JP2957538B2 - 移動体パケット通信システム - Google Patents

移動体パケット通信システム

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JP2957538B2
JP2957538B2 JP10068344A JP6834498A JP2957538B2 JP 2957538 B2 JP2957538 B2 JP 2957538B2 JP 10068344 A JP10068344 A JP 10068344A JP 6834498 A JP6834498 A JP 6834498A JP 2957538 B2 JP2957538 B2 JP 2957538B2
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昌明 根本
晃 大塚
桂子 米田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワーク側
に配置されるパケット通信装置と、このパケット通信装
置と共通チャネル及び個別チャネルを使用してパケット
通信を行う移動体端末とを備えた移動体パケット通信シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体通信システムで共通チャネ
ルと個別チャネルを使用してパケット通信を行う例とし
て、例えば“「B−5−67:DS−CDMAパケット
移動通信における媒体アクセス制御の適応切替」199
7年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会”で示され
たものがある。従来の移動体通信システムのパケット通
信は、送信するデータ量に応じて低トラヒックに適した
競合方式、即ち共通チャネルパケット通信、又は高トラ
ヒックに適した予約方式、即ち個別チャネルパケット通
信の選択を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動体通信シス
テムのパケット通信では、送信するデータ量によって共
通チャネルパケット送信、あるいは個別チャネルパケッ
ト通信のいずれかの選択を行うため、共通チャネル上で
複数の移動端末が共通チャネルパケット通信を行うと、
複数移動端末からの上り共通チャネルパケット送信によ
る競合によりパケット送信のスループットが低下すると
いう課題があった。
【0004】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、共通チャネル上でのパケット送信
が競合により送信待ちとなった場合に個別チャネルでパ
ケット送信を行うものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る移動体
パケット通信システムは、基地局装置、基地局制御装
置、交換局のいずれかに配置される無線パケット通信装
置と、この無線パケット通信装置と共通チャネル及び個
別チャネルで無線パケット通信を行う少なくとも1つの
移動端末とを備え、前記無線パケット通信装置は、共通
チャネルの送信待ちキューと、共通チャネルパケット送
信要求が発生したとき、前記送信待ちキューのキューイ
ング数が0(送信待ちキューが空)の場合は、前記共通
チャネルで前記移動端末へパケット送信を行い、前記送
信待ちキューのキューイング数が0でない場合は、前記
送信待ちキューに送信情報をキューイングする第1の送
信制御手段と、前記共通チャネルでの1つのパケット送
信が完了する毎に前記送信待ちキューを監視して、キュ
ーイングされている送信情報があれば共通チャネルで前
記移動端末へパケット送信を行い、前記送信待ちキュー
のキューイング数に予め設定できる閾値を設けておき、
前記キューイング時にキューイング数が前記閾値以上と
なった場合は、キューイングされている送信情報を取り
出して前記個別チャネルで前記移動端末へパケット通信
を行う第2の送信制御手段とを備えたものである。
【0006】また、第2の発明に係る移動体パケット通
信システムは、基地局装置、この基地局を管理する基地
局制御装置、この基地局制御装置と接続された交換局の
いずれかに配置される無線パケット通信装置と、前記基
地局と無線で接続され、前記無線パケット通信装置と共
通チャネル及び個別チャネルでパケット通信を行う少な
くとも1つの移動端末とを備え、前記無線パケット通信
装置は、前記共通チャネルの送信待ちキューと、前記共
通チャネルが送信可能状態であれば、前記送信待ちキュ
ーから送信情報を取り出して前記共通チャネルでパケッ
トを前記移動端末へ送信する共通チャネルパケット送信
手段と、前記共通チャネルからパケットを受信すると共
通チャネルパケット送受信制御手段へ通知する共通チャ
ネルパケット受信手段と、共通チャネルパケット送信情
報を前記送信待ちキューに通知し、制御信号送受信手段
へ共通チャネルパケット通信の開始、及び終了の指示を
行うとともに、共通チャネルパケット通信を個別チャネ
ルパケット通信へ切り替える時の個別トラフィックチャ
ネルを使用した個別チャネルパケット通信の開始、及び
終了の指示を行う共通チャネルパケット送受信制御手段
と、前記個別チャネルでパケットを前記移動端末へ送信
する個別チャネルパケット送信手段と、前記個別チャネ
ルからパケットを受信すると個別チャネルパケット送受
信制御手段へ通知する個別チャネルパケット受信手段
と、制御信号送受信手段へ個別チャネルパケット通信の
開始、及び終了の指示を行い、個別チャネルパケット送
信時は個別チャネルパケット送信手段へ個別チャネル送
信情報を通知し、個別チャネルパケット受信手段からパ
ケット受信を通知されるとパケット受信処理を行う個別
チャネルパケット送受信制御手段と、を備え、前記共通
チャネルパケット送受信制御手段は、共通チャネルパケ
ット送信要求が発生したとき、前記送信待ちキューのキ
ューイング数が0(送信待ちキューが空)の場合は、共
通チャネルで前記移動端末へパケット送信を行い、前記
送信待ちキューのキューイング数が0ではない場合は、
