JP2007045322A - 穴閉鎖プラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアのオーバーランを規制する緩衝部材とドアに予め設けられる作業穴の閉鎖プラグとを一部品化して、コスト低減を図れる穴閉鎖プラグを提供する。
【解決手段】ドアインナパネル9の屈曲周縁部901に形成されたドア付設部材12の組み付け用の作業穴15に対し嵌着される穴閉鎖プラグ14において、穴閉鎖プラグ15より延びる延出部142の先端に緩衝片11が形成され、同緩衝片11がドア1の回動端縁101と車体後方側に配備されるリアドア2の前端重合縁202とがドア厚さ方向Yで対向する隙間Tに介装されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のドア、特にインナパネル側に装着される穴閉鎖プラグに関する。
車両は乗員の車室内への乗降を行うために車体側部の複数の乗降口を開閉する複数のドアを装備している。各ドアはアウタ及びインナパネルを一体結合してなるパネル部とその上に一体的に結合され窓開口を形成するサッシュ部とからなる。ここで、窓開口はウインドウレギュレータにより上下操作力を受けるスライドガラスにより開閉操作されるように構成されている。
このようなドアはその基端側がこれと対設される基端側ピラー部材にヒンジ結合され、搖動端側に設けられるラッチがこれと対設される搖動端側ピラー部材に支持されるストライカに噛合わされることでロック状態を保持できる。しかも、ドア開放時にはアウタパネルに装着されるドアハンドルをロック解除操作することで、これに連動するドアロック機構のラッチを開放作動させている。更に、アウタパネルに装着されるキーシリンダをキーロック操作することでドアの施錠を行なうこともできる。
このように、車両のドアはそのアウタパネル側にドアハンドルやキーシリンダを別体で、あるいは両者を一体化して取付けており、その取付け作業を行うために作業穴をインナパネルの主部やインナパネルの屈曲周縁部に形成している。
たとえば、図7(a)に示すような、引き上げ式のドアハンドル100では、インナパネル101の主部に作業穴102を設けておき、その作業穴102を用いてアウタパネル103の裏面より突き出たドアハンドル100側のボルト110に対して締結用のハンドル締結ナット120の締結作業を行っている。一方、図7(b)に示すような、グリップ式のドアハンドル130では、アウタパネル103上にドアハンドル130及びその前後方向にハンドルカバー140とが連続して配備され、アウタパネル103の裏側にドアハンドル130及びハンドルカバー140に組み付けられる枠状のベース部170が対向配備される。ここでのハンドルカバー140は不図示のキーシリンダを支持した結合部150を延出しており、同結合部150をベース部170の内側に嵌着させ、結合部150とベース部170とをねじ180により一体的に締め付けることでドアハンドル130の取付けを行っている。ねじ180の締め付け作業ではインナパネル101の屈曲周縁部104に形成した作業穴190から不図示の工具を差し込み、締結作業を行っている。なお、作業穴190は通常時において穴閉鎖プラグ200によって閉鎖されている。
なお、特開2002−274170号公報(特許文献1)には、ドアパネル内部に装備されるドアガラスの開閉機構側のリフトブラケットに対してドアガラス側のガラスブラケットを着脱するボルトが開示され、そのボルトの取り外しを行う作業孔がインナパネルに形成され、その作業孔がホールプラグで閉鎖されるドア構造が開示されます。
ところで、車両が4ドア車の場合、前後ドアの外壁面を連続面とすると共に走行抵抗を低減することを目的として、前ドアの後端の縦縁部を後ドアの前端重合縁とドア厚さ方向で隙間を介して重なるように構成したドア端重合構造が知られている。このような車両では前ドアの後端の縦縁部と後ドアの前端重合縁とのドア厚さ方向での隙間に緩衝部材を介装し、これによって前ドアのオーバーランを規制し、前ドアの後端の縦縁部が後ドアの前端重合縁に金属接触することを防止している。
