JPH06298612A - 除草剤組成物 - Google Patents
除草剤組成物Info
- Publication number
- JPH06298612A JPH06298612A JP5088643A JP8864393A JPH06298612A JP H06298612 A JPH06298612 A JP H06298612A JP 5088643 A JP5088643 A JP 5088643A JP 8864393 A JP8864393 A JP 8864393A JP H06298612 A JPH06298612 A JP H06298612A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水田雑草の発生前から生育期までの任意の時
期に、一回の処理で水田の強害雑草を防除することがで
きる除草剤を提供する。 【構成】 4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,
3−ジメチルピラゾール−5−イル−p−トルエンスル
ホネート、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,
3−ジメチル−5−フェナシルオキシピラゾールおよび
4−(2,4−ジクロロ−3−メチルベンゾイル)−
1,3−ジメチル−5−(4−メチルフェナシルオキ
シ)ピラゾールから選ばれる少なくとも1種以上の化合
物と2−[2−(3−クロロフェニル)−2,3−エポ
キシプロピル]−2−エチルインダン−1,3−ジオン
とを有効成分として含有する除草剤組成物。
期に、一回の処理で水田の強害雑草を防除することがで
きる除草剤を提供する。 【構成】 4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,
3−ジメチルピラゾール−5−イル−p−トルエンスル
ホネート、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,
3−ジメチル−5−フェナシルオキシピラゾールおよび
4−(2,4−ジクロロ−3−メチルベンゾイル)−
1,3−ジメチル−5−(4−メチルフェナシルオキ
シ)ピラゾールから選ばれる少なくとも1種以上の化合
物と2−[2−(3−クロロフェニル)−2,3−エポ
キシプロピル]−2−エチルインダン−1,3−ジオン
とを有効成分として含有する除草剤組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水稲への薬害が著しく
軽減され、水田雑草を効果的に防除する除草剤組成物に
関する。
軽減され、水田雑草を効果的に防除する除草剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】4−
(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピ
ラゾール−5−イル−p−トルエンスルホネート、4−
(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−
5−フェナシルオキシピラゾールおよび4−(2,4−
ジクロロ−3−メチルベンゾイル)−1,3−ジメチル
−5−(4−メチルフェナシルオキシ)ピラゾール等の
ピラゾール系除草剤は、通常、120〜300g/10
a程度の処理薬量で水田用除草剤として用いられてい
る。しかしながら、これらの除草剤は比較的多量の有効
成分を必要とし、生育の進んだ雑草に対する除草効果が
劣るといった問題もあり、改良が求められていた。
(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピ
ラゾール−5−イル−p−トルエンスルホネート、4−
(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−
5−フェナシルオキシピラゾールおよび4−(2,4−
ジクロロ−3−メチルベンゾイル)−1,3−ジメチル
−5−(4−メチルフェナシルオキシ)ピラゾール等の
ピラゾール系除草剤は、通常、120〜300g/10
a程度の処理薬量で水田用除草剤として用いられてい
る。しかしながら、これらの除草剤は比較的多量の有効
成分を必要とし、生育の進んだ雑草に対する除草効果が
劣るといった問題もあり、改良が求められていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み鋭意検討した結果、特定の化合物を組み合わせる
ことにより、生育期の除草効果が相乗的に増大し、低薬
量で防除効果が期待できることを見いだし、本発明を完
成するに至った。
に鑑み鋭意検討した結果、特定の化合物を組み合わせる
ことにより、生育期の除草効果が相乗的に増大し、低薬
量で防除効果が期待できることを見いだし、本発明を完
成するに至った。
【0004】すなわち、本発明の要旨は、4−(2,4
−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾール
−5−イル−p−トルエンスルホネート、4−(2,4
−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−フェ
