JP2006273361A - 容器用蓋 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器と強固に嵌合しなくとも容器の内圧変化による気密性の低下を生ずることのない容器用蓋を提供する。
【解決手段】蓋10の蓋本体11に容器20の内部と外部との圧力差に応じて容器20の外側または内側に向かって変形可能な可動部12を設けたので、温度変化等により容器20の内外に圧力差が生じた場合でも、可動部12の変形により圧力差を少なくすることができる。これにより、容器20の内圧変化による気密性の低下を生ずることがないので、空気の侵入及び漏出による内容物の劣化(例えば、シーリング材の硬化)を確実に防止することができる。この場合、可動部12の変形により圧力差を少なくすることができるので、容器20と蓋10とを強固に嵌合しなくとも容器20の気密性を保持することができ、蓋10の着脱作業を極めて容易に行うことができる。
【選択図】図4
【解決手段】蓋10の蓋本体11に容器20の内部と外部との圧力差に応じて容器20の外側または内側に向かって変形可能な可動部12を設けたので、温度変化等により容器20の内外に圧力差が生じた場合でも、可動部12の変形により圧力差を少なくすることができる。これにより、容器20の内圧変化による気密性の低下を生ずることがないので、空気の侵入及び漏出による内容物の劣化(例えば、シーリング材の硬化)を確実に防止することができる。この場合、可動部12の変形により圧力差を少なくすることができるので、容器20と蓋10とを強固に嵌合しなくとも容器20の気密性を保持することができ、蓋10の着脱作業を極めて容易に行うことができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、例えばシーリング材等の内容物を収容した容器を密閉するための容器用蓋に関するものである。
一般に、建物の施工、各種工業製品の製造等に使用されるシーリング材は、上面を開口した所定の容器に収容されているが、例えば湿気硬化型のシーリング材は湿気を含む空気との接触により硬化が始まるため、容器の開口部を気密性の蓋によって密閉することにより、シーリング材を収容した容器内に外部空気が侵入しないようにしている。
ところで、前記シーリング材の容器では、蓋に取付けたパッキンにより容器の気密性を保持するようにしているが、温度や気圧の変化、或いは内容物の揮発等によって容器の内部と外部との間に圧力差が生ずると、容器に外部からの圧力または内部からの圧力が加わる。例えば、初期温度27℃でシーリング材を容器に充填した場合、温度が0℃まで下がると容器内は約10KPaの負圧となり、温度が54℃まで上がると容器内は約10KPaの正圧となる。このとき、容器の内部が外部に対して負圧の場合は、容器と蓋がパッキンに圧接するように圧力が加わるため、容器と蓋の剛性が高ければ外部空気の侵入を防ぐことが可能であるが、反対に容器の内部が外部に対して正圧の場合は、容器を蓋のパッキンから離そうとする圧力が加わるため、容器内の空気が外部に漏出し易くなる。また、プラスチック製の容器または蓋を用いる場合、プラスチック材料は一般に透湿性があるため、容器内が外部に対して負圧になると、容器または蓋を透過して外部の湿気が侵入し、容器内のシーリング材を湿気により硬化させる場合がある。
そこで、容器と蓋とを強固に嵌合したり、或いは固定金具等の別部品によって容器と蓋とを固定すれば、容器と蓋の気密性を高めることはできるが、このような強固な嵌合構造や別部品による固定構造では、嵌合部分を補強しなければならず、蓋を閉じるための専用の設備が必要となる場合もある。更には、蓋を開ける際にも器具等を必要とし、作業に多大な手間を要するという問題がある。
一方、容器の肉厚を大きくすれば、透湿性を低くすることができるが、その分だけ容器に使用する材料が増加し、コストを大幅に増大させるという問題がある。また、容器にアルミ箔のラミネート品を用いたり、アルミナ蒸着によって容器をコーティングすれば、容器の肉厚を大きくせずに透湿性を低くすることができるが、この場合もコストの増加を来すとともに、材料のリサイクルを容易に行うことができなくなるという問題点がある。
