JPH06297736A - 書込装置における記録体の保管及び保持装置 - Google Patents

書込装置における記録体の保管及び保持装置

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JPH06297736A
JPH06297736A JP9143593A JP9143593A JPH06297736A JP H06297736 A JPH06297736 A JP H06297736A JP 9143593 A JP9143593 A JP 9143593A JP 9143593 A JP9143593 A JP 9143593A JP H06297736 A JPH06297736 A JP H06297736A
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JP
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winding
recording
writing
recording body
recording medium
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Application number
JP9143593A
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English (en)
Inventor
Makoto Kobu
真 小夫
Masaki Yoshino
正樹 吉野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度により繰返し書換えが可能な感熱材料か
らなるシート状の記録体を用いて、記録体の持ち運びや
保管を行う際、記録体を強く折り曲げることがなくて、
記録体の支持体と感熱層との剥離や感熱層の裂けによる
傷が生じず、又指紋やごみの付着を軽減し、記録体に書
込まれた情報が欠落することがない書込装置における記
録体の保管及び保持装置を提供する。 【構成】 温度により可逆的に可視化する感熱材料から
なるシート状の記録体に情報を書込む書込部材と、記録
体を搬送する搬送部材とを具えた記録部を有する記録体
に情報を書込む書込装置において、箱状の記録体本体を
有し、その内部に外カバーと巻付芯とを具えた巻付部材
を設け、この巻付部材に記録体を巻付芯に巻付けて収納
し、この巻付部材を記録部の下部に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温度により可逆的に
可視化する感熱材料からなるシート状の記録体に情報を
書込む書込装置における記録体の保管及び保持装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録体は、温度により可逆的に可
視化するヒステリシス特性を有する熱可逆性感熱材料を
用いて構成され、この感熱材料は、加熱温度で白濁状態
と透明状態、又は発色状態と消色状態の少なくとも2つ
の状態を取り得るものである。このような感熱材料の温
度に対する可視化の状態を図21,22に示した。図21のグ
ラフの縦軸は透明又は白濁の状態で、横軸は感熱材料を
加熱する温度を示す。最初に白濁状態Aにある記録体
を、室温から温度T1まで昇温すると、感熱材料は透明
状態Bになる。この状態で温度を室温まで下げても、透
明状態Bが保持される。温度T1から感熱材料の温度を
更に加熱して温度T2にした後、室温近傍に温度を下げ
ると、感熱材料は温度T0以下から白濁状態Aになり、
室温で白濁状態Aが保持され、可視的な2状態が確保で
きる。又、別の感熱材料の特性を図22に示す。図22のグ
ラフの縦軸は消色、発色の状態で、横軸は感熱材料を加
熱する温度を示す。最初に消色状態Dにある記録体を、
室温から温度T1′を通過してT2′まで昇温すると、感
熱材料は発色状態Cになる。温度T2′にある感熱材料
を室温まで下げると、発色状態Cが保持され、温度
0′以下で室温近傍の発色状態Cにある感熱材料を、
温度T0′を通過し温度T1′まで昇温すると、点線で示
すように濃度が下がり消色状態Dになり、再度、感熱材
料の温度を室温に下げると消色状態Dが保持される。温
度T1′から更にT2′まで昇温すると、感熱材料は発色
状態Cになり、室温を下げても発色状態Cが保持され
る。このような特性を示す感熱材料は、高分子母材中に
低分子物を分散保持させて膜として図23に示すように感
熱層51を形成して記録体2を構成する。この場合、低分
子物を0.1μm〜5μmの粒子にして、その粒子の結晶状
態が多結晶であれば入射光が多結晶で散乱し、白濁状態
Aになる。粒子の結晶状態が比較的大きな結晶となれ
ば、入射光が結晶で散乱することなく透明状態Bにな
る。又別の感熱材料で消色と発色の状態が繰り返される
ものは、発色剤、顕消色剤、バインダで構成される。こ
のような感熱材料を樹脂シートなどの支持体50の上に塗
布してシート状(B5以上の文書用紙の大きさ)、カー
ド状(A5以下の文書用紙の大きさ)、又はベルト状
