JP2004504784A - ダウンリンクの論理チャネルに対する無線リソースの高速割り当て方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ダウンリンクのデータ伝送においてコネクション固有の論理チャネルに対し無線リソースを高速に割り当てる方法ならびに該方法を実施するための基地局および無線局に関する。
【0002】
無線通信システムの場合、情報たとえば音声、画像情報あるいは他のデータが電磁波により無線インタフェースを介して送信局と受信局(基地局もしくは加入者局)との間で伝送される。この場合、個々のシステムのために設定された周波数帯域にある搬送波周波数で電磁波の放射が行われる。たとえばUMTS(Universal Mobile Telecommunication System)またはその他の第3世代のシステムなどの無線インタフェースを介したCDMAあるいはTD/CDMA伝送方式による将来の移動無線システムの場合、約2000MHzの周波数帯域にある周波数がまえもって定められている。
【0003】
TDD伝送モードおよびFDD伝送モード(T/FDD:Time/Frequency Division Duplex)を用いる今日一般的なGSM規格(GSM:Global System for Mobile Communication)においてもUMTS規格またはUTRAN規格(UTRAN:Universal Terrestrial Radio Access Network)においても今後は、殊に音声伝送のためにいわゆるリアルタイムデータがパケット指向形コネクションによって伝送されるようになる。ここでリアルタイムデータとは、伝播遅延時間や切断損失等によってもできるかぎり僅かにしか損なわれないデータのことである。このことからこの種のリアルタイムデータサービスは、エアインタフェースを介した伝送にあたり一般に非リアルタイムデータサービスよりも優先されなければならない。非リアルタイムデータの伝送のために、たとえばリアルタイムデータサービスの伝送ギャップを利用できる。このためにはたとえば、非リアルタイムデータをうまく編成しリソースを無駄にせず伝送できるようにしなければならない。
【0004】
非リアルタイムデータ(non−realtime data)はたとえば、WorldWideWeb アプリケーションやファイル転送プロトコル(FTP)およびEメールによる典型的なインターネットトラフィックである。非リアルタイムデータの伝送はたとえば移動無線システムの無線インタフェースを介して、それに含まれるシグナリングや伝送すべきユーザデータの特性ゆえに小さいものから大きいものまで多数のデータパケットにより構成されている。個々のデータパケットの伝送においてそれらの一部には比較的長い休止も存在している可能性があり、それらの休止の伝送は一般に時間的にそれほどクリティカルではない。たいていこれらのシステムでは数100msまたはそれ以上の遅延を受け入れることができる。このようなコネクションのために専用に設けられた1つまたは複数のチャネル(Dedicated Channel)を割り当てること、つまりログイン期間にわたり固定的に配分されるチャネルを割り当てることは現在、リソース資源のかなり甚大な浪費を意味する。なぜならば個々のトランザクション間の伝送休止の期間については予測不可能だからであり、しかもかなり長くなる可能性があるからである。
【0005】
TDDモードで現在計画されている方式は、このようなデータ伝送のために共通に使用されるチャネルいわゆるシェアドチャネル Shared Channel を利用しており、これは最初からデータパケットごとに時間的に制限されて割り当てられる。換言すれば、共通に使用される個々のチャネルの容量がそれぞれ時間的に制限されて、ログインした複数の加入者局に分割される。しかしこの割り当て期間中、共通に使用されるチャネルのリソースは排他的に割り当てられ、それらが専用に設けられたチャネルと異なる点は、割り当て期間がまえもって決められていることだけである。
【0006】
共通に使用されるチャネルのこのような割り当てのためにも専用に設けられたチャネルの割り当てのためにも非常に大きいメッセージもしくはメッセージブロックが必要とされ、これらはそのサイズゆえに甚大な過負荷(オーバヘッド)を成し、これは1つのチャネルに割り当てられたパケットが非常に小さいときに殊に甚大となる。これらの割り当てに起因する過負荷はTDDモードにおいて今日、50%にも及ぶ可能性がある。
【0007】
本発明の課題は、ダウンリンクにおける伝送のためのシステム負荷を低減する方法を提供することにある。