特開2002−274170号公報
ところで、ドア端重合構造が採用される場合、前ドアのオーバーランを規制する緩衝部材を、前ドア後端の縦縁部の裏面に取付けることとなる。この場合、緩衝部材には取付け用の延出脚部を設けたり、締結ビスを用いることとなる。即ち、緩衝部材から延出する延出脚部をインナパネルの屈曲周縁部等に重ねてビス止めをしたり、取付け穴を別途設けてそこに延出脚部を離脱不可に嵌着する作業が必要となる。しかも、延出脚部の取付け作業や、インナパネルへの取付け穴の加工等により、コスト増を招くという問題が生じる。
そこで、図7(a),(b)や特許文献1で説明したドアの作業穴を閉鎖する穴閉鎖プラグを利用することで、上述の問題を解決可能と推測される。
本発明は以上のような経緯に基づきなされたもので、ドアのオーバーランを規制する緩衝部材とドアに予め設けられる作業穴の閉鎖プラグとを一部品化して、コスト低減を図れる穴閉鎖プラグを提供することを目的とする。
この発明の請求項1に係る発明は、ドアインナパネルの屈曲周縁部に形成されたドア付設部材組み付け用の作業穴に対し嵌着される穴閉鎖プラグにおいて、上記穴閉鎖プラグより延びる延出部の先端に緩衝片が形成され、同緩衝片が上記ドアの回動端縁と車体後方側に配備されるリアドアの前端重合縁とがドア厚さ方向で対向する隙間に介装されたことを特徴とする。
この発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載の穴閉鎖プラグにおいて、上記作業穴は上記ドアのアウタパネルへのドアハンドル組み付け用のねじを締結するために形成されたことを特徴とする。
請求項1の発明は、ドアの回動端縁と車体後方側ドアの前端重合縁とが重なる隙間部とインナパネルの屈曲周縁部とが接近する位置にあり、その屈曲周縁部に形成される作業穴に穴閉鎖プラグが嵌着されているので、作業穴閉鎖機能を有する穴閉鎖プラグに延出部を介してドアのオーバーランを規制する機能を有する緩衝片を一体化して形成することで、緩衝片のドアへの取付け作業を容易化でき、しかも、部品数削減により作業性の向上、コスト低減を図れる。
請求項2の発明は、作業穴から穴閉鎖プラグを外した際には、作業穴を用いてドアハンドル組み付け用のねじの締結作業を容易に行えると共に、作業穴に穴閉鎖プラグを嵌着した場合は穴閉鎖プラグに支持される緩衝片を隙間部に容易に配設でき、ドアのオーバーランを規制する機能を得ることができる。
図1、2にはこの発明の一実施形態としての穴閉鎖プラグを装着するフロントドアを示した。このフロントドア1は図3,4に示すように、4ドア自動車(以後単に自動車Cと記す)に装着され、車体前後方向Xでの後方にはリアドア2が配備されている。
フロントドア1はその前端がこれと対設されるフロントピラー3にヒンジ結合され、後端である搖動端にはドアロック機構4のラッチ(図6(a)参照)5が取付けられ、これと対設される搖動端側のセンターピラー6に支持される不図示のストライカに噛合わされることでロック状態を保持できる。リアドア2はその前端がこれと対設されるセンターピラー6にヒンジ結合され、後端である搖動端には不図示のドアロック機構を介しリアピラー7に解除可能にロックできる。
フロントドア1及びリアドア2は共にアウタパネル8,8’及びインナパネル9,9’(図1、図5参照)からなるドアパネル部D、D’と、その上部に一体結合され窓開口を形成するサッシュS、S’と、不図示のウインドウレギュレータに上下動され窓開口を開閉するスライドガラスG,G’と、併設される固定前後ガラスg、g’とを備える。
ここで、前縦向きサッシュSf,Sf’、後縦向きサッシュSr、Sr’及びセンターサッシュSc、Sc’の各下端側の複数箇所はインナパネル9,9’側の内壁にそれぞれ溶着されている。なお、フロントドア1側のセンターサッシュScの前側の固定ガラスgは不図示の環状ウエザーストリップによってサッシュS側に嵌着され、リアドア2側のセンターサッシュSc’の後側の固定ガラスg’は不図示の環状ウエザーストリップによってサッシュS’側に嵌着されている。