(文書用紙複数枚分)の記録体2にしたものを用い、加
熱部材である書込部材又は消去部材で昇温すると、感熱
材料が可視的変化を起こし、感熱材料が室温近傍に下が
ってもその状態を保持し、記録体2への情報の書込みと
消去とが行われる。書込と消去との情報信号は既存の書
込消去制御装置のそれぞれの信号が書込部材と消去部材
とにそれぞれ入力されて行われる。なお52は接着層、53
は樹脂層、54は耐熱層をそれぞれ示す。
【0003】従来より情報の書込装置として、インクリ
ボンを使って普通紙に印字するサーマル転写方式、サー
マル紙への直接印字方式、インクジェット方式等のプリ
ンタやファクシミリが普及し、小型低コストの機器も市
販されている。又前記のような記録体を用いた書込装置
は、シート状の記録体に情報を書込む書込部材と、記録
された情報を消去する熱ローラと、情報が書込まれた記
録体を表示状態に保持する保持部とを有するものが用い
られている。又無端ベルト状の記録体に情報を書込部材
で書込んで、機体に配設された記録体の駆動ローラと従
動ローラとの間に張架して表示状態にし、書込んだ情報
を非表示面側で消去するために、発熱体及び冷却器を設
けた表示装置が開示されていて、この表示装置は熱ヒス
テリシス特性を有する可視化の2レベルの記録状態を保
持するために、表示面側を常時加熱するための保温体を
具えているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のプ
リンタやファクシミリは、それに使用する普通紙やサー
マル紙は情報の消去ができなくて、その再利用ができ
ず、記録媒体の資源の有効利用が不十分であり、又前記
のような従来の書込装置は、シート状の記録体を使用
し、記録体の持ち運びや保管を行う際、記録体を複数枚
綴じて記録体をめくる場合、強い折り曲げがされると、
樹脂の支持体と感熱層の剥離や感熱層での裂けによる傷
が生じ、又指紋やごみなどが付着し、記録体に書込まれ
た情報の欠落を生じるという問題がある。
【0005】そこでこの発明の目的は、温度により繰返
し書換えが可能な感熱材料からなるシート状の記録体を
用いて、記録体の持ち運びや保管を行う際、記録体を複
数枚綴じて記録体をめくることがなくて、記録体の強い
折り曲げがされず、記録体の支持体と感熱層の剥離や感
熱層の裂けによる傷を生じることがなく、又指紋やごみ
の付着を軽減し、記録体に書込まれた情報が欠落するこ
とがない書込装置における記録体の保管及び保持装置を
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1の発明は、温度によ
り可逆的に可視化する感熱材料からなるシート状の記録
体に情報を書込む書込部材と、箱状の記録部本体を有
し、その内部に記録体を搬送する搬送部材を具えた記録
部を有する記録体に情報を書込む書込装置において、外
カバーと巻付芯とを具えた巻付部材を設け、この巻付部
材に記録体を巻付芯に巻付けて収納し、この巻付部材を
記録部の下部に装着することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、温度により可逆的に可視化する感熱
材料からなるシート状の記録体に情報を書込む書込部材
と、箱状の記録部本体を有し、その内部に記録体を搬送
する搬送部材を具えた記録部を有する記録体に情報を書
込む書込装置において、記録部本体の上方に設けた開口
部を挟んでホルダーと背面板とを対向させて設け、ホル
ダーの下端に蓋部材の上端を枢支し、搬送ローラ対から
なる搬送部材の1つのローラと、書込部材に対峙して設
けられた押圧部材とを蓋部材に設け、記録体を記録部に
装着する際、蓋部材を開いて、記録体の先端部を書込部
材と押圧部材との間、搬送ローラ対の間、及びホルダー
と背面板との間に挾み込み、蓋部材を閉じることを特徴
とするものである。請求項3の発明は、請求項1又は2
の発明において、巻付部材が書込装置から外されている
とき、巻付芯と外カバーとが互いに回転しないように固
定する固定部材を巻付芯と外カバーとの間に着脱自在に
設けたものである。請求項4の発明は、請求項1又は2
の発明において、記録体に、表示する画面の大きさの1
画面分ごとに切断マークを設け、複数枚分の記録体を巻
付芯に巻付けて巻付部材に収納し、この巻付部材を記録
部に装着し、先端にある1画面の記録体への情報の書換
え回数が所定の回数に達した際、その1画面を切断マー
クから切断して除去し、新しい記録体を引き出して使用
するものである。請求項5の発明は、温度により可逆的
に可視化する感熱材料からなるシート状の記録体に情報
を書込む書込部材と、箱状の記録部本体を有し、その内
部に記録体を搬送する搬送部材を具えた記録部を有する
記録体に情報を書込む書込装置において、外カバーと複
数の巻付芯とを具えた巻付部材を設け、1つの巻付芯に
記録体を、他の巻付芯に着色シートを巻付けて巻付部材
に収納して記録部の下部に装着し、記録体と着色シート
とがそれぞれ引き出されることを特徴とするものであ
る。請求項6の発明は、請求項5の発明において、複数
の巻付芯を具えた巻付部材は、その巻付芯方向において
