JPH0629738A - 発振回路 - Google Patents
発振回路Info
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- JPH0629738A JPH0629738A JP4181287A JP18128792A JPH0629738A JP H0629738 A JPH0629738 A JP H0629738A JP 4181287 A JP4181287 A JP 4181287A JP 18128792 A JP18128792 A JP 18128792A JP H0629738 A JPH0629738 A JP H0629738A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oscillation
- circuit
- clocked inverter
- input
- stop
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- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 文字画像表示装置における表示文字の横方向
の乱れを防止する。 【構成】 発振停止時の微小発振を止めるため、発振素
子3の入力をMOS FET11により電源(VDD又は
VSS)にショートすることにより、確実に発振を停止さ
せる。また、バイアス回路1,2により発振始動時のク
ロック抜けを防止して安定した発振波形を得て、表示文
字の横方向の乱れを防止する。
の乱れを防止する。 【構成】 発振停止時の微小発振を止めるため、発振素
子3の入力をMOS FET11により電源(VDD又は
VSS)にショートすることにより、確実に発振を停止さ
せる。また、バイアス回路1,2により発振始動時のク
ロック抜けを防止して安定した発振波形を得て、表示文
字の横方向の乱れを防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発振回路に関し、特に
テレビジョンやVTRにおける文字や映像の表示に使用
される発振回路に関する。
テレビジョンやVTRにおける文字や映像の表示に使用
される発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の発振回路を示す回路図で
ある。この発振回路は、例えばオンスクリーン装置(文
字画像を表示するための装置)において、文字表示の水
平方向のタイミングをとるために用いられるLC発振回
路である。この発振回路は、バイアス回路1と2と、発
振素子3とを有している。
ある。この発振回路は、例えばオンスクリーン装置(文
字画像を表示するための装置)において、文字表示の水
平方向のタイミングをとるために用いられるLC発振回
路である。この発振回路は、バイアス回路1と2と、発
振素子3とを有している。
【0003】そして、各バイアス回路1,2は、MOS
FET1a,1b,1c,1dと2a,2b,2c,
2dとを含んでいる。また発振素子3は、クロックドイ
ンバータ3aと、インバータ3bとを含んでいる。
FET1a,1b,1c,1dと2a,2b,2c,
2dとを含んでいる。また発振素子3は、クロックドイ
ンバータ3aと、インバータ3bとを含んでいる。
【0004】クロックドインバータ3aの入力側は、容
量6aを介して接地されており、さらに、その入力側に
は、MOS FET1aのドレインとゲート,MOS
FET1cのドレインとゲート,インダクタンス5の一
端がそれぞれ接続されている。
量6aを介して接地されており、さらに、その入力側に
は、MOS FET1aのドレインとゲート,MOS
FET1cのドレインとゲート,インダクタンス5の一
端がそれぞれ接続されている。
【0005】また、クロックドインバータ3aの出力側
は、容量6bを介して接地されており、さらに、その出
力側には、インダクタンス5の他端,MOS FET2
bのドレインとゲート,MOS FET2cのドレイン
とゲートがそれぞれ接続されている。
は、容量6bを介して接地されており、さらに、その出
力側には、インダクタンス5の他端,MOS FET2
bのドレインとゲート,MOS FET2cのドレイン
とゲートがそれぞれ接続されている。
【0006】またMOS FET1aとMOS FET
2aのソースは電源VDDに接地され、MOS FET1
aのドレインとMOS FET1bのソースとが接続さ
