JPH06297944A - 自動車ドア - Google Patents

自動車ドア

Info

Publication number
JPH06297944A
JPH06297944A JP5082945A JP8294593A JPH06297944A JP H06297944 A JPH06297944 A JP H06297944A JP 5082945 A JP5082945 A JP 5082945A JP 8294593 A JP8294593 A JP 8294593A JP H06297944 A JPH06297944 A JP H06297944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
window glass
sash
vehicle
automobile door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5082945A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Makita
康 牧田
Akira Yoshioka
顕 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP5082945A priority Critical patent/JPH06297944A/ja
Publication of JPH06297944A publication Critical patent/JPH06297944A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 窓ガラスの組み付けを容易かつ迅速に行うこ
とができる自動車ドアを提供することを目的とする。 【構成】 車両前方側または車両後方側のいずれか一方
のサッシュを除き、該サッシュに替えて、ドア内部の窓
ガラス11,21側に突出する部分に、窓ガラスの振れ
止め部材17,18を配設した構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】図11および図12は、従来の自動車ド
ア1の例を示すものである。従来より、窓ガラス2の昇
降動作をガイドするサッシュ3,4をドア内部に配設し
た自動車ドア1がある。
【0003】このようなドア1では、サッシュ3,4
は、窓ガラス2の車両前方側および車両後方側にほぼ平
行に配設されている。
【0004】このようなドア1に窓ガラス2を組み付け
る際には、予めサッシュ3,4をドア内部に組み付けて
おき、図11に示すように、窓ガラス2を回転させなが
ら挿入するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の自動車ドア1では、ドアパネルの形状によって
は、図12に示したような窓ガラス2の組み付けが非常
に困難な場合があった。
【0006】このような場合には、一旦サッシュ3,4
を仮止めして、固定していない状態で窓ガラス2を入
れ、その後にサッシュ3,4を固定するようにするか、
あるいは、窓ガラス2を挿入後にサッシュ3,4を組み
付けるようにしていたが、いずれも窓ガラス2の組み付
けに手間がかかっていた。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、窓ガラスの組み付けを容易かつ迅速に行うことがで
きる自動車ドアを提供することを目的とする。
【0008】本発明では、上記目的を達成するために、
ドア内部に配設したサッシュによって、窓ガラスの昇降
動作をガイドするようにした自動車ドアにおいて、車両
前方側または車両後方側のいずれか一方のサッシュを除
き、該サッシュに替えて、上記ドア内部の上記窓ガラス
側に突出する部分に、上記窓ガラスの振れ止め部材を配
設した構成としている。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る自動車ドアの一実施例を
添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図10
は、本実施例の自動車ドア10を示すものである。
【0010】本実施例のフロントドア10は、ドア内部
に配設されるサッシュによって、窓ガラス11の昇降動
作をガイドするようにしたもので、特に、従来より一対
で備えられていたサッシュの一方、すなわち、例えば車
両後方側のサッシュを除いて、車両前方側のサッシュ1
2のみを残したものである。
【0011】さらに、車両後方側のサッシュを除いた替
わりに、窓ガラス11がドア内部の該窓ガラス側に突出
し、該窓ガラスとのクリアランスが十分に採れない部
分、例えば、キーシリンダ13、ドアビーム14、およ
びアウトサイドハンドル16のそれぞれに窓ガラス振れ
止め部材17,18,18をそれぞれ配設している。
【0012】すなわち、車両後方側のサッシュを除いた
場合には、窓ガラス11の全開時にドア10を閉める
と、該窓ガラスがドア内部の該窓ガラス側に突出する部
分に当たって不快音が発生するので、上記窓ガラス振れ
止め部材17,18,18によって上記不快音の発生を
防止している。
【0013】上記実施例は、フロントドア10におい
て、車両後方側のサッシュを除いて、車両前方側のサッ
シュ12のみを残した例であるが、次は、リヤドア19
において、車両前方側のサッシュを除いて、車両後方側
のサッシュ20のみを残した例である。
【0014】このリヤドア19においても、基本的に
は、フロントドア10と同様であり、そのドア内部の窓
ガラス21側に突出する部分、例えば、ドアビーム22
およびオープンストッパ23に窓ガラス振れ止め部材1
8,18を配設して不快音の発生を防止している。
【0015】次に、フロントドア10およびリヤドア1
9における窓ガラス振れ止め部材17,18の具体例に
ついて説明する。
【0016】窓ガラス振れ止め部材17,18は、基本
的に、該窓ガラス振れ止め部材を固定するための保持部
17a,18aと、該保持部から延設されたクッション
部17b,18bとから構成されている。
【0017】図3にはフロントドア10のキーシリンダ
13に取り付けられる窓ガラス振れ止め部材17が示さ
れ、図6〜図8には、フロントドア10のドアビーム1
4およびアウトサイドハンドル16に取り付けられる窓
ガラス振れ止め部材18,18が示され、図6および図
9にいはリヤドア19のドアビーム22およびオープン
ストッパ23に取り付けられる窓ガラス振れ止め部材1
8,18が示されている。
【0018】窓ガラス振れ止め部材17は、その保持部
17aに突起17cと爪部17dを設け、そのクッショ
