JP4216163B2 - 移動通信端末 - Google Patents

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本発明は、複数の通信システムに対応する送受信回路を具備し、待受け時に基地局から送信される情報を特定の待受けタイミングで受信する間欠受信を行う移動通信端末に関する。
待受け状態の移動通信端末は、複数の移動通信端末に対して個別に割り当てられるスロットあるいはタイミングスロットと呼ばれる特定の待受けタイミングで基地局から情報を受信している。移動通信端末はこのスロットを監視し、自らに割り当てられたスロットにおいてのみ受信動作を行い、他のスロットにおいては不要な回路の電源を切断したり、プロセッサを低消費電力モードへ移行させたりして省電力化を図っている。これがいわゆる間欠受信であり、TDMA(時分割多元接続)方式の通信においては、時分割された情報それぞれに対してスロットが各移動通信端末に割り当てられる。一方、近年注目を浴びているCDMA(符号分割多元接続)方式の通信においては、基地局から移動通信端末に送信されるパケットの受信に必要な長さのスロットが各移動通信端末に割り当てられる。
現在の移動通信端末は、音声通信機能を有すると共に、データ通信機能を有する仕様となっている。近年のCDMA方式を採用した移動通信端末においては、音声通信に対してはcdma2000規格に属する仕様の一つであるcdma2000 1x方式が、またデータ通信に対してはcdma2000 1xを改良してデータ通信に特化したcdma2000 1xEV−DO方式が採用されるようになってきている。このように、通信目的ごとに異なる複数の通信システムに対応した移動通信端末が登場している。
上述したような複数の通信システムに対応した移動通信端末が待受け状態にあり、1つの送受信系統により、複数の通信システムで同時に間欠受信を行う場合の動作を図5を用いて説明する。この移動通信端末は2つの通信システム(システム1とシステム2)を採用している。例えば、音声通信はシステム1、データ通信はシステム2により行われている。図5はシステム1およびシステム2の待受けスロットを示す模式図である。図において、横軸は時間を表している。図5(a)はシステム1に係る待受けスロット群、同図(c)はシステム2に係る待受けスロット群を示しており、これらのスロットは先頭のスロットから順にグループ1〜グループ4に対してそれぞれ割り当てられている。スロット上部の丸囲み付きの番号はこのグループの番号を表している。この移動通信端末が情報を受信する場合、システム側の仕様によって、システム1、システム2の順にスロットに対する同期が行われる。
この移動通信端末がグループ1に属している場合、図5(b)に示すように、まずシステム1のスロットがグループ1のスロットに同期し、情報の受信が行われる。この移動通信端末はグループ1に属しているから、システム2でもグループ1のスロットにおいて受信が行われるはずであるが、この時点においては移動通信端末内部の送受信系統がシステム1側となっているため、システム2では情報の受信が行われない。グループ1のスロットにおける受信が終了すると、移動通信端末内部の送受信系統がシステム2に切り替えられ、システム2における情報の受信が可能となる。従って、システム2におけるスロットはグループ1からグループ2へ変更されることになる。
続いて移動通信端末から基地局へ向けて、待受けタイミングの変更を通知するための待受けタイミングの変更メッセージが送信され、基地局にシステム2の属するグループの変更が通知されると共に、図5(d)に示されるように、この移動通信端末のシステム2の属するグループがグループ1からグループ2に変更される。これ以降、この移動通信端末のシステム1ではグループ1のスロットにおいて情報が受信され、システム2ではグループ2のスロットにおいて情報が受信される。
上述した動作に従って、システム1およびシステム2におけるスロットが確定した後、通信回線の状態が変化した場合には以下のような動作が行われる。この通信回線の状態の変化としては、回線の通信品質の低下のために基地局が切り替えられるハンドオフ(ハンドオーバ)および移動通信端末がトンネルなど電波の届かない範囲に一時的に入るなどして通信が途絶するシステムロストが挙げられる。図6は図5と同様にシステム1およびシステム2の待受けスロットを表している。まず、図6(b)のようにシステム1のスロットが確定し、続いて同図(d)のようにシステム2のスロットが確定する動作は上述した通りである。