ナシルオキシピラゾールおよび4−(2,4−ジクロロ
−3−メチルベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−
(4−メチルフェナシルオキシ)ピラゾールから選ばれ
る少なくとも1種以上の化合物と2−[2−(3−クロ
ロフェニル)−2,3−エポキシプロピル]−2−エチ
ルインダン−1,3−ジオンとを有効成分として含有す
る除草剤組成物に存する。
−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾール
−5−イル−p−トルエンスルホネート、4−(2,4
−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−フェ
ナシルオキシピラゾールおよび4−(2,4−ジクロロ
−3−メチルベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−
(4−メチルフェナシルオキシ)ピラゾールから選ばれ
る少なくとも1種以上の化合物と2−[2−(3−クロ
ロフェニル)−2,3−エポキシプロピル]−2−エチ
ルインダン−1,3−ジオンとを有効成分として含有す
る除草剤組成物に存する。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
用いる4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−
ジメチルピラゾール−5−イル−p−トルエンスルホネ
ート(以下、化合物Aとする)、4−(2,4−ジクロ
ロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−フェナシルオ
キシピラゾール(以下、化合物Bとする)および4−
(2,4−ジクロロ−3−メチルベンゾイル)−1,3
−ジメチル−5−(4−メチルフェナシルオキシ)ピラ
ゾール(以下、化合物Cとする)と2−[2−(3−ク
ロロフェニル)−2,3−エポキシプロピル]−2−エ
チルインダン−1,3−ジオン(以下、化合物Dとす
る)との併用割合は、通常、化合物A,BおよびCの少
なくとも1種を30〜300g/10a、化合物Dを3
〜30g/10aの範囲から選択する。
用いる4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−
ジメチルピラゾール−5−イル−p−トルエンスルホネ
ート(以下、化合物Aとする)、4−(2,4−ジクロ
ロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−フェナシルオ
キシピラゾール(以下、化合物Bとする)および4−
(2,4−ジクロロ−3−メチルベンゾイル)−1,3
−ジメチル−5−(4−メチルフェナシルオキシ)ピラ
ゾール(以下、化合物Cとする)と2−[2−(3−ク
ロロフェニル)−2,3−エポキシプロピル]−2−エ
チルインダン−1,3−ジオン(以下、化合物Dとす
る)との併用割合は、通常、化合物A,BおよびCの少
なくとも1種を30〜300g/10a、化合物Dを3
〜30g/10aの範囲から選択する。
【0006】本発明の除草剤組成物は、農薬製剤上慣用
の製剤方法を応用して、例えば水和剤、乳剤、粒剤、フ
ロアブル剤、ジャンボ剤等の各種剤型にすることができ
る。さらに、他の除草剤、殺虫剤、殺菌剤、植物生長調
節剤、肥料等と併用することもできる。特に、他の除草
剤の一種あるいは2種以上を配合することにより、殺草
スペクトラムを広げることが可能となり、除草効果をよ
り安定なものとすることができる。
の製剤方法を応用して、例えば水和剤、乳剤、粒剤、フ
ロアブル剤、ジャンボ剤等の各種剤型にすることができ
る。さらに、他の除草剤、殺虫剤、殺菌剤、植物生長調
節剤、肥料等と併用することもできる。特に、他の除草
剤の一種あるいは2種以上を配合することにより、殺草
スペクトラムを広げることが可能となり、除草効果をよ
り安定なものとすることができる。
【0007】配合可能な除草剤としては、例えば、メチ
ル2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカル
バモイルアミノスルホニルメチル)ベンゾエート、エチ
ル5−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカル
バモイルアミノスルホニル)−1−メチルピラゾール−
4−カルボキシレート、3−(4,6−ジメトキシ−
1,3,5−トリアジン−2−イル)−1−[2−(2
−メトキシエトキシ)フェニルスルホニル]ウレア、1
−(2−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−
イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシ−2−ピ
リミジニル)ウレア等のスルホニルウレア系除草剤、
2,4−ジクロロフェノキシ酢酸およびその誘導体、4
−クロロ−2−メチルフェノキシ酢酸およびその誘導
体、4−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)酢酸お