れ、MOS FET1cのソースとMOS FET1d
のドレインとが接続され、MOSFET2aのドレイン
とMOS FET2bのソースとが接続され、MOSF
ET2cのソースとMOS FET2dのドレインとが
接続され、MOS FET1dとMOS FET2dの
ソースがグランドに接続されている。
2aのソースは電源VDDに接地され、MOS FET1
aのドレインとMOS FET1bのソースとが接続さ
れ、MOS FET1cのソースとMOS FET1d
のドレインとが接続され、MOSFET2aのドレイン
とMOS FET2bのソースとが接続され、MOSF
ET2cのソースとMOS FET2dのドレインとが
接続され、MOS FET1dとMOS FET2dの
ソースがグランドに接続されている。
【0007】また、NOR9の入力側には、発振制御端
子7と発振制御端子8とが接続され、OR4の入力側に
は、NOR9の出力側と発振制御端子8とが接続されて
いる。また、NOR9は、インバータ3b,3cの入力
側と、クロックドインバータ3aの正動作制御端子に接
続され、インバータ3bの出力側は、クロックドインバ
ータ3aの負動作制御端子に接続され、インバータ3c
の出力側は、MOSFET1d,2dのゲートに接続さ
れている。また、OR4の出力側は、MOSFET1
a,2aのゲートに接続されている。
子7と発振制御端子8とが接続され、OR4の入力側に
は、NOR9の出力側と発振制御端子8とが接続されて
いる。また、NOR9は、インバータ3b,3cの入力
側と、クロックドインバータ3aの正動作制御端子に接
続され、インバータ3bの出力側は、クロックドインバ
ータ3aの負動作制御端子に接続され、インバータ3c
の出力側は、MOSFET1d,2dのゲートに接続さ
れている。また、OR4の出力側は、MOSFET1
a,2aのゲートに接続されている。
【0008】次に動作について説明する。発振制御端子
7に入力した発振制御信号がハイレベル(H)であると
き、OR4の出力はロウレベルとなり、それを受けてク
ロックドインバータ3aの正動作制御端子はロウレベル
(L)となり、インバータ1を介してクロックドインバ
ータ3aの負動作制御端子は、インバータ1を介してO
R4の出力が入力するため、ハイレベル(H)となり、
クロックドインバータ3aは、発振動作を停止する。
7に入力した発振制御信号がハイレベル(H)であると
き、OR4の出力はロウレベルとなり、それを受けてク
ロックドインバータ3aの正動作制御端子はロウレベル
(L)となり、インバータ1を介してクロックドインバ
ータ3aの負動作制御端子は、インバータ1を介してO
R4の出力が入力するため、ハイレベル(H)となり、
クロックドインバータ3aは、発振動作を停止する。
【0009】これと同時にインバータ3cの出力はハイ
レベル(H)となることにより、MOS FET1d,
2dがオン状態となり、OR4の出力はロウレベルとな
ることにより、MOS FET1a,2dがオン状態と
なってバイアス回路1,2が動作し、これによりクロッ
クドインバータ3aの入力,出力端が所定値(例えばV
DD/2)にバイアスされる。
レベル(H)となることにより、MOS FET1d,
2dがオン状態となり、OR4の出力はロウレベルとな
ることにより、MOS FET1a,2dがオン状態と
なってバイアス回路1,2が動作し、これによりクロッ
クドインバータ3aの入力,出力端が所定値(例えばV
DD/2)にバイアスされる。
【0010】発振制御端子7に入力する発振制御信号を
ロウレベル(L)にすると、各信号は、上述した発振停
止時の反転状態となり、バイアス回路1,2が動作を停
止し、クロックドインバータ3aが動作して発振を開始
する。このときクロックドインバータ3aの入力,出力
端がバイアスされていたことにより、クロックドインバ
ータ3aの入力が反転すると、これに応答して、出力が
確実に反転し、発振起動時のクロック抜け(入力に応答
して、出力が反転しない現象)が防止される。
ロウレベル(L)にすると、各信号は、上述した発振停
止時の反転状態となり、バイアス回路1,2が動作を停
止し、クロックドインバータ3aが動作して発振を開始
する。このときクロックドインバータ3aの入力,出力
端がバイアスされていたことにより、クロックドインバ
ータ3aの入力が反転すると、これに応答して、出力が
確実に反転し、発振起動時のクロック抜け(入力に応答
して、出力が反転しない現象)が防止される。
【0011】仮にクロック抜けが発生すると、画面上で