前記送信待ちキューに送信情報をキューイングし、前記
共通チャネルでの1つのパケット送信が完了する毎に前
記送信待ちキューを監視して、キューイングされている
送信情報があれば共通チャネルで前記移動端末へパケッ
ト送信を行い、前記送信待ちキューのキューイング数に
予め設定できる閾値を設けておき、前記キューイング時
にキューイング数が前記閾値以上となった場合は、キュ
ーイングされている送信情報を取り出して前記個別チャ
ネルで前記移動端末へパケット通信を行うものである。
【0007】また、第3の発明に係る移動体パケット通
信システムは、基地局装置、基地局制御装置、交換局の
いずれかに配置される無線パケット通信装置と、この無
線パケット通信装置と共通チャネル及び個別チャネルで
無線パケット通信を行う少なくとも1つの移動端末とを
備え、前記移動端末は、共通チャネルのパケット送信待
ちキューと、共通チャネルパケット送信要求が発生した
とき、前記送信待ちキューのキューイング数が0の場合
は、前記共通チャネルで前記無線パケット通信装置へパ
ケット送信を行い、前記送信待ちキューのキューイング
数が0でない場合は、前記送信待ちキューに送信情報を
キューイングする第1の送信制御手段と、前記共通チャ
ネルでの1つのパケット送信が完了する毎に前記送信待
ちキューを監視して、キューイングされている送信情報
があれば前記共通チャネルで前記無線パケット通信装置
へパケット送信を行い、前記送信待ちキューのキューイ
ング数に予め設定できる閾値を設けておき、前記キュー
イング時にキューイング数が前記閾値以上となった場合
は、キューイングされている送信情報を取り出して前記
個別チャネルで前記無線パケット通信装置へパケット通
信を行う第2の送信制御手段とを備えたものである。
【0008】また、第4の発明に係る移動体パケット通
信システムは、基地局装置、この基地局を管理する基地
局制御装置、この基地局制御装置と接続された交換局の
いずれかに配置される無線パケット通信装置と、前記基
地局と無線で接続され、前記無線パケット通信装置と共
通チャネル及び個別チャネルでパケット通信を行う少な
くとも1つの移動端末とを備え、前記移動端末は、前記
共通チャネルの送信待ちキューと、前記共通チャネルが
送信可能状態であれば、前記送信待ちキューから送信情
報を取り出して前記共通チャネルでパケットを前記無線
パケット通信装置へ送信する共通チャネルパケット送信
手段と、前記共通チャネルからパケットを受信すると共
通チャネルパケット送受信制御手段へ通知する共通チャ
ネルパケット受信手段と、共通チャネルパケット送信情
報を前記送信待ちキューに通知し、制御信号送受信手段
へ共通チャネルパケット通信の開始、及び終了の指示を
行うとともに、共通チャネルパケット通信を個別チャネ
ルパケット通信へ切り替える時の個別トラフィックチャ
ネルを使用した個別チャネルパケット通信の開始、及び
終了の指示を行う共通チャネルパケット送受信制御手段
と、前記個別チャネルでパケットを前記無線パケット通
信装置へ送信する個別チャネルパケット送信手段と、前
記個別チャネルからパケットを受信すると個別チャネル
パケット送受信制御手段へ通知する個別チャネルパケッ
ト受信手段と、制御信号送受信手段へ個別チャネルパケ
ット通信の開始、及び終了の指示を行い、個別チャネル
パケット送信時は個別チャネルパケット送信手段へ個別
チャネル送信情報を通知し、個別チャネルパケット受信
手段からパケット受信を通知されるとパケット受信処理
を行う個別チャネルパケット送受信制御手段と、を備
え、前記共通チャネルパケット送受信制御手段は、共通
チャネルパケット送信要求が発生したとき、前記送信待
ちキューのキューイング数が0(送信待ちキューが空)
の場合は、前記共通チャネルで前記無線パケット通信装
置へパケット送信を行い、前記送信待ちキューのキュー
イング数が0でない場合は、前記送信待ちキューに送信
情報をキューイングし、前記共通チャネルでの1つのパ
ケット送信が完了する毎に前記送信待ちキューを監視し
て、キューイングされている送信情報があれば前記共通
チャネルで前記無線パケット通信装置へパケット送信を
行い、前記送信待ちキューのキューイング数に予め設定
できる閾値を設けておき、前記キューイング時にキュー
イング数が前記閾値以上となった場合は、キューイング
されている送信情報を取り出して前記個別チャネルで前
記無線パケット通信装置へパケット通信を行うものであ
る。
【0009】また、第5の発明に係る移動体パケット通
信システムは、基地局装置、基地局制御装置、交換局の
いずれかに配置される無線パケット通信装置と、この無
線パケット通信装置と共通チャネル及び個別チャネルで
無線パケット通信を行う少なくとも1つの移動端末とを
備え、前記無線パケット通信装置は、共通チャネルの送
信待ちキューと、共通チャネルパケット送信要求が発生
したとき、前記送信待ちキューのキューイング数が0
(送信待ちキューが空)の場合は、前記共通チャネルで
前記移動端末へパケット送信を行い、前記送信待ちキュ
ーのキューイング数が0でない場合は、前記送信待ちキ
ューに送信情報をキューイングする第1の送信制御手段
と、キューイングされている送信情報があれば共通チャ
ネルで前記移動端末へパケット送信を行うとともに、送
信情報が共通チャネルの送信待ちキューにキューイング
されるときにタイマを起動し、このタイマが満了したら
送信情報を前記送信待ちキューから取り出して個別チャ
ネルで前記移動端末へパケットへパケット通信を行う第
2の送信制御手段とを備えたものである。
【0010】また、第6の発明に係る移動体パケット通
信システムは、基地局装置、基地局制御装置、交換局の
いずれかに配置される無線パケット通信装置と、この無
線パケット通信装置と共通チャネル及び個別チャネルで
無線パケット通信を行う少なくとも1つの移動端末とを
備え、前記移動端末は、共通チャネルのパケット送信待
ちキューと、共通チャネルパケット送信要求が発生した
とき、前記送信待ちキューのキューイング数が0の場合
は、前記共通チャネルで前記無線パケット通信装置へパ
ケット送信を行い、前記送信待ちキューのキューイング