よびその誘導体、S−エチル−4−クロロ−2−メチル
フェノキシ−チオアセテート、2−(2,4−ジクロロ
−3−メチルフェノキシ)プロピオンアニリド、2−
(2−ナフトキシ)プロピオンアニリド等のフェノキシ
系除草剤、2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−ブ
トキシメチルアセトアニリド、2−クロロ−2’,6’
−ジエチル−N−プロポキシエチルアセトアニリド、2
−クロロ−2’,6’−ジメチル−N−(3−メトキシ
−2−テニル)アセトアニリド等のハロアセトアニリド
系除草剤、3’,4’−ジクロロプロピオンアニリド、
2’,3’−ジクロロ−4−エトキシメトキシベンズア
ニリド、2−ブロモ−3,3−ジメチル−N−(α,α
−ジメチルベンジル)酪酸アミド、2−ベンゾチアゾー
ル−2−イルオキシ−N−メチルアセトアニリド等の酸
アミド系除草剤、S−(4−クロロベンジル)−N,N
−ジエチルチオールカーバメート、S−エチル−N,N
−ヘキサメチレンチオールカーバメート、S−ベンジル
−N−エチル−N−(1,2−ジメチルプロピル)チオ
ールカーバメート、S−(α,α−ジメチルベンジル)
ピペリジン−1−カルボチオエート、O−(3−t−ブ
チルフェニル)−N−(6−メトキシピリジン−2−イ
ル)−N−メチルチオカーバメート等のカーバメート系
除草剤、2,4,6−トリクロロ−4’−ニトロジフェ
ニルエーテル、2,4−ジクロロ−3’−メトキシ−
4’−ニトロジフェニルエーテル、メチル5−(2,4
−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロベンゾエート等の
ジフェニルエーテル系除草剤、2,4−ビス(エチルア
ミノ)−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン、2
−エチルアミノ−4−(1,2−ジメチルプロピルアミ
ノ)−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン、2,
4−ビス(イソプロピルアミノ)−6−メチルチオ−
1,3,5−トリアジン等のトリアジン系除草剤、1−
(2−クロロベンジル)−3−(α,α−ジメチルベン
ジル)ウレア、3−イソプロピル−1H−2,1,3−
ベンゾチアジアジン−4(3H)オン−2,2−ジオキ
シド、1−メチル−4−(1−メチルエチル)−2−
(2−メチルフェニルメトキシ)−7−オキサビシクロ
−[2,2,1]ヘプタン、3−(2,4−ジクロロ−
5−イソプロポキシフェニル)−5−t−ブチル−1,
3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン、2,3
−ジヒドロ−3,3−ジメチルベンゾフラン−5−イル
エタンスルホネート、1−(ジエチルカルバモイル)−
3−(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル)−
1,2,4−トリアゾール、3N−(2−フルオロ−4
−クロロ−シクロペンチルオキシフェニル)−5−イソ
ピロリデン−1,3−オキサゾリジン−2,4−ジオン
等が挙げられる。
ル2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカル
バモイルアミノスルホニルメチル)ベンゾエート、エチ
ル5−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカル
バモイルアミノスルホニル)−1−メチルピラゾール−
4−カルボキシレート、3−(4,6−ジメトキシ−
1,3,5−トリアジン−2−イル)−1−[2−(2
−メトキシエトキシ)フェニルスルホニル]ウレア、1
−(2−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−
イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシ−2−ピ
リミジニル)ウレア等のスルホニルウレア系除草剤、
2,4−ジクロロフェノキシ酢酸およびその誘導体、4
−クロロ−2−メチルフェノキシ酢酸およびその誘導
体、4−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)酢酸お
よびその誘導体、S−エチル−4−クロロ−2−メチル
フェノキシ−チオアセテート、2−(2,4−ジクロロ
−3−メチルフェノキシ)プロピオンアニリド、2−
(2−ナフトキシ)プロピオンアニリド等のフェノキシ
系除草剤、2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−ブ
トキシメチルアセトアニリド、2−クロロ−2’,6’
−ジエチル−N−プロポキシエチルアセトアニリド、2
−クロロ−2’,6’−ジメチル−N−(3−メトキシ
−2−テニル)アセトアニリド等のハロアセトアニリド
系除草剤、3’,4’−ジクロロプロピオンアニリド、
2’,3’−ジクロロ−4−エトキシメトキシベンズア
ニリド、2−ブロモ−3,3−ジメチル−N−(α,α
−ジメチルベンジル)酪酸アミド、2−ベンゾチアゾー
