JPH06298272A - 環状のシール - Google Patents

環状のシール

Info

Publication number
JPH06298272A
JPH06298272A JP5189194A JP5189194A JPH06298272A JP H06298272 A JPH06298272 A JP H06298272A JP 5189194 A JP5189194 A JP 5189194A JP 5189194 A JP5189194 A JP 5189194A JP H06298272 A JPH06298272 A JP H06298272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
lid
ring
seal ring
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5189194A
Other languages
English (en)
Inventor
Ernst Osen
オーゼン エルンスト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pohl GmbH and Co KG
Original Assignee
Pohl GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pohl GmbH and Co KG filed Critical Pohl GmbH and Co KG
Publication of JPH06298272A publication Critical patent/JPH06298272A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D53/00Sealing or packing elements; Sealings formed by liquid or plastics material
    • B65D53/02Collars or rings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋が変更不可の位置でシール面に配設されて
おり、かつシールリングが熱可塑性に加工可能なエラス
トマー材料から製作されている場合にも長期間にわたっ
て信頼性の高いシール結果を保証することを可能にする
蓋シールを提供する。 【構成】 シールリング3がみぞ6内に配置されてお
り、みぞが開口部の方向に拡大した横断面を有してお
り、半径方向でみてシールリング3の方向でみぞ6を制
限した面が突出部と係合可能であり、かつ押圧されない
状態においてシールリング3とみぞのこれらの面の少な
くとも1つとの間に、シールリング3がシール面2に密
着される際に得られるシールリング3の押しのけ容積に
ほぼ等しい総容積を持つ環状の間隙が存在している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シール面によって包囲
された容器開口のための蓋シールであって、蓋とシール
面との間で押圧可能である変形可能なシールリングを有
しており、シール面が突出部上に設けられている形式の
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような蓋シールは公知である。シー
ルリングはエラストマー材料から成り、エラストマー材
料は長時間にかけられて行われる約180℃への加熱中
に加硫され、かつ硬化される。これにより製作はかなり
経済的な負担になる。
【0003】熱可塑性に加工可能なエラストマー材料も
公知である。これらは変形温度に加熱の後射出成形によ
って所望の形状に変えることができ、かつ引続く冷却に
直ぐ続いて所望の弾性の性質を得る。しかし材料は耐ク
リープ性ではない。この理由から長い、持続的な、静的
な負荷は、これから製作された成形部材が当初の形状を
維持しない結果をもたらす。これはシールの製作に使用
するについては大きな欠点である。シールはたいていの
場合は互いに剛性的に配設された対向面間に配置されて
いる。達成されるシール作用は、シールが長期的な使用
の間不変である高い反力でもって押圧に対抗することに
依存する。
【0004】この条件は、対向面がシールに剛性的に配
設されており、かつシールがクリーピング性、かつ硬化
性の材料製である場合(熱可塑性に加工可能なエラスト
マー材料は常にこの場合である)には満たすことができ
ない。この材料はとりわけこの理由から今日までシール
材料としては、かつ特に静的シール材料としては使用さ
れなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、蓋が
変更不可の位置でシール面に配設されており、かつシー
ルリングが熱可塑性に加工可能なエラストマー材料から
製作されている場合にも長期間にわたって信頼性の高い
シール結果を保証することを可能にする、冒頭に記載の
形式の蓋シールを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は請求項1の
特徴を有する、冒頭の記載の形式の蓋シールによって解
決される。他の請求項は有利な構成に関する。
【0007】
【発明の効果】本発明による蓋シールでは、シールリン
グがみぞ内に配置されており、みぞが開口の方向に拡大