巻付芯どうしの中間部で分割され、分割された一方の筒
体部に凸部を設け、分割された他方の筒体部に前記凸部
に嵌合する凹部を設け、前記凸部と凹部とを嵌合させ
て、両者が着脱可能に一体的に組付けられているもので
ある。請求項7の発明は、請求項1又は5の発明におい
て、巻付芯を有する巻取部材を設け、巻付部材と巻取部
材との間に支枠を設け、それぞれの記録体を取り出す開
口部を対向させて一体的に装着していることを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】前記のようなこの発明において、請求項1の発
明は、前記のような書込装置において、記録体を巻付芯
に巻付けて巻付部材に収納し、巻付部材を記録部の下部
に装着し、記録体を引き出して書込部材で情報を書込ん
で表示する。請求項2の発明は、前記のような書込装置
において、記録部本体の上方に設けた開口部を挟んでホ
ルダーと背面板とを対向させて設け、搬送ローラ対から
なる搬送部材の1つのローラと、書込部材に対峙して設
けられた押圧部材とを蓋部材に設け、ホルダーの下端に
蓋部材の上端を枢支していて、この蓋部材を開いて、記
録体の先端部を書込部材と押圧部材との間、搬送ローラ
対の間、及びホルダーと背面板との間に挾み込み、蓋部
材を閉じて記録体を記録部に装着する。請求項3の発明
は、固定部材を巻付芯と外カバーとの間に固定部材を着
脱自在に設けていて、巻付部材が書込装置から外されて
いるとき、固定部材を巻付芯と外カバーとの間に装着し
て巻付芯と外カバーとが互いに回転しないように固定す
る。請求項4の発明は、記録体に、表示する画面の大き
さの複数枚分の記録体を巻付芯に巻付けて巻付部材に収
納して記録部に装着し、先端にある1画面の記録体への
情報の書換え回数が所定の回数に達した際、その1画面
を1画面分ごとに設けられた切断マークから切断して除
去し、新しい記録体を引き出して使用する。請求項5の
発明は、前記のような書込装置において、巻付部材が複
数の巻付芯を具えていて、1つの巻付芯に記録体を、他
の巻付芯に着色シートを巻付けて巻付部材に収納してそ
れを記録部の下部に装着し、記録体と着色シートとをそ
れぞれの巻付芯から引き出し、記録体に情報の書込みを
行い両者の表示を行う。請求項6の発明は、複数の巻付
芯を具えた巻付部材は、その巻付芯方向において巻付芯
どうしの中間部で分割され、分割された一方の筒体部に
凸部を設け、分割された他方の筒体部に前記凸部に嵌合
する凹部を設けていて、前記凸部と凹部とを嵌合させ
て、両者を一体的に組付けて複数の巻付芯を具えた巻付
部材にして、1つの巻付芯に消耗品である記録体を巻付
け、他の巻付芯に耐久品である着色シートを巻付けて装
着し、記録体と着色シートとを分離して記録体のみの交
換を行う。請求項7の発明は、巻付芯を有する巻取部材
を設け、巻付部材と巻取部材との間に支枠を設けてい
て、この支枠の両端に、それぞれの記録体を取り出す開
口部を対向させて、巻取部材と巻付部材とを配設して一
体的に装着し、記録体又は着色シートを表示の状態にす
る。
【0008】
【実施例】この発明の第1実施例の書込装置1は図1〜
9に示すようであって、書込装置1は、温度により可逆
的に可視化する感熱材料からなるシート状の記録体2
(以下記録体2という)に情報を書込む書込部材3と、
箱状の記録部本体4を有し、その内部に記録体2を搬送
する搬送ローラ対5からなる搬送部材を具えた記録部6
を有し、この記録部6の下部に巻付部材7を装着するも
のである。また記録部本体4の上方に設けた開口部8を
挟んで、記録体2を導入する背面板9とホルダー10とを
対向させて設け、蓋部材11の上端をホルダー10の下端に
枢支し、搬送部材は搬送ローラ対5からなり、搬送ロー
ラ対5の1つのローラと、書込部材3に対峙して設けた
押圧部材12とを蓋部材11に設ける。
【0009】記録体2を収納した巻付部材7を記録部6
の下部に装着し、図2に示すように蓋部材11を開いて、
そこに巻付部材7から引き出した記録体2の先端部を挿
入し、書込部材3と押圧部材12との間、及び搬送ローラ
対5、並びにホルダー10と背面板9との間に記録体2を
挾込んで、図3に示すように蓋部材11を閉じ、書込部材
3で情報を書込んで、搬送ローラ対5でホルダー10と背
面板9との間に搬送して表示の状態にする。この場合、
搬送ローラ対5の記録体2への圧接は持続されている。
書込部材3の書込制御は、図示しないファックス、ワー
プロ、パソコン、スキャナー、CD読取装置等の装置か
らの書込信号が書込部材3に入力されて行われる。
【0010】第1実施例における巻付部材7は図4〜7
に示すようであって、巻付部材7は第1外カバー15と、
第2外カバー16とで構成された外カバー17と、巻付芯18
とからなり、図5に示すように第1外カバー15と、第2
外カバー16とは図示しない係止部材を嵌合させて一体的
に装着されている。巻付芯18は第1外カバー15と第2外
カバー16とに設けられている嵌合軸受19に巻付芯18の軸
31が頭部20を有する嵌合軸21によって装着され、巻付芯
18に記録体2が巻付けられ、更に嵌合軸21にはぜんまい