数が0でない場合は、前記送信待ちキューに送信情報を
キューイングする第1の送信制御手段と、キューイング
されている送信情報があれば共通チャネルで前記無線パ
ケット通信装置へパケット送信を行うとともに、送信情
報が共通チャネルの送信待ちキューにキューイングされ
るときにタイマを起動し、このタイマが満了したら送信
情報を前記送信待ちキューから取り出して個別チャネル
で前記無線パケット通信装置へパケット通信を行う第2
の送信制御手段とを備えたものである。
【0011】また、第7の発明に係る移動体パケット通
信システムは、無線パケット通信装置は、共通チャネル
の送信待ちキューにキューイングする送信情報に、パケ
ット通信を行う移動端末を識別できる移動端末識別情報
を付加し、前記送信待ちキューにキューイングされてい
る送信情報を取り出して個別チャネルでパケット送信を
行う際の送信情報取り出し順を前記移動端末識別情報を
用いて移動端末毎に均等に取り出してパケット通信を行
う手段を備えたものである。
【0012】また、第8の発明に係る移動体パケット通
信システムは、無線パケット通信装置は、共通チャネル
のパケット送信待ちキューにキューイングする送信情報
に、パケット送信クラス情報を付加し、前記送信待ちキ
ューにキューイングされている送信情報を取り出して個
別チャネルでパケット送信を行う際の送信情報取り出し
順を前記パケット送信クラス情報で重み付けを行い、個
別チャネル移行を移動端末毎に優先順位を設ける送受信
制御手段を備えたものである。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明に
係る無線パケット通信装置と移動端末が属する移動体通
信ネットワークの全体構成図である。同図において、1
a〜1hは移動体通信ネットワークに属する移動端末で
あり、パケット通信機能を具備している。図中の移動端
末1はパケット通信機能を具備しているものとして示し
ているが、移動体通信ネットワーク内にパケット通信機
能を具備しない移動端末が存在しても構わない。図中の
2a〜2dは無線基地局装置であり、無線回線7を介し
て移動端末1との間で無線リンクの設定を行う。本図に
示す無線回線7の無線インタフェースは、共通チャネ
ル、及び個別チャネル(個別トラフィックチャネル)で
無線パケット通信を行えるものである。
【0015】無線基地局2a〜2bは、図中の無線基地
局制御装置3aに接続され、無線基地局2c〜2dは、
図中の無線基地局制御装置3bに接続される。無線基地
局制御装置3a〜3b内に本発明に係る無線パケット通
信装置6a〜6bがそれぞれ配置される。無線基地局制
御装置3は交換局4に接続される。交換局4は中継回線
5a〜5bを介して、他の交換局や、例えば移動サービ
ス実行装置移動通信ネットワーク内の他の装置や、他の
ネットワークと接続される。
【0016】なお、本図は、移動通信ネットワークの全
体構成の一例を示すものであり、本発明に係る無線パケ
ット装置及び移動端末以外の装置、局の配置は本図以外
の例でも良い。
【0017】また、本図の例では、無線パケット通信装
置6a〜6bは、無線基地局制御装置3a〜3b内に配
置されている例を示しているが、例えば無線基地局装置
2a〜2d、または交換局4に配置されていても良い。
【0018】図2はこの発明に係る移動体パケット通信
装置の一実施の形態を示すシーケンス図であり、無線パ
ケット通信装置6と移動端末1との間で共通チャネルパ
ケット通信を行う際の動作を説明するシーケンス図であ
る。次に、動作を説明する。図2に示すように、共通チ
ャネルでパケット通信を開始する際に、移動端末1a〜
1hと無線パケット通信装置6a〜6bとの間で共通制
御チャネル上で共通チャネルパケット通信開始手順を起
動している。
【0019】ここで、使用している共通制御チャネルと
は、移動端末1と無線基地局装置2との間の無線インタ
フェース上でのチャネルを指しており、無線基地局装置
2と無線パケット通信装置6との間は有線回線上の制御
信号用チャネルで通信される。
【0020】共通チャネルパケットの通信開始手順が起
動されると、無線回線7の共通トラフィックチャネルを
使用して共通チャネルパケット通信が開始される。移動
端末1と無線パケット通信装置6との間でパケット通信
が終了すると、無線回線7の共通制御チャネル上で共通
チャネルパケット通信終了手順が起動され、共通チャネ
ルパケット通信が終了する。
【0021】図3はこの実施の形態における無線パケッ
ト通信装置と移動端末間での個別チャネルパケット通信
を行う際の動作を説明するシーケンス図である。図3に
示すように、個別チャネルでパケット通信を開始する際
に、移動端末1と無線パケット通信装置6の間で共通制
御チャネル上で個別チャネルパケット通信開始手順を起
動している。
【0022】個別チャネルパケットの通信開始手順が起
動されると、無線回線7の個別トラフィックチャネルを
使用して個別チャネルパケット通信が開始される。移動
端末1と無線パケット通信装置6との間でパケット通信
が終了すると、無線回線7の共通制御チャネル上で個別
チャネルパケット通信終了手順が起動され、共通チャネ
ルパケット通信が終了する。
【0023】図2、図3とも共通チャネルパケット通
信、及び個別チャネルパケット通信の開始、及び終了手
順の例を示したものであり、これ以外の手順でそれぞれ
のチャネルのパケット通信を行っても良い。
【0024】図4はこの実施の形態における無線パケッ
ト通信装置、及び移動端末の構成例を示すブロック図で
ある。図において、M6は共通トラフィックチャネルを
使用する共通チャネルパケット送受信制御部であり、制
御信号送受信部M1へ共通チャネルパケット通信の開
始、及び終了の指示を行うとともに、共通チャネルパケ
ット通信を個別チャネルパケット通信へ切り替える時の
個別トラフィックチャネルを使用した個別チャネルパケ
ット通信の開始、及び終了の指示を行う。
【0025】共通チャネルパケット送信時は共通チャネ
ルパケット送受信制御部M6から送信待ちキューM8に