した横断面を有しており、シールリングの方向でみぞ制
限した面が突出部と係合可能であり、かつ押圧されない
状態においてシールリングとみぞのこれらの面の少なく
とも1つとの間に、シールリングがシール面に密着され
る際に得られるシールリングの押しのけ容積にほぼ等し
い総容積を持つ環状の間隙が存在している。これにより
シールリングは押圧された状態で蓋およびシール面の比
較的不撓性の構成部材による静的な支持を受け、これは
シールリングを形成する材料体のクリープ過程に既に初
期段階で対抗し、かつ一方で蓋において、かつ他方でシ
ール面において長期にわたってほぼ変わらない大きさの
圧着力を保証する。これにより熱可塑性に加工可能なエ
ラストマー材料から成るシールリングの使用下において
も容器開口の領域内で信頼性の高いシール結果が長期に
わたって達成される。
【0008】シールリングが蓋とシール面との間で押圧
されている間に非対称的に負荷され、かつこれにより局
所的に過伸長せしめられるのを回避するためには、押圧
されない状態でみぞを半径方向でみてシールリングの方
向で制限した各面とシールリングとの間に半径方向の間
隙が存在していると有利であると示された。これにより
シールリングの負荷は均一にされる。
【0009】みぞは少なくとも片側で蓋から突出した環
状のカラーによって制限されていてもよい。この場合横
断面は限定された範囲内で拡大可能であり、これは、シ
ール間隙の領域内の状態に影響を及ぼし得る製作誤差の
補償を容易にする。
【0010】みぞは、自体とシールリングとの間の半径
方向の間隙がシール面の方向へ円錐形状に拡大したプロ
フィールを持っていると特に簡単に形成することができ
る。付加的にすべての変形力の、シール面の方向での整
列が得られ、これは良好なシール結果の達成に有利であ
る。
【0011】静的なシール作用をさらに改善するために
はシールリングがシール面に向いた面で少なくとも2つ
の互いに半径方向で取巻いたシールリップによって制限
されていると有利であると示された。各シールリップ間
の空間はきわめて小さく設計することができる。それに
もかかわらずタンデムシールの作用が得られ、これは大
きな利点である。
【0012】カラーがシール面の方向にくさび形に先細
になるプロフィールを有していると、シール間隙内の寸
法的な実状に影響する部材の製作誤差を十分に補償する
ことができる。プロフィールの少なくとも一部は突出部
と重なる位置へもたらすことができ、かつカラーは柔軟
に構成することができる。
【0013】有利な構成によれば、半径方向でみてシー
ルリングの外側にカラーが設けられていて、突出部に対
して平行に延びた延長部を有しており、かつ延長部の領
域内にアンダーカットが設けられており、アンダーカッ
トが突出部の、半径方向でみて外方へ突出した環状隆起
部の背後にスナップイン可能である。このような環状隆
起部は例えば薬または飲料水のビンの開口に設けられ
る。ビンは上記の特徴を持つシールの使用下に既にシー
ルリングを包含した蓋を単に押圧することによって長期
にわたって確実に閉鎖することができる。
【0014】製作時にシールリングが蓋に一体形成さ
れ、かつ固定されていると、特に有利であると証明され
た。こうして得られた付着はシールリングの思わぬ紛失
を回避する。シールリングは蓋の組立時に別個に挿入す
る必要がなく、このことは必要により自動閉鎖機の使用
による蓋の取付けを容易にする。さらにシールリングを
蓋に直接一体形成することによって高い寸法保持性が保
証され、かつ組立中の不都合な位置決めの発生は予防さ
れる。
【0015】蓋が半径方向でみてシールリングの内側に
切欠を有していてよく、かつ切欠がシールリングの第1
の付加部によって充填されている。蓋はほぼ不撓性の材
料、例えばポリプロピレンから成り、他方シールリング
および第1の付加部は可撓性の材料、例えば熱可塑性に
加工可能なゴムから成る。これにより一方でシール面の
領域内で蓋の良好なシールが保証され、他方で第1の付
加部の領域において蓋を容易に穴空けする可能性が与え
られる。したがって注射針を使用して蓋を前もって取外
さずに容器から液体成分を取出すことができる。取出さ
れた液体成分の滅菌性の点でも大きな利点である。
【0016】第1の付加部で充填された切欠が容器開口
とは反対側の蓋の側で軸方向に開いたみぞによって包囲
されていてよく、かつみぞ内に保護キャップと密着接触
せしめることができる第2のシールリングが配置されて
いる。密着接触を特に確実に保証するためには、保護キ
ャップおよび(または)第2のシールリングが互いに環
状突出部と接触していると有利であると示された。これ
によって良好なシール結果の達成に必要な圧着も保証さ
れる。適切なシールゾーンが突き刺し可能な第1の付加
部が配置されたゾーンを全方向で環状に包囲している。
このようにして第1の付加部の表面は特に確実に滅菌状
態で得られる。
【0017】容器開口内に導入可能なスリーブが蓋に設
けられていてよく、スリーブが突出部との間に半径方向
の距離を有しており、かつこの距離によって形成された
間隙の少なくとも一部が第3のシールリングによって充
填されており、このシールリングが突出部と密着接触し
ている。第3のシールリングが直列接続でシールリング
に配設されており、これは全体的に達成されるシール結
果を著しく改善する。そのシール作用はまた、容器が永
続的に閉鎖され、かつ第1のシールリングが作用するよ
うになるまで容器内に含有された液体の中身を滅菌保持