更に、容器と蓋とを強固に嵌合しなくとも、容器の内圧変化を抑えて気密性を保持できるようにしたものとして、容器本体の一部に伸縮可能な蛇腹状の可動部を形成し、容器の内部と外部との圧力差に応じて可動部を伸縮させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−115110号公報
しかしながら、前述のように容器本体の一部に蛇腹状の可動部を形成したものでは、可動部の蛇腹状部分が容器の内面に凹凸をなしているため、シーリング材等のような粘性液体を収容する場合には、容器の内容物が可動部の凹凸部分に入り込み、これを掻き出す作業に苦労するとともに、可動部によって容器本体の強度を低下させるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、容器と強固に嵌合しなくとも容器の内圧変化による気密性の低下を生ずることのない容器用蓋を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、上面を開口した容器に着脱自在に装着される蓋本体を備え、容器に装着された蓋本体によって容器を密閉する容器用蓋において、前記蓋本体に容器の内部と外部との圧力差に応じて容器の外側または内側に向かって変形可能な可動部を設けている。
これにより、温度変化等により容器の内外に圧力差が生じた場合には、可動部が容器の外側または内側に向かって変形し、可動部が変形した分だけ容器内の体積が増加または減少することから、容器内の圧力が低下または上昇し、容器の内部と外部との圧力差が少なくなる。
本発明の容器用蓋によれば、温度変化等により容器の内外に圧力差が生じた場合でも、圧力差を少なくすることができるので、容器の内圧変化による気密性の低下を生ずることがなく、空気の侵入及び漏出による内容物の劣化(例えば、シーリング材の硬化)を確実に防止することができる。この場合、容器に強固に嵌合しなくとも気密性を保持することができるので、容器に対する着脱作業を極めて容易に行うことができる。
図1乃至図4は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は容器及び容器用蓋の全体斜視図、図2は容器用蓋の側面断面図、図3はその要部側面断面図、図4はその動作を示す側面断面図である。
同図に示す容器用蓋10は、例えば内容物としてシーリング材Aを収容した容器20の上面開口部に着脱自在に装着される蓋本体11を備え、蓋本体11には容器20の内部と外部との圧力差に応じて変形可能な可動部12が設けられている。
蓋本体11は円板状に形成され、例えば射出成形によるプラスチック成形品からなる。蓋本体11の周縁部には容器20の開口縁部21に上方から嵌合する凹部11aが設けられ、凹部11a内には開口縁部21の上端に圧接するパッキン11bが設けられている。容器20の開口縁部21はその一部が容器本体側よりも側方に突出するように形成されており、凹部11aの内側面には開口縁部21の突出部分に下方から係止する係止部11cが突設されている。また、蓋本体11の周縁部には互いに周方向に間隔をおいて配置された複数の把持部11dが設けられ、各把持部11dは凹部11aの外周側の下端から下方に延びるように形成されている。
可動部12は容器20の上下方向に凸状をなすように変形可能な球面状に形成され、蓋本体11の中心部から凹部11aの内側に亘って円形に形成されている。この場合、無加圧状態での可動部12は下方に向かって凸状をなすように形成されている。可動部12はその周縁部から蓋本体11に対して上下方向に折り曲げ可能に設けられ、図3に示すように可動部12の周縁部には蓋本体11に対して折り曲げるための溝12aが蓋本体11の上面側及び下面側にそれぞれ設けられている。即ち、可動部12は、蓋本体11と容器20との間の密閉部分に空気の流通を生じさせる圧力差よりも小さい圧力差で変形するように形成されている。この場合、例えば蓋本体11と容器20との間から空気漏れを生ずる圧力を測定し、その圧力よりも低い圧力で変形するように可動部12の曲率または厚さを決定すればよい。また、溝12aを設けなくとも可動部12が前記圧力差で変形可能であれば、溝12aを省略することも可能である。
