JP2001016627A - 移動通信システム及び基地局及び移動局 - Google Patents
移動通信システム及び基地局及び移動局Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハンドオーバーの起動を少なくし、ＴＣＨ切
替の切戻り時の無音状態を短縮する、移動通信システム
及び基地局及び移動局を提供する。 【解決手段】 ＲＯＭ３２内には基地局１側の実行プロ
グラム、各信号待ちタイマのタイマ値、加入者端末情報
等のシステムデータが格納されており、このＲＯＭ３２
内にある実行プログラム、及びシステムデータを変更す
ることにより、従来の他スロットへのＴＣＨ切替に加
え、同一スロットへのＴＣＨ切替を行うことを可能にす
る。
替の切戻り時の無音状態を短縮する、移動通信システム
及び基地局及び移動局を提供する。 【解決手段】 ＲＯＭ３２内には基地局１側の実行プロ
グラム、各信号待ちタイマのタイマ値、加入者端末情報
等のシステムデータが格納されており、このＲＯＭ３２
内にある実行プログラム、及びシステムデータを変更す
ることにより、従来の他スロットへのＴＣＨ切替に加
え、同一スロットへのＴＣＨ切替を行うことを可能にす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
及び基地局及び移動局に係り、より詳細には、ＴＣＨ
（情報チャネル又は通話チャネル）切替方法に関する。
及び基地局及び移動局に係り、より詳細には、ＴＣＨ
（情報チャネル又は通話チャネル）切替方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から行われている、他のスロットへ
のＴＣＨ切替成功時の動作について、シーケンスチャー
ト図５を用いて説明する。まず、基地局が回線閉塞、受
信品質劣化、受信レベル劣化等何らかの理由によりＴＣ
Ｈ切替を行う場合、端末にＴＣＨ切替指示信号を送信す
る。ＴＣＨ切替指示信号を送信時、基地局側では切替元
チャネルの移動検出タイマのタイマスタートに加え、同
期バースト確立待ちタイマのタイマスタートと、同期バ
ースト信号（切替先スロット）受信待ちモードへの設定
とを行う。ＴＣＨ切替指示信号を受信した端末は、新た
に割り当てられたスロットへのＴＣＨ切替に成功した
後、基地局に同期バースト信号（切替先スロット）を送
信する。端末から、同期バースト信号（切替先スロッ
ト）を受信した基地局は、上位レイヤに同信号を送信す
る。上位レイヤから同期バースト信号（切替先スロッ
ト）を折り返し受信した基地局は、ＴＣＨバースト信号
（切替先スロット）受信待ちモードに設定され、端末に
同期バースト信号（切替先スロット）を送信する。
のＴＣＨ切替成功時の動作について、シーケンスチャー
ト図５を用いて説明する。まず、基地局が回線閉塞、受
信品質劣化、受信レベル劣化等何らかの理由によりＴＣ
Ｈ切替を行う場合、端末にＴＣＨ切替指示信号を送信す
る。ＴＣＨ切替指示信号を送信時、基地局側では切替元
チャネルの移動検出タイマのタイマスタートに加え、同
期バースト確立待ちタイマのタイマスタートと、同期バ
ースト信号（切替先スロット）受信待ちモードへの設定
とを行う。ＴＣＨ切替指示信号を受信した端末は、新た
に割り当てられたスロットへのＴＣＨ切替に成功した
後、基地局に同期バースト信号（切替先スロット）を送
信する。端末から、同期バースト信号（切替先スロッ
ト）を受信した基地局は、上位レイヤに同信号を送信す
る。上位レイヤから同期バースト信号（切替先スロッ
ト）を折り返し受信した基地局は、ＴＣＨバースト信号
（切替先スロット）受信待ちモードに設定され、端末に
同期バースト信号（切替先スロット）を送信する。
【０００３】基地局から同期バースト信号（切替先スロ
ット）を受信した端末は、基地局にＴＣＨバースト信号
（切替先スロット）を送信する。端末からＴＣＨバース
ト信号（切替先スロット）を受信した基地局は、上位レ
イヤに同信号を送信する。上位レイヤからＴＣＨバース
ト信号（切替先スロット）を折り返し受信した基地局
は、再度、ＴＣＨバースト信号（切替先スロット）受信
待ちモードに設定され、端末にＴＣＨバースト信号（切
替先スロット）を送信する。こうした一連の送受信によ
り、他のスロットへのＴＣＨ切替は行われる。次に、端
末が基地局からＴＣＨ切替指示信号を受信できなかった
場合の動作についてシーケンスチャート図６を用いて説
明する。
ット）を受信した端末は、基地局にＴＣＨバースト信号
（切替先スロット）を送信する。端末からＴＣＨバース
ト信号（切替先スロット）を受信した基地局は、上位レ
イヤに同信号を送信する。上位レイヤからＴＣＨバース
ト信号（切替先スロット）を折り返し受信した基地局
は、再度、ＴＣＨバースト信号（切替先スロット）受信
待ちモードに設定され、端末にＴＣＨバースト信号（切
替先スロット）を送信する。こうした一連の送受信によ
り、他のスロットへのＴＣＨ切替は行われる。次に、端
末が基地局からＴＣＨ切替指示信号を受信できなかった
場合の動作についてシーケンスチャート図６を用いて説
明する。
【０００４】まず、基地局が回線閉塞、受信品質劣化、
受信レベル劣化等何らかの理由によりＴＣＨ切替を行う
場合、端末にＴＣＨ切替指示信号を送信する。ＴＣＨ切
替指示信号を送信時、基地局側では切替元チャネルの移
動検出タイマのタイマスタートに加え、同期バースト確
立待ちタイマのタイマスタートと、同期バースト信号
（切替先スロット）受信待ちモードへの設定とを行う。
端末はＴＣＨ切替指示信号を受信できなかったため、基
地局に同期バースト信号（切替先スロット）を送信しな