するのにも利用することができる。このような必要性
は、容器が特別な必要を満たす清浄室内で薬剤−または
注射溶液を充填され、引続き別の部屋へ移され、最初ル
ーズにかぶせられていたにすぎない蓋がここで容器上に
固定され、かつ場合によりユニット全体の滅菌が行われ
る。
【0018】第1、第2、および第3のシールリング並
びに第1の付加部が一体に互いに移行していて統一的な
材料ブロックから製作されていると蓋シールを特に有利
に製作することができる。同時にこの場合には個別の構
成部材が紛失しないように蓋に固定されており、これは
ゴミ処理を著しく簡単にする。
【0019】
【実施例】図1に縦断面図で示された蓋4はポリプロピ
レン製の成形部材から成る。蓋は金属材料製のスリーブ
19内に受容されており、スリーブは半径方向でみて内
方へ突出したカラーでもって蓋に上から係合している。
カラーの上方に向いた面にカバーキャップ18が着脱可
能に固定されている。カバーキャップもやはりポリプロ
ピレン製である。
【0020】蓋4は下面の領域内に環状のみぞを有して
おり、みぞ内には熱可塑性加工可能なエラストマーの材
料から成るシールリング3が直接一体形成されて固定さ
れている。みぞの横断面は開口へ向かって拡大してお
り、みぞを半径方向でみてシールリング側で制限した面
はシールリングとの間に間隙を有し、間隙は開口へ向か
って半径方向で次第に拡大した横断面を有している。こ
れら2つの環状の間隙の総容積はシールすべきシール面
へシールリング3が密着される際に得られるシールリン
グ3の押しのけ容積にほぼ等しい。
【0021】シールリング3は突出した端部の領域内に
2つの、互いに同心的に取巻いたシールリップ8を有
し、シールリップはシールすべき面と係合可能である。
【0022】蓋4は半径方向でみてシールリング3の内
側に切欠を有し、切欠はシールリング3の第1の付加部
11によって一貫して充填されている。第1の付加部1
1は2つの弱体部を有しており、弱体部は注射針で容易
に突き刺し可能である。
【0023】切欠は上方の、容器開口とは反対側の蓋の
側で軸方向で開いたみぞによって包囲されており、みぞ
内に第2のシールリングが配置されている。カバーキャ
ップ18が第2のシールリングの領域内に環状突出部を
有しており、環状突出部は突出端部で横断面がくさび形
に先細になっている。環状突出部は第2のシールリング
と密に係合可能であり、これにより半径方向でみて内側
の領域および特に第1の付加部の領域は生体および(ま
たは)汚れによる負荷から保護される。シールリング
3、第2のシールリング12および付加部11は一体
の、互いに移行した構成になっており、かつ前成形され
た蓋4に直接一体形成することによってこの蓋と付着結
合されている。
【0024】図2は上記の蓋の最終的に組立られた状態
を示し、かつ薬剤用ビンの開口上にある。開口を外側で
包囲した環状隆起部は半径方向でみて内側へ折曲げられ
たスリーブ19の下縁によって下方から係合されてお
り、これにより開口に対する蓋4の立体的位置が環状隆
起部上で固定される。この位置でシールリング3は十分
に変形して当初存在した間隙および空間を完全に埋め尽
くす。熱可塑的に加工可能な、エラストマーの材料から
成るシールリング3はこの状態で蓋4によって十分に支
持されるので、きわめて長い期間にわたって殆ど不変の
圧着力がシール面2に関して得られる。これは長期的に
良好なシール結果の達成にとっての基本的な前提であ
る。
【0025】図3に示された構成では蓋4は一体に形成
された、容器開口1内に導入可能なスリーブ15を有し
ており、スリーブは突出部5の内面から半径方向の距離
を有しており、この距離によって形成された間隙は方形
プロフィールを持つ第3のシールリング16によって充
填されている。第3のシールリング16は第1のシール
リング3、第2のシールリング12および第1の付加部
11と一体の互いに移行する構成になっており、かつこ
れらと一体に製作される。第3のシールリングは、容器
が充填ステーションから場所的に別の封印ステーション
へ移される間に容器内へ異物が混入するのを阻止する目
的を持つ。蓋4の上面にアルミニウム製の保護シートが
取外し可能に取付けられている。保護シートは上面を異
物の混入から守る。
【0026】図4に縦断面図で示された蓋は上記のもの
に相当する。しかし第3のシールリング16が2つの半
径方向に突出したシールリップ17を有している点で異
なっており、これは容器開口への導入を容易にする。
【0027】図5は、予め保護キャップまたはシートを
取除いた後の上記の蓋4の平面図である。これにより第
2のシールリング12および第1の付加部11並びにオ
ーバーフロー路20(これはやはり熱によって軟化可能
なエラストマー材料で充填されており、かつ図5で認め
ることができない第1のシールリング3への結合を形成
している)の空間的な配置並びに広がりが判る。オーバ
ーフロー路は蓋4の下面に配置されている。
【0028】図6および図7は蓋の4番目の実施例に関
し、これは、蓋4に半径方向でみてシールリング3の外
側にカラー7が設けられていて、突出部5に対して平行
に延びた延長部9を有しており、延長部9の領域内にア
ンダーカットが形成されており、アンダーカットが突出
部5の半径方向でみて外方へ突出した環状隆起部10の
背後にスナップインしている点で上記の実施例とは異な
っている。蓋は容器の開口に不動に固定される。この状