共通チャネル送信情報を通知する。また、共通チャネル
パケット送受信制御部M6は共通チャネルパケット受信
部M3からパケット受信を通知されるとパケット受信処
理を行う。送信待ちキューM8に共通チャネル送信情報
がキューイングされているときに、共通チャネルパケッ
ト送信部M2がパケット送信可能状態になると、共通チ
ャネルパケット送信部M2は送信情報を送信待ちキュー
M8から取り出してパケット送信を行う。
【0026】無線パケット通信装置6、及び移動端末1
における送信待ちキューM8はFIFO(first in fir
st out)キューであり、送信キューM8に複数の共通チ
ャネルパケット送信要求がキューイングされた時に、共
通チャネルパケット送信部M2が送信可能状態となって
送信キューM8から送信要求を取り出す順番は、一番古
くキューイングされた送信要求から取り出す。送信待ち
キューM8にキューイングされている送信要求待ち数は
変化する毎に送信キューから共通チャネルパケット送受
信制御部M6に通知される。
【0027】M7は個別トラフィックチャネルを使用す
る個別チャネルパケット送受信制御部であり、制御信号
送受信部M1へ個別チャネルパケット通信の開始、及び
終了の指示を行うとともに、共通チャネルパケット送信
時は送信待ちキューM8に共通チャネル送信情報を通知
する。個別チャネルパケット送信時は個別チャネルパケ
ット送受信制御部M7から個別チャネルパケット送信部
M4へ個別チャネル送信情報を通知する。また、個別チ
ャネルパケット送受信制御部M7は個別チャネルパケッ
ト受信部M5からパケット受信を通知されるとパケット
受信処理を行う。
【0028】図5はこの実施の形態における無線パケッ
ト通信装置、及びの移動端末の動作を説明するフローチ
ャートである。無線パケット通信装置6、及び移動端末
1で個別チャネルパケット通信要求が発生するとステッ
プS2から処理が始まり、ステップS9に処理が移り個
別トラフィックチャネルを使用した個別チャネルパケッ
ト送信処理を行う。
【0029】無線パケット通信装置、及び移動端末で共
通チャネルパケット通信要求が発生するとステップS1
から処理が始まり、ステップS3に処理が移る。ステッ
プS3は送信待ちキューが空いているか否かを判定する
ステップであり、図4の共通チャネルパケット送信部M
2が送信可能状態であれば、送信待ちキューM8は空き
となる。送信待ちキューM8が空いている場合は、処理
がステップS6に移り、共通チャネルパケット送信処理
が行われる。ステップS3で送信待ちキューが空いてい
ない場合は、処理がステップS4に移り送信要求は送信
待ちキューM8にキューイングされ、処理がステップS
5に移る
【0030】ステップS5は送信待ちキューM8のキュ
ーイング数が予め無線パケット通信装置、及び移動端末
に設定されている閾値以上であるか否かを判定する処理
のステップであり、送信待ちキューM8のキューイング
数が閾値未満であれば、送信要求は送信待ちキューM8
にキューイングされる。キューイング数が閾値以上であ
れば、処理がステップS9に移り、送信要求は共通チャ
ネルパケット通信要求から個別トラフィックチャネルを
使用した個別チャネルパケット通信要求へ切り替えが行
われる。この切り替えは図4中の共通チャネルパケット
送受信制御部M6が制御信号送受信部M1へ個別チャネ
ルパケット通信開始を指示することにより行われる。こ
のようにして共通チャネルパケット通信を個別チャネル
パケット通信に切り替えることができる。
【0031】この実施の形態によれば、無線パケット通
信装置は、共通チャネル上でのパケット通信の単位時間
当たりのトラフィック量が輻輳した場合、共通チャネル
パケット通信要求を自動的に個別チャネルパケット通信
に切り替えるため、複数の移動端末間での共通チャネル
パケット通信の効率が向上する。
【0032】また、この実施の形態によれば、移動端末
は、移動端末から無線パケット通信装置に対して上りの
共通チャネルパケット送信を行う時に上り共通チャネル
の単位時間当たりのトラフィック量が輻輳した場合、自
動的に個別チャネルでパケット送信を行うため、移動端
末での上り共通チャネルパケット送信待ち時間を従来よ
り短くできる。
【0033】実施の形態2.図6はこの発明に係る移動
体通信システムの別の実施の形態を示すフローチャート
であり、無線パケット通信装置、及び移動端末において
送信要求が送信待ちキューにキューイングされる時のタ
イマー起動の動作を示すフローチャートである。無線パ
ケット通信、または移動端末が共通チャネルパケット送
信要求を発生して、送信待ちキューに送信要求がキュー
イングされた時に、ステップS11から処理が始まる。
ステップS11で送信要求がキューイングされると処理
がステップS12に移り、キューイングされた送信要求
に対応するタイマが起動される。起動されるタイマのタ
イマ値は無線パケット通信装置、又は移動端末に接続さ
れる保守用コンソール等で外部から容易に変更ができる
ものとする。
【0034】キューイングされた送信要求に対応するタ
イマを起動したら処理はステップS13に移る。ステッ
プS13は、タイマの満了監視を行う処理であり、タイ
マが満了したら、処理はステップS16に移り当該送信
要求が個別トラフィックチャネルを使用した個別チャネ
ルパケット送信処理が行われる。ステップS13でタイ
マが満了していない場合は、ステップS14に処理が移
り当該送信要求が送信待ちキューにキューイングされて
いるか否かを判定する。
【0035】キューイングされている場合はステップS
13に処理が移る。タイマが満了せず、当該送信要求が
キューイング中の状態では、ステップS13、及びステ
ップS14でタイマ満了、及びキューイング状態の監視
を行う処理を行う。ステップS14で当該送信要求が送
信待ちキューにキューイングされていなかった場合はス
テップS15に処理が移り、当該タイマを停止する。
【0036】この実施の形態によれば、無線パケット通
信装置、及び移動端末は、共通チャネル上の輻輳による
送信待ちのパケットをタイマ満了時に個別チャネルで送