い。端末から同期バースト信号（切替先スロット）を受
信できない基地局は、同期バースト確立待ちタイムアウ
ト処理に入る。同期バースト確立待ちタイムアウト処理
において、基地局は同期バースト信号（切替元スロッ
ト）受信待ちモードへの設定を行う。上位レイヤから同
期バースト信号（切替元スロット）を受信した基地局
は、端末に同期バースト信号（切替元スロット）を送信
する。
受信レベル劣化等何らかの理由によりＴＣＨ切替を行う
場合、端末にＴＣＨ切替指示信号を送信する。ＴＣＨ切
替指示信号を送信時、基地局側では切替元チャネルの移
動検出タイマのタイマスタートに加え、同期バースト確
立待ちタイマのタイマスタートと、同期バースト信号
（切替先スロット）受信待ちモードへの設定とを行う。
端末はＴＣＨ切替指示信号を受信できなかったため、基
地局に同期バースト信号（切替先スロット）を送信しな
い。端末から同期バースト信号（切替先スロット）を受
信できない基地局は、同期バースト確立待ちタイムアウ
ト処理に入る。同期バースト確立待ちタイムアウト処理
において、基地局は同期バースト信号（切替元スロッ
ト）受信待ちモードへの設定を行う。上位レイヤから同
期バースト信号（切替元スロット）を受信した基地局
は、端末に同期バースト信号（切替元スロット）を送信
する。
【０００５】基地局から同期バースト信号（切替元スロ
ット）を受信した端末は、基地局に同信号を折り返し送
信する。端末から同期バースト信号（切替元スロット）
を受信した基地局は、上位レイヤに同信号を送信する。
上位レイヤからＴＣＨバースト信号（切替元スロット）
を受信した基地局は、ＴＣＨバースト信号（切替元スロ
ット）受信待ちモードに設定し、端末にＴＣＨバースト
信号（切替元スロット）を送信する。基地局からＴＣＨ
バースト信号（切替元スロット）を受信した端末は、同
信号を基地局に折り返し送信する。端末からＴＣＨバー
スト信号（切替元スロット）を受信した基地局は、同信
号を上位レイヤに送信する。こうした一連の送受信によ
り、従来の他のスロットへのＴＣＨ切替及び、ＴＣＨ切
替の切戻りは行われていた。
ット）を受信した端末は、基地局に同信号を折り返し送
信する。端末から同期バースト信号（切替元スロット）
を受信した基地局は、上位レイヤに同信号を送信する。
上位レイヤからＴＣＨバースト信号（切替元スロット）
を受信した基地局は、ＴＣＨバースト信号（切替元スロ
ット）受信待ちモードに設定し、端末にＴＣＨバースト
信号（切替元スロット）を送信する。基地局からＴＣＨ
バースト信号（切替元スロット）を受信した端末は、同
信号を基地局に折り返し送信する。端末からＴＣＨバー
スト信号（切替元スロット）を受信した基地局は、同信
号を上位レイヤに送信する。こうした一連の送受信によ
り、従来の他のスロットへのＴＣＨ切替及び、ＴＣＨ切
替の切戻りは行われていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような他のスロットへのＴＣＨ切替は、基地局内の他の
スロットがすべて他のユーザに使用されているような高
トラフィック環境下では行うことができないため端末は
ハンドオーバーを起動していた。しかし、ハンドオーバ
ーは無音になる時間が長く、また他の基地局と接続する
ことができずに通話が切れてしまうこともあり、ユーザ
にとっては通信品質を著しく阻害する要因になってい
た。本発明は、ハンドオーバーの起動を少なくし、ＴＣ
Ｈ切替の切戻り時の無音状態を短縮する、移動通信シス
テム（パーソナル・ハンディホン・システムを含む）及
び基地局及び移動局を提供することを目的とする。
ような他のスロットへのＴＣＨ切替は、基地局内の他の
スロットがすべて他のユーザに使用されているような高
トラフィック環境下では行うことができないため端末は
ハンドオーバーを起動していた。しかし、ハンドオーバ
ーは無音になる時間が長く、また他の基地局と接続する
ことができずに通話が切れてしまうこともあり、ユーザ
にとっては通信品質を著しく阻害する要因になってい
た。本発明は、ハンドオーバーの起動を少なくし、ＴＣ
Ｈ切替の切戻り時の無音状態を短縮する、移動通信シス
テム（パーソナル・ハンディホン・システムを含む）及
び基地局及び移動局を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、移動局と基地局とが第１のタイムスロット
で第１の情報チャネルを利用して通信を行うとともに第
１の情報チャネルの状態を監視し、第１の情報チャネル
が劣化した場合、第１のタイムスロットを使って通信中
の第１の情報チャネルとは異なる他の情報チャネルに切
替えて所定の基準値を満足する情報チャネルを検索し、
所定の基準値を満たした情報チャネルが見つかった場
合、通信中の第１の情報チャネルを切替える信号を送信
することを特徴とする移動通信システムとして構成され
る。なお、この移動通信システムでは、所定の基準値を
満たした情報チャネルが見つからなかった場合、制御チ
ャネルに切替えて所定の基準値を満足する情報チャネル
を検索し、所定の基準値を満たした情報チャネルが見つ
かった場合、通信中の第１の情報チャネルを切替える信
号を送信する。さらに、所定の基準値を満たした情報チ
ャネルが見つからなかった場合、接続中の基地局とは異
なる他の基地局に対してハンドオーバーを起動する。
するために、移動局と基地局とが第１のタイムスロット
で第１の情報チャネルを利用して通信を行うとともに第
１の情報チャネルの状態を監視し、第１の情報チャネル
が劣化した場合、第１のタイムスロットを使って通信中
の第１の情報チャネルとは異なる他の情報チャネルに切