表示文字の横方向の乱れが生じる。発振制御端子8に入
力する信号は、システムコントローラより強制的に発振
を止めるためのハイレベルの発振制御信号であり、長時
間発振を停止する場合に入力する。この信号をハイレベ
ル(H)にして発振を止める場合は、発振制御端子7の
信号をハイレベル(H)にして止める場合と異なり、O
R4の出力がハイレベル(H)になり、MOS FET
1d,2dがオフ状態となってバイアス回路1,2が動
作を停止する点にある。このようにバイアス回路を不動
作にすれば、バイアス電流が流れず、消費電流を抑える
ことができ、電池で動作する機器の場合、長時間使用で
きる。
表示文字の横方向の乱れが生じる。発振制御端子8に入
力する信号は、システムコントローラより強制的に発振
を止めるためのハイレベルの発振制御信号であり、長時
間発振を停止する場合に入力する。この信号をハイレベ
ル(H)にして発振を止める場合は、発振制御端子7の
信号をハイレベル(H)にして止める場合と異なり、O
R4の出力がハイレベル(H)になり、MOS FET
1d,2dがオフ状態となってバイアス回路1,2が動
作を停止する点にある。このようにバイアス回路を不動
作にすれば、バイアス電流が流れず、消費電流を抑える
ことができ、電池で動作する機器の場合、長時間使用で
きる。
【0012】また、発振制御端子7には、通常の発振停
止信号(水平同期信号の入力期間において、発振を止め
るためのハイレベル信号)が入力され、発振制御端子8
には、強制の発振停止信号(システムコントローラから
出力される、ハイレベル信号で画面が完全に映像表示に
切り換り、文字表示を長時間にわたって行わない場合に
出力される)が入力される。
止信号(水平同期信号の入力期間において、発振を止め
るためのハイレベル信号)が入力され、発振制御端子8
には、強制の発振停止信号(システムコントローラから
出力される、ハイレベル信号で画面が完全に映像表示に
切り換り、文字表示を長時間にわたって行わない場合に
出力される)が入力される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の発振回
路は、発振始動時のクロック抜けを防止し、画面の表示
文字の横方向の乱れを低減できる。発振の停止方法は、
発振段のクロックドインバータの動作を止めて発振を停
止させ、かつ、入力,出力端を所定電位にバイアスさせ
るが、所定電位であると、電源(VDD)からのインピー
ダンスが高く、微小発振が残ってしまう。
路は、発振始動時のクロック抜けを防止し、画面の表示
文字の横方向の乱れを低減できる。発振の停止方法は、
発振段のクロックドインバータの動作を止めて発振を停
止させ、かつ、入力,出力端を所定電位にバイアスさせ
るが、所定電位であると、電源(VDD)からのインピー
ダンスが高く、微小発振が残ってしまう。
【0014】この微小発振が残っていると、次の発振始
動時,前の発振の位相で発振するため、始動タイミング
と実発振とで位相差が生じてしまい、画面上での表示文
字の横方向の乱れが生じるという問題があった。
動時,前の発振の位相で発振するため、始動タイミング
と実発振とで位相差が生じてしまい、画面上での表示文
字の横方向の乱れが生じるという問題があった。
【0015】この問題は、テレビジョン,VTR回路の
ディジタル化に伴い、発振停止期間を短く(5μsを1
μsに短縮)する必要がでてきたため、顕著になった。
ディジタル化に伴い、発振停止期間を短く(5μsを1
μsに短縮)する必要がでてきたため、顕著になった。
【0016】本発明の目的は、発振停止期間を短縮した
発振回路を提供することにある。
発振回路を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る発振回路は、発振素子と、スイッチ素
子と、バイアス回路と、制御回路とを有する発振回路で
あって、発振素子は、所望の周波数で発振動作を行うも
のであり、スイッチ素子は、発振素子の入力端を電源電
位にショートするものであり、バイアス回路は、発振停
止時に発振素子の入出力端を所定電位にバイアスするも
のであり、制御回路は、発振素子,スイッチ素子,バイ
アス回路の動作を制御するものである。
め、本発明に係る発振回路は、発振素子と、スイッチ素
子と、バイアス回路と、制御回路とを有する発振回路で
あって、発振素子は、所望の周波数で発振動作を行うも
のであり、スイッチ素子は、発振素子の入力端を電源電
位にショートするものであり、バイアス回路は、発振停
止時に発振素子の入出力端を所定電位にバイアスするも