以上のように構成された蓋10は、シーリング材Aを収容した容器20の上面開口部に装着され、蓋本体11の凹部11aに容器20の開口縁部21を嵌合することにより、蓋本体11によって容器20が密閉される。その際、容器20の開口縁部21に凹部11a内のパッキン11bが圧接するとともに、凹部11a内の係止部11cが開口縁部21に下方から係止することにより、蓋本体11が容器20に気密状態で保持される。
ここで、温度や気圧の変化、或いは内容物の揮発等により容器20の内部と外部との間に圧力差が生ずると、蓋10及び容器20に外部からの圧力または内部からの圧力が加わる。例えば、シーリング材の充填時よりも温度が上がると容器20内は正圧となり、容器20内の圧力が上昇すると、図4に示すように蓋10の可動部12が容器20の外側に向かって凸状をなすように変形する。これにより、可動部12が変形した分だけ容器20内の体積が増加することから、容器20内の圧力が低下し、容器20の内部と外部との圧力差が少なくなる。この場合、可動部12は蓋本体11と容器20との間の密閉部分に空気の流通を生じさせる圧力差よりも小さい圧力差で変形することから、可動部12の変形前に容器20内の空気が外部に漏出することはない。また、温度が下がって容器20内が負圧になると、可動部12が容器20の内側に向かって凸状をなすように変形する。これにより、可動部12が変形した分だけ容器20内の体積が減少することから、容器20内の圧力が上昇し、容器20の内部と外部との圧力差が少なくなる。この場合においても、可動部12が蓋本体11と容器20との間の密閉部分に空気の流通を生じさせる圧力差よりも小さい圧力差で変形することから、可動部12の変形前に容器20内に外部の空気が侵入することはない。また、容器20の内外の圧力差が小さくなることにより、その分だけ容器20の透湿も抑えられる。
このように、本実施形態によれば、蓋10の蓋本体11に容器20の内部と外部との圧力差に応じて容器20の外側または内側に向かって変形可能な可動部12を設けたので、温度変化等により容器20の内外に圧力差が生じた場合でも、可動部12の変形により圧力差を少なくすることができる。これにより、容器20の内圧変化による気密性の低下を生ずることがないので、空気の侵入及び漏出による内容物の劣化(シーリング材Aの硬化)を確実に防止することができる。この場合、可動部12の変形により圧力差を少なくすることができるので、容器20と蓋10とを強固に嵌合しなくとも容器20の気密性を保持することができ、蓋10の着脱作業を極めて容易に行うことができる。また、蓋10及び容器20をプラスチック材料によって形成することができるので、低コスト化を図ることができるとともに、リサイクルにも有利である。更に、可動部12が蓋10側に設けられているので、従来例のように容器本体に設けた蛇腹状の可動部に内容物が入り込んで掻き出し作業に苦労したり、可動部によって容器の強度を低下させるといった不具合がなく、実用化に際して極めて有利である。
また、可動部12が蓋本体11と容器20との間の密閉部分に空気の流通を生じさせる圧力差よりも小さい圧力差で変形するようになっているので、可動部12が変形する前に空気の侵入または漏出を生ずることがなく、気密性を確実に保持することができる。
更に、可動部12を容器20の外側または内側に向かって凸状をなすように変形可能な球面状に形成し、その周縁部から蓋本体11に対して折れ曲がるように設けたので、可動部12を簡単な形状によって蓋本体11に一体に形成することができ、製造上極めて有利である。
また、可動部12の周縁部に蓋本体11に対して折り曲げるための溝12aを設けたので、可動部12を溝12aから確実に折り曲げることができ、可動部12を容易に変形させることができる。
更に、蓋本体11の周縁部に把持部11dを設けたので、把持部11dを把持して蓋10を開けることができ、開封作業を極めて容易に行うことができる。
尚、前記実施形態では、可動部12を無加圧状態で下方に向かって凸状をなすように形成したものを示したが、無加圧状態で上方に向かって凸状をなすように形成するようにしてもよい。
図5乃至図8は本発明の第2の実施形態を示すもので、図5は容器用蓋の平面図、図6はその側面断面図、図7及び図8はその動作を示す側面断面図である。尚、第1の実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