替えて所定の基準値を満足する情報チャネルを検索し、
所定の基準値を満たした情報チャネルが見つかった場
合、通信中の第１の情報チャネルを切替える信号を送信
することを特徴とする移動通信システムとして構成され
る。なお、この移動通信システムでは、所定の基準値を
満たした情報チャネルが見つからなかった場合、制御チ
ャネルに切替えて所定の基準値を満足する情報チャネル
を検索し、所定の基準値を満たした情報チャネルが見つ
かった場合、通信中の第１の情報チャネルを切替える信
号を送信する。さらに、所定の基準値を満たした情報チ
ャネルが見つからなかった場合、接続中の基地局とは異
なる他の基地局に対してハンドオーバーを起動する。
【０００８】さらに本発明によると、音声やデータ等の
加入者情報を伝達する複数の情報チャネルと、複数の移
動局に対して制御情報を報知する制御チャネルとを一定
時間間隔で分割した複数のタイムスロットにより時間的
に多重化して通信する通信手段と、第１のタイムスロッ
トで第１の情報チャネルを利用して移動局と通信を行う
とともに第１の情報チャネルの状態を監視する手段と、
この監視手段が通信中の第１の情報チャネルの状態が劣
化していると判断した場合、移動局に対して第１のタイ
ムスロットを使って通信中の第１の情報チャネルとは異
なる他の情報チャネルに切替える切替信指示信号を送信
する送信手段と、切替信指示信号を受信した移動局が基
地局に返信する異なる他の情報チャネルに対する同期バ
ースト、又は切戻りによる第１の情報チャネルに対する
同期バーストに対して受付処理可能な制御手段とを備え
たことを特徴とする基地局として構成される。また、そ
の制御手段は、切替信指示信号を移動局が受信できなか
った場合に、移動局から第１のタイムスロットにて送信
される通話中の通信情報に対しても処理可能であるよう
に構成されている。
加入者情報を伝達する複数の情報チャネルと、複数の移
動局に対して制御情報を報知する制御チャネルとを一定
時間間隔で分割した複数のタイムスロットにより時間的
に多重化して通信する通信手段と、第１のタイムスロッ
トで第１の情報チャネルを利用して移動局と通信を行う
とともに第１の情報チャネルの状態を監視する手段と、
この監視手段が通信中の第１の情報チャネルの状態が劣
化していると判断した場合、移動局に対して第１のタイ
ムスロットを使って通信中の第１の情報チャネルとは異
なる他の情報チャネルに切替える切替信指示信号を送信
する送信手段と、切替信指示信号を受信した移動局が基
地局に返信する異なる他の情報チャネルに対する同期バ
ースト、又は切戻りによる第１の情報チャネルに対する
同期バーストに対して受付処理可能な制御手段とを備え
たことを特徴とする基地局として構成される。また、そ
の制御手段は、切替信指示信号を移動局が受信できなか
った場合に、移動局から第１のタイムスロットにて送信
される通話中の通信情報に対しても処理可能であるよう
に構成されている。
【０００９】さらに本発明によると、音声やデータ等の
加入者情報を転送する複数の情報チャネルと、基地局が
制御情報を報知する制御チャネルとを一定時間間隔で分
割した複数のタイムスロットにより時間的に多重化して
通信する通信手段と、第１のタイムスロットで第１の情
報チャネルを利用して基地局と通信を行うとともに第１
の情報チャネルの状態を監視する監視手段と、監視手段
が通信中の第１の情報チャネルの状態が劣化していると
判断した場合、第１のタイムスロットを使って通信中の
第１の情報チャネルとは異なる他の情報チャネルに切替
える切替手段と、切替手段によって第１のタイムスロッ
トを使って通信中の第１の情報チャネルとは異なる他の
情報チャネルに切替えて所定の基準値を満足する情報チ
ャネルを検索する検索手段と、検索手段が所定の基準値
を満たした情報チャネルを見つけた場合、切替手段によ
り通信中の第１の情報チャネルを切替えるように制御す
る制御手段とを備えたことを特徴とする移動局として構
成される。また、この検索手段は、所定の基準値を満た
した情報チャネルが見つからなかった場合、制御チャネ
ルに切替えて所定の基準値を満足する情報チャネルを検
索し、制御手段は検索手段が制御チャネルに切替えて所
定の基準値を満たした情報チャネルを見つけた場合、切
替手段により通信中の第１の情報チャネルを切替えるよ
うに制御する。また、この制御手段は、所定の基準値を
満たした情報チャネルが見つからなかった場合、接続中
の基地局とは異なる他の基地局に対してハンドオーバー
を起動する。
加入者情報を転送する複数の情報チャネルと、基地局が
制御情報を報知する制御チャネルとを一定時間間隔で分
割した複数のタイムスロットにより時間的に多重化して
通信する通信手段と、第１のタイムスロットで第１の情
報チャネルを利用して基地局と通信を行うとともに第１
の情報チャネルの状態を監視する監視手段と、監視手段
が通信中の第１の情報チャネルの状態が劣化していると
判断した場合、第１のタイムスロットを使って通信中の
第１の情報チャネルとは異なる他の情報チャネルに切替
える切替手段と、切替手段によって第１のタイムスロッ
トを使って通信中の第１の情報チャネルとは異なる他の
情報チャネルに切替えて所定の基準値を満足する情報チ
ャネルを検索する検索手段と、検索手段が所定の基準値
を満たした情報チャネルを見つけた場合、切替手段によ
り通信中の第１の情報チャネルを切替えるように制御す
る制御手段とを備えたことを特徴とする移動局として構
成される。また、この検索手段は、所定の基準値を満た
した情報チャネルが見つからなかった場合、制御チャネ
ルに切替えて所定の基準値を満足する情報チャネルを検
索し、制御手段は検索手段が制御チャネルに切替えて所