【0008】
この課題は請求項1記載の特徴を備えた方法、上記の方法を実施するための請求項12記載の特徴を備えた基地局もしくは請求項13記載の特徴を備えた無線局によって解決される。
【0009】
この場合、あとに続いてデータの伝送が行われることを表す識別情報が通常のメッセージブロック内で通知され、ついでデータ伝送の行われることがそのつどシグナリングチャネルにおいて識別情報の送信によりそのデータ伝送前に通知されることによって、ログインした加入者局に対しそれに続いて伝送チャネルを介して到来するデータに関して、リソースを節約するかたちでその加入者局のための情報が得られるようになる。その際、最初のステップにおいて、ログインした特定の(加入者)局に対して一義的な識別情報が割り当てられる。このようにすれば以降のデータ伝送の前に、もはや煩雑なヘッダセクションとともに伝送すべきデータを通知する必要がなくなり、シグナリングチャネルを介し識別情報を用いることで事前にシグナリングすれば十分になる。
【0010】
有利には、共通に用いられるこのようなリソースをログインした複数の局が実際に分け合い、しかもこれはそれらのリソースを(比較的長期にわたり)期限を付けられただけで排他的に利用する代わりに行うことで、ダウンリンクにおける伝送に対するシステム負荷の低減が達成される。比較的長い期間にわたりチャネルを固定的に割り当てる代わりにこのようにすることで、短期間だけ短いブロックがチャネル内で割り当てられる。
【0011】
しかも伝送すべきデータ容量と伝送時点が事前に既知であったり推定したりする必要がもはやない。このことによってもシステムリソースを節約することができる。
【0012】
従属請求項には本発明の有利な実施形態が示されている。
【0013】
加入者局のログイン時またはログイン後に識別情報を通知することによって、プロセスの流れ全体が合理化される。これに対しログインした局の伝送要求のときにはじめて識別情報を割り当てることにより、殊に以下の事例において最適化が可能となる。すなわちその事例とは、ログインした特定の局がたとえば実質的に音声伝送のためにしか用いられず、既述の方法の投入が必要とされたり有用であるようなサービスのためにはまれにしか用いられないような状況である。このような事例ではログインした局によって、そのために適したサービスが要求されるときにこの特別な伝送モードに対する要求を出すことができる。これとは逆に、たとえば別の局がログインした局へデータを伝送したいとき、およびそれらのデータを既述の方式を用いればいっそうリソースを無駄にせずに伝送可能なときには、通信ネットワークからも要求を到来させることもできる。
【0014】
識別情報の送信後に送出されるデータには、ログインした局に対するその局のための専用の割り当て情報が含まれないことから、煩雑なシグナリングや手間のかかるヘッダセクションを省略することができる。
【0015】
シグナリングチャネルとして伝送チャネルとは物理的に分離したチャネルを使用することによって、簡単に構成されたチャネルの実装が可能となるし、あるいはすでに実装済みのシグナリングチャネルまたは他のシグナリングチャネルの空き容量を利用できるようにもなる。殊に、リソース割り当てのためそれ自体公知のメッセージブロックをそのつど送信することに比べ、専用のシグナリングチャネルの実装や稼働のためには僅かなリソースしか必要とされない。必要とされるシグナリングチャネルにより生じる余分な手間は、TDDの場合に想定されるように非リアルタイムデータ伝送の割合がそれ相応に多いときにはいっそう僅かになる。
【0016】
分割された伝送チャネルの1つまたは複数の物理的なリソースを識別情報が指示するようにしたことで、ログインした局に対しそれぞれ異なるチャネルにおける時間的にパラレルなリソースを介してデータを伝送できるようになり、これによって伝送帯域幅および伝送速度が単一のチャネルを介した伝送よりも相応に高められる。
【0017】
所定の期間たとえば数秒から数分に対して識別情報を割り当ることによって、また、複数の伝送周期への分割を行うことによっても、ログインした複数の移動局に対する均等な配分が実現され、このことで日中の混雑する時間帯においてたとえば夜間の時間帯よりもいっそう多くのログイン済みの局にデータを供給することを考慮できるようになる。
【0018】
少なくとも、伝送チャネルを共通に使用する動作モードのために利用されるすべてのダウンリンクコネクションリソースに通し番号を付けることで、システム規格に相応に採用する場合には殊に、シグナリングチャネルに関する識別情報の合理的な割り当てを実現することができる。