ばね22を格納したぜんまいばねケース23が嵌込まれてい
る。ぜんまいばね22の両端はぜんまいばねケース23から
外方に出されていて、ぜんまいばね22の中心側の端部24
を嵌合軸21に設けられたスリット25に係止し、他端部27
はU字状に折り曲げて第2外カバー16の内側に設けられ
たぜんまいばね引掛部材26に引掛けてぜんまいばね22が
取付けられている。このような構成であるから、記録体
2はぜんまいばね22によって常に巻付芯18に巻込まれる
ように付勢されていて、搬送ローラ対5が記録体2を巻
付部材7側に送ると、記録体2はたるむことがなく巻付
芯18に巻付けられる。ぜんまいばね22は図7に示すよう
に定荷重ばね29を用いてもよい。また巻付部材7には記
録体2を引き出す巻付部材開口部13が設けられていて、
巻付部材開口部13に巻付部材7内にごみや異物が入り込
まないように、記録体2を押え込んでいる図示しない密
着部材がその全幅に設けられている。
【0011】図4,6に示すように、巻付部材7の両端
面より内側に位置して、嵌合軸21の頭部20が露呈してい
て、巻付部材7を記録部6の下部に装着すると、巻付芯
18を回転させる図示しない駆動機構が嵌合軸21に結合さ
れるようになっている。
【0012】巻付芯18と外カバー17とが互いに自由回転
しないように固定するコ形の固定部材30が、巻付芯18
と、第1外カバー15または第2外カバー16のいずれかの
所定位置に設けられた固定部材取付穴に着脱自在に嵌合
できるようになっている。この固定部材30が取付けられ
た場合、巻付部材7が記録部6に装着できない構成とな
っている。この固定部材30を用いると、工場からユーザ
が使用を開始するまで、搬送中などに記録体2どうし、
又は記録体2と巻付芯18や外カバー17とが記録体2のた
るみで余計な擦れ合いをなくし、記録体2の傷の発生等
を防止することができる。
【0013】巻付部材7を記録部6に装着する前の状態
を図3に示し、記録体2の先端が巻付部材開口部13から
引き出せるように保持されていて、巻付部材7が本体に
収納され、図3に示す蓋部材11が閉鎖された状態におい
て、巻付部材7を記録部本体4に固定するため、蓋部材
11の下端の巻付部材固定部35に弾性を有する固定部材36
を設け、記録部本体4に巻付部材7が装着された際、固
定部材36が巻付部材開口部13の隣接した平らな部分37に
当接して、記録部本体4の下部奥側に巻付部材7を押付
け、巻付部材開口部13が設けられている平らな部分38と
記録部本体4の平面部分39とが当接し、かつ、記録部本
体4の巻付部材7収納部の奥方の形状は巻付部材7の外
カバー17の外形形状に合わせてあるので、簡単な構造で
装着性が良好である。また、固定部材36が巻付部材7の
平らな部分37を押付けるだけのものに限らず、記録部本
体4の台座40まで届くように形成し、装着された巻付部
材7の前半面部分を記録部本体4に押付けるようにして
もよい。
【0014】巻付部材7の巻付芯18にぜんまいばね17を
組込み、記録体2が常に巻付芯18に巻付けられる力が働
く構造であるから、蓋部材22を閉鎖したままで記録体2
を交換する場合、又は新たに巻付部材7を記録部本体4
に装着する際は、記録体2を巻付部材7から引き出して
搬送ローラ対5を手動又は自動装置で回転させ、記録体
2の先端を搬送ローラ対5にクランプさせればよい。記
録部本体4から巻付部材7を外す際は、装着時と同様に
搬送ローラ対5を装着のときとは逆回転させて記録体2
を外して行う。又は、搬送ローラ対5のクランプを解除
して外してもよい。
【0015】記録体2の先端に設けたガイド突起部材45
は、巻付部材開口部13から巻付部材7内に記録体2を巻
込むのを防止することと、このガイド突起部材45に合わ
せてホルダー10内面に設けられた図示しないガイド溝に
ガイド突起部材45をスライドさせてホルダー10内を記録
体2が往復動する際のガイドの役目をさせている。
【0016】記録体2を巻付部材7に収納する長さは、
ホルダー10で表示する画面大きさの複数枚分としてい
て、先端にある第1画面の記録体2の書換え回数が所定
の回数に達した際、その第1画面を切断し、新しい画面
分の記録体2を引き出して所定の回数だけ使用する。こ
の時の長尺な記録体2は、1画面分がホルダー10でA4
サイズが表示できるならば、最短の長さが用意され、1
画面分毎の終端には図8に示すように、切断マーク46
と、ガイド突起部材45が有する突起を挿入する突起取付
穴47とを設け、この切断マーク46は浅い溝で形成されて
いて切断位置を示すとともにそこから切断しやすくして
いる。第2画面目の突起取付穴47は、第1画面が廃棄さ
れた際、第1画面の突起取付穴47に取付けられたガイド
突起部材45をそこに付け替えるためのものである。ガイ
ド突起部材45が2個の分離した個別の部材でなく、記録
体2の幅の直線状の1本のものに形成し、ガイド突起部
材45を第2画面目に付替えたとき、ガイド突起部材45の
頂部を第1画面の記録体2の切断マーク46の代わりの治
具とすることができる。またガイド突起部材45を記録体