ル−2−イルオキシ−N−メチルアセトアニリド等の酸
アミド系除草剤、S−(4−クロロベンジル)−N,N
−ジエチルチオールカーバメート、S−エチル−N,N
−ヘキサメチレンチオールカーバメート、S−ベンジル
−N−エチル−N−(1,2−ジメチルプロピル)チオ
ールカーバメート、S−(α,α−ジメチルベンジル)
ピペリジン−1−カルボチオエート、O−(3−t−ブ
チルフェニル)−N−(6−メトキシピリジン−2−イ
ル)−N−メチルチオカーバメート等のカーバメート系
除草剤、2,4,6−トリクロロ−4’−ニトロジフェ
ニルエーテル、2,4−ジクロロ−3’−メトキシ−
4’−ニトロジフェニルエーテル、メチル5−(2,4
−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロベンゾエート等の
ジフェニルエーテル系除草剤、2,4−ビス(エチルア
ミノ)−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン、2
−エチルアミノ−4−(1,2−ジメチルプロピルアミ
ノ)−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン、2,
4−ビス(イソプロピルアミノ)−6−メチルチオ−
1,3,5−トリアジン等のトリアジン系除草剤、1−
(2−クロロベンジル)−3−(α,α−ジメチルベン
ジル)ウレア、3−イソプロピル−1H−2,1,3−
ベンゾチアジアジン−4(3H)オン−2,2−ジオキ
シド、1−メチル−4−(1−メチルエチル)−2−
(2−メチルフェニルメトキシ)−7−オキサビシクロ
−[2,2,1]ヘプタン、3−(2,4−ジクロロ−
5−イソプロポキシフェニル)−5−t−ブチル−1,
3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン、2,3
−ジヒドロ−3,3−ジメチルベンゾフラン−5−イル
エタンスルホネート、1−(ジエチルカルバモイル)−
3−(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル)−
1,2,4−トリアゾール、3N−(2−フルオロ−4
−クロロ−シクロペンチルオキシフェニル)−5−イソ
ピロリデン−1,3−オキサゾリジン−2,4−ジオン
等が挙げられる。
【0008】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の例
に限定されるものではない。 製剤例1 水和剤 化合物Aを40重量部、化合物Dを5重量部、カオリン
クレーを48重量部、ホワイトカーボンを2重量部およ
びノニオン系界面活性剤を5重量部として混合粉砕し
て、有効成分45重量部を含有する水和剤を得た。
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の例
に限定されるものではない。 製剤例1 水和剤 化合物Aを40重量部、化合物Dを5重量部、カオリン
クレーを48重量部、ホワイトカーボンを2重量部およ
びノニオン系界面活性剤を5重量部として混合粉砕し
て、有効成分45重量部を含有する水和剤を得た。
【0009】製剤例2 粒剤 化合物Bを5重量部、化合物Dを0.5重量部、ベント
ナイトを30重量部、タルクを62.5重量部、および
ノニオン系界面活性剤を2重量部として混合粉砕した
後、水20重量部を加えて練合した。さらに、これを押
出し造粒機を用いて直径0.8mmの穴から押し出し、
60℃で2時間乾燥した後、1〜2mmの長さに切断し
て、有効成分5.5重量部を含有する粒剤を得た。
ナイトを30重量部、タルクを62.5重量部、および
ノニオン系界面活性剤を2重量部として混合粉砕した
後、水20重量部を加えて練合した。さらに、これを押
出し造粒機を用いて直径0.8mmの穴から押し出し、
60℃で2時間乾燥した後、1〜2mmの長さに切断し
て、有効成分5.5重量部を含有する粒剤を得た。
【0010】試験例1 1/5000アールのワグネルポットに水田土壌(沖積
埴壌土)を充填し、代掻き後、ノビエ、キカシグサ、コ
ナギ、ホタルイの種子を土壌表面1cm内に均一に混合
し、ミズガヤツリ、ウリカワの塊茎をポット当たり3個
体移植した。さらに、2葉期の稲(品種:コシヒカリ)
を深さ3cmに移植し(3個体/ポット)、3.5cm
の湛水深とした。移植後5日(雑草発生前)、移植後1
5日(ノビエ2.5葉期)、移植後22日(ノビエ3〜
3.5葉期)に製剤例2の処方に準じて調製した粒剤を
所定量水面施用した。なお、試験は3反復とし、薬剤処
理30日後に除草効果および水稲薬害について下記表1
の評価基準により調査した。 得られた結果をまとめて
下記表2〜4に示す。
埴壌土)を充填し、代掻き後、ノビエ、キカシグサ、コ
ナギ、ホタルイの種子を土壌表面1cm内に均一に混合
し、ミズガヤツリ、ウリカワの塊茎をポット当たり3個
体移植した。さらに、2葉期の稲(品種:コシヒカリ)
を深さ3cmに移植し(3個体/ポット)、3.5cm
の湛水深とした。移植後5日(雑草発生前)、移植後1
5日(ノビエ2.5葉期)、移植後22日(ノビエ3〜
3.5葉期)に製剤例2の処方に準じて調製した粒剤を