【0019】
たとえば空きの伝送チャネルおよび伝送リソースを、データ品質(QoS)に対し様々な要求をもつログインした加入者局へ迅速に割り当てることができ、この割り当てを迅速に行ったり交換したりすることができる。さらにたとえばリアルタイムデータとの混合も簡単に実現可能である。
【0020】
有利には、ダウンリンクにおいて時おりデータ伝送が行われるような想定可能なすべての通信システムにおいて使用することができる。
【0021】
次に、図面を参照しながら実施例について詳しく説明する。
【0022】
図1は、基地局と通信する2つの移動局を備えた無線通信システムの一例を示す図である。
【0023】
図2は、シグナリング情報およびデータの伝送の流れを示す図である。
【0024】
図3は、1つの論理チャネルにおける個々の物理チャネルのリソースを種々の時点で種々の加入者局に割り当てる様子を示す図である。
【0025】
図1に示されている公知の無線通信システムの一例としての移動無線システムは多数のネットワークエレメントから成り、これはたとえば移動交換局MSC、無線技術的リソースを割り当てるための装置RNM、基地局BS、さらに最下位階層レベルにある加入者局MSによって構成されている。
【0026】
この場合、複数の移動交換局MSCが互いにネットワークで接続されていて、それらのうちここでは1つしか示されていないが、これらは固定ネットワークまたは他の無線ネットワークへのアクセスを確立する。さらにこれらの移動交換局MSCはそれぞれ、無線技術的リソースを割り当てるための装置RNMのうちの少なくとも1つと接続されている。これらの装置RNMの各々によって、基地局BS,BS2の少なくとも1つに対するコネクションが可能となる。この種の基地局BSは無線インタフェースVもしくはV2を介して加入者局とのコネクションを確立することができ、たとえば移動局MS、MS1もしくはMS2あるいはそのほかの移動端末機器および定置端末機器とのコネクションを確立することができる。各基地局BS,BS2により少なくとも1つの無線セルZが形成される。セクタ化されている場合あるいは階層型セル構造であれば、基地局BS,BS2ごとに複数の無線セルZに対するサービスも行われる。
【0027】
図1には一例として存在するコネクションV,V2が、移動加入者局MS,MS1もしくはMS2とこれとコネクションを確立している対応する基地局BSもしくはBS2との間でユーザ情報およびシグナリング情報を伝送するためのダウンリンクコネクションDLおよびアップリンクコネクションULとして表されている。さらにそれぞれオーガニゼーションチャネル(FACHまたはBCCH:Broadcast Control CHannel)が示されており、これは基地局BSもしくはBS2の各々からすべての移動局MSもしくはMS2に対して規定された送信電力でユーザ情報とシグナリング情報を伝送するために、対応する無線セルZの領域で用意される。
【0028】
図1に示されているように、ここに描かれている実施例によれば少なくとも1つのダウンリンクコネクションコントロールチャネルDLCCH(DownLink Control CHannel)と、方式に従いそれを介して伝送すべき識別情報とが導入される。以下ではこれらをショート識別子DSF(Downlink State Flag)と称する。
【0029】
公知のように、セルZ内で稼働される加入者局MSは管轄の基地局BSにログインする。その際に加入者局は非アクティブ状態からスタンバイ状態に移行し、その状態において加入者局はその国際加入者識別番号によって他の通信装置から呼び出すことができる。
【0030】
この実施例によれば、共通にチャネルを使用する動作モード(Shared Channel Mode)において加入者局MSがダウンリンクコネクション動作に移行したいときにただちに、加入者局MSにショート識別子DSFが割り当てられる。この移行要求はたとえば、加入者局MSが高いサービス品質(QoS)をもつサービスを必要としそれを要求するときにシグナリングされる可能性がある。
【0031】
しかし択一的に、ショート識別子DSFを管理する能力をもつ加入者局MSが基地局に登録を行うとただちに、ショート識別子DSFの割り当てを可能とするのも一般的である。さらにショート識別子DSFの割り当てをたとえば、ログインされた加入者局MSに対する未知の加入者局の要求に応じて高いサービス品質をもつコネクションを構築すべきときに、基地局BSのイニシアティブで行うことも可能である。
【0032】