図1、図4に示すように、ここでのフロントドア1及びリアドア2はドア端重合構造が採用されている。即ち、フロントドア1はそのパネル部Dの後端である縦搖動端101がリアドア2のパネル部D’の前端である縦基端201に前後方向Xにおいて所定の隙間txを保って対向する。しかも、リアドア2のパネル部D’の縦基端201は外表面fdに対して所定量車内側、即ち、ドア厚さ方向Yに後退した位置より前方に所定重合幅b(図5参照)の前端重合縁202を縦方向に連続突き出し形成される。ここで、パネル部D’の前端重合縁202はフロントドア1の縦搖動端101に対してドア厚さ方向Yでの隙間tyを介して車内側に対向するように配備される。このようなドア端重合構造を採用することで、前後ドア1,2の外表面fdを連続面とすると共に走行抵抗を低減している。
なお、フロントドア1の縦搖動端101の裏面には後述の穴閉鎖プラグ14の緩衝部11が配備され、フロントドア1のオーバーラン時における前端重合縁202との金属接触を防止している。
ここでのフロントドア1は、図4、図6(a),(b)に示すように、アウタ及びインナパネル8,9からなるドアパネル部Dと、その上部に一体結合される略矩形のサッシュSと、このサッシュS及びドアパネル部Dの間に形成される窓開口と、サッシュSにガイドされ窓開口を閉鎖するスライドガラスGと、ドアパネル部Dに装着されるドアハンドル12及びキーシリンダ13と、これらに連結されたドアロック機構4と、インナパネル9に支持される不図示のウインドウレギュレータと、これら各部材に付設される不図示のランチャンネルやウエザーストリップとで形成され、特に、後述の作業穴15を閉鎖する穴閉鎖プラグ14を備える。
図5、図6(a),(b)に示すように、フロントドア1のアウタパネル8はその前後及び下部の周縁部にインナパネル9の前後及び下部の屈曲周縁部901,902の先端の端部フランジJが重合される。アウタパネル8の周縁の挟持部cが端部フランジJを覆うように屈曲形成され、互がヘミング加工により一体結合される。
インナパネル9の後端側の屈曲周縁部901はセンターピラー6と対向し、図6(a)に示すように、その内部にドアロック機構4が取付けられる。ドアロック機構4は不図示のケーシング内にラッチ5を搖動可能に枢支し、このラッチ5がセンターピラー6側の不図示のストライカに噛合うことでドアロックを可能としている。
ここで、ラッチ5はこれを噛合い位置にロックするロック状態と、噛合い解除状態に保持するロック解除状態とに切換え可能なリンク機構を備え、これらのリンク機構にはドアハンドル12とキーシリンダ13に一端が連結される各制御棒(不図示)の他端が連結される。なお、ドアロック機構4及びそれを覆う屈曲周縁部901には車内側対向端より車外側に所定幅で嵌合長溝401が形成され、この溝401に沿って不図示のストライカが相対的に移動して噛合うことでドアロックを可能としている。
このようにインナパネル9の後端側の屈曲周縁部901にはドアロック機構4が取付けられ、このドアロック機構4の近傍であってフロントドア1のアウタパネル8にドアハンドル12とキーシリンダ13が取付けられている。しかも、屈曲周縁部901にはドアハンドル12の後端側と対向する位置に穴閉鎖プラグ14に被われた作業穴15が形成されている。
穴閉鎖プラグ14は樹脂成型されており、作業穴15に環状フックiを嵌着することで離脱を規制されるプラグ本体141と、プラグ本体141の外周縁よりフロントドア1のパネル部Dの後端である縦搖動端101の裏面に沿って延出する延出部142と、延出部142の端部の緩衝部11とが一体化して形成されている。緩衝部11は弾性的に所定量、圧縮変形可能な肉厚を有し、縦搖動端101と車体後方側に配備されるリアドア2のパネル部D’の前端重合縁202とがドア厚さ方向Yで対向する隙間Tに介装される。
図1に示すドアハンドル12は、アウタパネル8の搖動端側近傍に形成されたハンドル対向凹部17を中心にして取付けられている。そのハンドル対向凹部17の前後には基端貫通孔18と搖動端貫通孔19が形成される。