所定量水面施用した。なお、試験は3反復とし、薬剤処
理30日後に除草効果および水稲薬害について下記表1
の評価基準により調査した。 得られた結果をまとめて
下記表2〜4に示す。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】 移植5日後処理(雑草発生前) ─────────────────────────────────── 化合物 処理薬量 除 草 効 果 水稲薬害 g/10a(a.i.) ノヒ゛エ・コナキ゛・キカシク゛サ・ホタルイ・ミス゛カ゛ヤツリ・ウリカワ ─────────────────────────────────── B+D 300+30 10 10 10 10 10 10 0 150+15 10 10 10 10 10 10 0 75+7.5 10 10 10 10 10 10 0 B 300 10 10 10 10 10 10 0 150 9 9 10 8 8 9 0 75 7 7 7 7 5 7 0 D 30 10 10 10 9 9 2 0 15 10 10 10 8 7 2 0 7.5 10 9 10 7 5 1 0 ───────────────────────────────────
【0013】
【表3】 移植15日後処理(ノビエ2.5葉期) ─────────────────────────────────── 化合物 処理薬量 除 草 効 果 水稲薬害 g/10a(a.i.) ノヒ゛エ・コナキ゛・キカシク゛サ・ホタルイ・ミス゛カ゛ヤツリ・ウリカワ ─────────────────────────────────── B+D 300+30 10 10 10 10 10 10 0 150+15 10 10 10 10 10 10 0 75+7.5 10 10 10 10 10 10 0 B 300 8 10 10 9 9 9 0 150 6 8 9 8 7 8 0 75 3 6 7 6 5 5 0 D 30 10 10 10 8 7 2 0 15 10 9 10 8 5 1 0 7.5 9 8 10 7 3 0 0 ───────────────────────────────────
【0014】
【表4】 移植22日後処理(ノビエ3〜3.5葉期) ─────────────────────────────────── 化合物 処理薬量 除 草 効 果 水稲薬害 g/10a(a.i.) ノヒ゛エ・コナキ゛・キカシク゛サ・ホタルイ・ミス゛カ゛ヤツリ・ウリカワ ─────────────────────────────────── B+D 300+30 10 10 10 10 10 10 0 150+15 10 10 10 10 9 9 0 75+7.5 9 9 10 9 8 8 0 B 300 5 9 10 9 8 8 0 150 3 7 9 7 6 6 0 75 1 5 7 5 3 4 0 D 30 10 10 10 8 7 1 0 15 9 9 9 5 3 0 0 7.5 7 5 3 3 1 0 0 ───────────────────────────────────
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、水田雑草の発生前から
生育期までの任意の時期に、一回の処理で水田の強害雑
草を防除することができ、その価値は高い。
生育期までの任意の時期に、一回の処理で水田の強害雑
草を防除することができ、その価値は高い。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水稲に安全で水田雑草
を効果的に防除する除草剤組成物に関する。
を効果的に防除する除草剤組成物に関する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】配合可能な除草剤としては、例えば、メチ
ル2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカル
バモイルアミノスルホニルメチル)ベンゾエート、エチ
ル5−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカル
バモイルアミノスルホニル)−1−メチルピラゾール−
4−カルボキシレート、3−(4,6−ジメトキシ−
1,3,5−トリアジン−2−イル)−1−[2−(2
−メトキシエトキシ)フェニルスルホニル]ウレア、1
−(2−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−
イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリジン
−2−イル)ウレア等のスルホニルウレア系除草剤、
2,4−ジクロロフェノキシ酢酸およびその誘導体、4
−クロロ−2−メチルフェノキシ酢酸およびその誘導
体、4−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)酪酸お
よびその誘導体、S−エチル−4−クロロ−2−メチル
フェノキシ−チオアセテート、2−(2,4−ジクロロ
−3−メチルフェノキシ)プロピオンアニリド、2−
(2−ナフトキシ)プロピオンアニリド等のフェノキシ