のであり、制御回路は、発振素子,スイッチ素子,バイ
アス回路の動作を制御するものである。
【0018】また、前記スイッチ素子は、前記発振素子
の入力端及び出力端を電源電位にショートするものであ
る。
の入力端及び出力端を電源電位にショートするものであ
る。
【0019】
【作用】発振素子の入力端を電源電位にショートするこ
とにより、その発振を短時間で確実に停止させる。これ
により、発振開始タイミングと実発振との位相差をなく
し、画面上における表示文字の乱れをなくす。
とにより、その発振を短時間で確実に停止させる。これ
により、発振開始タイミングと実発振との位相差をなく
し、画面上における表示文字の乱れをなくす。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例を示す回路図で
ある。図2は、タイミングチャートである。
て説明する。図1は、本発明の一実施例を示す回路図で
ある。図2は、タイミングチャートである。
【0021】図1において、本発明の発振回路は、バイ
アス回路1と2と、発振素子3と、ショート用のスイッ
チング素子11と、制御回路10とを有している。
アス回路1と2と、発振素子3と、ショート用のスイッ
チング素子11と、制御回路10とを有している。
【0022】バイアス回路1と2とは、MOS FET
1a,1b,1c,1dと、2a,2b,2c,2dと
を有している。発振素子3は、クロックドインバータ3
aとインバータ3bとを有している。
1a,1b,1c,1dと、2a,2b,2c,2dと
を有している。発振素子3は、クロックドインバータ3
aとインバータ3bとを有している。
【0023】クロックドインバータ3aの入力側は、容
量6aを介して接地されており、さらにその入力側に
は、インダクタンス5の一端と、スイッチング素子11
とが接続されている。
量6aを介して接地されており、さらにその入力側に
は、インダクタンス5の一端と、スイッチング素子11
とが接続されている。
【0024】スイッチング素子11は、MOS FET
から構成されており、MOS FET11は、ドレイン
がクロックドインバータ3aの入力側に接続され、ソー
スが接地されている。
から構成されており、MOS FET11は、ドレイン
がクロックドインバータ3aの入力側に接続され、ソー
スが接地されている。
【0025】クロックドインバータ3aの出力側は、容
量6bを介して接地され、さらにその出力側には、イン
ダクタンス5の他端とMOS FET2b,2cのドレ
イン,ゲートとが接続されている。またMOS FET
1aのドレインとMOS FET1bのソースとが接続
され、MOS FET1cのソースとMOS FET1
dのドレインとが接続され、MOS FET2aのドレ
インとMOS FET2bのソースとが接続され、MO
S FET2cのソースとMOS FET2dのドレイ
ンとが接続され、MOS FET1a,2aのソースが
電源(VDD)に接続され、MOS FET1d,2dの
ソースがグランドに接続されている。
量6bを介して接地され、さらにその出力側には、イン
ダクタンス5の他端とMOS FET2b,2cのドレ
イン,ゲートとが接続されている。またMOS FET
1aのドレインとMOS FET1bのソースとが接続
され、MOS FET1cのソースとMOS FET1
dのドレインとが接続され、MOS FET2aのドレ
インとMOS FET2bのソースとが接続され、MO
S FET2cのソースとMOS FET2dのドレイ
ンとが接続され、MOS FET1a,2aのソースが
電源(VDD)に接続され、MOS FET1d,2dの
ソースがグランドに接続されている。
【0026】制御回路10の入力側には、発振制御端子
7と8とが接続されている。
7と8とが接続されている。
【0027】制御回路10の出力端子1は、MOS F
ET1d,2dのゲートに接続されている。制御回路1
0の出力端子2は、MOS FET1a,2aのゲート
に接続されている。制御回路10の出力端子3は、イン
バータ3bの入力側と、クロックドインバータ3aの正
制御端子に接続されており、インバータ3bの出力側は
クロックドインバータ3aの負制御端子に接続されてお
り、制御回路10の出力端子4は、MOS FET11
のゲートに接続されている。
ET1d,2dのゲートに接続されている。制御回路1
0の出力端子2は、MOS FET1a,2aのゲート
に接続されている。制御回路10の出力端子3は、イン