ドアハンドル12はアウタパネル8の裏面側に固定されるベース部材22と、アウタパネル8の表面側から基端貫通孔18と搖動端貫通孔19を通じてベース部材22に組付けられドア2の開閉操作を行うレバー部材21と、このレバー部材21に近接しドアパネル表面からアウタパネル8に設けられた搖動端貫通孔14を通じてベース部材22に組付けられるハンドルカバー23とを備える。
レバー部材21は略弓形を成し、枢支延出部211の突端に形成された枢支穴212が、ベース部材22に形成される基端収容孔221内のヒンジ突起部222に嵌合することで回動中心位置Oを設定している。レバー部材21の搖動端にはフック部213が形成され、このフック部213がベース部材22に枢支される屈曲レバー27を介しラッチ5側の不図示の制御棒に連結される。ここで、レバー部材21が回動中心位置Oを中心に搖動することで、フック部213がベース部材22、制御棒を介してドアロック機構4のラッチ5をドアロック解除作動させることができる。
ベース部材22の搖動端収容孔222はハンドル対向凹部17に近い位置にフック部213を搖動可能に嵌着し、離れた位置にハンドルカバー23のキーシリンダ支持部231を嵌着する嵌着室223が連続形成される。
ハンドルカバー23はレバー部材21の搖動端側の外面形状を延長させたと同様の外形を成すカバー231を備え、カバー231のアウタパネルとの当接周縁より所定量退却した位置より搖動端収容孔222に嵌挿可能な形状のキーシリンダ支持部232を延出形成する。キーシリンダ支持部232にはキーシリンダ13が一体的に取付けられ、そのキーシリンダ13のキー挿入穴側がカバー231のキー穴hと対向するように形成されている。キーシリンダ13の車内側突端には解除レバー25が取付けられ、その搖動端にはドアロック機構4のラッチ5のドアロック解除作動を空作動させてドアロックを維持するよう機能するリンク系に連結される施錠制御棒(不図示)がピン結合される。
キーシリンダ支持部232はベース部材22の嵌着室223に密に嵌合するよう形状される。ベース部材22の嵌着室223は環状壁部224で囲まれる。特に、その後端側は傾斜壁224sとして形成される。キーシリンダ支持部232は傾斜壁224sの内面に当接する対向部位が傾斜壁として形成され、両傾斜壁は締結ボルト26により締結され、一体化される。
ここでの締結ボルト26は車体前後方向Xに対して傾斜して配備され、締結ボルト26の中心線L1の延長上でインナパネル9の屈曲周縁部901と当接する部位に作業穴15が形成されている。ここで、作業穴15は中心線L1に沿う方向から締め付け工具であるドライバーKを容易に嵌合することが可能なような大きさに形成されている。
図1のドアハンドル12をアウタパネル8に組み付けるには、まず、アウタパネル8のハンドル対向凹部17の裏面にベース部材22が重ね合わされ、次いで、レバー部材21の枢支延出部211の枢支穴212がベース部材22に形成されるヒンジ突起部222に嵌合することで回動中心位置Oが設定され、その上でレバー部材21のフック部213がアウタパネル8の裏側のベース部材22に枢支される屈曲レバー27に係合するよう取付けられ、次いで、搖動端貫通孔19を経て嵌着室223にキーシリンダ支持部232を嵌着させる。その上で、屈曲周縁部901の作業穴15の外側より締め付け工具であるドライバーKを差し込み、締結ボルト26に噛合わせ、締結ボルト26の締め付けを行い、嵌着室223に嵌合するキーシリンダ支持部232を一体結合することができる。この後、作業穴15に穴閉鎖プラグ14のプラグ本体141が押し込まれ、離脱を規制された状態で嵌着できる。その際、プラグ本体141に延出部142を介して一体化して形成されている緩衝部11がパネル部Dの縦搖動端101の裏面に重ね合わされるように取付けられる。
この後、ベース部材22に枢支される屈曲レバー27の連結端部を不図示の制御棒を介してドアロック機構4のラッチ5に連結する。更に、キーシリンダ13の突端の解除レバー25に不図示の施錠制御棒を連結する。更に、その他のフロントドア1への付設部材の組付けを行ってフロントドア1の組み付けが完了する。