信するため、送信待ち時間がタイマ値以内に抑制するこ
とができる。
【0037】実施の形態3.図7はこの発明に係る移動
体パケット通信装置の別の実施の形態を示す説明図であ
り、複数の移動端末に対する送信要求が送信待ちキュー
にキューイングされている場合にこの送信待ちキューか
ら送信要求の取り出し順を示す図である。図7に示すよ
うにキューイングされている送信情報にはパケット送信
先である移動端末を識別する識別子を付与してある。こ
の識別子は移動通信ネットワーク内で移動端末を唯一識
別できるものである。本実施の形態では図4の共通チャ
ネルパケット送受信制御部M6が識別子を付与して送信
待ちキューM8にキューイングするものとしているが、
他の部位が識別子を付与してもかまわない。図7に示す
ように送信待ちキューから送信要求を取り出す順番は、
各パケット送信先の移動端末毎にキューイング順に取り
出す。
【0038】図8はこの実施の形態における無線パケッ
ト通信装置における送信待ちキューの実現例を示す説明
図である。図8において、M11a〜M11nは各パケ
ット送信先移動端末別に設けた送信待ちキューである。
M12は送信待ちキュー選択処理部であり、各送信要求
のパケット送信先移動端末を判別して移動端末別送信待
ちキューM11a〜M11nにキューイングする。各送
信待ちキューからの送信要求の取り出し順は、各移動端
末別送信待ちキューから順に均等に取り出す。
【0039】この実施の形態によれば、無線パケット通
信装置は、共通チャネルから個別チャネルに切り替える
際に通信先の移動端末毎に均等に切り替えを行うことが
できる。
【0040】実施の形態4.図9はこの発明に係る移動
体パケット通信装置における別の実施の形態を示す説明
図であり、複数の移動端末に対する送信要求が送信待ち
キューにキューイングされている場合にこの送信待ちキ
ューから送信要求の取り出し順を示す図である。図9に
示すようにキューイングされている送信情報には優先順
位を示す送信クラスを付与してある。本実施例ではクラ
ス1、2、3の順に優先されるものとしている。図9に
示すように送信待ちキューから送信要求を取り出す順番
は、優先クラスから順に取り出す。
【0041】この実施の形態によれば、無線パケット通
信装置は、共通チャネルから個別チャネルに切り替える
際に通信先の移動端末毎に切り替え優先順位を設定する
ことができる。
【0042】実施の形態5.図10はこの発明に係る移
動体パケット通信装置における別の実施の形態を示す無
線パケット通信装置の構成例を示すブロック図であり、
図4に示す無線パケット通信装置の構成例に下り共通チ
ャネルトラフィック監視部M21、上り共通チャネルト
ラフィック監視部M22を追加したものである。下りト
ラフィック監視部M21は、下り共通トラフィックチャ
ネルの単位時間当たりのトラフィック量を測定、監視を
行う部位であり、その結果は共通チャネルパケット送受
信制御部M6に通知される。
【0043】上り共通チャネルトラフィック監視部M2
2は、上り共通トラフィックチャネルの単位時間当たり
のトラフィック量を測定、監視を行う部位であり、その
結果は共通チャネルパケット送受信制御部M6に通知さ
れる。M21、及びM22の両共通チャネルトラフィッ
ク監視部から通知されるトラフィック量が共通チャネル
パケット送受信制御部M6で予め設定されている共通チ
ャネル復帰トラフィック量閾値以下になったら、共通チ
ャネルパケット通信から切り替え済みの個別チャネルパ
ケット通信を元の共通チャネルパケット通信に切り替え
る。共通チャネル復帰トラフィック量閾値は、無線パケ
ット通信装置に接続する保守用コンソール等で外部から
容易に変更ができるものとする。
【0044】図11はこの実施の形態における無線パケ
ット通信装置が共通チャネルパケット通信の状態を管理
する共通チャネルパケット通信管理テーブルである。テ
ーブルは共通チャネルパケット通信の通信起動順位をキ
ー項目として、無線パケット通信装置でパケット通信を
一意に識別するパケット通信識別子、及び現在の使用チ
ャネルを読み出せる構成としている。
【0045】また、図12はこの実施の形態における無
線パケット通信装置によるパケット通信の使用チャネル
の切替え動作を説明するフローチャートである。無線パ
ケット通信装置が起動され動作が開始すると、ステップ
S21から始まり処理がステップS22に移る。ステッ
プS22は上り、及び下り共通チャネルの単位時間当た
りのトラフィック量を測定、監視するステップである。
【0046】次に、ステップS23に処理が移る。ステ
ップS23はステップS22で測定したトラフィック量
が予め設定されている共通チャネル復帰トラフィック量
閾値以下であるか否かを判定するステップである。閾値
以下でなければ処理はステップS22に移り、閾値以下
であれば処理がステップS24に移る。
【0047】なお、図12の実施の形態では定期的にト
ラフィック量を測定、監視、及び閾値判定を行っている
が、トラフィック量の変化時に閾値判定を行っても良
い。
【0048】ステップS24は図11の共通チャネルパ
ケット通信管理テーブルを読み出し、読み出したテーブ
ル内容から通信起動順位が一番若い個別チャネル使用の
パケット通信識別子を取り出す処理であり、次にステッ
プS25に処理が移る。ステップS25ではステップS
24で取り出したパケット通信識別子に対応する個別チ
ャネルパケット通信を共通チャネルパケット通信に切り
替える処理である。
【0049】図11のテーブル例では、一番起動順位の
若い共通チャネル使用のパケット通信は、パケット通信
識別子#1となる。チャネルの切り替えは図10の共通
チャネルパケット送受信制御部M6から制御信号送受信
部M1に対して当該個別チャネルパケット通信の終了、
及び共通チャネルパケット通信の開始を通知することに
より行う。チャネルの切り替えは図10の共通チャネル
パケット送受信制御部M6から制御信号送受信部M1に
対して当該個別チャネルパケット通信の終了、及び共通
チャネルパケット通信の開始を通知することにより行
う。
【0050】ステップS25の処理が終了すると、ステ