定の基準値を満たした情報チャネルを見つけた場合、切
替手段により通信中の第１の情報チャネルを切替えるよ
うに制御する。また、この制御手段は、所定の基準値を
満たした情報チャネルが見つからなかった場合、接続中
の基地局とは異なる他の基地局に対してハンドオーバー
を起動する。
【００１０】なお、上記に記述した所定の基準値とは、
受信電界強度や誤り発生率等を指す。また、第１の情報
チャネルの状態を監視するのは、移動局が判断してもよ
いし、また、移動局が測定した結果を基地局に報告し、
網側である基地局側が判断してもよい。同様に、所定の
基準値を満足する情報チャネルを検索するのは、移動局
が判断してもよいし、また、移動局が測定した結果を基
地局に報告し、網側である基地局側が判断してもよい。
受信電界強度や誤り発生率等を指す。また、第１の情報
チャネルの状態を監視するのは、移動局が判断してもよ
いし、また、移動局が測定した結果を基地局に報告し、
網側である基地局側が判断してもよい。同様に、所定の
基準値を満足する情報チャネルを検索するのは、移動局
が判断してもよいし、また、移動局が測定した結果を基
地局に報告し、網側である基地局側が判断してもよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、図１〜４を参照して本発明
によるパーソナル・ハンディホン・システムのＴＣＨ切
替実施の形態を詳細に説明する。図１は基地局及び端末
の主要部のハード構成図、図２はＴＣＨ切替成功時のシ
ーケンスチャートを示している。図３は端末が基地局か
らＴＣＨ切替指示メッセージを受信できなかった場合の
シーケンスチャートを、図４は端末が新チャネルへの切
替に失敗した場合のシーケンスチャートを示している。
によるパーソナル・ハンディホン・システムのＴＣＨ切
替実施の形態を詳細に説明する。図１は基地局及び端末
の主要部のハード構成図、図２はＴＣＨ切替成功時のシ
ーケンスチャートを示している。図３は端末が基地局か
らＴＣＨ切替指示メッセージを受信できなかった場合の
シーケンスチャートを、図４は端末が新チャネルへの切
替に失敗した場合のシーケンスチャートを示している。
【００１２】まず基地局及び端末の主要部のハード構成
について図１を参照しながら説明すると、基地局１はＣ
ＰＵ（中央処理部）３１、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ ｏｎｌｙ
ｍｅｍｏｒｙ）３２、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ ａｃｃｅ
ｓｓ ｍｅｍｏｒｙ）３３、及び無線部３４を備えてい
る。ＲＯＭ３２内には基地局１側の実行プログラムが格
納されていると共に、各信号待ちタイマのタイマ値、加
入者端末情報等のシステムデータが格納されている。ま
た、ＲＡＭ３３はワークエリアとして使用され、さらに
変数などを格納している。一方、端末２は、ＣＰＵ４
１、ＲＯＭ４２、ＲＡＭ４３、音声入力部４４、音声出
力部４５、無線部４６を備えている。ＲＯＭ４２内には
端末２側の実行プログラム、端末情報等のシステムデー
タが格納されており、ＲＡＭ４３はワークエリアとして
使用され、変数などを格納する。基地局１のＲＯＭ３２
内にある実行プログラムを変更することにより、従来の
他スロットへのＴＣＨ切替に加え、同一スロットへのＴ
ＣＨ切替を行うことが可能となる。
について図１を参照しながら説明すると、基地局１はＣ
ＰＵ（中央処理部）３１、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ ｏｎｌｙ
ｍｅｍｏｒｙ）３２、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ ａｃｃｅ
ｓｓ ｍｅｍｏｒｙ）３３、及び無線部３４を備えてい
る。ＲＯＭ３２内には基地局１側の実行プログラムが格
納されていると共に、各信号待ちタイマのタイマ値、加
入者端末情報等のシステムデータが格納されている。ま
た、ＲＡＭ３３はワークエリアとして使用され、さらに
変数などを格納している。一方、端末２は、ＣＰＵ４
１、ＲＯＭ４２、ＲＡＭ４３、音声入力部４４、音声出
力部４５、無線部４６を備えている。ＲＯＭ４２内には
端末２側の実行プログラム、端末情報等のシステムデー
タが格納されており、ＲＡＭ４３はワークエリアとして
使用され、変数などを格納する。基地局１のＲＯＭ３２
内にある実行プログラムを変更することにより、従来の
他スロットへのＴＣＨ切替に加え、同一スロットへのＴ
ＣＨ切替を行うことが可能となる。
【００１３】次に、同一スロットへのＴＣＨ切替成功時
の動作について、シーケンスチャート図２を用いて説明
する。まず、基地局が回線閉塞、受信品質劣化、受信レ
ベル劣化等何らかの理由によりＴＣＨ切替を行う場合、
端末にＴＣＨ切替指示信号を送信する。ＴＣＨ切替指示
信号を送信時、基地局側では切替元チャネルの移動検出
を待って、同期バースト確立待ちタイマのタイマスター
トと、同期バースト信号（切替先チャネル）受信待ちモ
ードへの設定とを行う。
の動作について、シーケンスチャート図２を用いて説明
する。まず、基地局が回線閉塞、受信品質劣化、受信レ
ベル劣化等何らかの理由によりＴＣＨ切替を行う場合、
端末にＴＣＨ切替指示信号を送信する。ＴＣＨ切替指示
信号を送信時、基地局側では切替元チャネルの移動検出
を待って、同期バースト確立待ちタイマのタイマスター
トと、同期バースト信号（切替先チャネル）受信待ちモ
ードへの設定とを行う。
【００１４】ＴＣＨ切替指示信号を受信した端末は、新