態が図の左半部に示されており、かつ右半部には嵌込み
過程が示されている。またシールリング3とこれを受容
したみぞの、シールリングに半径方向でみて内外で対向
している制限面との間に半径方向の間隙が存在している
ことも認められる。みぞは半径方向でみて内側を向いた
面でカラー7によって制限されており、カラーはシール
面2の方向にくさび形に先細になったプロフィールを有
している。図6の左半部に見られるようにこのプロフィ
ールは嵌込み過程中に一部が突出部5と重なる位置へも
たらされる。これによりみぞを内側で制限した面の一定
の撓み性が得られ、これは製作誤差を必要な程度補償す
ることを可能にする。
【0029】図8および図9に示された実施例は上記の
ものに殆ど一致する。ただ蓋4を閉鎖すべき容器の開口
1に固定するには金属材料製の湾曲口金が使用され、口
金は図1および図2による構成と同様に容器開口の環状
隆起部10と蓋4とをU字形に包囲している。他の詳細
は図9に示されている。
【0030】図10および図11は図8および図9によ
る構成と同様に構成された実施例に関するが、ただし図
1および図2と同様に付加的に第2のシールリングが設
けられており、このシールリングは蓋の環状突出部と係
合可能である。保護キャップ13が取外し可能に構成さ
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】組立終了後の蓋の縦断面図である。
【図2】薬用ビンの開口に取付けた後の図1による蓋の
図である。
【図3】第2の実施例の蓋の、薬用ビンの開口にルーズ
にかぶせられた状態の図である。
【図4】第3の実施例の蓋の縦断面図である。
【図5】保護シートを取除いた後の図4による蓋を上か
ら見た図である。
【図6】第4の実施例の蓋を示した図であり、薬用ビン
の開口に固定後の状態を左半部に、かつ最終的に固定さ
れる前の状態を右半部に示す。
【図7】図6のXで示された範囲の拡大図である。
【図8】第5の実施例の蓋の縦断面図である。
【図9】図8のYで示された範囲の拡大図である。
【図10】第6の実施例の蓋の縦断面図である。
【図11】薬用ビンの開口に固定された後の図10によ
る蓋を示した図である。
【符号の説明】
1 開口、 2 シール面、 3 シールリング、 4
蓋、 5 突出部、6 みぞ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シール面(2)によって包囲された容器
    開口(1)のための蓋シールであって、蓋(4)とシー
    ル面(2)との間で押圧可能である変形可能なシールリ
    ング(3)を有しており、シール面(2)が突出部
    (5)上に設けられている形式のものにおいて、シール
    リング(3)がみぞ(6)内に配置されており、みぞが
    開口の方向に拡大した横断面を有しており、半径方向で
    みてシールリング(3)の方向でみぞ(6)を制限した
    面が突出部と係合可能であり、かつ押圧されない状態に
    おいてシールリング(3)とみぞのこれらの面の少なく
    とも1つとの間に、シールリング(3)がシール面
    (2)に密着される際に得られるシールリング(3)の
    押しのけ容積にほぼ等しい総容積を持つ環状の間隙が存
    在していることを特徴とする、環状のシール。
  2. 【請求項2】 押圧されない状態で各面とシールリング
    (3)との間に半径方向の間隙が存在している、請求項
    1記載のシール。
  3. 【請求項3】 みぞ(6)が少なくとも片側で蓋から突
    出した環状のカラー(7)によって制限されている、請
    求項2記載のシール。
  4. 【請求項4】 間隙がシール面(2)の方向へ円錐形状
    に拡大したプロフィールを持つ、請求項1から3までの
    いずれか1項記載のシール。
  5. 【請求項5】 シールリング(3)がシール面(2)に
    向いた面で少なくとも2つの互いに半径方向で包囲した
    シールリップ(8)によって制限されている、請求項1
    から4のいずれか1項記載のシール。
  6. 【請求項6】 カラー(7)がシール面(2)の方向に
    くさび形に先細になるプロフィールを有している、請求
    項3から5までのいずれか1項記載のシール。
  7. 【請求項7】 プロフィールの少なくとも一部が突出部
    (5)と重なる位置へもたらされ得る、請求項6記載の
    シール。
  8. 【請求項8】 カラー(7)が柔軟に構成されている、
    請求項3から6までのいずれか1項記載のシール。
  9. 【請求項9】 半径方向でみてシールリング(3)の外側
    にカラー(7)が設けられていて、突出部(5)に対し
    て平行に延びた延長部(9)を有しており、かつ延長部
    (9)の領域内にアンダーカットが設けられており、ア
    ンダーカットが突出部(5)の、半径方向でみて外方へ
    突出した環状隆起部(10)の背後にスナップイン可能
    である、請求項3から8までのいずれか1項記載のシー
    ル。
  10. 【請求項10】 製作時にシールリング(3)が蓋
    (4)に一体形成され、かつ固定されている、請求項1
    から9までのいずれか1項記載のシール。
  11. 【請求項11】 蓋(4)が半径方向でみてシールリン
    グ(3)の内側に切欠を有しており、かつ切欠がシール
