1、321−2、322、332、351、361−1、361−2、371 伝送路インタフェース部
331−1、331−2 パケットデータ処理部
352 無線フレームクロック生成部
353 エマジェンシ制御部
362−1、362−n ダイバーシチハンドオーバトランク部
363−1、363−n MAC多重分離部
372 移動局対向信号終端部
373 対向信号終端部
381 バス制御部
382−1、382−m、416、505 呼処理制御部
383、417、506 記憶部
401 送信アンテナ
402 受信アンテナ
403 増幅部
404 拡散/逆拡散処理部
411 送信用増幅器
412 受信用低雑音増幅器
413、514 送信器
414、513 受信器
415、503 ベースバンド部
418 監視制御部
419 インタフェース
501 アンテナ
502 RF部
504 音声入出力部
511 アンテナ共用器
512 電力増幅器
515 変換部
516 周波数合成器
517 信号処理部
519 音声インタフェース
901、1001 Resume回線ID情報
902 初期送信電力

Claims (10)

  1. 無線通信システムにおける個別チャネルまたは共通チャネルを物理チャネルとして用いて、基地局装置を経由して基地局制御装置とパケット通信を行う通信手段と、
    前記個別チャネルを用いて前記基地局制御装置とパケット通信を行う第1の状態における通信回線の識別情報と、該第1の状態における該通信回線の設定パラメータであって該個別チャネルを起動するために使用される該設定パラメータとを含む回線情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標を所定の閾値と比較し、該指標が該閾値を下回ったとき、前記通信回線の回線情報を保持したままで前記個別チャネルを解放し、前記共通チャネルを用いて前記基地局制御装置とパケット通信を行う第2の状態へ移行する制御を行い、該第2の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標を前記閾値と比較し、該指標が該閾値を上回ったとき、前記設定パラメータを用いて該個別チャネルを再起動することで前記第1の状態へ復帰する制御を行う制御手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信手段は、前記第2の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標が前記閾値を上回ったとき、前記個別チャネルの再設定要求を前記基地局制御装置に送信して、該基地局制御装置から再開要求を受信し、前記制御手段は、該再開要求に含まれる前記通信回線の識別情報に対応する設定パラメータを用いて、前記第1の状態へ復帰する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 無線通信システムにおける個別チャネルまたは共通チャネルを物理チャネルとして用いて、基地局装置を経由して通信装置とパケット通信を行い、該個別チャネルを用いて該通信装置とパケット通信を行う第1の状態において、前記共通チャネルを用いて該通信装置とパケット通信を行う第2の状態へ移行する移行要求を該通信装置から受信し、該第2の状態において、該個別チャネルの再設定要求を該通信装置から受信する通信手段と、
    前記第1の状態における通信回線の識別情報と、該第1の状態における該通信回線の設定パラメータであって前記個別チャネルを起動するために使用される該設定パラメータとを含む回線情報を記憶する記憶手段と、
    前記移行要求を受信したとき、前記通信回線の回線情報を保持したままで前記個別チャネルを解放し、前記第2の状態へ移行する制御を行い、前記再設定要求を受信したとき、前記設定パラメータを用いて該個別チャネルを再起動することで前記第1の状態へ復帰する制御を行う制御手段と
    を備えることを特徴とする基地局制御装置。
  4. 前記通信手段は、前記第1の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標が前記閾値を下回ったとき、前記通信装置から前記移行要求を受信し、前記第2の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標が前記閾値を上回ったとき、該通信装置から前記再設定要求を受信することを特徴とする請求項3記載の基地局制御装置。
  5. 前記記憶手段に記憶される回線情報は、前記通信装置のアドレス情報をさらに含み、前記制御手段は、前記移行要求の送信元のアドレス情報に対応する回線情報から前記通信回線の識別情報を読み出し、前記通信手段は、読み出された通信回線の識別情報を含む再開要求を該通信装置に送信することを特徴とする請求項3または4記載の基地局制御装置。
  6. 前記記憶手段に記憶される回線情報は、前記基地局装置のアドレス情報をさらに含み、前記制御手段は、前記移行要求の送信元のアドレス情報に対応する回線情報から該基地局装置のアドレス情報を読み出し、前記通信手段は、前記通信回線の識別情報を含む再開要求を該基地局装置に送信することを特徴とする請求項5記載の基地局制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記第2の状態において前記通信装置が他の基地局装置の無線ゾーンへ移動したとき、前記記憶手段から前記通信回線の回線情報を消去することを特徴とする請求項3または4記載の基地局制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記第2の状態において前記通信装置が通信可否をチェックするために定期的に送信するメッセージをあらかじめ決められた時間内に受信しなかったとき、前記記憶手段から前記通信回線の回線情報を消去することを特徴とする請求項3または4記載の基地局制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記第2の状態において前記通信装置が通信可否をチェックするために定期的に送信するメッセージを受信した回数が所定の閾値を超えたとき、前記記憶手段から前記通信回線の回線情報を消去することを特徴とする請求項3または4記載の基地局制御装置。
  10. 個別チャネルまたは共通チャネルを物理チャネルとして用いて、通信装置が基地局装置を経由して基地局制御装置とパケット通信を行う無線通信システムにおける物理チャネル再設定方法であって、
    前記個別チャネルを用いて前記通信装置と前記基地局制御装置がパケット通信を行う第1の状態における通信回線の識別情報と、該第1の状態における該通信回線の設定パラメータであって該個別チャネルを起動するために使用される該設定パラメータとを含む回線情報を、前記通信装置、基地局装置、および基地局制御装置のそれぞれに格納し、
    前記第1の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標を所定の閾値と比較し、
    前記指標が前記閾値を下回ったとき、前記通信回線の回線情報を保持したままで前記個別チャネルを解放し、前記共通チャネルを用いて前記通信装置と前記基地局制御装置がパケット通信を行う第2の状態へ移行する制御を行い、
    前記第2の状態におけるパケットデータ通信量を示す指標を前記閾値と比較し、
    前記指標が前記閾値を上回ったとき、前記設定パラメータを用いて前記個別チャネルを再起動することで前記第1の状態へ復帰する制御を行う
    ことを特徴とする物理チャネル再設定方法。
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