たに割り当てられたチャネルへのＴＣＨ切替に成功した
後、基地局に同期バースト信号（切替先チャネル）を送
信する。端末から、同期バースト信号（切替先チャネ
ル）を受信した基地局は、上位レイヤに同信号を送信す
る。上位レイヤから同期バースト信号（切替先チャネ
ル）を折り返し受信した基地局は、ＴＣＨバースト信号
（切替先チャネル）受信待ちモードに設定され、端末に
同期バースト信号（切替先チャネル）を送信する。
たに割り当てられたチャネルへのＴＣＨ切替に成功した
後、基地局に同期バースト信号（切替先チャネル）を送
信する。端末から、同期バースト信号（切替先チャネ
ル）を受信した基地局は、上位レイヤに同信号を送信す
る。上位レイヤから同期バースト信号（切替先チャネ
ル）を折り返し受信した基地局は、ＴＣＨバースト信号
（切替先チャネル）受信待ちモードに設定され、端末に
同期バースト信号（切替先チャネル）を送信する。
【００１５】基地局から同期バースト信号（切替先チャ
ネル）を受信した端末は、基地局にＴＣＨバースト信号
（切替先チャネル）を送信する。端末からＴＣＨバース
ト信号（切替先チャネル）を受信した基地局は、上位レ
イヤに同信号を送信する。上位レイヤからＴＣＨバース
ト信号（切替先チャネル）を折り返し受信した基地局
は、再度、ＴＣＨバースト信号（切替先チャネル）受信
待ちモードに設定され、端末にＴＣＨバースト信号（切
替先チャネル）を送信する。こうした一連の送受信によ
り、同一スロットへのＴＣＨ切替は行われる。
ネル）を受信した端末は、基地局にＴＣＨバースト信号
（切替先チャネル）を送信する。端末からＴＣＨバース
ト信号（切替先チャネル）を受信した基地局は、上位レ
イヤに同信号を送信する。上位レイヤからＴＣＨバース
ト信号（切替先チャネル）を折り返し受信した基地局
は、再度、ＴＣＨバースト信号（切替先チャネル）受信
待ちモードに設定され、端末にＴＣＨバースト信号（切
替先チャネル）を送信する。こうした一連の送受信によ
り、同一スロットへのＴＣＨ切替は行われる。
【００１６】次に、図３のシーケンスチャートを用い
て、端末が基地局からＴＣＨ切替指示信号を受信できな
かった場合の動作について説明する。従来の他のスロッ
トへのＴＣＨ切替では、同期バースト確立待ちタイムア
ウト処理において、同期バースト信号（切替元チャネ
ル）受信待ちモードのみに設定していた。しかしなが
ら、端末が基地局からＴＣＨ切替指示信号を受信できな
かった場合には旧チャネルで確立されたＴＣＨがそのま
ま残っている。そのため、あえて切替元チャネルで同期
を確立する必要はない。従来の他のスロットへのＴＣＨ
切替の切戻りのシーケンスチャート（図６）では基地局
と端末との間で同期バースト信号（切替元チャネル）の
送受信を行っているが、それらの送受信は省くことが可
能である。
て、端末が基地局からＴＣＨ切替指示信号を受信できな
かった場合の動作について説明する。従来の他のスロッ
トへのＴＣＨ切替では、同期バースト確立待ちタイムア
ウト処理において、同期バースト信号（切替元チャネ
ル）受信待ちモードのみに設定していた。しかしなが
ら、端末が基地局からＴＣＨ切替指示信号を受信できな
かった場合には旧チャネルで確立されたＴＣＨがそのま
ま残っている。そのため、あえて切替元チャネルで同期
を確立する必要はない。従来の他のスロットへのＴＣＨ
切替の切戻りのシーケンスチャート（図６）では基地局
と端末との間で同期バースト信号（切替元チャネル）の
送受信を行っているが、それらの送受信は省くことが可
能である。
【００１７】そこで、本発明による同一スロットへのＴ
ＣＨ切替では、同期バースト確立待ちタイムアウト処理
において、基地局をＴＣＨバースト信号（切替元チャネ
ル）受信待ちモードと、同期バースト信号（切替元チャ
ネル）受信待ちモードとの両モードへ設定する。端末か
らＴＣＨバースト信号（切替元チャネル）を受信した基
地局は、上位レイヤにＴＣＨバースト信号（切替元チャ
ネル）を送信する。上位レイヤからＴＣＨバースト信号
（切替元チャネル）を折り返し受信した基地局は、端末
にＴＣＨバースト信号（切替元チャネル）を送信する。
図３のＴＣＨ切替の切戻りを従来の他のスロットへのＴ
ＣＨ切替の切戻り（図６）と比較した場合、同期バース
ト信号（切替元チャネル）の送受信の分だけ時間短縮す
ることが出来る。
ＣＨ切替では、同期バースト確立待ちタイムアウト処理
において、基地局をＴＣＨバースト信号（切替元チャネ
ル）受信待ちモードと、同期バースト信号（切替元チャ
ネル）受信待ちモードとの両モードへ設定する。端末か
らＴＣＨバースト信号（切替元チャネル）を受信した基
地局は、上位レイヤにＴＣＨバースト信号（切替元チャ
ネル）を送信する。上位レイヤからＴＣＨバースト信号
（切替元チャネル）を折り返し受信した基地局は、端末
にＴＣＨバースト信号（切替元チャネル）を送信する。
図３のＴＣＨ切替の切戻りを従来の他のスロットへのＴ
ＣＨ切替の切戻り（図６）と比較した場合、同期バース
ト信号（切替元チャネル）の送受信の分だけ時間短縮す
ることが出来る。
【００１８】また、図４のシーケンスチャートは、端末
はＴＣＨ切替指示信号を受信できたが、新チャネルへの
切替には失敗した場合のＴＣＨ切替の切戻りを示す。同
期バースト確立待ちタイムアウト処理において、基地局
はＴＣＨバースト信号（切替元チャネル）受信待ちモー
ドであると同時に、同期バースト信号（切替元チャネ
ル）受信待ちモードでもある。そのため、基地局は端末
が送信した同期バースト信号（切替元チャネル）も受信
することができる。端末から同期バースト信号（切替元
チャネル）を受信した基地局は、上位レイヤに同信号を