バータ3bの入力側と、クロックドインバータ3aの正
制御端子に接続されており、インバータ3bの出力側は
クロックドインバータ3aの負制御端子に接続されてお
り、制御回路10の出力端子4は、MOS FET11
のゲートに接続されている。
【0028】次に動作について図2のタイミングチャー
トを参照して説明する。まずシステムコントローラから
発振制御端子8に入力する発振制御信号をハイレベル
(H)にしたとき、制御回路10からクロックドインバ
ータ3aに向けて出力される制御信号104はロウレベ
ル(L)となり、発振素子3の発振を停止させる。ま
た、バイアス回路正制御信号103がハイレベル(H)
となり、MOS FET1d,2dをオン動作にし、ク
ロックドインバータ3aの入,出力をロウレベル(L)
にバイアスする。バイアス回路負信号105はハイレベ
ルにされ、MOSFET1a,2aをOFF状態として
バイアス回路1,2を動作させず、バイアス電流が流れ
ないようにする。
トを参照して説明する。まずシステムコントローラから
発振制御端子8に入力する発振制御信号をハイレベル
(H)にしたとき、制御回路10からクロックドインバ
ータ3aに向けて出力される制御信号104はロウレベ
ル(L)となり、発振素子3の発振を停止させる。ま
た、バイアス回路正制御信号103がハイレベル(H)
となり、MOS FET1d,2dをオン動作にし、ク
ロックドインバータ3aの入,出力をロウレベル(L)
にバイアスする。バイアス回路負信号105はハイレベ
ルにされ、MOSFET1a,2aをOFF状態として
バイアス回路1,2を動作させず、バイアス電流が流れ
ないようにする。
【0029】以上の動作は、長時間発振を停止させる場
合である。
合である。
【0030】次に上述した発振停止状態から発振開始す
る動作について述べる。この動作は、発振制御端子7に
入力する発振制御信号がハイレベルになったときと同じ
である。まず、クロックドインバータ制御信号104を
ロウレベルとし、クロックドインバータの動作を停止さ
せる。また強制発振停止信号106をハイレベルとし、
MOS FET11をオン状態にして、クロックドイン
バータ3aの入力をグランドに接地することにより、微
小発振が残らないよう確実に発振を停止させる。
る動作について述べる。この動作は、発振制御端子7に
入力する発振制御信号がハイレベルになったときと同じ
である。まず、クロックドインバータ制御信号104を
ロウレベルとし、クロックドインバータの動作を停止さ
せる。また強制発振停止信号106をハイレベルとし、
MOS FET11をオン状態にして、クロックドイン
バータ3aの入力をグランドに接地することにより、微
小発振が残らないよう確実に発振を停止させる。
【0031】次にバイアス回路を動作させるために、バ
イアス回路負制御信号105をロウレベルとする。また
バイアス回路からMOS FET11を通して流れる電
流を防ぐために、強制発振停止信号106をロウレベル
とし、MOS FET11をオフ状態にする。
イアス回路負制御信号105をロウレベルとする。また
バイアス回路からMOS FET11を通して流れる電
流を防ぐために、強制発振停止信号106をロウレベル
とし、MOS FET11をオフ状態にする。
【0032】発振開始タイミングでバイアス回路正制御
信号103をロウレベル(L),バイアス回路負制御信
号105をハイレベル(H),クロックドインバータ制
御信号104をロウレベル(L)にそれぞれすることに
より、発振を開始させる。このとき微小発振が残ってい
ないため、そのタイミングで発振し、位相差を生じな
い。またバイアス回路を用いているため、クロック抜け
を起こさず、安定した発振波形が得られる。これによ
り、画面上における表示文字の横方向の乱れを無くすこ
とができる。
信号103をロウレベル(L),バイアス回路負制御信
号105をハイレベル(H),クロックドインバータ制
御信号104をロウレベル(L)にそれぞれすることに
より、発振を開始させる。このとき微小発振が残ってい
ないため、そのタイミングで発振し、位相差を生じな
い。またバイアス回路を用いているため、クロック抜け
を起こさず、安定した発振波形が得られる。これによ
り、画面上における表示文字の横方向の乱れを無くすこ
とができる。
【0033】また上述した回路動作(図2のタイミング
チャート)をさせるための制御回路10の一実施例を論
理回路で構成した場合について図3に示す。
チャート)をさせるための制御回路10の一実施例を論
理回路で構成した場合について図3に示す。