系除草剤、2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−ブ
トキシメチルアセトアニリド、2−クロロ−2’,6’
−ジエチル−N−プロポキシエチルアセトアニリド、2
−クロロ−2’,6’−ジメチル−N−(3−メトキシ
−2−テニル)アセトアニリド等のハロアセトアニリド
系除草剤、3’,4’−ジクロロプロピオンアニリド、
2’,3’−ジクロロ−4−エトキシメトキシベンズア
ニリド、2−ブロモ−3,3−ジメチル−N−(α,α
−ジメチルベンジル)酪酸アミド、2−ベンゾチアゾー
ル−2−イルオキシ−N−メチルアセトアニリド等の酸
アミド系除草剤、S−(4−クロロベンジル)−N,N
−ジエチルチオールカーバメート、S−エチル−N,N
−ヘキサメチレンチオールカーバメート、S−ベンジル
−N−エチル−N−(1,2−ジメチルプロピル)チオ
ールカーバメート、S−(α,α−ジメチルベンジル)
ピペリジン−1−カルボチオエート、O−(3−t−ブ
チルフェニル)−N−(6−メトキシピリジン−2−イ
ル)−N−メチルチオカーバメート等のカーバメート系
除草剤、2,4,6−トリクロロ−4’−ニトロジフェ
ニルエーテル、2,4−ジクロロ−3’−メトキシ−
4’−ニトロジフェニルエーテル、メチル5−(2,4
−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロベンゾエート等の
ジフェニルエーテル系除草剤、2,4−ビス(エチルア
ミノ)−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン、2
−エチルアミノ−4−(1,2−ジメチルプロピルアミ
ノ)−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン、2,
4−ビス(イソプロピルアミノ)−6−メチルチオ−
1,3,5−トリアジン等のトリアジン系除草剤、1−
(2−クロロベンジル)−3−(α,α−ジメチルベン
ジル)ウレア、3−イソプロピル−1H−2,1,3−
ベンゾチアジアジン−4(3H)オン−2,2−ジオキ
シド、1−メチル−4−(1−メチルエチル)−2−
(2−メチルフェニルメトキシ)−7−オキサビシクロ
−[2,2,1]ヘプタン、3−(2,4−ジクロロ−
5−イソプロポキシフェニル)−5−t−ブチル−1,
3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン、2,3
−ジヒドロ−3,3−ジメチルベンゾフラン−5−イル
エタンスルホネート、1−(ジエチルカルバモイル)−
3−(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル)−
1,2,4−トリアゾール、3N−(2−フルオロ−4
−クロロ−シクロペンチルオキシフェニル)−5−イソ
ピロリデン−1,3−オキサゾリジン−2,4−ジオン
等が挙げられる。
ル2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカル
バモイルアミノスルホニルメチル)ベンゾエート、エチ
ル5−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカル
バモイルアミノスルホニル)−1−メチルピラゾール−
4−カルボキシレート、3−(4,6−ジメトキシ−
1,3,5−トリアジン−2−イル)−1−[2−(2
−メトキシエトキシ)フェニルスルホニル]ウレア、1
−(2−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−
イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリジン
−2−イル)ウレア等のスルホニルウレア系除草剤、
2,4−ジクロロフェノキシ酢酸およびその誘導体、4
−クロロ−2−メチルフェノキシ酢酸およびその誘導
体、4−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)酪酸お
よびその誘導体、S−エチル−4−クロロ−2−メチル
フェノキシ−チオアセテート、2−(2,4−ジクロロ
−3−メチルフェノキシ)プロピオンアニリド、2−
(2−ナフトキシ)プロピオンアニリド等のフェノキシ
系除草剤、2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−ブ
トキシメチルアセトアニリド、2−クロロ−2’,6’
−ジエチル−N−プロポキシエチルアセトアニリド、2
−クロロ−2’,6’−ジメチル−N−(3−メトキシ
−2−テニル)アセトアニリド等のハロアセトアニリド
系除草剤、3’,4’−ジクロロプロピオンアニリド、
2’,3’−ジクロロ−4−エトキシメトキシベンズア
ニリド、2−ブロモ−3,3−ジメチル−N−(α,α
−ジメチルベンジル)酪酸アミド、2−ベンゾチアゾー
ル−2−イルオキシ−N−メチルアセトアニリド等の酸
アミド系除草剤、S−(4−クロロベンジル)−N,N
−ジエチルチオールカーバメート、S−エチル−N,N
−ヘキサメチレンチオールカーバメート、S−ベンジル
−N−エチル−N−(1,2−ジメチルプロピル)チオ