送信する。基地局から同期バースト信号（切替元チャネ
ル）を受信した上位レイヤは、同信号を折り返し基地局
に送信する。上位レイヤから同期バースト信号（切替元
チャネル）を受信した基地局は、同信号を端末に送信す
る。基地局から同期バースト信号（切替元チャネル）を
受信した端末は、ＴＣＨバースト信号（切替元チャネ
ル）を基地局に送信する。ＴＣＨバースト信号（切替元
チャネル）を受信した基地局は、同信号を上位レイヤに
送信する。基地局からＴＣＨバースト信号（切替元チャ
ネル）を受信した上位レイヤは、同信号を基地局に送信
する。上位レイヤからＴＣＨバースト信号（切替元チャ
ネル）を受信した基地局は、同信号を端末に送信する。
こうした一連の送受信により、端末が切替先チャネルへ
の切替に失敗した場合のＴＣＨ切替の切戻りが行われ
る。
はＴＣＨ切替指示信号を受信できたが、新チャネルへの
切替には失敗した場合のＴＣＨ切替の切戻りを示す。同
期バースト確立待ちタイムアウト処理において、基地局
はＴＣＨバースト信号（切替元チャネル）受信待ちモー
ドであると同時に、同期バースト信号（切替元チャネ
ル）受信待ちモードでもある。そのため、基地局は端末
が送信した同期バースト信号（切替元チャネル）も受信
することができる。端末から同期バースト信号（切替元
チャネル）を受信した基地局は、上位レイヤに同信号を
送信する。基地局から同期バースト信号（切替元チャネ
ル）を受信した上位レイヤは、同信号を折り返し基地局
に送信する。上位レイヤから同期バースト信号（切替元
チャネル）を受信した基地局は、同信号を端末に送信す
る。基地局から同期バースト信号（切替元チャネル）を
受信した端末は、ＴＣＨバースト信号（切替元チャネ
ル）を基地局に送信する。ＴＣＨバースト信号（切替元
チャネル）を受信した基地局は、同信号を上位レイヤに
送信する。基地局からＴＣＨバースト信号（切替元チャ
ネル）を受信した上位レイヤは、同信号を基地局に送信
する。上位レイヤからＴＣＨバースト信号（切替元チャ
ネル）を受信した基地局は、同信号を端末に送信する。
こうした一連の送受信により、端末が切替先チャネルへ
の切替に失敗した場合のＴＣＨ切替の切戻りが行われ
る。
【００１９】図３及び図４のシーケンスチャートに示す
ように、同一スロット内のＴＣＨ切替の切戻りにおい
て、基地局をＴＣＨバースト信号（切替元チャネル）受
信待ちモードと、同期バースト信号（切替元チャネル）
受信待ちモードとの両モードへ設定することにより、端
末がＴＣＨ切替指示を受信できない場合の切戻りでは切
替元チャネルでの同期確立に要する時間が短縮される。
また、端末が切替先チャネルへの切替に失敗した場合の
切戻りも、従来の他のスロットへのＴＣＨ切替の切戻り
の場合と同様に、移動検出（基地局が切替元チャネルで
ＴＣＨバーストを受信できない時間）を待たずして行う
ことができる。なお、本発明の実施の形態では、パーソ
ナル・ハンディホン・システムのＴＣＨ切替を例にあげ
て説明したが、本発明はパーソナル・ハンディホン・シ
ステムに限られたものではなく、その他の移動通信シス
テムにも適用することが可能である。
ように、同一スロット内のＴＣＨ切替の切戻りにおい
て、基地局をＴＣＨバースト信号（切替元チャネル）受
信待ちモードと、同期バースト信号（切替元チャネル）
受信待ちモードとの両モードへ設定することにより、端
末がＴＣＨ切替指示を受信できない場合の切戻りでは切
替元チャネルでの同期確立に要する時間が短縮される。
また、端末が切替先チャネルへの切替に失敗した場合の
切戻りも、従来の他のスロットへのＴＣＨ切替の切戻り
の場合と同様に、移動検出（基地局が切替元チャネルで
ＴＣＨバーストを受信できない時間）を待たずして行う
ことができる。なお、本発明の実施の形態では、パーソ
ナル・ハンディホン・システムのＴＣＨ切替を例にあげ
て説明したが、本発明はパーソナル・ハンディホン・シ
ステムに限られたものではなく、その他の移動通信シス
テムにも適用することが可能である。
【００２０】
【発明の効果】このように、本発明による移動通信シス
テム及び基地局及び移動局によれば、無線回線の干渉な
どにより問題が発生して無線通信回線の十分な確保が出
来なくなった場合でも、通信中の通話チャネルとは周波
数の異なる通話チャネルを同一タイミングスロットで検
索することで周波数利用効率の改善が図れ、さらにその
検索を行った後にハンドオーバーを起動するように構成
したので、ハンドオーバーの起動回数が少なくなり、加
入者の通信に無音状態の発生を少なくする（回数及び時
間）ことができる。さらに、同一タイミングスロットで
周波数を切替えることによる予期せぬ移動局からの応答
信号に対して基地局が対応処理できる。
テム及び基地局及び移動局によれば、無線回線の干渉な
どにより問題が発生して無線通信回線の十分な確保が出
来なくなった場合でも、通信中の通話チャネルとは周波
数の異なる通話チャネルを同一タイミングスロットで検
索することで周波数利用効率の改善が図れ、さらにその
検索を行った後にハンドオーバーを起動するように構成
したので、ハンドオーバーの起動回数が少なくなり、加
入者の通信に無音状態の発生を少なくする（回数及び時
間）ことができる。さらに、同一タイミングスロットで
周波数を切替えることによる予期せぬ移動局からの応答
信号に対して基地局が対応処理できる。
【図１】本発明による基地局及び端末の主要部のハード
構成図
構成図
【図２】同一スロット内でのＴＣＨ切替成功時のシーケ
ンスチャート。
ンスチャート。
【図３】本発明による同一スロット内でのＴＣＨ切替
時、端末が基地局からＴＣＨ切替指示メッセージを受信
できなかった場合のシーケンスチャート。
