JPH0629783Y2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents
光ピックアップ装置Info
- Publication number
- JPH0629783Y2 JPH0629783Y2 JP10249587U JP10249587U JPH0629783Y2 JP H0629783 Y2 JPH0629783 Y2 JP H0629783Y2 JP 10249587 U JP10249587 U JP 10249587U JP 10249587 U JP10249587 U JP 10249587U JP H0629783 Y2 JPH0629783 Y2 JP H0629783Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- pickup device
- optical pickup
- adhesive
- separator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は光ピックアップ装置、特に光ディスク装置また
は光学式記録再生装置に使用される光ピックアップ装置
の改良に関するものである。
は光学式記録再生装置に使用される光ピックアップ装置
の改良に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の光ピックアップ装置の光分離器の固定部
分を示すものであり、図において、光学薄膜(1)を表
面に有する光分離器(2)の裏面が、紫外線で硬化する
接着剤(4)にてホルダ(3)に固着されている。
分を示すものであり、図において、光学薄膜(1)を表
面に有する光分離器(2)の裏面が、紫外線で硬化する
接着剤(4)にてホルダ(3)に固着されている。
光分離器(2)をホルダ(3)に固着する方法は、ま
ず、光分離器(2)をホルダ(3)の接着剤(4)が塗
布されている接着面に押圧し、UV照射器(5)により
紫外線を照射する。
ず、光分離器(2)をホルダ(3)の接着剤(4)が塗
布されている接着面に押圧し、UV照射器(5)により
紫外線を照射する。
そして、前記UV照射器(5)より出射された、紫外線
は光分離器(2)を透過し、接着剤(4)に到達する。
したがって、接着剤(4)は紫外線に反応して硬化し、
その結果、光分離器(2)はホルダ(3)に強固に固着
される。
は光分離器(2)を透過し、接着剤(4)に到達する。
したがって、接着剤(4)は紫外線に反応して硬化し、
その結果、光分離器(2)はホルダ(3)に強固に固着
される。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の光ピックアップ装置は以上のように構成されてい
るが、光分離器をホルダに固着する際に、光分離器の表
面には光学薄膜が設けられており、該光学薄膜は紫外線
の透過率が低いので、接着剤を硬化させるためには、長
時間紫外線を照射しなければならないという問題点があ
った。
るが、光分離器をホルダに固着する際に、光分離器の表
面には光学薄膜が設けられており、該光学薄膜は紫外線
の透過率が低いので、接着剤を硬化させるためには、長
時間紫外線を照射しなければならないという問題点があ
った。
本考案は上記のような問題点を解消するためになされた
ものであり、短い照射時間で接着剤を硬化することがで
きる光ピックアップ装置を得ることを目的とする。
ものであり、短い照射時間で接着剤を硬化することがで
きる光ピックアップ装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る光ピックアップ装置は上記のような目的を
達成するために、光分離器の端部に面取りを行い、光学
薄膜の一部を除去したことを特徴とする。
達成するために、光分離器の端部に面取りを行い、光学
薄膜の一部を除去したことを特徴とする。
[作用] 本考案における光ピックアップ装置は光分離器の端部に
面取りを行うことにより、紫外線が透過し難い光学薄膜
の一部を除去し、容易に紫外線が接着剤に到達できるよ
うにしたことにより、接着剤を硬化させるための紫外線
照射時間が短縮できる。
面取りを行うことにより、紫外線が透過し難い光学薄膜
の一部を除去し、容易に紫外線が接着剤に到達できるよ
うにしたことにより、接着剤を硬化させるための紫外線
照射時間が短縮できる。
[実施例] 以下、本考案に係る光ピックアップ装置の好適な一実施
例を図面について説明する。第1図において、第3図従
来例を同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
例を図面について説明する。第1図において、第3図従
来例を同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
本考案の特徴事項は光分離器(2)であり、その端部の
面取りを行い、光学薄膜(1)の一部が除去されてい
る。
面取りを行い、光学薄膜(1)の一部が除去されてい
る。
UV照射器(5)より照射された紫外線は光分離器
(2)全体に照射される。従って、面取りを行った部分
は光学薄膜(1)が除去されているので、紫外線は容易
に光分離器(2)を通過し、接着剤(4)に到達する。
従って、接着剤(4)は反応が急速に進み、短時間で硬
化し、光分離器(2)とホルダ(3)とを強固に固定す
る。前記実施例では斜面取りによって光学薄膜を除去し
た例を示したが、第2図に示すように、面取りを平面に
削り取っても前記実施例と同様の効果を称する。
(2)全体に照射される。従って、面取りを行った部分
は光学薄膜(1)が除去されているので、紫外線は容易
に光分離器(2)を通過し、接着剤(4)に到達する。
従って、接着剤(4)は反応が急速に進み、短時間で硬
化し、光分離器(2)とホルダ(3)とを強固に固定す
る。前記実施例では斜面取りによって光学薄膜を除去し
た例を示したが、第2図に示すように、面取りを平面に
削り取っても前記実施例と同様の効果を称する。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、光分離器の端面を面取
りすることにより、光学薄膜の一部が除去され、紫外線
が透過し易くなり、接着剤の硬化時間を短縮できるとい
う効果を奏する。
りすることにより、光学薄膜の一部が除去され、紫外線
が透過し易くなり、接着剤の硬化時間を短縮できるとい
う効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例による光ピックアップ装置の
説明図、第2図は他の実施例による光ピックアップ装置
の説明図、第3図は従来の光ピックアップ装置の説明図
である。 図において、(1)は光学薄膜、(2)は光分離器、
(3)はホルダ、(4)は接着剤、(5)はUV照射器
を示す。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
説明図、第2図は他の実施例による光ピックアップ装置
の説明図、第3図は従来の光ピックアップ装置の説明図
である。 図において、(1)は光学薄膜、(2)は光分離器、
(3)はホルダ、(4)は接着剤、(5)はUV照射器
を示す。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】紫外線の透過率が低い光学薄膜を表面に有
する光分離器の裏面を、紫外線で硬化する接着剤にてホ
ルダ部に固着した光ピックアップ装置において、 前記光分離器は該光分離器の端部に面取りを行い、前記
光学薄膜の一部を除去したことを特徴とする光ピックア
ップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249587U JPH0629783Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | 光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249587U JPH0629783Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | 光ピックアップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS648226U JPS648226U (ja) | 1989-01-18 |
JPH0629783Y2 true JPH0629783Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31332454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10249587U Expired - Lifetime JPH0629783Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629783Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-03 JP JP10249587U patent/JPH0629783Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS648226U (ja) | 1989-01-18 |
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