システム2のスロットが確定した以後のある時点において、システムロストが発生し、その後、途絶した通信が正常状態に復帰する再同期が行われた場合、再びシステム1においてグループ1のスロットへ同期する動作が行われる。システム1におけるスロットが決定されると、システム2におけるスロットの決定動作が行われるが、グループ1のスロットがシステム1において使用されているため、システム2においては他のスロットが使用されることになる。システム2においてはシステム1におけるスロットに基づいてシステム2に係るスロットが移動通信端末内部で算出され、システム2におけるスロットがグループ2のスロットに決定される。このとき、再び待受けタイミングの変更メッセージが基地局へ送信される。
なお、複数の通信方式に対応する通信装置については下記特許文献1が開示している。
特開2003−92782号公報
しかし、上述した移動通信端末においては、ハンドオフによって基地局の切替が行われた場合やシステムロストによって通信が一時的に途絶してから復旧した場合などには、システム2において基地局へ向けて待受けタイミングの変更メッセージが必ず送信されていた。特に、システム2の属するグループが変更されたときに、ハンドオフやシステムロストの発生前のスロットおよび発生後のスロットが同一であっても、待受けタイミングの変更メッセージが送信されていた。したがって、サービスエリア端での電波環境が悪い場所においては頻繁にシステムロストやハンドオフが発生する可能性があり、待受けタイミングの変更メッセージの度重なる送信のためにネットワークへの負荷が高くなり、ネットワークにおいては、処理の待ち時間の増加、通信の遅延、通信速度の低下などが発生し、一方、端末においてはたびたびのメッセージ送信のため、電池を消耗し、待受け時間が短くなるなどの不都合が発生するという問題があった。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、待受け状態におけるネットワークへの負荷を低減すると共に、待受け時間を延長することのできる移動通信端末を提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、待受け時に特定の待受けタイミングでデータを受信する複数の通信手段と、前記複数の通信手段の状態を検出する検出手段と、前記複数の通信手段の一つが一時的に通信不能状態となり、該通信不能状態から正常状態に復帰したことが前記検出手段によって検出された場合に、前記通信不能状態となった前記通信手段以外の通信手段の待受けタイミングを算出する算出手段と、前記複数の通信手段の過去の待受けタイミングを記憶する記憶手段と、前記通信不能状態となった前記通信手段以外の通信手段に係る前記記憶手段中の過去の待受けタイミングと前記算出手段によって算出された待受けタイミングとを比較する比較手段と、前記比較手段によって比較された二つの待受けタイミングが同一である場合は、待受けタイミングの変更メッセージの送信を中止する制御手段とを具備することを特徴とする移動通信端末である。
請求項2に記載の発明は、待受け時に特定の待受けタイミングでデータを受信する複数の通信手段と、前記複数の通信手段の状態を検出する検出手段と、前記複数の通信手段の一つにおけるハンドオーバの発生が前記検出手段によって検出された場合に、前記ハンドオーバが発生した前記通信手段以外の通信手段の待受けタイミングを算出する算出手段と、前記複数の通信手段の過去の待受けタイミングを記憶する記憶手段と、前記ハンドオーバが発生した前記通信手段以外の通信手段に係る前記記憶手段中の過去の待受けタイミングと前記算出手段によって算出された待受けタイミングとを比較する比較手段と、前記比較手段によって比較された二つの待受けタイミングが同一である場合は、待受けタイミングの変更メッセージの送信を中止する制御手段とを具備することを特徴とする移動通信端末である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の移動通信端末において、前記複数の通信手段は、CDMA(符号分割多元接続)方式で通信を行う第1の通信手段と、TDMA(時分割多元接続)方式で通信を行う第2の通信手段とを具備することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の移動通信端末において、前記複数の通信手段は、第1のCDMA方式で通信を行う第1の通信手段と、前記第1のCDMA方式とは周波数帯の異なる第2のCDMA方式で通信を行う第2の通信手段とを具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の移動通信端末において、前記複数の通信手段は、TDMA方式で通信を行う第1および第2の通信手段を具備することを特徴とする。