【0034】実施例による効果を高めるためには、クロ
ックドインバータ3aの出力側にMOS FET11と
同様なスイッチ素子を付加して、MOS FET11と
同一の信号で制御し、入力と同時に出力も電源とショー
トさせるようにしてもよい。
ックドインバータ3aの出力側にMOS FET11と
同様なスイッチ素子を付加して、MOS FET11と
同一の信号で制御し、入力と同時に出力も電源とショー
トさせるようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、発振素子
のクロックドインバータの入力を強制的に第一の電源
(VDD又はVSS)とショートできるようにスイッチ素子
を設けることにより、短時間で確実に発振を停止させる
ことができる。これにより、発振開始タイミングと実発
振とに位相差を生じないため、画面上の表示文字の横方
向の乱れを無くすことができる。
のクロックドインバータの入力を強制的に第一の電源
(VDD又はVSS)とショートできるようにスイッチ素子
を設けることにより、短時間で確実に発振を停止させる
ことができる。これにより、発振開始タイミングと実発
振とに位相差を生じないため、画面上の表示文字の横方
向の乱れを無くすことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1の回路のタイミングチャートである。
【図3】図1の制御回路の一実施例を示す回路図であ
る。
る。
【図4】従来例を示す回路図である。
1,2 バイアス回路 1a,1b,1c,1d,2a,2b,2c,2d M
OS FET 3 発振素子 3a クロックドインバータ 3b インバータ 4 OR回路(従来回路のみ) 5 インダクタンス 6a,6b コンデンサ 7 発振制御信号(通常の発振停止信号) 8 発振制御信号(強制的な発振停止信号) 9 NOR回路 10 制御回路(本発明のみ)
OS FET 3 発振素子 3a クロックドインバータ 3b インバータ 4 OR回路(従来回路のみ) 5 インダクタンス 6a,6b コンデンサ 7 発振制御信号(通常の発振停止信号) 8 発振制御信号(強制的な発振停止信号) 9 NOR回路 10 制御回路(本発明のみ)
Claims (2)
- 【請求項1】 発振素子と、スイッチ素子と、バイアス
回路と、制御回路とを有する発振回路であって、 発振素子は、所望の周波数で発振動作を行うものであ
り、 スイッチ素子は、発振素子の入力端を電源電位にショー
トするものであり、 バイアス回路は、発振停止時に発振素子の入出力端を所
定電位にバイアスするものであり、 制御回路は、発振素子,スイッチ素子,バイアス回路の
動作を制御するものであることを特徴とする発振回路。 - 【請求項2】 前記スイッチ素子は、前記発振素子の入
力端及び出力端を電源電位にショートするものであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18128792A JP3298931B2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18128792A JP3298931B2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 発振回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629738A true JPH0629738A (ja) | 1994-02-04 |
JP3298931B2 JP3298931B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=16098055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18128792A Expired - Fee Related JP3298931B2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3298931B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-08 JP JP18128792A patent/JP3298931B2/ja not_active Expired - Fee Related
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