ン部17bに多数の繊毛17eを設けてクッション性を
持たせた構成となっている。
【0019】窓ガラス振れ止め部材17の保持部17a
の突起17cは、キーシリンダ13に取り付けられてい
るレバー13aの孔13bに嵌入され、その爪部17c
は、該キーシリンダのレバー13aに係合され、これに
よって、該キーシリンダに嵌着固定されている。
【0020】窓ガラス振れ止め部材18の保持部18a
は、図10に詳しく示されるように、それぞれが固定さ
れる部材を嵌入する溝18cと、これらの溝内に抜け止
め用の複数の爪18dとを備えている。
【0021】窓ガラス振れ止め部材18のクッション部
18bは、その保持部18aの周囲部分に全体的に設け
られ、特に、その材質の弾力性に起因してクッション性
が発揮されるようになっている。
【0022】窓ガラス振れ止め部材18のクッション部
18bにおけるクッション性がより良好に発揮されるよ
うに、該窓ガラス振れ止め部材には、図10に詳しく示
されるように、内部に空間部18eを備えるとともに、
複数の突条18fが溝18cの開口と反対側に向けられ
て突設されている。
【0023】窓ガラス振れ止め部材18のそれぞれは、
フロントドア10のドアビーム14の後端支持ブラケッ
ト14aおよびアウトサイドハンドル16の図示しない
固定用ブラケット等、さらにリヤドア19のドアビーム
22の前端支持ブラケット22aおよびオープンストッ
パ23の支持ブラケット23aに嵌着固定される。
【0024】本実施例では、フロントドア10におい
て、車両後方側のサッシュを除いて、車両前方側のサッ
シュ12のみを残し、リヤドア19において、車両前方
側のサッシュを除いて、車両後方側のサッシュ20のみ
を残した構成としているので、窓ガラス11,21を組
み付ける際に、サッシュ12,20の位置調整が不要な
ので、その組み付け作業を迅速に行うことができる。
【0025】また、窓ガラス11,21を全開した際に
フロントドア10またはリヤドア19を閉めても、ドア
内部の該窓ガラス側に突出する部分に窓ガラス振れ止め
部材17,18を配設したことにより、不快音の発生が
防止される。
【0026】さらに、本実施例では、窓ガラス振れ止め
部材17,19を既存のブラケットを利用してワンタッ
チで嵌着固定することができるので、特別な取付工具が
不要であり、組み付け作業性を向上させることができ
る。
【0027】さらにまた、いずれかのサッシュを除く構
成としたことにより、車両の重量の軽減を図ることがで
きるとともに、サッシュの組み付け工数も削減できるの
で、製造コストの低減も図ることができる。
【0028】なお、本発明は、ドアのいずれのサッシュ
を除くかは特に限定されず、ドアの内部構成等を考慮し
て適宜決定すれば良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車ドアによれば、車両前方側または車両後方側のいずれ
かのサッシュを除く構成としているので、上記窓ガラス
を組み付ける際に、上記サッシュの位置調整が不要にな
り、したがって、上記窓ガラス組み付け作業を迅速に行
うことができ、組付性の大幅な向上を図ることができ
る。
【0030】また、いずれか一方のサッシュを除いた代
わりに、ドア内部の該窓ガラス側に突出する部分に窓ガ
ラス振れ止め部材を配設したことにより、不快音の発生
を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車ドアをフロントドアに適用
した例を示す図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本発明に係る自動車ドアをフロントドアに適用
した例の特にキーシリンダの部分を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る自動車ドアをリヤドアに適用した
例を示す図である。
【図5】本発明に係る自動車ドアの一実施例をさらに具
体的に示す図である。
【図6】図5におけるB−B線断面図である。
【図7】本発明に係る自動車ドアをフロントドアに適用
した例の特にドアビームの後端部分を示すもので、特に
図5において矢印Cで示す円で囲む部分を拡大して示す
斜視図である。
【図8】本発明に係る自動車ドアをリヤドアに適用した
例の特にオープンストッパの部分を示すもので、特に図
5において矢印Dで示す円で囲む部分を拡大して示す斜
視図である。
【図9】本発明に係る自動車ドアをリヤドアに適用した
例の特にドアビームの前端部分を示すもので、特に図5
において矢印Dで示す円で囲む部分を拡大して示す斜視
図である。
【図10】本発明に係る自動車ドアの一実施例で採用し
た窓ガラス振れ止め部材の一実施例を示す断面図であ
る。
【図11】従来の自動車ドアの例を示す図である。
【図12】従来の自動車ドアの例を示す図である。
【符号の説明】
10,19 ドア 11,21 窓ガラス 12,20 サッシュ 13 キーシリンダ 14,22 ドアビーム 16 アウトサイドハンドル 17,18 窓ガラス振れ止 23 ドアオープンストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E05C 7/04 7339−2E 8711−3D B60J 5/04 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア内部に配設したサッシュによって、
    窓ガラスの昇降動作をガイドするようにした自動車ドア
    において、車両前方側または車両後方側のいずれか一方
    のサッシュを除き、該サッシュに替えて、上記ドア内部
    の上記窓ガラス側に突出する部分に、上記窓ガラスの振
    れ止め部材を配設したことを特徴とする自動車ドア。
JP5082945A 1993-04-09 1993-04-09 自動車ドア Pending JPH06297944A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5082945A JPH06297944A (ja) 1993-04-09 1993-04-09 自動車ドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5082945A JPH06297944A (ja) 1993-04-09 1993-04-09 自動車ドア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06297944A true JPH06297944A (ja) 1994-10-25