本発明によれば、待受け状態におけるネットワークへの負荷の低減および待受け時の省電力化を図ることができるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、この発明の一実施の形態について説明する。本実施形態においては、システム1が音声通信に対応したcdma2000 1x、システム2がデータ通信に対応したcdma2000 1xEV−DOである場合を例として説明を行う。図1は、同実施の形態による移動通信端末の構成を示すブロック図である。図において、1はデータ送受信用のアンテナである。2は共用器であり、送信信号と受信信号の分離を行う。3は送信用無線回路ブロックであり、送信信号の変調を行う。4は受信用無線回路ブロックであり、受信信号の復調を行う。5はシステム1送信用ベースバンド信号処理部であり、システム1における送信信号の処理を行う。
6はシステム1受信用ベースバンド信号処理部であり、システム1における受信信号の処理を行う。7はシステム2送信用ベースバンド信号処理部であり、システム2における送信信号の処理を行う。8はシステム2受信用ベースバンド信号処理部であり、システム2における受信信号の処理を行う。9は切替動作制御部であり、通信を行うシステムを切り替える。すなわち、切替動作制御部9によって送受信系統がシステム1に切り替えられると、システム1送信用ベースバンド信号処理部5およびシステム1受信用ベースバンド信号処理部6が動作する。一方、送受信系統がシステム2に切り替えられると、システム2送信用ベースバンド信号処理部7およびシステム2受信用ベースバンド信号処理部8が動作する。
10はアプリケーション処理部であり、CPU(Central Processing Unit)およびメモリを具備する。アプリケーション処理部10は、各部を制御すると共に各システムにおける待受けタイミング(スロット)をメモリ内に記憶する。11は音声入出力装置であり、通話時にユーザの音声を音声信号に変換してアプリケーション処理部10へ出力し、アプリケーション処理部10からの通信相手の音声信号に基づいて音声を出力する。12は表示装置であり、アプリケーション処理部10から出力される表示用データに基づいて文字などを表示する。13は入力装置であり、ユーザによる入力操作の結果をアプリケーション処理部10へ出力する。14は移動通信端末と周辺機器との接続部となる後位端末接続インターフェースである。
次に、上記構成の移動通信端末が待受け状態において間欠受信を行う場合の待受け動作を図2〜図4を用いて説明する。本実施形態においては、システム1にシステムロストが発生することを想定している。まず、図2を用いてこの待受け動作の概要を説明する。図2はシステム1およびシステム2の待受けスロットを示す模式図である。図において、横軸は図6と同様に時間を表している。前述した動作と同様に、まずシステム1の待受けスロットがグループ1のスロットに決定し(図6(b))、システム2の待受けスロットがグループ2のスロットに決定する(同図(d))。このとき、システム2においてスロットが変更されるので、移動通信端末から基地局へタイミング要求メッセージが送信される。また、移動通信端末はシステム2のスロットの番号を記憶する。
続いてシステム1においてシステムロストが発生し、通信が途絶する(通信不能状態)が、正常な状態に復帰する再同期が行われ、通信は継続する。続いて再びシステム1の待受けスロットがシステムロスト発生前と同じグループ1のスロットに決定される。システム1におけるスロットが決定されると、システム1におけるスロットに基づいてシステム2に係るスロットが移動通信端末内部で算出され、システム2におけるスロットがグループ2のスロットに仮決定される。このとき、移動通信端末はシステム2の過去のスロットと、仮決定されたスロットとを比較する。図2の場合、システム2のスロットはシステムロスト以前のスロットと同じなので、システム2におけるスロットが確定し、基地局に対するタイミング要求メッセージの送信を中止するように制御される。
次に、図3および図4を用いて具体的な動作を説明する。図3は移動通信端末の待受け動作の手順を示すフローチャートである。まず、電源が投入され、移動通信端末は待受け状態となる。続いてシステム1の捕捉動作が行われる。このとき、切替動作制御部9によって送受信系統がシステム1に切り替えられる。そして、システム1で予め設定されている周波数に関する情報がパイロットチャンネルを介してアンテナ1から受信され、共用器2を介して受信用無線回路ブロック4へ出力される。これを受けた受信用無線回路ブロック4はこの信号を復調し、システム1受信用ベースバンド信号処理部6へ出力する。システム1受信用ベースバンド信号処理部6はこの信号に処理を施し、アプリケーション処理部10へ出力する。アプリケーション処理部10は、この信号が示す情報に基づいてシステム1受信用ベースバンド信号処理部6で設定される受信周波数を、この情報が示す周波数に正確に一致させる(AFC動作)(ステップS1)。