時、端末が基地局からＴＣＨ切替指示メッセージを受信
できなかった場合のシーケンスチャート。
【図４】本発明による同一スロット内でのＴＣＨ切替
時、端末が新チャネルへの切替に失敗した場合のシーケ
ンスチャート。
時、端末が新チャネルへの切替に失敗した場合のシーケ
ンスチャート。
【図５】従来の他のスロットへのＴＣＨ切替成功時のシ
ーケンスチャート。
ーケンスチャート。
【図６】従来の他のスロットへのＴＣＨ切替時、端末が
基地局からＴＣＨ切替指示メッセージを受信できなかっ
た場合のシーケンスチャート。
基地局からＴＣＨ切替指示メッセージを受信できなかっ
た場合のシーケンスチャート。
１：基地局 ２：端末 ３１：ＣＰＵ ３２：ＲＯＭ
Claims (8)
- 【請求項１】 音声やデータ等の加入者情報を伝達する
複数の情報チャネルと、 基地局が複数の移動局に対して制御情報を報知する制御
チャネルと、を有し、前記チャネルを一定時間間隔で分
割した複数のタイムスロットにより時間的に多重化して
前記複数の移動局と基地局が通信を行うＴＤＭＡ方式に
よる移動通信システムにおいて、 移動局と基地局とが第１のタイムスロットで第１の情報
チャネルを利用して通信を行うとともに前記第１の情報
チャネルの状態を監視し、 前記第１の情報チャネルが劣化した場合、前記第１のタ
イムスロットを使って通信中の前記第１の情報チャネル
とは異なる他の情報チャネルに切替えて所定の基準値を
満足する情報チャネルを検索し、 前記所定の基準値を満たした情報チャネルが見つかった
場合、通信中の前記第１の情報チャネルを切替える信号
を送信することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項２】 請求項１に記載の移動通信システムにお
いて、 前記所定の基準値を満たした情報チャネルが見つからな
かった場合、前記制御チャネルに切替えて所定の基準値
を満足する情報チャネルを検索し、 前記所定の基準値を満たした情報チャネルが見つかった
場合、通信中の前記第１の情報チャネルを切替える信号
を送信することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項３】 請求項１又は請求項２に記載の移動通信
システムにおいて、 前記所定の基準値を満たした情報チャネルが見つからな
かった場合、接続中の基地局とは異なる他の基地局に対
してハンドオーバーを起動することを特徴とする移動通
信システム。 - 【請求項４】 音声やデータ等の加入者情報を伝達する
複数の情報チャネルと、 複数の移動局に対して制御情報を報知する制御チャネル
と、を一定時間間隔で分割した複数のタイムスロットに
より時間的に多重化して通信する通信手段と、 第１のタイムスロットで第１の情報チャネルを利用して
前記移動局と通信を行うとともに前記第１の情報チャネ
ルの状態を監視する手段と、 前記監視手段が、前記通信中の第１の情報チャネルの状
態が劣化していると判断した場合、前記移動局に対して
前記第１のタイムスロットを使って通信中の前記第１の
情報チャネルとは異なる他の情報チャネルに切替える切
替信指示信号を送信する送信手段と、 前記切替信指示信号を受信した移動局が前記基地局に返
信する前記異なる他の情報チャネルに対する同期バース
ト、又は切戻りによる第１の情報チャネルに対する同期
バーストに対して受付処理可能な制御手段と、を備えた
ことを特徴とする基地局。 - 【請求項５】 前記制御手段は、前記切替信指示信号を
移動局が受信できなかった場合に、前記移動局から前記
第１のタイムスロットにて送信される通話中の通信情報
に対しても処理可能であることを特徴とする請求項４に
記載の基地局。 - 【請求項６】 音声やデータ等の加入者情報を転送する
複数の情報チャネルと、基地局が制御情報を報知する制
御チャネルとを一定時間間隔で分割した複数のタイムス
ロットにより時間的に多重化して通信する通信手段と、 第１のタイムスロットで第１の情報チャネルを利用して
前記基地局と通信を行うとともに前記第１の情報チャネ
ルの状態を監視する監視手段と、 前記監視手段が前記通信中の第１の情報チャネルの状態
が劣化していると判断した場合、前記第１のタイムスロ
ットを使って通信中の前記第１の情報チャネルとは異な
る他の情報チャネルに切替える切替手段と、 前記切替手段によって前記第１のタイムスロットを使っ
て通信中の前記第１の情報チャネルとは異なる他の情報
チャネルに切替えて所定の基準値を満足する情報チャネ
ルを検索する検索手段と、 前記検索手段が前記所定の基準値を満たした情報チャネ
ルを見つけた場合、前記切替手段により通信中の前記第
１の情報チャネルを切替えるように制御する制御手段
と、を備えたことを特徴とする移動局。 - 【請求項７】 前記検索手段は、前記所定の基準値を満
たした情報チャネルが見つからなかった場合、前記制御
チャネルに切替えて所定の基準値を満足する情報チャネ
ルを検索し、 前記制御手段は、前記検索手段が制御チャネルに切替え
て所定の基準値を満たした情報チャネルを見つけた場
合、前記切替手段により通信中の前記第１の情報チャネ
ルを切替えるように制御したことを特徴とする請求項６
に記載の移動局。 - 【請求項８】 前記制御手段は、前記所定の基準値を満
たした情報チャネルが見つからなかった場合、接続中の
基地局とは異なる他の基地局に対してハンドオーバーを
起動することを特徴とする請求項６又は請求項７に記載