2の先端に装着して巻付部材開口部13から巻付部材7内
に記録体2が巻込まれるのを防止する。
【0017】ホルダー10に表示状態となっている記録体
2に書込まれた情報を図1に示す矢印方向から視認する
ためにホルダー10の表示領域は透明の部材で構成されて
いるが、その表面は外部からの光の反射を防止して視認
者が情報を見やすくするため、透明度が確保できる程度
を保って凹凸を付けたり、薄層の多層膜を形成するなど
の表面加工が施されている。また、ホルダー10の内面に
対向して、有色板、反射板、光導波路板、又は発光体板
のいずれかで構成された背面板9を記録体2が通過でき
る間隔を設けて配置する。なお背面板9をホルダー10と
することもできる。
【0018】光導波路板は、数mmのアクリル板を使った
場合、光導波路板の左右に光源を配置し、表示面の全領
域を照明するものであり、光源には冷陰極蛍光管や発光
ダイオード等を1列に並べて設けている。発光体板はエ
レクトロルミネッセンス(EL)を用いて、表示面の全
領域が発光するものである。光導波路板又は発光体板の
内側面には、光導波路板又は発光体板からある方向にの
み光を射出するマイクロルーバ(3Mの商品名)を設置
すると、記録体2に情報が書込まれた部分と書込まれな
い部分の輝度差を大きくして見やすくすることができ
る。
【0019】この実施例に用いる感熱材料からなる記録
体2の構成は、図9に示すようであるが、温度で可逆的
に可視化する感熱材料を20μm〜0.5mmの樹脂の支持体50
上に2μm〜20μmの厚さに塗布して感熱層51とし、その
上にラミネート層となる接着層52、ポリエチレンテレフ
タレート等の樹脂層53と、更に耐熱層54とを設け、ラミ
ネート層と耐熱層54とで5μm以下の層を形成する。耐
熱層54の上にスクリーン印刷で文字やパターンを印刷す
ることも可能である。このように構成した記録体2を所
定のサイズごとに切断マーク46を設けて複数枚分巻付芯
18に最終端を取付けて巻込み、外カバー25内に収納し、
記録体2の先端を巻付部材開口部13から引き出して用
い、情報の書換えが所定回数行われ、使用済になった記
録体2は切断マーク46から切断し、新しい記録体2を引
き出し、その先端の所定の位置に設けられた突起取付穴
47にガイド突起部材45の突起を嵌合させてガイド突起部
材45を装着する。この切断マーク46をミシン目や、凹溝
にして設け、カッター、はさみ、又は手で折曲げて切断
する。なお、記録体2に書込まれた情報をスクロールし
て表示するのは、嵌合軸21を図示しないモータで回転さ
せればよい。
【0020】記録体2が図9に示すように支持体50の下
側にスペーサ55と、着色体からなる着色層57とを設けた
層構成であると、背面板9を設置しなくても、情報を見
やすい状態にすることができる。スペーサ55は10μm〜3
00μmの球状が揃った樹脂球やガラス球で、それを接着
剤で固着して空気層56ができるようにしたものである。
また図9の層構成において、感熱層51と支持体50との間
にスペーサ55によって形成される空気層56と着色層57と
を設けてもよい。要するにこの構成は、オペレータが記
録体2を視認する側から、感熱層51と着色層57との間に
空気層56を設けることによって、可視化状態のSN比を
向上させているものである。
【0021】図10に示す第2実施例は書込部材3の記録
体搬送方向上流側に消去部材60を設けたものである。こ
の消去部材60は対向する1対の発熱体61,62で構成され
ていて、その間を記録体2が通過するようになってい
る。1対の発熱体61,62のうちの1個の発熱体61を蓋部
材11に取付け、蓋部材11の開閉とともに他の発熱体62に
離隔、又は接近させる。また消去部材60は書込部材3の
記録体搬送方向下流側に位置して設けてもよい。すなわ
ち、搬送ローラ対5、書込部材3、消去部材60の配置の
順序は特定の得意性を有していないので、変更してもよ
く、それらの配設は任意に行うことができる。
【0022】このように専用の消去部材60を設けること
によって、記録体2に書込まれた情報の消去の速度が上
る。消去部材60は図21,22の特性の感熱材料で記録体2
が走行している際、記録体2の種類と地肌の状態に合わ
せ、記録体2が消去部材60を通過するとき、記録体2の
温度がT1,T2,T1′,T2′になるように図示しない
制御装置で通電電力が制御されている。発熱体61,62の
材料は、ニッケルクロムやステンレスの金属を電着や金
属箔であったり、導電性ポリマー、微量の希土類元素を
加え炉で焼き固めたセラミック半導体、酸化インジウム
(ITO)等を用いる。
【0023】図11,12に示す第3実施例は、前記の1つ
の巻付芯18を有する巻付部材7を2個合わせたものであ
る。それは複数個の巻付芯18を具え、1つの巻付芯18に
記録体2を巻付け、他の巻付芯18に着色シート63を巻付
けて巻付部材7に収納し、それを記録部本体4に装着
し、記録体2と着色シート63とをそれぞれ巻付部材7か
ら引き出して用いるものである。図11,12においては、
右側は記録体2を納め、左側は着色シート63が納められ