続いて移動通信端末はシステム1に係るシステム情報を受信する。このシステム情報は、同期情報および報知情報を含む。システム情報受信時の具体的な動作は以下のとおりである。まず、基地局から送信される同期情報チャンネル上の同期情報がアンテナ1から受信され、上述した動作と同様にしてアプリケーション処理部10へ出力される。アプリケーション処理部10はこの同期情報に基づいてシステム1に係る各部の動作タイミングを制御し、送信側との時間的な同期を確立する。続いて報知情報チャンネル上の報知情報がアンテナ1から受信され、アプリケーション処理部10へ出力される。アプリケーション処理部10はこの報知情報に基づき、ネットワークのプロトコルのレビジョン、許可される通信サービス速度、許可される通信サービス(どの音声符号化規格を使用するのか、どのデータ通信規格を使用するのか、どのスロットで待受け受信動作を行うのかなど)の情報を得る(ステップS2)。
以上説明した動作を経て、システム1の待受けタイミングが決定する。アプリケーション処理部10はこの待受けタイミングで受信を行うように、システム1に係る受信系統の各部へ指示する(ステップS3)。上述した動作の後、システム1において待受け動作が開始する(ステップS4)。続いて、システム2の待受け動作を開始させるため、切替動作制御部9は送受信系統をシステム2へ切り替える。システム2においても上述した動作と同様に捕捉動作が行われ(ステップS5)、システム情報が基地局から受信され(ステップS6)、待受けタイミングが仮決定となる(ステップS7)。
続いてアプリケーション処理部10は、システム1およびシステム2の待受けタイミングの比較を行い(ステップS8)、両者が同一であった場合にはシステム2の待受けタイミングが変更となる。この場合、アプリケーション処理部10は待受けタイミングの変更メッセージをシステム2送信用ベースバンド処理部7へ出力し、これを受けたシステム2送信用ベースバンド処理部7は、この信号に対して処理を施し、送信用無線回路ブロック3へ出力する。送信用無線回路ブロック3はこの信号を変調し、共用器2およびアンテナ1を介して基地局へ送信する。このとき、アプリケーション処理部10は内部のメモリにシステム2の待受けタイミングを格納する(ステップS9)。一方、ステップ8において、システム1およびシステム2の待受けタイミングが比較された結果、両者が異なる場合には、システム2の待受けタイミングの変更は行われない。以上のようにシステム2の待受けタイミングが決定され、アプリケーション処理部10は内部のメモリにこの待受けタイミングを格納する。
次に、図3で示されるシーケンス以降、システム1およびシステム2において待受け動作が行われ、システム1においてシステムロストが発生した場合の移動通信端末の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。システム1においてシステムロストが発生した直後、システムロストが発生していないシステム2においては以前の間欠待受け動作が継続される。このとき、アプリケーション処理部10はシステム1においてシステムロストが発生したことを知り、切替動作制御部9へ指令を出して送受信系統をシステム1へ切り替えさせ、受信用無線回路ブロック4に対してシステム1の再捕捉動作を指示する(ステップS10)。
続いて上述した動作と同様に、システム1の再捕捉動作が行われ(ステップS11)、アプリケーション処理部10は、システム1の再捕捉に成功したかどうかを判定する(ステップS12)。再捕捉に失敗した場合はステップS11に戻ってもう一度システム1の再捕捉が行われる。再捕捉に成功した場合、上述した動作と同様に、システム1のシステム情報がアンテナ1を介して基地局から受信され、アプリケーション処理部10へ出力される(ステップS13)。
アプリケーション処理部10はこのシステム情報を解析し、システム1の待受けタイミングを決定する(ステップS14)。続いて、システム2の待受け動作を開始させるため、切替動作制御部9は送受信系統をシステム2へ切り替える。アプリケーション処理部10はシステム1の待受けタイミングに基づいてシステム2において待受け可能な待受けタイミングを再計算し(ステップS15)、メモリからシステム2の過去の待受けタイミングを読み出し、この過去の待受けタイミングと計算された待受けタイミングとが一致するかどうか比較する(ステップS16)。
比較の結果、二つの待受けタイミングが同一であった場合、システム2の待受けタイミングは変更されず、アプリケーション処理部10はシステム2に関する基地局への待受けタイミング要求メッセージの送信を停止するよう制御する(ステップS17)。一方、二つの待受けタイミングが同一でなかった場合、システム2の待受けタイミングが変更され(ステップS18)、アプリケーション処理部10は、待受けタイミングの変更メッセージをシステム2送信用ベースバンド処理部7へ出力する。上述した動作と同様に、この待受けタイミングの変更メッセージがアンテナ1から基地局へ送信される(ステップS19)。以上の動作を経て、システム1およびシステム2における間欠待受け動作が継続される。