チャネルを共通に使用する動作モードへのこのような移行は、シグナリングのためにそれ自体知られているように、たとえば比較的サイズの大きいメッセージによってシグナリングされる。この場合、加入者局MSに対し少なくとも1つのショート識別子DSFが割り当てられ、あるいは一般的にはそれぞれ1つのショート識別子DSFが割り当てられる。この割り当ては有利には数秒から数分に及ぶ比較的長い効力をもっている。現在のシステムの場合、300msよりも短くはない期間の効力であると格別有利である。
【0033】
移動加入者局MSがチャネルを共通に使用する動作モードに切り替わった後、その加入者局はそれがこの動作モードにあるかぎり、ダウンリンクコントロールチャネルDLCCHを継続的にリスニングして情報を収集する。加入者局MSはたとえば移行を導入もしくはトリガしたメッセージにおいてそのチャネルの位置に関する情報を得る。
【0034】
有利には、無線セルZのすべてのダウンリンクリソースあるいは少なくとも、チャネルを共通に使用する動作モードのために利用されるすべてのダウンリンクリソースに通し番号が付けられる。この通し番号は、チャネルを共通に使用する動作モードにおかれている移動加入者局MSに通知される。
【0035】
さらに、共通に使用されるチャネルへの伝送は有利には複数の伝送期間に分割される。これらの伝送期間をたとえば、ダウンリンクコントロールチャネルDLCCHにおいて相前後する送信の間隔から得ることができ、その際、伝送期間がその間隔と等しくなるようにするかまたはその間隔の倍数となるようにする。このような伝送期間のための典型的な長さは現在、TDDシステムでは10ms,20ms,40ms,80msあるいは160msである。
【0036】
ダウンリンクコネクションコントロールチャネルDLCCHにおいて継続的に、共通に使用されるチャネルのリソース番号とショート識別子DSFとの間の割り当てが送出され、これは後続の伝送周期に対し効力がある。図3にからわかるようにこの割り当ての意味するところは、共通に使用されるチャネルのリソース番号ti に割り当てられたショート識別子DSFを有する移動加入者局MSiに対し次の伝送期間中、番号tx をもつリソースにおいてデータが送信される、ということである。この場合、いわゆる論理チャネルは殊に、コントロールチャネルDLCCHとさらにここでは3つの共通に使用される物理的なデータチャネルSCH1,SCH2,SCH3を有している。これらのデータチャネルは複数のタイムスロットti に分割されており、図示されている実施例の場合、それぞれ4つのタイムスロットtx が1つのメッセージもしくは1つのメッセージブロックを成していて、これをその最初のタイムスロット番号ti と同じリソース番号ti をもつリソースとして加入者局MSi へ割り当てることができる。タイムスロットti ごとにたとえばTDDシステムであればそれぞれ1つのバーストが送り出される。
【0037】
加入者局MSiに対するショート識別子DSFの割り当てによって、その加入者局MSiに対し以下の情報を伝達することもできる。すなわち加入者局MSiはそれに割り当てられたショート識別子DSFの受信後に、データチャネルSCHiのうち完全に特定された1つの決まったデータチャネルにおいて伝送されるデータを常にアクセスすべきことを伝達することもできる。
【0038】
しかしながら有利には、共通に用いられるチャネルSCHiのためにリソースti として提供されるすべてのリソースを、チャネルを共通に使用する動作モードにある任意の定置加入者局または移動加入者局MSへ任意のやり方で与えることができる。このようにして生じた大きな束によってスループット全体が高まり、このことで「束化利得」が生じることになる。ひいてはこれにより1つのセルZの無線リソースがいっそう効率的に利用されるようになる。なぜならば共通に使用される1つのチャネルの各リソースを非リアルタイムコネクションのリソースに割り当てることができるからであり、それによってたとえばGSM規格のために定義されている汎用パケットデータ無線サービスGPRSにおいて行われるような個々の「 Pools pro Shared Channel Ressource シェアドチャネルリソースごとのプール」を形成しなくてよくなるからである。
【0039】
これに加えて有利には、共通に使用されるチャネルSCHiのリソースを適切に使用できるならば個々の加入者局MSに対し1つの伝送周期中、共通に使用される1つのチャネルの複数のリソースを同時に割り当てることもでき、そのようにして伝送帯域幅ならびに伝送速度を相応に高めることができる。
【0040】