本実施形態では、蓋10の蓋本体11に、前記実施形態の可動部12と同等の形状及び大きさに形成された第1の可動部13と、第1の可動部13よりも小さく形成された複数の第2の可動部14とを設け、各第2の可動部14を第1の可動部13内に配置している。
各第2の可動部14は第1の可動部13の周方向4箇所に設けられ、第1の可動部13と同様、容器20の上下方向に凸状をなすように変形可能な球面状に形成されている。尚、無加圧状態での各第2の可動部14は下方に向かって凸状をなすように形成されている。各第2の可動部14はその周縁部から蓋本体11に対して上下方向に折り曲げ可能に設けられ、蓋本体11と容器20との間の密閉部分に空気の流通を生じさせる圧力差よりも小さい圧力差で変形可能に形成されている。この場合、各第2の可動部14の周縁部に前記実施形態の溝12aと同様の溝を設けるようにしてもよい。
本実施形態においては、例えば容器20内が外部に対して正圧になり、容器20内の圧力が上昇した場合には、図7に示すように蓋10の各第2の可動部14が容器20の外側に向かって凸状をなすように変形する。その際、各第2の可動部14は圧力上昇に伴って一つずつ順次変形する。これにより、第2の可動部12が変形した分だけ容器20内の体積が増加することから、容器20内の圧力が低下し、容器20の内部と外部との圧力差が少なくなる。また、全ての第2の可動部14が変形した後、更に容器20内の圧力が上昇した場合には、図8に示すように第1の可動部13が容器20の外側に向かって凸状をなすように変形する。これにより、第1の可動部12が変形した分だけ容器20内の体積が更に増加することから、容器20内の圧力が低下し、容器20の内部と外部との圧力差が少なくなる。この場合、第1及び第2の可動部13,14は、蓋本体11と容器20との間の密閉部分に空気の流通を生じさせる圧力差よりも小さい圧力差で変形することから、第1及び第2の可動部13,14の変形前に容器20内の空気が外部に漏出することはない。
また、温度が下がって容器20内が負圧になると、第1の可動部13と各第2の可動部14とが容器20の内側に向かって凸状をなすように順次変形する。これにより、第1及び第2の可動部13,14が変形した分だけ容器20内の体積が減少することから、容器20内の圧力が上昇し、容器20の内部と外部との圧力差が少なくなる。この場合においても、第1及び第2の可動部13,14が蓋本体11と容器20との間の密閉部分に空気の流通を生じさせる圧力差よりも小さい圧力差で変形することから、第1及び第2の可動部13,14の変形前に容器20内に外部の空気が侵入することはない。
このように、本実施形態によれば、蓋本体11に複数の可動部13,14を設けたので、各可動部13,14を容器20内の圧力変化に伴って個々に変形させることができ、容器20内の体積を各可動部13,14の容量ずつ変化させることができる。これにより、各可動部13,14の変形前後に急激な圧力変動を生ずることがないので、容器20の内外の圧力差をより少なくすることができる。
この場合、所定の大きさに形成された第1の可動部13内に、第1の可動部13よりも小さく形成された複数の第2の可動部14を設けるようにしたので、各第2の可動部14を一つずつ変形させた後、第1の可動部13を変形させることができ、各可動部13,14の変形前後の圧力変動をより少なくすることができる。
尚、前記第2の実施形態では、第1の可動部13内に複数の第2の可動部14を設けたものを示したが、第1の可動部13内に第2の可動部14を一つだけ設けるようにしてもよく、第1の可動部13を設けずに複数の第2の可動部14のみを設けるようにしてもよい。
図9乃至図12は本発明の第3の実施形態を示すもので、図9は容器用蓋の平面図、図10はその側面断面図、図11及び図12はその動作を示す側面断面図である。尚、第1の実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
本実施形態では、蓋10の蓋本体11に、互いに同心円状に形成された第1乃至第4の可動部15,16,17,18を設け、第1乃至第4の可動部15〜18を径方向内側から順に径が大きくなるように形成している。
本実施形態においては、例えば容器20内が外部に対して正圧になり、容器20内の圧力が上昇した場合には、図11に示すように最初に蓋10の第1の可動部15が容器20の外側に向かって凸状をなすように変形する。この後、図12に示すように容器20内の圧力上昇に伴って第2及び第3の可動部16,17,18が順次容器20の外側に向かって凸状をなすように変形し、最後に第4の可動部18が容器20の外側に向かって凸状をなすように変形する。