ップS22に処理が移り、再びトラフィック量の測定、
監視を行う。
【0051】この発明によれば、無線パケット通信装置
は、共通チャネルの単位時間当たりのトラフィック量が
閾値以下になると、個別チャネルを使用していた通信を
共通チャネルへ移行するので、個別チャネルのトラフィ
ック量を低減できる。
【0052】
【発明の効果】第1の発明によれば、無線パケット通信
装置は、共通チャネル上でのパケット通信の単位時間当
たりのトラフィック量が輻輳した場合、共通チャネルパ
ケット通信要求を自動的に個別チャネルパケット通信に
切り替えるため、複数の移動端末間での共通チャネルパ
ケット通信の効率が向上するという効果を奏する。
【0053】また、第2の発明によれば、無線パケット
通信装置は、共通チャネル上でのパケット通信の単位時
間当たりのトラフィック量が輻輳した場合、共通チャネ
ルパケット通信要求を自動的に個別チャネルパケット通
信に切り替えるため、複数の移動端末間での共通チャネ
ルパケット通信の効率が向上するという効果を奏する。
【0054】また、第3の発明によれば、移動端末は、
移動端末から無線パケット通信装置に対して上りの共通
チャネルパケット送信を行う時に上り共通チャネルの単
位時間当たりのトラフィック量が輻輳した場合、自動的
に個別チャネルでパケット送信を行うため、移動端末で
の上り共通チャネルパケット送信待ち時間を従来より短
くできるという効果を奏する。
【0055】また、第4の発明によれば、移動端末は、
移動端末から無線パケット通信装置に対して上りの共通
チャネルパケット送信を行う時に上り共通チャネルの単
位時間当たりのトラフィック量が輻輳した場合、自動的
に個別チャネルでパケット送信を行うため、移動端末で
の上り共通チャネルパケット送信待ち時間を従来より短
くできるという効果を奏する。
【0056】また、第5の発明によれば、無線パケット
通信装置、共通チャネル上の輻輳による送信待ちのパケ
ットをタイマ満了時に個別チャネルで送信するため、送
信待ち時間がタイマ値以内に抑制することができるとい
う効果を奏する。
【0057】また、第6の発明によれば、移動端末は、
共通チャネル上の輻輳による送信待ちのパケットをタイ
マ満了時に個別チャネルで送信するため、送信待ち時間
がタイマ値以内に抑制することができるという効果を奏
する。
【0058】また、第7の発明によれば、無線パケット
通信装置は、共通チャネルから個別チャネルに切り替え
る際に通信先の移動端末毎に均等に切り替えを行うこと
ができるという効果を奏する。
【0059】また、第8の発明によれば、無線パケット
通信装置は、共通チャネルから個別チャネルに切り替え
る際に通信先の移動端末毎に切り替え優先順位を設定す
ることができるという効果を奏する。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る無線パケット通信装置と移動
端末が属する移動体通信ネットワークの全体構成図であ
る。
【図2】 この発明に係る移動体パケット通信装置の一
実施の形態を示すシーケンス図である。
【図3】 実施の形態1における無線パケット通信装置
と移動端末間での個別チャネルパケット通信を行う際の
動作を説明するシーケンス図である。
【図4】 実施の形態1における無線パケット通信装
置、及び移動端末の構成例を示すブロック図である。
【図5】 実施の形態1における無線パケット通信装
置、及びの移動端末の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図6】 この発明に係る移動体通信システムの別の実
施の形態を示すフローチャートである。
【図7】 この発明に係る移動体パケット通信装置の別
の実施の形態を示す説明図である。
【図8】 この実施の形態における無線パケット通信装
置における送信待ちキューの実現例を示す説明図であ
る。
【図9】 この発明に係る移動体パケット通信装置にお
ける別の実施の形態を示す説明図である。
【図10】 この発明に係る移動体パケット通信装置に
おける別の実施の形態を示す無線パケット通信装置の構
成例を示すブロック図である。
【図11】 この実施の形態における無線パケット通信
装置が共通チャネルパケット通信の状態を管理する共通
チャネルパケット通信管理テーブルである。
【図12】 この実施の形態における無線パケット通信
装置におけるパケット通信の使用チャネルの切替え動作
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1a〜1h 移動端末 2a〜2d 無線基地局装置 3a〜3b 無線基地局制御装置 4 交換局 5a〜5b 中継回線 6a〜6b 無線パケット通信装置 M1 制御信号送受信部 M2 共通チャネルパケット送信部 M3 共通チャネルパケット受信部 M4 個別チャネルパケット送信部 M5 個別チャネルパケット受信部 M6 共通チャネル送受信制御部 M7 個別チャネル送受信制御部 M8 送信待ちキュー M11a 移動端末#1用送信待ちキュー M11b 移動端末#2用送信待ちキュー M11c 移動端末#3用送信待ちキュー M11n 移動端末#n用送信待ちキュー M12 送信待ちキュー選択処理部 M21 下りトラフィック監視部 M22 上りトラフィック監視部
フロントページの続き (72)発明者 松山 浩司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/26 - 7/26 113 H04Q 7/04 - 7/38 H04L 12/28

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局装置、基地局制御装置、交換局の
    いずれかに配置される無線パケット通信装置と、 この無線パケット通信装置と共通チャネル及び個別チャ
    ネルで無線パケット通信を行う少なくとも1つの移動端
    末とを備え、 前記無線パケット通信装置は、 共通チャネルの送信待ちキューと、 共通チャネルパケット送信要求が発生したとき、前記送