さらに有利には、伝送すべきデータ容量や伝送時点をまえもって明らかにしておく必要または推定する必要がなくなる。なぜならば上述のメカニズムによって、目下伝送すべきデータ容量および個々のデータパケットの優先順位や待ち行列期間などのようなその他の判定基準の有用性に従い、必要に応じておよび呼び出しに応じて制御されるかたちでリソースを実際に与えることができるからである(「オン・デマンド ”on demand”」)。
【0041】
包括的な割り当てメッセージをもはやパケットごとに伝送する必要がなくパケット伝送セッション(パケットセッション Paketsession)ごとに1回伝送すればよいことから、まえに言及したグナリング過負荷を低減することができる。パケット伝送セッションは任意の長さをもっている可能性があり、それには長い休止が含まれている可能性がある。これに比べて、必要とされるダウンリンクコネクションコントロールチャネルDLCCHによる付加的な煩雑さは、TDDについて予期されるように非リアルタイムデータの伝送の割合が相応に多いときには著しく僅かになる。
【0042】
ショート識別子DSFを割り当てたからといって、それはまだ具体的なリソースの割り当てを意味しているのではなく、僅かなシグナリングの手間で高速にリソースを割り当てることができるということを意味しているのにすぎないことから、利用可能なシェアドチャネルリソース Shared Channel Ressource の何倍もの個数のショート識別子DSFを割り当てることができる(過剰割り当て)。イントラネットやインターネットのトラフィックにおいて一般的であるようなパケット形式の非リアルタイムデータにとって、このようにできることは有利である。それというのも、そのようなトラフィックでは休止時間は一般にパケットコネクションごとの伝送時間の何倍もの時間だからであり、たとえばすべての加入者局MSに対し同時にデータ伝送が行われるという想定可能な状況は待ち行列へのそれ相応に長い組み入れによって取り除くことができるからである。
【0043】
リソースの通し番号が共通に使用されるチャネルのリソースだけでなく無線セルZのすべてのリソースを含んでいるときには、リアルタイムデータと混ぜ合わせることも考えられる。その場合、ダウンリンクコネクション方向においてアクセスネットワークたとえばベーストランシーバステーション(BTS)によってごく簡単に検出可能な音声休止中、音声データの存在しないところで非リアルタイムデータを別の加入者局MSへ伝送することができ、この加入者局MSに対しこのリソースがダウンリンクコネクションコントロールチャネルDLCCHを介して1つの伝送期間にわたり通知される。リアルタイムデータコネクションにとって有利であるのは、それらのデータの誤った検出を防止する目的で付加的な装置またはプロセスシーケンスを装備することである。
【0044】
次に、図1および図2を参照しながら1つの例としての方法の流れについて説明する。基地局BSの領域には、この基地局にログインした第1の移動加入者局MS1が存在している。これら両方の局の間において音声コネクションつまりリアルタイムデータ伝送が行われる。休止中、基地局BSは伝送チャネルを有利には他の局との通信のためにも利用することができる。
【0045】
このような休止中に、あるいは他の伝送チャネルによって、ダイレクトアクセスチャネルRACH(Random Access CHannel)を介してこの基地局BSに登録された第2の移動加入者局MSとの通信コネクションが確立される。基地局BSはこの第2の加入者局MSに対し、その加入者局もしくはその加入者局のシグナリング監視装置YはシグナリングチャネルDLCCHにおけるシグナリングDSF0を注意せよということを通知する。
【0046】
基地局BSと第1の加入者局MS1との間のコネクションのその後の伝送休止中、基地局BSもしくはそのシグナリングおよび送信装置Yは、適切に装備されたすべての加入者局MSによって受信可能なシグナリングチャネルDLCCHを介して、ショート識別子ないしはシグナリング情報DSF0を送信する。まえもって決められたタイムインターバルで基地局BSはその間に受け取ってバッファリングしておいた第1の加入者局MSのためのデータを、データ伝送チャネルDLを介して送信する。このデータは加入者局MS1によって受信されて処理される。なぜならばこの加入者局は、それに割り当てられたシグナリング情報DSF0を事前に受け取っていたからである。
【0047】