なお、本実施形態においては、システム1においてシステムロストが生じた場合を例として移動通信端末の動作を説明したが、ハンドオフにより基地局との間の回線が切り替えられた場合にも同様の動作が行われる。また、システム2においてシステムロストあるいはハンドオフが発生した場合においても、システム1、システム2の順に上述した動作と同様にして待受けタイミングが決定される。
なお、本実施形態におけるシステム1およびシステム2において採用される通信方式の組合せは、共にTDMA方式である場合、CDMA方式およびTDMA方式である場合、第1のCDMA方式およびこれと周波数帯の異なる第2のCDMA方式である場合のいずれであってもよい。
本発明の一実施の形態による移動通信端末の構成を示すブロック図である。 同実施の形態におけるシステム1およびシステム2に係るスロットの決定動作を示す模式図である。 同実施の形態における移動通信端末の待受け動作を示すフローチャートである。 同実施の形態におけるシステムロスト後の移動通信端末の待受け動作を示すフローチャートである。 従来のシステム1およびシステム2に係るスロットを示す模式図である。 従来のシステム1およびシステム2に係るスロットの決定動作を示す模式図である。
符号の説明
1・・・アンテナ、2・・・共用器、3・・・送信用無線回路ブロック、4・・・受信用無線回路ブロック、5・・・システム1送信用ベースバンド信号処理部、6・・・システム1受信用ベースバンド信号処理部、7・・・システム2送信用ベースバンド信号処理部、8・・・システム2受信用ベースバンド信号処理部、9・・・切替動作制御部、10・・・アプリケーション処理部、11・・・音声入出力装置、12・・・表示装置、13・・・入力装置、14・・・後位端末接続インターフェース

Claims (5)

  1. 待受け時に特定の待受けタイミングでデータを受信する複数の通信手段と、
    前記複数の通信手段の状態を検出する検出手段と、
    前記複数の通信手段の一つが一時的に通信不能状態となり、該通信不能状態から正常状態に復帰したことが前記検出手段によって検出された場合に、前記通信不能状態となった前記通信手段以外の通信手段の待受けタイミングを算出する算出手段と、
    前記複数の通信手段の過去の待受けタイミングを記憶する記憶手段と、
    前記通信不能状態となった前記通信手段以外の通信手段に係る前記記憶手段中の過去の待受けタイミングと前記算出手段によって算出された待受けタイミングとを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって比較された二つの待受けタイミングが同一である場合は、待受けタイミングの変更メッセージの送信を中止する制御手段と、
    を具備することを特徴とする移動通信端末。
  2. 待受け時に特定の待受けタイミングでデータを受信する複数の通信手段と、
    前記複数の通信手段の状態を検出する検出手段と、
    前記複数の通信手段の一つにおけるハンドオーバの発生が前記検出手段によって検出された場合に、前記ハンドオーバが発生した前記通信手段以外の通信手段の待受けタイミングを算出する算出手段と、
    前記複数の通信手段の過去の待受けタイミングを記憶する記憶手段と、
    前記ハンドオーバが発生した前記通信手段以外の通信手段に係る前記記憶手段中の過去の待受けタイミングと前記算出手段によって算出された待受けタイミングとを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって比較された二つの待受けタイミングが同一である場合は、待受けタイミングの変更メッセージの送信を中止する制御手段と、
    を具備することを特徴とする移動通信端末。
  3. 前記複数の通信手段は、CDMA(符号分割多元接続)方式で通信を行う第1の通信手段と、TDMA(時分割多元接続)方式で通信を行う第2の通信手段とを具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動通信端末。
  4. 前記複数の通信手段は、第1のCDMA方式で通信を行う第1の通信手段と、前記第1のCDMA方式とは周波数帯の異なる第2のCDMA方式で通信を行う第2の通信手段とを具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動通信端末。
  5. 前記複数の通信手段は、TDMA方式で通信を行う第1および第2の通信手段を具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動通信端末。

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