ている。書込み時は記録体2のみ引き出し、矢印の方向
が記録体2に書込まれた情報を視認する方向になる。ま
た巻付部材開口部13から着色シート63が内部に引き込ま
れないように、着色シート63の先端にストッパ64を設け
る。
【0024】第1,2実施例において、背面板9とホル
ダー10とを取り外しができる構成として、背面板9を取
り外して、投光タイプのOHPを用いて、表示領域の情
報を投影することができ、また、背面板9とホルダー10
とを取り外して、記録体2の巻付芯18に巻込まれた長さ
全長に連続して情報の書込みを行い、表示をすることも
できる。
【0025】記録体2と着色シート63がそれぞれの巻付
芯18に取付けられていて、ひとつの巻付部材7に収納さ
れ、記録体2と着色シート63が個別に巻付部材7から引
き出されるが、記録体2と着色シート63とを個別に用い
る必要のない用途にあっては、記録体2と着色シート63
とを1つの巻付芯18に重巻きにして巻付けて両者を同時
に引き出す方式にすれば巻付部材7が簡略化され、安価
にすることができる。
【0026】図13,14に示す第4実施例は、第3実施例
の複数の巻付芯18,18′を具えた巻付部材7が記録体2
と着色シートとの部分が分離できない構成であるのに対
して、両者を分離できる構成にしたものである。すなわ
ち、複数の巻付芯18,18′を具えた巻付部材7を巻付芯
18,18′の方向において巻付芯18,18′の中間部を分割
し、分割された一方の筒体部67に凸部65を設け、分割さ
れた他方の筒体部68にそれに嵌合する凹部66を設け、そ
の凸部65と凹部66とをスライドさせて組付けて一体構造
のものにする。このような構成であるから、記録体2と
着色シート63とがそれぞれ巻付芯18,18′に取付けられ
て巻付部材7に収納され、記録体2の使用回数が予め設
定された数を越えた際、消耗品である記録体2を収納し
た部分だけを交換することができるので作業性が良好で
ある。
【0027】巻付部材開口部13に記録体2を引き出した
際に、記録体2がその位置で動かないようにクランプす
る図示しないクランプ部材を設けている。そのクランプ
部材の材質はそれと記録体2との摺擦で静電気が発生し
ないような電気的低抵抗のものを用いる。
【0028】図15,16に示す第5実施例は、巻取部材外
カバー71と巻付芯18とからなる記録体2を巻き取る巻取
部材70を、巻取部材開口部72と巻付部材開口部13とを対
向させて、巻付部材7に装着したものである。巻取部材
70には取付部材73と、巻付部材7には受部材74とをそれ
ぞれ設け、取付部材73と受部材74とを嵌合させて巻付部
材7と巻取部材70とを組付け、巻付部材7と巻取部材70
との巻付芯18には記録体2の両端が両方の巻付芯18から
離脱しないように装着し、また着色シート63の先端に設
けられたストッパ64を巻取部材70のストッパ受部材75に
固定して運搬又は保管保持すれば、保管及び運搬中に記
録体2及び着色シート63にごみ、すり傷、折損などを生
じることがない。そして巻取部材70を巻付部材7から離
隔し、別に設けられている書込部材3で記録体2に情報
を書込んで記録体2と着色シート65とを表示の状態にす
ることができる。この情報の書込みは記録体2の巻付芯
18に巻込まれた長さ全長に連続して行ってもよい。
【0029】図16に示す巻付部材7と巻取部材70とが離
隔された状態は、巻取部材70に設けられたストッパ受部
材75に着色シート63のストッパ64が引掛けてあり、巻付
部材7と巻取部材70とが離隔した際、記録体2と着色シ
ート63とが引き出される。この状態は記録体2に書込ま
れた情報を直視するタイプであって、記録体2への情報
の書込みや消去は記録体2のみを引き出して行う。
【0030】図17に示す第6実施例は、巻取部材70と巻
付部材7との間に伸縮自在な支枠80を設けたものであ
る。この支枠80は支枠80の基台81の両端に設けられた中
空体の基枠82と、それに嵌入させる複数本の伸枠83と、
基枠82と伸枠83との最先端に設けられた上枠84とから構
成され、基枠82に伸枠83を嵌入させて巻付部材7と巻取
部材70との間隔が、図18,19に示すように、伸縮自在な
構成とする。また巻取部材70と巻付部材7とが対向した
際、それぞれの開口部72,13が対向する位置に配置し
て、巻取部材70に設けられた取付部材73を、上枠84に設
けられた受部材74に嵌入して両者を組付ける。記録体2
の装着は第5実施例と同様であり、巻取部材70のストッ
パ受部材75に着色シート63のストッパー64を係止する。
また基台81に巻付部材7の受部材74に嵌入する爪部を有
する固定フック部材85を設けて、巻付部材7が装着され
たとき、巻付部材7の受部材74に前記爪部を嵌入してそ
れを固定し、支枠80を適宜伸縮して、所望のサイズに対
応させて表示領域を変えて用いる。この伸縮の作動を容
易にするために定荷重ばねを適宜基枠82と伸枠83との間
に設けてもよい。
【0031】記録体2の白濁部分は、OHP90で投影す
ると光が遮光され黒いパターンになるので、OHP90の
原稿として用いることができる。このことから、直視タ