ールカーバメート、S−(α,α−ジメチルベンジル)
ピペリジン−1−カルボチオエート、O−(3−t−ブ
チルフェニル)−N−(6−メトキシピリジン−2−イ
ル)−N−メチルチオカーバメート等のカーバメート系
除草剤、2,4,6−トリクロロ−4’−ニトロジフェ
ニルエーテル、2,4−ジクロロ−3’−メトキシ−
4’−ニトロジフェニルエーテル、メチル5−(2,4
−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロベンゾエート等の
ジフェニルエーテル系除草剤、2,4−ビス(エチルア
ミノ)−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン、2
−エチルアミノ−4−(1,2−ジメチルプロピルアミ
ノ)−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン、2,
4−ビス(イソプロピルアミノ)−6−メチルチオ−
1,3,5−トリアジン等のトリアジン系除草剤、1−
(2−クロロベンジル)−3−(α,α−ジメチルベン
ジル)ウレア、3−イソプロピル−1H−2,1,3−
ベンゾチアジアジン−4(3H)オン−2,2−ジオキ
シド、1−メチル−4−(1−メチルエチル)−2−
(2−メチルフェニルメトキシ)−7−オキサビシクロ
−[2,2,1]ヘプタン、3−(2,4−ジクロロ−
5−イソプロポキシフェニル)−5−t−ブチル−1,
3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン、2,3
−ジヒドロ−3,3−ジメチルベンゾフラン−5−イル
エタンスルホネート、1−(ジエチルカルバモイル)−
3−(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル)−
1,2,4−トリアゾール、3N−(2−フルオロ−4
−クロロ−シクロペンチルオキシフェニル)−5−イソ
ピロリデン−1,3−オキサゾリジン−2,4−ジオン
等が挙げられる。
Claims (1)
- 【請求項1】 4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−
1,3−ジメチルピラゾール−5−イル−p−トルエン
スルホネート、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−
1,3−ジメチル−5−フェナシルオキシピラゾールお
よび4−(2,4−ジクロロ−3−メチルベンゾイル)
−1,3−ジメチル−5−(4−メチルフェナシルオキ
シ)ピラゾールから選ばれる少なくとも1種以上の化合
物と2−[2−(3−クロロフェニル)−2,3−エポ
キシプロピル]−2−エチルインダン−1,3−ジオン
とを有効成分として含有する除草剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5088643A JPH06298612A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 除草剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5088643A JPH06298612A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 除草剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06298612A true JPH06298612A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13948506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5088643A Pending JPH06298612A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 除草剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06298612A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002145705A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-05-22 | Nippon Nohyaku Co Ltd | 水田用除草剤組成物及び防除方法 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP5088643A patent/JPH06298612A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002145705A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-05-22 | Nippon Nohyaku Co Ltd | 水田用除草剤組成物及び防除方法 |
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