    信待ちキューのキューイング数が0(送信待ちキューが
    空)の場合は、前記共通チャネルで前記移動端末へパケ
    ット送信を行い、前記送信待ちキューのキューイング数
    が0でない場合は、前記送信待ちキューに送信情報をキ
    ューイングする第1の送信制御手段と、前記共通チャネ
    ルでの1つのパケット送信が完了する毎に前記送信待ち
    キューを監視して、キューイングされている送信情報が
    あれば共通チャネルで前記移動端末へパケット送信を行
    い、前記送信待ちキューのキューイング数に予め設定で
    きる閾値を設けておき、前記キューイング時にキューイ
    ング数が前記閾値以上となった場合は、キューイングさ
    れている送信情報を取り出して前記個別チャネルで前記
    移動端末へパケット通信を行う第2の送信制御手段とを
    備えたことを特徴とする移動体パケット通信システム。
  2. 【請求項2】 基地局装置、この基地局を管理する基地
    局制御装置、この基地局制御装置と接続された交換局の
    いずれかに配置される無線パケット通信装置と、 前記基地局と無線で接続され、前記無線パケット通信装
    置と共通チャネル及び個別チャネルでパケット通信を行
    う少なくとも1つの移動端末とを備え、 前記無線パケット通信装置は、 前記共通チャネルの送信待ちキューと、 前記共通チャネルが送信可能状態であれば、前記送信待
    ちキューから送信情報を取り出して前記共通チャネルで
    パケットを前記移動端末へ送信する共通チャネルパケッ
    ト送信手段と、 前記共通チャネルからパケットを受信すると共通チャネ
    ルパケット送受信制御手段へ通知する共通チャネルパケ
    ット受信手段と、 共通チャネルパケット送信情報を前記送信待ちキューに
    通知し、制御信号送受信手段へ共通チャネルパケット通
    信の開始、及び終了の指示を行うとともに、共通チャネ
    ルパケット通信を個別チャネルパケット通信へ切り替え
    る時の個別トラフィックチャネルを使用した個別チャネ
    ルパケット通信の開始、及び終了の指示を行う共通チャ
    ネルパケット送受信制御手段と、 前記個別チャネルでパケットを前記移動端末へ送信する
    個別チャネルパケット送信手段と、 前記個別チャネルからパケットを受信すると個別チャネ
    ルパケット送受信制御手段へ通知する個別チャネルパケ
    ット受信手段と、 制御信号送受信手段へ個別チャネルパケット通信の開
    始、及び終了の指示を行い、個別チャネルパケット送信
    時は個別チャネルパケット送信手段へ個別チャネル送信
    情報を通知し、個別チャネルパケット受信手段からパケ
    ット受信を通知されるとパケット受信処理を行う個別チ
    ャネルパケット送受信制御手段と、 を備え、 前記共通チャネルパケット送受信制御手段は、共通チャ
    ネルパケット送信要求が発生したとき、前記送信待ちキ
    ューのキューイング数が0(送信待ちキューが空)の場
    合は、共通チャネルで前記移動端末へパケット送信を行
    い、前記送信待ちキューのキューイング数が0ではない
    場合は、前記送信待ちキューに送信情報をキューイング
    し、前記共通チャネルでの1つのパケット送信が完了す
    る毎に前記送信待ちキューを監視して、キューイングさ
    れている送信情報があれば共通チャネルで前記移動端末
    へパケット送信を行い、前記送信待ちキューのキューイ
    ング数に予め設定できる閾値を設けておき、前記キュー
    イング時にキューイング数が前記閾値以上となった場合
    は、キューイングされている送信情報を取り出して前記
    個別チャネルで前記移動端末へパケット通信を行うこと
    を特徴とする移動体パケット通信システム。
  3. 【請求項3】 基地局装置、基地局制御装置、交換局の
    いずれかに配置される無線パケット通信装置と、 この無線パケット通信装置と共通チャネル及び個別チャ
    ネルで無線パケット通信を行う少なくとも1つの移動端
    末とを備え、 前記移動端末は、 共通チャネルのパケット送信待ちキューと、 共通チャネルパケット送信要求が発生したとき、前記送
    信待ちキューのキューイング数が0の場合は、前記共通
    チャネルで前記無線パケット通信装置へパケット送信を
    行い、前記送信待ちキューのキューイング数が0でない
    場合は、前記送信待ちキューに送信情報をキューイング
    する第1の送信制御手段と、 前記共通チャネルでの1つのパケット送信が完了する毎
    に前記送信待ちキューを監視して、キューイングされて
    いる送信情報があれば前記共通チャネルで前記無線パケ
    ット通信装置へパケット送信を行い、前記送信待ちキュ
    ーのキューイング数に予め設定できる閾値を設けてお
    き、前記キューイング時にキューイング数が前記閾値以
    上となった場合は、キューイングされている送信情報を
    取り出して前記個別チャネルで前記無線パケット通信装
    置へパケット通信を行う第2の送信制御手段とを備えた
    ことを特徴とする移動体パケット通信システム。
  4. 【請求項4】 基地局装置、この基地局を管理する基地
    局制御装置、この基地局制御装置と接続された交換局の
    いずれかに配置される無線パケット通信装置と、 前記基地局と無線で接続され、前記無線パケット通信装
    置と共通チャネル及び個別チャネルでパケット通信を行
    う少なくとも1つの移動端末とを備え、 前記移動端末は、 前記共通チャネルの送信待ちキューと、 前記共通チャネルが送信可能状態であれば、前記送信待
    ちキューから送信情報を取り出して前記共通チャネルで
    パケットを前記無線パケット通信装置へ送信する共通チ
    ャネルパケット送信手段と、 前記共通チャネルからパケットを受信すると共通チャネ
    ルパケット送受信制御手段へ通知する共通チャネルパケ