イプに適用したものは図16に示すようであって、投光タ
イプに適用したものを図20に示す。投光タイプに用いる
場合は、支枠80に巻付部材7と巻取部材70とを一体的に
装着してOHP90の原稿台面上に原稿台面と記録体2が
接触しないようにスペーサ等を介して載置し、スクリー
ンに情報を投影するものである。
【0032】
【発明の効果】この発明は、前記のようであって、請求
項1の発明は、温度により可逆的に可視化する感熱材料
からなるシート状の記録体に情報を書込む書込部材と、
箱状の記録部本体を有し、その内部に記録体を搬送する
搬送部材を具えた記録部を有する記録体に情報を書込む
書込装置において、外カバーと巻付芯とを具えた巻付部
材を設け、この巻付部材に記録体を巻付芯に巻付けて収
納し、この巻付部材を記録部の下部に装着するので、記
録体の交換の操作性の向上が図れ、記録体の強い折曲げ
がされず、記録体の支持体と感熱層との剥離や、感熱層
の裂傷が生じず、記録体へのごみや指紋の付着が少なく
なり、それによるサーマルヘッドへのダメージを防止で
き、書込まれた情報が欠落することがなく、書込装置及
び記録体の耐久性が増すという効果があ。請求項2の発
明は、温度により可逆的に可視化する感熱材料からなる
シート状の記録体に情報を書込む書込部材と、箱状の記
録部本体を有し、その内部に記録体を搬送する搬送部材
を具えた記録部を有する記録体に情報を書込む書込装置
において、記録部本体の上方に設けた開口部を挟んでホ
ルダーと背面板とを対向させて設け、ホルダーの下端に
蓋部材の上端を枢支し、搬送ローラ対からなる搬送部材
の1つのローラと、書込部材に対峙して設けられた押圧
部材とを蓋部材に設け、記録体を記録部に装着する際、
蓋部材を開いて、記録体の先端部を書込部材と押圧部材
との間、搬送ローラ対の間、及びホルダーと背面板との
間に挾込み、蓋部材を閉じるので、記録体の装着ミスを
生じることがなく、記録体交換の操作性の向上がはかれ
るという効果がある。請求項3の発明は、巻付部材が書
込装置から外されているとき、巻付芯と外カバーとが互
いに回転しないように固定する固定部材を巻付芯と外カ
バーとの間に着脱自在に設けたので、搬送中などに記録
体どうし、記録体と巻付芯や外カバーとが擦れ合うこと
がなくて、記録体の傷の発生を防止することができると
いう効果がある。請求項4の発明は、記録体に、表示す
る画面の大きさの1画面分ごとに切断マークを設け、複
数枚分の記録体を巻付芯に巻付けて巻付部材に収納し、
この巻付部材を記録部に装着し、先端にある1画面の記
録体への情報の書換え回数が所定の回数に達した際、そ
の1画面を切断マークから切断して除去し、新しい記録
体を引き出して使用することができるので、巻付部材に
収納された1本の記録体のコストパフォーマンスを上げ
ることができるという効果がある。請求項5の発明は、
温度により可逆的に可視化する感熱材料からなるシート
状の記録体に情報を書込む書込部材と、箱状の記録部本
体を有し、その内部に記録体を搬送する搬送部材を具え
た記録部を有する記録体に情報を書込む書込装置におい
て、外カバーと複数の巻付芯とを具えた巻付部材を設
け、この巻付部材の1つの巻付芯に記録体を、他の巻付
芯に着色シートを巻付けて巻付部材に収納して記録部の
下部に装着し、記録体と着色シートとがそれぞれ引き出
されるので、記録体だけ取り出して表示することもでき
て、表示の際の構成部品の簡略化ができて、書込装置の
低コスト化をはかることができるという効果がある。請
求項6の発明は、複数の巻付芯を具えた巻付部材は、そ
の巻付芯方向において巻付芯どうしの中間部で分割さ
れ、分割された一方の筒体部に凸部を設け、分割された
他方の筒体部に前記凸部と嵌合する凹部を設け、前記凸
部と凹部とを嵌合させて、両者が着脱可能に一体的に組
付けられているので、消耗品である記録体と耐久品であ
る着色シートとを分離して、記録体のみの交換が簡単に
行うことができ、かつ、着色シートの有効活用ができて
低コスト化をはかることができるという効果がある。請
求項7の発明は、巻付芯を有する巻取部材を設け、巻付
部材と巻取部材との間に支枠を設け、それぞれの記録体
を取出す開口部を対向させて一体的に装着しているの
で、巻付部材と巻取部材ごと提示物やOHPに載置して
装着できて機能の拡大ができ、表示の際の構成部品の簡
略化と、低コスト化とを図ることができ、また大型の表
示面積の記録体の扱いが有効にできるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の概略縦断面図である。
【図2】同上の蓋部材を開放した状態を示す図である。
【図3】同上の蓋部材を閉鎖した状態を示す図である。
【図4】同上の巻付部材の概略斜視図である。
【図5】同上の巻付部材の分解図である。
【図6】同上の図2の6−6における概略縦断面図であ
る。
【図7】同上の巻付部材に定荷重ばねを用いた概略縦断
面図である。
【図8】同上の記録体の切断マークと突起取付穴を示す
図である。
【図9】同上の記録体の縦断面図である。
【図10】同上の第2実施例の概略縦断面図である。