このように、本実施形態によれば、第2の実施形態と同様、蓋本体11に複数の可動部15〜18を設けたので、各可動部15〜18を容器20内の圧力変化に伴って個々に変形させることができる。この場合、互いに径の異なる第1乃至第4の可動部15〜18を同心円状に設けたので、第1乃至第4の可動部15〜18を順次変形させることができ、各可動部15〜18の変形前後の圧力変動をより少なくすることができる。
図13は本発明の第4の実施形態を示す容器用蓋の側面断面図であり、第1の実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
本実施形態では、蓋10の蓋本体11に、容器20の上下方向に伸縮可能な蛇腹状の可動部19を設けている。これにより、本実施形態では、容器20内の圧力が正圧になると、圧力の上昇に伴って可動部19が上方に伸長し、容器20内の体積が増加する。また、容器20内の圧力が負圧になると、圧力の低下に伴って可動部19が下方に収縮し、容器20内の体積が減少する。
即ち、本実施形態によれば、蛇腹状の可動部15によって容器20内の体積を無段階に増減することができるので、容器20内の圧力変動をより一層少なくすることができる。
10…蓋、11…蓋本体、12…可動部、12a…溝、13…第1の可動部、14…第2の可動部、15…第1の可動部、16…第2の可動部、17…第3の可動部、18…第4の可動部、19…可動部、20…容器。
Claims (9)
- 上面を開口した容器に着脱自在に装着される蓋本体を備え、容器に装着された蓋本体によって容器を密閉する容器用蓋において、
前記蓋本体に容器の内部と外部との圧力差に応じて容器の外側または内側に向かって変形可能な可動部を設けた
ことを特徴とする容器用蓋。 - 前記可動部を、蓋本体と容器との間の密閉部分に空気の流通を生じさせる圧力差よりも小さい圧力差で変形するように形成した
ことを特徴とする請求項1記載の容器用蓋。 - 前記可動部を容器の外側または内側に向かって凸状をなすように変形可能な球面状に形成し、その周縁部から蓋本体に対して折り曲げ可能に設けた
ことを特徴とする請求項1または2記載の容器用蓋。 - 前記可動部の周縁部に蓋本体に対して折り曲げるための溝を設けた
ことを特徴とする請求項3記載の容器用蓋。 - 前記可動部を蓋本体の複数箇所に設けた
ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の容器用蓋。 - 前記可動部を、所定の大きさに形成された第1の可動部と、第1の可動部よりも小さい大きさに形成された少なくとも一つの第2の可動部とから形成し、
第2の可動部を第1の可動部内に配置した
ことを特徴とする請求項5記載の容器用蓋。 - 前記可動部を、互いに径が異なるように同心円状に設けられた複数の可動部によって形成した
ことを特徴とする請求項5記載の容器用蓋。 - 前記可動部を容器の上下方向に伸縮可能な蛇腹状に形成した
ことを特徴とする請求項1記載の容器用蓋。 - 前記蓋本体の周縁部における所定箇所に把持部を設けた
ことを特徴とする請求項1,2、3、4、5、6、7または8記載の容器用蓋。
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---|---|---|---|
JP2005093718A JP2006273361A (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 容器用蓋 |
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Family Applications (1)
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2005
- 2005-03-29 JP JP2005093718A patent/JP2006273361A/ja active Pending
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