ここに示されている実施例では、その間に第3の加入者局MS2が基地局BSにログインし、この第3の加入者局MS2にはシグナリング情報DSF2が割り当てられる。しかし第3の加入者局MS2に対するデータ伝送は基地局BSの側では、ここに示されている期間中は必要とされない。しかしながら第2の加入者局MSに対してはその後の時点でもう一度データが伝達される。
【0048】
択一的な実施形態によれば、ショート識別子DSFの送信とデータの伝達との間にそこに挙げられているリソースにおいてまえもって定めることのできる期間を経過させることができる。これにより受信した局において、到来したデータ受信に対し相応の準備処理を施すことができる。
【0049】
図3には、複数のチャネル全体によって形成される1つの論理チャネルにおける個々の物理的なチャネルSCH1〜SCH3のリソースを、種々の時点ti で種々の加入者局に割り当てる様子が示されている。一番上の行にはシグナリングチャネルDLCCHが描かれており、このチャネルを介して、この方法に対応しているログインしたすべての加入者局MS1,MS2にとって受信と復号の可能なフォーマットおよび/またはコードで識別情報が伝送される。
【0050】
それらのうちここでは3つのいわゆる物理チャネルSCH1〜SCH3が描かれており、これらのチャネルを介して、加入者局MS1,MS2のうち特定の加入者局によって受信されるべきデータが伝送される。
【0051】
シグナリングチャネルDLCCHも物理チャネルSCH1〜SCH3もこの図面では複数のセクションに分割されており、これらのセクションはそれぞれたとえば20msの長さをもち、典型的なメッセージブロックもしくは物理チャネルSCH1〜SCH3ににおいて割り当て可能なリソースの長さに対する単位とみなすことができる。これらのリソースは当然ながらこのような一定の構造に限定されるものではなく、たとえば複数のタイムスロットti を有することができる。
【0052】
図示されているタイムシーケンスの場合、シグナリングチャネルDLCCHから図示の第1の時点t0 において第1の加入者局MS1に対しシグナリング情報もしくは識別情報DSF(MS1、1)によって、第1の物理チャネルSCH1における次のリソースのデータはこの加入者局MS1のためのものであることが通知される。
【0053】
このことは時点t=t0 に関して、チャネルを描いた図の下の第1の表においても示されている。1列目には、識別情報DSFのために利用可能なコードここではMS1,MS2,MS3,...が入っている。。2列目には、特定の物理チャネルSCHiに対する割り当て情報が入っている。したがって単一の物理チャネルしか設けられていない簡単な実施形態の場合、シグナリングチャネルDLCCHを介して簡単な識別情報DSFもしくはMS1,MS2,...だけしか伝送できない。しかしながら図示されている実施形態の場合にはこれに加えて、シグナリングチャネルDLCCHを介して特定の加入者局MS1のために通知されるデータがどの物理チャネルを介して伝送されるのかという情報も伝送される。このことは、シグナリングチャネルを介して第1の加入者局MS1に通知される第2の図示の通知に示されており、そのために第2の物理チャネルSCH2における次のリソースでデータが伝送されることが伝えられる。これに基づき第1の加入者局MS1に対し、ここでは再び第1のチャネルSCH1における伝送であることが通知される。
【0054】
その後、2つのタイムブロックもしくはリソースが続き、それらにおいては基地局BSからログインしている加入者局MS1,...へこの方式によってはいかなるデータも伝送されない。
【0055】
休止に続きその後の時点t=tx においてシグナリングチャネルDLCCHを介して、次のタイムブロックにおいて第3の物理チャネルSCH3を介して第1の加入者局MS1へデータを伝送すべきこと、第1および第2の物理チャネルを介して第2の加入者局MS2へデータを伝送すべきことが通知される。
【0056】
このことはこのその後の時点t=tx について、図3の2番目の表にもリストアップされている。この表からも殊にわかるように、ここでは3つの物理チャネルしか利用可能でないにもかかわらずこの時点において、3つまたはそれよりも多くの加入者局MS1〜MS3,...がこの方式に従いデータを受信するため基地局BSに登録されていることがわかる。
【0057】
したがって有利には、利用可能なリソースもしくは物理チャネルよりも多くの加入者局MSiを管理することができる。しかも1つの加入者局MS2に対し同時に、2つ以上のチャネルSCH1,SCH2を介してデータを伝達することもできる。
【0058】