    リング(3)の第1の付加部(11)によって充填され
    ている、請求項10記載のシール。
  12. 【請求項12】 切欠が容器開口(1)とは反対側の蓋
    (4)の側で軸方向に開いたみぞによって包囲されてお
    り、かつみぞ内に第2のシールリング(12)が配置さ
    れている、請求項11記載のシール。
  13. 【請求項13】 蓋(4)が保護キャップ(13)によ
    って上側から係合されており、かつ保護キャップ(1
    3)および第2のシールリング(12)が密着接触せし
    めることができる、請求項12記載のシール。
  14. 【請求項14】 保護キャップ(13)および(また
    は)第2のシールリング(12)が互いに環状突出部
    (14)と接触している、請求項13記載のシール。
  15. 【請求項15】 容器開口(1)内に導入可能なスリー
    ブ(15)が蓋(4)に設けられており、スリーブが突
    出部(5)との間に半径方向の距離を有しており、かつ
    この距離によって形成された間隙の少なくとも一部が第
    3のシールリング(16)によって充填されており、こ
    のシールリングが突出部(5)と密着接触している、請
    求項1から14までのいずれか1項記載のシール。
  16. 【請求項16】 第3のシールリング(16)が突出部
    (5)の方向に半径方向に突出したシールリップ(1
    7)を有している、請求項15記載のシール。
  17. 【請求項17】 第1(3)、第2(12)、第3のシ
    ールリング(16)および第1の付加部(11)が一体
    の互いに移行した構成になっている、請求項1から16
    までのいずれか1項記載のシール。
JP5189194A 1993-03-25 1994-03-23 環状のシール Pending JPH06298272A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19934309654 DE4309654C2 (de) 1993-03-25 1993-03-25 Ringförmige Dichtung
DE4309654.9 1993-03-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06298272A true JPH06298272A (ja) 1994-10-25

Family

ID=6483788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5189194A Pending JPH06298272A (ja) 1993-03-25 1994-03-23 環状のシール

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0618384A3 (ja)
JP (1) JPH06298272A (ja)
DE (1) DE4309654C2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015199533A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 三笠産業株式会社 合成樹脂製キャップ
JP2019507068A (ja) * 2016-03-04 2019-03-14 シーエスピー テクノロジーズ,インコーポレイティド 容器および蓋
WO2024114357A1 (zh) * 2022-12-01 2024-06-06 传思生物公司 雾化结构及吸入装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29619332U1 (de) * 1996-11-07 1996-12-19 Leybold Vakuum GmbH, 50968 Köln Halterung für mehrteilige Dichtsysteme
FR2949445B1 (fr) * 2009-08-31 2011-11-25 Urgo Lab Contenant hermetique

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629723A (en) * 1979-08-15 1981-03-25 Nissan Motor Co Ltd Operating device of automatic transmission
JPS62188690A (ja) * 1986-02-14 1987-08-18 三菱重工業株式会社 作業ロボツトの駆動系揺動抑制装置
JPH03104180A (ja) * 1989-09-18 1991-05-01 Mitsubishi Kasei Corp アクチュエータ用圧電セラミック組成物
JP4118349B2 (ja) * 1995-04-28 2008-07-16 株式会社リコー 文書選択等の方法及び文書サーバ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1908434U (de) * 1964-11-05 1965-01-14 Eisenwerk Streuber & Lohmann H Schraubkappe mit eingelegtem dichtungsring.