の移動局。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18255999A JP2001016627A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 移動通信システム及び基地局及び移動局 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18255999A JP2001016627A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 移動通信システム及び基地局及び移動局 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001016627A true JP2001016627A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16120399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18255999A Pending JP2001016627A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 移動通信システム及び基地局及び移動局 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001016627A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006187005A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-13 | Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europa Bv | スペクトル資源の高度化された割り当てを含む情報送信方法 |
| JP2008092381A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Ntt Docomo Inc | Ｒｒｃ接続時のセル／キャリア切り換えおよび切り戻し制御 |
| JP2012500606A (ja) * | 2008-08-20 | 2012-01-05 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ベースチャネルと６０ＧＨｚチャネルとの間で切り替えるための方法および装置 |
| WO2020055764A1 (en) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | Qualcomm Incorporated | Interference detection, signaling, and mitigation techniques for low latency transmissions |
-
1999
- 1999-06-28 JP JP18255999A patent/JP2001016627A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006187005A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-13 | Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europa Bv | スペクトル資源の高度化された割り当てを含む情報送信方法 |
| JP2008092381A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Ntt Docomo Inc | Ｒｒｃ接続時のセル／キャリア切り換えおよび切り戻し制御 |
| US8423026B2 (en) | 2006-10-03 | 2013-04-16 | Ntt Docomo, Inc. | Cell/carrier redirecting and reverting control at the time of RRC connection |
| JP2012500606A (ja) * | 2008-08-20 | 2012-01-05 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ベースチャネルと６０ＧＨｚチャネルとの間で切り替えるための方法および装置 |
| US9100887B2 (en) | 2008-08-20 | 2015-08-04 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus for switching between a base channel and a 60 GHz channel |
| WO2020055764A1 (en) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | Qualcomm Incorporated | Interference detection, signaling, and mitigation techniques for low latency transmissions |
| US11696284B2 (en) | 2018-09-10 | 2023-07-04 | Qualcomm Incorporated | Interference detection, signaling, and mitigation techniques for low latency transmissions |
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