このようなフロントドア1及びリアドア2はドア端重合構造を採用するため、フロントドア1の縦搖動端101がリアドア2の縦基端201に前後方向Xにおいて所定の隙間txを保って対向し、ほぼ連続する外表面fdを保持できる。しかも、フロントドア1の縦搖動端101に対してドア厚さ方向Yでの隙間tyを介して車内側にリアドア2の縦基端201の前端重合縁202を配備する。このため、前後ドア1,2の外表面fdを連続面とすると共に走行抵抗を低減できる。
特に、フロントドア1の建付け調整不良や経時劣化等により、ドア閉操作時にフロントドア1のオーバーランが生じたとする。この場合、フロントドア1の縦搖動端101がリアドア2の前端重合縁202に対してドア厚さ方向Yから当接しようとするが、フロントドア1の縦搖動端101の裏面に配備された肉厚の緩衝部11のみがフロントドア1の前端重合縁202に当接して、弾性変形するので、フロントドア1のオーバーランが阻止される。しかも、フロントドア1の縦搖動端101の裏面がリアドア2の前端重合縁202に金属接触して異音を発したり、ドアの塗膜が剥離するという不具合を確実に防止できる。
ここでの緩衝部11は穴閉鎖プラグ14により位置ずれなく、確実にフロントドア1の縦搖動端101の裏面とリアドア2の前端重合縁202との間の隙間Tに支持されるため、長期にわたり耐久性よく緩衝機能を発揮できる。
特に、ここでの緩衝部11は単品として製作されるものでもなく、特別の取付け部材を用いるというものでもないので、穴閉鎖プラグ14の機能を損なうことなく一体化(一部品化)することができ、部品数増加を抑制でき、取付け作業を簡素化でき、コスト増を防止できる。
上述のところにおいて穴閉鎖プラグ14はドアハンドルの締結ボルト26の締結作業で用いる作業穴15に取付けられるものとして説明したが、本発明での作業穴はこれに限定されるものではない。即ち、ドアハンドルに対してキーシリンダが独立してアウタパネルに装着されるような場合におけるキーシリンダの組み付けで用いる組みつけ部材の作業穴でもよく、ドアロック機構や、それに連結される制御棒の組みつけに要する作業穴でも良く、これらの作業穴を閉鎖する穴閉鎖プラグに本発明を適用でき、これらの場合も図1の穴閉鎖プラグと同様の作用効果が得られる。
本発明の一実施形態としての穴閉鎖プラグを装備するフロントドアのドアハンドル取付け部近傍における切欠断面図である。 図1のフロントドア及び穴閉鎖プラグの切欠要部斜視図である。 図1のフロントドアを装備する車両の平面図である。 図3の車両に組み込まれるフロントドアとリアドアの拡大正面図である。 図1の穴閉鎖プラグがフロントドアに装着された状他イン部分切欠断面図である。 図1のフロントドアの後方視での概略図であり、(a)は後方視での概略側面図、(b)は後方視での概略縦断面図である。 従来のフロントドアの切欠図であり、(a)は第1従来例の後方視要部切欠断面図、(b)は第2従来例の後方視での要部切欠概略側面図である。
符号の説明
1 フロントドア
2 リアドア
4 ロック機構
9 ドアインナパネル
901 屈曲周縁部
11 緩衝片
12 ドアハンドル(ドア付設部材)
14 穴閉鎖プラグ
15 作業穴
142 延出部
101 回動端縁
202 前端重合縁
X 前後方向
Y ドア厚さ方向
T 隙間
O レバー部材の回動中心位置

Claims (2)

  1. ドアインナパネルの屈曲周縁部に形成されたドア付設部材組み付け用の作業穴に対し嵌着される穴閉鎖プラグにおいて、
    上記穴閉鎖プラグより延びる延出部の先端に緩衝片が形成され、同緩衝片が上記ドアの回動端縁と車体後方側に配備されるリアドアの前端重合縁とがドア厚さ方向で対向する隙間に介装されたことを特徴とする穴閉鎖プラグ。
  2. 請求項1記載の穴閉鎖プラグにおいて、
    上記作業穴は上記ドアのアウタパネルへのドアハンドル組み付け用のねじを締結するために形成されたことを特徴とする穴閉鎖プラグ。
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