これまで説明してきた方法を実施するための加入者局はそれ相応に、少なくとも識別情報DSFを記憶して管理し識別する装置Xを有しており、理想的な事例では既存のメモリ領域と既存のプロセッサを利用して、ソフトウェアソリューションに置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
基地局と通信する2つの移動局を備えた無線通信システムの一例を示す図である。
【図2】
シグナリング情報およびデータの伝送の流れを示す図である。
【図3】
1つの論理チャネルにおける個々の物理チャネルのリソースを種々の時点で種々の加入者局に割り当てる様子を示す図である。
Claims (13)
- 共通に使用可能な伝送チャネル(DL)を用いる動作モード時に伝送チャネルのリソース(UL,DL)を管理する局(BS)から該局にログインした局(MS)へのデータ伝送をシグナリングする方法において、
ログインした局(MS)はデータ伝送前に複数の情報を有するメッセージブロック内で、続いて伝送すべきデータに関する伝送情報を伝達し、
該メッセージブロック内で、ログインした特定の局(MS)に対し以降のデータ伝送を表す識別情報(DSF)を割り当て、
次に(t0,tx)それぞれシグナリングチャネル(DLCCH)を介して本来のデータ伝送前に前記識別情報(DSF)を送出することにより、データ伝送が行われることを通知することを特徴とする、
データ伝送をシグナリングする方法。 - 前記識別情報(DSF)を局(MS)のログインプロセス時またはログインプロセス後に通知する、請求項1記載の方法。
- 前記識別情報(DSF)を、ログインした局(MS)が該識別情報(DSF)の割り当てに従ってデータ伝送を行う方式への移行を要求したときに割り当てる、請求項1記載の方法。
- 識別情報(DSF)の送出後に送信されたデータには、ログインした局(MS)に対する該局のための特別な割り当て情報は含まれない、請求項1から3のいずれか1項記載の方法。
- シグナリングチャネル(DLCCH)として、伝送チャネル(DL)とは物理的に分離されたチャネルを使用する、請求項1から4のいずれか1項記載の方法。
- シグナリングチャネル(DLCCH)として、専用の物理的または論理的なコントロールチャネルを使用する、請求項1から5のいずれか1記載の方法。
- 前記識別情報(DSF)により、分割された伝送チャネル(SCH1〜SCH3)における1つまたは複数の物理的なリソースを指示する、請求項1から6のいずれか1項記載の方法。
- 前記識別情報(DSF)の割り当てを所定の期間たとえば数秒から数分に対して行い、たとえば複数の伝送期間に分割する、請求項1から7のいずれか1項記載の方法。
- ログインした局(MS)は伝送チャネルを共通に使用する動作モードに入った後、該動作モードにあるかぎりシグナリングチャネル(DLCCH)の情報を継続的に収集する、請求項1から8のいずれか1項記載の方法。
- 少なくとも、伝送チャネル(DL)を共通に使用する動作モードのために利用するすべてのダウンリンクリソース(SCH1〜SCH3)に通し番号を付ける、請求項1から9のいずれか1項記載の方法。
- 伝送チャネルを共通に使用する動作モードにあるログインした局(MS)に対し、規格に従って通し番号を知らせる、請求項10記載の方法。
- たとえば請求項1から11のいずれか1項記載の方法を実施するための無線通信システムの基地局(BS)において、
伝送チャネルのリソース(UL,DL)を管理するための第1の局(BS)内の管理装置と、
共通に使用可能な伝送チャネル(DL)を用いる動作モード時に少なくとも第2の局(MS)に対しデータ伝送の行われることをシグナリングするためのシグナリング装置(Y)が設けられており、前記第2の局(MS)に対しデータ伝送前、あとに続く伝送すべきデータに関する伝送情報が複数の情報をもつメッセージブロック内で伝達され、
前記シグナリング装置(Y)は、データの伝送を表す識別情報(DSF)を前記メッセージブロックの伝送前に該ブロック内にエントリし、
送信装置が設けられており、該送信装置は識別情報(DSF)とともにシグナリングチャネル(DLCCH)を送信して、あとに続いてデータ伝送の行われることを該データ伝送前にシグナリングすることを特徴とする、
無線通信システムの基地局。 - 請求項12記載の基地局とデータ伝送するための、および/または請求項1から11のいずれか1項記載の方法を実施するための無線局(MS)において、
少なくとも前記識別情報(DSF)を記憶して管理し識別するための装置(X)が設けられていることを特徴とする無線局。
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