    ット受信手段と、 共通チャネルパケット送信情報を前記送信待ちキューに
    通知し、制御信号送受信手段へ共通チャネルパケット通
    信の開始、及び終了の指示を行うとともに、共通チャネ
    ルパケット通信を個別チャネルパケット通信へ切り替え
    る時の個別トラフィックチャネルを使用した個別チャネ
    ルパケット通信の開始、及び終了の指示を行う共通チャ
    ネルパケット送受信制御手段と、 前記個別チャネルでパケットを前記無線パケット通信装
    置へ送信する個別チャネルパケット送信手段と、 前記個別チャネルからパケットを受信すると個別チャネ
    ルパケット送受信制御手段へ通知する個別チャネルパケ
    ット受信手段と、 制御信号送受信手段へ個別チャネルパケット通信の開
    始、及び終了の指示を行い、個別チャネルパケット送信
    時は個別チャネルパケット送信手段へ個別チャネル送信
    情報を通知し、個別チャネルパケット受信手段からパケ
    ット受信を通知されるとパケット受信処理を行う個別チ
    ャネルパケット送受信制御手段と、 を備え、 前記共通チャネルパケット送受信制御手段は、共通チャ
    ネルパケット送信要求が発生したとき、前記送信待ちキ
    ューのキューイング数が0(送信待ちキューが空)の場
    合は、前記共通チャネルで前記無線パケット通信装置へ
    パケット送信を行い、前記送信待ちキューのキューイン
    グ数が0でない場合は、前記送信待ちキューに送信情報
    をキューイングし、前記共通チャネルでの1つのパケッ
    ト送信が完了する毎に前記送信待ちキューを監視して、
    キューイングされている送信情報があれば前記共通チャ
    ネルで前記無線パケット通信装置へパケット送信を行
    い、前記送信待ちキューのキューイング数に予め設定で
    きる閾値を設けておき、前記キューイング時にキューイ
    ング数が前記閾値以上となった場合は、キューイングさ
    れている送信情報を取り出して前記個別チャネルで前記
    無線パケット通信装置へパケット通信を行うことを特徴
    とする移動体パケット通信システム。
  5. 【請求項5】 基地局装置、基地局制御装置、交換局の
    いずれかに配置される無線パケット通信装置と、 この無線パケット通信装置と共通チャネル及び個別チャ
    ネルで無線パケット通信を行う少なくとも1つの移動端
    末とを備え、 前記無線パケット通信装置は、 共通チャネルの送信待ちキューと、 共通チャネルパケット送信要求が発生したとき、前記送
    信待ちキューのキューイング数が0(送信待ちキューが
    空)の場合は、前記共通チャネルで前記移動端末へパケ
    ット送信を行い、前記送信待ちキューのキューイング数
    が0でない場合は、前記送信待ちキューに送信情報をキ
    ューイングする第1の送信制御手段と、 キューイングされている送信情報があれば共通チャネル
    で前記移動端末へパケット送信を行うとともに、送信情
    報が共通チャネルの送信待ちキューにキューイングされ
    るときにタイマを起動し、このタイマが満了したら送信
    情報を前記送信待ちキューから取り出して個別チャネル
    で前記移動端末へパケットへパケット通信を行う第2の
    送信制御手段とを備えたことを特徴とする 移動体パケッ
    ト通信システム。
  6. 【請求項6】 基地局装置、基地局制御装置、交換局の
    いずれかに配置される無線パケット通信装置と、 この無線パケット通信装置と共通チャネル及び個別チャ
    ネルで無線パケット通信を行う少なくとも1つの移動端
    末とを備え、 前記移動端末は、 共通チャネルのパケット送信待ちキューと、 共通チャネルパケット送信要求が発生したとき、前記送
    信待ちキューのキューイング数が0の場合は、前記共通
    チャネルで前記無線パケット通信装置へパケット送信を
    行い、前記送信待ちキューのキューイング数が0でない
    場合は、前記送信待ちキューに送信情報をキューイング
    する第1の送信制御手段と、 キューイングされている送信情報があれば共通チャネル
    で前記無線パケット通信装置へパケット送信を行うとと
    もに、送信情報が共通チャネルの送信待ちキューにキュ
    ーイングされるときにタイマを起動し、このタイマが満
    了したら送信情報を前記送信待ちキューから取り出して
    個別チャネルで前記無線パケット通信装置へパケット通
    信を行う第2の送信制御手段とを備えたことを特徴とす
    移動体パケット通信システム。
  7. 【請求項7】 無線パケット通信装置は、共通チャネル
    の送信待ちキューにキューイングする送信情報に、パケ
    ット通信を行う移動端末を識別できる移動端末識別情報
    を付加し、前記送信待ちキューにキューイングされてい
    る送信情報を取り出して個別チャネルでパケット送信を
    行う際の送信情報取り出し順を前記移動端末識別情報を
    用いて移動端末毎に均等に取り出してパケット通信を行
    う手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載
    移動体パケット通信システム。
  8. 【請求項8】 無線パケット通信装置は、共通チャネル
    のパケット送信待ちキューにキューイングする送信情報
    に、パケット送信クラス情報を付加し、前記送信待ちキ
    ューにキューイングされている送信情報を取り出して個
    別チャネルでパケット送信を行う際の送信情報取り出し
    順を前記パケット送信クラス情報で重み付けを行い、個
    別チャネル移行を移動端末毎に優先順位を設ける送受信
    制御手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の移動体パケット通信システム。
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