US3888377A (en) * 1973-05-30 1975-06-10 Reinhard Stadler Closure cap for an infusion flask
US4674650A (en) * 1985-10-07 1987-06-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Container and cover fastening means
US4854476A (en) * 1988-07-25 1989-08-08 Serco Mold, Inc. Container and perimeter seal therefor
US5050764A (en) * 1990-03-08 1991-09-24 Pacesetter Infusion, Ltd. Lateral compression sealing system and method of making seal

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629723A (en) * 1979-08-15 1981-03-25 Nissan Motor Co Ltd Operating device of automatic transmission
JPS62188690A (ja) * 1986-02-14 1987-08-18 三菱重工業株式会社 作業ロボツトの駆動系揺動抑制装置
JPH03104180A (ja) * 1989-09-18 1991-05-01 Mitsubishi Kasei Corp アクチュエータ用圧電セラミック組成物
JP4118349B2 (ja) * 1995-04-28 2008-07-16 株式会社リコー 文書選択等の方法及び文書サーバ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015199533A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 三笠産業株式会社 合成樹脂製キャップ
JP2019507068A (ja) * 2016-03-04 2019-03-14 シーエスピー テクノロジーズ,インコーポレイティド 容器および蓋
JP2021098549A (ja) * 2016-03-04 2021-07-01 シーエスピー テクノロジーズ,インコーポレイティド 容器および蓋
US11192698B2 (en) 2016-03-04 2021-12-07 Csp Technologies, Inc. Container and lid with multiple seals therebetween and methods for making and using the same
WO2024114357A1 (zh) * 2022-12-01 2024-06-06 传思生物公司 雾化结构及吸入装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0618384A3 (de) 1995-11-02
EP0618384A2 (de) 1994-10-05
DE4309654C2 (de) 1995-04-13
DE4309654A1 (de) 1994-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130338603A1 (en) Closure for a syringe and method of producing same
US7727202B2 (en) Multi-component piston stopper
CA2243408C (en) Sealing rubber closure for syringe/container
EP0685237B1 (en) Prefilled syringe
CA2403615C (en) Pre-filled syringe
JP2598604B2 (ja) 瓶に用いられる閉鎖装置
JP3293122B2 (ja) プレフィルドシリンジ
IE64405B1 (en) Plastics cap for blow-moulded plastics containers
JP2004501836A (ja) スナップ蓋付きプラスチック容器
JPS6288879A (ja) シ−ルリングとその製造方法
JPH0750572Y2 (ja) 可撓性材料への硬質のインサート材の固定
JPH03148463A (ja) 包装容器
US4522899A (en) Gas and liquid tight pole seal for electric storage batteries, particularly lead storage batteries
JPH06298272A (ja) 環状のシール
JP2006273361A (ja) 容器用蓋
JP4411886B2 (ja) 容器
US4143786A (en) Additive cap and snap-on retention ring for medical liquid container
DE60032307D1 (de) Verschluss aus kunststoff für phiolen oder andere medizinische behälter
US4811957A (en) Device for accomplishing at least a liquid tight joint and a method for manufacturing such a device
CN112141491A (zh) 具有分配系统的管瓶
CN114206746A (zh) 小瓶封闭组件
JPH07187217A (ja) 瓶用の閉鎖機構
JPH0362434B2 (ja)
RU2141423C1 (ru) Заглушка для отверстия
JP2019210054A (ja) 封緘部付きキャップ