Family

ID=13788362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5082945A Pending JPH06297944A (ja) 1993-04-09 1993-04-09 自動車ドア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06297944A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ305006B6 (cs) * 2006-12-21 2015-03-25 VĂšTS, a.s. Způsob tkaní se zvýšeným překřížením osnovy a tkací stroj k jeho provádění

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ305006B6 (cs) * 2006-12-21 2015-03-25 VĂšTS, a.s. Způsob tkaní se zvýšeným překřížením osnovy a tkací stroj k jeho provádění

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08282286A (ja) 自動車用ドア
US9555695B2 (en) Vehicle door structure
GB2299309A (en) Motor vehicle door lock module with anti-theft shield
JPH06297944A (ja) 自動車ドア
KR100535505B1 (ko) 차량 도어 인사이드 핸들 로드의 압축 코일 스프링 적용구조
KR0133906Y1 (ko) 사이드 도어용 가니쉬
KR0118191Y1 (ko) 자동차의 도어 임팩트 빔
KR20050008936A (ko) 자동차의 펜더 인슐레이터 고정구조
KR200288283Y1 (ko) 자동차용 연료 주입구의 도어 구조
KR0128651Y1 (ko) 자동차용 2차 웨더 스트립의 고정구조
JPH024207Y2 (ja)
JPH046323Y2 (ja)
KR0119351Y1 (ko) 차량의 센터 필러용 웨더스트립
KR100302438B1 (ko) 자동차 프런트 도어의 열림 장치
JPS603371A (ja) インサイドハンドル装置の取付構造
JP2001171353A (ja) バックドアロックカバーの取付構造
JP2799299B2 (ja) 戸 袋
KR200327093Y1 (ko) 문틀
JP2023146586A (ja) 車両用ドア
JP2007045322A (ja) 穴閉鎖プラグ
KR19980052565U (ko) 도난 및 유동을 방지하기 위한 도아 글래스 스테빌라이저
JPH06115350A (ja) 自動車のドア
KR980007245U (ko) 차량도어의 아웃터 채널 몰딩
KR20000021770A (ko) 자동차의 도어포켓
KR19990028119A (ko) 자동차용 도어