【図11】同上の第3実施例の概略斜視図である。
【図12】同上の巻付部材に記録部が装着されている概
略縦断面図である。
【図13】同上の第4実施例の概略縦断面図である。
【図14】同上の巻付部材どうしが組付けられる状態を
示す斜視図である。
【図15】同上の第5実施例の概略縦断面図である。
【図16】同上の巻取部材が巻付部材から離隔した状態
を示す概略縦断面図である。
【図17】同上の第6実施例の概略縦断面図である。
【図18】同上の支枠の基枠に伸枠が挿入された状態を
示す概略縦断面図である。
【図19】同上の支枠の基枠から伸枠が引き出された状
態を示す概略縦断面図である。
【図20】同上の装置をOHPに装着し情報を投影する
状態を示す概略縦断面図である。
【図21】従来の温度によって透明と白濁とを可逆的に
繰り返す感熱材料の特性図である。
【図22】同上の温度によって発色と消色とを可逆的に
繰り返す感熱材料の特性図である。
【図23】同上の感熱材料を用いた感熱層を有する記録
体の概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 書込装置 2 記録体 3 書込部材 4 記録体本体 5 搬送ローラ対 6 記録部 7 巻付部材 8 開口部 9 背面板 10 ホルダー 11 蓋部材 12 押圧部材 17 外カバー 18 巻付芯 30 コの字形固定部材 46 切断マーク 63 着色シート 70 巻取部材 80 支枠

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度により可逆的に可視化する感熱材料
    からなるシート状の記録体に情報を書込む書込部材と、
    箱状の記録部本体を有し、その内部に記録体を搬送する
    搬送部材を具えた記録部を有する記録体に情報を書込む
    書込装置において、外カバーと巻付芯とを具えた巻付部
    材を設け、この巻付部材に記録体を巻付芯に巻付けて収
    納し、この巻付部材を記録部の下部に装着することを特
    徴とする記録体の保管及び保持装置。
  2. 【請求項2】 温度により可逆的に可視化する感熱材料
    からなるシート状の記録体に情報を書込む書込部材と、
    箱状の記録部本体を有し、その内部に記録体を搬送する
    搬送部材を具えた記録部を有する記録体に情報を書込む
    書込装置において、記録部本体の上方に設けた開口部を
    挟んでホルダーと背面板とを対向させて設け、ホルダー
    の下端に蓋部材の上端を枢支し、搬送ローラ対からなる
    搬送部材の1つのローラと、書込部材に対峙して設けら
    れた押圧部材とを蓋部材に設け、記録体を記録部に装着
    する際、蓋部材を開いて、記録体の先端部を書込部材と
    押圧部材との間、搬送ローラ対の間、及びホルダーと背
    面板との間に挾み込み、蓋部材を閉じることを特徴とす
    る記録体の保管及び保持装置。
  3. 【請求項3】 巻付部材が書込装置から外されていると
    き、巻付芯と外カバーとが互いに回転しないように固定
    する固定部材を巻付芯と外カバーとの間に着脱自在に設
    けた請求項1又は2の記録体の保管及び保持装置。
  4. 【請求項4】 記録体に、表示する画面の大きさの1画
    面分ごとに切断マークを設け、複数枚分の記録体を巻付
    芯に巻付けて巻付部材に収納し、この巻付部材を記録部
    に装着し、先端にある1画面の記録体への情報の書換え
    回数が所定の回数に達した際、その1画面を切断マーク
    から切断して除去し、新しい記録体を引き出して使用す
    る請求項1又は2の記録体の保管及び保持装置。
  5. 【請求項5】 温度により可逆的に可視化する感熱材料
    からなるシート状の記録体に情報を書込む書込部材と、
    箱状の記録部本体を有し、その内部に記録体を搬送する
    搬送部材を具えた記録部を有する記録体に情報を書込む
    書込装置において、外カバーと複数の巻付芯とを具えた
    巻付部材を設け、1つの巻付芯に記録体を、他の巻付芯
    に着色シートを巻付けて巻付部材に収納して記録部の下
    部に装着し、記録体と着色シートとがそれぞれ引き出さ
    れることを特徴とする記録体の保管及び保持装置。
  6. 【請求項6】 複数の巻付芯を具えた巻付部材は、その
    巻付芯方向において巻付芯どうしの中間部で分割され、
    分割された一方の筒体部に凸部を設け、分割された他方
    の筒体部に前記凸部に嵌合する凹部を設け、前記凸部と
    凹部とを嵌合させて、両者が着脱可能に一体的に組付け
    られている請求項5の記録体の保管及び保持装置。
  7. 【請求項7】 巻付芯を有する巻取部材を設け、巻付部
    材と巻取部材との間に支枠を設け、それぞれの記録体を
    取り出す開口部を対向させて一体的に装着していること
    を特徴とする請求項1又は5の記録体の保管及び保持装
    置。
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